JPS6214760Y2 - - Google Patents

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JPS6214760Y2
JPS6214760Y2 JP1977137880U JP13788077U JPS6214760Y2 JP S6214760 Y2 JPS6214760 Y2 JP S6214760Y2 JP 1977137880 U JP1977137880 U JP 1977137880U JP 13788077 U JP13788077 U JP 13788077U JP S6214760 Y2 JPS6214760 Y2 JP S6214760Y2
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output
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無線送信機において電源電圧、周囲温
度、アンテナのインピーダンス等が変化しても送
信出力を一定に保つために用いられる送信出力制
御装置に関するものである。
従来のこの種の装置としては送信出力の一部を
整流し、その整流出力が一定の値を保持するよう
に励振段の出力を制御するようにしている。この
方式の回路は簡単な構成となるが、送信出力の一
部を整流回路に高いインピーダンスで結合する場
合が多いため、電圧検出形となる。したがつて負
荷のSWRが悪くなると送信出力が変動する欠点
がある。
この点に関し、第1図とともに説明する。水晶
発振回路1の出力は変調回路2で変調され、次の
周波数逓倍回路3で希望する周波数に逓倍された
のち電力増幅回路4に加えられる。この電力増巾
回路4は制御回路7によつてその電力利得が変え
られる。電力増巾回路4の出力は電力増巾回路5
で希望する電力レベルまで増幅された後、電圧検
出回路6を経て空中線端子8に接続される。送信
出力制御回路9は電圧検出回路6、制御回路7、
基準電圧源10および出力調整用可変抵抗11よ
り成る。この回路の動作はまず送信出力に比例し
た電圧V1をとりだし、次に可変抵抗11により
V2=KV1に分割して制御回路に加え基準電圧ES
と比較する。
制御回路7はV2<ESの時には電力増巾回路4
の利得を大きくするように、V2>ESの時には電
力増巾回路4の利得を小さくするように動く。し
たがつてこの系はES=V2=KV1の条件で安定し
Tを一定にさせるように動作する。
次に空中線端子8に接続された負荷インピーダ
ンスが不整合の場合を考えると、送信出力増巾器
から負荷の間には不整合に起因する定在波が発生
する。定在波の大きさ(SWR)は不整合の割合
に比例し、また電圧の山、谷の位置は負荷までの
ケーブル等の電気長によつて定まる。
したがつて電圧検出回路6は定在波の生じた状
態で電圧を検出するので前記の送信出力制御回路
9は電圧検出点の電圧を一定にするように働き、
出力電力を一定にさせるようには動かなくなる。
本考案は上述した欠点を改善するもので、電圧
検出を電気的に互にλ/4離れた2点で行い、
各々の検出値の和を用いて送信出力を制御するよ
うにしたものである。以下にその実施例について
説明する。第2図において12は第1図における
電力増巾回路5の出力の加わる入力端子、13は
コイルL1,L2、コンデンサC1,C2,C3,C4,C5
で構成される2段の有極形ローパスフイルタ、1
4はコンデンサC6,C8、ダイオードD1、抵抗R1
で構成された検波回路、15はダイオードD2
コンデンサC7,C9、抵抗R2で構成された検波回
路である。16は第1図における可変抵抗11へ
接続される端子である。
この実施例においてはコイルL1の両端の電圧
の位相は互いに1/4波長ずれたものとなり、各信
号はそれぞれコンデンサC6,C7を介して検波回
路14,15に加えられ、検波される。各検波出
力は重畳されて端子16に出力される。すなわち
端子16には互いにλ/4離れた2点の検波出力
の和を取出すようにしているため端子12,8間
に定在波が生じてもその影響はほとんど受けな
い。具体的には端子16の出力は端子12,8間
を通過する電力の2乗根にほぼ比例したものとな
る。
第3図はケーブル長による送信出力に与える影
響を測定したもので、aは従来の送信出力制御回
路を用いた場合、bは第2図に示した実施例の場
合である。この図から明らかなようにSWRの悪
い時にケーブル長を変えると従来の回路では送信
出力が大巾に変化しているが、本実施例によれば
ほとんど変化せず安定している。前記のようにロ
ーパスフイルタ13の初段のコイルL1の両端で
電力検出を行なつているので、単に基本波成分の
みでなく、高調波成分を含めた出力の全成分をモ
ニター及び制御できるので、異常発振等に対して
も出力トランジスタを保護できる利点を有する。
以上の説明から明らかなように本考案によれば
1/4波長離れた2点での検出値を用いて制御をし
たことにより安定な送信出力制御を行なうことが
できる。また1/4波長離れた2点を不要な高調波
成分を除くためのローパスフイルタに定めている
ため、その検出点を設けるための特別な線路が不
要である。また検出点はそのローパスフイルタの
うち前方の段に設けているため、検出用ダイオー
ド等から生じる歪成分を後方の段のフイルタで除
去でき、安定した送信を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の送信機のブロツク図、第2図は
本考案の一実施例による送信出力制御装置の結線
図、第3図はその特性図である。 13……ローパスフイルタ、14,15……検
波回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信出力回路と空中線接続端子との間に設けら
    れ、それぞれコンデンサとコイルを有する複数段
    から構成されたローパスフイルタ、前記ローパス
    フイルタのうち前方の段の前記送信回路と直列に
    設けた電気的に送信出力の1/4波長の長さを持つ
    コイルの両端の2点からそれぞれ送信出力の一部
    をカツプリングコンデンサを介して取出す手段、
    取出したそれぞれの送信出力を整流するとともに
    加算する手段、およびその合成された信号により
    上記送信出力回路の発生する送信出力を制御する
    制御回路を設けることを特徴とする送信出力制御
    装置。
JP1977137880U 1977-10-13 1977-10-13 Expired JPS6214760Y2 (ja)

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JP1977137880U JPS6214760Y2 (ja) 1977-10-13 1977-10-13

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JP1977137880U JPS6214760Y2 (ja) 1977-10-13 1977-10-13

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Publication Number Publication Date
JPS5462613U JPS5462613U (ja) 1979-05-02
JPS6214760Y2 true JPS6214760Y2 (ja) 1987-04-15

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