JPS6340935B2 - - Google Patents
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- JPS6340935B2 JPS6340935B2 JP9828383A JP9828383A JPS6340935B2 JP S6340935 B2 JPS6340935 B2 JP S6340935B2 JP 9828383 A JP9828383 A JP 9828383A JP 9828383 A JP9828383 A JP 9828383A JP S6340935 B2 JPS6340935 B2 JP S6340935B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B77/00—Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
- F02B77/08—Safety, indicating, or supervising devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えば自動車エンジンに吸入され
る吸入空気量を調節するスロツトル弁等のエンジ
ン出力を調節する部材の初期位置を検出するため
のエンジン出力調節部材の初期位置検出装置に関
する。
る吸入空気量を調節するスロツトル弁等のエンジ
ン出力を調節する部材の初期位置を検出するため
のエンジン出力調節部材の初期位置検出装置に関
する。
エンジンに対する例えば燃料噴射量を電子的に
制御する場合、スロツトルの操作状態を検出する
必要があり、またスロツトルの全閉状態をも適格
に検知する必要がある。このため、従来にあつて
は、例えば特開昭58―10131号公報に示されるよ
うにスロツトルの開度を検出するスロツトルセン
サ(アクセルポジシヨンセンサ)と共に、スロツ
トルが全閉状態とされたことを検知する専用のス
ロツトル全閉検知スイツチを設け、スロツトルセ
ンサおよびスロツトル全閉検知スイツチそれぞれ
からの検出信号を、電子的なエンジン制御ユニツ
トに供給するようにしている。
制御する場合、スロツトルの操作状態を検出する
必要があり、またスロツトルの全閉状態をも適格
に検知する必要がある。このため、従来にあつて
は、例えば特開昭58―10131号公報に示されるよ
うにスロツトルの開度を検出するスロツトルセン
サ(アクセルポジシヨンセンサ)と共に、スロツ
トルが全閉状態とされたことを検知する専用のス
ロツトル全閉検知スイツチを設け、スロツトルセ
ンサおよびスロツトル全閉検知スイツチそれぞれ
からの検出信号を、電子的なエンジン制御ユニツ
トに供給するようにしている。
しかし、このようにスロツトルセンサに対し
て、スロツトル全閉検知専用のスイツチを付随さ
せるようにしたのでは、スロツトル機構の検出部
の部品点数が増大し、複雑化するばかりか、エン
ジン制御ユニツトを構成するCPUに対する入力
信号数も増大する。したがつて、この制御システ
ムの信頼性を低下させる要因となり易いばかりで
なく、コストアツプの要因ともなつている。この
場合、スロツトルセンサからの検出信号を全閉状
態に対応する設定信号と比較し、全閉検知の専用
スイツチを省略してスロツトルセンサ出力のみ
で、スロツトル全閉状態を検出することが考えら
れる。しかし、スロツトルセンサは、例えばスロ
ツトル弁と共に駆動される可変抵抗器によつて構
成されるものであるため、このセンサの摺動、接
触抵抗の変化等によつて、スロツトル弁の全閉位
置でのスロツトルセンサ出力が変化する。したが
つて、これではスロツトル弁の全閉状態を正確に
判別することは因難である。
て、スロツトル全閉検知専用のスイツチを付随さ
せるようにしたのでは、スロツトル機構の検出部
の部品点数が増大し、複雑化するばかりか、エン
ジン制御ユニツトを構成するCPUに対する入力
信号数も増大する。したがつて、この制御システ
ムの信頼性を低下させる要因となり易いばかりで
なく、コストアツプの要因ともなつている。この
場合、スロツトルセンサからの検出信号を全閉状
態に対応する設定信号と比較し、全閉検知の専用
スイツチを省略してスロツトルセンサ出力のみ
で、スロツトル全閉状態を検出することが考えら
れる。しかし、スロツトルセンサは、例えばスロ
ツトル弁と共に駆動される可変抵抗器によつて構
成されるものであるため、このセンサの摺動、接
触抵抗の変化等によつて、スロツトル弁の全閉位
置でのスロツトルセンサ出力が変化する。したが
つて、これではスロツトル弁の全閉状態を正確に
判別することは因難である。
この発明は上記のような点に鑑みなされたもの
で、スロツトルセンサ等のエンジン出力を調節す
るエンジン出力調節部材の変位量を検出する位置
センサの出力を用いて、該調節部材の初期位置を
確実に検出することができるエンジン出力調節部
材の初期位置検出装置を提供しようとするもので
ある。
で、スロツトルセンサ等のエンジン出力を調節す
るエンジン出力調節部材の変位量を検出する位置
センサの出力を用いて、該調節部材の初期位置を
確実に検出することができるエンジン出力調節部
材の初期位置検出装置を提供しようとするもので
ある。
すなわち、この発明に係るエンジン出力調節部
材の初期位置検出装置は、エンジンの出力を調節
するエンジン出力調節部材の変位量を検出する位
置センサの出力値を基準値とを比較する比較手段
と、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記エンジ
ン出力調節部材が初期位置にあるか否かを判別す
る初期位置判別手段とを有し、さらに、 エンジン作動状態によつてエンジンがアイドル
運転状態にあるか否かを判別するアイドル判別手
段と、 前記アイドル判別手段にてエンジンがアイドル
運転状態であると判別されている時に、前記比較
手段における前記基準値を、前記位置センサの出
力値に基づいて補正し、更新する基準値更新手段
と、 前記基準値更新手段にて更新された前記基準値
が予め定めれた上下限ガード範囲内にあるかを判
別し、上下限カード範囲外にある時、上下限カー
ド範囲内の値に制限する制限手段とを備えること
により、上記の目的を達成するようにしたもので
ある。
材の初期位置検出装置は、エンジンの出力を調節
するエンジン出力調節部材の変位量を検出する位
置センサの出力値を基準値とを比較する比較手段
と、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記エンジ
ン出力調節部材が初期位置にあるか否かを判別す
る初期位置判別手段とを有し、さらに、 エンジン作動状態によつてエンジンがアイドル
運転状態にあるか否かを判別するアイドル判別手
段と、 前記アイドル判別手段にてエンジンがアイドル
運転状態であると判別されている時に、前記比較
手段における前記基準値を、前記位置センサの出
力値に基づいて補正し、更新する基準値更新手段
と、 前記基準値更新手段にて更新された前記基準値
が予め定めれた上下限ガード範囲内にあるかを判
別し、上下限カード範囲外にある時、上下限カー
ド範囲内の値に制限する制限手段とを備えること
により、上記の目的を達成するようにしたもので
ある。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。第1図は電子制御システムを備えるエンジ
ン部の構成を示すもので、エンジン11に対して
は吸気管12および排気管13が結合されるの
で、吸気管12にはエアクリーナ14を介して外
気が取り込まれる。このエアクリーナ14からの
吸入空気量は、吸入空気量センサ15で検出され
るものであり、この吸入空気量は図では示されな
いアクセル機構で駆動されるスロツトル弁16で
制御される。そして、このスロツトル弁16の動
作状態はスロツトルセンサ17(アクセルポジシ
ヨンセンサ)によつて検出されるもので、吸入空
気量センサ15、スロツトルセンサ17からの検
出信号は、CPUによる演算処理手段を含む制御
回路18に供給される。
する。第1図は電子制御システムを備えるエンジ
ン部の構成を示すもので、エンジン11に対して
は吸気管12および排気管13が結合されるの
で、吸気管12にはエアクリーナ14を介して外
気が取り込まれる。このエアクリーナ14からの
吸入空気量は、吸入空気量センサ15で検出され
るものであり、この吸入空気量は図では示されな
いアクセル機構で駆動されるスロツトル弁16で
制御される。そして、このスロツトル弁16の動
作状態はスロツトルセンサ17(アクセルポジシ
ヨンセンサ)によつて検出されるもので、吸入空
気量センサ15、スロツトルセンサ17からの検
出信号は、CPUによる演算処理手段を含む制御
回路18に供給される。
また、このエンジン11に対しては、その回転
数を検出する回転センサ19、エンジン冷却水温
を検出する水温センサ20が設けられ、これらセ
ンサ19,20からの検出信号は、制御回路18
に供給する。その他、制御回路18には、このエ
ンジンを搭載する自動車の走行速度を検出する車
速センサ21からの検出信号をも供給するもの
で、制御回路18はエンジン11の各気筒に対応
して設けられるようになる燃料噴射弁22の噴射
時間を制御し、燃料噴射量を設定するようにな
る。
数を検出する回転センサ19、エンジン冷却水温
を検出する水温センサ20が設けられ、これらセ
ンサ19,20からの検出信号は、制御回路18
に供給する。その他、制御回路18には、このエ
ンジンを搭載する自動車の走行速度を検出する車
速センサ21からの検出信号をも供給するもの
で、制御回路18はエンジン11の各気筒に対応
して設けられるようになる燃料噴射弁22の噴射
時間を制御し、燃料噴射量を設定するようにな
る。
スロツトル弁16の全閉状態は制御回路18に
おいてスロツトルセンサ17からの検出信号を読
み取り、基準値と比較することにより判別するも
のであるが、そのスロツトル全閉状態の判別に際
して、まずエンジン11の運転状態がアイドル運
転状態であるか否かを判別し、アイドル運転状態
と判断された時にスロツトルセンサ17の検出出
力値を読み取りこの検出出力値に基づいて前記基
準値を学習する。
おいてスロツトルセンサ17からの検出信号を読
み取り、基準値と比較することにより判別するも
のであるが、そのスロツトル全閉状態の判別に際
して、まずエンジン11の運転状態がアイドル運
転状態であるか否かを判別し、アイドル運転状態
と判断された時にスロツトルセンサ17の検出出
力値を読み取りこの検出出力値に基づいて前記基
準値を学習する。
そして、第2図で示すステツプ101のように
スロツトルセンサ17の出力値と上記基準値とを
比較し、センサ17の出力値が学習値より小さい
かあるいは等しい時にステツプ102のようにス
ロツトル状態全閉と判断する。またステツプ10
1でスロツトルセンサ17の出力値が大きいと判
断された時には、ステツプ103のようにスロツ
トル状態が全閉ではない、と判断する。
スロツトルセンサ17の出力値と上記基準値とを
比較し、センサ17の出力値が学習値より小さい
かあるいは等しい時にステツプ102のようにス
ロツトル状態全閉と判断する。またステツプ10
1でスロツトルセンサ17の出力値が大きいと判
断された時には、ステツプ103のようにスロツ
トル状態が全閉ではない、と判断する。
ここで、アイドル運転状態の判別は第3図に示
すようにして行なう。すなわち、車速センサ21
からの検出信号K1、さらに回転数センサ19お
よび吸入空気量センサ15からのそれぞれ検出信
号K2,K3は、比較回路23,24,25に供
給する。この比較回路23〜25それぞれには、
設定回路26,27,28それぞれからの設定値
情報が比較情報として供給されるもので、設定回
路26では車速k1Km/Hを設定し、車速検出値K
1が設定値k1Km/H以下となつた時に比較回路2
3から出力信号を発生させるようにする。また、
設定回路27および28にはそれぞれk2rpm、お
よびk3m3/Hを設定し、エンジン回転数K2が
k2rpm以下となつた時、および吸入空気量K3が
k3m3/H以下となつた時に、比較回路24,25
それぞれから出力信号を取り出すようにする。そ
して、比較回路23〜25それぞれから出力信号
の得られる状態で、論理積回路29からアイドル
運転状態の判別信号を得るようにする。
すようにして行なう。すなわち、車速センサ21
からの検出信号K1、さらに回転数センサ19お
よび吸入空気量センサ15からのそれぞれ検出信
号K2,K3は、比較回路23,24,25に供
給する。この比較回路23〜25それぞれには、
設定回路26,27,28それぞれからの設定値
情報が比較情報として供給されるもので、設定回
路26では車速k1Km/Hを設定し、車速検出値K
1が設定値k1Km/H以下となつた時に比較回路2
3から出力信号を発生させるようにする。また、
設定回路27および28にはそれぞれk2rpm、お
よびk3m3/Hを設定し、エンジン回転数K2が
k2rpm以下となつた時、および吸入空気量K3が
k3m3/H以下となつた時に、比較回路24,25
それぞれから出力信号を取り出すようにする。そ
して、比較回路23〜25それぞれから出力信号
の得られる状態で、論理積回路29からアイドル
運転状態の判別信号を得るようにする。
第4図は前記スロツトルの全閉状態を判別検出
する時の学習値を得る流れを示したもので、まず
ステツプ201で第3図で示したように車速セン
サ21、回転数センサ19および吸入空気量セン
サ15からのそれぞれ検出信号にもとずきアイド
ル状態であるか否かを判別する。このステツプ2
01でアイドル状態であると判定されたならば、
ステツプ202でスロツトルセンサ17の出力値
の状態を観測し、その出力値の変化が微小である
か否かを確認するもので、スロツトルセンサ17
の出力値の変化の微小な状態で、アイドル状態で
あることが確認される。そして、ステツプ201
でアイドル状態と判別されず、またアイドル状態
と判別されてもステツプ202でスロツトルセン
サ17の出力値の変化が微小な状態でないと判断
された時は、スロツトル全閉ではないとして、学
習動作は終了する。
する時の学習値を得る流れを示したもので、まず
ステツプ201で第3図で示したように車速セン
サ21、回転数センサ19および吸入空気量セン
サ15からのそれぞれ検出信号にもとずきアイド
ル状態であるか否かを判別する。このステツプ2
01でアイドル状態であると判定されたならば、
ステツプ202でスロツトルセンサ17の出力値
の状態を観測し、その出力値の変化が微小である
か否かを確認するもので、スロツトルセンサ17
の出力値の変化の微小な状態で、アイドル状態で
あることが確認される。そして、ステツプ201
でアイドル状態と判別されず、またアイドル状態
と判別されてもステツプ202でスロツトルセン
サ17の出力値の変化が微小な状態でないと判断
された時は、スロツトル全閉ではないとして、学
習動作は終了する。
そして、ステツプ202によつてアイドル状態
であることが確認された時は、ステツプ203が
実行される。このステツプ203は、スロツトル
センサ17からの出力値を、それまでの基準値と
比較するもので、出力値が基準値より大きいか、
または小さい場合は次のステツプに進み、出力値
が基準値と一致した場合のみそれまでの基準値を
変更することなく終了する。
であることが確認された時は、ステツプ203が
実行される。このステツプ203は、スロツトル
センサ17からの出力値を、それまでの基準値と
比較するもので、出力値が基準値より大きいか、
または小さい場合は次のステツプに進み、出力値
が基準値と一致した場合のみそれまでの基準値を
変更することなく終了する。
ステツプ203でスロツトルセンサ17の出力
値が基準値より大きいと判断された時は、ステッ
プ204でそれまでの基準値にΔ1を加算して新
しい基準値とする。また、上記場合と逆の時は、
ステツプ205でこれまでの基準値からΔ2減算
して新しい基準値とする。
値が基準値より大きいと判断された時は、ステッ
プ204でそれまでの基準値にΔ1を加算して新
しい基準値とする。また、上記場合と逆の時は、
ステツプ205でこれまでの基準値からΔ2減算
して新しい基準値とする。
ステツプ206,207および208,209
では、安全のために基準値の最大値KMAXと最小
値KMINとの間に基準値が設定されるようにガー
ドをかけており、すなわち、ステツプ204また
は205で更新された基準値をステツプ206ま
たは208で最大値KMAXまたは最小値KMINと比
較し、最大値KMAXより大きい、あるいは最小値
KMINより小さいと判断された場合には、ステツ
プ207または209で基準値を最大値KMAXま
たは最小値KMINに制限することで、過度に学習
されて基準値が異常な値、例えば負の値等になら
ないようにしている。
では、安全のために基準値の最大値KMAXと最小
値KMINとの間に基準値が設定されるようにガー
ドをかけており、すなわち、ステツプ204また
は205で更新された基準値をステツプ206ま
たは208で最大値KMAXまたは最小値KMINと比
較し、最大値KMAXより大きい、あるいは最小値
KMINより小さいと判断された場合には、ステツ
プ207または209で基準値を最大値KMAXま
たは最小値KMINに制限することで、過度に学習
されて基準値が異常な値、例えば負の値等になら
ないようにしている。
制御回路18では、上記のようなスロツトル全
閉状態の検出と共に、エンジン11のクランク軸
の回転に同期して、各種センサからのパラメータ
(吸入空気量、回転数、エンジン冷却水温等)か
らその時点の最適燃料噴射量を演算し、燃料噴射
弁22を制御する。この場合、前述したスロツト
ル全閉状態の検出結果によつて、ある条件下での
燃料供給を停止し、燃費等の改善を行なうことが
できるものである。
閉状態の検出と共に、エンジン11のクランク軸
の回転に同期して、各種センサからのパラメータ
(吸入空気量、回転数、エンジン冷却水温等)か
らその時点の最適燃料噴射量を演算し、燃料噴射
弁22を制御する。この場合、前述したスロツト
ル全閉状態の検出結果によつて、ある条件下での
燃料供給を停止し、燃費等の改善を行なうことが
できるものである。
尚、実施例ではガソリンエンジン制御の場合の
状態で示したが、これはデイーゼルエンジン等の
他のエンジンにおいても、またデイジタルコンピ
ユータを用いて、スロツトル(アクセル)全閉を
検出する他のシステムにおいても同様に適用でき
るものである。
状態で示したが、これはデイーゼルエンジン等の
他のエンジンにおいても、またデイジタルコンピ
ユータを用いて、スロツトル(アクセル)全閉を
検出する他のシステムにおいても同様に適用でき
るものである。
以上のようにこの発明によれば、エンジン出力
調節部材の変位量を検出する位置センサの出力信
号のみによつて、エンジン出力調節部材の初期位
置が確実に検出できるようになると共に、初期位
置にあるか否かを判別するために用いられる基準
値が上下限ガードにより制限されるので、電子的
なエンジン制御システムの構成を簡易化するのみ
ならず、信頼性の向上にも効果を発揮することの
できるものである。
調節部材の変位量を検出する位置センサの出力信
号のみによつて、エンジン出力調節部材の初期位
置が確実に検出できるようになると共に、初期位
置にあるか否かを判別するために用いられる基準
値が上下限ガードにより制限されるので、電子的
なエンジン制御システムの構成を簡易化するのみ
ならず、信頼性の向上にも効果を発揮することの
できるものである。
第1図はこの発明の一実施例に係る検出装置を
適用したエンジン及びその周辺機器の構成を示す
構成図、第2図は上記検出装置を説明する流れ
図、第3図は上記装置におけるアイドル状態検出
の状態を説明する構成図、第4図は基準値を設定
する流れを説明する流れ図である。 11…エンジン、12…吸気管、14…エアー
フイルタ、15…吸入空気量センサ、16…スロ
ツトル弁、17…スロツトルセンサ、18…制御
回路、19…回転数センサ、20…水温センサ、
21…車速センサ。
適用したエンジン及びその周辺機器の構成を示す
構成図、第2図は上記検出装置を説明する流れ
図、第3図は上記装置におけるアイドル状態検出
の状態を説明する構成図、第4図は基準値を設定
する流れを説明する流れ図である。 11…エンジン、12…吸気管、14…エアー
フイルタ、15…吸入空気量センサ、16…スロ
ツトル弁、17…スロツトルセンサ、18…制御
回路、19…回転数センサ、20…水温センサ、
21…車速センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンの出力を調節するエンジン出力調節
部材の変位量を検出する位置センサの出力値を基
準値とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記エンジ
ン出力調節部材が初期位置にあるか否かを判別す
る初期位置判別手段とを有し、さらに、 エンジン作動状態によつてエンジンがアイドル
運転状態にあるか否かを判別するアイドル判別手
段と、 前記アイドル判別手段にてエンジンがアイドル
運転状態であると判別されている時に、前記比較
手段における前記基準値を、前記位置センサの出
力値に基づいて補正し、更新する基準値更新手段
と、 前記基準値更新手段にて更新された前記基準値
が予め定めれた上下限ガード範囲内にあるかを判
別し、上下限カード範囲外にある時、上下限カー
ド範囲内の値に制限する制限手段とを備えたこと
を特徴とするエンジン出力調節部材の初期位置検
出装置。 2 前記エンジン出力調節部材はエンジンに吸入
される吸入空気量を調節するスロツトル弁であ
り、 前記初期位置は全閉位置であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のエンジン出力調節
部材の初期位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9828383A JPS59224422A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | エンジン出力調節部材の初期位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9828383A JPS59224422A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | エンジン出力調節部材の初期位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59224422A JPS59224422A (ja) | 1984-12-17 |
JPS6340935B2 true JPS6340935B2 (ja) | 1988-08-15 |
Family
ID=14215598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9828383A Granted JPS59224422A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | エンジン出力調節部材の初期位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59224422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412984Y2 (ja) * | 1989-09-11 | 1992-03-27 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63223356A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-16 | Japan Electronic Control Syst Co Ltd | 内燃機関のスロツトルバルブ開度検出装置 |
JP2646406B2 (ja) * | 1991-01-09 | 1997-08-27 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関のアイドル検出装置 |
DE69301428T2 (de) * | 1992-05-25 | 1996-06-13 | Nippon Denso Co | Drosselklappen-Regeleinrichtung für Brennkraftmaschinen |
KR20020027765A (ko) * | 2000-10-05 | 2002-04-15 | 이계안 | 티피에스 아이들 학습방법 |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP9828383A patent/JPS59224422A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412984Y2 (ja) * | 1989-09-11 | 1992-03-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59224422A (ja) | 1984-12-17 |
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