JPS62153849A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は一般に電子写真式複写機に関し、更に詳細には
、綴じた書物の底部から用紙を引き離すことのできる、
複写機のためのページめくり装置に関する。

（従来の技術） 現在の最新式の複写機は、大きな積重ね体となっている
原画書類の複写を便利に行なうことのできるように循環
式書類取扱装置を用いている。これら装置は、書物、雑
誌、中緻しした書類等を処理するためのページめくり機
構を有していない。

また、綴じた書類を複写することは労力のかかる仕事で
あり、綴じた書類を複写するようになっている装置が、
費用を抑制するために、特に、コピーを書物の形式に仕
上げることが益々一般化するにつれて、益々必要となる
。最新の技術を拡張して、市場のこの書物複写分野を含
むようにするという明らかな必要性が現在ある。

いくつかのページめくり装置が市販されているが、これ
らは、通例、身体が部分的に動かない人、身体障害者、
または寝たきりの人が、単にスイッチを操作することに
よって書物のページを随意にめ（ることのできるように
設計されている。これら装置は、余りに大形であり、重
く、信頼性不十分であり、または、写真複写式に書物を
複写するために書物のページをめくることに用いること
が不可能である。

例えば、米国特許第３．４８４，９７０号に自動ページ
めくり装置が開示されている。この装置は、回転式真空
ヘッドを用いて書物のページを掴んで他方の側へめくる
。その後、ブラシがローラの通路を通って進み、上記め
（られたページを掃引し滑らかにする。

米国特許第３，５５０，２９６号及び第３，８００，４
５３号には、吸引手段を用いて書物のページを持ち上げ
てめくるページめくり装置が開示されている。

米国特許第３，９３９．５８７号には、開いた当物の一
方の側から他方の側ヘローラを移動させるページめくり
装置が開示されている。この当物のめ（らないページは
２つのページ保持体によって所定位置に保持される。

米国特許第４．１０２，０７１号には、ローラが書物の
ページを分離させて上方へ反らせる自動ページめくり装
置が開示されている。上記ページが成る位置に来ると、
上記ローラはこのページを解除する。

このページは上方へ曲がり、バンドがその前方位置へ戻
るときに該バンドによって係合される。次いで、ブロッ
クが下降して上記ページをほぼ平らな位置にあらしめる
。

米国特許第４，１２１，３６１号には、自動的にページ
をめくるための装置が開示されている。露出しているペ
ージをローラが摩擦的に押して上方へふくらませる。次
いで、第１のフリッパアーム及び第２のフリッパアーム
が上記ふくらみの下で移動し、このページを、既にめ（
られているページへ向かってめくる。

米国特許第４，１６０，３３４号には、ローラが書物の
ページめくりを行なう可逆式ページめくり装置が開示さ
れている。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、複写すべき面を下向きにした書物からページ
を複写するための方法、及び複写面下向きの書物のペー
ジをめくる装置を具備する複写機を提供することを目的
とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明の方法においては、（ａ）２つのプラテンと両プ
ラテンの間に真空ロールを設け、真空ロールの一領域を
上記プラテン面と同じ水平面内に且つプラテン面を横切
る方向に延びるように配置する段階と、（ｂ）空気軸受
を与え且つ上記書物のページを分離させるために上記真
空ロールの一方の側に隣接してエアナイフを設ける段階
と、（Ｃ１上記真空ロールによって上記書物のページを
捕捉する段階と、（ｄ）上記真空ロールを同時回転させ
ながら上記書物を上記水平面内で上記真空ロールを越え
て移動させる段階と、ｔｅｌ上記書物の背において上記
真空ロールの回転を逆転させ、上記捕捉されたページを
上記書物が移動継続させられている間に巻きほどく段階
と、（ｆ）上記捕捉されたページが巻きほどかれた後に
上記書物をその初めの位置へ復帰させる段階とを行なう
。

本発明の他の利点は、図面を参照して行なう本発明の実
施例についての以下の詳細な説明から明らかになる。

（実施例） 以下、本発明をその実施例について説明するが、本発明
はこの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範
囲に記載の如き本発明の精神及び範囲内で種々の代替、
変形及び等個物使用が可能である。

本発明の特徴を具備する電子写真式複写機についての一
般的理解のために、種々の構成部材を示している第１図
を参照して説明する。以下、図面を通じて、同様参照番
で同様部材を示す。複写機内でページをめくるためのこ
の装置は、第１図の電子写真式複写機内での使用に特に
好適するものであるが、以下の説明から解るように、極
めて多種の領域及び装置内での使用にも同様に好適し、
その適用は、本明細書に示す実施例に必ずしも限定され
るものではない。即ち、以下においては、本発明装置を
、複写機で複写するための書類のページめくりについて
説明するが、この装置は、例えば、身体障害者が書類を
読むためにページをめくるための使用にも同様に好適す
る。

電子写真式複写の実際については業界に周知であるから
、原画書類のコピーを作るための種々の処理ステーショ
ンを第１図に略示し、以下、各処理ステーションについ
て略述する。

図示の形式の全ての電子写真式複写機におけるように、
導電性基体の外周面に巻かれて固定された光導電面１１
を有するドラムまたはベルト１２が、種々の処理ステー
ションを通って矢印１５方向に回転させられる。光導電
面１１は例えばセレンで作られ、これが取付けられてい
る」二記導電性基体は通例アルミニウムで作られている
。

先ず、上記ドラｌ、は光導電面１１の一部を、コロナ発
生装置１４を利用する帯電ステーションを通って回転さ
せ、光導電面１１を比較的高いほぼ一様の電位に帯電さ
せる。

その後、上記ドラムは上記光導電面１１の帯電済み部分
を露光ステーション１３へ回転させる。

上記露光ステーションは、ガラス仮６５及び６６のよう
な２つの定置式透明プラテンを有しており、複写すべき
書物のページが上記プラテンに対して３ＭＦされる。ラ
ンプ（そのうちの一つを図示しである）が上記の原画書
類またはページを照明する。

光導電面１１の移動と関係しているセルフォックレンズ
によって走査が行なわれ、これにより、遂次増加する光
像が上記光導電面１１の帯電部分上に形成される。上記
光導電面１１の帯電部分の照明により、上記原画書類内
に含まれている情報領域に対応する静電潜像が記録され
る。

そこで、上記光導電面ｌｌ上に記録された静電潜像は、
内部に成る供給量の混合現像剤を内蔵しているハウジン
グを有する現像装置１６へ向かって回転させられる。上
記混合現像剤は、トナー粒子が摩擦電気的に被着してい
るキャリヤ細粒を含んでいる。好ましくは、上記キャリ
ヤ細粒は磁性材料で形成され、上記トナー粒子は適当な
プラスチックで作られる。現像装置１６は、好ましくは
、６ｆ１気ブラシ式現像装置である。この形式の装置は
、上記混合現像剤を方向性磁束界を通って移動させてそ
のブラシを形成する。上記光導電面ｌｌ上に記録された
静電潜像は、上記混合現像剤のブラシを該潜像と接触さ
せることによって現像される。

このようにして、上記トナー粒子は、上記キャリヤ細粒
から上記潜像へ静電的に被着させられ、光導電面１１上
にトナー粉像を形成する。

引続いて第１図について説明すると、コピーシートがシ
ート給送装置４０によって転写装置２゜へ送うれる。シ
ート給送装置４０は次々に続くコピーシートを整合ロー
ラ３３及び３４へ給送する。

整合ローラ３４は、モータ（図示せず）によって上記転
写ステーションの方向に駆動され、上記整合ローラのう
ちのアイドルローラ３３及びシート４３を、光導電面ｌ
ｌ上の画像と調時した関係で光導電面１１へ向かって駆
動する。

引続いて種々の処理ステーションについて説明すると、
転写ステーション２０は、画像を光導電面１１からコピ
ーシート４３へ転写するためのコロナ発生装置を有す。

転写のために、上記コロナ発生装置はイオンの噴霧を上
記コピーシートの背面にあびせかける。これにより、上
記トナー粉は光導電面１１から上記コピーシートへ引き
付けられる。

上記コピーシートへのトナー粉の転写の後、上記シート
は光導電面１１から分離させられ、次いで、適当な手段
によって定着装置２７へ送られる。

定着装置２７は、上記コピーシートが通過するニップを
相互間に形成する定着ロール２８及びバックアップロー
ル２９を有す。定着処理が完了した後、上記コピーシー
トは適当な手段によって出力キャソチトレイ３０へ送ら
れる。

上記コピーシートが光４電面１１から分離させられた後
、若干の残留トナー粒子がこれに被着して残っている。

このトナー粒子はクリーニング装置２５によって光導電
面１１から除去される。クリーニング装置２５は、トナ
ー粒子を光導電面１１から掃い落すドクタブレードを有
す。

以上の説明で、本願において、電子写真式複写機の一般
的作動を示すのに十分である。次に、本発明の特定の問
題について説明するが、第２図はページめくり装置を詳
細に示すものである。

次に第２図について、本発明のページめくり装置の詳細
な構造及び作動について説明する。プラテン６５が、面
下向きに開いた書物５０を支持し、上記書物はハウジン
グ６７によってプラテン６５に押しつけられる。ハンド
ル６８がハウジング６７上にあり、単一シート複写に対
して該ハウジングを持ち上げ、または、不要の場合には
取り外すことのできるようになっている。真空輸または
真空ロール６２が、プラテン６５と同じ平面にその右端
に設けられている。エアナイフ８０が、真空輸６２に直
ぐ隣接して該真空輸の上布側の位万に配置され、書物５
０がその上を通るときに該書物内のシートを分離させて
ふくらますようになっている。要すれば、エアナイフ８
０をパドル輸で置き換えてもよい。第２のプラテン６６
がプラテン６５と同じ平面内に配置され、複写のための
書物５０を支持するようになっている。ハウジング６７
は、書物５０を、真空輸６２の左にあってプラテン６５
上に静止している位置から、真空輸６２の右にあってプ
ラテン６６上に静止する位置へ移動させるために、真空
輸６２を通って左から右へ並進するようになっている。

ハウジング６７は、書物５０内のめくられるべき各ペー
ジに対して、左から右へ、そして左へ後戻り移動させら
れる。真空輸６２は六６３を有し、負圧源、及び該真空
輸の面へ引っ張るべきページと連通するようになってい
る。

第３ａ図ないし第３ｄ図に示すように、綴じた書物５０
は、当初、左のプラテン６２によって支持され、ページ
めくりがマシン制御器によって、または操作員によって
自動的に開始されると、ハウジング６７は右へ移動させ
られて書物５０の右側面を真空輸６２と接触させる。こ
の時、エアナイフ８０は書物５０に対して空気軸受を提
供し、更にまた、最下位のページを残りのページから分
離させる際の真空輸６２を助けるために上記書物の右側
に対してふくらまし作用を提供する。また、この時、真
空輸６２は上記書物の右側の最下位のページを最初に捕
捉する。

第３ｂ図に示すように、真空輸６２は書物５０の最下位
のページを該真空輸の外周へ引き付け、そして、上記書
物の背が該真空ロールの中央領域に到達するまで、通例
の手段で時計方向に回転する。その後、第３Ｃ図に示す
ように、真空ロール６２は、引き離されたページを上記
書物の反対側に置くために、逆転させられる。エアナイ
フ８０は、上記ページの背面に向かって空気を吹きつけ
て該ページを上記書物の左側の底部へ向かって押しつけ
ることにより、上記の操作を助ける。この動作が行なわ
れている間中、ハウジング６７は書物５０をプラテン６
６へ向かって移動させている。

第３ｄ図においては、書物５０はプラテン６６上へ完全
に移動させられ、セルフォックレンズ装置の使用によっ
て複写され終っている。要すれば、露光を、ここに示す
如き一方のプラテンではなしに、両方のプラテンに対し
て行なうように構成してもよい。上記書物は、後続のペ
ージめくりのためにプラテン６５上へ並進して戻される
。

ページめくり装置６０はマイクロプロセッサ制御器１０
０によって制御される。この制御器は、本明細書に参照
として記載されている米国特許第４、１１６．５５８号
に示されている形式のものである。

本発明においては、異なるページを複写のために選択す
ることのできるようにマイクロプロセッサを用いて上記
ページめくり装置を制御することができる。例えば、セ
ンサ及びカウンタを上記ページめくり装置に取付け、所
望のページを複写するためにページの存在を感知し、及
びめくられたページを計数するために用いることができ
る。

作動においては、書物５０がハウジング６７によって第
２図において右へ移動するときに、真空ロール６２によ
って上記書物の底部から１枚のページが引き離される。

要すれば、ハウジング６７の代りに１対のベルトを用い
てもよい。書物５０の移動最中に、エアナイフが上記書
物の右側の前縁に圧力を加えて諸ページを分離させてお
り、そして、第１のページ、即ち上記書物の最下位のペ
ージを真空輸６２に向かって押しつける。ハウジング６
７が引き続いて移動して真空輸６２が時計方向に回転す
ると、上記書物の右側の最下位のページが真空輸６２の
外面の回りに被着されて巻きつけられる。この時、右の
プラテン６６は書物５０を支持し始める。上記書物のほ
ぼ中央部または上記書籍の背において、真空輸６２は逆
または反時計方向に回転し始め、そして上記書物がプラ
テン６６上に完全支持されるように移動を続けるにつれ
て、真空輸６２はエアナイフ８０とともに、上記真空輸
６２の外面に被着されたページを上記書物の左側の底部
へ置く。本実施例においては、ハウジング６７がその右
位置へ移動するときまでに、ガラスプラテン６６に隣接
位置している書物５０のページは上記セルフォックレン
ズ装置によって露光されて光導電面ｌｌ上に結像されて
いる。

エアナイフ８０は、上記書物がハウジング６７によって
後戻りさせられるにつれて、該書物の底部をなめらかに
する。

（発明の効果） 以上、複写機とともに用いるための面下向きの書物のペ
ージを自動的にめくるための装置について説明した。こ
の装置は、相互間に回転式真空ロール及びエアナイフが
配置されている２つのプラテン間で書物が前後に移動す
るにつれて該書物の底部からページを引き離す。最初の
書物の縁が上記真空ロールの上を移動するときに、上記
エアナイフがページをふくらまし、そして最下位のペー
ジが上記真空ロールによって捕捉される。上記書物の背
が上記プラテン相互間の領域を通過すると、上記ロール
は逆転し、そして上記エアナイフは、上記真空ロールに
被着されたページを上記書物の後半部に対して押しつけ
る。上記書物は、複写が完了すると、自動的に元の位置
に復帰する。上述した実施例のほかに、本発明の実施に
際しては、特許請求の範囲に記載の如き本発明の範囲内
で種々の変形が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の特徴を具備する電子写真式複写機の略
立面図、第２図は本発明におけるページめくり装置の部
分拡大略立面図、第３ａ図は、真空輸、及び複写すべき
書物を上記真空輸の両側において保持する２つのプラテ
ンを示す本発明におけるページめくり装置の部分側面図
、第３ｂ図は、時計方向に回転し、分離用エアナイフの
助けをもって面下向き書物から最下位のページを引き離
している本発明における真空輸を示す部分側面図、第３
ｃ図は、引き離されたシートを書物の反対側へ置くため
に回転方向を逆転させつつあるときの第３ｂ図の本発明
におけるページめくり装置の真空輸を示す部分側面図、
第３ｄ図は、複写位置にある面下向き書物を示す本発明
におけるページめくり装置の部分側面図である。 ６２・・・・・・真空輸 ６５．６６・・・・・・プラテン ６７・・・・・・ハウジング ８０・・・・・・エアナイフ ＦＩＧ、３Ｃ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、書物から所望のページを複写するための方法におい
   て、 （ａ）２つのプラテンと両プラテン面の間に真空ロール
   を設け、上記真空ロールの一領域を上記プラテン面と同
   じ水平面内に且つ上記プラテン面に対して横方向に延び
   るように位置させる段階と、 （ｂ）空気軸受を与え且つ上記書物のページを分離させ
   るために上記真空ロールの一方の側に隣接してエアナイ
   フを設ける段階と、 （ｃ）上記真空ロールによって上記書物の一つのページ
   を捕捉する段階と、 （ｄ）上記真空ロールを回転させながら同時に上記書物
   を上記水平面内で上記真空ロールを越えて移動させる段
   階と、 （ｅ）上記書物の背において上記真空ロールの回転を逆
   転させ、上記捕捉されたページを上記書物が移動継続さ
   せられている間に巻きほどく段階と、 （ｆ）上記捕捉されたページが巻きほどかれた後に上記
   書物をその初めの位置へ復帰させる段階と を有することを特徴とする書物の複写方法。 ２、段階（ｅ）の間に、エアナイフでページを書物に対
   して後向きに押しつける段階を含む特許請求の範囲第１
   項記載の複写方法。 ３、書物が真空ロールを通過するときに複写するために
   上記書物のページを累増的に露光させる段階を含む特許
   請求の範囲第１項記載の複写方法。 ４、複写のために複写すべき面を下向きにして書物のペ
   ージをめくるための装置を含む複写機において、 複写すべき書物の面を下向きに支持するための第１のプ
   ラテン手段と、 上記書物のページからの画像をレンズ装置を通じて光導
   電面に投影するようになっている第２のプラテン手段と
   、 上記書物を水平面内で上記第１のプラテンから上記第２
   のプラテン上へ移動させるようになっている搬送手段と
   、 上記第１及び第２のプラテン間に配置されて該プラテン
   を横切る方向に延びる真空ロール手段とを備えて成り、
   上記真空ロールは、回転し、該ロールを越えて搬送され
   る上記書物の半分側の最も下側のページを捕捉するよう
   になっており、 上記真空ロール手段は上記書物の背においてその回転を
   逆転し、上記書物が上記搬送手段によってなお移動させ
   られつつある間に、上記捕捉されたページを上記書物の
   他の半分側の部分の上へ巻きほどくことを特徴とする複
   写機。 ５、捕捉されたページが複写されると搬送手段が書物を
   その元の位置へ復帰させる特許請求の範囲第４項記載の
   複写機。 ６、最も下側のページを書物の残りのページから分離さ
   せるためのふくらませ手段を含んでいる特許請求の範囲
   第５項記載の複写機。 ７、ふくらませ手段がエアナイフである特許請求の範囲
   第６項記載の複写機。 ８、書物のページが光導電面上に走査されながら投影さ
   れる特許請求の範囲第６項記載の複写機。 ９、捕捉されたページがめくられた後に上記捕捉された
   ページを書物の他の半分側に対して後向きに押しつける
   ためにエアナイフ手段が使用される特許請求の範囲第６
   項記載の複写機。 １０、搬送手段が、不使用時に格納のために複写機から
   離して持上げられるようになっているユニット構造の着
   脱式ハウジング内に取付けられている特許請求の範囲第
   ９項記載の複写機。