JPS62156221A - グラス皮膜の密着性がよく、かつ鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
グラス皮膜の密着性がよく、かつ鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPS62156221A JPS62156221A JP29328185A JP29328185A JPS62156221A JP S62156221 A JPS62156221 A JP S62156221A JP 29328185 A JP29328185 A JP 29328185A JP 29328185 A JP29328185 A JP 29328185A JP S62156221 A JPS62156221 A JP S62156221A
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- JP
- Japan
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- annealing
- steel sheet
- glass film
- iron loss
- decarburization
- Prior art date
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はグラス皮膜特性のすぐれた低鉄損方向性tFB
鋼板の製造方法に関する。
鋼板の製造方法に関する。
方向性wLlia鋼板は主としてトランス発電機等の電
気機器の鉄心として使用されるが、磁気特性の鉄損特性
、励磁特性が良好であること、およびグラス皮膜特性が
すぐれていることがM要である。
気機器の鉄心として使用されるが、磁気特性の鉄損特性
、励磁特性が良好であること、およびグラス皮膜特性が
すぐれていることがM要である。
通常方向性tla鋼板はSF4%以下を含有する珪素鋼
素材を熱間圧延し必要に応じて熱延板焼鈍し1回又は2
回の冷間圧延工程により、最終仕上厚みの冷延板を得、
次に脱炭焼鈍を行った後、MgOを主成分とする焼鈍分
離剤を塗布し最終仕上焼鈍を施してゴス方位をもった2
次再結晶粒を発達させ更にS、Nなどの不純物を除去す
るとともにクラス皮膜を生成させ、次いで平坦化応力除
去焼鈍と絶縁コーティング処理が施される。
素材を熱間圧延し必要に応じて熱延板焼鈍し1回又は2
回の冷間圧延工程により、最終仕上厚みの冷延板を得、
次に脱炭焼鈍を行った後、MgOを主成分とする焼鈍分
離剤を塗布し最終仕上焼鈍を施してゴス方位をもった2
次再結晶粒を発達させ更にS、Nなどの不純物を除去す
るとともにクラス皮膜を生成させ、次いで平坦化応力除
去焼鈍と絶縁コーティング処理が施される。
ところで方向性vLIa鋼板の磁気特性なかても鉄損特
性の改善とともにグラス皮膜の改善が検討されている。
性の改善とともにグラス皮膜の改善が検討されている。
例えば鉄損を低くするには、方向性電田鋼板の板厚を薄
くしたり、あるいは結晶粒を小さくすることが効果のあ
ることがJ、 AppJ、 Phys。
くしたり、あるいは結晶粒を小さくすることが効果のあ
ることがJ、 AppJ、 Phys。
38、(1967)、1104〜1108頁に開示され
ているように公知である0 板厚の薄手化は鉄損の低下に有効な方法であるが、しか
し板厚がある厚さより薄くなるとうす電流損が急激に増
加しかえって鉄損が増大する。また板厚が薄くなると仕
上焼鈍での二次再結晶の発現が不良になるという問題が
生じる。
ているように公知である0 板厚の薄手化は鉄損の低下に有効な方法であるが、しか
し板厚がある厚さより薄くなるとうす電流損が急激に増
加しかえって鉄損が増大する。また板厚が薄くなると仕
上焼鈍での二次再結晶の発現が不良になるという問題が
生じる。
また方向性電磁鋼板は一般に二次再結晶現象を利用し、
ゴス方位を有する結晶粒の成長を図るとともに、その集
積度を高めることにより、励磁特性をすぐれたものとし
、あわせて鉄損特性を良好とするものであるから結晶粒
の細粒化による鉄損の改善はおのずから限界がある。
ゴス方位を有する結晶粒の成長を図るとともに、その集
積度を高めることにより、励磁特性をすぐれたものとし
、あわせて鉄損特性を良好とするものであるから結晶粒
の細粒化による鉄損の改善はおのずから限界がある。
グラス皮膜の改善については例えば特開昭50−715
26号公報では、最終板厚に冷間圧延された方向性tm
銅帯に対し、脱炭焼鈍を行う前に、その表面層を39/
rr?以上除去するよう罠酸洗して、表面付着物と地鉄
表層部を除去し、脱炭反応酸化物の形成反応をむらなく
進行させ脱炭焼鈍後に焼鈍分離剤を塗布し仕上焼鈍を施
して均一性と密着性のよいMg −S i O2系絶縁
皮膜を形成するのであるO また特開昭57−101673号公報では最終板厚に冷
間F1#された方向性TIFBM帯を脱炭焼鈍後にMg
O等の焼鈍分離剤を塗布する前に、前記鋼帯の表面を片
面で0.025〜0.5p背研剤あるいは酸洗によって
除去して、鋼板表面層の酸化皮膜を除き、次いで焼鈍分
離剤を塗布し仕上焼鈍を施して、密着性がよく均一な灰
色の外観を呈するグラス皮膜を形成することが記載され
ている。
26号公報では、最終板厚に冷間圧延された方向性tm
銅帯に対し、脱炭焼鈍を行う前に、その表面層を39/
rr?以上除去するよう罠酸洗して、表面付着物と地鉄
表層部を除去し、脱炭反応酸化物の形成反応をむらなく
進行させ脱炭焼鈍後に焼鈍分離剤を塗布し仕上焼鈍を施
して均一性と密着性のよいMg −S i O2系絶縁
皮膜を形成するのであるO また特開昭57−101673号公報では最終板厚に冷
間F1#された方向性TIFBM帯を脱炭焼鈍後にMg
O等の焼鈍分離剤を塗布する前に、前記鋼帯の表面を片
面で0.025〜0.5p背研剤あるいは酸洗によって
除去して、鋼板表面層の酸化皮膜を除き、次いで焼鈍分
離剤を塗布し仕上焼鈍を施して、密着性がよく均一な灰
色の外観を呈するグラス皮膜を形成することが記載され
ている。
これらは、鋼板の表面をきれいにし、あるいは平滑にし
、グラス皮膜の特性を良好とするものでありそれなりの
作用効果が得られるであろう。
、グラス皮膜の特性を良好とするものでありそれなりの
作用効果が得られるであろう。
ところで、グラス皮膜の密層性、外観、皮膜張力などの
皮膜特性および磁気特性ともいまだ十分とは言えず今後
さらに検討し、これらの特性の向上を図る必要がある。
皮膜特性および磁気特性ともいまだ十分とは言えず今後
さらに検討し、これらの特性の向上を図る必要がある。
本発明はグラス皮膜の密着性がすぐれるととも〔問題点
を解決するための手段〕 本発明者達は部分的に鋼板地鉄に突き込んだ酸化物を形
成するとアンカー効果など8生じてグラス皮膜の密着性
が非常にすぐれ皮膜張力が高く鉄損の低い方向性電磁鋼
板が得られることを見出した。 。
を解決するための手段〕 本発明者達は部分的に鋼板地鉄に突き込んだ酸化物を形
成するとアンカー効果など8生じてグラス皮膜の密着性
が非常にすぐれ皮膜張力が高く鉄損の低い方向性電磁鋼
板が得られることを見出した。 。
なお、本発明での前記酸化物とは51o2.8i02を
含む鉄酸化物またはSiO□を含む鉄酸化物と焼鈍分離
剤との反応酸化物など鋼板表面に生成した酸化物をいう
。
含む鉄酸化物またはSiO□を含む鉄酸化物と焼鈍分離
剤との反応酸化物など鋼板表面に生成した酸化物をいう
。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明者達は脱炭焼鈍で鋼板表面に形成される5in2
を含んだ酸化層および該酸化層と焼鈍分離剤との反応で
形成されるグラス皮膜の形態が、グラス皮膜の密着性、
W4板への張力、および鉄損に及ぼす影響を調査した0 この調査の実験においては、最終板厚0.225鵬厚に
冷間圧延された方向性電磁鋼板の表面を粗さの異カるサ
ンドペーパーで研磨し、鋭利で且つ微細な凹凸を形成し
、次いで脱炭焼鈍を温度850℃でN2+H2雰囲気で
PHIo/ PH2を0.30 、0.40 。
を含んだ酸化層および該酸化層と焼鈍分離剤との反応で
形成されるグラス皮膜の形態が、グラス皮膜の密着性、
W4板への張力、および鉄損に及ぼす影響を調査した0 この調査の実験においては、最終板厚0.225鵬厚に
冷間圧延された方向性電磁鋼板の表面を粗さの異カるサ
ンドペーパーで研磨し、鋭利で且つ微細な凹凸を形成し
、次いで脱炭焼鈍を温度850℃でN2+H2雰囲気で
PHIo/ PH2を0.30 、0.40 。
0.50と変えて焼鈍し、その後MgOを主成分とする
焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上焼鈍を行った0なおPH
2゜は雰囲気ガス中のI2Oの分圧、Pl、I2はI2
つ分圧である。
焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上焼鈍を行った0なおPH
2゜は雰囲気ガス中のI2Oの分圧、Pl、I2はI2
つ分圧である。
酸化物は第1図だ示すように研磨を施さなかったものは
ほぼ一様な厚みに形成されたのに対し、研磨したものは
部分的に平均厚みより鋼板の地鉄側に深く突き込んで形
成されていた0 また、グラス皮膜上に絶縁コーティングf波布焼付をし
た後10wφで曲げて密着性を調介した結果を第2図に
示すが、酸化物を鋼板1c部分的に突込んで形成したサ
ンドペーパー研磨材は何れも剥離を生ぜず極めて良好で
あった0 また鋼板に付与される皮嘆張力は第3図に示すように研
磨をほどこしたものは著しく増加する傾向が見られた。
ほぼ一様な厚みに形成されたのに対し、研磨したものは
部分的に平均厚みより鋼板の地鉄側に深く突き込んで形
成されていた0 また、グラス皮膜上に絶縁コーティングf波布焼付をし
た後10wφで曲げて密着性を調介した結果を第2図に
示すが、酸化物を鋼板1c部分的に突込んで形成したサ
ンドペーパー研磨材は何れも剥離を生ぜず極めて良好で
あった0 また鋼板に付与される皮嘆張力は第3図に示すように研
磨をほどこしたものは著しく増加する傾向が見られた。
この時の鉄損特性は第4図に示すようにPH2O/PH
i≧0.4では著しく改善効果が見られたのに対し、P
l、I*。/PH□〈0.4では研磨処理なしの比較材
に比べて劣化する傾向が見られた。
i≧0.4では著しく改善効果が見られたのに対し、P
l、I*。/PH□〈0.4では研磨処理なしの比較材
に比べて劣化する傾向が見られた。
酸化物が部分的に平均厚みより鋼板地鉄側に突き込む深
さは2〜15μmが好ましい0部分的とは非等間隔また
は等間隔に非連続あるいは連続している状態をいう。
さは2〜15μmが好ましい0部分的とは非等間隔また
は等間隔に非連続あるいは連続している状態をいう。
次に、本発明に係かる方向性IaL&Bf!!4板の製
造法について述べるっ 方向性電磁鋼板の鋼成分および冷間圧延されるまでの製
造条件は特定する必要はなく、例えばCが0.04〜0
.104、Siが2.0〜4.0%、インヒビターとし
てAjN 、 MnS * Mn8e 、 BN、 C
u2S等、適宜なものが用いられ、必要に応じて、Cu
@ S n *Cr 、Ni 、Mo + Sb等の
元素が含有されるo ’fLFil@スラブを熱間圧延
し、焼鈍して1回または中間焼鈍tはさんで2回以上の
冷間圧延により所望の最終板厚とされる0 次いで、脱炭焼鈍する前に、または後にブラシロール、
サンドペーハー、グラインダー、シ冨ットプラスト等の
機械的加工等の模様的手段によって、鋼板表面に鋭利で
かつ微細な凹凸を与えて該鋼板表面を活性化する。
造法について述べるっ 方向性電磁鋼板の鋼成分および冷間圧延されるまでの製
造条件は特定する必要はなく、例えばCが0.04〜0
.104、Siが2.0〜4.0%、インヒビターとし
てAjN 、 MnS * Mn8e 、 BN、 C
u2S等、適宜なものが用いられ、必要に応じて、Cu
@ S n *Cr 、Ni 、Mo + Sb等の
元素が含有されるo ’fLFil@スラブを熱間圧延
し、焼鈍して1回または中間焼鈍tはさんで2回以上の
冷間圧延により所望の最終板厚とされる0 次いで、脱炭焼鈍する前に、または後にブラシロール、
サンドペーハー、グラインダー、シ冨ットプラスト等の
機械的加工等の模様的手段によって、鋼板表面に鋭利で
かつ微細な凹凸を与えて該鋼板表面を活性化する。
前記凹凸を鋼板衣1くえるのは、鋼板表面の活性化によ
って、脱炭焼鈍で5IO2主体の酸化膜を厚く、かつ微
細にくいこんだ形で形成するためであり、このSiO□
主体の厚い酸化物を形成することにより、仕上焼鈍でグ
ラス皮膜を厚く又、局所的に突込んだ形で形成される0
また脱炭焼鈍の後に鹸記凹凸が形成された場合には仕上
焼鈍で局所的に鋼板地鉄に突き込んだ酸化物とともにグ
ラス皮膜が形成される。
って、脱炭焼鈍で5IO2主体の酸化膜を厚く、かつ微
細にくいこんだ形で形成するためであり、このSiO□
主体の厚い酸化物を形成することにより、仕上焼鈍でグ
ラス皮膜を厚く又、局所的に突込んだ形で形成される0
また脱炭焼鈍の後に鹸記凹凸が形成された場合には仕上
焼鈍で局所的に鋼板地鉄に突き込んだ酸化物とともにグ
ラス皮膜が形成される。
前記鋭利かつ微細な凹凸は鋼板の片面あるいは両面に全
面的にわたつて例えば鋼板表面積の40−以上に付与さ
れる。°またその凹凸の深さは2〜16μm程度が望ま
しい0また凹凸の付与方向はいかなる方向でも構わない
。この表面の活性化を行った鋼板の脱炭焼鈍方法として
は次の様に行う必要がある。即ち鋼板表面に鋭利でかつ
微細な凹凸の形成することによって大きな活性化効果を
もたらし、脱炭焼鈍過程での5iOz層の形成速度を急
増させる。この結果、この8103層が障害となって脱
炭を阻害し、鉄損特性を劣化させることになる。
面的にわたつて例えば鋼板表面積の40−以上に付与さ
れる。°またその凹凸の深さは2〜16μm程度が望ま
しい0また凹凸の付与方向はいかなる方向でも構わない
。この表面の活性化を行った鋼板の脱炭焼鈍方法として
は次の様に行う必要がある。即ち鋼板表面に鋭利でかつ
微細な凹凸の形成することによって大きな活性化効果を
もたらし、脱炭焼鈍過程での5iOz層の形成速度を急
増させる。この結果、この8103層が障害となって脱
炭を阻害し、鉄損特性を劣化させることになる。
この対策として、活性化処理を行った鋼板の脱炭条件と
して、従来の活性化処理をしない材料より脱炭を生じや
すい条件にする必要がある0このための焼鈍条件として
は温度800〜860℃、雰囲気ガスはN2.H,tた
はN、+元の混合ガスでPH1゜/PH2≧0.40に
する。温度がsoo℃以下または860℃以上では極端
に脱炭性が悪く、又雰囲気ガスのPH8゜/PH,<
0.40でも活性化処理を行った鋼板の場合は脱炭性に
問題がある。
して、従来の活性化処理をしない材料より脱炭を生じや
すい条件にする必要がある0このための焼鈍条件として
は温度800〜860℃、雰囲気ガスはN2.H,tた
はN、+元の混合ガスでPH1゜/PH2≧0.40に
する。温度がsoo℃以下または860℃以上では極端
に脱炭性が悪く、又雰囲気ガスのPH8゜/PH,<
0.40でも活性化処理を行った鋼板の場合は脱炭性に
問題がある。
脱炭焼鈍の後はMgOを主成分とし、Ti化合物として
例えばT i 02 + T iO@ S化合物として
例えばSrS、5bz(SOi)i * 5bSe
B化合物として例えばHJOa * NazBaOy
吟の化合物の1種または2種以上を添加された焼鈍分離
剤を鋼板に塗布し、乾燥後12O0℃x2Ohrの仕上
焼鈍が施される〇仕上焼鈍により脱炭焼鈍で形成された
部分的に平均厚みより鋼板地鉄側に突き込んだ内部酸化
層をもつ酸化物と焼鈍分離剤の反応によりグラス皮膜が
形成される。
例えばT i 02 + T iO@ S化合物として
例えばSrS、5bz(SOi)i * 5bSe
B化合物として例えばHJOa * NazBaOy
吟の化合物の1種または2種以上を添加された焼鈍分離
剤を鋼板に塗布し、乾燥後12O0℃x2Ohrの仕上
焼鈍が施される〇仕上焼鈍により脱炭焼鈍で形成された
部分的に平均厚みより鋼板地鉄側に突き込んだ内部酸化
層をもつ酸化物と焼鈍分離剤の反応によりグラス皮膜が
形成される。
該グラス皮@は鋼板地鉄側に部分的に深く突き込んだ酸
化物に連らなっており、あるいはそれ目体も部分的に深
く突っこんでいるので密着性が非常に良好でるる。また
皮膜が鋼板に付与する張力は大巾に大になる。また脱炭
焼鈍でのPH□。/PH□を前述のように従来より高め
た範囲で処理することにより脱炭問題を解消して、皮膜
のみならず、磁性改善効果を著しく大きくすることがで
きる。
化物に連らなっており、あるいはそれ目体も部分的に深
く突っこんでいるので密着性が非常に良好でるる。また
皮膜が鋼板に付与する張力は大巾に大になる。また脱炭
焼鈍でのPH□。/PH□を前述のように従来より高め
た範囲で処理することにより脱炭問題を解消して、皮膜
のみならず、磁性改善効果を著しく大きくすることがで
きる。
その後必要に応じて平坦化焼鈍し、該鋼板にリン酸や、
リン酸アルミニウム、リン酸マグネシウム5リン酸亜鉛
、リン酸カルシウム等のリン酸塩。
リン酸アルミニウム、リン酸マグネシウム5リン酸亜鉛
、リン酸カルシウム等のリン酸塩。
クロム酸やクロム酸マグネシウム等のクロム酸塩。
重クロム酸塩、コロイダルシリカなどの1種または2種
以上を含む71!!敏被V&溶液を塗布し350C以上
の温度で焼付して絶縁被膜を形成する。
以上を含む71!!敏被V&溶液を塗布し350C以上
の温度で焼付して絶縁被膜を形成する。
し実施 例〕
次に実施例を示す。
実施例1゜
重i%でC: U、 060 e S l : 3.
30 e Mn :U、065 、AA’:IJ、03
0 、S:(J、023sCu:()、o 6 @ S
n :υ、IC)残部鉄からなる珪素鋼スラブを周知の
方法で熱延−焼鈍−冷延を行い0.3011I11厚の
鋼板を得、これを[−処理前」の供試材とした。該鋼板
にサンドペーパーの粗さを変えて鋼板表面粗さでlθμ
、6μ、3μの凹凸を形成した研磨部の面積率が601
になるように研磨を行った。次いで脱炭焼鈍として83
0℃でN、+)l、ガス中でPHzO/ PHzを0.
3 、0.4 、0.5 、0.6 ′c変えて3分間
焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布後12O0T、X2O1tr
の最終仕上焼鈍を行りた0その後絶縁コーティング塗布
とヒートフラットニング処理した成品板の磁気特性と皮
膜特性を測定した。その結果を第1表に示す。
30 e Mn :U、065 、AA’:IJ、03
0 、S:(J、023sCu:()、o 6 @ S
n :υ、IC)残部鉄からなる珪素鋼スラブを周知の
方法で熱延−焼鈍−冷延を行い0.3011I11厚の
鋼板を得、これを[−処理前」の供試材とした。該鋼板
にサンドペーパーの粗さを変えて鋼板表面粗さでlθμ
、6μ、3μの凹凸を形成した研磨部の面積率が601
になるように研磨を行った。次いで脱炭焼鈍として83
0℃でN、+)l、ガス中でPHzO/ PHzを0.
3 、0.4 、0.5 、0.6 ′c変えて3分間
焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布後12O0T、X2O1tr
の最終仕上焼鈍を行りた0その後絶縁コーティング塗布
とヒートフラットニング処理した成品板の磁気特性と皮
膜特性を測定した。その結果を第1表に示す。
第】表
〔発明の効果〕
この実施例から認められるように1本発明によると鉄損
が低く、密着性が極めてよいグラス皮膜を有する方向性
電磁鋼板が得られる。
が低く、密着性が極めてよいグラス皮膜を有する方向性
電磁鋼板が得られる。
第1図は本発明による鋼板表面層部に形成された酸化物
の一例を示す金属組織写真、 wS2図はグラス皮膜の密着性に及ぼす鋼板表面の研磨
粗さと脱炭焼鈍条件の影響を示す図、第3図は皮膜張力
に及ぼす鋼板表面の研磨粗さと脱炭焼鈍条件の影Vを示
す図、 第4図は鉄損に及ぼす鋼板表面の研磨粗さと脱炭焼鈍条
件の影響を示す図である。
の一例を示す金属組織写真、 wS2図はグラス皮膜の密着性に及ぼす鋼板表面の研磨
粗さと脱炭焼鈍条件の影響を示す図、第3図は皮膜張力
に及ぼす鋼板表面の研磨粗さと脱炭焼鈍条件の影Vを示
す図、 第4図は鉄損に及ぼす鋼板表面の研磨粗さと脱炭焼鈍条
件の影響を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、珪素鋼スラブを熱間圧延し、焼鈍して1回または中
間焼鈍をはさんで2回以上冷間圧延して最終板厚とした
後、サンドペーパー、ショット、グラインダー、ブラシ
ロール等の機械的手段により、鋼板表面に鋭利かつ微細
な凹凸を形成し鋼板表面を活性化し、次いで、脱炭焼鈍
を800〜860℃、P_H_2_O/P_H_2≧0
.4で行い、焼鈍分離剤を塗布し仕上焼鈍することを特
徴とするグラス皮膜の密着性がよくかつ鉄損の低い方向
性電磁鋼板の製造方法。 但し、P_H_2_Oは脱炭焼鈍雰囲気ガスにおけるH
_2Oの分圧、P_H_2は脱炭焼鈍雰囲気ガスにおけ
るH_2の分圧。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29328185A JPS62156221A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | グラス皮膜の密着性がよく、かつ鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法 |
DE3689703T DE3689703T2 (de) | 1985-12-06 | 1986-12-05 | Kornorientiertes Elektrostahlblech mit Glasfilmeigenschaften und niedrigem Wattverlust sowie dessen Herstellung. |
US06/938,648 US4897131A (en) | 1985-12-06 | 1986-12-05 | Grain-oriented electrical steel sheet having improved glass film properties and low watt loss |
EP86116964A EP0225619B1 (en) | 1985-12-06 | 1986-12-05 | Grain-oriented electrical steel sheet having improved glass film properties and low watt loss and a process for producing same |
US07/427,964 US5028279A (en) | 1985-12-06 | 1989-10-26 | Grain oriented electrical steel sheet having improved glass film properties and low watt loss and process for producing same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29328185A JPS62156221A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | グラス皮膜の密着性がよく、かつ鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156221A true JPS62156221A (ja) | 1987-07-11 |
JPH0327630B2 JPH0327630B2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=17792797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29328185A Granted JPS62156221A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-27 | グラス皮膜の密着性がよく、かつ鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62156221A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10152780A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-06-09 | Kawasaki Steel Corp | 方向性けい素鋼板の絶縁被膜及びその形成方法。 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3805799B2 (ja) * | 1993-06-28 | 2006-08-09 | Jfeスチール株式会社 | 方向性けい素鋼板の脱炭焼鈍方法 |
Citations (3)
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JPS62151521A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Nippon Steel Corp | グラス皮膜特性のすぐれた低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29328185A patent/JPS62156221A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS59197520A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-09 | Kawasaki Steel Corp | 鉄損の低い一方向性電磁鋼板の製造方法 |
JPS60121222A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-28 | Kawasaki Steel Corp | 一方向性珪素鋼板の製造方法 |
JPS62151521A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Nippon Steel Corp | グラス皮膜特性のすぐれた低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10152780A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-06-09 | Kawasaki Steel Corp | 方向性けい素鋼板の絶縁被膜及びその形成方法。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327630B2 (ja) | 1991-04-16 |
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