JPS62150048A - スロツトルバルブの開閉制御装置 - Google Patents

スロツトルバルブの開閉制御装置

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JPS62150048A
JPS62150048A JP29443885A JP29443885A JPS62150048A JP S62150048 A JPS62150048 A JP S62150048A JP 29443885 A JP29443885 A JP 29443885A JP 29443885 A JP29443885 A JP 29443885A JP S62150048 A JPS62150048 A JP S62150048A
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JP
Japan
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throttle valve
opening
abnormality
fully closed
control
Prior art date
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JP29443885A
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Inventor
Shinichiro Tanaka
伸一郎 田中
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はステップモータを用いてスロットルバルブを開
閉制御するスロットルバルブの開閉制御装置に関し、詳
しくはステップモータの脱調等、制御系に異常が生じた
際にスロットルバルブを開方向に駆動するよう構成され
たスロットルバルブの開閉制御装置に関するものである
[従来の技術] 従来より、内燃機関の吸気量をその運転状態に応じて緻
密に制御するため、内燃機関の吸気系に8シけたスロッ
トルバルブをステップモータを用いて電気的に開閉制御
する、いわゆるリンクレススロツj〜ル装置が知られて
いる。
また、この種の装置では、例えばステップモータが脱調
した場合等、制御系に何らかの異常が生じ、スロットル
バルブの開度を良好に制御できなくなった場合に、スロ
ットルバルブが開方向に移動して機関回転数が上昇する
のを防止するため、例えば特開昭59−226244号
公報に記載の如く、スロットルバルブを閉方向に付勢す
るスプリングを設け、装置に異常が生じた場合にこのス
プリングによってスロットルバルブを全閉位置まで駆動
するといったことが考えられている。
[発明が解決しようとする問題点] このようなスロットルバルブの開閉制御装置では、内燃
機関のアイドル運転時から高速運転時まで、種々の運転
状態に応じて吸気量を緻密に制御することかでき、内燃
)人間の運転性を向上することができるようになるので
おるが、上記の如く装置に異常が生じた場合に、そのま
まスロワ1ヘルバルブを仝閑にすると、単に機関出力が
低下し、エンジンブレーキが発生するだけでなく、機関
回転数が落ら込み内燃機関が停止するといった問題が生
じてしまう。
つまり上記従来の開閉制御装置においては、内燃機関の
アイドル運転時にも吸気量を緻密に制■1できるので、
アクセルペダルと連動して開閉されるスロットルバルブ
のように、スロットルバルブをバイパスするバイパス通
路が設けられておらず、スロットルバルブが全閉される
と吸気通路が完全に遮断され、上記のような問題が生ず
るのでおる。
また、上記のようにスロットルバルブを閉方向に付勢す
るスプリングを設けた場合、スロットルバルブの開閉制
御を実行していない状態では、スロットルバルブは全閉
状態となっていることがら、内燃機関始動時には、スロ
ットルバルブの開閉制御が開始され、スロットルバルブ
がある程度冊いた後でなければ始動することはできず、
機関の始動性が悪いといった問題もある。
そこで本発明は、装置に異常が生じ、スロットルバルブ
を閉じたような場合であっても内燃機関が停止すること
はなく、また内燃機関の始動性が低下することのないよ
う、スロットルバルブの全閉時にも内燃機関を運転する
のに必要な吸気量だけは確保し得るスロットルバルブの
開閉制御装置を提供することを目的としてなされたもの
で必って、以下の如き構成をとった。
[問題点を解決するための手段] 即ち上記問題点を解決するための手段としての本発明の
構成は、例えば第1図に示す如く、内燃機関M1の吸気
管M2に設けられたスロットルバルブM3を開閉するス
テップモータM4と、少なくともアクセルペダルM5の
踏み込み量を含む内燃機関M1の運転状態を検出する運
転状態検出手段M6と、 該運転状態検出手段M6の検出結果に応じて上記ステッ
プモータM4を駆動し、上記スロットルバルブM3の開
度を制御する駆動制御手段M7と、を備えたスロットル
バルブの開閉制御装置に、当該装置の異常を検出する異
常検出手段M8と、該異常検出手段M8で装置の異常が
検出されたとき、上記駆動制御手段M7によるステップ
モータM4の駆動を禁止する駆動制御禁止手段M9と、
上記スロットルバルブM3を開方向に付勢する付勢手段
M10と、 を設け、当該装置の異常時には上記スロットルバルブM
3を全閉するよう構成してなるスロットルバルブの開閉
制御装置において、 上記スロットルバルブM3の全閉を検出する全閉検出手
段M11と、 上記スロットルバルブM3を迂回する吸気通路M12と
、 該吸気通路M12を開閉する開閉部材M13と、上記異
常検出手段M8で当該装置の異常が検出されたとき、あ
るいは上記全閉検出手段M11で上記スロットルバルブ
M3の全閉が検出されたとき、上記開閉部材M13を駆
動して上記吸気通路M12を開状態に制御する駆動手段
M14と、を設けたことを特徴とするスロットルバルブ
の開閉制御装置を要旨としている。
ここで運転状態検出手段M6は、駆動制御手段M7でス
テップモータM4を駆動するのに必要な内燃機関M5の
運転状態を検出するためのものであって、少なくともア
クセルペダルM5の踏み込み開を検出するアクセルポジ
ションセンサを備えている。またこの運転状態検出手段
M6としては、上記アクセルポジションセンサの他に、
内燃機関M1の機関回転数、冷却水温、アイドル運転時
、定速運転時等を検出する各種センサを設けてもよい。
次に駆動制御手段M7は、上記運転状態検出手段M6で
検出された内燃機関M1の運転状態に応じてスロットル
バルブM3のスロットル開度を制御するため、スロット
ルバルブM3を開閉するステップモータM4を駆動する
ものであって、具体的には上記運転状態検出手段M6の
アクセルポジションセンサで以て検出されたアクセルペ
ダルM4の踏み込み量に応じて目標スロットル開度を算
出するとか、冷却水温が低い場合、目標スロットル開度
を開方向に補正するといった方法、あるいはアイドル運
転時や定速運転時等に内燃機関M5が所望の回転数とな
るよう目標スロットル開度をフィードバック制御する方
法等により、スロットルバルブM3の目標スロットル開
度を求め、それに応じてステップモータM4を駆動する
よう構成りM4に脱調が生じた場合や、ステップモータ
M4に過大電流が流れた場合、あるいはアクセルペダル
M5の踏み込み量等、内燃機関M1の運転状態を検出す
る運転状態検出手段M6に異常が生じ、内燃機関M1の
運転状態が良好に検出できなくなったような場合等には
、スロットルバルブM3を良好に開閉制御できなくなる
ことから、このような状態を装置の異常として検出し、
駆動制御禁止手段M9によってステップモータM4の駆
動制御を禁止させるためのものである。尚このように装
置の異常を検出した際ステップモータM4の駆動制御を
禁止させるのは、駆動制御を禁止することでスロットル
バルブM3を開閉自在な状態とし、付勢手段MIOによ
ってスロットルバルブM3を閉方向に駆動できるように
するためでおる。
更に、本発明では、吸気管M2にスロットルバルブM3
を迂回する吸気通路M12を設け、異常検出手段M8で
装置の異常が検出されたときや、全閉検出手段M11で
スロットルバルブM3の全閉が検出されたときには、そ
の吸気通路M12を聞くようにされている。これは全閉
検出手段M11でスロットルバルブM3の全閉が検出さ
れたとぎは勿論のこと、異常検出手段M8で装置の異常
が検出された際にも、最終的にはスロットルバルブM3
が全閉状態になることから、スロットルバルブM3の全
閉を検出又は予測して、スロットルバルブM3全閉時に
も内燃は関M1か運転できるようにするためでおる。つ
まり前述したように、スロワ1〜ルバルブM3の全閉時
には吸気の通路が遮断され、内燃機関M1の運転を継続
又は開始することができないことから、このような場合
には吸気通路M12を介して内燃機関M1の運転に必要
な吸気量を供給することで、装置に異常が生じた際に内
燃機関M1が停止するのを防止でき、また内燃機関M1
の始動時の始動性を向上できるようにしているのである
[作用コ 以上の如く構成された本発明のスロットルバルブの開閉
制御装置において、装置に異常が生じた場合には、まず
異常検出手段M8でその旨が検出され、駆動制御禁止手
段M9によってステップモータM4の駆動制御が禁止さ
れる。するとスロットルバルブM3は付勢手段M10に
よって閉方向に駆動されることとなるのであるが、この
とき同時に吸気通路M、12が駆動手段M’14によっ
て開状態に制御されることから、スロットルバルブM3
が全閉状態となったとしても、内燃機関M1の運転を継
続するのに必要な吸気量は確保されるようになる。また
内燃機関M1の始動時に当該装置を起動し、スロットル
バルブの開閉制御を開始する際には、スロットルバルブ
M3は全閉状態になっていることから、全閉検出手段M
11によりその旨が検出され、この場合にも吸気通路M
12が開かれ、内燃機関M1を始動するのに必要な吸気
量が確保されることとなる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず第2図は本実施例のスロワ]・ルバルブの開閉制御
装置が搭載された内燃機関及びその周辺装置を表わす概
略構成図でおる。
図において1は内燃機関を示し、この内燃機関1の吸気
管2には、サージタンク3の上流で吸気量を制限するた
め、ステップモータ4により開閉され、その開度を検出
するスロットル開度センサ5を備えたスロットルバルブ
6が設けられている。
またこの吸気管2にはスロットルバルブ6を迂回する吸
気通路7が形成され、吸気通路7にはその通路を開閉す
る電磁弁8が設けられている。更に吸気管2のスロット
ルバルブ6の上流には、吸入空気を浄化1゛るエアフィ
ルタ9、及び吸気量を検出するエアフロメータ10か陥
えられている。
一方11は内燃機関1の暖別状態を検知するため冷却水
温を検出する水温センサ、12は内燃機関1の回転と同
期してイグナイタ13より発生される高電圧を各気筒の
点火プラグに分配するディストリビュータを表わし、こ
のディストリビュータ12にはその回転に応じてパルス
信号を出力する回転数センサ14か備えられている。ま
た15はアクセルペダル16の踏み込み量に応じて検出
信号を出力するアクセルポジションセンサ、17は当該
内燃機関・1が搭載された車両の走行速度を検出する車
速センサ、18はトランスミッションのシフト位置を検
出するシフl−位置検出センサを夫々表わしている。
上記エアフロメータ10、水温センサ11、回転数セン
サ14、アクセルポジションセンサ15、車速センサ1
7、及びシフト位置検出センサ18からの検出信号は夫
々電子制御回路20に出力される。電子制御回路20は
マイクロコンピュータを中心に構成され、上記各センサ
を用いて検出、された内燃機関1の運転状態に応じて燃
料噴射量を痺出し、燃料噴射弁22を駆動制御する燃料
噴射制御を実行すると共に、アクセルペダル16の踏み
込み量等、機関の運転状態に応じてスロットルバルブ6
の開度を求め、その開度を表わす開度情報をステップモ
ータ4の駆動制御回路24に出力するスロットル開度算
出処理を実行する。
また後に詳しく説明するが、ステップモータ4の駆動制
御回路24も上記電子制御回路20と同様マイクロコン
ピュータを中心に構成されており、電子制御回路20か
ら出力される開度情報及びスロットル開度センサ5から
の検出信号に基づきステップモータ4を駆動し、スロッ
トルバルブ6の開閉制御を実行する。そしてこれら電子
制御回路20や駆動制御回路24等には、イグニッショ
ンスイッチ26を介してバッテリ28から電源電圧が供
給される。
ここで上記電子制御回路20から出力されるスロットル
バルブ6の開度情報は、内燃機関1の運転状態に応じて
算出されるスロットル開度を表わすものであるが、本実
施例では、この開度情報をスロットルバルブ6の全閉か
ら全閉までの回転角度をO〜720ステップで表わすデ
ジタル信号として出力するよう構成されている。即ら電
子制御回路20は、内燃機関1の運転状態に応じて求め
たスロットル開度を、スロワ1〜ルバルブの全閉から全
閉までの回転角度81°を720に分割した値0.11
25°で以て割算し、その割算結果をデジタル信号とし
て出力するよう構成されているのである。従って電子制
御回路20からは、スロットル開度を表わす開度情報と
して10bitの情報が出力されることとなる。
次に第3図はステップモータ4、スロワ1〜ル官ンサ5
、及びスロットルバルブ6の組付状態を表わす構成図で
ある。
図に示す如くスロットルバルブ6は、吸気管2の一部と
されるスロットルボディ31と、バタフライ弁32と、
バタフライ弁32を回動可能に固定するシャツl〜33
、とから構成され、シV71〜33の一端に取り付【ブ
られたスロットル開度センザ5によりバタフライ弁32
の回転角度、即らスロワ1ヘル開度を検出できるように
されている。またシャツI〜33の他端には、ステップ
モータ4の回転軸4a+こ取り付けられたギヤ34に咬
合されるギヤ35が取り付けられ、ステップモータ4の
回転によりバタフライ弁32を開閉できるようにされて
いる。更に、このスロットルバルブ6には、:、U:が
シレフト33に打ら込まれたピン36に係止され(l!
2 Qiかスロットルボディ31に固定されたスプリン
グ37、及び一端がシャフト33に打ら込まれ他端がス
ロットルボディ31に当接されるストッパ38が設けら
れ、スプリング37によってバタフライ弁32を閉方向
に付勢すると共に、シャツ1へ33によってバタフライ
弁32の全閉位置でその回転を停止できるようにされて
いる。
ここで本実施例では、ギヤ34とギヤ35とのギヤ比は
1:2に設定され、またステップモータ4には、1−2
相励磁によって1ステツプ当たり0.9度回転するパイ
フフイラ巻きの4相ステツプモータが用いられている。
従ってスロワ1〜ルハルブ6はステップモータ4の1ス
テツプ当たりに0.45°回転されることとなり、電子
制御回路20から出力される開度情報に応じてステップ
=し一夕の目標ステップ位置を算出するに(ま、開度[
4報を4で割算すればよいということになる。つまり開
度情報は1ステツプ当たり0.1125°のの分解能で
もってスロットル開度を表わザ清+1であることから、
この開度情報を4でυ1咋すればステップモータ4の分
解能と同じ1ステツプ当たり0.45°の分解能で以て
スロットル開度を表わす情報を得ることができ、これを
そのままステップモータ4の目標ステップ位置として用
いることができるのである。尚本実施例では、単に開度
情報を4で割算した値をそのまま目標ステップ位置とし
て算出するだけでなく、割算の結果(qられる余りに応
じて目標ステップ位置をデユーティ制御することにより
、スロットルバルブ6の平均開度が開度情報に対応した
開度となり、ステップモータ4で実現可能な分解能より
高い分解能で以てスロッlヘル開度を制御するか、これ
については後−に詳しく説明する。
また上記スロットル開度センサ5には、スロットルバル
ブ6の開度に応じて抵抗値の変化する可変抵抗器5aと
、スロットルバルブ6が全閉状態となったときONされ
る全閉スイッチ5bと、から構成され、可変抵抗器5a
に所定電圧を印加することにより、第4図に示す如くス
ロットルバルブ全閉時には0.5Vで、スロットル開度
10゜毎に0.5 [V]上昇する電圧信号(実スロッ
トル間度信号)が得られ、また全閉スイッチ5bの0N
−OFF状態から■スロットルバルブ6の全閉を検出て
きるようにされている。
次に第5図は、駆動制御回路24の構成を表わすブロッ
ク図である。
図に示す如く駆動制御回路24は、ステップモータ4の
駆動制御処理を実行するワンチップマイクロコンピュー
タ41と、ワンチップマイクロコンピュータ41に基準
クロックパルスを供給するクロツクジュネレータ42と
、ワンチップマイクロコンピュータ41より出力される
制御信号に応じてステップモータ4を駆動すると共に、
ステップモータ4に梳れる電流の異常を検知し、電流異
常検出信号を出力する駆動回路43と、同じくワンチッ
プマイクロコンピュータ41より出力される制御信号に
応じて電磁弁8を駆動し、吸気通路7を閉じる駆動回路
44と、ワンチップマイクロコンピュータ41やクロッ
クジェネレータ42に定電圧を供給する定電圧電源45
と、から構成されている。
またワンチップマイクロコンピュータ41は、クロツク
ジュネレータ42からのli−%Lクロック信号に基づ
ぎ2 [m5eC]毎にフラグF 2msをセットする
時計51と、同じくクロツクジュネレータ42からの基
準クロック信号に基づき600[μsec]毎に割込要
求を発生するプログラマブルタイマ52と、この刈込要
求に応じて割込込埋を実行ざぜるυ1込制御回路53と
、ステップ[−タ4の駆動制御の為の演算処理を実行す
るCPU54と、CP U 54で演算処理を実行づる
のに必要な制御プログラムやデータが予め記録されたR
OM55と、CPU54で演算処理を実行するのに必要
なデータが一時的に読み書きされるRAM 56と、電
子制御回路20から出力されるスロットルバルブ6の開
度情報、全閉スイッチ5bからの検出信号、及び駆動回
路43から出力される電流異常検出信号を入力すると共
に、駆動回路43及び44に制御信号を出力する人出力
バッフ757と、スロワ1〜層間度センサ5の可変抵抗
器5aから出力される実スロットル聞度信号をA/D変
換するA/D変換器58とから構成されている。
尚、図に示す如く、駆動回路43及び44にはイグニッ
ションスイッチ26及びヒユーズ59を介して同時に電
源電圧vbが印加されており、いずれかの駆動回路に過
大電流が流れヒユーズ59が切れると、電磁弁8及びス
テップモータ4が共に駆動されなくなる。
次に第6図はステップモータ4の駆動回路43を表わす
電気回路図である。尚、この図はステップモータ4内で
互いにバイファイラ巻きされたA相、A相の巻線La、
Lbに対して設けられた駆動回路を表わしており、実際
には他の2相(B相。
B相)の巻線についても同様の駆動回路か設けられてい
る。
図に示す如く駆動回路43はステップモータ4内で互い
にバイファイラ巻きされた巻線La、I−bfflに、
ワンチップマイクロコンピュータ41から出力される制
御信号(ここではへ、A)に応じて各巻線1a、1bを
励磁する励磁回路62a。
62bと、巻線1a及びLbに流れる電流を検出する電
流検出回路64と、電流検出回路64で検出された電流
が所定の値になるよう巻線La、Lbへの電圧印加周期
を制御する電流制御回路66と、巻線1a、1bに流れ
る電流の異常を検出する電流異常検出回路68と、から
構成されている。
ここでまず励磁回路62a(又は62b)は、ワンチッ
プマイクロコンピュータ41からの制御信号へ(又はA
)により0N−OFFされるトランジスタTra(又は
Trb)と、巻線La(又はLb)に逆電流が流れるの
を防止する逆流阻止用ダイオードDa1 (又はDbl
)と、トラン−ジ、1Trb(又はTra)がONから
OFFに切り替わったとき発生する起電力を吸収するツ
ェナダイオードDza(又はDzb>とから構成され、
制御信号A(又はA)がトI i g hレベルとなっ
たとき巻線La(又はLb)の電流系路を確保する。
また電流検出回路64は巻線La及びLbの電流系路に
設けられた抵抗R1と、この抵抗R1両端に生ずる電圧
を検出電圧Viとして出力するバッフ7アンプ64aと
から構成されており、巻線La又はLbに流れる電流を
表わす検出電圧Viを出力づ“る。
更に電流制御回路66は、巻線1a及びLbの電流系路
に設【プられ、巻線1a及びLbに電源電圧vbを印加
するスイッチングトランジスタTr1と、このスイッチ
ングトランジスタTr1をOFFしたとぎ巻線1−a又
は1−bに流れる誘導電流を確保するだめのフライホイ
ールダイオードD1と、電流検出回路64から出力され
る検出電圧Viと分圧抵抗R2及びR3て決定される基
準電圧Vsとを比較し、検出電圧V1がW準電圧Vsに
対して大きく、巻線La又はLbに流れる電流が所定値
以上となったときl−1ic]hレベルの信号を出力し
、逆に検出電圧Viが基準電圧Vsより小さく、巻線1
a又はLbに流れる電流が所定値以下となったときlo
wレベルの信号を出力する、オペアンプOP1及び抵抗
R4,R5を用いて構成されたシュミット回路66aと
、シュミット回路66aの出力電圧がHi gtlレベ
ルとなったときON状態となり、抵抗R6を介してスイ
ッチングトランジスタTriのベースを接地してスイッ
チングトランジスタTf1をONするトランジスタTr
2と、から構成され、巻線1−a又はLbに流れる電流
を基準電圧VSで決定される所定の値に制御する。
次に電流異常検出回路68は、巻線1a及びLbの電流
系路に何らかの異常が生じ、巻線1a。
Lbに流れる電流が良好に制御できなくなったことを検
出するためのものであって、例えば電流制御回路66に
異常が生じたq合には、巻1腺L a又は1bに過大電
流か流れ電流検出回路64の検出電圧V1か異常に大き
くなり、また何らかの原因で電流系路が断線したり、電
流系路か途中で接地されたような場合には、励磁回路6
2a又は62bに制御信号が入力されていても、電流検
出回路64の検出電圧ViがrOJ又は異常に小さくな
ることから、この検出電圧Viに基づき糸路の異常を検
出するよう構成されている。
即ら、この異常検出回路68には、電流検出回路64か
らの検出電圧Viが抵抗R7及びR8で決定される上限
電圧V rTl a Xを上回ったとき異常信号を出力
するオペアンプOPからなる過電流検出回路68aと、
励磁回路68a又は68bに制御信号が入力されてあり
、巻線la又はLbに所定レベルの励磁電流が流れる筈
であるにもかかわらず、電流検出回路64からの検出電
圧Viが抵抗R9及びR10で決定される下限電圧Vm
inを下回っているとき、電流系路に異常が生じた旨を
判断し、異常信号を出力する、オペアンプOP3、オア
回路OR1、アンド回路AND1、抵抗R11及びコン
デン1すC1からなる糸路異常検出回路68bと、か猫
えられているのて必る。尚、糸路異常検出回路68bの
抵抗R11及びコンデンサC1は、オペアンプOP3で
検出電圧iが下限電圧Vminを下回っている旨判断さ
れ、オア回路OR1で励磁回路62a又は62bに制t
a信号が入力されている旨判断されて、アンド回路AN
D1からその旨を表わすI−1i g hレベルの信号
が出力されたとき、そのまま糸路に異常か生じたものと
判断すると、異常を誤検出してしまうことがおることか
ら、この状態がおる程度経過した後、異常信号を仕力す
るための遅延回路である。
そして、過電流検出回路68a又は糸路異常検出回路6
8bで巻線1−a又はLbに流れる電流の異常が検出さ
れ、異常信号が出力されると、Aア回路OR2を介して
ワンチップマイクロコンピュータ41に電流異常検出信
号が出力され、ステップモータ4の駆動制御が中止され
ることとなる。
また糸路異常検出回路68bで電流系路の異常が検出さ
れたとき電流制御回路66を作動していると、スイッチ
ングトランジスタTriに過大電流が流れ、スイッチン
グトランジスタTr1が破損するといった問題がおり、
励磁回路62a、62bに制御信号が入力されていない
ときには電流制御回路66で以てステップモータ4に電
源電圧vbを印加する必要がないことから、上記電流異
常検出回路68にはこのような場合に電流制御回路66
の動作を停止させる動作停止回路61Gが設けられてい
る。即ら、この動作停止回路618は、上記糸路異常検
出回路68bからの異常信号を反転する否定回路N0T
1と、糸路異常検出回路68bから異常信号が出力され
、否定回路N0T1の出力端子レベルかlowレベルと
なったとき、おるいは励磁回路62a及び62bに制御
信号か入力されず、オア回路OR1の出力端子レベルか
lowレベルとなっているとき、ON状態とされ、電流
制御回路66内のスイッチングトランジスタTr1のベ
ースに直接電源電圧Vbを印加してスイッチングトラン
ジスタTr1をOFF状態に制御するトランジスタ丁r
3と、が備えられ、上記のような条件下では電流制御回
路66の動作を停止するのである。
以上本実施例のスロットルバルブ開閉制御装置各部の構
成について説明したが、次に上記ワンチップマイクロコ
ンピュータ41で実行される演算処理について第7図及
び第8図に示すフローチャートに沿って詳しく説明する
。尚、第7図は上記割込制御回路53の動作によってプ
ログラマブルタイマ52ら発生されるパルス信号に応じ
て600[μsec]毎に実行され、ステップモータ4
を駆動する駆動制御ルーチンを、第8図は内燃機関1の
運転中くり返し実行され、第7図の駆動制御ルーチンで
ステップモータ4を駆動する際必要な、目標ステップ位
置を算出する目標ステップ位置算出ルーチンを、夫々表
わしている。
駆動制御ルーチンでは、先ずステップ101を実行し、
A/D変換器5Bを介して入力されるスロツ!〜ル開度
セン(す5のjす変抵抗器5aからの検出信号に基づき
スロワ1〜ルバルブ6の実際のスロットル開度(実スロ
ツ1〜ル開度)THIを読み込み、次ステツプ102に
移行する。ステップ102では現時点でのステップモー
タ4のステップ位置N5TEPからスロットルバルブ6
のスロットル開度TH2(推定スロットル開度)を推定
する。
この推定スロラミ〜ル聞度TH2の推定には次式%式%
) か用いられ、推定スロットル開度T +−12か上記ス
テップ101にて読み込んだ実スロットル開度TI」1
と対応する値になるようされている。即ち、ステップモ
ータ4の1ステツプ当たりの回転角度か0.45°で、
スロワ1〜ル開度センサ5から出力される電圧信号が1
°当たり0.05 [V]変化し、更にはスロットルバ
ルブ6の全閉時にスロノミ〜ル聞度5から出力される基
準電圧が0.5[V]でおることから、上記のようにN
5TEPに0.45及び5/100を掛け、0.5をh
O算することによって、スロットル開度センサ5から出
力された検出信号に対応した推定スロットル開度TH2
を算出するのである。
次にステップ103においては、前回本ルーチンの処理
を実行した際、ステップ104て算出された実スロツト
ル聞度TH1と推定スロワ開度ル聞度王1−12との偏
差△THを後)ホの処理でステップモータ4の脱調を検
出するのに必要な基準値△THOに着き換え、ステップ
104に移行する。ステップ104ては、上記ステップ
101にて読み込んだ実スロットル開度T +−11と
、ステップ102にて求めた推定スロットル開度T)−
12と、の偏差ΔT Hを紳出し、次ステツプ105に
移行する。
ステップ105においては、上記ステップ103で設定
された基準値△THOとステップ104で求めた偏差Δ
THとをパラメータとする次式8式% を用いて偏差ΔTHの変化速度ΔSを紳出し、ステップ
106に移行する。この処理は本ルーチンが600 [
μsec]毎に実行されることから、この時間内の偏差
Δ丁ト1の変化■を求めることによってその変化速度△
Sを等用しているのである。
そして次ステツプ106では、この求められた変化速度
ΔSが所定値α(但しαは負の値である−)以下である
か否か、即ち、ステップモータ4が脱調し、スロットル
バルブ6が閉方向に急速に閉じたか否かを判断する。
ステップ106にて、ΔS〉αでステップモータ4には
脱調か生じていないと判断されると、続くステップ10
7か実行され、今度は上記ステップ104て求めた偏差
ΔTHの絶対値が所定値に1以上であるか否かを判断す
る。これはステップ[−夕4の脱調以外の制御系の異常
、つまりステップモータ4に駆動信号が良好に伝達され
なかったとか、あるいはステップモータ4とスロットル
バルブ6との間の動力伝達系に何らかの異常か生じ、ス
ロワ1〜ルパルブ6の開度がずれたといった異常を検出
するための処理であって、1ΔTl−11≧に1である
場合には異常が発生していると判断し、ステップ108
に移行してカウンタC1の1直をインクリメントする。
一方、このステップ107にて1△王Hl <K1であ
る旨判断した場合、即ら、上記ステップ106にてステ
ップモータ4の税調が検出されず、ステップ107にて
制御系の異常も検出されなかった場合には、ステップ1
09に移行して、カウンタC1の値から10を減算する
次に上記ステップ106にて△S≦αでステップモータ
4に税調が生じた旨判断されると、ステップ110を実
行し、カウンタC1の値に20を加算し、ステップ11
1に移行する。そして、ステップ111においては、上
記ステップ107と同様、偏差ΔTHの絶対値が所定値
に1以上であるか否かを判断し、1ΔTHI≧に1であ
ればステップ112にてカウンタC1の(直をインクリ
メン1〜する。尚、上記ステップ107及びステップ1
11にて用いられる所定値に1の値にはスロットル開度
センサ5の検出設定に所定の設81マージンを加えた値
が設定されている。つまりこのに1の値としては、可変
抵抗器5aの検出誤差か、製品ばらつきを考慮すると実
際には第4図にお(ブる同一スロットル開度にλ・jし
て士0.25 [V]程度の値となることから、この値
に設計マージンを含めた適当な値を設定すればよく、こ
れによって異常の検出誤差を低減できるようになるので
ある。
一方、上記ステップ111にて1△THl <K1で必
る旨fJI断された場合、あるいは上記ステップ108
、ステップ109またはステップ112にてカウンタC
1の値が変更された場合にはステップ113を実行し、
カウンタC1の値が負でおるか否かを判断する。そして
、C1<0でおれば次ステツプ114でカウンタC1の
値をOに設定してステップ115に移行し、そうでな(
プれば、そのままステップ115に移行する。尚、この
処理はステップモータ4及び制御系が共に正常でおる場
合、ステップ109にてC1の値が減算され、C1の値
が負になることから、これを防止し、C1の1直が負に
ならないようにするための処理である。
次にステップ115においては、前述のステップモータ
4の駆動回路43から電流異常検出信号が出力されてい
るか否か、即ちステップモータ4の巻線に流れる電流が
異常であるか否かを判断する。そして電流か異常である
旨判断されるとステップ116に移行して駆動回路43
へのIJ制御信号の出力を停止し、本ルーチンの処理を
一旦終了す−る。
またこのステップ115にて電流異常か検7.[Iされ
ない場合には、ステップ117に移行し、後)ホの目標
ステップ位置算出ルーチンで上記カウンタC1の値に基
づき、ステップモータ4の脱調等、当該制御の異常が確
認され、セットされる異常検出フラグFXかセット状態
であるか否かを判断する。そして、異常検出フラグ「X
かセラ1〜状態でおる場合にもステップ116に移行し
て駆動回路43への制御信号の出力を停止し、本ルーチ
ンの処理を一旦終了する。
一方、上記ステップ117にて異常検出フラグFxがリ
セット状態である旨判断された場合には、ステップ11
8に移行して、後述の目標ステップ位置算出ルーチンで
算出されたステップモータ4の目標ステップ位置TST
EPから現在のステップ位置N5TEPを減算すること
により、隔m△5TEPを算出する。そして続くステッ
プ119では、この偏差Δ5TEPが正であるか否かを
判断し、△5TEP>0で必ればステップ120に移行
して、ステップモータ4のステップ位置N5TEPを目
標ステップ位置TSTEPに近づけるべく、N5TEP
の値に「1」を加算し、ステップ121に移行する。
次に上記ステップ119にて△S丁EPの値が正でない
旨判断された場合には、ステップ122に移行して、今
度はへ5TEPの値が負で必るか否かを判断する。そし
てΔ5TEPの値か負であれば次ステツプ123に移行
し、N5TEPの値から「1」を減算し、ステップ12
1に移行する。
またへ5TEPの値が負でなければ、即ら△5TEPか
「O」で11票ステップ位首T S T E Pと現在
のステップ位1E2NsTFPとが一致している場合に
は、そのままステップ121に移行する。
ステップ121においては、N S T E Pの下位
3 b i t:の値に基づき、次表に示す如き、テー
ブルデータを用いて駆動回路43に出力する11制御信
号パターンを算出し、ステップ124に移行してこの制
御信号パターンに応じた制御信号を出力し、本ルーチン
の処理を一旦終了する。
表 ここで上記ステップ121にてN5TEPの下位3bi
tから上記11制御信号パターンを算出するのは、ステ
ップモータ4が4相で、1−2相励[丑によって駆動す
るため、駆動信号パターンとしては8パターンとなり、
下位3bltのステップ位置情報のみでステップヒータ
4を駆動制御づることかてきるからである。また上記ス
テップ116にて制御信号の出力を停止するのは、ステ
ップモータ4の異常検出時にステップモータ4の駆動を
停止し、スプリング37によってスロットルバルブ6を
開方向に駆動するためであって、具体的には上記制御信
号パターンをroooOJにすればよい。
次に第8図に示す目標ステップ位置算出ルーチンでは、
ステップモータ4の目標ステップ位置を篩用する他、上
記駆動制御ルーチンでカウントされるカウンタC1の値
に基づき、ステップモータ4の弱調等制御の異常を確認
し、上記異常検出フラグFXをセットする制御異常検出
処理、及びこの異常検出フラグFxや駆動回路43から
の電流異常検出信号、必るいは全閉スイッチ5bからの
検出信号に基づきスロットルバルブ6の全閉が検出又は
予測されるとき、電磁弁8の駆動を中止し、スロットル
バルブ6を迂回する吸気通路7を開く吸気通路開放処理
、も合わせて実行する。
上述したようにこの目標ステップ位置算出ルーヂンはイ
グニッションスイッチ26がON状態であるとぎ繰り返
し実行されるメインルーチンであって、イグニッション
スイッチ26がONされ処理が開始されるとまずステッ
プ200で初期化の処理を実行し、当該制御に用いるカ
ウンタやフラグ等の値を初期化する。
次にステップ201では、スロットル開度センサ5内の
全閉スイッチ5bがON状態となっているか否か、即ち
スロットルバルブ6が全閉状(忠であるか否かを判断し
、全閉スイッチ5bがON状態でなければ次ステツプ2
02に移行する。ステップ202では前述のステップ1
15と同様に、上記駆動回路43から電流異常検出信号
が出力されているか否かを判断し、ステップモータ4に
流れる電流が正常であるか否かを判断する。そして電流
が正常であればステップ203に移行し、後述の処理で
当該制御の異常が確認されたときセットされるフラグF
xがセット状態であるか否かを判断する。
このステップ201ないしステップ203の処理は、ス
ロットルバルブ6が全閉となるとスロットルバルブ6を
介して吸気が流れず、内燃機関1が停止されてしまうこ
とから、スロットルバルブ6の全閉を検出あるいは予測
するための処理であって、ステップ201にてスロット
ルバルブ6の全閉が検知されたとき、ステップ202に
て電流異常が検知されたとき、あるいはステップ203
にて制御の異常が検知されたときには、ステップ204
に移行し、電磁弁8の駆動を停止する。つまり上述した
駆動制御ルーチンで電流異常や制御の異常か検知される
とステップモータ4の駆動i、制御か中止され、スロッ
トルバルブ6はスプリング37によって全閉状態にされ
ることから、このような状態を検出又は予測してスロッ
トルバルブ6を迂回する吸気通路7を開放し、内燃機関
1が停止しない程度の吸気量を確保できるようにしてい
るのでおる。従ってこのステップ201ないしステップ
204は、前述の駆動手段M14に相当するものという
ことになる。
次に上記ステップ203にて異常検出フラグFXがリセ
ット状態である旨判断された場合、即ちステップ201
’7いしステップ203にてスロットルバルブ6の全閉
が検出又は予測されなかった場合には、ステップ205
を実行し、電磁弁8を駆動してスロットルバルブ6を迂
回する吸気通路7を閉状態に制御する。
このステップ205又は上記ステップ204にて電磁弁
8の駆動制御を終了すると、次にステップ206を実行
し、時計51によって2[m5eC]lにレットされる
フラグF 2msかセット状態であるか否かを判断する
。そしてフラグF2m5がリセット状態でおれば次ステ
ツプ207に移行して、電子制御回路20より出力され
た1Qbitの開度情報ITSTEPを読み込みステッ
プ208に移行する。
ステップ208では上記ステップ207にて読み込まれ
た開度情報ITSTEPのうら上位8bi tをステッ
プモータ4の基準ステップ位置BTSTFPとして設定
し、ステップ209に移行する。この処理は上述した如
く、開度情報I TSTEPが1ステツプ当たり0.1
125°の分解能で以てスロットル開度を表わすもので
、ステップモータ4により実現可能な1ステツプ当たり
0゜45°の分解能で以てスロツ1〜ル開度を表わすに
は、上記開度情報ITSTEPを「4」で割ればよいこ
とから、下位2bitを取り除くことによって開度情報
ITSTEPを「4」で割り、その値を後述の処理にて
ステップモータ4の目標ステップ位置を決定する際基準
となる基準ステップ位置BTSTEPに設定しているの
でおる。
次にステップ209では、今度は上記ステップ207に
て読み込まれた開度情報ITSTEPのうち下位2bi
t、即ち開度情報ITSTEPを「4」で割った余りを
、後述の処理にてステップモータ4のステップ位置をデ
ユーティ制御するために用いるデユーティデータDTS
TEPとして設定し、次ステツプ210に移行する。
ステップ210では、後述のステップ211及びステッ
プ212にて当該制御の異常か確認されたときセットさ
れる異常検出フラグFXがセット状態であるか否かを刊
断じ、異常検出フラグ「×がレッi〜状態であれば一旦
本ルーチンの処理を、柊え、再度ステップ201に移行
する。一方上記ステップ210にて異常検出フラグFX
かセラ1〜状態でないと判断された場合には、ステップ
211に移行する。そしてステップ211において4;
L offff動駆動制御ルーチンウントされるカウン
タC1の値が所定値に2、例えば100以上となったか
否かを判断する。そしてC1≧に2てあれば当該制御に
異常が発生したものとしてステップ212に移行し、異
常検出フラグFxのセット及びステップ位置N5TEP
、カウンタC1の初期化の処理を行ない、ステップ20
1に移行する。またC1 <K2でおれば、ステップ2
13に移行して、カウンタC2の1直をクリアし、ステ
ップ201に移行する。
ここで、ステップ211の処理はスロットルバルブ6の
急開又は急閉時に生ずる制御の応答遅れによって異常を
誤検出するのを防止するための処理であって、上記駆動
制御ルーチンでステップモータ4の税調検出時に20ず
つカウントアツプ、され、その他の制御系の異常発生時
には1ずつカウントアツプされるカウントC1の値が所
定値に2以上か否かを判断することにより制御の異常を
確認するようされている。従ってに2の値を100とす
れば、ΔTH≧に1の状態が60 [m5ec](=1
00XO,6[m5ec] )以上継続した場合とか、
ΔS≦αの状態が3 [m5ec]  (=100X0
.6/2(l[m5ec] )以上継続した場合に異常
が確認されることとなる。またステップ212では異常
検出フラグFXをセラ1〜すると共にステップ位置N5
TEP、カウンタC1を初期化するが、これは異常検出
フラグFXをセットすることにより上記駆動制御ルーチ
ンで制御信号を出力するのを停止さぜ、スロットルバル
ブ6を全閉状態にすると共に、ステップ位置N5TEP
を初期化してスロワ1〜ルバルブ6の開閉制御をスロッ
トルバルブ全閉の初期状態から再度実行させるための処
理である。
次に上記ステップ206にてフラグF 2msがセット
状態である旨判断された場合には、ステップ214に移
行して、フラグF 2msをリセットすると共にカウン
タC3の値をインクリメントする。
そしてステップ215ではこのインクリメン1−された
カウンタC3の値が4以上か否かを判断し、C3≧4で
あればステップ216に移行して、カウンタC3の値を
クリアする。
一方上記ステップ215にてC3く4である旨判断され
た場合、あるいはステップ216にてカウンタC3の値
がクリアされた場合には、ステップ217に移行して、
今度はカウンタC3の値か、上記ステップ209で設定
されたデユーディデータDTSTEP、即ら開度情報を
4で割った余り以上であるか否かを判断する。そしてこ
のステップ211にてC3≧DTSTEPである旨判断
されると、ステップ218に移行して、ステップ−し−
夕4の目標ステップ位置TSTEPに上記ステップ20
8で設定された基準ステップ位置BTSTEPをそのま
ま設定し、ステップ220に移行する。一方上記ステッ
プ217にてC3<DSTEPておる旨判断された場合
には、ステップ219に移行して、今度は基準ステップ
位置8丁5TEPに1を加えた(直を目)票ステップ位
間TS王EPとして設定し、ステップ220に移行する
ここで上記ステップ214ないしステップ219の込埋
は、2 [m5ec]毎にOないし3に変化するカウン
タC3の値と開度情報ITSTEPの下位2bit情報
であるデユーティデータDTSTEPとを比較すること
で、開度情報I王5TEPを4で以て刈暉した余りに相
当するデユーティ比(本実施例では25%、50%、7
5%のいずれか)に応じて基4(ステップ位置BTST
EPに1を1)目障し、スロットルバルブ6の平均開度
か開度情報ITSTEPに応じた開度となるようステッ
プモータ4の目標ステップ位置TSTEPをデユーティ
制御するための処理て必る。尚本実施例においてこのデ
ユーティ制御は、2 [m5ec]×4、即ら3 [m
5eC]周期で実行されることとなる。
次にステップ220においては異常検出フラグ「Xがレ
ツ]−状態であるか否かをγり断し、胃1t;3°検出
フラグ「Xかりセット状態て必れは“そのままステップ
201に移行する。一方、異常検出フラグFxが廿ツ1
〜状態である場合、叩も上記ステップ211にて当該装
置に異常が生じている旨¥11断された1易合には、ス
テップ221に移行してカウンタC2の値をインクリメ
ン]〜する。そして次ステツプ222にてこのカウンタ
C2の値が所定値に3、例えば100を越えたか否かを
判断し、C2>K3で必ればそのままステップ201に
移11する。またC2≦に3である場合にはステップ2
23にて異常検出フラグFxをリセットした後、ステッ
プ201に移行する。
ここでこのステップ220ないしステップ223の処理
は制御の異常が検出され、異常検出フラグFxがセット
された後、駆動制御ルーチンでステップモータ4の制御
信号の出力を停止している状態が所定時間以上となるよ
う制御するための処理であって、これによってスロワ1
〜ルバルブ6が完全に全閉状態とされる。つまりステッ
プモータ4の制御信号の出力を停止するとスロットルバ
ルブ6は、スプリング37によって閉方向に回転され、
ス1ヘツパ38によって全閉位置で停止されるが、この
ときその反動でス1〜ツバ38がバウンドし、スロット
ル開度が変動するといったことがあり、制御信号の停止
後、すぐに制御を再開するとステップモータ4のステッ
プ位置がスロットルバルブ6の全閉位置でないにもかか
わらず、スロワ1〜ルバルブ6の全閉位置と判断されて
しまうことから、上記の処理によってスロットルバルブ
6が確実に全閉状態となるまでの時間、制御信号の出力
を停止するようにしているのである。尚、上記の処理に
おいて所定値に3の値を100とした場合、力「クンタ
C2は2 [m5ec]毎にカウントされることから、
制御1信号の出力停止時間(異常検出フラグFXのセラ
1〜時間)は200[m5ec]  (=100X2 
Jmsecl )ということになる。
以上詳述した如く、本実施例のスロワ1ヘルバルブの開
閉制御装置においては、ステップモータ4が脱調した場
合等開閉制御が良好に実行できなくなったような場合、
あるいはステップモータ4の駆動回路43ヤステツプモ
ータ4に異常が生じ、巻線に流れる電流を良好に制御で
きなくなった場合には、その旨を検知してスロットルバ
ルブ6の開閉制御を中止し、スロットルバルブ6をスプ
リング37によって閉方向に駆動すると同時に、スロッ
トルバルブ6を迂回する吸気通路7を開放して、内燃機
関1に機関を停止しない程度の吸気量を確保する。従っ
て内燃機関1の運転中に異常が生じた場合であっても、
内燃機関1への吸気が遮断され、運転者の意思に反して
は関か停止するといったことはなく、安全性を向上する
ことかできる。
また内燃機関1の始動時にはスロットルバルブ6の駆動
制御が実行されておらず、スロットルバルブ6は全閉状
態となっているが、制御開始と同時にスロットルバルブ
6の全閉が検知され、吸気通路7か開放されることから
、内燃機関1の始動に必要な吸気量を速やかに確保する
ことかでき、胎動性を向上づ−ることかできる。
更に本実施例では、制御に異常か牛した場合には、スロ
ットルバルブ6が全閉された後再度開閉制御か実行され
ることから、より安全性を向上することかできる。
また更に本実施例ではステップモータ4及び電磁弁8の
駆動回路43及び44が、一つのヒユーズ59を介して
電源電圧vbの供給を受けることから、駆動回路43に
過大電流が流れてヒユーズ59か切れ、ステップモータ
4を駆動できずスロワ1−ルハルブ6が全閉状態になる
ような場合、即もワンチップマイクロコンピュータ41
でスロットルバルブ6の全閉を予測できないような場合
であっても、電磁弁8の駆動を中止して吸気通路7を聞
方することができ、内燃は関1の停止を防止することか
できる。
尚本実施例では駆動回路43てステップモータ4の電流
異常か検出されたとき、単にスロットルバルブ6の開閉
制御を中止し、吸気通路7を開放するよう構成したが、
例えば表示ランプや警報ブリ゛−を用いてその旨を運転
者にス1jらμるJ二うにしてしよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のスロットルバルブの開閉
制御装置によれば、装置に異常か牛してスロワ1〜ルハ
ルブを仝閑に制御するような場合であっても、吸気通路
を介して内燃機関の運転を継1続するのに必要な最低限
の吸気量は確保することができ、内燃機関の運転中運転
者の意思に反して機関か停止されるといったことはなく
、安全[1を向上することができる。また内燃機関胎動
時にスロットルバルブが全閉状態で必る場合、吸気通路
を介して機関の胎動に必要な吸気量を確保することがで
きるので、内燃機関の始動性を向上することもてきるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の構成を表わすブロック図、第2図ない
し第8図は本発明の一実施例を示し、第2図はスロット
ルバルブ開閉制御装置か塔載されたエンジン及びその周
辺装置を表わす概略構成図、第3図はスロットルバルブ
、ステップモータ及、びスロットル開度センザの構成を
表わす構成図、第4図はスロワ1〜ル開センンザから出
力される実スロツ、トル開度信号を表わす線図、第5図
はスロットルバルブを開閉制御する駆動制御回路を表わ
すブロック図、第6図はステップモータ及びその駆動回
路を表わす電気回路図、第7図は駆動制御回路で600
 [μsec]毎に実行される駆動制御ルーチンを表わ
すフローチャート、第8図は駆動ffi!I御回路で繰
り返し実行される目標ステップ位置算出ルーヂンを表わ
すフローチャートである。 Ml、1・・・内燃機関 M2.2・・・吸気管 M3.6・・・スロットルバルブ M4.4・・・ステップモータ M5.16・・・アクセルペダル M6・・・運転状態検出手段 〜17・・・駆動制御手段 M8・・・異常検出手段 M9・・・駆動制御禁止手段 Mlo・・・付勢手段 Mll・・・全閉検出手段 Ml2,7・・・吸気通路 Ml3・・・開閉部材 M14・・・駆動手段 5・・・スロットル開度セン1ノ 8・・・電磁弁 15・・・アクセルポジションセン4ノ20・・・電子
制御回路 24・・・駆動制御回路 37・・・スプリ゛ング 41・・・ワンチップマイクロコンピュータ42・・・
クロツクジュネレータ 4314・・・駆動回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の吸気管に設けられたスロットルバルブを
    開閉するステップモータと、 少なくともアクセルペダルの踏み込み量を含む内燃機関
    の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 該運転状態検出手段の検出結果に応じて上記ステップモ
    ータを駆動し、上記スロットルバルブの開度を制御する
    駆動制御手段と、 を備えたスロットルバルブの開閉制御装置に、当該装置
    の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段で装
    置の異常が検出されたとき、上記駆動制御手段によるス
    テップモータの駆動を禁止する駆動制御禁止手段と、 上記スロットルバルブを閉方向に付勢する付勢手段と、 を設け、当該装置の異常時には上記スロットルバルブを
    全閉するよう構成してなるスロットルバルブの開閉制御
    装置において、 上記スロットルバルブの全閉を検出する全閉検出手段と
    、 上記スロットルバルブを迂回する吸気通路と、該吸気通
    路を開閉する開閉部材と、 上記異常検出手段で当該装置の異常が検出されたとき、
    あるいは上記全閉検出手段で上記スロットルバルブの全
    閉が検出されたとき、上記開閉部材を駆動して上記吸気
    通路を開状態に制御する駆動手段と、 を設けたことを特徴とするスロットルバルブの開閉制御
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011037043A1 (ja) * 2009-09-28 2011-03-31 株式会社ケーヒン 内燃機関の制御装置
JP2013213448A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Honda Motor Co Ltd スロットル弁駆動装置の制御装置

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