JPS62155323A - 動圧形複合軸受装置 - Google Patents

動圧形複合軸受装置

Info

Publication number
JPS62155323A
JPS62155323A JP30912386A JP30912386A JPS62155323A JP S62155323 A JPS62155323 A JP S62155323A JP 30912386 A JP30912386 A JP 30912386A JP 30912386 A JP30912386 A JP 30912386A JP S62155323 A JPS62155323 A JP S62155323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cylinder
bearing
shaft
radial
shaft body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30912386A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
Ikunori Sakatani
郁紀 坂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP30912386A priority Critical patent/JPS62155323A/ja
Publication of JPS62155323A publication Critical patent/JPS62155323A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、軸体と外筒(スリーブ)を備え、前記両部
材間に動圧発生用のグループ(動圧溝)を有する軸端の
軸受部とラジアル軸受部とを備え、かつ、前記軸受部が
油、グリースなどの潤滑剤によって潤滑されて軸体また
は外筒が回転する形式の動圧形複合軸受装置の改良に関
し、特にVTRなどの音響機器の回転部に使用される高
精度、高速回転に好適な軸受装置を提供するものである
(従来技術) 従来よりこの種の軸端の軸受部とラジアル軸受部を備え
た動圧形複合軸受装置は、例えば、特公昭46−804
6号公報とか、特開昭55−27551号公報などによ
って公知である。
しかしながら上記従来の構造にあっては動圧軸受装置を
精度良く組み立てることが実際上困難であるという問題
、さらに、使用時における軸受部まわりの温度上昇、軸
受部の温度上昇、停止時におけるこれ等の温度低下に伴
ない軸受内の空気が膨張、収縮をくり返し、これによる
軸受内部圧の変化のくり返しに起因して軸受部の潤滑剤
が少しづつ外部に流出して軸受部が早期に損傷するとと
もに、回転に伴なう浮上刃による軸端部の軸受すきまを
適正の値に保持することがむずかしく外筒が必要以上に
浮上するという問題があった。
(目的) この発明は、上記従来の問題点を解決するもので、組み
立て容易で軸受の回転、停止における軸受内部の圧力の
変化を防止して潤滑剤の流出を防ぎ、さらには、外筒の
浮上量を適正に調整することにあり、もって、耐久性に
すぐれ、かつ、低トルクで高速回転に適するとともに、
外筒の高さを必要な高さにバランスさせるようにした動
圧形の軸受装置を得ることを目的としたものである。
(構成) すなわち、この発明は、軸体と、これと共働する一端に
底壁を有する外筒を備え、かつ前記軸体の端部と外筒の
底壁との間に少なくとも軸方向の荷重を支持するための
動圧形の軸端部の軸受部を備え、また軸体の外周面と外
筒の内周面との間に複数個のラジアル軸受部を備え、両
軸受部は油、グリース等の潤滑剤で潤滑し、かつ、ラジ
アル軸受部は軸体の外筒との少なくとも一方に動圧発生
用のヘリングボーン形グループを有し、前記軸端部の軸
受部とラジアル軸受部との間および複数のラジアル軸受
部間に、軸受内部と外部の外気とに連通した空気抜き孔
を備えるとともに磁力によって前。
記外筒を軸体の取付は側(軸方向荷重を安定させる方向
)に吸引し、これによって軸受内部と外気とを常時連通
させて軸受内部圧の変化を防ぎ、もって潤滑剤の流出を
防止すると同時に、軸端部に発生する浮上刃の大きさに
応じ外筒の高さを必要な高さにバランスさせるようにし
たものである。
(実施例) 次にこの発明の動圧形複合軸受装置を図に示す外筒回転
形(軸固定形)の一実施例について説明すると、lは軸
体、2は外筒(スリーブとも呼ぶ)、3は軸端部の軸受
部であり、本実施例の場合、軸方向の荷重のみならずラ
ジアル方向の荷重をも支持できる。4はラジアル軸受部
、5は外筒の底壁となっている端板、7は空気抜き孔で
ある。
軸体lは、その一端部(図面から見て下側)が機台(図
示せず)に固定されており、他端部(図面から見て上側
)に半球状の凹形受面31を備えた大径部11を有し、
前記凹形受面31には、適数本の動圧発生用のスパイラ
ルグループ(動圧溝)〔図示せず〕が配設されている。
そして、前記大径部11とつながる小径軸部12との間
には平面部13が形成されており、そのやや下側位置お
よびこれとさらに適当な間隔をもった下側(外筒の下端
部付近)の小径部12には、例えば、図示の如きヘリン
グボーン形グループ(くの字状、への字状動圧溝)15
を有するラジアル受面14を備えている。
前記軸体1を囲むうように嵌合されて回転する外筒2は
、上端部に外筒の底壁となる端板5が取付けられており
、その内側端部には、前記凹形受面31と対向して共同
する球状の凸形受面32が固着されており、前記凹形受
面31と凸形受面32との間およびラジアル受面14と
対向する外筒の内周面23との間には、潤滑剤が封入さ
れており、該潤滑剤を介して軸端部の軸受部3および軸
方向に間隔を置いて配設された2つのラジアル軸受部4
.4が形成されている。
上記実施例における軸端部の軸受部のもつ凸形受面32
につながる位置の傾斜部51は、凹形受部31とつなが
る傾斜面16との間に僅かのすきまをもって対向し、軸
端部の軸受部3における潤滑剤のシール部を構成してい
る。また外筒2の上端側には、前記軸体の端部の大径部
11が入るポケット孔21および平面部13との間に所
望のすきまをもって対向するポケット平面22が形成さ
れており、前記外筒2が軸体lから分離するのを防止す
る構造となっている。
外筒2の中心部に設けられている孔の内周面23には、
前記小径軸部12の外周に設けられたラジアル受面14
.14と対向して共同する上記内周面23.23間は、
該内周面23よりも大径で、軸体の外周面との間に空間
部24を形成している。
また、前記外筒2のポケット21および空間部24には
、それぞれ外筒2の外側外気と通じる空気抜き孔7.7
が開口している。換言すれば、前記軸端部の軸受部3と
ラジアル軸受部4(図面から見て上側)との間およびラ
ジアル軸受部4.4との間には、軸受内部と外部の外気
とを連通させる空気抜き孔7がそれぞれ形成されている
外筒2を直接回転駆動するために、駆動モータの回転子
が外筒2側に固定されており、また固定子が軸体1側に
固定されている。外筒2に働く軸方向の力を安定させて
、外筒2が軸端部の軸受部に発生する動圧によって必要
以上に浮上したり荷重に不安定が生じなくするように、
外筒2は駆動モータの磁力すなわち回転子と固定子との
間に働く磁力により軸体lの取付は側に吸引されている
。なお前記各軸受部の潤滑剤としては、油とかグリース
を用いるが、回転トルクを小さくするためには粘度の低
い油が望ましく、その場合には、表面張力の大きい油を
用いて軸受すきま内の油の保持性を良くする必要がある
(作用効果) 以上述べたようにこの発明の動圧形複合軸受装置にあっ
ては、軸端部の軸受部と組合うラジアル軸受部が軸方向
に間隔を置いて配設された複数となっているので、回転
中における回転側部材の倒れやふれまわりが防止されて
回転むらのないスムースな回転が得られることは勿論の
こと、特に軸端部の軸受部とラジアル軸受部との間およ
び複数のラジアル軸受部間に、それぞれ外筒の内部と外
部の外気と連通した空気抜き孔をもって構成されている
ので、軸受まわりの温度変化および軸受の回転、停止に
よって生じる軸受の温度変化に伴なう軸受内部の空気の
膨張、収縮による内圧変化のくり返しが防止され、その
結果、内圧の変化に起因するラジアル軸受部からの潤滑
剤のもれが効果的に防止され、潤滑不足による軸受部の
損傷もほとんどなく耐久性にすぐれた軸受装置が得られ
るとともに、あらかじめ潤滑剤の封入された外筒と軸体
との組付けにあたっても、前記空気抜き孔との関係から
組付は時の押し込み圧によって動圧軸受装置として精度
良く迅速な組立てを可能にするのみならず前記外筒内の
潤滑剤がその入口部(反底壁側)から外部へのはみ出し
く流出)も最小限に押さえることができる。
また前記軸受装置の回転中における外筒は、一定の磁力
1例えば、前記軸受装置に直結された駆動モータの磁力
によって軸体の取付は側に吸引されているので、軸端部
の軸受部に発生する動圧の大きさに応じ、軸体の端部と
外筒の底壁との間に形成される軸端部の軸受部に一定の
適正すきまが維持でき、従って、外筒の浮上量を一定に
押さえるとともに軸方向荷重を一定方向に安定させてそ
の高さを所望の値にバランスさせることができる。
なお実施例では、軸体の大径部11の平面13およびこ
れと対向する外筒のポケット孔の平面22を単なる平面
としたが、これに動圧発生用のグループを設け、スラス
ト軸受として機能させることもできる。
また装置の組付けおよび加工を容易にするために、軸体
の大径部11と小径部12を別体とし、組付は時に接着
剤などによって固着することもある。
更には、動圧発生用のグループ(動圧 溝)も外筒に形成することもあり、また軸体と外筒の両
方に形成することもある。
又実施例では、竪形で図示しているが、これを横形で使
用することもある。
更には、軸受部に形成する動圧溝の形 状、使用する潤滑剤の種類、空気抜き孔の位置、形状な
どについても請求の範囲内で適宜変更して実施するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の動圧形複合軸受装置の一実施例を示
す縦断面図である。 実施例の符号中、1は軸体、2は外筒。 3は軸端部の軸受部、4はラジアル軸受部、7は空気抜
き孔である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸体と、該軸体を囲む一端に底壁をも った円筒状孔を有する外筒を備え、前記 軸体の他端部と外筒との間に少なくとも 軸方向の荷重を支持するために動圧形の 軸端部の軸受部を有し、また軸体の外周 面と外筒の内周面との間に動圧形のラジ アル軸受部を有し、かつ、前記両軸受部 が油、グリースなどの潤滑剤にて潤滑さ れる動圧複合軸受装置において、軸体の 外周面と外筒の内周面との間には、軸方 向に所望の間隔を置いて複数個のラジア ル軸受部を備え、該ラジアル軸受部は軸 体と外筒との少なくとも一方に動圧発生 用のヘリングボーン形グループを有する とともに、前記軸端の軸受部とラジアル 軸受部との間および前記複数のラジアル 軸受部間に、外筒内部と外気とに連通し た空気抜き孔を有し、かつ、前記外筒が 磁力により軸方向荷重を安定させるため に吸引されていることを特徴とした外筒 回転形動圧複合軸受装置。 2、空気抜き孔が外筒に設けられている特 許請求の範囲第1項記載の外筒回転形動 圧複合軸受装置。 3、外筒の内周面は隣り合うラジアル軸受 部の間の個所がラジアル軸受部より大径 である特許請求の範囲第1項記載の外筒 回転形動圧複合軸受装置。
JP30912386A 1986-12-27 1986-12-27 動圧形複合軸受装置 Pending JPS62155323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30912386A JPS62155323A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 動圧形複合軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30912386A JPS62155323A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 動圧形複合軸受装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12758684A Division JPS6078106A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 動圧形複合軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62155323A true JPS62155323A (ja) 1987-07-10

Family

ID=17989165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30912386A Pending JPS62155323A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 動圧形複合軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62155323A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0573313U (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 光洋精工株式会社 動圧軸受装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839945B1 (ja) * 1969-05-22 1973-11-28
JPS53110748A (en) * 1977-03-09 1978-09-27 Nippon Seiko Kk Groved dynamic pressure type pivot bearing
JPS56160421A (en) * 1980-05-12 1981-12-10 Nippon Seiko Kk Sleeve rotary type spindle unit
JPS627407A (ja) * 1985-07-02 1987-01-14 イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− 両口中空繊維浸透装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839945B1 (ja) * 1969-05-22 1973-11-28
JPS53110748A (en) * 1977-03-09 1978-09-27 Nippon Seiko Kk Groved dynamic pressure type pivot bearing
JPS56160421A (en) * 1980-05-12 1981-12-10 Nippon Seiko Kk Sleeve rotary type spindle unit
JPS627407A (ja) * 1985-07-02 1987-01-14 イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− 両口中空繊維浸透装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0573313U (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 光洋精工株式会社 動圧軸受装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6066903A (en) Hydrodynamic bearing for use in an electric motor and an electric motor having the hydrodynamic bearing
EP0702163B1 (en) Hydrodynamic bearing and seal
US3811741A (en) Bearing
JP3578948B2 (ja) モータ
US5634724A (en) Hydrodynamic bearing for spindle motor having high inertial load
JPH0226215Y2 (ja)
US4781077A (en) Stable intershaft squeeze film damper
JPS5834227A (ja) 動圧形流体軸受
US20060104555A1 (en) Fluid dynamic bearing arrangement
JPH0432468B2 (ja)
JPS62155323A (ja) 動圧形複合軸受装置
IL101439A (en) Padded hydrodynamic bearings and methods for making them
JPH033805B2 (ja)
JPS60121308A (ja) 動圧形の複合軸受装置
JPS6133287Y2 (ja)
JP3547844B2 (ja) 流体動圧軸受
JPS627407B2 (ja)
JPS6350564B2 (ja)
JPH0240882B2 (ja) Haiburitsudokeijikukesochi
JP3815929B2 (ja) モータ
CN219605850U (zh) 一种用于涡轮增压器的球轴承
JPS63158317A (ja) 動圧軸受装置
JPS631053Y2 (ja)
JPS6319622Y2 (ja)
JPH0536995Y2 (ja)