JPS62156487A - 車両用電子キ−システム - Google Patents

車両用電子キ−システム

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JPS62156487A
JPS62156487A JP60298846A JP29884685A JPS62156487A JP S62156487 A JPS62156487 A JP S62156487A JP 60298846 A JP60298846 A JP 60298846A JP 29884685 A JP29884685 A JP 29884685A JP S62156487 A JPS62156487 A JP S62156487A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車など車両のドアを聞流錠する機械的
なキーに代わる車両用電子キーシステムに係り、特にド
アのみでなく機械式キーで操作したあらゆる要素例えば
トランク、グローブボックス、イグニションスイッチな
どのすべてを操作することができ、更に機械式キー及び
従来の電子キーより優れた固有の特性を有する新規な車
両用キーシステムに関する。
(従来の技術) 第29図乃至第31図は、近時、例えば特願昭flO−
178889号などにおいて提案された車両用電子キー
システムの一種であり、車両用ドアの開維錠装置を示す
ものである。
第29図は、この種のシステムのうち自動車の運転者が
携行する送信ユニット(130)を示すものであり、送
信二二ッ) (130)はケーシング(131)にドア
用の押しボタン(A)とトランク用押しボタン(B)と
を備えている。 (132)は赤外線発光素子、 (1
33)は可視光を放出する発光ダイオードなどのモニタ
用発光素子である。
第30図はこのような送信ユニット(130)の電気系
統図であり、図において、上記の発光素子(132) 
、(133)以外の構成要素は、(135)がバッテリ
電源、(136)が押しボタン(A)、CB)のスイッ
チ回路、(137)が後述するスタートパルス信号並び
にキーコード信号及び動作コード信号を発生する信号発
生回路、(139)が電源線である。
ここで、送信ユニット(+30)の押しボタン(A)。
(B)のいずれか一方又は双方を押すと、いずれの場合
にも信号発生回路(137)のキーコード信号発生回路
(70)は、その送信ユニットに固有のキーコード信号
(pt)をスタートパルスに引続いて発生させる。この
キーコード信号(Pl)の送出により、キーコード信号
発生回路(70)は、動作コード信号発生回路(71)
の起動信号(C)を発生する。動作コード信号発生回路
(71)は、この起動信号(C)及び押しボタン(A)
、(B)の閉成信号(a)、(b)の組合せ内容に従っ
て動作コード信号(P2)を形成する。
例えば、閉成信号(a)により運転席側ドアを、閉成信
号(b)により助手席側ドアを、また信号(a)。
(b)が同時に存在する場合はトランクを操作するよう
に動作信号を形成する。このようなスタートパルス並び
にキーコード信号、及び動作コード信号はオアゲート(
72)を介して一連のパルス信号列(p3)として出力
回路(74) 、(?5)に加えられる。出力回路(7
4)、(75)は、それぞれ赤外線発光素子(132)
及びモニタ用発光素子(133)を駆動するに充分な+
li:力を形成するための増幅手段を含んでいる。こう
して押しボタン(A) 、 (B)の操作に従って所定
のコード信号を10った光信号(赤外線)が、赤外線発
光素子(132)から送出され、このコード信号はモニ
タ用発光素子(133)によって目視確認できる。
第31図は、このような送信ユニット(130)のコー
ド信号を自動車側で受信し所定の判断及び制御を行う受
信制御ユニッ) (150)の電気系統図である。
この受信制御ユニッ) (15o)によれば、運転席側
の赤外線発光素子(151)又は助手席側の赤外線受光
素子(152)が前述の送信ユニット(130)の光信
りを受け、直ちに電気信号に変換した後、自動!1〔の
各部から一個所に配置した増幅回路(153)。
(154)に入力される。この電気信号には、前述のキ
ーコード信号及び動作コード信号が含まれており、メモ
リ(158)に記憶させた当該自動車固有のキーコード
と送信ユニット(130)のこのキーコードとが一致す
るか否かをキーコード信号判定回路(157)で判定す
る。一致しない場合には、動作コードを受付けずドア又
はトランクの7クチユエータは作動しない、一致した場
合には、入力場所判定回路(155) 、動作信号判定
回路(159) 、及び前記各ドアに設置したドアロッ
クセンサ(set) 。
(162)の出力論理を出力判定回路(IEIO)が総
合的に判断し、出力回路(183)を介して所定のドア
又はトランクを開施錠するアクチュエータが駆動される
(発明が解決しようとする問題点) この種の電子キーシステムによれば、一般的にはドアの
開施錠を行うのみであり、従来の機械式キーがトランク
並びにグローブボックスなどの開極錠操作などを行える
のに比べて極めて不便であった。また、上述のような最
近技術によっても、ドアに加えてもう1つの部分の開施
錠が可能となるのみであり、しかも送信ユニットの押し
ボタンを8!e3!設けなければならないなど、構成を
複雑なものとしていた。すなわち、総じて今までの車両
用電子キーシステムは従来の機械式キーに比べて利便性
に欠けていたといえる。
また、機械式キーでは主副の別を有するキーを用意して
あり、他人が午−を使用する際の対策が考慮されていた
が、電子キーでは未だこのようなものが存在しない。
従って、この発明は、以上の実情に基づいて成されたも
のであり、機械式キー以上の適用性を有し、特に他人の
使用があることをも配慮した簡便な構成の車両用電子キ
ーシステムを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用)この目的を達
成するため、この発明によれば、送信ユニットに送信し
得るパルスコード信号により主副の別を設け、受信制御
ユニットでこの主副コード信号の別を判定し、当該主副
コード信号固有のi’l、II御指令を形成するように
する。このような構成とすることにより、主副キーの別
により、制御対象を変更制限することができる。
例えば、この発明の実施例に係る車両用電子キーシステ
ムによれば、スイッチ操作により特定のキーコード信号
を送出する送信ユニット(1)と、この送信二二ッ)(
1)の送出する前記キーコードが車両固有のキーコード
と一致する場合にのみ所望の駆動対象を駆動する受信制
御ユニット(2)とを備え、前記送信ユニツ) (1)
は、前記スイッチ操作によりキーコード信号を発生する
キーコード信号発生手段(370)と、前記制御対象に
要求する動作を指令する動作コード信号を発生する動作
コード信号発生手段(371)と、当該送信ユニットに
主副の別を設けるために主コード信号又は副コード信号
を発生する主副コ・−ド信号発生手段(372)と、少
なくとも前記キーコード信号発生手段(370)の出力
である前記キーコード信号、前記動作コード信号発生手
段(371)の出力である動作コード信号、並びに前記
主副コード信号発生手段(372)の出力信号である主
コード又は副コードを光信号に変換する第1の光電変換
手段(32)と。
少なくとも前記キーコード信号発生手段(370)、前
記動作コード信号発生手段(371) 、前記主副コー
ド発生手段(372)並びに前記光電変換手段(32)
を作動させるための電気エネルギーを供給する電源(3
4)とを備え、また、前記受信制御二ニー2ト(2)は
、前記送信ユニット(1)の前記第1の光電変換手段(
32)によって与えられる光信号を受け当該車両の各所
に配設した複数の受光手段(21〜25)と、この各受
光手段(21〜25)の受けた前記光信号を車両内の少
なくとも−イ^所に導くための光導伝手段(4)と、こ
の光導伝手段(4)によって供給される前記光信号を電
気信号に変換する第2の光電変換手段(51)と、当該
車両に固有の前記キーコードを記憶させたメモリ(50
7)と、このメモリ(507)に記憶させた前記キーコ
ードと前記送信ユニツ) (1)が送出し前記受光手段
(21〜25)、前記光導伝手段(4)、並びに前記第
2の光電変換手段(51)を介してfUだキーコード信
号とが一致するか否かを判定するキーコード信号判定手
段(50B)と、前記送信ユニット(1)が前記キーコ
ード信号と共に送出し前記受光手段(21〜25)、前
記光導伝手段(4)、並びに前記第2の光電変換手段(
51)を介して与えられた動作コードの内容を判別する
動作コード信号判定手段(508)と、前記送信ユニッ
トが前記キーコード信号と共に送出し前記受光手段(2
1〜25)、前記光導伝手段(4)、並びに前記第2の
光電変換手段(51)を介して与えられた主副コードの
別を判別する主副コード信号判定手段(509)と、前
記動作コード信号及び前記主コード信号又は前記副コー
ド信号により前記駆動対象のうち駆動すべき駆動対象を
作動させるための出力系統手段(540)とを備えるよ
うにする。
また、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子キー
システムによれば、前記送信ユニット(1)は、前記キ
ーコード信号、前記動作コード信号、及び前記主副コー
ド信号を順次一連のパルス列として送出する。
更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用゛11を
子キーシステムによれば1曲りg43制御ユニ。
ト(2)の前記主副コード信号判定手段(509)は、
主副コードの別によって前記制御対象が異なるように指
令する。
また更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子
キーシステムによれば、前記主副コード判定手段(50
9)は、前記主コード信号によりすべての制御対象を作
動させ、また前記副コード信号により制御対象を制限す
るように指令する。
また更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子
キーシステムによれば、前記主副コード信号判定手段(
509)は、前記副コード信号によりグローブボックス
及びトランクの開錠を制限するように指令する。
また更に、例えば:この発明の実施例に係る車、両用電
子キーシステムによれば、前記送信ユニット(1)の第
1の光′市変換手段(32)及び前記受信制御ユニット
(2)の第2の光電変換手段(51)は、それぞれ電気
信号を赤外線又は可視光線の光信号に変換し、また赤外
線又は可視光線の光信号を電気信号に変換する変換手段
である。
また更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子
キーシステムによれば、前記送信ユニット(1)の前記
電源(30は充電可能な2次電池である。
また更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子
キーシステムによれば、前記2次電池は前記送信システ
ム(1)に装備した太陽電池(38)によって充電する
また更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子
キーシステムによれば、前記送信ユニット(1)は更に
、前記電源(34)の出力電圧を検出し、検出した電源
電圧が一定値以上である場合にこの事実を表示する表示
手段を含む電源電圧検出手段(377)を備えている。
また更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子
キーシステムによれば、前記受信制御ユニット(2)は
更に、前記送信ユニット(1)のスイッチ操作により動
作させるべき前記制御対象の別を音響で示し得る音響表
示手段(587,588,575)を備えている。
また更に、例えば、この発明の実施例に係る車両用電子
キーシステムによれば、前記受信制御二二ッI・(2)
の光導伝手段(4)は光ファイバであるようにする。
(発明の実施例) 以下、添付図面に従ってこの発明の詳細な説明する。な
お、各図において同一の符号は同様の対象を示すものと
する。
第1図はこの発明の実施例に係るlj両川用i[子キー
システムの全体構成を示す系統図であり、第2図はこの
電子キーシステムを自動車に搭載配置した場合の例を示
す実装図である。
第1図において、同図(a)はスイッチ操作により特定
のキーコード信号を送出する送信ユニット(1)を示す
0例えば、当該自動車の運転者はこの送信ユニット(t
)を携行する。また、同図(b)は送信ユニットの出力
信号を受け、前記コードが当該自動車固有のキーコード
と一致する場合にのみ所望の駆動対象(以下「負荷」と
する)を駆動する受信制御ユニット(2)を示す。この
ユニット(2)のうち主な演算制御を行う主制御回路(
5)は、第2図のダツシュボード内側に位置(20)に
配置される。更に、同図(C)は、受信制御ユニット(
2)のうち自動車の室内側で各種操作を行うための操作
パネル(10)を示すものであり、第2図のダツシュボ
ード又はインストルメントパネル付近の位置(21)に
配置される。
以下、これらの図面及び第3図以下の各図面を参照しつ
つ、(1)送信ユニット(1)、(2)受信制御ユニッ
ト(2)、(3)操作パネルについて順次説明する。
l −イこユニート 第3図はこの発明の実施例に係る送信ユニットの外観図
、第4図はその電気系統図である0両図において、 (
30)は送信ユニットのケーシング、(31)は所望の
動作を自動車に指令するための操作押しボタン、(32
)は操作のためのデータを担った光信号を発生する第1
の光電変換手段である赤外線発光套子、(33)はこの
送信ユニットの作動状態をモニタするためのモニタ用発
光素子、(34)は充電可能な2次電池である直流電源
、(35)は電流の逆流阻11−川ダイオード、(36
)は押しボタン(31)により操作信号(a)を形成す
るスイッチ回路、(37)はこの発明の目的を達成する
ために必要な各種の信号を形成する信号発生回路、(3
8)は電源電池(30を充電するための太陽電池である
。第4図からも明らかであるように、信号発生回路(3
7)は。
キーコード信号発生回路(370) 、動作コード信号
発生回路(371) 、主副コード信号発生回路(37
2) 、タイマ回路(373) 、オアゲート(374
)、2つの出力回路(375)、(37B) 、及び電
源電圧検出回路(377)を含んでいる。以下、これら
を詳述する。
キーコード信号発生回路(37)は、押しボタン(31
)を押しスイッチ回路(3B)の接点(31)が閉じる
ことにより発生するスイッチ操作信号(a)により、当
該送信ユニットに固有のキーコード信号(Pl)を発生
する。このキーコード信号(PI)は1例えば16ビツ
トのコード信号であり、第5図に示すように、一定時間
(TK)の間に1つ又は2つのパルスを発生する。ここ
で、例えば、パルス1個の場合をコードrOJに割当て
、またパルス2個の場合をコードrlJに割当てる。従
って、第5図のコードは左方向から順次rttoto・
・・・・・」となっている、このキーコード信号発生回
路(370)によれば、このような16ビツトのキーコ
ード信号を1回又は数回送出し、その送出回数によって
作動すべき負荷が決定される。送出回数は、押しボタン
(31)の抑圧時間と、後述するタイマ(373)の出
力(d)とによって決定される。このようなコードの決
定方法及び全ビット数は任意でよいのはもちろんのこと
である。
動作コード信号発生回路(371)は、負荷に要求する
動作の内容を指令する動作コード(P2)を発生する。
この動作コード信号(P2)は、キーコード信号発生回
路(370)がキーコード信号(Pl)の送出を終了し
たことを示す終了信号(■)によって起動し1例えば1
ビツトの信号で構成する。この動作コード信号(P2)
は、前述のキーコード信号(Pl)と同様に1例えば第
6図に示すように、パルス1個の場合をコード「0」に
割当て、またパルス2個の場合をコードrlJに割当て
る。動作コード信号発生回路(371)の出力(P2)
は、後述するタイマ回路(373)の出力(d)で制御
され、例えば、出力(d)が論理「0」のときはP2=
0 (第6図(イ))、出力(d)が論理「1」のとき
はP2=1(第6図(イ))であるようにする。
主副コード信号発生回路(372)は、その送信ユニッ
ト(1)は主ユニットであるか副ユニットであるかの別
を示す主副コード信号(PO)を発生する。
例えば、主ユニットではすべての聞流錠及びパネルキー
操作が可能であるが、副ユニー/ トではドアの聞流錠
及び操作パネルの操作のみが可能であり、トランクやグ
ローブボックスなどの聞流錠はできない、というように
従来の機械式キーの主副の別に準じた操作が可能である
ようにする。従って、主副コード信号(PO)はその送
信ユニットに固有のものである。この主副コード信号(
PO)は、動作コード信号発生回路(371)が動作コ
ード信号(P2)の送出を終了したことを示す読了信号
(n)によって起動し、例えば1ビツトの信号で構成す
る。この主副コード信号(PO)は、前述の動作コード
信号(P2)と全く同様に、例えば第7図に示すように
パルス1個の場合をコード「0」に割当て、またパルス
2個の場合をコード「1」に割当て、コード「0」が副
コードであり、コードrlJが主コードであるようにす
る。
以上から分かるように、各信号発生回路(370) 。
(371)、(372)の各出力コード信号(PI)、
(P2)、(PO)はオアゲート(374) 、出力回
路(375) 、及び赤外線発光素子(32)を介して
順次送出されるものであり、従って送信ユニット(1)
の出力送信コード(PO)は、第8図に示すようになる
。また、このような各回路(370) 、(371) 
、 (:1172)は同種のものであり、メモリの記憶
させたコードを各信号(a) 、 (d) 。
(m) 、 (r+)などで読出すものとして構成する
ことができる。
タイマ回路(373)は、押しボタン(31)の接点が
閉じられるとカウントを開始し、この開成状態で一宇昨
til+r丁0)が経過すると、千の出力レベル(d)
を「0」から「1」に転換するものである。従って、こ
の発明の実施例によれば、操作信号(a)の持続時間(
T)がタイマ回路(373)の設定時間(TO)より短
い場合は出力d=0であり、また操作信号(a)の持続
時間(T)がタイマ回路(373)の設定時間(TO)
より長い場合は出力d=1である。
第9図は以上の様子を例示するものであり、1回目の押
しボタン操作時間(TI)はタイマ設定時間(丁0)よ
り短く、また2回目の押しボタン操作時間(丁2)はタ
イマ設定時間(TO)より長い場合を示している。この
例によれば、キーコード信号発生回路(371)は、先
ず操作信号(a)の発生でキーコード信号(Pi)を発
生し、またタイマ回路出力(d)が論理rlJに転換し
た場合には、信号(d)によって2回目のキーコード信
号(Pl)を発生する。このため、同図(ニ)に示すよ
うに、動作コード信号(P2)は、1回目がコードrO
J、2回目がコードrl」となる。
なお1以上の説明では、信号(a)、(d)の各々がコ
ード信号を発生させるためのセット信号であるように説
明したが、信号(a)を起動信号、信号(d)を回数指
令信号としてメモリをアクセスすることも可能である。
電源電圧検出回路(377)は一種の比較回路であり、
電池(30の電圧を予め定めた基準値と比較し、当該電
圧が一定電圧以下となったときに警報信号(e)を発生
するものである。この警報信号(e)により、例えば出
力回路(37B)を不作動状態とし、押しボタン(31
)を操作してもモニタ用発光素子(33)が点灯しない
ようにすることができる。
なお、出力回路(375) 、 (37B)は、一般に
、それぞれ発光素子(32) 、(33)を駆動するた
めの電力を得る増幅回路を含むものである。
また、以上の説明でも明らかであるが、モニタ用発光素
子(33)は、コード信号(PO)が発生している凹点
灯し、送信二二ッ) (1)が正常に作動していること
を表示するものである。従って、使用者はモニタ用発光
素子(33)が点灯している場合は、キー操作が可能で
あり、消灯している場合は不可部であることが分かる。
太陽電池(38)は、前述のように電池(30を充電す
るためのものであり、外部光がある場合には常時電池(
34)を充電し、一般の1次電池を使用した場合に比べ
て著しく電池交換の時期を延長することができる。なお
、この充電は、後述する操作パネルのスロットに送信ユ
ニー/ トを装着した際に、車載電源によって行うよう
にしてもよい。
2 ^i制′ユニート 受信制御ユニット(2)は、第10図に示すようであり
、その概略は第1図にも示しである。この受信制御ユニ
ット(2)は、主に、入力系統(5o)、コード信号判
定系統(500) 、盗難防止回路(520) 。
及び出力系統(55o)から成る。以下、これらを順次
説明する。
入力系統(50)は、前述の送信ユニット(りの送出し
た光コード信号を受光し、主制御装置(5)の演算系統
に導くものである。このため、この実施例に係る入力系
統(5o)は、5つの受光レンズ(21〜25)、これ
に連なる光ファイバ(4A〜4E)、赤外線受光素子(
51)、増幅回路(52)、及び波形整形回路(52)
を備えている。
各受光レンズ(21〜25)は、第2図に同一の番号で
示す位置に配置されており、(21)は運転席付近の操
作パネル(lO)内の受光レンズ、(22)は運転席側
ドアの外部のキ一部分に配置した受光レンズ、(23)
は助手席側ドアの外部のキ一部分に配置した受光レンズ
、(20は通常助手席前部にあるグローブボックスのキ
一部分に配置した受光レンズ、また(25)はトランク
ドアの外部のキ一部分に配置した受光レンズである。こ
のように配置した自動車各部の受光レンズ(21〜25
)には、周知の方法で光ファイバ(4A〜4E)の一端
がそれぞれ接続されている。各光ファイバ(4A−4K
)は、ダツシュボード内の1個所に配置した主制御装置
(5)へ光コード信号をそのまま導く、この光コード信
号は、各光ファイバ(4A−4E)を介して、主制御装
置(5)のそれぞれ対応する第2の光電変換手段である
赤外線受光素子(51−51)に入力され、電気信号に
変換される。赤外線受光素子(51−51)の出力電気
信号は、それぞれ増幅回路(52−52)で後段の処理
が可能な程度に増幅し、また伝送途中でなまったり不揃
いとなったパルス波形整形回路(53−53)で復元す
る。
コード信号判定系統(500)は、このような波形整形
回路(53−53)で修復した信号からキーコード信号
、動作コード信号、及び主副コード信号の内容を判断す
るものである。このため、この実施例に係るコード信号
判定系統(500)は、オアゲート(501) 、 7
7ドゲート(502) 、車速センサ(503) 、車
速判定回路(504) 、アンドゲート(505) 、
キーコード信号判定回路(50B) 、キーコードメモ
リ(507) 、動作コード信号判定回路(508) 
、主副コード信号判定回路(509) 、及びタイマ(
510)を備えている。また、この実施例に係るコード
信号判定系統(500)には、不一致カウンタ(521
) 、タイマ(522) 、並びにオアゲート(523
)から成る盗難防止回路(520)が付加されている。
入力系統(50)を介して到来するコード信号(Sl)
(実質的には、第4図の信号(po)に等しい)は。
オアゲー) (501)を介し、アンドゲート(502
)の一方の入力となっている。このアンドゲート(5G
2)の他方の入力は車速判定回路(500の出力信号(
S2)である、車速判定回路(504)は、ゼネレータ
などの車速センサ(503)の出力信号(S)に基づき
、自動車が停車しており車速が「O」である場合に論理
rlJを出力し、それ以外の場合すなわち自動車がわず
かでも動いている場合には論理rQJを出力するもので
ある。従って、正論理によって説明しているこの発明の
実施例によれば、コード信号(Sl)は、自動車が停止
しており車速判定回路(5G4)の出力信号S2= 1
のときのみ、各コード信号判定回路(50B) 、(5
08) 、(5013)に入力される。なお、後述する
ように、アンドゲート(505)の盗難防止回路(52
0)から来る入力は一般に論理rlJであるため、コー
ド信号(Sl)はアントゲ−) (505)を通常は通
過する。
キーコード信号判定回路(5013)は、送信ユニット
(1)のキーコード信号(Pl)と受信制御ユニット(
2)のキーコードメモリ(507)に記憶させたキーコ
ードとが一致するかどうかを判定するものである。例え
ば、このキーコード信号判定回路(50G)は、一連の
コード信号(Sl)の最初の16ビツトを検出(一般に
は、信号検出のためのスタートパルスが最初に付加され
ている)するためのカウンタ、これを収納するためのレ
ジスタ、このレジスタの内容とキーコードメモリ(50
7)の内容とを比較し一致不一致の判定を示すフラグレ
ジスタなどを備えて構成することができる。また、この
キーコード信号判定回路(50B)は、双方のキーコー
ドが一致した場合には、一致信号(p)を出力し、一致
しない場合には不一致信号(q)を出力する。一致信号
(p)は、動作コード信号判定回路(50B)の起動信
号となっている。
不一致信号(q)で作動する盗難防止回路(520)は
、この不一致信号(q)が発生する度毎にカウンタ(5
21)の内容を1づつカウントアツプする。また、例え
ばこのカウント値が10になると出力信号(g)を論理
「1」とする、また、カウンタ(521)はリセット入
力(i)を有しており、キーコード信号判定回路(50
B)が一致信号(p)を形成した場合、又は後述のタイ
マ(522)の出力(h)が論理rlJ となった場合
に、オアゲー) (523)を介して、カウンタ(52
1)をリセットする。このようなカウンタ(521)が
カウント終了し、論理rlJの出力信号(g)が発生す
るとタイマ(522)が起動し1通常は論理rlJであ
るこのタイマ(522)の出力(h)を一定時間(例え
ば30秒)論理「0」とする、この結果、アンドゲート
(505)の一方の入力が一定時間「0」となり、コー
ド信号(Sl)の通過を阻止する。
このような盗難防止回路(520)によれば、当該自動
車に固有のキーコード以外のキーコードを10回続けて
入力すると1例えば1分間キーコード信号の判定は行わ
れず、当該キーフードの発見には相当の時間を要するこ
ととなり、自動車の盗難防止が著しく困難となる。
動作コード信号判定回路(50B)は、動作コードの内
容がrlJか[0」かを判定し、これを後述する各出力
判定回路(541)、(542)、(544)、(54
5)に伝送するものである。この動作コード信号判定回
路(50B)は1例えば、一致信号(p)で起動し、1
7ビツト[Iの信号が存在する間だけ作動するタイマを
レベル判定回路に組合わせることにより構成することが
できる。このタイマがカウント終了すると、動作コード
信号判定回路(50B)は終了信号(r)を送出する。
この終了信号(r)は、主副コード信号判定回路(50
9)の起動信号となっている。
主副コード信号判定回路(509)は、主副コードの内
容がrlJか「0」かを判定する。これがrlJである
場合には主コードであるから、すべての出力判定回路(
541) 、(542) 、(544) 、(545)
が作動可能であるようにする。逆に、「0」である場合
には副コードであるから、トランク及びグローブボック
スを除く部分が作動するように、#!に作パネル出力判
定回路(541) 、グローブボックス出力判定回路(
544) 、及びトランク出力判定回路(545)の動
作を阻IFするように指令する。この主副コード信号判
定回路(509)は、例えば、終了信号(「)で起動し
、18ビツト目の信号が存在する間だけ作動するタイマ
をレベル判定回路に組合わせることにより構成すること
ができる。このタイマがカウント終了すると、主副コー
ド信号判定回路(509)はコード判定終了信号(1)
を送出する。このコード判定終了信号(1)は、タイマ
(510)によって一定時間遅延して各出力判定回路(
541)、(542)。
(544) 、(545)に芋えられる。
次に、出力系統(540)を説明する。出力系統(54
0)は、コード信号判定系統(500)の各出力指令信
号(u)、(マ)、(V)に基づき、いずれの負荷従っ
ていずれの出力判定回路(541)、(542)、(5
44)、(545)を動作させるかを決定し、所望の動
作をさせるものである。なお、ステアリングロック出力
判定回路(54B)は、後述する様に操作パネル出力判
定回路(541)と協働するものであり、他の出力判定
回路と若干具なる。このため、この実施例に係る出力系
統(540)は、コード信号(Sl)の内容からどの出
力判定回路を作動させるかを決定する入力場所判定回路
(530) 、後述する操作パネル(10)の操作状態
に応答する操作パネル出力判定回路(541) 。
ドアの聞流錠状態を判定し制御するドア出力判定回路(
542) 、 グローブポー2クスの聞流錠状態を判定
し制御するグローブボックス出力判定回路(544) 
、  トランクの聞流錠状態を判定し制御するドア出力
判定回路(545)また、ステアリングの聞流錠状態を
判定し制御するステアリングロック出力判定回路(54
B)を備えている。
入力場所判定回路(530)は、前述のように制御対象
を特定し、2以上の場所から入力があったときは出力操
作をしないようにするためのものである。このため、こ
の入力場所判定回路(530)は。
各キ一部分(21〜25)からのコード信号の有無を各
入力端子(kl−に5)で判定し、これに応じて出力端
子it−文5)の出力論理を決定し、駆動すべき出力判
定回路へ論理rlJの指令信号を送出する論理回路(例
えばROM)として構成することができる。このような
論理回路の構成は、例えば第11図に示すようである。
この場合1例えば、運転席側ドアを開錠するように送信
ユニットを操作したとすると、入力場所判定回路(53
0)の入力論理(kl〜に5)は(otooo)となる
、このとき、出力論理(ill 〜j15)が(010
00)となるように構成されている。このため、出力論
理rlJが入力されたドア出力判定回路(542)のみ
が作動する。同様にして他の出力判定回路も作動する。
また、第1.1図以外の論理入力に対しては、入力場所
判定回路(530)は出力(Jll−交5)が(000
00)であり、どの出力判定回路も作動しない。
操作パネル出力判定回路(542)及びステアリングロ
ック出力判定回路(54B)は、後述する操作パネルの
動作と共に説明する。
ドア出力判定回路(541)は、動作コード信号判定回
路(508)の出力信号(U)、コード信号判定系統(
500)の判定終了信号(w)、入力場所判定回路(5
3G)の出力信号Cl2)又は(見3)、運転席側のド
アロックセンサ(5111G)の出力信号(IILI)
 、及び助手席側のドアロックセンサ(581)の出力
信号(DL2)に基づき、駆動回路(562〜565)
のうち所定のものを作動させ、該当するアクチュエータ
(5H)若しくは(588)及びブザー(587)若し
くは(51119)を付勢する。
ここで、動作コード信号判定回路(50B)の出力信号
(u)は、論理rQJのとき運転席側ドアへの動作指令
であり、また論理rlJのとき助手席側ドアへの動作指
令であるとする。また、各ドアロックセンサ(5EiO
) 、(5B1)の出力信号(DLI)。
(OL2)は、論理rQJが開錠状態を検出し、論理r
lJが施錠状態を検出したものとする。
以上の動作を実行するため、ドア出力判定回路(542
)は1例えば第12図で示すような論理回路(例えばR
OM)として構成することができる。
すなわち、例えば、(II)の論理列で示すように、。
運転席側及び助手席側のドアが開錠状態にあるとき、ド
アロックセンサ(580)、(511i1)はいずれも
出力信号(DLI)、(OL2) (7)論理を「o」
とすル、コノ状態で、運転席側の受光レンズ(22)が
コード信号を受け、動作コード信号(u)が「O」 (
押しボタン(31)の押圧直後)であるとすると、ドア
出力判足回路(541)は駆動回路(582)を介して
運転席側ドアロックアクチュエータ(58B)を作動さ
せ、当該ドアを施錠する。このとき、当該ドアが施錠さ
れたことを示すために、ドア出力判定回路(542)は
、同時に駆動回路(583)を作動させてブザー(5B
?)を鳴らす、ブザー(5G?)の発音は、施錠時と開
錠時とが判別できるように区別し、例えば図示したよう
に、施錠時に1回また開錠時に2回鳴るようにする。こ
の場合、施錠開錠の別は、音程、音高、音質を変えるよ
うにしてもよく、また一方を長音他方を短音としてもよ
く、更に連続音と断続音との組合・せとしてもよい。
以上で説明した状態から、更に押しボタン(31)が押
し続けられて動作コード信号(u)が論理rlJに転換
すると、同図(雲7)に示すように、助 ゛手席ドアを
施錠するようにドア出力判定回路(542)は作動する
。この場合には、駆動回路(5134)、(5B5)が
作動し、アクチュエータ(568)及びブザー(589
)が付勢されることは容易に理解されるであろう、以下
、同様にして、運転席側ドア及び助手席側ドアの一方又
は双方が開錠又は施錠される。ドア数が更に増えても同
様であるのはもちろんのことである。
グローブボックス出力判定回路(504)及びトランク
出力判定回路(545)も同様の構成を採ることができ
るものである。すなわち、グローブボックス出力判定回
路(544)は、ドアロックセンサ(580) 、 (
561)の代わりにグローブボックスロックセンサ(5
71)を有し、第13図に示す論理構成によって駆動回
路(572)、(573)を作動させ、アクチュエータ
(574)及びブザー(575)を付勢し、グローブボ
ックスを聞流錠する。また、トランク出力判定回路(5
45)は、ドアロックセンサ(580) 。
(581)の代わりにトランクロックセンサ(581)
を有し、第14図に示す論理構成によって駆動回路(5
82) 、(583)を作動させ、アクチュエータ(5
84)を付勢し、トランクを聞流錠する。
3  、パネル 操作パネル(10)は、前述の送信ユニット(1)をス
ロットに挿入することにより、機械式キーがステアリン
グロック解除、電気系統スイッチ作動、イグニションス
イッチ作動などの機能を果すのと同等、又はそれ以上の
機能をもたせようとするものである。
操作パネル(10)の外観は第1図にも示したが、第1
5図及び第16図はその詳細を示す、すなわち、第15
図は操作パネル(10)の正面図であり。
第16図(a)、(b)、(C)はそれぞれ第15図の
X−X線、y−y線、2−2線での断面図である。
操作パネル(10)のパネル面(150)には、送信ユ
ニッ) (1)を挿入するためのスロット(151) 
、挿入固定した送信ユニット(1)の取出すためのイジ
ェクトレバー(152) 、エンジン始動のクランキン
グを行うためのスタートボタン(153) 、エンジン
点火のためのイグニション回路(図示せず)とラジオな
どの電気系統を作動させるためのアクセサリ回路とを同
時にオン状態とするイグニションボタン(154) 、
アクセサリ回路のみをオン状態とするアクセサリボタン
、イグニション回路とアクセサリ回路を共にオフ状態と
するオフボタン、またilj内でグローブボックス、ト
ランク、並びにドアの聞流錠をそれぞれ行うためのグロ
ーブボックスボタン(157) 、  )ランクボタン
(158) 、並びにドアボタン(159)が配列され
ている。また、ボタン(157〜159)には操作状態
を示す発光ダイオード(225) 、(23G) 、(
232)が設けられている。
送信ユニット(1)の挿入スロット(151)は送信ユ
ニット(1)と相補的な形状であり、送信ユニット(1
)を操作ボタン(31)が図面左側に位置するような状
態で、赤外線発光素子(32)のある面からスロワ) 
(151)に挿入する。この挿入が完了した状態で、送
信ユニット(1)の発光素子(32)は操作パネル後部
に設けた受光レンズ(21)と対向するようになってい
る。この受光レンズ(21)は、前述のようにこれに接
合した光ファイバ(4A)と共に受光手段を構成し、光
コード信号を受信制御ユニット(2)の主制御装m (
5)に導く。
イジェクトレバー(152)は断面がぼ5字状であり、
そのL字部材の長子部分に回動軸(152a)が設けら
れており、このレバー(152)はこの軸(152a)
をもって回動可能である。また、L字部材の角部付近に
は長孔(152b)が形成されており、次に説明するプ
ランジャ(180)が挿通するようになっている。L字
状部材の短手部分(152d)には、スライダピン(1
52e)の一端が当接している。このスライダピン(1
52e)は、第16図(b)に示すように、−辺が短い
ほぼU字状の部材である。また、このスライダピン(1
52e)は、抑圧スプリング(152f)によって、上
方から下方に向かってバイアスされている。このため、
送信ユニット(1)を操作パネル後部のスプリング(1
69)に抗してスロワ)(’151)に挿入すると、送
信ユニット(1)に予め形成した四部(100)  (
第15図)にスライダピン(152e)の先端が係合し
て、送信ユニット(1)が1次的に固定される。
このように、イジェクトレバー(152)による1次的
な固定が完了する位置で、操作ボタン(31)が押圧さ
れるように、操作パネル内部にセットスイッチ(551
)が設けられている。このセットスイッチ(551)の
出力は、第10図で示すように。
操作パネル出力判定回路(541)に入力されている。
セットスイッチ(551)は、内側凹部に配設したスプ
リング(551b)によって操作ボタン(31)方向に
付勢される突起部材である。また、この突起部材の内側
四部には接点(551c)が固定してあり、パネル内の
他の部分に固定した接点(551d)と協働してスイッ
チを形成する。すなわち、送信ユニット(1)が挿入さ
れると、その操作ボタン(31)が突起部材(551a
)に当接して操作ボタン(31)自信が押圧されると共
に、突起部材(551a)もスプリング(551b)に
抗して押圧されて2つの接点(551c) 。
(551d)が互いに接触する。このようにしてセット
スイッチ(551)がオン状態(理論「1」)となり、
赤外線発光素子(32)を発光させる。この赤外線は光
ファイバー(4A)を介して操作パネル出力判定回路(
541)に信号を与えるが、またプランジャ(180)
も駆動する。すなわち、セットスイッチ(541)がオ
ン状態となると、プランジャ(180)に固定した磁性
コア(181)をスプリング(162)に抗して吸引す
るために、ソレノイド(183)が励磁される。このた
め1図示のように、プランジャ(180)がレバー(1
52)の長孔(152b)に進入し、送信ユニッ1−(
1)の固定が完了する0以上の説明からも明らかである
が、イジェクトレバー(152)を下方に押すと、長孔
(152b)の作用によってスライダピン(152e)
が若干上昇する。このため、スプリング(189)によ
って、送信ユニッ) (1)は少し前方に押出され、操
作ボタン(31)とセットスイッチ(551)は当接状
態が解除され、スイッチ(551)はオフ状態となる。
このことにより、ソレノイド(163)は消勢され、ス
プリング(1B2)の作用によってプランジャ(teo
)は長孔(152b)から引抜かれる。従って、スライ
ダピン(152e)の保合が完全に解除され、送信ユニ
ッ) (1)はスプリング(189)によって操作パネ
ル(lO)から取出すことができるようになる。
次に、操作パネル(10)及び操作パネル(lO)に関
連する主制御装置(5)の制御系統の構成並びに動作を
第10図、及び第17図乃至第20図を参照しつつ説明
する。
先ず、前述の操作パネル出力判定回路(541)は、コ
ード信号判定系統(500)からの信号(U)。
(マ) 、 (w)及び入力場所判定回路(530)の
出力信号(文1)に加えて、上記のセットスイッチ(5
51)の出力信号が入力されており、これらの信号に基
づいて操作パネル(10)の各操作ボタンが操作可能か
どうかを判断し、出力回路(552) 、(553)を
介してパネル操作制御部(550に指令信号(CCI)
 、(002)を送出するものである。信号(ill;
C1)、(CC2)は、コード信号判定終了信号(−)
が、論理「O」から論理「1」に転換した時点で出力さ
れる。また。
パネル操作制御部(554)は信号(CCI) 、 (
CC2)が共に論理「1」の場合は操作パネルのすべて
のボタン操作が可能となり、CC1=l、CC2=Oの
場合には、トランク及びグローブボックス以外のボタン
操作が可能となる。
このため、この操作パネル出力判定回路(541)は、
第17図に示すような論理構成とすることができる0例
えば、図面の(雲1)の論理列で示すように、主送信ユ
ニット(1)を前述のように操作パネル(10)のスロ
ット(151)に挿入セットすると、セットスイッチ(
551)は論理「1」のオン状態にある。このとき、受
信制御ユニット(2)は操作パネル後部の受光手段(2
1)、(4A)によって、動作コード「O」、主コード
rlJの光コード信号を受け、操作パネル出力判定回路
(541)はキーコード判定終了出力信号(CCI)を
論理「1」、主副コード信号判定出力信号を論理rlJ
として出力する。更に、論理列(”3)で示すように、
操作パネル(lO)にこの送信ユニツ) (1)をセッ
トするとセットスイッチ(551)は押されたままにな
るので、動作コードは論理「1」に転換する(もちろん
、このとき主副コードはrlJのままである)。すなわ
ち、一度送信ユニット(1)を操作どネル(10)にセ
ットすれば、操作パネル出力判定回路(541)の出力
(CCI) 、 (CG2)は変化しない。
また、論理列(+12)で示すように、副送信ユニット
(1)を操作パネルにセットすると、セットスイッチ(
551)がオン状態となり、操作パネル部より動作コー
ド「0」、主副コード「0」を受信する。このため、出
力CC1=1.CC2=0となる。この状態が持続する
と、動作コードは論理rlJに転換し、論理列(−4)
で示しまた前述の(#3)の場合と同様に、操作パネル
出力判定回路(541)の出力信号はCC1=1.CC
2=Oで固定される。
以上のように、主副いずれかの送信ユニットがセットさ
れた場合には、出力同定回路(541)は(#3)又は
(+14)の状態を保持し、(119)でセットスイッ
チが論理rQJを出力する状態、すなわち送信ユニット
を取出すまでこの状態は保持される。
送信ユニット(1)の取出し後は、(す)の状態が維持
されるのはもちろんのこのである。
送信ユニー/ トが操作パネルにセットされていない場
合に操作パネル部分より光信号が入力された場合は、論
理列(魯5〜梼8)で示すように、CC1=0 、CC
2=Oとなる。すなわち、この場合の光信号は送信ユニ
ットによる正規の信号でないと判断し、パネル操作制御
部(554)が操作可能となるような誤動作の発生を防
止している。
第18図はこのような操作パネル出力判定回路(541
)によって作動するパネル操作制御部(554)の大略
を示すものであり、第1図又は:tS10図と重複する
部分もある。この図面を参照しつつ、操作パネルの構成
及びステアリングロックについて説明する。
第18図において、スイッチ回路(201)は、操作パ
ネル出力判定回路(541)によってキーコード信号が
一致している旨の判断を示す出力指令信号CC1=1が
送出されたことにより、オン状態となるものであり、操
作パネル(10)のすべての操作ボタン(153〜15
9)の操作を可能とする。スイッチ回路(202)は、
操作パネル出力判定回路(541)によって主副コード
信号の別を出力する指令信号(CC2)によってオンオ
フされる回路であり、主コードrlJによってオン状態
、副コード「O」によってオフ状態となり、副送信ユニ
ー/ トではグローブボックスボタン(157)とトラ
ンクボタン(15B)が作動しないようにするためのも
のである。ただし、以下の説明では、主送信ユニットに
より操作パネルのすべての操作ボタンが操作可能である
とする。スイッチ回路(203)は、車速演算回路(5
04)の出力信号により駆動され、スタートスイッチ(
153)及びグローブボックスボタン(157)以外の
スイッチ(154) 、(155) 、(15B) 、
(158) 。
(159)が停車時のみ操作可能であるようにするもの
である。スイッチ回路(204)は、エンジン回転演算
回路(28Q)の出力、及びステアリング開錠の条件に
よって駆動されるものであり、後述のクランキングを実
行するためスタートスイッチ(153)の操作を可能と
するものである。
スタートボタン(153)を操作すると、タイマ(20
5)が起動し、アントゲ−) (20B) 、制御回路
(210) 、及び出力回路(220)を介して、タイ
マ(205)の設定時間(例えば5秒)だけイグニショ
ン回路(221)及びスタータモータ(222)を駆動
し、このときアクセサリ回路は駆動せずクランキング状
態に入る。このクランキングによってエンジンが始動す
ると、エンジン回転演算回路(2130)の出力に基づ
き、1アントゲ−) (20B)の一方の入力は「0」
となるため、制御回路(210)及び出力回路(220
)を介して、スタータモータ(222)は作動停止とな
る。また、アクセサリ回路(223)も制御回路(21
0)を介して復帰する。エンジンが始動しない場合は、
イグニションスイッチ(154)及びアクセサリスイッ
チ(155)は復帰し、次のスタートボタン(153)
の操作まで待機する0以上の操作は、走行中にエンジン
が停止し、走行状態であってもエンジンを再始動する場
合についても同様である。
以上のようなスタートボタン(153)の操作によって
エンジンが始動し、自動車が走行状態となると、車速演
算回路(504)の出力が論理rQJとなるため、スイ
ッチ回路(203)はオフ状態となる。従って、イグニ
ション、アクセサリ、オフ。
トランク、ドアの各ボタン操作入力がスイッチ回路(2
03)で遮断され、エンジンの停止やトラフ並びにドア
の開閉が禁止される。すなわち、走行中のエンジン停止
となると、近年のパワーアシスト型の操作機構(ブレー
キ、クラッチ、アクセルなど)では危険が伴う場合があ
り、この実施例によれば、このようにして走行中のエン
ジン停止を不可能にしこの危険性を回避している。また
、走行中にドアやトランクを開閉する必要はないし、ま
た危険でもあるため同様に開閉不能としている。
このとき、グローブボックスボタン(157)の信号は
、スイッチ回路(203)に入力されず、スイッチ回路
(201)、(202)を経由してル制御回路(209
)に入力可能である。このため、グローブボックスは、
出力回路(220)及びアクチュエータ(574)の作
動により、走行状態に関係無く聞流錠可能である。
なお、グローブボックスを開錠した場合には、発光ダイ
オード(230)が点灯するようになっている。
アクセサリボタン(155)及びイグニションボタン(
154)は、スイッチ回路(201) 、 (203)
を介し共にラッチ回路(20?)の入力(R1) 、(
R2)となっている、ラッチ回路(20?)の2つの出
力(R3) 、 (R4)はオアゲー) (208)を
介して制御回路(210)の入力(G)となっており、
また一方の出力(R3)は直接に制御回路(210)の
入力(F)となっている、また、オフボタン(15Ei
)が、同様にスイッチ回路(201) 。
(2(+3)を介して、ラッチ回路(207)のクリア
入力(CL)に接続されている。このようなラッチ回路
(207)は、イグニションボタン(154)又はアク
セサリボタン(155)の操作が一度あれば、ボタンを
押し続けなくとも、オフボタン(15B)の操作がある
までイグニション回路(221)のオン又はアクセサリ
回路(223)のオンの状態を維持させるようにするた
めのものである。このイグニションボタン(154)は
、エンジン停止後のボタン操作により、イグニション回
路(221)とアクセサリ回路(223)を同時にオン
状態とする。アクセサリボタン(155)は、エンジン
が停止していることを条件にアクセサリ回路(223)
をオン状態とする。
グローブボックスボタン(157) 、  )ランクボ
タン(15B) 、及びドアボタン(159)は、いず
れもそれぞれの7クチユエータ(574)、(584)
 、(58B)によって聞流錠を行うものであり、ただ
しトランクボタン(15B)は機械式キーによると同様
に開錠機能のみを有する。また、各ボタン(157〜1
58)は開錠状態を示す発光ダイオード(230) 、
 (225) 、 (232)を有している。
以上の操作パネル(10)の各操作ボタンの操作による
負荷の駆動は、各々述べたようにいずれも制御回路(2
10)を介して実行される。この制御回路(209) 
、(210)の動作論理を、ボタン操作、入出力論理、
及び負荷動作の関係で示せば第19図のようである。な
お、「−」の印は、その入力が出力に無関係であること
を示す。
ステアリングロック出力判定回路(5413)  (第
1O図)は、制御回路(209)の一部に含まれるもの
であり、送信ユニットが操作パネル(10)にセットさ
れ、操作パネル出力判定回路(541)の出力信号(e
el)が論理rlJであることを前提条件として作動す
る。また、この他の条件信号は、エンジン回転演算回路
(280)の出力信号、ステアリングロック及びアンロ
ツタのそれぞれのポジションスイッチ(211)、(2
12)  (第10図では、ポジションスイッチ(59
1)として示した)の出力信号である。エンジン回転演
算回路(2[10)の出力は、ステアリングアンロック
−ポジションスイッチ(212)の出力信号と共に、ア
ントゲ−) (281)を介してスイッチ回路(204
)を駆動する。このような信号に基づいて、ステアリン
グロックアクチュエータ(593)が作動する様子を、
制御回路(209)の入力(I4〜!?)及び出力(0
4) 、(05) 、(010)と共に示したのが第2
0図である。
例えば、ステアリングがロック状態にある自動1[(で
送信ユニフト(1)を操作パネル(10)にセットする
と、前述のセットスイッチ(551)により操作パネル
出力判定回路(541)  (第10図)が作動し、ま
た制御回路(209)の入力(I5)を論理rlJとす
る。この結果、送信ユニット(1)が正規の主二二・ン
トであるとCC1=1となり、制御回路(209)の入
力(I4)が論理rlJとなる。また、前述のとおり、
ステアリングは施錠されているため、ポジションスイッ
チ(211)が閉じており、制御回路(209)の入力
(1B)を論理「1」としている。このため、第20図
の論理列(II)で示すように、制御回路(209) 
(7)出方(05) 、 (010)カm Jl「1」
となり、出力回路(220)を介してステアリングロッ
クアクチュエータ(593)を付勢しステアリングの開
錠を促す、異種の送信ユニットがセットされた場合の動
作は、論理列(I4)に示すようである。
ところで、一般に、機械式キーによるステアリングロッ
クは、エンジン停止後ステアリングを所定角度切込むこ
とにより、ロックピンとステアリングシャフトの四部と
が嵌合し、施錠状態となる。この場合の開錠に際し、ロ
ックピンとステアリングシャフトとがステアリングの回
転方向に摩擦力を受け、このため施錠位置にステアリン
グを戻さないと、開錠ができない(キーを回せない)、
このような状態は、この発明の電子キーにおいても同様
であり(魯1.林2の場合)、アクチュエータ(593
)が開錠方向に作動しても、自刃で開錠できない場合が
生ずる。この場合、開錠信号は制御回路(209)の出
力(05)から送出されているが、ロックピンが戻らな
い状態であり、このことを人力(エフ)で確認して警報
出力(010)を論理「1」とする。このことにより、
出力回路(220)を介してブザー(233)鳴らされ
、ステアリングが未だ開錠されていない旨を警告する。
アクチュエータ(593)への結線に異常がありロック
ピンが作動しない場合も同様である。
以上の(1’l)、(*2)の場合には、アンドゲート
(281)の出力論理がrlJであり、スイッチ回路(
204)はオフ状態にあるため、スタートボタン(15
3)を押しても制御回路(210)に信号は入力されず
、エンジンは始動しない、従って、ステアリングロック
の未開錠又は不完全な開錠での発進による危険を回避で
きる。
以上と同様にして、論理列(113)は完全開錠の場合
を、論理列(’15)は施錠の場合を示している。
第21図及び第28図は、以上のすべての動作を統一的
に示すものである。第22図乃至第27図は第21図に
おけるサブルーチンを示している。各サブルーチンをr
sUBIJなどのように示している。
この発明は、以上の実施例及び変形例に限定されるもの
でなく、この発明の技術的範囲内において、各種の他の
実施態様及び変形態様が可能であり、また同等の構成要
素の交換が可能であることは、当業者にとって明らかで
ある0例えば、受信制御ユニットは1個所でなく1機能
別に複数個所に設けることもできる。
(発明の効果) この発明によれば、以上で説明したように、送信ユニフ
トの送信するパルスコードに主副の別を示すコード信号
を含ませ、受信制御手段側でこの別を判断し、制御対象
に制限を加え又は制限を解除するようにすることにより
、機械式キー以上の適用性を有し、特に他人の使用があ
ることを配慮した簡便な構成の車両用電子キーシステム
を得ることができる0例えば、この発明に係る電子キー
システムによれば、修理工場へ自動車を預ける場合や、
ホテルのボーイなどに自動車の駐車を依頼する場合など
、他人にキーを渡す場合に、副送信ユニットを渡すこと
により不用意な紛争を避けることができるなどの利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例に係る車両用電子キーシステ
ムの全体系統図、第2図はこの発明の実施例に係る車両
用電子キーシステムの自動車への実装図、第3図はこの
発明の実施例に係る車両用電子キーシステムの送4aユ
ニットの外観図、第4図はこの発明の実施例に係る車両
用電子キーシステムの送信ユニットの電気系統図、第5
図乃至第9図はこの発明の実施例に係る車両用電子キー
システムの送信ユニットの動作説明図、第10図はこの
発明の実施例に係る車両用電子キーシステムの受信制御
ユニットの系統図、第11図乃至第14図はこの発明の
実施例に係る車両用電子キーシステムの受信制御ユニッ
トの要部の構成図又は動作説明図、第15図及び第16
図はこの発明の実施例に係る車両用電子キーシステムの
受信制御ユニットの操作パネルの構造を示す構成図、第
17図はこの発明の実施例に係る車両用電子キーシステ
ムの操作パネルの動作説明図、第18図はは人力場所判
定手段、(540)は出力系統である。 この発明の実施例に係る車両用電子キーシステムの操作
パネル制御部の構成を示す系統図、第19図並びに第2
0図はこの発明の実施例に係る車両用電子キーシステム
の操作パネル制御部の動作説明図、第21図乃至第28
図はこの発明の実施例に係る車両用電子キーシステムの
全体動作を示すフローチャート、第29図乃至第31図
は従来装置の説明図である。 尚、図面中(1)は送信ユニット、(2)は受信制御ユ
ニット、(3)は受光手段、(4)は先導伝手段、(5
)は主制御装置、(9)は制御対象、 (10)は操作
パネル、(31)は操作ボタン、(32)は第1の光電
変換手段、(33)はモニタ用発光手段、 (34)は
電源、(38)は太陽電池。 (370)はキーコード信号発生手段、(371)は動
作コード信号発生手段、(372)は主副コード信号発
生手段。 (50B)はキーコード信号判定手段、(507)はキ
ーコードメモリ、(50B)は動作コード信号判定手段
、(509)は主副コード信号判定手段、(530)特
 許 出 願 人   株式会社本田ロック代理人  
弁理士   下  1) 容一部間   弁理士   
大  橋  邦  部回     ブを埋土    小
   山      右同   弁理士   野  ロ
1    茂第15図 Y 第16図 第22図 (SUB 7) 第23図 (SUB2)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スイッチ操作により特定のキーコード信号を送出
    する送信ユニットと、この送信ユニットの送出する前記
    キーコードが車両固有のキーコードと一致する場合にの
    み所望の駆動対象を駆動する受信制御ユニットとを備え
    た車両用電子キーシステムにおいて、 前記送信ユニットは、ボタンスイッチ操作によりキーコ
    ード信号を発生するキーコード信号発生手段と、前記制
    御対象に要求する動作を指令する動作コード信号を発生
    する動作コード信号発生手段と、当該送信ユニットに主
    副の別を設けるために主コード信号又は副コード信号を
    発生する主副コード信号発生手段と、少なくとも前記キ
    ーコード信号発生手段の出力である前記キーコード信号
    、前記動作コード信号発生手段の出力である動作コード
    信号、並びに前記主副コード信号発生手段の出力信号で
    ある主コード又は副コードを光信号に変換する第1の光
    電変換手段と、少なくとも前記キーコード信号発生手段
    、前記動作コード信号発生手段、前記主副コード発生手
    段並びに前記光電変換手段を作動させるための電気エネ
    ルギーを供給する電源とを備え、また、 前記受信制御ユニットは、前記送信ユニットの前記第1
    の光電変換手段によって与えられる光信号を受け当該車
    両の各所に配設した複数の受光手段と、この各受光手段
    の受けた前記光信号を車両内の少なくとも一個所に導く
    ための光導伝手段と、この光導伝手段によって供給され
    る前記光信号を電気信号に変換する第2の光電変換手段
    と、当該車両に固有の前記キーコードを記憶させたメモ
    リと、このメモリに記憶させた前記キーコードと前記送
    信ユニットが送出し前記受光手段、前記光導伝手段、並
    びに前記第2の光電変換手段を介して得たキーコード信
    号とが一致するか否かを判定するキーコード信号判定手
    段と、前記送信ユニットが前記キーコード信号と共に送
    出し前記受光手段、前記光導伝手段、並びに前記第2の
    光電変換手段を介して与えられた動作コードの内容を判
    別する動作コード信号判定手段と、前記送信ユニットが
    前記キーコード信号と共に送出し前記受光手段、前記光
    導伝手段並びに、前記第2の光電変換手段を介して与え
    られた主副コードの別を判別する主副コード信号判定手
    段と、前記動作コード信号及び前記主コード信号又は前
    記副コード信号により前記駆動対象のうち駆動すべき駆
    動対象を特定するための出力駆動手段とを備えたことを
    特徴とする車両用電子キーシステム。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のシステムにおいて、
    前記送信ユニットは、前記キーコード信号、前記動作コ
    ード信号、及び前記主副コード信号を順次一連のパルス
    列として送出することを特徴とする車両用電子キーシス
    テム。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載のシステムにおいて、
    前記受信制御ユニットの前記主副コード信号判定手段は
    、主副コードの別によって前記制御対象が異なるように
    指令することを特徴とする車両用電子キーシステム。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載のシステムにおいて、
    前記主副コード判定手段は、前記主コード信号によりす
    べての制御対象を作動させ、また前記副コード信号によ
    り制御対象を制限するように指令することを特徴とする
    車両用電子キーシステム。
  5. (5)特許請求の範囲第4項記載のシステムにおいて、
    前記主副コード信号判定手段は、前記副コード信号によ
    りグローブボックス及びトランクの開錠を制限するよう
    に指令することを特徴とする車両用電子キーシステム。
  6. (6)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載のシステムにおいて、前記送信ユニットの第1の光電
    変換手段及び前記受信制御ユニットの第2の光電変換手
    段は、それぞれ電気信号を赤外線又は可視光線の光信号
    に変換し、また赤外線又は可視光線の光信号を電気信号
    に変換する変換手段であることを特徴とする車両用電子
    キーシステム。
  7. (7)特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記
    載のシステムにおいて、前記送信ユニットの前記電源は
    充電可能な2次電池であることを特徴とする車両用電子
    キーシステム。
  8. (8)特許請求の範囲第7項記載のシステムにおいて、
    前記2次電池は前記送信システムに装備した太陽電池に
    よって充電することを特徴とする車両用電子キーシステ
    ム。
  9. (9)特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記
    載のシステムにおいて、前記送信ユニットは更に、前記
    電源の出力電圧を検出し、検出した電源電圧が一定値以
    上である場合にこの事実を表示する表示手段を含む電源
    電圧検出手段を備えていることを特徴とする車両用電子
    キーシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03224976A (ja) * 1990-01-31 1991-10-03 Alpha Corp 操作制御装置
US7375440B2 (en) 2002-08-29 2008-05-20 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Vehicle electronic key system

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JPH03224976A (ja) * 1990-01-31 1991-10-03 Alpha Corp 操作制御装置
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