JPS62155995A - 可動性の渦遮蔽装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は曝気工程中で用いる装置に関するものである。

さらに具体的にいえば、本発明は曝気される物質中で渦
を防ぐ装置に関係する。

発明の背景 有機質固体を含む廃水の生物学的精製においては、非常
にかたくて嫌気性の帯域が内部で生ずる沈積物が形成さ
れる。このことは悪臭と堆積物の発生につながる。これ
らの悪臭の形成を防ぎ水の中の有機物を生物学的に破壊
するには溶解酸素が必要とされる。その上、溶解酸素の
うちのいくらかの量は各種の水性微生物を養うのに必要
とされる。スラッジのような他の物質の溶解酸素含量を
増すことも必要である。

曝気装置は被処理物質の溶解酸素含量を増し、それによ
ってそれを精製するのに使用される。曝気装置の一つの
種類はプロペラ型吸引曝気装置である。これらの装置は
処理されつつある物質の表面の下方に置いた、電気モー
ター駆動の回転プロペラを使用する。プロペラは外気を
取入口から連記管を通して引込み、それを物質中へ排出
する。

表面下のプロペラ型装置に関しておこりやすいとおシ、
渦がつくり出される。曝気装置に関連して、渦は作業の
速度と効率を下げるので望ましくない。この問題を克服
するのに、渦遮蔽板が曝気用に開発されてきた。これら
の遮蔽板はプロペラが駆動されている物質中でプロペラ
に隣接する渦の形成を妨げる。渦遮蔽板の従来技術の具
体化においては、その遮蔽板は、曝気装置が運転されて
いるときに一部は曝気用プロペラの上方にあるように通
気装置へ剛直に固定されている。これらの遮蔽板は平坦
であるかあるいはエアレータ−軸の周りで彎曲している
かのいずれかである。

これらの従来の既知装置は数多くの欠点をもち、それら
のすべては本発明によって軽減され除去される。剛直に
固定された渦遮蔽板は水の中に浮遊する物質を捕える。

これらの遮蔽板は水の表面の下に置かれるので、遮蔽板
に関する問題をつきとめることは、不可能でないとして
も、困難である。

これら遮蔽体はまたつくり出されるすべての渦をなくす
ることはできない。しばしば、渦は非垂直方向で形成し
、渦遮蔽板をのがれる。また渦が遮蔽板を逃れるときに
は、ときには遮蔽板を振動させ、それを引ちぎる。以下
で開示する可動性の渦遮蔽板はこれらの問題を解決する
。

発明の要約 本発明は曝気装置によってつくシ出される渦と接触しそ
れを除去する可動性の渦遮蔽板へ向けられている。この
遮蔽板は曝気される物質の表面上で浮遊し、可撓性の長
くのびた部材によって支持構造体へ連結され、その部材
は遮蔽板をエアレータ−のプロペラ上方の曝気物質のあ
る規定された領域にわたって浮遊させるものである。こ
のように、この遮蔽板は渦を妨害しそれを消滅させるま
で渦に追随する。

プロペラ型エアレータ−は例えば百馬力から１００馬力
の大きさの範囲にあることができる。

エアレータ−の大きさが増すにつれて、その支持系の寸
法も同様に増す。本発明は好ましくは普通の遮蔽板支持
体とエアレータ−支持体を使用し、従って遮蔽板支持体
のタイプはエアレータ−寸法に依存する。支持系のタイ
プは壕だ曝気される物質の容器のタイプと寸法（例えば
、溜池、酸化性、あるいはタンク）に依存する。好まし
い具体化において、渦遮蔽板のための支持系は基本的な
エアレータ−支持系のやや変形された形態から成る。

小さいエアレータ−については、追加の支持部材がエア
レータ−のプロペラ上方に渦遮蔽板の中心を置くように
使用してよい。大きい応用については、渦遮蔽板取付部
材をエアレータ−の垂直および／または水平方向の支持
体へ修正なしで直接にとりつけることができる。

遮蔽板の可動性はエアレータ−のプロペラの直上で形成
するものだけでなくすべての渦を消滅させるものである
。遮蔽板は曝気物質表面上で浮遊するので、浮遊物質を
捕えることがなくエアレータ−・プロペラの近くにそれ
を溜めることがない。

また観察からかくされる問題は何もない。最後に、遮蔽
板が枠組へ屈曲可能状態でと９つけられているので、い
かなる渦も遮蔽板を振動させることができず撃留装置か
らそれをひきちぎることができない。まだ、いか々る振
動も、遮蔽板がエアレータ−へ連結されていないので、
エアレータ−の性能に何らの悪影響も及ぼさない。

本発明を特徴づける新規性の各種の利点と特色は特許請
求の範囲においてさらに指摘されている。

しかし、本発明とその利点をよりよく理解するために、
本発明の好ましい具体化を図解し記述している付属図面
と説明を参照すべきである。

本発明の詳細説明 図面を詳細に参照すると、同じ数字は同じ要素を示すも
のであるが、第１図は本発明による装置（ｌＯ） を示している。プロペラ型アスピレータ−・エアレータ
−１０は支持系１２へ取付けられている。

エアレータ−１０は外側ハウジング１６へとり゛つげら
れている。モーター１４は管１８へ駆動的に結合されて
おり、管１８はハウジング１６の内部を貫いてかつその
下端から延長している。モーター１４が管１８を回転さ
せるとき、プロペラ２０はその周シの液体を駆動し、そ
れによって空気を管１８の下方へかつ液体の中へ吸い込
む。エアレータ−１０は、第１図に描かれているが、比
較的小さいエアレータ−であり、例えば２から７万馬力
のエアレータ−である。

支持系１２は浮遊タイプ系であり、一対のフロート２２
が曝気されつつある液体の上で浮かんでいる。フロート
２２は垂直方向支持体として機能し、す々わち、液体表
面上方で垂直方向に支持を提供する。一対の水平方向支
持棒２４がフロート２２ヘフロート２２の上面上の棒受
げ具２８の中に支えられた棒２６を乗せることによって
連結されている。支持棒２４はフロート２２の間を水平
方向に延び、エアレータ−１０をフロート２２の間の所
望の水平方向位置（好ましくは中央）に位置させる第一
水平支持体として機能する。別の一対の支持棒２６は棒
２４から直角方向にのびて、渦遮蔽板３０をプロペラ２
０上方の所望の水平方向位置に位置させる第二水平支持
体として機能する。渦遮蔽板３０はそれが上に横たわっ
ている曝気物質上で浮遊するよう、軽量構造のものであ
るべきである。低密度ポリプロピレンが推奨される。

渦遮蔽板３０は、両端をフックによって遮蔽板と支持棒
２６へとりつげた鎖のよう々、４個の可撓性とりつけ部
材３２によって、支持体２６へ屈撓可能の状態でとりつ
げられている。支持棒２６は渦遮蔽板３０の中心をエア
レータ−１０のプロペラの上方に置かせる。

渦遮蔽板３０は曝気されつつある物質の中でプロペラ２
０に近接する渦の形成を防止する。遮蔽板３０は曝気さ
れる物質の表面上で浮遊するので、形成する渦と引かれ
る。なぜならば、渦が遮蔽板３０を自らの方へ向けて近
傍にある他の物質と一緒に引きよせるからである。遮蔽
板３ｏが渦と接触するとき、遮蔽板が渦を消滅させる。

遮蔽板３０は、エアレータ−へ剛直にと９つけられてい
ないので、自由に渦に従う。むしろ、遮蔽板は支持系１
２へ十分な長さの可撓性取付は部材によって屈撓可能の
状態でと９つげられていて、プロペラが発生するすべて
の渦を蔽う十分な広さの領域にわたって浮遊することが
できるようにされている。渦と接触するとき、遮蔽板３
ｏは、それがエアレータ−１０へ剛直に固定されていな
いので、エアレータ−１０を振動させることがなくそし
て／または損傷することがない。

残りの図面は異なるタイプの支持系および／または異な
る寸法のエアレータ−と−緒に使用される渦遮蔽板を描
いている。支持系およびエアレータ−の共通要素は同じ
数字で以て固定されており、渦遮蔽板は同じ数字と添え
字によって同定される。

第２図と第４図は中寸法の、例えば１ｏがら３０馬力の
エアレータ−を示し、浮遊型支持系１２上で支えられて
いる。第４図に示すとおシ、３個のフロート２２が使用
される。支持系１２と相対的なエアレータ−の設置方式
のだめに、渦遮蔽板３０Ａをプロペラ２０の上方へ位置
させる支持棒２６の第二水平方向支持体を使うことは必
要ではない。遮蔽板３０は可撓性取付は部材３２によっ
て支持され、それらの二つは水平方向支持棒２４の一つ
へ、そしてそれらの二つは、支持系１２用の垂直方向支
持体から成るフロート２２の上の取付は棒受は具２８の
一つへ直接に固着されている。渦遮蔽板３０Ａの機能と
特徴は同じままである。

第３図と第５図は、浮遊型支持系１２上に支えられた大
寸法、例えば４０から１００馬力のエアレーク−１０を
描いている。この具体化においては、垂直方向支持体は
大きいエアレータ−を設備するためにフロートから成っ
ている。第５図で見られるとおシ、５個のフロートがそ
の大寸法エアレータ−１Ｏを支えるのに使用されている
。この具体化においては、渦遮蔽板３０Ｂを支える可撓
性取付は部材３２はすべてフロート２２上の取付げ棒受
げ具２８へ直接的に連結されている。

第６図は浮遊系でなく壁架台支持系４０で支えられた中
寸法のエアレータ−１０を描いている。

この形態においては、垂直方向支持体は曝気槽の壁４４
へとシつけた垂直にのびる枠４２から成る。

水平方向支持体は、エアレータ−１０の軸に対して直角
ではなく平行に配向する一対の水平方向に向きの支持棒
４６（その中の一つが第６図に示されている）を含む。

渦遮蔽板３０Ｃとエアレータ−１０はともに支持棒４６
によって支えられている。

第７図は壁架台５０上で支持された小寸法エアレータ−
１０を示している。渦遮蔽板３０Ｄは可撓性と９つけ部
材３２によシ、その垂直壁からのびている一対の水平方
向支持棒５２へと９つけられている。水平方向支持棒５
２はエアレータ−１０を支える壁架台５０から別に離さ
れている。

本発明の多くの特徴と利点は本発明の構造体と機能につ
いての詳細と一緒に前記説明において示したが、その新
規の特徴は付属図面において指摘されている。しかし、
この開示は解説図にすぎず、部品の形状、寸法および配
置においては特に、本発明の原理内において、特許請求
の範囲で述べている用語の広い一般的意味によって敷　
される程度まで、種々の変更を詳細にわたってなし得る
。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図は本発明による各種寸法の、フロート
支持による渦遮蔽板とエアレータ−を描く透視図であり
、 第４図は第２図の渦遮蔽板とエアレータ−の単純化した
図であり、 第５図は第３図の渦遮蔽板とエアレータ−の単純化平面
図であり、 第６図は壁架台式の渦遮蔽板とエアレータ−の側面図で
あり、 第７図は壁架台式の渦遮蔽板とエアレータ−のもう一つ
の具体化の透視図である。 Ｆｉｇ、　５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）プロペラが、駆動されている物質の中の曝気用プロ
   ペラ近くの渦の形成を防ぐための、プロペラ型吸込式曝
   気装置に使用する可動性の渦遮蔽装置であつて、 支持系； 曝気物質表面で浮遊する浮遊性遮蔽板； この浮遊性遮蔽板が渦自身の回転運動によつて渦の方へ
   引かれることによつて曝気用プロペラによつてつくり出
   されるすべての渦と接触しそしてそれを消すように、上
   記浮遊性遮蔽板が上記物質上で所定の領域内において曝
   気用のプロペラの上方で自由に浮遊することができるよ
   うに浮遊性遮蔽板を上記支持系へとりつける少くとも一
   つの可撓性の長く伸びた部材； から成る、可動性の渦遮蔽装置。 ２）曝気装置であつて、 支持系； 外気の流れを高速度で物質の表面下方に導き酸素を自由
   かつ急速にその物質中へ移送させるための、上記支持系
   へ取付けられたプロペラ型吸引通気装置； その曝気される物質の表面上で浮遊する浮遊性遮蔽板； 上記浮遊性遮蔽板が渦自身の回転運動によつて渦の方へ
   引かれることによつて曝気用プロペラによつてつくり出
   されるすべての渦と接触しそしてそれを消すように、上
   記浮遊性遮蔽板が曝気される物質上で所定の領域内にお
   いて曝気用プロペラの上方で自由に浮遊することができ
   るように浮遊性遮蔽板を上記支持系へ取付ける可撓性の
   長く伸びた部材； から成る、装置。 ３）上記の支持系が、 少くとも一つの垂直方向支持体、および、その垂直支持
   体へとりつけた少くとも一つの第一水平方向支持体であ
   つて上記垂直方向支持体からある第一の方向で延びてい
   る支持体、 から成る、特許請求の範囲第１項または第２項に記載の
   装置。 ４）上記支持体がさらに、上記の第一水平方向支持体へ
   とりつけられかつそれから横方向にのびている少くとも
   一つの第二の水平方向支持体を含む、特許請求の範囲第
   ３項に記載の装置。 ５）上記の可撓性の長くのびた部材が屈撓可能の状態で
   上記の第一水平方向支持体へとりつけられている、特許
   請求の範囲第３項に記載の装置。 ６）上記の可撓性の長くのびた部材が上記垂直方向支持
   体へ屈撓可能の状態でとりつけられている、特許請求の
   範囲第３項に記載の装置。 ７）上記の可撓性の長くのびた部材が上記の第二水平方
   向支持体へ屈曲可能にとりつけられている、特許請求の
   範囲第４項に記載の装置。 ８）少くとも一つの可撓性の長くのびた部材が複数個の
   可撓性の長くのびた部材から成り、それらの少くとも一
   つが上記の第一水平方向支持体へ屈撓可能の状態でとり
   つけられ、かつ、それらの少くとも一つが上記の垂直方
   向支持体へ屈撓可能の状態で取りつけられている、特許
   請求の範囲第３項に記載の装置。 ９）上記支持系が浮遊系であり、上記の垂直方向支持体
   が相互に間隔を置いた少くとも二つのフロートを含み、
   そして、上記の第一水平方向支持体が上記フロート間で
   延長する少くとも一つの支持棒を含む、特許請求の範囲
   第８項に記載の装置。 １０）上記の少くとも一つの可撓性の長くのびた部材が
   複数個の可撓性の長くのびた部材から成り、それらのす
   べてが上記第二水平方向支持体へ屈撓可能状態でとりつ
   けられている、特許請求の範囲第４項に記載の可動性渦
   遮蔽装置。 １１）上記支持系が浮遊系であり、上記垂直方向支持体
   が相互に間隔を置かれた少くとも二つのフロートを含み
   、上記の第一水平方向支持体が上記フロート間でエアレ
   ーターを支持するために上記フロー間でのびている少く
   とも一つの支持棒を含み、上記の第二水平方向支持体が
   上記第一の支持棒から横方向にエアレータ−支持用領域
   内でのびている少くとももう一つの支持棒を含む、特許
   請求の範囲第１０項に記載の装置。 １２）上記の少くとも一つの可撓性の長くのびた部材が
   複数個の長くのびた部材から成り、それらのすべてが上
   記垂直方向支持体へ屈撓可能状態でとりつけられている
   、特許請求の範囲第３項に記載の可動性の渦遮蔽装置。 １３）上記の支持体が浮遊系であり、上記の垂直方向支
   持体が相互に間隔を置かれた少くとも二つのフロートを
   含み、上記の第一水平方向支持体が上記フロート間での
   びている少くとも一つの支持棒を含む、特許請求の範囲
   第１１項に記載の装置。 １４）上記支持系が壁架台系であり、上記垂直方向支持
   体がその壁を含み、上記の水平方向支持体がエアレータ
   −および上記遮蔽板の両方を支持するために上記の壁か
   らのびている少くとも一つの支持棒を含む、特許請求の
   範囲第１１項に記載の装置。 １５）上記支持系が壁架台系であり、上記の垂直方向支
   持体がその壁を含み、上記の水平方向支持体が壁からの
   びてエアレータ−を支持するための少くとも一つの第一
   支持棒と壁からのびて上記遮蔽板を支持するための少く
   とも一つの他の別の支持棒とを含む、特許請求の範囲第
   ３項に記載の装置。 １６）上記の可撓性の長くのびた部材が鎖または連結用
   フックから成る、特許請求の範囲第１項に記載の可動性
   の渦遮蔽装置。