JPS62152775A

JPS62152775A - リボン・カートリッジ及びリボン印刷装置

Info

Publication number: JPS62152775A
Application number: JP61273103A
Authority: JP
Inventors: ハーバード・アラン・バークヘツド; ロナルド・ユージン・ハント
Original assignee: International Business Machines Corp
Current assignee: International Business Machines Corp
Priority date: 1985-12-24
Filing date: 1986-11-18
Publication date: 1987-07-07
Also published as: US4707155A; EP0228866A1; JPH0436560B2; DE3670799D1; EP0228866B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ｃＭ業上の利用分野］この発明はリボン印刷装置の分野に関するものであり、
特にリボンのインクによる再塗布即ち再コーテイングを
作動中に行う手段と共に、多色すボンを利用する装置に
関するものである。

［従来技術及び発明が解決しようとする問題点コリボン
印刷装置において、印字品質はリボンの補給状態によっ
て大幅な影響を受ける。印字品質は未使用のリボンを使
用することによって改善される。理想をいえば、リボン
を１回だけ使い、その供給量の全体にわたって、印字さ
れた文字ごとにリボンが前進することである。リボンが
供給量の最後まで前進したら、リボンは廃棄される。

この方法によると、リボンが頻繁に交換される。

使いやすくするため、典型的な場合、リボンはカートリ
ッジに収めて供給されるが、カートリッジは印刷装置の
プリントヘツド・キヤリヤ上で容易に交換可能である。

リボンがプリントヘッドを通して１回給送されると、使
用されたリボンのカートリッジが廃棄され、新鮮なイン
クの付いたリボンの新しいカートリッジと交換される。

リボン・カートリッジをプリントヘツド・キヤリヤ上で
交換するのは都合がよいのであるが、このリボン・カー
トリッジはプリントヘツド・キヤリヤに過剰な質量を付
加する。この余分な質量はプリントヘツド・キヤリヤの
応答時間および運動を遅くする。

さらに、リボン・カートリッジを頻繁に交換することは
、若干費用のかさむものである。リボンの有効寿命を延
ばすことによって、この費用を削減できることは、周知
である。リボンの有効寿命を延ばすひとつの方法は、使
用するたびに連続したリボンにインクを付けなおすこと
である。リボンにマーキング流体を補充するこのような
装置は、典型的な場合、インクなどのマーキング流体が
含浸された回転ロールで構成されている。

一般的なインク補充装置の問題は、プリントヘッドが印
字モードおよび非印字モードにある際に利用されるリボ
ンの量が異なるため、プリントヘッドを通るリボンの給
送速度が一様でないことで生じる。このため、補充装置
のリボンに対するインクの供給が、不均一に行われるこ
とがある。したがって、印字の濃淡がリボン上のインク
量の変動によって変化すると、印字品質が劣化すること
になる。

［問題点を解決するための手段］したがって、この発明の目的は、供給されるリボンの有
効寿命を延ばすことによって、リボンのコストを下げる
ことである。

この発明の他の目的は、さまざまな色のインクを再コー
テイング・ステーシヨンから、可動プリントヘッドに給
送される多色リボンの部分に転移することである。

この発明の他の目的は、プリントヘツド・キヤリヤの質
量と大きさを減らすことである。

この発明の他の目的は、印刷装置が印字を行うのと同時
に、かつ同じ速度でインクの付けなおしを行う必要性を
排除することである。

この発明の他の目的は、印字のためリボンの色を自動的
に変更することである。

感熱カラー印刷装置においては、リボンの色を自動的に
変更し、リボンの供給量を多くし、リボンのコストを下
げ、キャリヤの大きさおよび質量を小さくすることが望
ましい。この発明のキャリヤ外でのインク再コーテイン
グ装置は、低コストの多色リボンを印刷素子に供給する
ことにより、これらの要件を満たすものである。

リボンの列を再コーテイング・ステーシヨンに対して移
動させ、リボンを可動キャリヤ上の印刷素子に結合させ
る、印刷装置用のキャリヤ外インク再コーティング装置
を開示する。この装置は黒色リボンおよび多色リボンを
有する感熱印刷装置に、特に適するものである。この発
明の装置は連続したリボンと、この連続リボンを収める
リボン・カートリッジと、リボンの一部と接触した再コ
ーテイング・ステーシヨンと、リボン・カートリッジか
らの連続リボンを可動プリントヘツド・キヤリヤに結合
するための手段と、再コーテイング・ステーシヨンおよ
び可動プリントヘツド・キヤリヤの間でリボンの量をバ
ッファするための手段とからなっている。

連続リボンは２本の別個なリボンからなっている。一方
のリボンは黒インクであって、通常のテキストの印字に
頻繁に使用される。もう一方のすボンは特殊な目的のた
めに選択されたさまざまな色が帯となっている。多色リ
ボンである。

リボン・カートリッジは感熱型の印刷装置用の、２本の
独立した再コーテイング可能なリボンの連続帯片のため
のハウジングとなる。このカートリッジはこれらのリボ
ンをコーティング・ステーションから転移用のプリント
ヘッド・キャリアへ向かって移動させ、またもとに戻す
ための手段を与える。さらに、再コーテイング・ステー
シヨンを通過するリボンの変位が、プリントヘツド・キ
ヤリヤを通過するリボンの変位と同じでない場合におい
ても、リボンに一定の張力を維持する緩衝即ちバッファ
手段が、カートリッジ内にある。このようにして、印刷
素子が印刷を行い、リボンを印刷素子中を前進させるの
と同じ速度および同じ時期に、リボンにインクの付けな
おしをする必要がなくなる。

再コーテイング・ステーシヨンはドナ・リボンと、複数
個の圧力ローラからなっている。ドナ・リボンは着色イ
ンクの帯を包含しており、この帯は連続リボンの色の帯
に対応している。再コーテイング・ステーシヨンにおい
て、加熱された圧力ローラによって２本のリボンを互い
に押圧することによって、インクがドナ・リボンからコ
ーティング可能なリボンに移される。

リボン・カートリッジのメイン・ハウジングと再コーテ
イング・ステーシヨンは、印刷装置のフレームに、可動
プリントヘツド・キヤリヤから離隔して固定配置されて
いる。再コーテイング・ステーシヨンおよびリボン・カ
ートリッジの両方をプリントヘツド・キヤリヤから離隔
させて取り付けることにより、プリントヘツド・キヤリ
ヤの質量と大きさが小さくなる。固定カートリッジから
のリボンを可動プリント・キャリヤに接続するための結
合手段は、一定の長さのリボン経路を与え、またカート
リッジ・ハウジングと可動プリントヘツド・キヤリヤの
間に、一定のリボンの張力を維持することを可能とする
。

図示の実施例のプリントヘツド・キヤリヤにおいて、ス
テップ・モータで駆動されるリボン引上げ機構が、印字
に使用するリボンの色の帯を選択する。感熱型の印刷素
子はインクを、リボンから紙に転移する。使用されたリ
ボンは次いで、再コーテイング・ステーシヨンへ戻され
る。

［実施例］第１図はリボン・カートリッジ１００を示すものであっ
て、そのカバー７０はメイン・ハウジング９０から外さ
れ、カートリッジ１００の内部構造を示すようになって
いる。カートリッジ１００のメイン・ハウジング９０は
、再コーテイング可能なベース・リボン材料の２本の独
立し、一定長で、連続した帯片２０および３０を保持す
るように構成されている。カバー７０はメイン・ハウジ
ング９ｏに固定され、リボン帯片３ｏ、２ｏの保護容器
を形成している。

垂直に積み重ねられたこれら２本のリボン帯片２０．３
０は感熱印刷装置などの印刷装置で使用される転移用印
刷素子ないしプリントヘッド２１０（第３図）に対する
、リボンの時期部分１０ｂ、１０ａを与える。上部リボ
ン帯片３０は頻繁に使用される黒インクでコーティング
されており、また下部帯片２０は異なる色の帯域１．２
．３で虹状にコーティングされている。

複数個のポスト１１．１２．１３．１４．１５．１６．
１７．１８がメイン・ハウジング９０に成形されている
。上部および下部両方のリボンのガイドが、各ポストに
回転可能に取り付けられている。上部リボン・ガイド３
１．３２．３３．３４．３５．３６，３７．３８は上部
リボン帯片３０を、また下部リボン・ガイド２１．２２
．２３．２４゜２５．２６．２７．２８は下部リボンを
各ポスト１１．１２．１３．１４．１５．１６．１７．
１８それぞれの周りに導く。上部および下部リボン・ガ
イドは互に対して真上および真下にあるが、各上部ガイ
ドは各ポストの対応する下部リボン・ガイドとは無関係
に回転する。このことにより、２本のリボン帯片３０．
２０を異なる速度および異なる時期に給送することが可
能となる。

前述のように、ポスト１１−１８はカートリッジのメイ
ン・ハウジング９０に関して定置固定されている。しか
しながら、カートリッジ１００内には緩衝即ちバッファ
手段４０があり、これはカートリッジのメイン・ハウジ
ング１００に固定されていない。このバッファ手段４ｏ
は２つの上部リボン・ガイド・ローラ４３ａ、４３ｂお
よび２つの下部リボン・ガイド・ローラ４２ａ、４２ｂ
からなっている。

２つの上部リボン・ガイド・ローラ４３ａ、４３ｂは上
部トラック部材４４に回転可能に接続されており、かつ
トラック部材に関して互いに固定されている。２つの下
部リボン・ガイド・ローラ４２ａ、４２ｂは下部トラッ
ク部材４１に接続されており、これらもトラック部材に
関して互いに固定されている。上部トラック部材４４お
よび下部トラック部材４１は互に対して、またカートリ
　′クジ１００に関して独立して運動可能である。

インクの付けなおされた上部リボン３０を再コーテイン
グ・ステーシヨン３００　（第３図）からプリントヘッ
ド２１０（第３図）まで前進させるため、上部リボン３
ｏを上部リボン・ガイド３１および３２．浮上可能なト
ラック部材４４に結合されている上部ガイド・ローラ４
３ｂ、ならびに上部ガイド３３および３４の周りに懸け
る。使用済みのリボンをプリントヘッド２１０　（第３
図）から再コーテイング・ステーシヨン３ｏＯ（第３図
）まで前進させるため、上部リボン３ｏを上部ガイド３
５および３６、同じように浮上可能なトラック部材４４
に結合されている上部ガイド・ローラ４３ａ、ならびに
上部ガイド３７および３８の周りに懸ける。

インクの付けなおされた下部リボンを再コーテイング・
ステーシヨン３０ｏ（第３図）からプリントヘッド２１
０（第３図）まで前進させるため、下部リボン２ｏを上
部リボン・ガイド２１および２２、浮上可能なトラック
部材４１に結合されている下部ガイド・ローラ４２ｂ、
ならびに下部ガイド２３および２４の周りに懸ける。使
用済みのリボンをプリントヘッド２１０　（第３図）か
ら再コーテイング・ステーシヨン３００　（第３図）ま
で前進させるため、下部リボン２ｏを下部ガイド２５お
よび２６、同じように浮上可能なトラック部材４１に結
合されている下部ガイド・ローラ４２ａ、ならひに下部
ガイド２７および２８の周りに懸ける。

その内部でリボンが上述のように、ガイドの周りに懸け
られている、リボン・カートリッジ１００はリボンに長
い経路を与える。それ故、カートリッジのリボン量を増
やし、その有効寿命を延ばし、印刷装置に対するリボン
の実行コストを下げることによって、インクの付けなお
しの可能なリボンの有効寿命が延びる。

バッファ手段４０によって、上部リボン３０を下部リボ
ン２０と異なる速度で、しかもこれとは無関係に使用す
ることが可能となる。このようにして、この例では黒リ
ボンである上部リボンを通常のテキストの印刷に大部分
の時間の間使用し、未使用の下部リボンをこれと同時に
前進させないことができる。同様に、下部リボンを使用
するときに、」二部リボンが同時に前進することはない
。

結果として、バッファ手段は使用済みで、インクの付け
なおされたリボンのバッファされた蓄積が実現され、こ
れによって印刷装置が印字を行うと同時に、また同じ速
度でインクの付けなおしをする必要性が排除される。こ
れはリボンを節約し、リボンの有効寿命を延ばし、がっ
印刷装置に対するリボンの実行コストを削減するもので
ある。

さらに、このバッファ手段はリボンが可動プリントヘッ
ド（第３図）を通過するのと同じ速度で、使用中のリボ
ンを時期部分１０ａ、１０ｂを通して給送しなければな
らないという要件を排除する。

バッファ手段４０を使用することにより、再コーテイン
グ・ステーシヨンからプリントヘッドへのインクの付け
なおされたリボンの時期部分１０ｂの変位は、プリント
ヘッドから再コーテイング。

ステーションへ戻ってくる使用済みのリボンの時期部分
１０ａの変位と同じである必要がなくなる。

バッファ手段４０のトラック部材４１および４４はリボ
ンの時期部分１０ａ、１０ｂを横切って、互いに独立し
て浮上し、各時期部分１０ａ、１゜ｂにおけるリボンの
長さの変動を補償する。再コ−ティング・ステーション
３００　（第３図）からプリントヘッド２１０（第３図
）への時期部分１０ｂ内のリボン経路の長さが減少する
と、トラック部材４１または４４が第１図の矢印の方向
へ移動するのにしたがって、プリントヘッド２１０（第
３図）から再コーテイング・ステーシヨン（第３図）へ
の時期部分１０ａ内のリボンの経路の長さが増加する。

上部リボン・スイッチ９３および下部リボン・スイッチ
９２がカートリッジ１００の下に取り付けられており、
またメイン・ハウジング９０基部の開口９１を通ってカ
ートリッジ・ハウジング中へ延びている。これらの上部
および下部スイッチはそれぞれ、トラック部材４４およ
び４１の最右端位置を検出する。スイッチの機能は利用
できる「新しい」リボンの量が少ないことを検出し、再
コーテイング・ステーシヨンの作動を開始するコマンド
を発することである。再コーテイング・ステーシヨンが
起動すると、「新しい」ないしインクの付けなおされた
リボンの供給量が増加し、トラック部材４４．４１が第
１図で左へ移動する。

同様に、スイッチ９３．９２と同様の付加的スイッチを
設け、それぞれでトラック部材４４および４１の最左端
位置を検出してもよい。左側のスイッチの機能はインク
の付けなおされたリボンの量が多いことを検出し、再コ
ーテイング・ステーシヨンの作動を停止するコマンドを
発することである。

第１図にさらに示すように、リボン２０．３０はポスト
１４のガイド２４．３４の周囲を通ってメイン・ハウジ
ング９０から外に出、ポスト１５のガイド２５．３５の
周囲を通ってメイン・ハウジング９０へ再度入る。

この発明のリボンの包装および装填を容易とするために
、メイン・ハウジング９０から延びているタブに成形す
るなどの、任意公知の態様で、垂直ポスト６１．７１を
メイン・ハウジング９０に取り付ける。これらの垂直ポ
スト６１．７１のそれぞれには、上部リボン３０を導く
ための脱着自由な上部ガイド・ローラ６３．７３がある
。これらの垂直ポスト６１．７１には、下部リボンを導
くための下部ガイド・ローラ６２．７２もある。

垂直ポスト６１．７１はカートリッジ１００が印刷装置
に装填され、使用されるようになるまで、ガイド・ロー
ラ６２．６３．７２．７３の暫定的な保持具として機能
する。カートリッジが使用されるようになった時点で、
上部および下部ガイド・ローラ６２．６３．７２．７３
はポスト６１．７１から取り外され、印刷装置の一部で
ある印刷素子キャリヤ２００の対応するポスト２２１，
２２２（第２図）上に置かれる。

リボン３０．２０はポスト６１上のガイド・ローラ６３
．６２から、リボン引上げアーム８０周囲まで続いてい
る。リボン引上げアーム８０は物理的にはメイン・ハウ
ジング９０から分離されているが、これはリボン３０．
２０によって結合されているため、リボン・カートリッ
ジ１００の一体部品となっている。

リボン引上げアーム８０の各隅角部８１．８２．８３．
８４は、感熱印刷素子２１０（第３図）を通して上部リ
ボン３０および下部リボン２０を導くための上部および
下部ガイド・ローラの付いた固定ピボット・シャフトを
有している。印刷は隅角部８２および８３の間のリボン
３０．２０上で行われる。

第１図に示すようなリボン引上げアーム８０は、第２図
に示すような印刷素子キャリヤ２００上に置かれている
。メイン・ハウジング９０の残余部分は、他の部分の詳
細を明確とするため、第２図には示されていない。しか
しながら、メイン・ハウジングの残余部分は印刷装置の
フレームに装填され、リボン引上げアームが印刷素子カ
ートリッジにスナップ嵌合し、またメイン・ハウジング
９０の他端が、第３図に示すように、再コーテイング・
ステーシヨン３００と結合する。

第２図に示すように、カートリッジ１００から外された
リボン引上げアーム８０は、カートリッジ１００を装填
し、印刷装置で作動するようにしたとき、印刷素子キャ
リヤと協働する。キャリヤ２００の取付孔２０５．２０
６（第２図）ｉ：！ソれぞれ、引上げアーム８０のピボ
ット・ピン８５．８６（第１図）を受は入れる。このよ
うにして、上部引上げアーム８０は取付孔２０５，２０
６内で、ピボット・ピン８５．８６の周囲のキャリヤ２
００に関してピボット運動する。

第２図に示すように、キャリヤ２００に関して引上げア
ーム８０をピボット運動させる手段は、ステップ・モー
タ２８０のシャフト８８に固定された引上げカム８９を
包含しており、モータはキャリヤに取り付けられている
。モータ２８０は引上げカム８９を回転させ、該カムは
リボン引上げアーム８０の下面に接触し、これを引上げ
て、印刷素子２１０まで引上げるべきリボンを選択する
。

第３図に示すように、開口がカートリッジの側壁９７．
９８．９９によって形成されている。この開口は再コー
テイング・ステーシヨン３００を受は入れるように構成
されている。側壁９７には開口１９７があり、この開口
を通して、時期部分１０ａからの「使用済み」リボン３
ｏ、２０が再コーテイング・ステーシヨン３００へ向か
つて矢印５０の方向へ引き出される。再コーテイング・
ステーシヨン３００を通過したのち、リボンは時期部分
１０ｂ内の「新しい」リボンとして、側壁９９の開口１
９９を通ってカートリッジ中へ再度進入する。

再コーテイング・ステーシヨン３００が第２図に最も良
く示されている。再コーテイング・ステーシヨン３００
は加熱プラテン・ローラ３１０を包含しており、該ロー
ラは図示していない手段によって駆動され、加熱される
。ベルクランク３３３．３２２はシャフト３１５の周囲
を自由にピボ。

ット運動し、シャフトは図示されていない印刷装置のフ
レームに固定されている。ピンチ・ローラ３３１．３２
１がそれぞれ、ベルクランク３３３゜３２２に回転可能
に接続されている。ローラ３３１．３２１は独立して、
かつ選択的に移動し、プラテン３１０と接触する。ロー
ラ３３１が選択的に移動してプラテン３１０と接触する
と、上部リボン３０が押圧されて、上部ドナ・リボン３
３０と接触する。再コーテイング・ステーシヨン３０Ｏ
のリボン２０．３０およびドナ・リボン３３０゜３２０
は再コーテイング・ステーシヨン３００を明確に示すた
め、破断されたものとして示されている。

ソレノイド３３４，３２４を使用して、ベルクランク３
３３，３２２およびローラ３３１．３２１をそれぞれ選
択的に移動させてもかまわない。

ローラ３３１．３２１は第２図においてローラ３３１に
関して示されており、かつ３３５と番号の付けられたも
ののようなリターン・スプリングによって、加熱プラテ
ン・ローラ３１０から離隔した位置に戻される。ローラ
３２１の対応するリターン・スプリングは隠れており、
したがって、図示されていない。リターン・スプリング
の一端はベルクランク３３３．３２２に取り付けられ、
他端は印刷装置のフレームに取り付けられている。

第２図には、ブレーキ・タブ３３９．３２９も示されて
いる。ローラ３３１．３２１が独立して、かつ選択的に
移動し、プラテンに接触し、対応するリボン２０．３０
にインクの付けなおしを行うと、ブレーキ・タブ３３９
．３２９はピボット運動して、リボン２０．３０から離
隔する。これによって、リボン２０．３０が再コーテイ
ング・ステーシヨンを通過することが可能となる。再コ
ーテイング完了後、ローラ３３１．３２１がプラテン３
１０から引っ込められると、ブレーキ・タブ３３２．３
２９はハウジング９０のブレーキ・パッド９５（第３図
）に向かってピボット運動する。

リボン３ｏ、２０をブレーキ・タブ３３９．３２９とブ
レーキ・パッド９５の間に挟むことにより、リボンが再
コーテイングされないうちに、リボンが再コーテイング
・ステーシヨンを通って前進することが防止される。

ブレーキ・パッド９５がハウジング９０に成形されて突
起であることが、好ましい。ブレーキ・タブ３３９．３
２９およびブレーキ・パッド９５の接触面に高摩擦材料
を使用して、リボンを把持する。

ここで、第２図のキャリヤ２００を参照する。

キャリヤ２００に対して一定長のリボン経路を維持する
ために、ギヤ・ラック２２０がギヤ２３０と歯合してい
る。キャリヤ２００は図示されていない周知のエスケー
プ手段によって、矢印２５０で示される方向へ、移動可
能である。ギヤ・ラック２２０はこのラックの両端に固
定されているポスト２２１，２２２を有している。ギヤ
・ラック２２０はキャリヤ２２０のベアリング・スロッ
ト２０１．２０２に摺動可能に抑止されている。ギヤ２
３０は摺動ギヤ・ラック２２０と歯合し、シャフト２３
１に固定されている。シャフト２３１はキャリヤ２００
内で自由に回転する。シャフト２３１にはギヤ２３４も
固定されており、このギヤは固定ギヤ・ラック２３３と
歯合している。したがって、キャリヤ２００が矢印２５
０の方向へ移動すると、固定ギヤ・ラック２３３はギヤ
２３４、シャフト２３１およびギヤ２３０を回転させる
。ギヤ２３４の歯数がギヤ２３０の２倍であると好まし
い。結果として、ギヤ・ランク２２０はキャリヤ２００
の半分の速度および変位量で移動する。これによって、
一定長のリボン経路が与えられ、一定のリボン張力を維
持するこ戸が可能となる。

動」Ｊｌ動吸第３図に示すように、実際の動作の際に、バカ゛ニドリ
ッジ１００が、印刷素子キャリヤ２・ｏ′ｏおよびイン
ク再コーテイング・ステーシヨン３０’Ｏを包含する受
は入れ印刷装置に挿入される。

メイン・ハウジング９０は周知の手段によって、印刷装
置のフレーム（図示せず）に取り付けられており、また
カートリッジ１００の引上げアーム８０はキャリヤ２０
０上の位置にスナップ嵌合されている。

カートリッジ１００が装着されると、リボン２０および
３０がキャリヤ２００のリボン駆動ローラ２６０と、ピ
ンチ・ローラ２６２．２６３の間に配置される６作動時
に、第３図に示すように、リボン２０または３０は対応
するピンチ・ローラ２６２または２６３と駆動ローラ２
６０の間に挟まれ、これによりリボンを印刷素子を通し
て前進させる。

さらに、カートリッジ１００を装着すると、リボン２０
および３０はそれぞれ、再コーテイング・ステーシヨン
３００の加熱プラテン３１０とローラ３２１．３３１の
間に配置される。ドナ・リボン３２０および３３０もそ
れぞれ、加熱プラテン３１０とピンチ・ローラ３２１．
３３１の間に配置される。

第２図に示すように、動作時に、ステップ・モータ２８
０はカム８９を回転させ、引上げアーム８０を上昇させ
て、リボン３０または希望する色のリボン２０のいずれ
かを、印刷素子２１０の前面に配置する。次いで、キャ
リヤ２００は図示されていない周知の手段によって、第
２図の矢印２５０の方向へ離脱する。第３図に示すよう
に、印刷素子によって印字が行われると、リボン２０ま
たは３０は、図示されていない周知の手段によって駆動
される駆動ローラ２６０（第３図）によって矢印２５１
の方向へ離脱する。ブレーキ・タブ３３９．３２９がリ
ボン２０または３０を再コーテイング・ステーシヨン３
００に保持するので、リボンが給送されると、対応する
トラック部材４１または４４が第３図で破線で示すよう
に右方へ引かれる。これにより、新にインクの付けなお
されたリボンがキャリヤ２００に供給される。トラック
部材４１または４４が対応するスイッチ９２または９３
に達し、これを作動させると、印刷装置の電子装置には
対応するソレノイド３３４または３２４（第２図）を選
び、加熱プラテン・ローラ３１０の回転を開始させるた
めの信号が与えられる。選択されたソレノイド３３４ま
たは３２４は対応するベルクランク３３３または３２２
を回転させ、対応するローラ３３１または３２１が対応
するリボン３０または２０を押圧し、対応するドナ・リ
ボン３３０または３２，０および加熱プラテン・ローラ
３１０と接触させるようにする。ベルクランク３３３，
３２２（第２図）の回転は、ブレーキ・タブ３３９，３
２９（第３図）を解放する。

リボン３０または２０および対応するドナ・リボン３３
０または３２０が共に押圧され、加熱プラテン・ローラ
３１０および対応するピンチ・ローラ３３１または３２
１を通って、第３図の矢印５０の方向へ送られると、ド
ナ・リボン３３０．３２０からのインクがリボン３０．
２０へ転送される。対応するトラック部材４４または４
１が左方へ引かれ、「使用済み」リボンを印刷素子２１
０から再コーテイング・ステーシヨン３００へ供給する
。同時に、新にインクの付けなおされたリボンが時期部
分１０ｂ内のメイン・ハウジング９０の右側に蓄積され
る。

この発明を詳細に図示、説明した。当分野の技術者には
、この発明の精神および範囲を逸脱しないで、形状に他
の変更が行えるということが理解されよう。そのような
変更は以下の例に包含されるものであるが、これに限定
されるものではない。

この発明を黒リボンと多色リボンについて説明してきた
が、この発明を単一のリボンあるいは３本以上のリボン
にも適用することもできる。したがって、この発明を黒
リボンが多色リボンの上にあるものとして説明した。こ
れらを互いに交換できることは、明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の印刷装置リボン・カートリッジの
分解斜視図である。第２図は、転移用プリントヘツド・キヤリヤと固定イン
ク再コーテイング・ステーシヨンの斜視図である。第３図は、転移用プリントヘツド・キヤリヤと固定再コ
ーテイング・ステーシヨンと連結したリボン・カートリ
ッジを示す、第２図の単純化した上面図である。１０ｂ、１０ａ・・・・リボンの時期部分、１１−１８
・・・・ポスト、２０および３０・・・・リボン帯片、
３１−３８・・・・上部リボン・ガイド、４０・・・・
バッファ手段、４１・・・・下部トラック部材、４２ａ
、４２ｂ・・・・下部リボン・ガイド・ローラ、４３ａ
、４３ｂ・・・・上部リボン・ガイド・ローラ、４４・
・・・上部トラック、５０・・・・矢印、６１・・・・
垂直ポスト、６２・・・・下部ガイド・ローラ、６３・
・・・上部ガイド・ローラ、７０・・・・カバー、７１
・・・・垂直ポスト、７２・・・・下部ガイド・ローラ
、７３・・・・上部ガイド・ローラ、８０・・・・リボ
ン引上げアーム、８５．８６・・・・ピボット・ピン、
８８０．・・シャフト、８９・・・・引上げカム、９ｏ
・・・・メイン・ハウジング、９１・・・・開口、９２
・・・・下部リボン・スイッチ、９３・・・・上部リボ
ン・スイッチ、９５・・・・ブレーキ・パッド、９７．
９８．９９・・・・側壁、１００・・・・リボン・カー
トリッジ、１９７・・・・開口、１９９・・・・開口、
２００・・・・印刷素子キャリヤ、２０１．２０２・・
・・ベアリング・スロット、２０５．２０６・・・・取
付孔、２１０・・・・転移用印刷素子ないしプリントヘ
ッド、２２０・・・・ギヤ・ラック、２２１．２２２・
・・・ポスト、２３０・・・・ギヤ、２３１・・・・シ
ャフト、２３３・・・・固定ギヤ・ラック、２３４・・
・・ギヤ、２５０・・・・矢印、２５１・・・・矢印、
２６０・・・・リボン駆動ローラ、２６２．２６３・・
・・ピンチ・ローラ、２８０・・・・ステップ・モータ
、３００・・・・再コーテイング・ステーシヨン、３１
０・・・・加熱プラテン・ローラ、３１５・・・・シャ
フト、３３０．３２０・・・・ドナ・リボン、３３１．
３２１・・・・ピンチ・ローラ、３３３．３２２・・・
・ベルクランク、３３４．３２４・・・・ソレノイド、
３３５・・・・リターン・スプリング、３３９．３２９
・・・・ブレーキ・タブ。出願人　　インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション代理人　　弁理士　　岡　　１）　次　　生（外１名）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）移動可能なプリントヘツド・キヤリヤに取り付け
られたプリントヘツドを有する印刷装置で使用するため
のリボン移送装置において、連続的で移動可能な再コーテイング可能なリボンと、前記の連続的で移動可能な再コーテイング可能なリボン
を収容し、前記の移動可能なプリントヘツド・キヤリヤ
から分離される手段と、前記収容手段からの前記の連続的で移動可能なリボンを
前記の移動可能なプリントヘツドキヤリヤに結合するた
めの手段と、前記の移動可能なプリントヘツド・キヤリヤから位置的
に分離され、かつ前記の連続的でリボンと接触可能に分
離される再コーテイング・ステーシヨンと、前記の連続的で移動可能なリボンを、前記再コーテイン
グ・ステーシヨンと前記の移動可能なプリントヘツド・
キヤリヤの間でバツフアする手段とからなる、リボン移送装置。
（２）前記再コーテイング・ステーシヨンが前記の連続
的で移動可能なリボンの再コーテイング中に、前記の連
続的なリボンと接触可能な関係にあるドナ・リボンを包
含している、特許請求の範囲第（１）項記載のリボン移
送装置。
（３）前記バツフア手段が前記の連続的なリボンに一定
の張力をもたらし、再コーテイング・ステーシヨンを通
過する連続的なリボンの変位がプリントヘツドを通過す
るリボンの変位と異なることを可能とする、特許請求の
範囲第（１）項記載のリボン移送装置。