JPS62149786A - 摩擦材 - Google Patents
摩擦材Info
- Publication number
- JPS62149786A JPS62149786A JP29479985A JP29479985A JPS62149786A JP S62149786 A JPS62149786 A JP S62149786A JP 29479985 A JP29479985 A JP 29479985A JP 29479985 A JP29479985 A JP 29479985A JP S62149786 A JPS62149786 A JP S62149786A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- friction material
- porosity
- volume
- materials
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は気孔率を大きくしてノイズ防止、フェート防止
、高温時の摩１察係数の変動を小さくすることを目的と
した摩１察材に関するもので、自動車、建設、産業機械
、鉄道車輌等のブレーキ及びクラッチに使用される摩１
察材を提供したものである。
、高温時の摩１察係数の変動を小さくすることを目的と
した摩１察材に関するもので、自動車、建設、産業機械
、鉄道車輌等のブレーキ及びクラッチに使用される摩１
察材を提供したものである。
〔従来の技術および発明が解決すべき問題点〕自動車、
電車、産業機械等の摩隙ブレーキ、クラッチに使用され
ている石綿系、セミメタリック系、無機、有機繊維等を
使用したノンアスベスト系などの摩擦材は使用条件によ
って不快な鳴きを発生する場合があり、又高速制動、長
い坂の降板時にフートブレーキの使い過ぎによってブレ
ーキが高温になりブレーキ力が低下するフェード現象を
示す。
電車、産業機械等の摩隙ブレーキ、クラッチに使用され
ている石綿系、セミメタリック系、無機、有機繊維等を
使用したノンアスベスト系などの摩擦材は使用条件によ
って不快な鳴きを発生する場合があり、又高速制動、長
い坂の降板時にフートブレーキの使い過ぎによってブレ
ーキが高温になりブレーキ力が低下するフェード現象を
示す。
これらの対策として摩擦材に固形潤滑剤、ゴム又はカシ
ューナツトシェル重合体などの有機粉末を配合して鳴き
を防止したり、金属、無機質粒子等比較的モース硬度の
高いものを使用してフェードを防止したりすることが試
みられているが、十分な解決策に至っていない。
ューナツトシェル重合体などの有機粉末を配合して鳴き
を防止したり、金属、無機質粒子等比較的モース硬度の
高いものを使用してフェードを防止したりすることが試
みられているが、十分な解決策に至っていない。
最近摩擦材の気孔率を１０％以上にすると鳴き防止やフ
ェード防止に著しい効果を発揮することか判った。
ェード防止に著しい効果を発揮することか判った。
これは気孔率が大きくなると鳴きの発生原因である摩擦
材の振動を吸収して鳴きが停止することによるものであ
る。又高温になると一般に摩１寮材より発生する分解ガ
スによってフェードするが、摩１察材の気孔率が大きい
と、その空隙内にガスが逃げてガス圧が高くならないの
でフェードか防止されることによるものである。又同じ
理由で高温時の摩擦係数（μ）の変動も小さくなる。
材の振動を吸収して鳴きが停止することによるものであ
る。又高温になると一般に摩１寮材より発生する分解ガ
スによってフェードするが、摩１察材の気孔率が大きい
と、その空隙内にガスが逃げてガス圧が高くならないの
でフェードか防止されることによるものである。又同じ
理由で高温時の摩擦係数（μ）の変動も小さくなる。
かかる目的を達成するためには摩擦材の成型時にその成
型圧力を低くすれば気孔率の大ぎな摩１察材を得ること
ができるが、軟質となり摩耗が多くなって実用に適さな
い。
型圧力を低くすれば気孔率の大ぎな摩１察材を得ること
ができるが、軟質となり摩耗が多くなって実用に適さな
い。
又摩擦材配合にガラスバルーンを使用して気孔率を大き
くしたものも知られているが、この場合には摩擦熱によ
ってガラスバルーンが熔融し摩擦表面にガラス質が拡が
り摩１察性能を著しく低下させる欠点がある。
くしたものも知られているが、この場合には摩擦熱によ
ってガラスバルーンが熔融し摩擦表面にガラス質が拡が
り摩１察性能を著しく低下させる欠点がある。
本発明者はかかる問題に対処して摩擦材配合に適した耐
熱性の中空球体を探索した結果、近年川崎製鉄株式会社
によって開発されており、例えば川崎製鉄株式会社の製
品が高温断熱材や各種芯材、触媒担体等の分野への使用
が着目されている軽量炭素質中空球体（カーボンバルー
ン）が所期の目的に沿うことを知見し本発明に至ったも
のである。
熱性の中空球体を探索した結果、近年川崎製鉄株式会社
によって開発されており、例えば川崎製鉄株式会社の製
品が高温断熱材や各種芯材、触媒担体等の分野への使用
が着目されている軽量炭素質中空球体（カーボンバルー
ン）が所期の目的に沿うことを知見し本発明に至ったも
のである。
一方耐熱性の多孔質粒体としてスポンジ鉄を用いてポー
ラスな摩１寮材とし高温性能、耐摩耗性、耐ノイズ性の
効果を得ることはｕ、 ｓ、 ｐ、３．８３５．１１８
号によって知られているか、上記の軽量炭素質中空球体
はスポンジ鉄に比べてより軽量で相手材への攻撃性がな
く潤滑性にも富む等の特徴をもっている。又この軽量炭
素質中空球体は摩擦材成分として通常的に配合されるグ
ラフフィト等の炭素質成分の１部又は全部に代替して使
用できる等の特徴もある。
ラスな摩１寮材とし高温性能、耐摩耗性、耐ノイズ性の
効果を得ることはｕ、 ｓ、 ｐ、３．８３５．１１８
号によって知られているか、上記の軽量炭素質中空球体
はスポンジ鉄に比べてより軽量で相手材への攻撃性がな
く潤滑性にも富む等の特徴をもっている。又この軽量炭
素質中空球体は摩擦材成分として通常的に配合されるグ
ラフフィト等の炭素質成分の１部又は全部に代替して使
用できる等の特徴もある。
（問題点を解決するための手段）
本発明の要旨とする所は補強基材、摩擦調整材およびこ
れらを結着成型するための熱硬化性樹脂よりなる主原料
１００容積％に対し粒径１００〜５００ミクロンの軽量
炭素質中空球体を５〜３０容積％配合したことを特徴と
する摩１察材に存し、これにより所期の目的を収めたも
のでおる。
れらを結着成型するための熱硬化性樹脂よりなる主原料
１００容積％に対し粒径１００〜５００ミクロンの軽量
炭素質中空球体を５〜３０容積％配合したことを特徴と
する摩１察材に存し、これにより所期の目的を収めたも
のでおる。
本発明で軽量炭素質中空球体の配合比を主原料１００容
川％に対し５〜３０容量％としたのは、５容量％以下で
は第１図のように気孔率が１０％以下となり軽量炭素質
中空球体の配合によるノイズ防止の効果が十分ではなく
、３０重母％以上では摩１寮材としての」−分な機械的
強度が得られないことによる。そのうちで特に１０〜１
５％の配合が最も好ましい。
川％に対し５〜３０容量％としたのは、５容量％以下で
は第１図のように気孔率が１０％以下となり軽量炭素質
中空球体の配合によるノイズ防止の効果が十分ではなく
、３０重母％以上では摩１寮材としての」−分な機械的
強度が得られないことによる。そのうちで特に１０〜１
５％の配合が最も好ましい。
又軽量炭素質中空球体の粒径を１００〜５００ミクロン
としたのはこの範囲の粒径のものが摩１察材配合に均一
に配合するのが容易であり摩１寮材製品に与える嵩密度
等からも好ましいことによる。
としたのはこの範囲の粒径のものが摩１察材配合に均一
に配合するのが容易であり摩１寮材製品に与える嵩密度
等からも好ましいことによる。
（実施例）
軽量炭素質中空球体 １５Ｖｏ１％スチールファ
イバー ２５！ｌ 金属酸化物 １０Ｉ／ ゴ ム 質 １０１！グラ
フアイト １０／／ バ ラ イ タ ＩＱ
ｕ熱硬化性樹脂 ２０〃 上記の配合から常法に従って気孔率１０％〜１５％の摩
擦材を得た。
イバー ２５！ｌ 金属酸化物 １０Ｉ／ ゴ ム 質 １０１！グラ
フアイト １０／／ バ ラ イ タ ＩＱ
ｕ熱硬化性樹脂 ２０〃 上記の配合から常法に従って気孔率１０％〜１５％の摩
擦材を得た。
第１図は摩擦材の気孔率とノイズ発生率の関係を示した
図表でめる。
図表でめる。
Claims (1)
- （１）補強基材、摩擦調整材およびこれらを結着成型す
るための熱硬化性樹脂よりなる主原料１００容積％に対
し粒径１００〜５００ミクロンの軽量炭素質中空球体を
５〜３０容積％配合したことを特徴とする摩擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29479985A JPS62149786A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29479985A JPS62149786A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 摩擦材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149786A true JPS62149786A (ja) | 1987-07-03 |
Family
ID=17812416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29479985A Pending JPS62149786A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62149786A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0790432A1 (en) * | 1996-02-16 | 1997-08-20 | Dynax Corporation | Friction material for a synchronizer ring |
| CN112625458A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-04-09 | 黄山菲英汽车零部件有限公司 | 一种高性能汽车刹车片摩擦材料及其刹车片 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29479985A patent/JPS62149786A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0790432A1 (en) * | 1996-02-16 | 1997-08-20 | Dynax Corporation | Friction material for a synchronizer ring |
| CN112625458A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-04-09 | 黄山菲英汽车零部件有限公司 | 一种高性能汽车刹车片摩擦材料及其刹车片 |
| CN112625458B (zh) * | 2020-12-11 | 2022-09-09 | 黄山菲英汽车零部件有限公司 | 一种高性能汽车刹车片摩擦材料及其刹车片 |
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