JPS62154214A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気テープに映像信号を輝度（３号と色信号に
分離して記録／再生するために輝度信号と色信号のそれ
ぞれに専用の（ｒｉｌ気へ、ドを有するガイドシリンダ
を備えた磁気記録再生装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の磁気記録再生装置には、例えば特開昭５
７−７５０８６号公報に示されているように、第４図の
ような構成が知られている。即ち、映像信号の磁気記録
再生装置（ＶＴＲ）において、亮画質画像の記録と再生
を目的として、映像信号における輝度信号と色信号を分
離し、それぞれに専用の磁気ヘッドを設けるものである
。第４図（Ｃ１に示すようにフィールド毎に２組の磁気
ヘッド４０ａ、４１ａと４０ｂ、４１ｂがあり、４０ａ
。

４０ｂが色信号の４１ａ、４１ｂが輝度信号の記録／再
生用のヘッドである。第４図（ａｌに示すようにこれら
の磁気ヘッドは、下シリンダ３２に設けられた軸受手段
に支持された軸３４と一体的に回転するへ、ド支持体３
３の上下面にヘッドベース３６を介して固定されている
。そして、下シリンダ３２と連結部材３５により連結さ
れた上シリンダ３１とで設定される間隙ａに磁気ヘッド
４０ａ。

４０ｂ、４１ａ、４１ｂが突出し同時にヘッド支持体３
３も間隙ａの全周にわたって突出した構成になっている
。また図示はしていないが特開昭５７−７．５０８６号
公Ｉ［ｉには上シリンダが回転する方式のシリンダ構成
も示されているが、この場合も上述した構成と同様に上
シリンダと下シリンダで形成される回転軸方向の間隙に
全周にわたってヘッド支持体が突出している構成となっ
ている。

このような構成でシリンダの外周にヘリカルに添接走行
する磁気テープには第４図ｔｂ＋に示すように上側に色
信号のトランク５０が下側には輝度信号のトラック５１
が記録され、また再生されることになる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成ではヘッド支持体３３
が、全周にわたって突出しているためにヘッド支持体３
３の外周の径、真円度などの加工精度、また回転中心に
対する偏心や傾きといった組立精度が記録／再生の互換
性に極めて大きな影響を与えるのである。即ち、こうし
た精度のわずかな誤差がテープのシリンダ部での走行に
微妙な影響を与え、ヘッドが磁気テープをトレースする
時の直線性を悪化させ、画質の劣化を招くのであこのた
め、加工コスト、組立・調整コストの増加をまねくとい
う問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み簡単な構造で精度良く輝度信
号と色信号を分離して記録／再生する回転ヘッドシリン
ダを有する磁気記録再生装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録再生’Ａ
’ｌｌは固定シリンダと、この固定シリンダと同軸に回
転して磁気テープをガイドする円筒面を有し、映像信号
の輝度信号と色信号を分離してそれぞれを記録再生する
ための２個の磁気へ一フドを突出するための開口部を設
けた回転シリンダと、前記２個の磁気ヘッドを軸方向に
所定の距）■を設けて取りつけるための軸方向に対向し
た２面とこの２面にはさまれた第３の面を有して前記回
転シリンダと一体に回転するヘッド支持体とを備え、こ
の第３の面の一部のみを前記開口部に前記ヘッドと共に
臨ませ、この開口部に臨ませた第、（の面の径を回転シ
リンダの外周面と略々同一径となるような構成としたも
のである。

作用 本発明は上記した構成によって、ヘッド支持体は一部の
みが上シリンダの開口部が突出するだけであり、磁気テ
ープのガイドを実質的に回転シリンダの外周面によって
のみ行なうことが可能となるためにヘッド支持体の加工
精度、組立精度に余裕が生じると共に確実なテープガイ
ドが可能となり低コストで高画質な磁気記録再生装置が
得られることになる。

実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について図面
を参照しながら説明する。第２図は本発明の要部をなす
テープガイドシリンダの部分断面図であるが、ｌは磁気
テープを外周面で添接ガイドする回転ンリンダである。

１８は固定シリンダで外周に磁気テープをヘリカル状に
案内するガイド部２１を有し、図示しない基板に固定さ
れている。１７は固定シリンダ１８に設けた軸受手段ｌ
９により回転自在に支持された軸であり、２０は軸１７
に固着されたディスクである０回転シリンダ１はこのデ
ィスク２０に固定されている。第１図は回転シリンダ部
の斜視図であるが、ｌＯ２゜１０ｂ　（第１図には示さ
れていないが、ｌＯａと１８０°対向する位置に設置）
はフィールド毎に設けた色信号の記録再生用のヘッドチ
ップで所定のヘッドギャップを形成したフェライト等の
磁性薄板からなり、それぞれヘッドベース４ａ、４ｂに
接着固定されている。ｌｌａ、ｆｌｂは同様にフィール
ド毎に設けた輝度信号の記Ｎｌ再生用のへ７ドチ・２プ
で色信号用ヘッドチップｌｏａ。

１０ｂと同じくそれぞれへ７ドベース３ａ、３ｂに接着
固定されている。ヘッドベース３ａ、３ｂ。

４ａ、４ｂヘフドチップ１０ａ、ｆｏｂ、ｌｌａ。

１１ｂは同一構成であるので、ここごは一方のフィール
ドに対応スる、ヘッドベース３ａ、４ａ、ヘッドチップ
ｌＯａ、ｌｌａを中心に説明する。

ヘッドベース３ａはヘッド支持体２の一方の面２ａねし
７ａにより固定されている。一方、ヘッドベース４ａは
ヘッド支持体２の面２ａと平行で軸方向に所定の間隙を
持って形成されている面２ｂにねし８ａにより固定され
ている。また、このへ・ノド支持体２は面２ａと面２ｂ
から軸方向に突出している部分がないように形成されて
いるのでラッピング加工などにより、１γさ寸法、面２
ａ、而２ｂの平行度面相度も高精度にかつ而単に加工さ
れる。ヘッドベース３ａ、４ａは第２図に示すようにヘ
ッドチップｌｌａ、ｌｏａの各ヘッドギャップと回転シ
リンダｌの回転軸心とを結ぶ綿に対し一方が突出した非
対称の形状であるが前記したようにヘッドベース３ａ、
４ａは同一形状であり、ヘッドチップｌｌａ、ｌＯａが
接着され、かつヘッド支持体２に接合される面は各へ、
トヘースで同一となるように構成されている。即ちヘッ
ドベースは１面のみを、しかも各ヘッドベースで同一の
面のみを精度よく加工すれば良いことになる。またヘッ
ド支持体２は回転シリンダｌと同一の材料で作られてお
り、面２ａと２ｂにはさまれた面２Ｃは回転シリンダｌ
の外周面に設けられた開口部１２ａ、１２ｂにヘッドチ
ップｔＯａ。

１１ａおよびｌｏｂ、１１ｂにはさまれた形で突出して
いる。そしてその径は回転シリンダｌの外径と等しいか
、わずかに小さくなるように設定され、またその周方向
の幅は開口部１２ａ、１２ｂの幅よりわずかに小さく設
定されている。そのため、磁気ヘッド部近傍で不安定な
状態になりやすい磁気テープの走行状態も安定に保持さ
れ、信号も安定に記録再生される。さらに本実施例では
輝度信号用へラドチップ１１ａ、１１ｂと対応する色信
号用のヘッドチップｌｏａ、ｌｏｂのヘッドギャップは
第４図の従来例のように軸方向に一致し、周方向にずれ
の生じないように設定して第４図ｔｂ）に示すようなト
ラックパターンを得るよう構成しているが、磁気テープ
とへソドチノブｌｏａ。

１１ａ、ｌｏｂ’、ｌｌｂの接触を良好に確保し信号の
記録再生を確実にするためにはそれぞれのへソドチノプ
の回転シリンダ１の外周面からの突出量、軸方向の傾き
（あおり）などの調整を高精度に行なう必要がある。こ
のため、ヘッドベース３ａ、４ａにはそれぞれ切り欠き
６ａ、９ａと止めねじ５ａ、１３ａが螺着されている。

即らヘッドベース３ａはヘッドベース４ａを固定するた
めのねじ８ａを螺着するヘッド支持体２に設けたねじ穴
を中心に切り欠き６ａに係合して回転する冶具により、
ねじ７ａを中心に微動し得るので、ヘッドチップｌｌａ
の突出量を簡単に調整できるそしてヘッドのあおりにつ
いては止めねし５ａを回し先端をヘット支持体２に当接
させてヘッドベース３ａを撓ませることにより調整をす
ることができる。この調整は大きな変位を与えることが
できないので最終階段の６”＆　４１４整に用いられる
。こうした調整を各ヘッドベースに対して同様に行ない
、磁気ヘッドの装着されたヘット支持体２は中心穴１４
を回転シリンダ２に回転軸心と同心状に設けたボス部１
５に嵌合して回転軸心に対する位置決めを行ない、面２
ｂを回転シリンダ１の取付面に密着させその面振れを押
さえつつ回転シリンダｌに固定される。一方回転シリン
ダｌにはヘッドベース４ａに螺着した止めねし１３ａの
位置に対応して貫通穴１６が設けられており、ヘッド支
持体２を回転シリンダｌに固定した後にもヘッドベース
４ａのあおりの微調整が可能になっている。口承してい
ないが、ヘッドベース４ｂも同様に微調整が可能になっ
ている。

発明の効果 以上のように本発明は映像信号を蓮度信号と色信号に分
離して記録／再生するための少なくとも２個の磁気ヘッ
ドと磁気テープをヘリカル状にガイドするガイド部を有
する固定ソリンダとこの固定シリンダに対して同軸に回
転して面記磁気テープをガイドする円筒面を有し１、前
記磁気ヘッドを前記円筒面より突出させるための少くと
も１つの開口部を設けた回転シリンダと前記２個の磁気
へ、ドのうち第１の磁気ヘッドを取りつける第１の面と
、この第１の面と対向し、第２の磁気ヘッドを取り付け
るための第２の面と、この第１の面と第２の面にはさま
れた第３の面とを有し、この第３の面の一部のみを前記
開口部に１ｍませると共に、この開口部に臨ませた第３
の面の一部を前記回転シリンダの外周面と略々同一径と
なるよう構成したヘッド支持体を具備して、この、ヘッ
ド支持体を前記回転シリンダと一体的に回転するように
しているので、磁気テープのガイドを実質的に回転シリ
ンダの高精度に仕上げた外周面で行なうことができ、し
かも磁気ヘッド部近傍で２個のへ７ドチノプに巻きつき
不安定状態になりやすい磁気テープの走行状態やこのヘ
ッドチップと磁気テープの走行状態やこのヘッドチップ
と磁気テープの接触状態はヘントチツブ間にヘッド支持
体が存在し、安定に保たれる。そしてこのヘッド支持体
の開口部への突出量が多少変化しても磁気テープの走行
に大きな変化を与えることがないので、ヘッド支持体の
回転シリンダへの取り付けについては、磁気ヘッドの取
り付は精度だけを所定の範囲に入るよう調整すれば良い
ことになり、従来のようにヘッド支持体の回転シリンダ
に対する位置精度とヘッドの位置精度の相互調整が不必
要になる。従ってヘッド支持体の加工精度、組立精度に
余裕が生じ、確実なテープガイドが可能となり、低コス
トで高画質な磁気記録再生装置が得られ、その実用的価
値には極めて大きいものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置に
用いられるテープガイドシリンダの回転シリンダ部の斜
視図、第２図は同じく回転シリンダ部の平面図、第３図
はテープガイドシリンダの要部断面図、第４図ｆａｔは
従来の磁気記録再生装置のテープガイドシリンダの断面
図、第４図（ｂｌは磁気テープ上に記録されたトラック
パターンの模式図、第４図（ｃｌは磁気ヘッド配置の４
９式図である。 １・・・・・・回転シリンダ、２・・・・・・ヘッド支
持体、３ａ、３ｂ、４ａ、４ｂ−−・・・・ヘッドベー
ス、１０ａ、１０ｂ、ｌｌａ、　　１１ｂ−・−ヘント
チノブ、１２ａ、１２ｂ・・・・・・開口部、１８・・
・・・・固定シリンダ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏テ、　ほか１名第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも２個の磁気ヘッドを内蔵したガイドシ
   リンダに磁気テープをヘリカル状に所定角巻回し、前記
   ２個の磁気ヘッドによりそれぞれ映像信号を輝度信号と
   色信号に分離して記録／再生するよう構成し、前記ガイ
   ドシリンダは前記磁気テープをヘリカル状にガイド部を
   有して基板に固定された固定シリンダと、前記固定シリ
   ンダに対し同軸に回転して前記磁気テープをガイドする
   円筒面を有し、前記磁気ヘッドを前記円筒面より突出さ
   れるための少なくとも１つの開口部を設けた回転シリン
   ダと、前記２個の磁気ヘッドのうち第１の磁気ヘッドを
   取りつける第１の面と、この第１の面と対向し、第２の
   磁気ヘッドを取付つけるための第２の面と、この第１の
   面と第２の面にはさまれた第３の面とを有し、この第３
   の面の一部のみを前記開口部に臨ませると共に、この開
   口部に臨ませた第３の面の一部を前記回転シリンダの外
   周面と略々同一径となるよう構成したヘッド支持体とを
   具備し、このヘッド支持体を前記回転シリンダに固定し
   一体的に回転するよう構成したことを特徴とする磁気記
   録再生装置。
2. （２）ヘッド支持体に回転軸心と同軸に穴を設け、前記
   ヘッド支持体の第１の面あるいは第２の面のうちいずれ
   か一方を回転シリンダに接合すると共に前記穴をガイド
   にして前記ヘッド支持体を前記回転シリンダに固定した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記録
   再生装置。