JPS62147627A - 偏向コイルの製造装置 - Google Patents

偏向コイルの製造装置

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Publication number
JPS62147627A
JPS62147627A JP60288562A JP28856285A JPS62147627A JP S62147627 A JPS62147627 A JP S62147627A JP 60288562 A JP60288562 A JP 60288562A JP 28856285 A JP28856285 A JP 28856285A JP S62147627 A JPS62147627 A JP S62147627A
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JP
Japan
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winding
winding jig
wire
deflection coil
jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP60288562A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Ogami
大上 勇
Tokuhito Hamane
浜根 徳人
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60288562A priority Critical patent/JPS62147627A/ja
Publication of JPS62147627A publication Critical patent/JPS62147627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば電子ビームを管外から偏向させるのに
用いられる偏向コイルの製造装置に関する。
従来の技術 この種の偏向コイルは、例えば第24図で符号Aを付し
て示されているように、中央部が空きになった鞍型に巻
き上げられるもので、複雑な形状をしている。これを形
成するのに、離接自在に付き合された一対の巻線治具間
に外部から線材を巻き込めるコイル形成用のキャビティ
を形成する巻線治具ユニットが用いられている。
従来、この巻線治具ユニットのキャビティに線材を巻込
むのに、巻線治具ユニットを固定しておき、そのまわり
に巻線治具ユニソ1−への巻付は線材が通されているフ
ライヤーを旋回させて線材を巻込んでいく方法が採られ
ていた。しかし、その巻付は方法では、巻線治具ユニン
1−のまわりにフライヤーを旋回させる構造上、高速で
線材巻付けを行う部分が大型化し、近時のさらなる高速
運転化に耐えないものとなっているそのため近時では、
巻線治具ユニットを回転させて供給される線材の巻付け
により巻込ませる方法が多く採用されている。
巻線治具ユニント回転方式iよ、高速運転可能であるが
、同一の巻線治具ユニット上で−H作業により偏向コイ
ルを形成するために、1つの偏向コイルを形成する作業
サイクルが、巻線作業と、それにより形成される偏向コ
イル形態物のプレスと通電加熱による一体化作業との、
厄介な2つの作業の合計時間となって長くなり、生産性
はまだ満足されない。
そこで本発明者らは、前記問題点を解決するために、複
数の巻線治具ユニットを間欠的に循環移動させ、その各
巻線治具ユニットを所定の停止位置で回転させて線材を
巻付かせ偏向コイル形態物を形成し、各巻線治具ユニッ
トの他の所定の停止位置で、前記形成されている偏向コ
イル形態物の線材を結合一体化させる作業を、前記偏向
コイル形態物の形成と相並行して行い、偏向コイルを形
成する偏向コイルの型造方法を発明した。
発明が解決しようとする問題点 前記方法では、偏向コイル形成のための巻線作業と、そ
れにより得られる偏向コイル形態物の線材どうしの一体
化作業とが、間欠的に循環移動される複数の巻線治具ユ
ニットの異なった停止位置上で、分担相並行して行われ
るから、偏向コイルの形成サイクルが前記両作業の重な
った短いものとなり、生産性が従来に比し倍加する。
しかし、巻線治具ユニットを循環移動させるのにそれを
支持する旋回ホルダがふらつき易く、巻線作業で得た偏
向コイル形態物の線材を一体化する際のプレス作業に耐
え難い。旋回ホルダおよびその支持をプレス作業に耐え
得るように強度アップすると、その駆動系と共に装置が
大型化し、設備費、運転費共にかさむ。
問題点を解決するための手段 本発明は、前記のような問題点を解決するために、間欠
回転される旋回ホルダの旋回中心の両側に、一対の巻線
治具を着説可能に連結した巻線治具ユニットを保持して
、それら巻線治具ユニットが巻線作業位置と、巻線作業
により巻線治具突き合せ部のキャヒ:ティに形成される
偏向コイル形態物に対する加圧一体化作業位置とに交互
に間欠移動されるようにし、加圧一体化作業位置の巻線
冶具ユニット前後に、各巻線治具側から前記キャビティ
に臨むプレス部材を設けて油圧シリンダにより進退させ
るようにしたことを特徴とする。
作用 各巻線治具ユニットは、旋回ホルダによって巻線作業位
置と加圧一体化作業位置とに順次間欠移動されて、偏向
コイル形成作業を2位置で分担して同時進行させること
ができる。このため、偏向コイル形成の作業サイクルが
2段階の分担作業が重なった短いものとなる。プレス部
材は、加圧一体化作業位置に達した旋回ホルダ上の巻線
治具ユニットにおけるキャビティ内に、巻線治具ユニッ
トの軸線方向両側から臨み、キャビティ内に形成されて
いる偏向コイル形態物を油圧シリンダの押動力によって
挟圧し線材の一体化作業を遂行させるが、その挟圧力は
両側プレス部材に連結されている各油圧シリンダの押圧
力で釣り合されることで、巻線治具ユニットおよびそれ
を保持している旋回ホルダを変位させたりふらつかせた
りすることなしに、偏向コイル形態物を加圧することが
できる。したがって、旋回ホルダおよびその支持に前記
挟圧力に対する強度は不要となる。
実施例 第1図から第26図に2つの巻線治具ユニットを間欠旋
回させ、線材は数本引き揃えて同時巻付けして偏向コイ
ルを形成する場合の装置の一例が示されている。
第5図に見られるように、機台lの上部中央に横設回転
軸2で支持した旋回ボルダ3が設けられ、これを回転軸
2に連結した減速1幾付モーク4によって180度づつ
間欠駆動するようにしである。旋回ホルダ3は回転軸2
の直経線上両(1111に延びる直状坂をなしており、
両自由端部に巻線治具ユニット56をその一方側の巻線
治具5の側で回転自在に保持している(第6図から第9
図)。保持されない他方の巻線治具6は、保持された巻
線治具5に対し突き合せ状態に着脱自在に連結され、巻
線冶具ユニット56としては、h1回ホルダ3に対し片
持ち状態となる。
巻線治具5.6の連結は、第6図から第8図に見られる
ように、それらの突き合せ端間で行われ、巻線冶具5の
突き合せ幅中央に穿設された孔5aに、巻線治具6の突
き合せ幅中央に突設された突子60を嵌め込み、この嵌
め込んだ突子6aの横孔6bに、巻線治具5に設けられ
ているロックピン7が嵌り合うことで、巻線治具5.6
双方を一体化するようになっている。ロックピン7は、
ばね8の付勢によって横孔61)と嵌り合うロック位置
を保つ習性が与えられている。また口、クピン7には、
巻線治具5内で軸9により枢支されたベルクランク10
の一端が連結されている。ベルクランク10の他端は巻
線治具5外へ突出した操作部10aとされると共に、ば
ね11によってロックピン7をロック位置側へさらに付
勢するようにしである。
各S線治具5.6は、それぞれの突き合せ部に巻線ガイ
ド面を持ち、互いに連結されたときそれら巻線ガイド面
間で第24図に見られるような′偏向コイルAを形成す
るキャビティ、jを両巻線治具5.6の連結部周囲に形
成する(第1図、第3図、第4図)。
旋回ホルダ3を支持する回転軸2は、機台1上に立設し
たフレーム12.13へ軸受され、フレーム12.13
間のフレーム13側の位置で旋回ホルダ3を旋回させる
ようになっている。フレーム13の外側に回転軸2の駆
動モータ4のほか、第5図、第9図に見られるように上
側停止位置にある巻線治具ユニット56に対する駆動手
段14が設けられている。駆動手段14は、機台1上で
エアシリンダ15によって回転軸2の軸線方向に進退さ
れる移動台16を持ち、移動台16に前記上側停止位置
にあるω線治具ユニット56との摩擦連結部17を持っ
た駆動軸18と、駆動軸18に連結したモータ19とを
装備している。
移動台16の摩擦連結部17が突出している部分の下側
左右に、摩擦連結部17が上側停止位置にある巻線治具
ユニット56の巻線治具5と摩擦連結する直前で旋回ホ
ルダ3の位置決め孔28と嵌り合う位置決めピン29が
設けられ、上側停止位置にある巻線冶具5を駆動軸18
に心合せするようにしである。摩擦連結部17にも巻線
治具5との最終的な心合せをする位置決めピン17aが
設けられている。
移動台I6のPl擦連結部17が突出している部分の上
側左右にエアシリンダ27に連結された燥作杆20が設
けられている。一方の操作杆20は旋回ホルダ3に備え
る冶具回り止めレバー21に対向し、他方の陛作tT’
20は巻線治具の取付環22に備える前記ベルクランク
10の操作部10aを深作する押動杆23に対向するよ
うにされ、それら治具回り止めレバー21およびベルク
ランク10を適時的に押動操作するようになっている。
押動杆23はばね24の付勢で常時後退位置にあるよう
にされている。
巻線治具ユニット56の上側停止位置のまわりにはさら
に線材供給手段30が設けられている。
線材供給手段30は、前記移動台16上のスタンド31
に支持され、供給線材^1を方向転換させるガイドロー
ラ49、エアシリンダ32.33により個別に進退され
るようガイドローラ49下へ上下に配した線材通しガイ
ド34およびガイド杆35と、これらガイドローラ49
とガイド杆35に必要本数の線材八1を同時に供給でき
るよう、機台1の横に多数の線材容器36およびグンサ
ローラ付きガイドローラ群37を配置した線材供給部3
8と、前記フレーム12上にエアシリンダ39によって
回転軸2の軸線方向に移動されるよう設けられた線材八
1の始端扱い手段40とからなる。
始端扱い手段40は、エアシリンダ39と連結された移
動台41上に、鉛直エアシリンダ42で上下動される上
下動台43を有し、上下動台43に線材クランパ44と
線材カッタ50とを持ったへ・7ド45が左右揺動機構
46と連結して設けられ、クランパ開閉用のエアシリン
ダ47および線材力・ツタ開閉用のエアシリンダ4日を
装備している(第5図) 。
ヘッド45の左右揺動は、巻線治具5−面側の基部フラ
ンジ5a前面左右に備える線材A1の巻始め端クランパ
61および巻終り端クランパ62間でトラバースし、線
材八1の端部授受とそれに伴う端部処理とを行うための
ものである(第12図、第16図)。
各クランパ61.62は、第9図から第12図に見られ
るように、引っ張りばね63により開き方向に付勢され
ている。巻線治具5には、各クランパ61.62に対し
クランパ開閉具64.65が並設されている。クランパ
開閉具64.65は、対応するクランパ61.62の背
面受動突起61a 、62aと対向する回転カム64a
’ 、65aを有している。各回転カム64a 、65
aは、巻線治具5の基部フランジ5aを貫通する回転軸
64b 、65bを持ち、各回転軸64b 、65bの
前記基部フランジ5a背面への突出部に第1の受動腕6
4c 、65cが、また基部フランジ5a前面への突出
部に第2受動腕64d、65dがそれぞれ設けられてい
る。
また、各回転軸64b 、65bは、基部フランジ5a
を貫通している部分に内装した図示しないばねの付勢圧
によって回転抵抗、が与えられており、外部回転力を受
けない限り安定するようにされている。上側停止位置に
ある巻線治具5上の各受動腕64c 、65cに対する
共通の操作レバー66が前記フレーム13の上端右側に
枢支して設けられ、エアシリンダ67によって往復弧回
動されるようにしている。
巻線治具5の他面基部フランジ5bには、線材A1の巻
始め端側と巻終り端側とにリード線牝、A3を形成する
ためのガイドピン68.69が前方へ突設され、巻線治
具5の両側には前記リード線A2、A3形成時の線材ガ
イドとなる凹部5cが形成されている。ガイドピン68
.69は螺子で着脱自在に設けられ、位置や本数を変更
してリード線部2、へ3部の掛は合せ迂回度を調整する
ことにより、リード線^2、A3の形成長さを微il!
整するようにしである。リード線長さの大きな調整は、
巻線治具ユニット56の回転角や回転数によって調整で
きる。この場合、ガイドピン68.69等はリード線A
2やA3の形成にそれぞれ兼用されることにもなる。
下側停止位置にある巻線治具ユニット56に対応して、
第5図および第17図以下に見られるようにフレーム1
3の外側で機台l上に設置されたプレス手段80と、機
台1のフレーム12.13間の開口81のフレーム13
側に設置された通電手段82と、フレーム12に支持さ
れたプレス手段83および巻線治具6の着脱手段84と
が設けられているプレス手段80は、機台1上に固定さ
れた大型油圧シリンダ85と、油圧シリンダ85によっ
て進退される小型油圧シリンダ86とを有し、巻線治具
5の両面にキャビティa内へ先端を臨ませるよう設けら
れたプレス板87を、その後部に連結の受動軸88を介
し、小型油圧シリンダ86のシリンダロッド86aによ
り押圧するようにしである(第1図から第4図)。もっ
ともこの押圧のためには、フレーム13、旋回ホルダ3
に図示しない逃げ孔が設けられている。
通電手段82は、下側停止位置にある巻線治具5上の下
向きとなった各クランパ61.62に対向して2箇所に
設けられ、エアシリンダ89に通電ヘッド90を連結し
て各クランパ61.62に離接可能とし、線材A1の巻
始め端、巻終り端をクランプするクランパ61.62を
介して巻線治具ユニット56に巻付けられただけの第1
4図すに見られるような所定形状の偏向コイル形態物へ
4に通電し、そのとき線材耐に生じるジュール熱によっ
て線材どうしをその表面接着層で融着させるようにしで
ある。
左右の通電手段82の間には、エアシリンダ100によ
って上下動される操作杆101が設置され、前記クラン
パ61.62の間に位置している第2受動腕64d 、
65dに対向させている。
プレス手段83は、フレーム12の外側に取付けられた
油圧シリンダ110によって進退される移0J基4Fi
 111がフレーム12の内側に設けられ、フレーム1
2を貫通する軸112のガイドを受けて進退するように
なっている。移動基Fj、(1)の前面に巻線治具6の
両側からキャビティa内に臨むハの字型のプレス板11
3が固着されている(第1図から第4図)。
着脱手段84は、移動基板111前面のプレス板113
を取付けた部分の上下に、治具着脱用の治具保持部11
4を有している。治具保持部114は、移動基板111
に回転自在に保持された・l1Il+115の前端に設
けられ拡径頭部であって、一部に切除部114aが形成
されている。これに対し巻線治具6の後端部両側に前記
治具保持部114の切除部114aがない部分と整合す
る湾曲底面を持った係合溝6cが形成され、前記治具保
持部114がその直ぐ横で回動することによって切除部
114aのない外周と係合し、切除部114aの部分で
その係合が解除される。各治具保持部114の回動は、
それらの軸115の移動基板111裏測・・・の突出端
に設けられた受’BJ腕116に連結のエアシリンダ1
17によって行われ、各治具保持部114が巻線冶具6
の両側係合溝6cに係合した状態で、各治具保持部11
4間に巻線冶具6が保持され、その状態のまま移動基板
111を進退させることで巻線治具6を旋回ホルダ3上
の巻線冶具5に対して着脱させる。
この着脱のために、移動基板111のプレス板113の
取付部の横に、巻線冶具5に備える前記ベルクランク1
0の操作部10aに対向する操作杆118が設けられ、
これを移動基板111裏面のエアシリンダ119によっ
て進出させて操作部10aを押動することで、前記ロッ
クピン7をベルクランク10を介し巻線治具6の横孔6
bから接去させ、巻線治具5.6の連結状態へのロック
を解除するようにしである。
以下一連の作動について説明する。線材供給手段3日か
ら供給される複数本の線材^1は、ガイドローラ49お
よび線材通しガイド34を経て引き揃え状態とされ、さ
らにガイド杆35を経て、始端扱い手段40の線材クラ
ンパ44にクランプさせておかれる(第9図)。この状
態で装置全体が始動される。巻線治具ユニット56の上
側停止位置では、先ず第9図の矢符イで示されるように
駆動手段14がエアシリンダ15により前進させられ、
位置決めピン29を旋回ホルダ3の位置決め孔28に矢
符口のように嵌り合わせて旋回ホルダ3を所定の停止位
置に位置決めする。駆動手段14はさらに前進させられ
摩擦連結部17を対応する上側停止位置の巻線冶具ユニ
ット56に連結させる。
次いで、両側の操作杆20がエアシリンダ27により第
11図矢符ハのように進出させられ、一方の操作杆20
で押動杆23を介しベルクランク10の操作部10aを
押動し、ばね8と11との付勢によって巻線治具5.6
を連結状態にロックしているロックピン7をさらにロッ
ク状態にダメ押しする。また他方の操作杆20で回り止
めレバー21を押動して、回り止めレバー21による巻
線治具5の回り止めを解除する。
この状態で線材通しガイド34がシリンダ32により第
9図の後退位置とされると共に、駆動軸18の回転によ
り巻線治具ユニット56が第11図矢符二方向に少し回
転させられ、巻始め端クランパ61と線材A1との位置
合せと、クランパ開閉具64の第1の受動腕64cが操
作レバー66に対向するよう位置調整される。
これと同時に、線材へ1の始端をクランパ44でクラン
プしているヘッド45が、S線冶具5上の巻始め端クラ
ンパ61に対向させられた後エアシリンダ39の動作で
第11図矢符ホ方向に前進させられ、クランプしている
線材A1の始端を第12図に示されるように開いている
巻始め端クランパ61の中へ持ち運ぶ。続いて、操作レ
バー66がエアシリンダ67の作動により第11図矢符
へ方向に回動され、対向している第1の受動腕64cを
押動し、クランパ開閉具64のカム64aによって巻始
め端クランパ61を閉じさせる。これにより巻始め端ク
ランパ61は中に持ち運ばれている線材部1の始端をク
ランプする。
この状態で巻線治具ユニット56が第15図矢符I・方
向に一回転される。このとき、線材A1は巻線治具5の
凹部5cおよび巻始め端側リード線部2形成用ガイドピ
ン68に引っ掛った(第13図、第17図)後、後半で
キャビティaに落しこまれる。これによって線材AIの
キャビティaへの巻込みが蒲実な初期状態となる。この
初期状態を経た後、第14図a矢符チ方向に線材通しガ
イド34が進出させられて線材AIをガイド杆35に押
し当てた状態で、巻線治具ユニット56は、さらに第1
4図aに示されるように必要な巻線数分だけさらに矢符
上方向に回転させられる。これによって、キャビティa
内に必要巻線分だけの線材A1が巻込まれ、キャビティ
a内に第14図すに見られるような所要形状の偏向コイ
ル形態物A4が形成される。次に、線材通しガイド34
を矢符ヌ方向に後退させ、巻線治具ユニット56を矢符
り1で示されるように逆転させることで、線材AIの巻
終り端側を巻線治具5の凹部5cおよびガイドピン69
に第15図の如く掛は合わさせる。次いで巻線治具ユニ
ット56を第15図矢符り2で示されるようにさらに少
し逆転させて、巻終り端クランパ62と線材A1とを位
置合せした後、ガイド杆35が矢符ヌ方向に大きく後退
されることで、線材AIを後方へ引き寄せ、・巻線治具
5上の開き状態にある巻終り端クランパ62の中に運び
入れる。次いで操作レバー66がエアシリンダ67の作
動により第15図矢符ル方向に回動され、対向している
第5の受動腕65cを押動し、クランパ開閉具65のカ
ム65aによって巻終り端クランパ62を閉じさせる。
これにより巻終り端クランパ62は中に持ち運ばれてい
る線材A1の巻終り端3e部を矢符ヲで示されるように
クランプする。
この時点で、第16図に示されるようにヘッド45が巻
終り端クランパ62との対向位置まで横方向に揺動され
た後、矢符ワ方向に進出されて、クランパ62にクラン
プされている線材A1をその供給側で矢符力の如く挟み
込むと共に、その挾み込み部下で線材部1を線材カッタ
50により矢符ケで示されるように切断し、ヘッド45
は切断されて始端となった線材部分をクランプしたまま
原点位置に復帰されて待磯する。
また、第15図矢符ヨ方向に駆動手段14が後退させら
れ、摩擦連結部17の上側停止位置にあるS線治具ユニ
ット56との連結が解除される。これで上側停止位置に
ある巻線治具ユニット56での巻線業を終える。
巻線作業後、回転軸2が矢符夕方向に180度回軸回転
られ、巻線作業を終えた巻線治具ユニット56が下側停
止位置に移される。
下側停止位置にある巻線冶具ユニット56に対しては、
第17図に示されるように大型油圧シリンダ85が矢符
し方向に伸長することでプレス板87をキャビティa内
に進出させ、また第18図に示されるように油圧シリン
ダ110が矢符ソ方向に伸長することで移動基板111
が前進され、プレスJ& 113をキャビティa内に押
し入れるから、キャビティa内に形成されている前記偏
向コイル形態物A4をキャビティa内にて第2図から第
3図のように両側からプレスし、線+A’Alどうしを
よく密着させる。
これと同時に、第17図に矢符ツで示されているように
、通電ヘッド90がエアシリンダ89によって上動させ
られ、線材AIの巻始め端側リード線A2および巻終り
端側リード線Δ3をクランプしているクランパ61.6
2に当接し、それらクランパ61.62を介し偏向コイ
ル形態物A4に通電して、線材A1に生じるジュール熱
で線材部1をその表面接着層を融着させ、線材A1が一
体化した第24図に示されるような偏向コイルAを形成
する。
なお、前記偏向コイル形態物^4に対するプレス作業は
、小型油圧シリンダ86の小刻みな伸縮によってより効
果的に行うこともできる。小型油圧シリンダ86は、両
プレス87.113による偏向コイル形態物A4を挟圧
する際の、挟圧カバランス点の調整用に役立つ。
次に、移動基板111が前進位置にある状態で、着脱手
段84の操作杆118がエアシリンダ119によって第
21図矢符ネ方向に進出さU゛られ、巻線治具5に備え
るベルクランク10の操作部10aをクランプ解除方向
(第7図矢符す方向)に押動する。これによりベルクラ
ンク10は、自身に働くばね11およびロックビン7に
励くばね8に抗してロックビン7を第6図矢符う方向に
移動させ、巻線冶具6が持っている突子6.】の横孔6
bから抜去する。
これに併せて通電ヘッド90が第21図矢符ム方向に下
降されると共に、上下の治れ保持部114が、第21図
矢符つ方向へエアシリンダ117によって回動され、巻
線治具6の両側係合溝60に切除部114aが対向した
状態から、外周部が係合溝6cに係合した第21図の状
態となり、上下の冶具保持部114間に巻線治具6を保
持する状態となる。
次に、通電手段82の間の操作杆101がエアシリンダ
100により第18図の矢符ノ方向に上動させられ、巻
線治具5上の第2受動腕64d 、65dを押動して、
クランパ61.62による巻始め端リードj泉へ2およ
び;@豫冬り醋1リード線八3のフランツ。
を解除させる。
この状態で、移動基板111が第23図矢符オ方向に巻
線冶具6を保持したまま後退され、巻線冶具6を巻線治
具5から分離し、キャビティaを開放する。
キャビティaが開放された状態で、プレス板87が小型
油圧シリンダ86によって第24図矢符り方向に進出さ
せられ、巻線治具5側に残る偏向コイル八を突き落す。
突き落された偏向コイルAは機台1の開口81を通じ排
出コンベア200上に落ち、それが2つの巻線冶具ユニ
ット56のどちら側で形成されたものかによって左右に
振り分ける正逆再駆動可能な振分はコンベア201によ
って左右に振り分けられる。もっとも、この偏向コイル
排出部には、図示しないが断線やショートによる不良品
を除去する手段も設けられる。
偏向コイル八を巻線冶具5から排除した後、移動基1反
111が第21図矢符ヤで示されるように汀び前進させ
られ、巻線治具6を巻線冶具5へ突き合せ状態に組合せ
る。この後第26図に矢符マで示されているように治具
保持部114が回動されて、巻線治具6の係合溝6aか
ら治具保持部11・1の外周が抜は出て代りに切除部1
14aが対向し、上下治具保持部114間での巻線治具
6に対する保持を解除する。
次いで移動基板111が矢符ノで示されるように後退さ
れ原点位置に戻る。このとき、ベルクランク10は操作
杆118による押動を解除されてフリーとなり、自身に
1肋かされたばね11およびロックピン7に(6<ばね
8の付勢によって、ロックピン7は巻線治具5内に挿入
された巻線冶具6の突子6aの横孔6bに嵌入し、巻線
治具5.6をばね圧のみによって連結状態にロックする
この状態で、下側停止位置の巻線治具ユニット56は、
偏向コイル56の形成および取出しの作業を完了し、旋
回ホルダ3の1M回によって下側停止位置から上側停止
位置へ移され、次の偏向コイル形態物A4の形成のため
の巻線作業に供される。
以後、前記動作の繰返しによって、上側停止位置の巻線
治具ユニット56では巻線作業による偏向コイル形態物
の形成が、下側停止位置の巻線治具ユニット56では巻
線により得られた偏向コイル形態物に対する線材の一体
化による偏向コイルの形成作業が、それぞれ相並行して
連続的に行われる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々な
態様で実施し得る。例えば、線材の加熱一体化は線材へ
の通電によらなくても、偏向コイル形態物に接する部材
によって加熱してもよい。
発明の効果 本発明によれば、旋回ホルダに保持された巻線治具ユニ
ット上に形成されている偏向コイル形態物を加圧するの
に、巻線冶具ユニソ1−の軸線方向両側に配された一対
のプレス部材を油圧シリンダにより押動して挟圧させる
もので、その挟圧力の互いの釣り合いによって巻線治具
およびそれを保持している旋回ホルダを変位させたりふ
らつかせたりすることなしに偏向コイル形態物を加圧す
ることができ、旋回ホルダおよびその支持に前記挟圧力
に対する強度は不要となる。これによって、複数の巻線
治具ユニットを間欠移動させて、異なった停止位置で偏
向コイル形成の作業を分担して同時進行させることを、
装置の大型化とそれに伴う設備費や運転費の増大なしに
安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す一部を断面して
見た側面図、第2図は偏向コイルのプレス状態を示す斜
視図、第3図、第4図は偏向コイルのプレス状態を示す
横断面図および縦断面図、第5図は本発明の一実施例に
おける偏向コイルの製造装置の斜視図、第6図、第7図
、第8図は巻線治具ユニットの連結、分離の各状態を示
す一部を断面して示す拡大斜視図、第9図は巻線治具ユ
ニットの一ヒ側停止位置部を巻線作業前の状態で示す斜
視図、第10図は上側停止位置にある巻線冶具ユニメト
のロックダメ押し状態を示す斜視図、第11図は上側停
止位置にある巻線治具ユニ・ノドの線材始端クランプ状
態を示す斜視図、第12図は第11図の線材始端クラン
プ状態の直前の状態を示す一部拡大斜視図、第13図は
上側停止位置の巻線治具ユニyl−の線材巻始め状態を
示す斜視図、第14図aは上側停止位置の巻線治具ユニ
・ノドによる偏向コイル形態物形成状態を示す斜視図、
第14図すは偏向コイル形態物の斜視図、第15図は第
14図aの偏向コイル形成状態の最終段階での動作を示
す斜視図、第16図は第14図aにおける偏向コイル形
成の終端における巻終り端側リート線と供給線材との切
離し取扱い状態を示す一部の斜視図、第17図、第18
図は下側f2止位置の巻線治具ユニットでの偏向コイル
形態物のプレス動作および通電動作の状態を示す斜視図
、第19図、第20図は下側停止位置の巻線治具ユニッ
ト分離前段階の状態を示す斜視図、第21図、第22図
は下側停止位置の巻線治具ユニット分離中間段階の状態
を示す斜視図、第23図は下側停止位置の巻線治具ユニ
ット分離状態を示す斜視図、第24図は下側停止位置で
の分離後の巻線治具からの偏向コイル取出し状態を示す
斜視図、第25図は下側停止位置での巻線治具ユニット
連結前段階の状態を示す斜視図、第26図は下側停止位
置での巻線治具ユニット連結完了直前状態を示す斜視図
である。 A−−−−−・・−一−−−・−偏向コイルA1−・・
−・−・−線材 へ4−−−−−−−−〜−−−−−−偏向コイル形態物
3・−・−・〜・・・−旋回ホルダ 4・−一−−−・−−−−一−・−減速機付モータ5.
6−・−・・巻線治具 56−・−・−・・−・−・巻線冶具ユニット14−−
−−−一・−・−駆動手段 30−−−−一・−−−−−・−線材供給手段代理人 
弁理士 中尾敏男 ほか1名 第8図 第16図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)間欠回転される旋回ホルダの旋回中心の両側に、
    一対の巻線治具を着脱可能に連結した巻線治具ユニット
    を保持して、それら巻線治具ユニットが巻線作業位置と
    、巻線作業により巻線治具突き合せ部のキャビティに形
    成される偏向コイル形態物に対する加圧一体化作業位置
    とに交互に間欠移動されるようにし、加圧一体化作業位
    置の巻線治具ユニット前後に、各巻線治具側から前記キ
    ャビティに臨むプレス部材を設けて油圧シリンダにより
    進退させるようにしたことを特徴とする偏向コイルの製
    造装置。
  2. (2)一方のプレス部材を進退させる油圧シリンダは大
    型油圧シリンダと小型油圧シリンダを二段に連結したも
    のとされている特許請求の範囲第1項記載の偏向コイル
    の製造装置。
JP60288562A 1985-12-20 1985-12-20 偏向コイルの製造装置 Pending JPS62147627A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5183419A (ja) * 1974-12-06 1976-07-22 Philips Nv
JPS5321767A (en) * 1976-08-13 1978-02-28 Sony Corp Device for making hollow type coil

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5183419A (ja) * 1974-12-06 1976-07-22 Philips Nv
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