JPS62152696A - 磁気デイスク用ライナの加工方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、磁気ディスクのメディアの保温およびクリー
ニング用として磁気ディスク収納ケースに組み込まれる
不織布からなる磁気ディスク用ライナの加工方法および
装置に関する。

（従来の技術） 磁気ディスク用ライナの加工方法として、従来、軸型形
状の打（左型で１枚または数枚のライナを中ねて打ら（
友く方法か採用されている。

しかしながら、聡型を用いた上記加工方法にｊ５いては
次のような問題かめる。すなわら、聡型１２１型形状が
複雑となるため製作精度を上げることか難しく、またラ
イナの材料となる不織布はレーヨン、ＰＥ丁（ポリエチ
レンテレフタレート）等からなる組成のものが使用され
るため１ノ０工［生か悪く、したかつて複雑な型形状の
聡型は耐気性に乏しく、打抜きの際の切味が早く低下し
てしまうという欠点かある。このため、上記加工方法の
うらライナを１玖ずつ成形する加工方法にあっては、［
成形されるライナの枚数Ｓこ比して型１７粍が箸しく早
く、一方、ライナ８数枚Φねて成形する加工方法に市っ
ては、成形後ライナ８１枚ずつに分離するのか非常に困
難で必り、分離するのに手作業を要するｆ−め、自動組
付工程に用み込むことができない。

このような問題を解決するため、型をいくつか（こ分Ｌ
ｔｌ　して成形を行う方法か考えられるが、型数か増え
るため、）２陥費か高価なものとなってしまい、まＩ−
１たとえ型を分割したとしても、虫型と同様ｔこ、ライ
ナ外形形状に合わせて不織イ５を打ら恢くことか必要と
なるため、ライナより大きな不織布を供給することか必
要となり、材料の歩止まりを向上させることかできない
。

（弁明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みなされたもので市って
、ｊ１０工情、度および耐久性に優れ、かつ安Ｉ！Ｈな
設備で、しかも加工の際の材料のロスを最小限に押えろ
ことのできる磁気ディスク用ライナの加工方法および装
置を提供することを目的とする。

（発明の構成） 本発明による磁気ディスク用ライナの１ノロ王方法は、
所定幅の帯状の小職イ５を榎数枚車ね合わせて供給し、
該重ね合わされたぞ！７７枚の不織布に中心孔の打扱き
と周縁部４箇所の切断とを同時に施しｔ−曵、各不整乍
をｑいに分離し、その後各不織乍の先端部を所定長さに
切断することを特徴とするもので必る。

上記１所定幅−１とは、磁気ディスク用ライナの根、横
いずれか一方の所要寸法と略同−寸法の幅を意味する。

上記１−少数投手ね合わせて供給】Ｖるための手段は特
に限定されないが、例えば、予め複数投手ね合わされて
原反ロールに巻回された不織布を送り出すようにしても
よいし、あるいは複数の原反ロールから１枚ずつ送り出
して途中で雪ね合わせるようにしてもよい。

上記１−中心孔」は、磁気ディスク用うイチの中心孔と
して帯状の不簾布の幅方向略中夫に形成される孔を意味
する。

上記［周縁部４箇所の切断」とは、磁気ディスク甲ライ
ナの四隅の角を取るために、前記「中心孔」から所定距
離に位置する部分にスリットを入れる加工を意味する。

上記「所定長ざ１とは、磁気ディスク用ライナの前記「
所定幅」と直角方向の所要寸法と略同−寸法を意味する
。

また、本発明による＠気ディスク用ライナの加工装置は
、少数枚用ね合わせて同一ピッチで送られる所定幅の帯
状の小職イ５に、中心孔の打夫きを施す打抜型と、該打
抜型のパンチ部およびダイ部【こ４税自在に設けられ、
前記不織布の前記中心孔のｊ、’；］　縁部４箇所を、
前記打抜型による前記中心孔の打抜ぎと同時に切断する
上刃および下刃とを備えてなることを特徴とするもので
ある。

（実　価　１９０ 以下添付図面８参照して本発明の一実施例について３Ｔ
述する。

第１図は、本実廁例による磁気ディスク用ライナのＩＩ
Ｏ王方法の概要を示す図、第２８および？ｂ図は、第１
図の！ｆａｔ＞よびＨｂ方向矢睨図でおる。

第１図に示すように、磁気ディスク用ライナと同一幅の
不織Ｑｉが巻回された原反ロールｌａ、　ｌｂからテン
ションローラ２ａ、　２ｂおよびパスローラ３ａ。

３ｂを経て送り出された２枚のウェブ４ａ、　４ｂが、
バスローラ５を通過する際重ね合わせられ、駆動ローラ
６．７．８およびこれらに係合するニップローラ９．１
０．１１と、前記駆動ローラ６．７．８の回転と同期し
て各ウェブ４ａ、　４ｂの先端部にてライナ１枚分の長
さの距離を前後動するグリッパ１２ａ。

１２ｔ）とによって定尺ピッチ送りがなされる。ウェブ
４ａ、　４ｂは、駆動ローラ６を通過した後、第２ａｃ
ａよび２ｂ図に詳細１５示すように、小ね合わせ状態の
まま、幅方向中央部分の打央きおよび周縁部４箇所の切
断が同時になされ、これにより中心孔１３ｉＢよび４本
のスリット１４か形成される。このとき、１ピツヂ前に
おける切断加工により形成された４玉のスリン；−１４
のうち後側２本と、今回の切ｒｎｉ　ＩＪＩＩ工による
スリット１４の前側２水とによってウェブ４ａ、　４ｂ
の両側か三角形状に切り落とされる。

ウェブ４ａ、　４ｂは、（ψ動ローラ７８通過すると互
いに分離して送られ、上側に位置するウェブ４ａは墾動
ローラ７通過直後に、下側に位置するウェブ４ｂはダン
サロール１５．バスローラ１６および駆動ローラ８を経
た後に、先端からライナ１枚分の長ざの位置１７ａ　、
　１７ｂにて夫々切断される。

こうして１ピッチ定尺送りされる毎にウェア４ａ。

４ｂから切り離される、中心孔１３および外周形状のり
０工がなされた米りロエライナ１８ａ　、　１８ｂが夫
々１９ａ　、　１９ｂを回転軸としてウェア４ａ、　４
ｂの定尺ピッチ送りと同期して回転するピックアップ装
置により取り上げられて所定角度ずつ送られ、９０°回
転した位置にて磁気ディスク収納ケースの窓部に対応す
る窓部２０ａ　、　２０ｂを形成するための切断り０工
がなされ、これによりライナ２１ａ　、２１ｂが完吸す
る。その後これらライナ２１ａ　、　２１ｂは、１８０
°回転した位置にて、ウェブ４ａ、　４ｂの定尺ピッチ
送りの方向と同一方向からコンベヤ、定尺ピッチ送り装
置等によって搬送されてくる磁気ディスク収納ケースの
上ハーフ２２ａ　ａよび下ハーフ？？ｂに夫々組み込ま
れ、次の工程に搬送される。

第３図は、上記、叩工工程において、ウェブ４ａ。

４ｂに中心孔１３および周縁部４箇所のスリット１４を
形成するｔ＝めの付火きおよび切断を同時に行うダイセ
ラ１〜２３と、この打抜き、切断後にウェブ４ａ。

４ｂをライナ１枚分の長さに切断するカッタ装置？４と
を示づ図である。

ダイセット？３は、ウェブ４ａ、　４ｂか２枚手ねとな
る駆動ローラ６および７間に８ノけられ、その上型（可
動型）２５および下型（固定型）２６には、外形形状か
へ角形に形成された中心孔１３打実用のパンチ部２７お
よびダイ部２８が固定されていて、ダイ部２８の四隅に
は夫々下刃２９が取付ボルト３０により固定され、パン
チ部２７の四隅には夫々上刃３１がＩＩＩＩハネ（また
はコイルスプリング）３２を介して取付ボルト３０によ
り固定されている。上刃３１は、上刃？９に対し、交叉
角が０．５〜１°　（望ましくは０５°）、シャー角が
２〜５°　（概略３°）となるように取付けがなされる
。

カッタ装置２４は、２枚重ねのウェブ４ａ、　４ｂか互
いに分離して送られる位置、すなわちウェブ４ａ用とし
て駆動ローラ７を通過した位置、ウェブ４ｂ用として駆
動ローラ８を通過した位置に、夫々同一＠造のものか設
けられている。第３図においては、ウェブ４ａ用のカッ
タ装置２４のみを示す。カッタ装置２４には、ウェブ４
ａがグリッパ１２ａにより、定尺ピッチ送りされ図示の
位置に移動した直後に下方から上昇しウェブ４ａの先端
の２つの中心孔１３に嵌入する１対の位置決めピン３３
が設けられていて、切断加工の際の位置決めをするよう
になっている。

位置決めピン３３の上端部には、中心孔１３へのｉＮ人
を容易にするための円鉗状のテーパ部が形成されている
。また位置決めピン３３の周辺には、位置決めの際にウ
ェブ４ａが浮き上がらないように保持するためのサクシ
ョン穴３４が相数形成されている。

上記１対の位置決めピン３３の間には、位：４決めされ
Ｔニラニブ４ａの先端からライナ１枚分の長さの距離の
位置に、カッタ装η２４の下刃３５が取付ボルト３０に
て固定されていて、回動可ｆ指に軸支された上刃ホルダ
３６に■バネ３２を介して取付ボルト３０により固定さ
れた上刃３７か、下刃３５に対し０５〜１゜の交叉角を
もって設けられている。これら上刃３７および下刃３５
により切断されたウェブ４ａは、ライナと同一外形形状
を有する半ｌＩＯエライナ１８ａとなる。

第４図は、半加工ライナ１８ａを吸着ヘット３８ａによ
り取り上げて回転軸１９ａを中心に回転し、カッタ装置
３９により窓部２０ａ形成のための切断をしてライナ２
１ａを完成させた後、ざらに回転して磁気ディスク収納
ケース２２ａに組み込むピックアップ装置の別能を示す
図で必る。

第５８乃至５０図は、カッタ装置３９の訂佃図て必る。

第５ａ図に示すように、カッタ装置３９は、テーブル４
０に取付ボルト３０により固定された１対の下刃４１と
、支点４２を中心に回動可能に設けられた上刃ホルダ４
３の先端部両側に、取付小ルｌへ３０によって固定され
た１対の上刃４４とによって、半りＤエラゴナ１８ａ　
１．：窓部２０ａを形成するための切断ＩＪ１１工をす
るようになっている。、各下刃４１の内側には夫々テー
パ部４５が形成されていて、これにより切断の際の上刃
４４のカイ１〜のＩＡ能を果すようになっている。

上刃４４の上刃ホルダ４３への取イ」けは、２本の取付
ボルト３０によってなされるが、第５ｂ図に示すように
、支点４２側の取付ホルト３０ａは聞ハネ３２を介して
上刃４４を上刃ホルダ４３に押し付ｔブるようにして啼
拮される一方、刃先側の取付ホル１〜３０ｂには皿ハネ
３２か介装されてあらず、これにより、１対の上刃４４
の先端か互いに僅かに広がりｊｑるようにし、下刃４１
に対して０．５〜１°の交叉角を得るようになっている
。この交叉角の他に第５Ｃ図に示すように、上刃ホルダ
４３の断面形状を台形とすることにより、上刃４４に下
方へ末広がりの傾斜を僅かにつけるようになっている。

これにより切味を一層向上させることかできる。また、
上刃ホルダ４３の支点４？の位置は、切断の際の上刃４
４と下刃４１とのシャー角が２°以上つくような位置に
設定される。

以上本実施例においては、中心孔１３の打扱加工以外す
べて切断加工によってライナ加工がなされるので、単桶
な打抜型のほかに着脱自在な刃を揃えるだ（ブでよく、
したがって型寿命を長くすることかでき、また刃の切味
が悪くなったら取イ１ボルト３０により容易に交換を行
うことができる。なお、本実施例においては、２枚のウ
ェブ４ａ、　４ｂを供給してライナ＋ＪＯ工づる場合に
ついて示したか、例えばＩａ％ディスク収納ケースの上
ハーフ？２ａ、下ハーフ？？ｂの搬送ピッチが里く、こ
れに対応したピッチでライナ２１ａ　、　２１ｂの供給
をしたい場合等に備えて、３本以上の原反ロールからウ
ェアを供給するようにしてもよい。この場合、駆動ロー
ラ７および８間にて重ね合わせ状態のウェアに所定の加
工をし、その１多分離してそれ以外の加工をすることは
上記実施例と同手、丘である。

（発明の効果） 以上詳述したように、本発明による磁気ディスク用ライ
ナの加工方法は、型による加工が行われるのが中心孔の
打扱きのみでおるため、高精度で耐久性に優れた型を容
易に製作することかでき、したがって加工工程全体の設
備費を安価なものとすることができ、また周縁部の加工
が切断により行われるので、ライナのサイズ以上の不織
布を供給する必要がなく、加工の際の材料のロスを最小
限に押えることができる。しかも、中心孔および周縁部
４箇所の加工が、帯状になった不織布を複数枚重ね合わ
せた状態でなされる一方、ライナ１枚分の長さに切断す
る加工が、巾ね合わせ状態から１枚ずつに分離した後に
なされるよう（なっているので、能率よく加工できる上
後工程でのライナ分離作業を省くことができる。

また、本発明による磁気ディスク用ライナの加工装置は
、中心孔の打扱きを施す打俵型に＠脱自在に設（プられ
た上刃および下刃によって中心孔の内縁部４箇所の切断
かなされろようになっているので、Ｉ＞ｏ工性の悪い不
慣ｒｂであっても容易に加工することかでき、まｌ二上
刃、下刃の切味が悪くなったときにＩは新しい刃と交換
することも簡単に行うことかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気ディスク用ライナのり［１工
方法の一例を示す慨要図、 第２ａ図（３１第１図の■ａ方向矢視図、第２ｂ図１．
１第１図のｌｂｈ向矢視図、第３図は本発明による磁気
ディスク用ライナの／ＪＯＩ装置の一例を示す斜視図、 第４図は第３図の後工程で使用されるピックアップ装置
の機能を示す斜視図、 第５ａ図は第４図のｖａ部拡大図、 第５ｂ図は第５ａ図のｖｂ方向矢視図、第５Ｃ図は第５
ａ図のＶｃ−Ｖｃ線断面図である。 ４ａ、　４ｂ・・・ウ　ェ　ブ　　　１３・・・中　心
　孔１４・・・ス　　リ　　ッ　　ト　　　　　２７・
・・パ　　ン　　チ　　部２８・・・グ　イ　部　　　
　　２９・・・下　　　刃３１・・・上　　　刃

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）所定幅の帯状の不織布を複数枚重ね合わせて供給し
   、該重ね合わされた複数枚の不織布に中心孔の打抜きと
   周縁部４箇所の切断とを同時に施した後、各不織布を互
   いに分離し、その後各不織布の先端部を所定長さに切断
   することを特徴とする磁気ディスク用ライナの加工方法
   。 ２）複数枚重ね合わせて同一ピッチで送られる所定幅の
   帯状の不織布に、中心孔の打抜きを施す打抜型と、 該打抜型のパンチ部およびダイ部に着脱自在に設けられ
   、前記不織布の前記中心孔の周縁部４箇所を、前記打抜
   型による前記中心孔の打抜きと同時に切断する上刃およ
   び下刃とを備えてなることを特徴とする磁気ディスク用
   ライナの加工装置。