JPS62150678A - フラツトコネクタ用ソルダ−マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば、プリント板（プリント基板）と凸側
コネクタのコンタクトビンとをハンダ付けして接続する
際に用いるフラットコネクタ用ソルダーマスクに関する
。

〔発明の技術的背景と−その問題点〕

一般に、プリント板とフラットコネクタの凸側コネクタ
のコンタクトビンとはフラックスを塗布した後、ハンダ
槽に部分浸漬してハンダ付けを施している。

即ち、上記プリント板１の回路パターンの各端子部１ａ
とフラットコネクタの凸側コネクタ゛２の多数のコンタ
クトビン３とは、第５図乃至第７図に示されるように、
ハンダ付けして実質的に一体に接続されており、この凸
側コネクタ２のコネクタビン３の他端部は、フラットケ
ーブル４ａを有する凹側コネクタ４の各挿入孔５へ嵌合
して連結すると共に、上記凸側コネクタ２の両側に弾発
的に付設された各係止爪杆２ａで上記凹側コネクタ４の
両側に形成された再検合孔４ｂに係合するようになって
いる。

又一方、上記プリント板１の回路パターンの各端子部１
ａと凸側コネクタ２の各コンタクトビン３とのハンダ付
けによる従来の接続手段は、第６図及び第７図に示され
るように、予め、上記ブリント板１の各端子部１ａに凸
側コネクタ２のコンタクトビン３をそれぞれ嵌合し、し
かる後、第６図に示されるように、上記両者１と２とを
指先で裏返にして、上記凸側コネクタ２の外がわに位置
する左右両側のコンタクトビン３と各端子部１ａとを手
ハンダ付けで部分的に仮止めし、さらに、ハンダ付けの
際、ハンダ飛沫が凸側コネクタ２に付着して汚損しない
ために、上記プリント板１から外方へ突出した上記凸側
コネクタ２の外周面に耐熱性の接着テープ６を貼着被覆
してマスキングを施し、しかる後、第７図に示されるよ
うに、上記プリント板１の各端子部１ａと各コンタクト
ビン３とをハンダ槽７のハンダ噴射ノズル８からの溶融
ハンダ９でハンダ付けして接続した後、上記接着テープ
６を凸側コネクタ２から指先で剥離するようになってい
る。

しかしながら、上述したプリント板１の各端子部１ａと
凸コネクタ２の各コンタクトビン３との接続手段は、ハ
ンダ付けの際、ハンダ飛沫が凸側］ネクタ２に付着して
汚損しないために、予め、上記凸側コネクタ２の外周面
全体を耐熱性の接着テープ６を貼着被覆したり、左右両
側のコンタクトビン３とこれに嵌合している各端子部１
ａとを手ハンダ付けで部分的に仮止めしなければならず
、さらに、ハンダ付は終了後、上記接着テープ６を凸側
コネクタ２から剥離しなければならず、作業工程数が多
くなり、組立が面倒であるばかりでなく、量産による省
力化が困難である。

〔発明の目的〕

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、プリント板の各端子部と凸コネクタの各コンタクトビ
ンとを手ハンダで部分的に仮止めすることなく、しかも
、耐熱性の接着テープを凸コネクタに貼着被覆すること
もなく、凸コネクタの外側を飛沫ハンダから保護しなが
ら、上記プリント板の各端子部と凸側コネクタの各コン
タクトビンとをハンダ槽で一挙に一工程でハンダ付けし
て接続し、品質の向上を図り、併せて、組立を容易にし
て量産による省力化を図ることを目的としたフラットコ
ネクタ用ソルダーマスクを提供するものである。

〔発明の概要〕

本発明は、有底囲い枠体の前端縁部に弾性を有する一対
の挟持片を前方へ突出して設け、この両挟持片でプリン
ト板と凸側コネクタとを一時的に挟持してハンダ槽に部
分浸漬してハンダ付けするように構成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を図示の一実施例について説明する。

なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には同
じ符号を付して説明する。

第１図乃至第４図において、符号１は、集積回路等の電
子部品を実装装着する回路パターンを形成したプリント
板であって、このプリント板１の各端子部１ａと凸側コ
ネクタ２の各コンタクトビン３とは、それぞれ嵌合され
ている。

一方、第２図乃至第４図に示されるように、塵取形をし
た囲い壁体１０Ｃを有する有底囲い枠体１０は、断面が
アングル状を形成しており、この有底囲い枠体１０の底
板１０ａの前端縁部１０ｂには、弾性を有する一対の挟
持片１１．１２が前方へ突出して設けられている。特に
、上記有底囲い枠体１０及び挟持片１１，１２は、耐熱
性にしてハンダ不乗材〈ハンダ不着材）で形成されてい
る。なお、このハンダ不乗材としては、例えば、アルミ
ニューム、ステンレス又は、ナイロン、テフロン等の耐
熱樹脂拐が挙げられる。

従って、今、上記プリント＆１の回路パターンの各端子
部１ａと凸側コネクタ２の各コンタクトビン３とのハン
ダ付けをする場合、予め、プリント板１の各端子部１ａ
に凸側コネクタ２の各コンタクトビン３をそれぞれ嵌合
し、しかる後、上記両者を重合した状態にして、上記第
１図及び第２図に示されるように、上記有底囲い枠体１
０の両挟持片１１と１２とで弾発的に挟持する。即ち、
この両挟持片１１と１２とは、上記プリント板１と凸側
コネクタ２の係合段部２ｂとを出合した状態で弾発的に
挟持する。このとき、上記プリント板１から外方へ突出
した凸側コネクタ２や各係止爪杆２ａは、ハンダ飛沫を
阻止するようにした囲い壁体１０Ｇで囲われるようにな
っている。

次に、上記両挟持片１１．１２で挟持されたプリント板
１と凸側コネクタ２とは、第２図に示されるように、ハ
ンダ槽７の溶融したハンダ９に浸漬することによってハ
ンダ付けされる。

しかして、上記ハンダ付は作業が終了すると、上記プリ
ント板１と凸側コネクタ２とは両挟持片１１．１２から
外される。

このようにして、本発明は、手ハンダで仮止めしたり、
接着テープを貼着したり、又はこれを剥離することなく
、プリント板１の各端子部１ａと凸側コネクタ２の各コ
ンタクトビン３を一挙にハンダ付けすることができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、有底囲い枠体１０の
前端縁部１０ｂに弾性を有する挟持片１１．１２を前方
へ突出して設けであるので、取扱い操作が簡素化されて
、組立が容易になり、量産による省力化を図ることがで
きるばかりでなく、ハンダ付は時にハンダ飛沫等がワー
クに付着するおそれはないから、品質の向上を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のフラットコネクタ用ソルダーマスク
を使用した状態を示す斜視図、第２図は、同上断面図、
第３図は、本発明のフラットコネクタ用ソルダーマスク
の断面図、第４図は、同上斜視図、第５図は、フラット
コネクタの斜視図、第６図及び第７図は、従来のプリン
ト板と凸側コネクタとのハンダ付けの接続手段を説明す
るための各図である。 １・・・プリント板、２・・・凸側コネクタ、３・・・
コンタクトビン、４・・・凹側コネクタ、７・・・ハン
ダ槽、１０・・・有底囲い枠体、１０ｂ・・・前端縁部
、１０Ｇ・・・囲い壁体、１１．１２・・・挟持片。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、有底囲い枠体の前端縁部に弾性を有する一対の挟持
   片を前方へ突出して設けたことを特徴とするフラットコ
   ネクタ用ソルダーマスク。 ２、有底囲い枠体は、耐熱性のハンダ不乗材で形成した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のフラット
   コネクタ用ソルダーマスク。