JPS6215473B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215473B2 JPS6215473B2 JP6063284A JP6063284A JPS6215473B2 JP S6215473 B2 JPS6215473 B2 JP S6215473B2 JP 6063284 A JP6063284 A JP 6063284A JP 6063284 A JP6063284 A JP 6063284A JP S6215473 B2 JPS6215473 B2 JP S6215473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoisting
- steady rest
- rope
- ropes
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、コンテナクレーン等において、吊具
の振れ止めと吊具の旋回とを行う装置に関するも
のである。
の振れ止めと吊具の旋回とを行う装置に関するも
のである。
吊具の振れ止め装置としては、例えば特開昭52
−98656号公報に示す如く、巻上ロープの他に振
れ止め用の4本のロープを斜めに張り渡し、振れ
止めロープにトルクモータを設け、振れ方向のロ
ープに連結しているトルクモータに高いトルク特
性が与えられ、逆方向のロープに連結しているト
ルクモータ低いトルク特性が与えられ、振れに抵
抗させ、振れ止めを行うようにしている。
−98656号公報に示す如く、巻上ロープの他に振
れ止め用の4本のロープを斜めに張り渡し、振れ
止めロープにトルクモータを設け、振れ方向のロ
ープに連結しているトルクモータに高いトルク特
性が与えられ、逆方向のロープに連結しているト
ルクモータ低いトルク特性が与えられ、振れに抵
抗させ、振れ止めを行うようにしている。
また、吊具の旋回装置としては例えば特公昭46
−15537号公報に示す如くガーダの端部に巻上ロ
ープを操作する装置を設け、吊具の対角線上にあ
るシーブを引上げ、残りの同じく対角線上にある
シーブを下げるように操作することにより、吊具
の旋回を行つている。
−15537号公報に示す如くガーダの端部に巻上ロ
ープを操作する装置を設け、吊具の対角線上にあ
るシーブを引上げ、残りの同じく対角線上にある
シーブを下げるように操作することにより、吊具
の旋回を行つている。
このように、振れ止め装置と旋回装置は別々と
なつている。
なつている。
また、旋回時において、吊具の一方を構成する
シーブにかけた2本の巻上ロープのうち、旋回さ
せるために引張つた側の巻上ロープは張力が増加
し、他方の巻上ロープは張力が低下する。この張
力の増加した状態でも荷を吊る必要があるので、
4本の巻上ロープはそれぞれ太くする必要があ
る。
シーブにかけた2本の巻上ロープのうち、旋回さ
せるために引張つた側の巻上ロープは張力が増加
し、他方の巻上ロープは張力が低下する。この張
力の増加した状態でも荷を吊る必要があるので、
4本の巻上ロープはそれぞれ太くする必要があ
る。
本発明の目的は、振れ止め及び旋回をできるだ
け1つの装置で可能にすると共に、巻上ロープの
径を小さくできる装置を提供することにある。
け1つの装置で可能にすると共に、巻上ロープの
径を小さくできる装置を提供することにある。
本発明は、振れ止め用のロープ及び振れ止め用
のアクチエータを設け、吊具の旋回方向に位置す
る2つのシーブをシーソビームに設置し、旋回時
には前記アクチエータを操作して旋回させ、シー
ソビームの傾斜によつて巻上ロープの張力の増加
を防止するようにしたものである。
のアクチエータを設け、吊具の旋回方向に位置す
る2つのシーブをシーソビームに設置し、旋回時
には前記アクチエータを操作して旋回させ、シー
ソビームの傾斜によつて巻上ロープの張力の増加
を防止するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本考案を図示の一実施例について詳細に
説明する。巻上ドラム1に吊具4を吊るために独
立した巻上ロープ2a,2b,2c,2dをそれ
ぞれ設ける。各4本の巻上ロープのうち、2本
(2c,2d)は直接巻上ドラム1より吊具4の
シーブ3c,3dを介してトロリー上に固定さ
れ、他の2本(2a,2b)はトロリー上に設け
た支持金具6に支持されたシーソービーム5に設
けられたシーブ3a1,3b1および吊具4上のシー
ブ3a2,3b2を介してトロリー上に固定される。
説明する。巻上ドラム1に吊具4を吊るために独
立した巻上ロープ2a,2b,2c,2dをそれ
ぞれ設ける。各4本の巻上ロープのうち、2本
(2c,2d)は直接巻上ドラム1より吊具4の
シーブ3c,3dを介してトロリー上に固定さ
れ、他の2本(2a,2b)はトロリー上に設け
た支持金具6に支持されたシーソービーム5に設
けられたシーブ3a1,3b1および吊具4上のシー
ブ3a2,3b2を介してトロリー上に固定される。
シーソービーム5はその両端がダンパー7a,
7bによりトロリー上に支持されている。また、
トロリー上には振れ止めアクチエータ8a〜8d
が4組取付けられており、それぞれ点線で示す振
れ止めロープ9a〜9dが吊具4に4本斜めに取
付けられている。アクチエータ8a,8bは例え
ば公知のトルクモータとそれに連結したコツタシ
ーブとからなり、ロープ9a〜9bをトルクモー
タによつて巻取つたり、繰出したりする。
7bによりトロリー上に支持されている。また、
トロリー上には振れ止めアクチエータ8a〜8d
が4組取付けられており、それぞれ点線で示す振
れ止めロープ9a〜9dが吊具4に4本斜めに取
付けられている。アクチエータ8a,8bは例え
ば公知のトルクモータとそれに連結したコツタシ
ーブとからなり、ロープ9a〜9bをトルクモー
タによつて巻取つたり、繰出したりする。
今、吊具4が図において手前側に振れたとする
と、アクチエータ8a,8cを高トルク形とす
る。つまり、ロープ9a,9cにはアクチエータ
8a,8cから繰出そうとするが、高トルク形に
なることにより、ロープ9a,9cによつて強い
力が加わつた場合にロープ9a,9cを繰出すよ
うにする。つまり振れに抵抗させる。一方、他方
のアクチエータ8b,8dは低トルク形にし、ロ
ープ9b,9dを巻取らせる。逆方向に振れる
と、アクチエータ8a〜8dを逆特性にする。
と、アクチエータ8a,8cを高トルク形とす
る。つまり、ロープ9a,9cにはアクチエータ
8a,8cから繰出そうとするが、高トルク形に
なることにより、ロープ9a,9cによつて強い
力が加わつた場合にロープ9a,9cを繰出すよ
うにする。つまり振れに抵抗させる。一方、他方
のアクチエータ8b,8dは低トルク形にし、ロ
ープ9b,9dを巻取らせる。逆方向に振れる
と、アクチエータ8a〜8dを逆特性にする。
次に、旋回させる場合について説明する。
今、吊具4を図に示す角度θ1だけ旋回させる
場合、振れ止めアクチエータ8aを巻取る方向に
駆動する。この場合、もしシーソービーム5がな
いと振れ止めロープ9aには大きな張力が掛か
り、巻上ロープ2aはゆるみ、巻上ロープ2bの
張力は増大する。しかるに、シーソービーム5の
ある本機構においては、巻上ロープ2bの張力増
大によりシーソービーム5はその両端部がそれぞ
れ矢印方向に変位する。このことにより、巻上ロ
ープ2a,2bのロープ張力はバランスし、振れ
止めアクチエータ8a側にも大きな張力が掛らず
に角度θ2の変位を与えることができる。
場合、振れ止めアクチエータ8aを巻取る方向に
駆動する。この場合、もしシーソービーム5がな
いと振れ止めロープ9aには大きな張力が掛か
り、巻上ロープ2aはゆるみ、巻上ロープ2bの
張力は増大する。しかるに、シーソービーム5の
ある本機構においては、巻上ロープ2bの張力増
大によりシーソービーム5はその両端部がそれぞ
れ矢印方向に変位する。このことにより、巻上ロ
ープ2a,2bのロープ張力はバランスし、振れ
止めアクチエータ8a側にも大きな張力が掛らず
に角度θ2の変位を与えることができる。
ダンパー7a,7bの役目は、常時運転時に
(旋回させない時)コンテナ重心のアンバランス
や横走行運転の慣性によりシーソービームがふら
つかないような程度の弾性を持つたものとしてお
くことにより、安定した構造とする役目を持つて
いるものである。
(旋回させない時)コンテナ重心のアンバランス
や横走行運転の慣性によりシーソービームがふら
つかないような程度の弾性を持つたものとしてお
くことにより、安定した構造とする役目を持つて
いるものである。
振れ止めロープ9aを巻取つた時、巻上ロープ
2bはダンバ7bを変位させ矢位方向に変位する
が、これと共に振れ止めロープ9bは引張られる
ことになる。そのままにしておくと振れ止めロー
プ9bの張力は増大してしまうので、振れ止めア
クチエータ8aは微力で巻ほごされるトルクに設
定しておくものとする。
2bはダンバ7bを変位させ矢位方向に変位する
が、これと共に振れ止めロープ9bは引張られる
ことになる。そのままにしておくと振れ止めロー
プ9bの張力は増大してしまうので、振れ止めア
クチエータ8aは微力で巻ほごされるトルクに設
定しておくものとする。
角度θ2方向の旋回は、前述とは逆の組合せで
動作させることにより達成できる。
動作させることにより達成できる。
尚、巻上ドラム1の位置や固定端の位置は周知
の位置でもよい。
の位置でもよい。
以上の如く本発明によれば、振れ止め装置と旋
回装置を共用でき、またシーソービームを設けた
ので、安価に構成できるものである。
回装置を共用でき、またシーソービームを設けた
ので、安価に構成できるものである。
図は本考案による吊具の旋回装置の立体説明図
である。 1……巻上ドラム、2……巻上ロープ、3……
シーブ、4……吊具、5……シーソービーム、6
……支持金具、7……ダンバー、8……振れ止め
アクチエータ、9……振れ止めロープ。
である。 1……巻上ドラム、2……巻上ロープ、3……
シーブ、4……吊具、5……シーソービーム、6
……支持金具、7……ダンバー、8……振れ止め
アクチエータ、9……振れ止めロープ。
Claims (1)
- 1 巻上ドラムに吊具を吊るための巻上ロープを
それぞれ独立して4本設け、そのうち2本はトロ
リー上の支持金具に支持されたシーソビームに設
けたシーブを介してトロリーを吊下げ、該シーソ
ビームを旋回方向に設け、トロリー上に設けた4
つの振れ止めアクチエータのそれぞれから振れ止
めロープを斜めに吊具に張り渡したことを特徴と
する吊具の旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063284A JPS6036288A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 吊具の旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063284A JPS6036288A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 吊具の旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036288A JPS6036288A (ja) | 1985-02-25 |
JPS6215473B2 true JPS6215473B2 (ja) | 1987-04-07 |
Family
ID=13147878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6063284A Granted JPS6036288A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 吊具の旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036288A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102774743A (zh) * | 2012-08-13 | 2012-11-14 | 安徽富煌钢构股份有限公司 | 超大截面箱型构件翻身吊具及其使用方法 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP6063284A patent/JPS6036288A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6036288A (ja) | 1985-02-25 |
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