JPS62149773A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JPS62149773A
JPS62149773A JP29172485A JP29172485A JPS62149773A JP S62149773 A JPS62149773 A JP S62149773A JP 29172485 A JP29172485 A JP 29172485A JP 29172485 A JP29172485 A JP 29172485A JP S62149773 A JPS62149773 A JP S62149773A
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JP
Japan
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meth
time
acrylate
adhesive
peroxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP29172485A
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English (en)
Inventor
Koichi Taguchi
広一 田口
Kazuhiko Hosaka
和彦 保坂
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は「アクリレートモノマー及び/又はメタクリレ
ートモノマー」(以下「 」内をしばしば「(メタ)ア
クリレートモノマー」という)を重合成分とする接着剤
組成物に関する。
(従来の技術) 従来より、重合可能な(メタ)アクリレートモノマーと
必要に応じこれに溶解するポリマーを主成分とする組成
物を有機過酸化物と硬化促進剤で硬化させる接着剤(ア
クリル接着剤)は公知であり、硬化促進剤に、バナジル
アセチルアセトネートが、使用されることがあることも
知られている。(米国特許第3333025 号、特公
昭44−31830、特公昭49−21093、特公昭
49−48678)このような反応型のアクリル接着剤
は、室温で数分から数十分でハンドリング可能な強度を
示し、剪断、衝撃、剥離強度に優れているので、接着面
積の小さな接着には好適である。しかし、面積の大きい
材料や積層する被接着材には比較的長い作業時間を要す
るので作業中に硬化反応が生じてしまい接着不良を発生
したり、接着力の低下をもたらすなど可使時間がとれな
いという欠点があった。
そのため、このような接着剤では、重合禁止剤や抑制剤
を配合したり、重合開始剤の量を変えたりして、硬化時
間の調整をしていた。
また、硬化時間を延長する方法として、芳香族化合物を
添加する方法が公知である。(特開昭50−14474
1) (発明の解決しようとする問題点) 重合禁止剤又は抑制剤の添加及び重合開始剤の蓋を変え
る方法での硬化時間の調整は可能であるが、接着強度が
著しく低下するが、硬化しなくなることがあった。
また、芳香族化合物の添加の方法は、硬化時間の調整が
でき短時間の可使時間の接着には使用できるが、更に作
業時間を要する場合では添加量が多(なり、接着強度の
低下が生じる。
本発明は従来のものがもつ以上の問題点を解決し、作業
時間の長い接着に使用できるアクリル接着剤組成物を提
供する。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は前記問題点を改良するため鋭意検討した結果
アクリル接着剤に金属塩化合物を添加することにより、
接着強度を低下させずに作業時間を延長することができ
るという知見を得て本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明はアクリレートモノマー及び/又はメ
タアクリレートモノマー、有機過酸化物、バナジルアセ
チルアセトネート及びアルカリ土類金属、マグネシウム
、アルミニウム、カドミウム及び鉛からなる群から選ば
れた金属の金属塩を富むことを特徴とする接着剤組成物
に関する。
本発明に使用される(メタ)アクリレートモノマーは、
(メタ)アクリル酸アルキル(アルキル基の炭素数1〜
20)、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、グリシジルメタアクリ
レート、アシツドホスホオキンエチルメタクリレート等
であるが、これらに限定されるものではない。
本発明の組成物において、(メタ)アクリレートモノマ
ーの一部、好ましくは10重量多以下ヲ(メタ)アクリ
ル酸又はその他のビニルモノマー等の重合性モノマーに
置き換えることが可能である。
本発明において使用される有機過酸化物としては、ベン
ゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、メ
チルエチルケトンパーオキサイド、ターシャリ−ブチル
パーオキサイド、ピネンハイドロパーオキサイド、パラ
メンタンハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルハイ
ドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、
ジイソブロビルベンゼンジハイドロパーオキサイド、タ
ーシャリ−ブチルハイドロパーオキサイド等があげられ
るが、反応性、貯蔵1デボ性などからクメンハイドロパ
ーオキサイドが望ましい。
有機過酸化物の好ましい含有量はモノマーの合計量10
0重量部に対して1〜20′JL量部である。1重量部
未満では強度がでない。20重量部を越えると貯蔵安定
性が悪(なる。
バナジルアセチルアセトネートは硬化促進の作用をする
。バナジルアセチルアセトネートを硬化促進剤としたと
き、金属塩の含有により硬化速度が遅延する。アクリル
接着剤の硬化促進剤として知られている他の化合物、例
えばエチレンチオ尿素を使用した場合は金属塩を存在さ
せても遅延効果があられれない。
バナジルアセチルアセトネートの含有量は、モノマーの
合計量100重量部に対して0.05〜4.0重量部で
ある。0.05重量部未満では有機過酸化物を分解し、
ラジカルを発生する効果が物(、硬化不良となる。また
4、0重量部を越えると貯蔵安定性が悪(なる。
無機塩及び有機塩のいずれでも良いが、前記モノマーに
浴解する高級脂肪酸等の有機塩が有効である。具体例と
してステアリン酸塩、ラウリル酸塩などをあげることが
できる。
前記特定の金属塩の含有量は接着剤組成物100重量部
の中に0.1〜10重量部が好ましい。0.1重量部未
満では硬化時間の延長は困難であり、10重量部を越え
ると硬化が遅くなりすぎる。
本発明の接着剤組成物はは、実用上接着力を大きくする
ために、ポリマーを含有させることが好ましい。好まし
く使用されるポリマーとしては、(メタ)アクリレート
モノマーに溶解可能なもので、例えばアクリロニトリル
−ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェンゴム、クロロ
フレンゴム、ブタジェンゴム、天然ゴム、アクリルゴム
、ポリムレタン、ポリエステル、メタクリル酸メチル−
ブタジェン−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−
ブタジェン−アクリロニトリル−スチレン共を合体、ス
チレン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル
−スチレン−ブタジェン共重合体、ポリメチルメタクリ
レートなどがあげられるが、中でもアクリロニトリル−
ブタジェンゴムが好ましい。これら、ポリマーは相溶性
が良ければ2種以上の併用も可能である。
(メタ)アクリレートモノマーを官むモノマー全量とポ
リマーの配合割合は、60〜95:40〜5(重量)が
好ましく、ポリマー濃度が低い場合は粘度および接着強
度が低く、高い場合は粘度が高過ぎて好ましくない。
このほか、アクリル接着剤に使用される公知の添加剤も
必要に応じ含有することができる。
(作 用) 以上のように(メタ)アクリレートとを有機過酸化物と
バナジルアセチルアセトネートで硬化させる接着剤組成
物では、アルカリ土類金属、マグネシウム、アルミニウ
ム、カドミウム及び鉛からなる群から選ばれた金属の金
属塩を添加することで硬化時間を延長し、接着作業に時
間を要する場合でも、接着強度を低下させることな(接
着させることができる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例中に示される引張剪断強度は、鉄試験片(材質5
S−41,25X100X1.6園)を使用し、AST
M−D−1002の方法で測定している。
実施例1 アクリロニトリル−ブタジェンゴム(日不合成ゴム■製
JSR−NBRN−220SH) 36 tを、メチル
メタクリレート123t、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート41r及びメタクリル酸6tの混合物に溶屏し
た溶液を2等分し、一方にクメンハイドロパーオキサイ
ド59.もう一方にバナジルアセチルアセトネート1f
を添加し、二液反応性アクリル接着剤を調整した。
これに各撞金属塩化合物を第1表忙示すとおりに添加し
、固着時間を測定した。結果を第1′表に示す。
第1衣より、明らかのようにアルカリ土類金属、マグネ
シウム、アルミニウム、カドミウム及び鉛からなる群か
ら選ばれた金属の金属塩化合物の添加により、硬化時間
が延長され、固着時間が遅くなることがわかる。特に、
アルカリ土類金属及びマグネシウムの金属塩を使用する
と固着遅延効果が太きい。
第1表 各種添加剤添加と固着時間 ■ 固着時間は鉄/鉄の引張剪断強度が5Kt/3.2
fflになる時間を固着時間として示した。
実施例2 実施例1で調整した実験NIL 2とN117の二液を
I対lの重量割合で混合して、作業に必要な時間を想定
した0〜30分放置後、接着し、1日養生して測定した
引張剪断強度を第2表に示した。
第2表より30分の作業時間を要する接着でも、接着強
度の低下はないことがわかる。
第2表 二液混合後の放置時間と引張剪断強度(表中単
位型) 比較例 実施例1で調整した接着剤で、金属塩を添加をしない場
合の接着剤およびこれにスチレンを添加した場合の接着
剤の固着時間および混合後所定時間放置して接着した時
の引張剪断強度を第1表、第2表(実験N[L12、N
a13)に示した。
金属塩化合物を添加しない場合は、徐々に硬化反応が生
じているため時間とともに強度低下が見られ、最終的に
は硬化してしまい、接着できな(なる。一方、従来技術
のスチレンを添加した場合は30分たっても接着できる
が本発明の組成物に比べ、強度が低く目的を達し得ない
、−(発明の効果) この発明組成物に係る硬化反応の延長は、接着強度の低
下なしに作業時間を要する接着でも接層できるように二
液型反応性アクリル接着剤を改良できるため、このよう
な接着剤で従来できなかった面積の大きな接着でも可能
となり、その産業上の利用性は極めて大きい。
特許出願人  電気化学工業株式会社 手続補正薔 昭和61年1月28日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1事件の表示 詔相60年特許願第291724号 2発明の名称 接着剤組成物 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒100 住 所  東京都千代田区有楽町1丁目4番1号(1)
  明細書第4頁第10行の「口ビルメタクリと訂正す
る。
(2)明細書第4百第11行の「グリシジルメタアクリ
」を「グリシツル(メタ)アクリ」と訂正する。
(3)  明細書第4頁第12行の[アシツドホスホオ
キシエチルメタクリコを「アシッドホスホオキシエチル
(メタ)アクリ」と訂正する。
(4)  明細書第7頁第7行の「ポリムレタン」を「
ポリウレタン」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  アクリレートモノマー及び/又はメタアクリレートモ
    ノマー、有機過酸化物、バナジルアセチルアセトネート
    及びアルカリ土類金属、マグネシウム、アルミニウム、
    カドミウム及び鉛からなる群から選ばれた金属の金属塩
    を含むことを特徴とする接着剤組成物。
JP29172485A 1985-12-24 1985-12-24 接着剤組成物 Pending JPS62149773A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011241342A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Okura Ind Co Ltd 2液硬化型アクリル系接着剤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324231A (en) * 1976-08-19 1978-03-06 Tokyo Electric Co Ltd Display device
JPS5925855A (ja) * 1982-08-03 1984-02-09 Denki Kagaku Kogyo Kk 接着剤組成物

Patent Citations (2)

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