JPS62150068A - 内燃機関の燃料制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の燃料制御装置に関し、ことにその
フェールセーフ機構に関する。

〔従来の技術〕

特開５４−１５２７１２号公報等で知られる複数の燃料
噴射弁を備えた従来の燃料制御装置は、燃料ポンプによ
って燃料を各噴射弁の燃料供給通路へ圧送している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前出従来の技術では、電磁式燃料噴射弁に万一異物が混
入し弁が開いたままの状態になっても、燃料ポンプによ
って次々と燃料が送られてくるために、燃料が噴きっば
なしになってしまうという問題点があった。

この発明は、異物混入等で燃料噴射弁が開いたままの状
態になっても燃料が噴きっばなしになることなく１機関
の失火による停止をしいては燃料噴出による火災も未然
に防ぐことをできる燃料供給装置を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

前出問題点は、電磁式燃料噴射弁が開いたままの状態に
なった時のみ作動する燃料供給通路をしゃ断する装置を
それぞれの通路に設置することによって解決される。

〔作用〕

本発明は、燃料噴射弁に燃料を供給する通路それぞれに
各噴射弁が噴きっばなしになったとき、通路をしゃ断す
る１ケのしゃ断装置をもつため。

１ケの燃料噴射装置が開いたままの状態になっても、す
べての通路をしゃ断するということがない。

従って機関停止に至ることはない。

〔実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。

第１図は、本発明による一実施例を示している。

すなわち、吸気通路１をもち、その吸気通内の絞弁２の
上流側には、２ケの電磁式燃料噴射弁３をもちそれぞれ
独立した燃料通路４をもち、その通路をしゃ断する装置
ｇｌｏＮ−〇ＦＦソレノイド５が設けられた燃料制御装
置を示す。一方の電磁式燃料噴射弁内に燃料に混じって
異物が侵入し噴射弁に付着した場合、その噴射弁は閉じ
ることが不可能となる不具合が生じる。適状であれば、
２ケ以上の燃料噴射弁をもつ燃料制御装置は、１ケの燃
料噴射弁に不具合が生じた場合でも他方のみで円滑に機
関を運転できるようなフェールセーフ機構が働くが、こ
の場合、フェールセーフ機構が働いたとしても燃料が噴
きっばなしの状態となるため失火をまねき機関は停止し
運転不可能（再始動も不可能）となってしまう。そこで
、本発明のように、燃料通路４に、それぞれ独自に通路
しゃ断装置５として、０Ｎ−ＯＦＦソレノイドバルブを
設けた。今、一方の噴射弁に異物が付着して弁が閉じる
ことが出きなくなって燃料が噴きっばなしの状態になっ
たとする。適状、電磁式燃料噴射弁が作動している時の
電流波形は第１図のようになっているが、この様な状態
では電流波形は第２図のようになっている。従って、電
磁式燃料噴射弁の電流波形によって、噴きっばなしの状
態が否がが判断できる。そこでこの電流波形を判断する
ことのできる機構をもつコントロールユニット６を設置
し、燃料通路しゃ断装置５を制御させる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明を用いる事により、たとえ一方の燃
料噴射弁から燃料が噴きっばなしの状態になっても、た
だちにその燃料通路をしゃ断して機関の失火すなわち停
止をまねくことなく円滑に、機関を運転することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図面、第２図。 第３図は噴射弁駆動電流特性を、示す図面である。 １・・・吸気通路、２・・・絞弁、３・・・燃料噴射弁
、４・・・燃料供給通路、５・・・しゃ断装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．機関内に空気を供給する吸気通路をもち、その吸気
   通路に設けた絞弁、及びその絞弁の上流あるいは下流に
   複数の電磁式燃料噴射弁とおのおのがその弁に燃料を供
   給する通路をもつ燃料制御装置において、燃料を供給す
   る各通路に前記各弁の噴きつぱなし状態を検出して該当
   する通路をしや断する装置を設置したことを特徴とする
   内燃機関の燃料制御装置。