JPS62155693A - 電子交換機 - Google Patents

電子交換機

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JPS62155693A
JPS62155693A JP19661386A JP19661386A JPS62155693A JP S62155693 A JPS62155693 A JP S62155693A JP 19661386 A JP19661386 A JP 19661386A JP 19661386 A JP19661386 A JP 19661386A JP S62155693 A JPS62155693 A JP S62155693A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は分散制御方式の電子交換機に係り、特にプロセ
ッサ間の通信方式に関する。
(従来の技術) 複数のプロセッサを分散配置して全体の機能および処理
能力を高めた分散制御方式の電子交換機が注目されてい
る。このような分散制御方式の電子交換機として、本発
明者らは電話機やデータ端末等の加入者端末および局線
または専用線に接続されるライン/トランクカードを実
装したライン/トランクシェルフと、交換処理を制御す
る共通制御カードを実装した共通1IilIrIJシエ
ルフを回線の規模に応じて積層可能として、各シェルフ
内にプロセッサを配置し、これらのプロセッサ間で通信
を行なうようにした電子交換機を提案している。
このような電子交換機においては、異なるシェルフに実
装されたプロセッサ間の通信、特にライン/トランクシ
ェルフ内のプロセッサと、共通制御シェルフ内のプロセ
ッサ間の通信は、リアルタイムで行なわれなければなら
ない。このためにはプロセッサ間の通信をパラレル伝送
で行なえばよいが、シェルフ間を接続するケーブルの本
数が多くなり、ケーブル敷設コストが増大し、また信頼
性が低下するという問題が発生する。
一方、同一シェルフ、例えば共通制御シェルフ内におい
て異なるプロセッサ間の通信を行なう場合に、割込み制
御によりシリアル伝送を行なうと、割込み制御のための
複雑な回路がプロセッサ対応に必要となるため、交換機
全体としてのハードウェア吊が増大するとともに、交換
処理が割込み制御の都度中断され、処理効率が低下する
という問題がある。
また、一般にライン/トランクシェルフ内のプロセッサ
(ライン/トランクカード)が授受するダイヤル信号等
の信号は物理レベルであり、このような物理レベルの信
号をそのまま共通制御シェルフ内のプロセッサ(メイン
CPU等)に与えると、該プロセッサの負担が著しく増
大するばかりでなく、変更、付加等が困難となって拡張
性に乏しくなるという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) このようにライン/トランクシェルフや共通制御シェル
フを積層し、プロセッサを各シェルフ内に分散配置した
電子交換機においては、異なるシェルフ内のプロセッサ
間の通信を、シェルフ間の配線数を増加させることなく
リアルタイムで行なうことと、同一シェルフ内のプロセ
ッサ間の通信を、ハードウェアの増大を招くことなく、
しかも交換処理の効率を低下させずに行なうこと、なら
びにシステムを拡張し易い構成にすることが大きな課題
となっている。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、ライン/トランクシェルフや共通制御シェルフを
積層した構造の分散制御方式による電子交換機において
、シェルフ間の配線数を極力少なくしながら、異なるシ
ェルフ内のプロセッサ間の通信をリアルタイムで行なう
ことができ、しかもハードウェアの増大や交換処理の効
率低下を伴わずに同一シェルフ内のプロセッサ間の通信
を行なうことができ、さらに拡張性に富む電子交換機を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は加入者端末および局線または専用線に接続され
るライン/トランクカードを実装した複数のライン/ト
ランクシェルフと、交換処理を制御する共通制御カード
を実装した共通制御シェルフを積層して構成され、さら
に各シェルフ内にプロセッサを分散配置した分散制御方
式の電子交換機において、異なるシェルフに実装された
プロセッサ間の通信はシリアル伝送で行ない、同一シェ
ルフに実装されたプロセッサ間の通信は共通バスを介し
てパラレル伝送で行なうようにし、さらにシリアル伝送
系とパラレル伝送系との間に物理レベルと論理レベルと
の変換のためのプロセッサを介在させたことを特徴とす
る。
(作用) 異なるシェルフに実装されたプロセッサ間、例えばライ
ン/トランクシェルフ内のプロセッサと、共通制御シェ
ルフ内のプロセッサとの間で通信を行なう場合には、デ
ータハイウェイ上をシリアルにデータを伝送させる。こ
れによりシェルフ間を接続する配線が少なくて済み、そ
の敷設コストが大きく低減されるとともに、信頼性が高
められる。一方、同一シェルフ内、例えば共通制御シェ
ルフ内のプロセッサ間で通信を行なう場合はデータを共
通バスを介してパラレル伝送する。従って、割込み制御
を用いた場合のような複雑なハードウェアが不要となり
、また処理効率の向上が図られる。
さらに、例えばライン/トランクシェルフと共通制御シ
ェルフとのプロセッサ間通信に際しては、ライン/トラ
ンクシェルフ内のプロセッサが扱う信号形態である物理
レベルと、共通制御シェルフ内のプロセッサの処理レベ
ルである論理レベルとの変換がプロセッサによって行な
われることで、共通制御内のメインCPU等のプロセッ
サの負担が減少するので、ライン/トランクシェルフの
積層数を増やすことができ、拡張性が向上する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係る電子交換機の概略構成
図であり、共通制御シェルフ1と、複数のライン/トラ
ンクシェルフ28〜2nを第2図に示すように積層した
構造となっている。
共通制御シェルフ1には交換処理、メインテナンス等を
司るメインCPIJ (Mcpu )カード11と、通
話管理、メッセージング、ディレクトリ等の各種アプリ
ケーションを司るアプリケーションCPU (Acpu
 )カード12と、これらメインCPLIカード11お
よびアプリケーションCPUカード12とライン/トラ
ンク(L / T )カード21との間の通信1IiI
IIIlや、ソフトにおける入出力レベル変換等を行な
うローカルCPtJ 1(DI )カード13、および
時分割タイムスロットの変換を行なうタイムスイッチ(
TSW)カード14等の共通制御部を構成するカード(
カード状の回路装置)が実装されている。なお、本発明
ではこれら共通制御シェルフ1内の各種カード11〜1
4を総称して共通制御カードという。また、各共通制御
カード11〜14内のプロセッサは共通バス15に接続
された共通メモリ16を介して相互に通信を行なうこと
ができる。
一方、ライン/トランクシェルフ2a〜2n内には、電
話機やデータ端末等の加入者端末および局線または専用
線が接続されるライン/トランク(L/T )カード2
1が回線数に応じて実装されている。共通制御シェルフ
1とライン/トランク9111728〜20間は、ロー
カルCPUカード13からライン/トランクカード21
への送信用データハイウェイとライン/トランクカード
21からローカルCPUカード13への受信用データハ
イウェイを含むシリアル伝送のためのコントロールハイ
ウェイ3と、タイムスイッチカード14とライン/トラ
ンクカード21との間に接続されたPCMタイムスロッ
ト入替えのためのPCMハイウェイ4により接続されて
いる。
次に、第1図の各部について詳細に説明する。
第3図はうイン/トランクカード21のうち、特にディ
ジタル電話機31に接続されるライン/トランクカード
の内部構成を示す。第3図において、 ディジタル電話
機用LSI (DTLS!>32は、ディジタル電話機
31と、ライン/トランクカードおよびこれに接続され
る電話機や局線等をコントロールするCPUからなるポ
ートコントローラ(PC)33との間の通信制御を行な
うLSIである。また、インターフェースLSI(IL
SI)34はボートコントローラ33と共通制御シェル
フ1内のローカルCPU13(第1図)との間の通信制
御を行なうLSIであり、後31するようにスレーブ・
モードで動作するものとする。
第4図は共通制御シェルフ1内のローカルCPUカード
13の内部構成を示す。第4図において、インターフェ
ースLSI (ILSI)41は第3図におけるインタ
ーフェースLSI34と同一構成であるが、外部からの
モード設定入力を異にしており、後述するようにマスク
・モードで動作する。ローカルメモリ42はローカルC
PU(Lcpu)43を動作させるためのプログラムや
データを格納するためのものであり、バッフ?45は共
通バス15とローカルCPtJカード13内のローカル
バス46とを接続したり切離したりするためのものであ
るローカルCPtJ43が共通バス15をアクセスする
時は、デコーダ44が共通メモリ71(後述)に割当て
られたアドレスを検出したとき、バッファ45をオンに
して共通バス15とローカルバス46とを接続する。な
お、ローカルメモリ42と共通メモリ71は異なるアド
レスが割当てられている。
第5図は共通制御シェルフ1内のメインCPUカード1
1の内部構成を示す。図に示すようにメインCPUカー
ド11は第4図に示したローカルCPUカード13とほ
ぼ同−構成であり、ローカルメモリ51.メインCPt
J (Mcpu ) 52 、デコーダ53.バッファ
54およびローカルバス55を有する。但し、メインC
PLIカード11はコントロールハイウェイ3に接続さ
れていないためインターフェースLSIは内蔵しない。
なお、図示していないが、共通制御シェルフ1内のアプ
リケーションCPUカード12も第5図に示したメイン
CPUカード11と同一構成である。
第6図は共通制御シェルフ1内のタイムスイッチカード
14の内部構成であり、タイムスイッチコントローラ及
びタイムスイッチ61と、デコーダ62およびバッファ
63を有する。タイムスイッチカード14はメインCP
U52によってのみアクセスされるようになっており、
具体的にはデコーダ62が共通バス15上のアドレスが
タイムスイッチコントロール用のアドレスと一致したか
否かをモニターし、一致したときのみバッファ63をオ
ンにしてタイムスイッチコントローラ及びタイムスイッ
チ61を共通バス15に接続する。
第7図は共通制御シェルフ1内の共通メモリカード16
の内部構成であり、共通メモリ71とデコーダ72およ
びバッファ73を有し、共通メモリ71をアクセスする
方法は第6図に示したタイムスイッチカード14におけ
る上述したアクセス方法と同様である。
次に、第8図を参照して共通制御シェルフ1における共
通制御カード内のプロセッサ、例えば第4図に示したロ
ーカルCPUカード13内のローカルCPU43と、第
3図に示したライン/1〜ランクカード21内のプロセ
ッサ(ボートコントローラ33〉との間の通信方式につ
いて説明する。
前述したように、こうした異なるシェルフ内のプロセッ
サ間の通信は、割込み制御によりシリアル伝送で行なわ
れる。
第8図において、コントロールハイウェイ3はデータハ
イウェイ(データ入出力線)、フレーム同期信号伝送線
およびデータハイウェイクロックの伝送線を有し、PC
Mハイウェイ4はPCMハイウェイクロックの伝送線と
PCMハイウェイフレーム同期信号の伝送線を有する。
ローカルCPUカード13内のクロック発生器47はコ
ントロールハイウェイ3にデータハイウェイクロックを
送出する。一方、ライン/トランクカード21内の回線
対応部36はGODECや5LIC等を含む。
本実施例ではインターフェースLSIとしてモード設定
入力により2つのモード、すなわちタイムスロットの変
化点に同期してデータを送出する機能を持つマスク・モ
ードと、外部からのタイムスロット指定アドレスにより
得られるタイムスロットアドレスでのみデータを送出で
きる機能を持つスレーブ・モードとに切換えが可能に構
成されたものが使用される。
ローカルCPUカード13内のインターフェースLSI
41はマスク・モードで動作し、ローカルCPUとコン
トロールハイウェイ3の間に挿入される。このインター
フェースLSI41からコントロールハイウェイ3への
データの送出は、タイムスロットの変化点に同期して行
なわれる。また、ライン/トランクカート21内のイン
ターフェースLSI34からのデータの受信にEしては
、ヘッダを検出したときに受信を行ない、ローカルCP
U43に対し受信要求としての割込み要求を行なう。
ライン/トランクカード21内のインターフェースLS
I34はスレーブ・モードで動作し、コントロールハイ
ウェイ3およびPCMハイウェイ4と当該カード21内
の各ポートの入出力を制tillするボートコントロー
ラ33とを接続する。このインターフェースLSI34
からコントロールハイウェイ3へのデータの送出は、外
部からのタイムスロット指定アドレスにより指定される
タイムスロットにおいてのみ可能である。また、インタ
ーフェースLSI34の受信に際しては、ヘッダを検出
した後コントロールハイウェイ3を介してデータを受信
し、その受信データのアドレスが外部からのタイムスロ
ット指定アドレスと一致したときのみ、その受信データ
を有効と′fJI & して、ボートコンミルローラ3
3に対し受信要求としての刷込み要求を発生する。
ボートコントローラ33は割込み要求を受けると、イン
ターフェースLSI34内の受信レジス夕から受信デー
タを読出し、そのデータに従ってライン/トランクカー
ド21の制御を行なう。回線対応部36へのデータの送
出に際しては、ボートコントローラ33がインターフェ
ースLSI34内の回線対応部制御部に制御データを呂
込んだ後、インターフェースLSI34が回線対応部3
6にその制御データを送出する。
回線対応部36の状態、またはディジタル電話機31等
の加入者端末等からのデータは、インターフェースLS
I34内の回線対応部制御部のI10レジスタに周期的
に取込まれる。そして、ボートコントローラ33はこの
I10レジスタ内のデータを周期的に読込むことにより
、回線対応部36の状態変化を検出し、この状態変化ま
たはローカルCPU43に対する制御データを、インタ
ーフェースLSI34内の送信レジスタに書込む。
この後、インターフェースLS134は外部からのタイ
ムスロット指定アドレスにより与えられるタイムスロッ
トにおいて、送信レジスタの内容をコントロールハイウ
ェイ3のデータハイウェイ(データ出力線)に出力する
次に、共通制御シェルフ1内の各プロセッサ間、すなわ
ち各共通制御カードに設けられたプロセッサ間の通信方
式について説明する。共通制御シェルフ1内のプロセッ
サ間通信には、各ローカルCPU43が傘下のライン/
トランクカード21から収集した加入者端末の状態に関
するデータおよび加入者端末からのデータを所定レベル
まで処理したものをメインCPU52またはアプリケー
ションCPIJに伝えるためのデータ伝送と、メインC
PU52およびアプリケーションCPLJがそれぞれ交
換処理して得た端末制御データをローカルCPU43側
に伝えるためのデータ伝送とがある。
前述したように、こうした同一シェルフ内のプロセッサ
間の通信は、共通バス15に各プロセッサが共通にアク
セスすることのできる共通メモリ16を接続し、この共
通メモリ16に送信すべきデータを書込み、またこの共
通メモリ16から受信すべきデータを読出すことにより
行なわれる。
共通バスに共通メモリを接続し、その共通メモリを介し
て任意のプロセッサ間のデータ伝送を行なう手法自体は
、例えばI E E E 796による制御に見られる
ように公知である。この方法によれば、共通メモリのア
クセスを必要とするプロセッサが共通バス上にコントロ
ール信号を出し、共通バスをアクセス明間中占有するこ
とによってデータ伝送が行なわれる。その場合、複数の
プロセッサによるアクセスが衝突すれば、所定の優先順
位に基づいて処理が行なわれる。
本実施例においては、各ローカルCPU43は加入者端
末側に状態変化が生じる都度、および加入者端末からダ
イヤル情報が送られてくる都度、その状態またはダイヤ
ル情報のデータを共通メモリ16に書込む。メインCP
U52では共通メモリ16の内容を定期的にポーリング
することにより、各加入者端末の状態変化を知り、それ
に応じた処理を行なう。例えば加入者端末からの起呼が
あると、それを検出して呼処理を行なう。この呼処理の
一連のルーチンの中で、共通メモリ16にもともと格納
されているデータ、または加入者端末からローカルCP
U43を介して共通メモリ16に書込まれているデータ
が必要になると、共通メモリ16をアクセスしてそのデ
ータを読取って処理を行なう。この処理の結果、加入者
端末側を制御する制御データが変った場合には、その制
御データを共通メモリ16に書込む。
一方、ローカルCPtJ43においても、加入者端末の
制御データに変更が生じたか否かを判定し、また変更が
生じた場合その制御データがどういう内容になったかを
検知すべく、共通メモリ16の内容を定期的にポーリン
グしている。
このように各プロセッサ(メインCPU52゜ローカル
CPU43等)が送信すべきデータを共通メモリ16に
書込み、また共通メモリ16の内容を定期的にあるいは
必要なとき随時ポーリングし、受信すべきデータを読込
むことにより、これらのプロセッサ間での通信が行なわ
れる。このようにすると、ローカルCPIJ43とメイ
ンCPtJ52やアプリケーションCPUとでは機能レ
ベルに差があって、メインCPU52やアプリケーショ
ンCPUにローカルCPU43側からデータが集まる関
係にあるにも拘らず、メインCPU52やアプリケーシ
ョンCPU等は自らの処理プログラム(例えば交換処理
プログラム)を中断を来たすことなく実行できるので、
処理効率が向上する。
また、ローカルCPLI (Lcpu ) 43.メイ
ンCPU (Mcpu ) 52およびアプリケーショ
ンCPU (Acρ11)が、共通バス15上の共通メ
モリ16を介して接続されていることにより、MCDU
 −L cpu、L cpu −Acpu、Mcpu 
−Acpu間の通信を柔軟に行なうことができるため、
より高度のサービスを実時間性を保ちながら行なうこと
が可能である。
さらに、シリアル伝送系とパラレル伝送系との間に位置
するローカルCPU43によって、第9図に示すように
ライン/トランクカード21の処理レベルである物理レ
ベルから、ローカルCPLI43の処理レベルである論
理レベルへの変換を行なえば、メインCPU52は入出
力を最大抽象化したレベルで扱うことができる。なお、
第9図はうイン/トランクカード21.ローカルCPU
43およびメインCPU52のそれぞれの機能と、これ
らプロセッサ相互間の通信データの具体例を示している
。このようにするとローカルCPU43が加入者端末や
トランクとの間のコマンドデータ送出コントロールを行
なうことができ、メインCPtJ 52がコマンドデー
タの管理を行なう必要がなくなるため、メインCPU5
2の負荷が軽減され、変更、付加等が容易となって拡張
性が向上し、生産性も高まるという利点がある。
次に、インターフェースLSI (34,41等)の内
部構成を第10図を参照して説明する。インターフェー
スLSIは前述したように、コントロールハイウェイ3
中のデータハイウェイへのデータ送出がタイムスロット
の変化点に同期してなされる機能を持つマスク・モード
と、データハイウェイへのデータ送出が外部からのタイ
ムスロット指定アドレスによって与えられるアドレスに
一致したアドレスのタイムスロットでのみ可能なスレー
ブ・モードとに切換えできるように構成されている。モ
ード設定入力によりマスタ/スレーブのモード切換えを
行なう制御部は、データハイウェイ送受信部101内に
ある。
第10図において、データハイウェイ送受信部101は
フレーム同期信号DHFsおよびデータハイウェイクロ
ックD)−1cLKにより動作し、データハイウェイ送
信レジスタ102およびデータハイウェイ受信レジスタ
103を介してデータ入力線DHINおよびデータ出力
線DHOUTとの間でデータの送受信を行なう。この場
合、送受信のタイミングはモードにより異なることは上
述した通りである。すなわち、マスク・モードではタイ
ムスロットの変化点に同期して送信レジスタ102内の
データを送出し、受信の場合はヘッダ検出後データを受
信して受信レジスタ103に格納する。また、スレーブ
・モードでは外部からのタイムスロット指定アドレスと
一致したアドレスのタイムスロットにおいてのみ送信レ
ジスタ102内のデータを送出し、受信に際してはヘッ
ダ検出後データを受信して、外部からのタイムスロット
指定アドレスと受信データ中のアドレスとが一致したと
きだけ、データを受信レジスタ103に格納する。
CPUインターフェース制御部104は、データバスか
らのアドレスデータをデコードし、インターフェースL
SI内の各ブロックへデータを送出する。
回線対応部制御部105は入力レジスタ10G、出力レ
ジスタ107および入出力モードを指定する入出力指定
レジスタ108を有し、回線対応部36(第8図)と接
続される。
PCMタイムスロット制御部109はPCMフレーム同
期PCMFSとPCMクロックP CM CLKにより
タイムスロットの数をカウントして、ボートコントロー
ラ33によりPCMタイムスロット指定レジスタ110
に設定されたPCMタイムスロットアドレスと比較し、
これらが一致したときにC0DECに対してフレーム同
期を与える制御を行なう。
本実施例の電子交換機において、ローカルCPU43か
ら複数のポートコントローラ33に対して同一データを
伝送する場合、それらのポートコントローラ33が接続
されたスレーブ・モードのインターフェースLSI34
に対して共通のグループアドレスを与えておき、このグ
ループアドレスを用いてデータを伝送する。このグルー
プアドレスは?!数のインターフェースLSI34のア
ドレスの集合としての意義を有し、各インターフェース
LSI34において予め登録される。
なお、ローカルCPU43から同一データを複数のポー
トコントローラ33に伝送する方法としては、■各ボー
トコントローラに通常の発信を順次行ない、同一データ
を伝送する方法と、■上述したようにポートコントロー
ラ33が接続された複数のインターフェース18134
を代表するグループアドレスに伝送データを付加して伝
送する方法とが考えられる。■の方法は簡便ではあるが
、各ポートコントローラに対して個別にアドレスと伝送
データを順次伝送しなければならない。これに対し、■
の方法においてはローカルCPU43と複数のポートコ
ントローラ33との間で一度に伝送を行なうことができ
るので、伝送に要する時間が短縮され、ローカルCPU
43の負荷も軽減される。
次に、本実施例における伝送信号フォーマットを第11
図を参照して説明する。同図に示すように、ヘッダ、ア
ドレス、制御データ、情報データにより1フレームを形
成している。アドレスは単一のポートコントローラ33
に個別にデータを伝送する場合の個別アドレスと、複数
のポートコントローラ33に対して同一データを伝送す
る同報アドレスと、全てのポートコントローラ33に対
して同一データを伝送する一斉同報アドレスとに分けら
れる。個別アドレス、同報アドレス、−斉回報アドレス
の区別を表わす情報(識別子という)は、第11図の下
側に示したアドレスフォーマット中の上位(MSB側)
2ビツトが使用される。
個別アドレスの場合は、このアドレスの区別を示す上位
2ビツトの識別子に続いて、単一のインターフェースL
SIアドレス(ILSIアドレス)が、また回報の場合
は任意に指定されたグループを示すグループアドレスが
それぞれ付加される。
今、第12図に示すように単一のグループアドレス(#
A)が複数のインターフェースLSIのアドレス情報を
代表しているものとすると、ローカルCPU43から複
数のポートコントローラ33に接続されたインターフェ
ースLSI34に対して同一データを伝送する場合には
、第11図に示したようにアドレスフォーマット中の上
位2ビツトに識別子“10′°を設定し、引続き#1〜
#nの代表アドレスとして#Aを付加すればよい。
これによりローカルCPU43からのデータは、−回の
発信操作により複数のポートコントローラ33に接続さ
れたインターフェースLSI34に送られることになる
こうしてローカJしCPtJ 43からのデータが送ら
れたインターフェースLSI34においては、データハ
イウェイを介して受信したデータからグループアドレス
を抽出し、予めσ録されているグループアドレスと比較
する。この比較の結果、両アドレスが一致したときに伝
送データ中の情報データを受信する。なお、第12図に
おいてはグループアドレス#A、#Bは、そのインター
フェースLSI34が設けられたライン/トランクカー
ド21が標準電話1(STT)に接続されたカードであ
ることを示している。このライン/トランクカードはロ
ーカルCPU43からの伝送データを受信できるが、他
のライン/トランクカードは同じデータを受信できない
第13図は上述した処理を行なうためのライン/トラン
クカードに設けられるアドレス処理回路の構成を示した
ものであり、受信したアドレスの上位2ビツト(識別子
)はセレクタ131のE、S端子(制御入力端子)に供
給される。セレクタ131のA、S端子(データ入力端
子)にはライン/トランク21内のメモリ132に記憶
されているグループアドレスと個々のインターフェース
LSI34に割当てられたLSIアドレスがそれぞれ供
給される。セレクタ131からは(E、5)=(0,0
>のときLSIアドレスが、また(E。
S)= (1,0)のときグループアドレスがそれぞれ
出力され、コンパレータ133の第1の入力端子に供給
される。コンパレータ133の第2の入力端子には受信
アドレスの上位2ビツトに続くアドレス情報が供給され
、これら第1および第2の入力端子の値が一致したとき
コンパレータ133の出力はII I ITとなる。一
方、受信アドレスの上位2ビツトの情報はさらに2人カ
アンドゲート134に入力され、上位2ビツトが’ 1
1 ”かどうか、すなわち受信アドレスが一斉同報アド
レスかどうかが判定される。このアンドゲート134の
出力とコンパレータ133の出力が2人力オアゲート1
35に入力される。オアゲート135の゛1′′出力は
ポートコントローラ33に対する受信要求となる。すな
わち、受信アドレスが受信したインターフェースLSI
に対応する個別アドレス(LS Iアドレス)である場
合と、受信したインターフェースLSIを含む同報アド
レス(グループアドレス)である場合と、−斉同報アド
レスである場合に、アドレスに続く情報データを受信せ
よとの要求が発せられる。
このような構成とすると、システムダウンに際してシス
テムを立上げる時など、プログラムを各ボートに記憶さ
せるときに有効である。すなわち、プログラム等のロー
ディングに要する時間がポート数によらずローディング
すべきプログラム数によってのみ決まるので、システム
の立上げに要する時間が大幅に短縮される。
[発明の効果] 本発明によれば、積層されたライン/トランクシェルフ
や共通制御シェルフ間の配線数を増大させずに、シェル
フ内のプロセッサ間の通信をリアルタイムで行なうこと
が可能であり、またハードウェアの増大や交換処理の効
率低下を伴わずに同一シェルフ内のプロセッサ間の通信
を行なうことができ、さらに拡張性に富む分散制御方式
の電子交換□を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る電子交換機の概略構成
を示す図、第2図は同電子交換機のシェルフ積WJH4
造を示す図、第3図は同実施例におけるライン/トラン
クカードの内部構成を示す図、第4図は同実施例におけ
るローカルCPUカードの内部構成を示す図、第5図は
同実施例におけるメインCPUカードの内部構成を示す
図、第6図は同実施例におけるタイムスイッチカードの
内部構成を示す図、第7図は同実施例における共通メモ
リカードの内部構成を示す図、第8図は同実施例におけ
る共通制御シェルフ内のローカルCPUカードとライン
/1〜ランクカード内の通信方式を説明するための図、
第9図はライン/トランクカードとローカルCPUおよ
びメインCPUの機能配分と相互間の通信データの具体
例を示す図、第10図は同実施例におけるインターフェ
ースLSIの内部構成を示す図、第11図は同実施例に
おけるローカルCPUからライン/1〜ランクカード内
のポートコントローラへのデータ伝送方法を説明するた
めの伝送信号フォーマットを示す図、第12図は同デー
タ伝送方法を説明するための概念図、第13図は同デー
タ伝送方法の実施に使用するうイン/トランクカード内
のアドレス受信回路の構成を示す図である。 1・・・共通制御シェルフ、2a〜2n・・・ライン/
トランクシェルフ、3・・・コントロールハイウェイ、
4・・・PCMハイウェイ、11・・・メインCPUカ
ード、12・・・アプリケーションCPUカード、13
・・・ローカルCPUカード、14・・・タイムスイッ
チカード、15・・・共通バス、16・・・共通メモリ
、21・・・ライン/トランクカード、33・・・ポー
トコントローラ、 34.41・・・インターフェース
LSI、43・・・ローカルCPU、52・・・メイン
CPU、71・・・共通メモリ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 冨; 碇 ヤー 緩ど

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加入者端末および局線または専用線に接続される
    ライン/トランクカードを実装したライン/トランクシ
    ェルフと、交換処理を制御する共通制御カードを実装し
    た共通制御シェルフを積層して構成され、さらに各シェ
    ルフ内にプロセッサを分散配置した分散制御方式の電子
    交換機において、異なるシェルフに実装されたプロセッ
    サ間の通信はシリアル伝送、同一シェルフに実装された
    プロセッサ間の通信は共通バスを介してパラレル伝送で
    それぞれ行なわれ、さらにシリアル伝送系とパラレル伝
    送系との間に物理レベルと論理レベルとの変換のための
    プロセッサが設けられていることを特徴とする電子交換
    機。
  2. (2)シリアル伝送でプロセッサ間の通信を行なう異な
    るシェルフの一方は共通制御シェルフ、他方はライン/
    トランクシェルフであり、パラレル伝送でプロセッサ間
    の通信を行なうシェルフは共通制御シェルフである特許
    請求の範囲第1項記載の電子交換機。
JP19661386A 1985-09-02 1986-08-22 電子交換機 Expired - Lifetime JP3194922B2 (ja)

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JP19661386A JP3194922B2 (ja) 1985-09-02 1986-08-22 電子交換機

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JP19339785 1985-09-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7171509B2 (en) * 2002-01-09 2007-01-30 International Business Machines Corporation Method and apparatus for host messaging unit for Peripheral Component Interconnect busmaster devices

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US7171509B2 (en) * 2002-01-09 2007-01-30 International Business Machines Corporation Method and apparatus for host messaging unit for Peripheral Component Interconnect busmaster devices

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