JPS62151262A - ろうの広がり防止方法 - Google Patents

ろうの広がり防止方法

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Publication number
JPS62151262A
JPS62151262A JP29515485A JP29515485A JPS62151262A JP S62151262 A JPS62151262 A JP S62151262A JP 29515485 A JP29515485 A JP 29515485A JP 29515485 A JP29515485 A JP 29515485A JP S62151262 A JPS62151262 A JP S62151262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brazing
solder
filler metal
brazing filler
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP29515485A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Takarasawa
宝沢 勝幸
Izumi Yanagida
柳田 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リードフレームや電気接点等の精密部品をろ
う付けする際、ろう材の広がりを所定の範囲内に抑える
ろうの広がり防止方法に関する。
(従来技術とその問題点) リードフレームや電気接点をセラミックやばね材と接合
するのに、従来より各種ろう材を使用したろう付けを行
うことがしばしば行われている。
この際ろう材の広がりは、継手の形状や材質によって変
化するが、ろう付は温度及び雰囲気によっても大きく変
化するものである。
銀ろうや半田の広がりは、濡れ性と相俟ってろう付けに
は欠かすことのできない重要な性質であるにもかかわら
ず広がり過ぎた場合には、めっき面や接点面等の重要な
部分を銀ろうや半田の成分で汚染してしまうことがあり
、電子部品のめっき不良や接点の接触障害等の原因とし
て、しばしば問題となっていた。
これに対し、従来効果的な方法が無く、せいぜいろう付
は温度を低めにしたり、銀ろうや半田のボリウムムを加
減して、広がりを必要最小限に抑えているが、その骨接
合強度を犠牲にしていることが多い。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、被ろう接
材の表面に、ろう材に濡れない被膜を形成して、ろう付
は部を囲み、バリアーを形成しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明のろう広がり防止方
法の1つは、金属と金属、又は金属とセラミ・7り等を
、100〜900℃の範囲で、溶融するろう材を用いて
接合する際、その接合周辺にTi、Zrs Hf、Cs
 S i、GeXA11Be、Caの少なくとも1種以
上又はそれを主成分としたものから成る被膜又はその酸
化物から成る被膜を形成して、ろう材の広がりを所定の
範囲内に抑えることを特徴とする。
(実施例) 本発明によるろうの広がり防止方法の実施例を従来例と
共に説明する。
先ず、従来例について説明すると、第1図に示すように
コバールで作ったリードフレームlのビン2の先端3に
厚さ0.1nm、幅1龍のAg  Cu28%のろうテ
ープ3はりつけ、水素雰囲気中で830℃に加熱溶融し
た結果、第2図に示すようAg−Cu28はのろう4′
はビン2の上部5に広がって、先端3に一定の溜りを設
けることができなかった。
次に実施例と比較例について説明すると、第3図に示す
ようにコバールで作った多数のリードフレーム1のビン
2の先端3寄りの位置に、スパッタリングによりTi1
Zr、、11f1C1Be1Ca、AlzOz、5in
2、G e Oz、Caの各々5μの被膜6を形成した
。そして各リードフレーム1のビン2の先端3に、第4
図に示す如←厚さ0.1mm、幅111のAg−Cu2
8%のろう4をスポット溶融にて仮止めし、850℃、
水素雰囲気中にて加熱溶接した結果、第5図に示すよう
な外観のろう付は素材7を得ることができた。これらの
ろう付は素材7に於いてAg−Cu2B%のろう4′が
被膜6を越えたものは皆無であった。
上記の実施例はT i % Z r 、Hf −、C、
B e %Caの単一金属の被膜及びAβ、5iSGe
の酸化物の被膜の場合であるが、これらの合金の被膜や
これらを主成分とした合金の被膜の場合も同様にろうの
広がりを防止できることは云うまでもない。
また上記実施例では硬ろうについての場合であるが、本
発明はこれに限るものではなく、軟ろうの場合にも良い
ものである。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明のろうの広がり防止方法
によれば、被ろう接材の表面に、ろう材に濡れない被膜
を形成して、ろう付けの際のろうの広がりを任意の範囲
内に抑えることができるので、接合強度の高いろう接が
可能となると共にろう接によるこれまで汚染が解消され
、品質の良い部品の生産が可能である。従って、最近の
電子回路より高集積化に伴う微細面積内でのろう付け、
半田付は作業の要求に十分応えることができ、微細ろう
付けに画期的な自由度を与えることができるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はリードフレームのビンの先端にろうテープをは
りつけた状態を示す図、第2図はそのろうテープを加熱
溶融した状態を示す図、第3図はリードフレームのビン
の先端寄りの位置に本発明の方法により被膜を形成した
状態を示す図、第4図は第3図のリードフレームのビン
の先端にろうを仮止めした状態を示す図、第5図は第4
図のリードフレームのろうを加熱溶融した状態を示す図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)金属と金属、又は金属とセラミック等を、100〜
    900℃の範囲で溶融するろう材を用いて接合する際、
    その接合面周辺にTi、Zr、Hf、C、Si、Ge、
    Al、Be、Caの少なくとも1種以上またはそれを主
    成分とした合金から成る被膜又はその酸化物から成る被
    膜を形成して、ろう材の広がりを所定の範囲内に抑える
    ことを特徴とするろうの広がり防止方法。
JP29515485A 1985-12-25 1985-12-25 ろうの広がり防止方法 Pending JPS62151262A (ja)

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