JPS62147036A - 燃料供給制御装置 - Google Patents

燃料供給制御装置

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JPS62147036A
JPS62147036A JP28736885A JP28736885A JPS62147036A JP S62147036 A JPS62147036 A JP S62147036A JP 28736885 A JP28736885 A JP 28736885A JP 28736885 A JP28736885 A JP 28736885A JP S62147036 A JPS62147036 A JP S62147036A
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等内燃機関における使用燃料の比重を
検出するとともに、その検出結果に基づき燃料供給量を
制御する装置に関する。
(従来の技術) 近時、エンジンにより高い燃料経済性、運転性が要求さ
れる傾向にあり、かかる観点からマイクロコンピュータ
等を応用して燃料供給量をより精密に制御することが行
われる。
このような制御では燃料の特質も入力情報として重要な
位置を占めることがある。
従来の燃料供給装置としては、例えば「日産RB系エン
ジン整備要領書J 1984年11月、■8産自動車発
行に記載のものがある。この装置では排気管に設けた酸
素センサにより空燃比を検出し、その検出結果に基づき
燃料噴射量を操作して空燃比を目標値となるようにフィ
ードバック制御している。
一方、冷間時の始動時や暖機中は酸素センサが冷えてお
り活性化していないので、上記フィードバック制御を停
止して空燃比をリンチ側に設定し、始動性および始動直
後のエンジンの安定性を意図している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の燃料供給装置にあって
は、エンジン冷間時(約10℃以下のとき)に始動性や
始動直後のエンジン安定性を考慮して空燃比がかなりリ
ッチな値となるように燃料噴射量を制御する構成となっ
ていたため、燃料であるガソリンの成分が重質化(比重
が重くなること)して低沸点成分が乏しくなりその揮発
割合が変化したような場合でも、一定のリッチな空燃比
に相当すると予想される所定量の燃料が噴射されるにす
ぎない。したがって、実際上は空燃比が予想したリッチ
な値とならず燃焼状態が悪化して始動性や冷間時の運転
性が悪くなることがある。
例えば、始動性が著しく悪くなると、必要以上にクラン
キングが繰り返されていわゆるパンテリ上がりも生ずる
。また、粗悪な燃料使用時はこのような不具合が顕著に
なる。
このような場合、燃料の特質の一つである比重を正確に
知ることができればよいが、現状ではエンジン制御に好
適な比重を検出する装置は実現さされていない。
(発明の目的) そこで本発明は、エンジン暖機後の空燃比のフィードバ
ック制御結果からそのときの燃料噴射量に基づいて燃料
の比重を演算する比重検出装置を提供するとともに、そ
の演算結果(すなわち、比重)に応じて冷間時の噴射量
を補正することにより、使用燃料の比重の如何に拘らず
冷間時の噴射量を適切なものとして、エンジンの始動性
や冷間時の運転性を意図した燃料供給装置を提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明による燃料の比重検出装置は上記目的達成の
ため、その基本概念図を第1図(alに示すように、吸
入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段aと、機関
の運転状態を検出する運転状態検出手段すと、運転状態
に基づいて燃料供給量を演算する供給量演算手段Cと、
空燃比検出手段aの出力に基づき目標空燃比となるよう
に前記燃料供給量を補正するフィードバック制御手段d
と、所定空燃比にフィードバック制御されているとき燃
料供給量に基づいて燃料の比重を算出する比重検出手段
eと、を備えている。
また、第2の発明による燃料供給装置は上記目的達成の
ため、その基本概念図を第1図(blに示すように、吸
入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段aと、機関
の運転状態を検出する運転状態検出手段すと、機関の温
度を検出する機関温度検出手段Cと、運転状態に基づい
て燃料供給量を演算する供給量演算手段dと、機関が所
定の冷機状態にないとき空燃比検出手段aの出力に基づ
き目標空燃比となるように前記燃料供給量を補正するフ
ィードバック制御手段eと、所定空燃比にフィードバッ
ク制御されているときの燃料供給量に基づいて燃料の比
重を算出する比重演算手段fと、機関が所定の冷機状態
にあるとき燃料の比重に応して冷機時の所定空燃比とな
るように前記燃料供給量を補正する冷機時補正手段gと
、フィードバック制御手段eおよび冷機時補正手段gの
出力に基づいて機関に燃料を供給する供給手段りと、を
備えている。
(作 用) 第1の発明では、エンジン暖機後に空燃比がλ=1にフ
ィードバック制御されていると、このときの燃料噴射量
は燃料比重に対応した値となる。
これは、燃料比重に応じて燃料の連発性が変わり、空燃
比に影響を与えるという性質に基づく。したがって、上
記燃料噴射量は燃料比重に対して一定の相関をもつこと
になり、この噴射量に基づいて比重が精度よく算出され
る。
また、第2の発明では、上記比重検出情報に応じて冷間
時の噴射量が補正される。したがって、使用燃料の比重
の如何に拘らず冷間時の噴射量が適切なものとなって、
始動性や冷間時の運転性が向上する。
(実施例) 以下、第1の発明および第2の発明を図面に基づいて説
明する。
第2〜4図は各発明の一実施例を示す図であり、第1の
発明に係る比重検出装置を空燃比を制御する第2の発明
に係る燃料供給装置に適用した例を示している。
まず、構成を説明すると、第2図において、1はエンジ
ンであり、吸入空気はエアクリーナ2より吸気管3を通
して各気筒に供給され燃料は噴射信号Stに基づいてイ
ンジェクタ(供給手段)4により噴射される。そして、
気筒内で燃焼した排気は排気管5を通して触媒コンバー
タ6に導入され、触媒コンバータ6内で排気中の有害成
分(COlHC,N0x)を3元触媒により清浄化して
排出される。
吸入空気の流量Qaはエアフローメータ7により検出さ
れ、吸気管3内の絞弁8によって制御される。絞弁8の
開度Cvは絞弁開度センサ9により検出され、エンジン
1の回転数Nはクランク角センサ10により検出される
。また、ウォータジャケットを流れる冷却水の温度Tw
は水温センサ(機関温度検出手段)11により検出され
、スタータモータの作動はスタータスイッチ12により
検出される。さらに、排気中の酸素濃度は酸素センサ(
空燃比検出手段)13により検出され、酸素センサ13
は理論空燃比でその出力Vsが急変する特性をもつもの
等が用いられる。
上記エアフローメータ7、絞弁開度センサ9、クランク
角センサ10およびスタータスイッチ12は運転状態検
出手段14を構成しており、運転状態検出手段14、水
温センサ11および酸素センサ13からの出力はコント
ロールユニット15に入力される。
コントロールユニット15は供給量演算手段、フィード
バック制御手段、比重演算手段および冷機時補正手段と
しての機能を有し、CPU21、ROM22、RAM2
3およびI10ボート24により構成される。CPU2
1はROM22に書き込まれているプログラムにしたが
ってI10ボート24より必要とする外部データを取り
込んだり、またRAM23との間でデータの授受を行っ
たりしながら演算処理し、必要に応じて処理したデータ
をI10ポート24へ出力する。I10ポート24には
センサ群11.13.14からの信号が入力されるとと
もに、I10ボート24からは噴射信号Siが出力され
る。ROM22はCPU21における演算プログラムを
格納しており、RAM23は演算に使用するデータをマ
ツプ等の形で記憶している。
次に、作用を説明する。
第3図(a)、(blはROM22に書き込まれている
燃料の比重検出および空燃比制御のプログラムを示すフ
ローチャートであり、本プログラムはエンジン回転に同
期して一度実行される。
まず、P、で吸入空気量Qaを読み込み、P2でエンジ
ン回転数Nを読み込む。回転i&Nはクランク角センサ
10からの基準信号(360°毎の信号)の間隔時間を
計測するか、あるいは位置信号(1°毎の信号)の所定
時間内におけるパルス数を計測して算出する。次いで、
P3でQaとNをパラメータとする2次元のテーブルマ
ツプから基本噴射量T p(T p =func (Q
 a 、 N) )を/L/ ツタアンプする。
P4ではフラグFKASがセットされているか(FKA
S=1か)否かを判別する。フラグFKASは始動及び
始動後増量補正係数(KAS)がKAS=0になるとセ
ットされ、コントロールユニット15のパワーオン時の
イニシャル処理およびエンスト時のルーチンでリセット
(FKAS=O)される。
FKAS=Oのときは、P、で始動及び始動後増量補正
係数KAS (KAS=func (”r’w) )を
そのときの冷却水温TWに応じてルックアップする。次
いで、P、で比重補正係数KASD (KASD=fu
nc (D) 、但しD=燃料比重)を第4図に示すテ
ーブルマツプからルックアップする。比重補正係数KA
SDは冷間時の空燃比を適切なものとするために始動及
び始動後増量補正係数KASの値を燃料比重りに応じて
補正するもので、比重りが大きい程燃料が重質化して気
化し難くなるためにその大きさが1より大きくなる。す
なわち、比重りが大きくなる程、燃料噴射量が増量され
る。
次いで、P7で始動中であるか否か(スタータスイッチ
がONであるか否か)を判別し、始動中のときはP。に
進み、始動中でなく完爆後のときはP、に進む。以下、
各場合に分けて説明する。
(I)始動中のとき P、で始動時の冷却水温Twの水温初期値TW。とじて
記憶し、PI(lで次式■に従って今回の補正係数KA
S (既に説明済の係数については適宜このように略し
て用いることとする。以下、同様)を演算する。
KAS=KAS ’ xKASD  ・・・・・・■但
し、KAS’:テーブルデータからルックアップした値 今回の補正係数RASは後述する方法により算出した燃
料比重りに応じてその大きさが適切に補正されることと
なり、始動中における冷間時の空燃比を好ましい大きさ
とする。次いで、PII、P、2で始動時の噴射量T、
 、T、をそれぞれ次式〇、■に従って演算する。
T I =T p X  (K TMR+ K TW+
 K A 5)Xl、3+Ts   ・・・・・・■ 但し、KTMR:混合比割付係数 KTW:水温増量補正係数 Ts:電圧補正骨 子t ”’TSTXKNSTXKTST  −−■但し
、T、7:始動時基本噴射量 KNST :回転数補正係数 KTST :時間補正係数 これらT+、Tzの演算に使用される各補正係数の値は
前述した「整備要領書」37.38頁に記載されており
、周知であるのでここでは詳細な説明を省く。
次いで、Plffで各噴射It T + 、T zを比
較し、T、>72のときはPI4で最終噴射量Tiとし
てT2を採用し、T1≧T2のときはPI5でTiとし
てT、を採用した後、PI6でこのTiに対応する燃料
噴射パルス幅を有する噴射信号Siをインジェクタ4に
出力する。すなわち、始動性向上のため、始動時には通
常の噴射量より多めにするもので、T5、T2のうち何
れか大きい方の値を始動時の最終噴射量Tiとする。こ
のとき、酸素センサ13は冷えており、活性化していな
いので噴射量のフィードバック補正を行われないが、T
、を採用した場合には補正係数KASが燃料比重りに応
じて補正されるため、T、は始動時に適した空燃比を与
えることとなって始動性が極めて向上する。
(II)完爆後のとき P8で完爆後の経過時間Tcを演算する。この時間Tc
は、例えば初回の完爆判断時にタイマカウンタをリセッ
トしその後の経過時間を計測する等して算出する。次い
で、Palで冷却水温TWが15℃以上であるか否かを
判別し、TW≧15℃のときはP2□に進み、7’w<
15℃のときはPX3に進む。
これは、冷却水温Twと経過時間Tcに応じて補正係数
KASの減少割合を変えるためである。PX3、、PX
3では経過時間Tcをそれぞれ13sec 、25se
cと比較し、その判別結果に応じて次の第1表で示すス
テップに進む。
第  1  表 PZ4では今回の補正係数RASを次式■に従って演算
し、P211に進む。
KAS=KAS ’ x (1−Tc/15)−■P2
Sでは今回の補正係数KASをKAS=0とし、P2?
でフラグFKASをセットしてpzaに進む。また、P
Z&では今回の補正係数KASをを次式■に従って演算
し、PZIIに進む。
KAS=KAS ’ X (1−Tc/25)−■すな
わち、完爆後はP2□〜P2?までの各ステップにより
始動水温が15℃以上のときは13秒間、15℃未満の
ときは25秒間、補正係数KASが一定割合でOになる
まで減少させる。なお、上記ステップP4で既にフラグ
FKASがセントされていると判別したときは、補正係
数KASがKAS=0であるからP4から直ちにP2B
にジャンプする。
次いで、PZIIで始動中のステップP1゜と同様に今
回の補正係数KASを前記■弐に従って演算し、燃料比
重りに応じて空燃比を適切な値とする。P2、では水温
増量補正係数KTWをそのときの冷却水温Twに応じて
ルックアンプし、P3゜でKTWを比重変化に応じて補
正する比重補正係数KTWD (KTWD=func 
(Tw、D))をルックアップする。燃料比重りが0.
734より大きい場合はTW≦0℃のときKTWD≧1
に設定し、Tw > Q℃のときKTWD<1に設定す
る。なお、完爆後の暖機過程である程度暖機が進みTw
≧0℃の条件下にあるときは、空燃比を徐々にリーン化
していくためにKTWD< 1とする。
P3+では次式〇に従って今回の補正係数KTWを演算
し、燃料比重りに応じた補正を加える。
KTW=KTW’ xKTWD  ・・・・・・■但し
、KTW’ :テーブルデータからルックアップした値 次いで、上記補正係数KTWと同様にアイドル後増量補
正係数KAIについて比重補正を行う。
すなわち、P3□で補正係数KAIをルックアップし、
P33で比重補正係数KAID(但し、KA■D=KT
WD)をルックアップし、さらにP34で次式■に従っ
て今回の補正係数KAIを演算し比重補正を加える。
KAI=KAI ’ xKAID  ・・・・・・■但
し、KAI’:テーブルデータからルックアップした値 なお、この補正係数KAIは絞弁8が閉から開になった
直後に冷却水温Twで決まるKAI、と完爆後の経過時
間Tcで決まるKAl、との積により定まり、これがル
ックアップされる。そして、このKAIにより暖機途中
の発進の円滑化を図るもので、その大きさは一定の割合
で0になるまで減量する。
次いで、P35で空燃比のフィードバック制御停止(ク
ランプ)条件が成立しているか否かを判別する。クラン
プ条件は、例えば次のようなとき成立する。
(イ)酸素センサが冷えているとき (ロ)低水温時 (ハ)酸素センサ出力(Vs)のリッチ信号又はリーン
信号が約10秒以上続いたとき(ニ)始動時、エンジン
の高負荷時 (ホ)アイドル時 (へ)減速時 クランプ条件が成立しているときはP26で空燃比フィ
ードバック補正係数αの値を1に固定して実質上のフィ
ードバック制御を停止し、P3?で次式■に従って最終
噴射量Tiを演算した後P16に進む。
T i =T p X Co Xα ・・・・・・■但
し、Co =1 +KTW+KAS +KA 1■式に
おいて、coは各種増量補正係数であり、その内訳には
上式のようなものが含まれるが、これ以外にも加速減量
補正係数KACCや高水温増量補正係数KH等が含まれ
る(前述した「整備要領書」参照)。しかし、本発明と
の関係が薄いのでここでは省略する。
一方、クランプ条件が成立していないときはP3、で酸
素センサ13の出力Vsから現空燃比が目標空燃比(例
えば、λ−1)よりリッチであるか否かを判別する。リ
ッチであるときはP3.で補正係数αの値を補正して空
燃比のリーン補正を行って目標値と一致するようにフィ
ードバック制御する。
また、リーンであるときはP4゜で同様に空燃比のリッ
チ補正を行う。次いで、Pd2で最終噴射量Tiを前記
0式に従って演算し、P4□で単位吸入空気量当りの燃
料噴射!(インジェクタパルス幅)tiを次式■に従っ
て演算する。
t i = T i / Q a  −−■さらに、P
43でtiの平均値Limを次式[相]に従って演算す
る。
jl、= (15/16) X Lim’ + (1/
16) X t i・・・・・・[相] 但し、Lim′:前回の値 ここで、tiは空燃比をλ=1に制御した場合にそのと
きの燃料比重に対応した値となる。これは、燃料比重り
に応じて燃料の揮発性が変わり空燃比に影響を与えるか
らである。例えば、燃料が重質化してその揮発性が悪く
なると、同じλ−1という条件下にあってもtiが大き
くなる傾向があるからである。したがってtiは燃料比
重りに対して一定の相関関係があるといえる。
そこで、本実施例ではtiのデータとしての信頼性を高
めるために[相]式による重み付は演算を行ってその平
均値t、。を算出し、この値から燃料比重D (D −
fnuc(t ts) )を求めテイル。ナオ、比重算
出に際しては’−4nとDとの相関データを、例えば実
験等により予め正確に求めてこれをデータテーブルとし
て作成しておく。そして、Pd2でこのデータテーブル
からそのときのLimに対応するDの値をルックアップ
するという方法をとる。
また、tisの演算を行うとき運転状態の制限、例えば
、N I< N < N Z 、Q a 1< Q a
 < Q a zという制限領域でのみt8.、をサン
プルとして算出するというようにすれば、jimの精度
をより一層向上できる。これは、インジェクタパルス幅
が小さくなるとこのパルス幅と燃料噴射量との相関の精
度が悪くなるからである。次いで、ルックアップした燃
料比重りをそのときのt、イに対応する所定アドレスに
ストアしてデータを更新した後に、PI6に進む。
このように、空燃比をλ=1にフィードバック制御した
ときの燃料噴射量Tiの値に基づいて使用燃料の比重り
が正確に求められる。したがって、従来から所望されて
いたエンジン制御に好適な燃料の比重検出装置を提供す
ることができる。
また、この比重検出情報に基づいて(1)始動中および
(II)完爆後における燃料噴射量が適切に補正される
。したがって、始動中にあっては、冷間時の空燃比がそ
のときの燃料比重りに対応する適切な値に補正されるこ
ととなってエンジンの始動性を向上させることができ、
バッテリ上がり等の不具合が防止される。また、完爆後
にあっても燃料の揮発性に応じた噴射量となることから
暖機性能の向上や冷間時の運転性の向上を図ることがで
きる。
(効 果) 第1の発明によれば、空燃比のフィードバック制御結果
からそのときの燃料噴射量に基づいて燃料の比重を算出
することができ、エンジン制御に用いて好適な燃料の比
重検出装置を提供することができる。
また、第2の発明によれば、使用燃料の比重の如何に拘
らず始動時の空燃比および冷間時の燃料噴射量を適切な
ものとすることができ、エンジンの始動性および冷間時
の運転性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は第1の発明の基本概念図、第1図(b)
は第2の発明の基本概念図、第2〜4図は第1の発明に
係る比重検出装置を空燃比を制御する第2の発明に係る
燃料供給装置に適用した一実施例を示す図であり、第2
図はその全体構成図、第3図(al、(b)はその燃料
の比重検出および空燃比制御のプログラムを示すフロー
チャート、第4図はその燃料比重と補正係f21KAS
Dとの関係を示す図である。 1・・・・・・エンジン、 4・・・・・・インジェクタ(供給手段)、13・・・
・・・酸素センサ(空燃比検出手段)、14・・・・・
・運転状態検出手段、 15・・・・・・コントロールユニット(供給量演算手
段、フィードバック制御手段、比重演 算手段、冷機時補正手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手
    段と、 b)機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 c)運転状態に基づいて燃料供給量を演算する供給量演
    算手段と、 d)空燃比検出手段の出力に基づき目標空燃比となるよ
    うに前記燃料供給量を補正するフィードバック制御手段
    と、 e)所定空燃比にフィードバック制御されているときの
    燃料供給量に基づいて燃料の比重を算出する比重検出手
    段と、 を備えたことを特徴とする燃料の比重検出装置。
  2. (2)a)吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手
    段と、 b)機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 c)機関の温度を検出する機関温度検出手段と、d)運
    転状態に基づいて燃料供給量を演算する供給量演算手段
    と、 e)機関が所定の冷機状態にないとき、空燃比検出手段
    の出力に基づき目標空燃比となるように前記燃料供給量
    を補正するフィードバック制御手段と、 f)所定空燃比にフィードバック制御されているときの
    燃料供給量に基づいて燃料の比重を算出する比重演算手
    段と、 g)機関が所定の冷機状態にあるとき、燃料の比重に応
    じて冷機時の所定空燃比となるように前記燃料供給量を
    補正する冷機時補正手段と、 h)フィードバック制御手段および冷機時補正手段の出
    力に基づいて機関に燃料を供給する供給手段と、 を備えたことを特徴とする燃料供給装置。
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JPH0615835B2 JPH0615835B2 (ja) 1994-03-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0405533A2 (en) * 1989-06-27 1991-01-02 Nissan Motor Co., Ltd. Fuel injection control system for diesel engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0405533A2 (en) * 1989-06-27 1991-01-02 Nissan Motor Co., Ltd. Fuel injection control system for diesel engine
US5027768A (en) * 1989-06-27 1991-07-02 Nissan Motor Co., Ltd. Fuel injection control system for diesel engine

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