JPH09323082A - 浮遊物及び/又は泡除去装置及び消泡装置並びにこれら を備えた反応装置及び培養装置 - Google Patents

浮遊物及び/又は泡除去装置及び消泡装置並びにこれら を備えた反応装置及び培養装置

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JPH09323082A
JPH09323082A JP17840396A JP17840396A JPH09323082A JP H09323082 A JPH09323082 A JP H09323082A JP 17840396 A JP17840396 A JP 17840396A JP 17840396 A JP17840396 A JP 17840396A JP H09323082 A JPH09323082 A JP H09323082A
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JP
Japan
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liquid
foam
porous plate
gas
bubbles
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JP17840396A
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English (en)
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Yasuhiko Suzuki
康彦 鈴木
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Able Corp
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Able Corp
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Publication of JPH09323082A publication Critical patent/JPH09323082A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/02Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of foam

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  • Removal Of Floating Material (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 反応装置及び培養装置内の液面上の浮遊物
及び/又は泡を除去し、または泡を消し気液交換効率及
び反応効率を上げる。 【構成】 液面に直角に配置した多孔板及び該多孔板
を水平方向に移動する駆動装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液表面の浮遊物及び/又
は泡を除去する装置、消泡装置に関し、特に化学反応、
生化学反応や培養に有用である。
【0002】
【従来の技術】液中での反応装置たとえば活性汚泥装置
や動物細胞の培養装置において液中にガスを通気して溶
解したり、液中の溶存ガスを追い出すガス交換操作をす
ることが多い。通気に伴い泡が発生して液表面を覆って
しまうことがある。このような系では通気を多くすると
泡が多く発生して気体に伴って液や泡が容器から出てし
まうので通気量は制限されるため液面での気液接触によ
るガス交換が重要な役割を果たす。しかし液表面を泡が
覆うと気液接触面積が小さくなるためガス交換効率が悪
くなる。このような事情から特に動物細胞培養のように
泡のでやすい液では液中への通気は泡が液面を覆わない
程度に制限される。また反応坦体表面又は内部でガスを
発生するような系ではガス発生に伴いガスが坦体に付着
して浮いてしまい反応に供されない場合がある。坦体表
面又は坦体内部のガスを抜くため撹拌を強くしたり、容
器の一部を負圧にしてガスを抜いたりせざるを得ないが
坦体に剪断力がかかったり装置が複雑になったりする欠
点があった。
【0003】消泡装置として気相部に水平に配置した金
網に接した泡が消える消泡装置が実用されているが金網
に泡が接する時は泡がすでに液面を覆ってしまっていて
液表面でのガス交換は殆どなされない状態になってい
る。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は前記欠点に
鑑みて剪断力をかけずに浮遊物及び/又は泡を液表面か
ら除去し、また泡が液面を覆わないよう消泡する装置を
提供し、あわせてそれらを備えた反応装置及び培養装置
を提供するものである。
【0005】
【本発明が解決するための手段】本発明は浮遊物及び/
又は泡に接してかつ液面に直角に配置された多孔板及び
該多孔板を水平方向に駆動する駆動機構を有することに
よって浮遊物及び/又は泡を除去する装置を提案する。
さらに泡に接してかつ液面に直角に配置された多孔板及
び該多孔板を水平方向に駆動する駆動機構を有する消泡
装置も提案する。さらにこれらの装置を備えた反応装置
を提案する。この反応装置が培養装置であることも提案
する。
【0006】本発明者は液面の浮遊物又は泡を除去する
ために効率の良い方法を模索して浮遊物又は泡に接して
液面に直角に配置された板で浮遊物又は泡を押しのけた
ところ押しのけた板の駆動方向に関して背面が陰圧にな
るため浮遊物又は泡が背面に押し寄せてきてしまい効率
が悪くさらに背面付近の液面に渦ができてかえって泡の
発生源になる逆効果も出ることがあった。そこでなるべ
く板の駆動による液流をつくらず浮遊物及び/又は泡を
押しのける装置を種々に模索し、本発明にいたった。
【0007】すなわち板で浮遊物及び/又は泡を除去す
ると板の背面が陰圧になり周囲から浮遊物及び/又は泡
を巻き込み逆に板の押面では浮遊物及び/又は泡は板に
押された液体と共に逃げてしまうので押した時に液体を
押さないように多孔板で押せばよいことに考え至った。
多孔板で泡を押すと泡が消える効果も確認された。
【0008】多孔板は液の流れを乱さず渦をつくらずか
つ浮遊物又は泡を押せるものなら、パンチングメタル、
金網、防虫網、ガーゼ等が用いうるがガーゼのように一
つの孔の面積の小さいものは効率が悪いので望ましくは
一つの孔の面積が0.5mm以上10mm以下で開
孔率30%以上の多孔板が望ましい。この多孔板は液面
に直角に配置されている必要があるが、直角とは厳密に
直角ではなく浮遊物及び/又は泡を押すだけ垂直成分が
あればよい。また平面でなく湾曲していてもよい。
【0009】多孔板の位置は浮遊物及び/又は泡に接す
れば液体に接しても接しなくともよいが、多孔板が液面
から2mm以上離れると泡を除去する効果は少なくなる
ので、液体に接するか、液面から2mm以上離れない位
置が望ましい。
【0010】この多孔板は水平方向に駆動されるが、そ
の方向に往復しても回転してもよい。駆動装置としては
液体を攪拌回転する場合はその軸を共用し、浮遊物及び
/又は泡に接する位置に配置してもよいし、撹拌回転軸
と別に駆動装置を用意してもよい。
【0011】
【実施例】本発明の実施形態を実施例に従って詳細に説
明する。図1は本発明の浮遊物及び/又は泡除去装置の
実施例の正面図を示す。回転軸1に多孔板の一形態であ
る金網2が液面3の上下にまたがって設置されている。
回転軸1は図示しない駆動機構によりよく除去できる速
度で回転される。
【0012】この実施例に示す装置を泡除去装置として
用いると、金網2の回転半径中にある泡は多孔板に押さ
れて多孔板の押面に集まり一部は回転半径の外に押し出
される。多孔板の背面には液面が露出し、気液接触が生
じ、ガス交換効率が上がる。液表面では多孔板及び浮遊
物及び/又は泡の移動に伴い表層と深部の液の交換が生
ずるので気液接触効率はさらに改善される。
【0013】
【本発明の効果】本発明によって浮遊物及び/又は泡を
除去し、もって液表面で気液接触が生じてガス交換率が
上昇する。また多孔板と接すると泡は消えやすく、消泡
効果もある。本発明に係わる浮遊物及び/又は泡除去装
置又は消泡装置を備えた反応装置、さらに反応装置の一
種である培養装置はその性能向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面図を示す。
【符号の説明】
1 回転軸 2 金網 3 液面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮遊物及び/又は泡に接してかつ液面に直
    角に配置された多孔板及び該多孔板を水平方向に駆動す
    る駆動機構を有することを特徴とする浮遊物及び/又は
    泡除去装置。
  2. 【請求項2】泡に接してかつ液面に直角に配置された多
    孔板及び該多孔板を水平方向に駆動する駆動機構を有す
    ることを特徴とする消泡装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の装置を備
    えたことを特徴とする反応装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の反応装置が培養装置であ
    ることを特徴とする培養装置。
JP17840396A 1996-06-04 1996-06-04 浮遊物及び/又は泡除去装置及び消泡装置並びにこれら を備えた反応装置及び培養装置 Pending JPH09323082A (ja)

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JP17840396A JPH09323082A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 浮遊物及び/又は泡除去装置及び消泡装置並びにこれら を備えた反応装置及び培養装置

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JP (1) JPH09323082A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006027012A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Pioneer Electronic Corp 脱泡方法及びこれを用いた脱泡装置
JP2011074373A (ja) * 2009-09-04 2011-04-14 Idemitsu Kosan Co Ltd 重合溶液の揮発成分除去装置、その方法、および、重合装置
WO2014050267A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 消泡体

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