JPS62150547A

JPS62150547A - リ−ル駆動装置

Info

Publication number: JPS62150547A
Application number: JP60295313A
Authority: JP
Inventors: Isao Harigaya; 針ケ谷　勲; Susumu Kozuki; 上月　進
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-12-25
Filing date: 1985-12-25
Publication date: 1987-07-04
Anticipated expiration: 2011-02-14
Also published as: JPH0814909B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は走行速度の異なる走行モードを有し、２個のリ
ール間でテープ状体を該走行モードに応じて走行させる
機構におけるリール駆動装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、２個のリール間でテープ状体を走行させる機構に
おいて、例えば、巻取り側リール受台、供給側リール受
台の夫々を別々のモーターで直接駆動しているいわゆる
ダイレクト・ドライブのテープ状体走行機構を有する記
録再生装置の場合、テープ状体の走行停止時には、巻敗
り側リール受台駆動モータを停止させると同時ニ供給側
リール受台駆動モータに今まで回転していた方向とは逆
方向に一定のトルクを発生させリールの回転を制動して
いた。

〔発明が解次しようとする問題点〕

これら従来の方式では、リールの回転状態に応じて制動
力を制御しておらず、リールの回転状態けり−ルに巻か
れているテープ状体の量に応じて刻々と変化しているの
に対しリールの回転駆動手段に一定の逆トルクを発生さ
せリールの回転を制動していた為、特にリールが高速で
回転している場合は急激な制動が掛かることになり、リ
ールの慣性あるいは制動の衝撃によシ、リールに巻かれ
ているテープ状体に対して伸びや緩みといった損傷を与
えることがあり、例えば記録再生装置等においては長時
間記録再生を行わせる為テープ状体の厚みを薄くしよう
とする試みに対して障害になっていた。

本発明は斯かる事情に鑑みて為されたもので、簡単な構
成でテープ状体の走行停止時においてもテープ状体の急
峻な変化を無くしテープ状体を女定に停止させるリール
駆動装置を提供することを目的としている。

〔問題を解決する為の手段〕

本発明のリール駆動装置はリールの回転駆動手段と、停
止を指示する停止指示手段と、該停止指示手段からの停
止指示の所定期間前のリールの回転状態に応じた制御情
報を保持する保持手段と、該保持手段に保持されている
制御情報を利用して所定期間、前記回転駆動手段を制御
する制御手段を備えたものである。

〔作用〕

上述の様な構成によれば、停止指示手段から停止が指示
される際に、該指示よシも所定期間前のリールの回転状
態に応じた制御情報を利用して所定期間リールの回転駆
動手段を制御することが出来るものである。

〔実施例〕

以下、本発明を実施例に基づき説明する。

ｖｊ、１図は本発明の一実施例として巻取シ側と供給側
のリール受台を夫々直接駆動するダイレクト・ドライブ
方式によるＶＴＲのテープ走行停止機構に適用した場合
の概略構成図である。

第２図は上記第１図においてリール受台の回転周期に応
じた周期データを計測する際のタイミングチャートであ
る。

第３図は第１図の各走行モードにおける供給側のリール
でのテープの巻き径とトルクの関係を表わした図である
。

第１図において、供給側リール受台１０円周上に複数の
小片のマグネット等を等間隔に付は固定ピックアップヘ
ッド２を設置しておき、その出力を比較信号発生器３に
入力することＫより、該比較信号発生器３からは第２図
（ａｔに示す様なリール受台１の回転周期に応じた比較
信号が出力され周期計測回路４に入力される。

該周期計測回路４には基本パルス発生器５から第２図（
ｂ）に示す様な比較信号（ａｌよシも十分に高い周波数
に設定されている基準パルスが入力されておシ、周期計
測回路４ではこの基準パルス（ｂ）のパルス数をカウ／
トシ、第２図（（！１）−（０４）に示す様な周期デー
タｔとして周期・巻径変換回路６に入力されている。

また、該周期・巻径変換回路６にはモード設定回路７か
ら設定された走行モードにおけるテープの走行速度情報
信号Ｖも供給されておシ、周期・巻径変換回路６ではこ
れら入力される情報信号を用いて供給側リールに巻かれ
ているテープの巻径ｒをｒ＝Ｖ−ｔ／２πの関係式に基
づき算出し、その結果を供給側リールのテープ巻径情報
信号ｒ８として出力する。

周期・巻径変換回路６の出力はメモリ回路８及びスイッ
チ９．１１に入力される。スイッチ９゜１１のスイッチ
動作は前記モード設定回路７より発生される停止指示信
号Ｓｔによ多制御される。なお、該停止指示信号Ｓｔは
不図示のテープが走行状態より停止状態に切換った時に
のみハイ（Ｈ）レベルの信号を発生するものである。

そして該スイッチ９はモード設定回路６から出力された
停止指示信号８ｔがＨレベルの時はインバータ１０によ
りオフ状態となり、ロー（Ｌ）レベルの時にオン状態と
なる。つまシ、停止時以外の走行時において前記周期・
巻径変換回路６よ）出力される供給側リールのテープ巻
径情報信号ｒ８はテープ走行時トルク制御回路１２に供
給され、テープ走行時トルク制御回路１２において、供
給側リールのテープの巻径に応じたテープ走行時の適性
トルク情報信号を発生させる。また、スイッチ１１は停
止指示信号Ｓｔがレベルの時は図中のＬｉ２に接続され
、スイッチ９を介した供給側リールのテープ巻径情報信
号ｒｓは巻径変換回路１３に入力される。該巻径変換回
路１３には巻径情報ｒ８の他に不図示のテープの長さを
示すテープ長情報信号りが入力されておシ、この回路で
は以上の様な情報をもとに巻取＃）ＩＩＩリールの巻径
情報ｒｔを算出し、テープ走行時トルク制御回路１４に
供給する。また。

該テープ走行時トルク制御回路１４は前述の場合と同様
に巻取シ側リールのテープの巻径に応じたテープ走行時
の適性トルク情報信号を発生させる。

一方、該供給側リールのテープ巻径情報信号ｒＢはメモ
リ回路８にも入力されておシ、このメモリ回路８では巻
径情報信号ｒ８を一時記憶する為のもので、その記憶さ
れる内容はメモリ回路８に入力される該巻径情報信号ｒ
Ｂが変化した場合に書換えられて行く。

メモリ回路８に一時記憶された供給側スイッチ１５がオ
ン状態になった時１ｃ読み出され、前記スイッチ１１、
巻径・トルク変換回路１６に供給される。スイッチ１１
．１５のスイッチ動作は前記モード設定回路７よシ発生
される停止指示信号Ｓｔにより制御される。つまり不図
示のテープが走行状態より停止状態に切換った時にＨレ
ベルの信号が発生され、スイッチ１５をオン状態になシ
、メモリ回路８において一時記憶された巻径清報信号ｒ
日は巻径・トルク変換回路１６に供給されると共に前記
スイッチ１１に供給される。該スイッチ１１は停止指示
信号ＳｔがＨレベルの時図中のＨ側に接続されておシ、
メモリ回路８よシ出力された供給側リールの巻径情報信
号ｒ８から巻径変換回路１３において巻取シ側リールの
巻径情報信号ｒｔを算出し巻径・トルク変換回路１７に
供給する。

巻径・トルク変換回路１５．１７には前水の様に供給側
の巻径情報信号ｒ８、巻取シ側の巻径情報信号ｒｔが供
給されておシ、ここで該巻径情報に応じた適性トルク値
情報Ｔが発生される。該巻径・トルク変換回路１６．１
７　Ｖｉメモリテーブルによシ構成されておシ、該メモ
リ・テーブルには第３図に示す様なリールの巻径に応じ
た適性トルク値データが予め記憶されており、入力され
る巻径情報信号をアドレスとして読み出し出力する様に
なっている。なお、各巻径・トルク変換回路１６．１７
のメモリテーブルは、それぞれテープの走行速度に応じ
て３個のテーブルに分かれておシ、該メモリ・テーブル
の切換はメモリ・テーブルの切換回路１８においてモー
ド設定回路７よシ出力されるテープの走行速度情報信号
Ｖをもとに発生されるメモリ・テーブル切換信号によシ
切換えられる。＠３図においてムは再生ま念は記録時、
Ｂは高速サーチ時、０は早送りまたは巻もどし時におけ
る供給側リールのテープの巻径と適性トルク値との関係
を示しており該巻径・トルク変換回路１６．１７　にお
いてはテープの走行速［Ｋ応じて第３図に示す特性を持
った３個のメモリ・テーブルを切換え、入力されるリー
ルの巻き径情報に応じた適性トルク値の情報を出力し、
スイッチ１９．２０に供給される。

また、スイッチ１９．２０にはそれぞれ第１固定トルク
発生回路２１、第２固定トルク発生回路２２から一定の
トルク値情報も供給されておシ、スイッチ１９．２０の
スイッチ動作により切換えて出力され、供給側モータ駆
動回路２３、巻取り側モータ駆動回路２４に供給される
。

スイッチ１９．２０のスイッチ動作はモード設定回路７
よシ出力されるテープ走行方向情報信号？βに応じて切
換えられる。

つまり、テープが正方向に走行している時モード設定回
路７から出力されるテープ走行方向情報信号Ｐ／Ｒはテ
ープが正方向に走行している時はＨレベルで逆方向の場
合にはＬレベルの信号を発生する為、スイッチ１９．２
０はこの信号に応じてＨレベルの時にはＨ側、Ｌレベル
の時にはＬ＠に接続される。また、該テープ走行方向情
報信号Ｆ／ＲがＨレベルの時はスイッチ２５もオン状態
となる。この切換動作によシ、テープが正方向に走行し
ている時は巻板り側モータ駆動回路２４には第２固定ト
ルク発生回路２２より発生された固定トルク値情報によ
シ巻敗シ側リールモータ２６　Ｋ　該）ルク値情報に応
じた一定のトルクを発生させ巻取シ側リール受台２７を
回転させる。そして供給側モータ駆動回路２３には走行
時においてはテープ走行時トルク制御回路１２及び停止
時においては巻径・トルク変換回路１６よシ発生された
トルク値情報信号が入力され、供給側モータ駆動回路２
５によって供給側リールモータ２８の回転トルクを制御
しテープの走行時及び停止時のテープテンションを一定
に保っている。

逆に、テープが逆方向に走行している時にはモード設定
回路７から出力されるテープ走行方向情報信号騨はＬレ
ベルである為、スイッチ１９．２０はこの信号に応じて
図中のＬ＠に接続され％またスイッチ２９はインバータ
３０の働きによりオン状態となる。この切換動作によシ
テープが逆方向に走行している時は供給側モータ駆馴回
路２４には第１固定トルク発生回路２１より発生された
固定トルク値情報により供給側リールモータ２８　Ｋ　
Ｍ　Ｉ’ルク値情報に応じた一定のトルクを発生させ供
給側リール受台１を回転させる。そして巻＊、ｂ側モー
タ駆動回路２４には走行時においてはテープ走行時トル
ク制御回路１４及び停止時においては巻径・トルク変換
回路１７よシ発生されたトルク値情報信号が入力され、
巻取シ側モータ駆動回路２４によって巻取りａリールモ
ータ２６の回転トルクを制御しテープの逆方向走行時及
び停止時のテープテンションを一定に保っている。

以上、説明して来た様に、停止時には直前に算出された
供給側のリールの巻径情報によシ停止時の適性トルク値
情報を算出し、この適性トルク値情報により供給側のリ
ール駆動モータのトルクを制御し供給側のリールにおけ
るテープの送シ出し量を制御することによって適切なテ
ープテンションを保ったままテープの走行を停止させる
ことが出来、テープに対する悪影響を軽減することが出
来る。

〔発明の効果〕

以上、説明して来た様に本発明によれば、簡単な構成で
テープ状体の走行停止時においてもテープ状体の急峻な
変化を無くしテープ状体を安定に停止させるリール駆動
装置を提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一冥施例として巻取シ側と供給側のリ
ール受台を夫々直接駆動するダイレクト・ドライブ方式
によるＶＴＲのテープ走行停止機構に適用した場合の概
略構成図である。第２図は上記第１図においてリール受台の回転周期に応
”じた周期データを計測する際のタイミングチャートで
ある。ｌ＠３図は第１図の各走行モードにおける供給側のリー
ルでのテープの巻き径とトルクの関係を表わした図であ
る。４・・・周期計測回路６・・・周期・巻径変換回路７・・・モード設定回路８・・・メモリ回路１６．１７・・・巻径・トルク変換回路２１・・・第１
固定トルク発生回路２２・・・第２固定トルク発生回路（（１１ｒｃｖ信号（０］　デ゛−り第３ｚ

Claims

【特許請求の範囲】

リールの回転駆動手段と、停止を指示する停止指示手段
と、該停止指示手段からの停止指示の所定期間前のリー
ルの回転状態に応じた制御情報を保持する保持手段と、
該保持手段に保持されている制御情報を利用して所定期
間、前記回転駆動手段を制御する制御手段を備えたこと
を特徴とするリール駆動装置。