JPS62152837A - ハニカム構造体とその製造方法 - Google Patents

ハニカム構造体とその製造方法

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JPS62152837A
JPS62152837A JP29513885A JP29513885A JPS62152837A JP S62152837 A JPS62152837 A JP S62152837A JP 29513885 A JP29513885 A JP 29513885A JP 29513885 A JP29513885 A JP 29513885A JP S62152837 A JPS62152837 A JP S62152837A
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strip
adhesive
shaped
honeycomb structure
shaped materials
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JP29513885A
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丹羽 孝人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明はハニカム芯材に関し、より詳細には、曲面加工
可能なハニカム構造体およびその製造方法に関する。
(2)従来技術とその問題点 ハニカム芯材は一般に対向する平板の間に充填されて使
用されるために、ハニカム芯材自体が屈曲して二次曲面
を呈するようには構成されていなかった。しかしながら
、ハニカム芯材が重量に対して高い剛性を有しているこ
とに着目し、平板のみならず、曲面を有する材料の間に
も用いることが検討されている。従って、二次曲面等に
曲面加工可能なハニカム芯材に対する需要が高まってい
る0 曲面加工可能なハニカム芯材の例としては、特開昭59
−162038号および特開昭 59−162039号
に記載のハニカム芯材が有りミこのハニカム芯材は、複
数のシートを、これらシートの長手方向に沿って隔置さ
れシートの幅方向に伸びる接着剤条によって互いに接合
してコアを形成し、上記各接着剤条の両側において、接
着剤条を頂点として一方向に屈曲した構成を有している
このように、コアを屈曲していわゆる波状に形成するこ
とにより、ハニカム芯材に対して曲面加工性を与え℃い
る。
しかしながら、このようなハニカム芯材は、上述のごと
く、各接着剤条が屈曲部の頂点に位置しかつ芯材の展張
方向に対してほぼ直交して設けられるために、芯材の曲
面加工時に芯材の展張方向における屈曲は可能であるが
、芯材の長手方向における屈曲を阻害するという欠点が
有った。即ち、各接着剤条が屈曲方向に沿って配列され
るために、各シートにたいして曲げに対する剛性を与え
てしまうのである。
(3)発明の目的 本発明は、上述のごとき従来技術の欠点を克服し、幅方
向のみならず、長手方向においても屈曲可能で、従って
、二次曲面等の曲面加工が可能なハニカム芯材とその製
造方法を提供することである0 (4)発明の構成 本発明のハニカム構造体は、複数の帯状素材をこれら帯
状素材の長手方向において隔置されかつ帯状素材の幅方
向に伸びる接着剤条により互いに重ね合わせて接合して
形成され、各帯状素材は、上記接着剤条に沿って各接着
剤条の間で屈曲しており、これら屈曲が帯状素材の長手
方向において接着剤条の両側で互いに反対方向において
なされるように構成されている。
また、本発明のハニカム構造体の製造方法は、第1の帯
状素材と第2の帯状素材をこれら帯状素材の長手方向に
おいて隔置されかつ帯状素材の幅方向に伸びる接着剤条
により互いに重ね合わせて接合し、上記第2の帯状素材
と第3の帯状素材を上記第1及び第2の帯状素材を接合
する接着剤条のほぼ中間に設けられ帯状素材の幅方向に
伸びる接着剤条により接合し、これら手順を順次繰り返
して所定数の帯状素材から成る積層体を形成し、この積
層体を上記各接着剤条の両側において互いに反対方向に
折り曲げる段階から構成されている。
(5)実施例の説明 第1図を参照すると、本発明の実施例であるノ・ニカム
構造体1が部分的に示されている0ハニ力ム構造体は、
複数の帯状素材11,12゜13.14.15から成っ
ており、これら帯状素材し1、各帯状素材の間に設けら
れる接着剤条により互いに接合されている。
図示のように、第1の帯状素材11と第2の帯状素材1
2とはこれらの間に設けられる接着剤条21.22,2
3.24によって接合されており、第2の帯状素材12
と第3の帯状素材13とはこれらの間で帯状素材の長手
方向において上記接着剤条21−24のほぼ中間に位置
する接着剤条25゜26 、27 、28によって接合
されている。
第3の帯状素材13と第4の帯状素材114とは上記第
1および第2の帯状素材11.12を接合する接着剤条
21−24と帯状素材の長手方向におい℃はぼ整合され
た接着剤条31,32,33.34によって接合されて
おり、第4の帯状素材14と第5の帯状素材15とは上
記第2および第3の帯状素材12.13を接合する接着
剤条25−28と帯状素材の長手方向に沿って整合され
た接着剤条35.36,37,38によって接合されて
いる。
ハニカム構造体をより多くの帯状素材から構成する場合
には、上述のように、接着剤条を一列おきに長手方向に
おいて交互に配置されるようにして、順次帯状素材を接
合して形成することができる。
第1図から明らかなように、帯状素材11−15は、各
接着剤条の長手方向の両側においてこの長手方向と直交
する展張方向に交互に折り曲げられぞ、第1図において
紙面の上方に突出する山部41.42,43.44およ
び紙面の下方に突出する谷部45.46.47.48を
形成している。
このように形成されたハニカム構造体は、第1図に明瞭
に示されるように、各接着剤条は山部と谷部の間に位置
し、従って、ノ・ニカム構造体の展張方向に対して斜向
配置すなわち接着剤条の長手方向の軸線が帯状素材の展
張方向と直交しない配置となる。
従って、より多くの帯状素材で形成した場合の・・ニカ
ム構造体1′を概念的に示す第2図に示すように、ハニ
カム構造体を展張したときにも、接着剤条が左下がりあ
るいは右下がりの状態で谷部および山部の中間部に位置
して帯状素材の展張方向とは直交しないために、ノ・ニ
カム構造体を長手方向において屈曲した場合にも、各接
着剤条が曲げに対して抵抗せず、接着剤条の前後におい
て帯状素材のねじれを許容し、これによって、ハニカム
構造体の幅方向および長手方向における屈曲が可能とな
り、したがって、2次曲面等の曲面加工が可能となる。
次に、本発明のハニカム構造体の製造方法につき説明す
る。
第3図に示すように、第1の帯状素材11と第2の帯状
素材12とを、これら帯状素材の長手方向において隔置
されかつ帯状素材の幅方向に延びる接着剤条21..2
2,23.24により互いに重ね合わせて接合する。
次に、上記第2の帯状素材12に対して第3の帯状素材
13を上記第1および第2の帯状素材11.12を接合
する接着剤条21−24のほぼ中間に設けられ同様に帯
状素材の幅方向に伸びる接着剤条25−27により接合
する。次に、第3の帯状素材13に第4の帯状素材14
を、上記接着剤条21−24と長手方向に整合する接着
剤条31゜32.33.34を介して接合し、更に、第
4の帯状素材14に対して第5の帯状素材15を上記接
着剤条25−27と長手方向において整合する接着剤条
35,36.37  によって接合する0以上の手順を
順次繰り返すことにより、所望枚数の帯状素材から成る
ハニカム構造体を形成することができる。
第3図及び第4図には、本発明のハニカム構造体の先駆
体である積層体すなわちホープ2をその一部としての状
態で示しである。
帯状素材の材料としては、ダンボールあるいはクラフト
紙等の紙質材料、熱可塑性の樹脂フィルム、合成繊維の
不織布、アルミニウムあるいはその合金、または他の金
属から形成される箔を用いることができる。
紙質材料は、坪量が約50−500g/m2程度のもの
が用いられる。
樹脂フィルムは50−1000μの厚みのものが、また
、不織布は20−200μのものが、更に金属箔の場合
には、18−75μの厚みのものが用いられる。
また、上記各種材料を適宜組み合わせて複合シートとし
て用いることもできる。
接着剤としては、フェノール樹脂あるいは尿素樹脂等の
耐水性の接着剤を用いるのが好ましい。
また、帯状素材の長手方向に沿う接着剤条の長さは、各
接着剤条の間隔の約5分の1以下になると屈曲工程が容
易になる。この値を3分の1以下にすると屈曲工程は極
めて困難になる。
上述のごとく準備された積層体すなわちホープ2を、第
4図に示すように、所定のピッチおよび所定の高さの波
形53.54を有する型盤51 、52の間に定直し、
その後両方の型盤を互いに近接する方向に圧接し同時に
ホープに対してホープの素材の長手方向にホープの両端
部から中央部に補助的な力を加える。これによって、第
1図に示すノ・ニカム構造体を形成することができる。
この場合、波形部53 、54を帯状素材の長手方向に
摺動可能とし、これによって波形成形に伴うホープの収
縮に対応させることもできる。
型盤の波形部53.54の形状すなわちピッチ、高さあ
るいは波形部の長さは、ハ“ニカム構造体を構成する帯
状素材の枚数、厚みあるいは接着剤条の長さあるいは間
隔に応じて適宜選定することは当業者には明らかである
。また相対峙する歯車を用いて波形の成形を行うことも
できる。
本発明のハニカム構造体を屈曲させて曲面加工を行う際
には、帯状素材の屈曲をより容易にするために、帯状素
材の材質に応じた方法により、帯状素材を軟化すること
もできる。
例えば、紙質材料の場合には、水あるいは水蒸気により
帯状素材を軟化することができる0また、合成樹脂材料
の場合には加熱軟化を行うことができろ。
紙質材料の場合においては、水あるいは水蒸気の替わり
に、エチルアルコールあるいはメチルアルコールまたは
これらの蒸気を用いて軟化することができ、この場合に
は、軟化加工後の帯状素材の乾燥が容易に行えるという
利点があるし、更に乾燥後には波形の形状保持性が良好
となる。
(6)発明の効果 以上述べたように、本発明においては、複数の帯状素材
を重ね合わせ℃帯状素材の長手方向において隔置された
接着剤条によって互いに接合し、これら各々の接着剤条
の両側の帯状素材を互いに反対方向に屈曲して構成した
ので、ハニカム構造体の展張方向に対し℃接着剤条が斜
向配列となり、これによってハニカム構造体の長手方向
における屈曲時に、接着剤条の前後において帯状素材の
ひねりが生じて折曲に対する抵抗が減少するとともに展
張抵抗が減少することにより接着剤条の層間はく雌が防
止できる。したがって二次曲面等の曲面加工が可能なハ
ニカム構造体が提供される。
また、本発明のハニカム構造体の製造方法によれば、従
来技術のハニカムコアの製造設備をそのまま利用しなが
ら、曲面加工可能なノ1ニカム構造体を得ることのでき
る製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のハニカム構造体をほぼ閉じた状態で示
す平面図、第2図は第1図の・・ニカム構造体よりも多
くの帯状素材で形成した例のノ・ニカム構造体を展張し
た状態で示す平面図、第3図°は帯状素材を重ね℃接合
したハニカム構造体のホープの1部を示す平面図、第4
図は第3図のホープを波状に成型するために型盤の間に
定置した状態を示す平面図である。 1:ハニカム構造体、  2;ホープ 11.12,13,14,15 :帯状素材21.22
,23.24 :接着剤条 25.26,27,28 :接着剤条 31.32,33,34 :接着剤条 35.36.37,38 :接着剤条 41.42,43,44 :山部 45.46,47,48 :谷部 51.52:型盤 53.54:波形部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の帯状素材を、該帯状素材の長手方向におい
    て隔置されかつ帯状素材の幅方向に伸びる接着剤条によ
    り互いに重ね合わせて接合してなるハニカム構造体にお
    いて、前記帯状素材は、前記接着剤条に沿つて各接着剤
    条の間で屈曲しており、該屈曲が帯状素材の長手方向に
    おいて接着剤条の両側で互いに反対方向になされること
    を特徴とするハニカム構造体。
  2. (2)第1の帯状素材と第2の帯状素材をこれら帯状素
    材の長手方向において隔置されかつ帯状素材の幅方向に
    伸びる接着剤条により互いに重ね合わせて接合し、前記
    第2の帯状素材と第3の帯状素材を前記第1および第2
    の帯状素材を接合する接着剤条のほぼ中間に設けられ帯
    状素材の幅方向に伸びる接着剤条により接合し、これら
    手順を繰り返して所定数の帯状素材から成る積層体を形
    成し、この積層体を前記各接着剤条の両側において互い
    に反対方向に折り曲げる段階からなるハニカム構造体の
    製造方法。
JP29513885A 1985-12-27 1985-12-27 ハニカム構造体とその製造方法 Pending JPS62152837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537924A (ja) * 2004-05-17 2007-12-27 ルノー・エス・アー・エス 自動車の床の被覆装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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