JPS62146629A - ブロ−転写装置 - Google Patents

ブロ−転写装置

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Publication number
JPS62146629A
JPS62146629A JP28889485A JP28889485A JPS62146629A JP S62146629 A JPS62146629 A JP S62146629A JP 28889485 A JP28889485 A JP 28889485A JP 28889485 A JP28889485 A JP 28889485A JP S62146629 A JPS62146629 A JP S62146629A
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JP
Japan
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transfer
workpiece
station
film
jig
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Pending
Application number
JP28889485A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kawaguchi
洋 川口
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Navitas Co Ltd
Original Assignee
Navitas Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62146629A publication Critical patent/JPS62146629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば化粧液用瓶等の柔軟性を有する中空瓶
状のワークに加圧エアを吹き込みながら該ワークの外面
に文字や図形等でなる所定の図柄を転写するブロー転写
装置に関する。
(従  来  技  術) 所定の図柄を描いた転写フィルムをワークの被転写面に
加熱しながら押付けることにより上記図柄をワークに転
写する転写装置が広く使用されているが、上記ワークが
例えば化粧液用瓶等の柔軟性を有する中空瓶状のもので
ある場合は、転写フィルムを押(J tJk際に該ワー
クがその押付力によって変形するという問題があり、そ
こで、この種のワークについて使用される装置には、転
写時に該ワーク内に加圧エアを吹き込むブロ一手段が設
けられ、この加圧エアの圧力によって上記押付力に抗し
てワークの形状を維持するようになっている。
然してこの種のブロー転写装置としては、従来、一対の
型内にワークを保持し、且つ該ワーク内に加圧エアを吹
込んだ状態で、該ワークの被転写面に転写フィルムを介
して加熱されたスタンピングダイを押付ける構造のもの
、或は所定位置にセラ!・シたワークの被転写面に転写
フィルムを沿わせ且つ該ワーク内に加圧エアを吹き込ん
だ状態で、転写ローラを転写フィルムの上から上記被転
写面に押付けながら転勤させる構造のもの等が用いられ
ていた。しかし、前者の構造のものにあっては、一対の
型内へのワーク及び転写フィルムのセット、或は転写後
における該ワーク等の取出し等に多大の手間を要し、ま
たこれらの作業と加圧エアの吹き込み等を自動的に行わ
せようとすると、構造が著しく複雑化するという欠点が
あった。また、後省の構)古のものにあっては、転写ロ
ーラを所定の押付力でワークの被転写面に押付けながら
該ローラを移動させると共に、転写終了後には該ローラ
を当初の位置に戻さなければならないため、能率が悪く
、且つ転写ローラの駆動機構が複雑化するという欠点が
あった。
(発  明  の  目  的) 本発明は従来における上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、柔軟性を有する中空瓶状のワークに加圧エア
を吹き込みながら該ワークに転写フィルムから所定の図
柄を転写するブロー転写装置として、ワークの供給から
エアの吹ぎ込み、転写、及び排出動作を順次連続的に行
い得るようにして、この種の転写作業の能率を著しく向
上させることを目的とする。また、転写手段として転写
ローラを用いると共に、該ローラをワークに押付けるだ
けで該ワークの被転写面に転写フィルムから図柄が転写
されるように構成し、これにより転写動作を高速化して
一層の能率向上を図ると共に、転写ローラの駆動機構の
簡素化をも同時に達成することを目的とする。
(発  明  の  構  成) 本発明に係るブロー転写装置は、上記目的を達成ずべく
次のように構成したことを特徴とする。
即ち、周囲等間隔位置に複数のクランプ治具が設けられ
且つ一定速度で回転駆動されることにより上記各クラン
プ治具に保持されたワークを供給ステーションから転写
ステーションを経て排出ステーションに移送するターン
テーブルを設けると共に、上記供給ステーション′には
各クランプ治具にワークを供給する供給ユニットを備え
、又排出ステーションには各クランプ治具からワークを
取出す排出ユニットを備える。一方、転写ステーション
には転写ユニットを備えると共に、該転写ステーション
を通過するワークの被転写面に転写フィルムを巻掛ける
フィルム供給手段と、少なくとも該ステーションを通過
する時にワーク内に加圧エアを吹き込むエアブロー手段
とを備える。そして、上記転写ユニットには、転写ステ
ーションを通過するワークに転写フィルムを介して押付
けられて該フィルムに描かれた図柄をワークの外面に転
写する転写ローラを備える。この転写ローラは、適宜加
熱手段により加熱されると共に、ワークの周回方向に直
交する方向に付勢されて該ワークに押付けられるように
構成され、この転写ローラが押付けられた状態でワーク
が周回されることにより、該ワークの前方部分から後方
部分にかけて転写フィルムが連続的に押付けられる。こ
の時、転写ローラはワークへの押付けIIi擦によって
転勤されると共に、この転写ローラとワークとの間に転
写フィルムが挟持されて、該フィルムがワークに対して
摺!ll′?#′ることなく、ワークの周回に伴って移
送される。このようにして、ターンテーブルの各クラン
プ治具に保持されたワークが該テーブルの回転によって
順次連続的に転写ステーションに送り込まれ、該ステー
ションに備えられた転写ユニットにより転写フィルムか
らの図柄の転写が行われる。そして、各ワークは転写さ
れた後、排出ステーションまで移送された時に排出ユニ
ットにより順次排出されることになる。
尚、上記供給ステーションと排出ステーションとの間に
第1.第2転写ステーションを設けると共に、両転写ス
テーション間にワークをその軸心回りに180°回転さ
ぜる反転手段を設け、且つ両転写ステーション毎に転写
ユニット、フィルム供給手段、エアブロー手段等を備え
れば、ワークの表側及び裏側に夫々所定の図柄を連続的
に転写することが可能となる。また、上記フィルム供給
手段として、転写動作中にはワークと共に転写フィルム
を移送させると共に、転写終了後に該フィルムを所定M
巻戻す機能を有する構成を採用ずれば、ワークの移送ピ
ッチに対して転写フィルムに描かれる図柄のピッチを短
くすることができ、これにより転写フィルムが効率的に
使用されることになる。
(発  明  の  効  果) このように本発明に係るブロー転写装置によれば、ター
ンテーブルの回転により、ワークの供給から加圧エアー
の吹き込み、転写フィルムの供給、転写動作を経てワー
クの取出しに至るまで各作業が自動的、連続的に行われ
ることになり、また必要に応じてワークの表裏両面に夫
々異なる図柄を転写することも可能となる。これにより
、この種のワークに対する転写作業が著しく能率良く行
われて生産性が向上されることになる。また、上記転写
動作が、転写ローラを一定位置でワークに押付けるだけ
で行われることになって、該転写ローラをワークの被転
写面に沿って往復動させる場合に比較して転写動作が高
速化され、これにより能率が一層向上されると共に、該
転写【1−ラの駆動機構が簡素化されることになる。
(実  施  例) 以下、本発明に係るブロー転写装置の実施例について説
明する。尚、この実施例は、柔軟性を有する素材で形成
され且つ断面が楕円形とされた版状のワークの表裏両面
(夫々所定の図柄を転写する場合に使用されるブロー転
写装置に関するものである。
先ず、第1図によりこのブロー転写装置の全体構成につ
いて説明すると、該装置は、架台1の中央部に上下方向
の軸心回りに回転可能に備えられたターンテーブル2を
有し、且つ該ターンテーブル2の回転方向aに沿って、
その周囲に供給ステーション△、第1転写ステーション
81反転ステーションC1第2転写ステーションD及び
排出ステーションEを設けた構成とされている。
上記ターンテーブル2は、第2図に示すように、円筒状
の周壁部2aと、該周壁部2aの底面を形成する底壁部
2bと、該底壁部2bの中央に設けられたボス部2Cと
を有すると共に、このボス部2Cに嵌合固着された回転
軸3が架台1に固着された軸受部材4に軸受5,5を介
して軸承されていることにより、該ターンテーブル2は
架台1上に回転自在に支持されている。そして、上記回
転軸3が架台1の下方に配設されたモータ(図示せず)
によって駆動されることにより、ターンテーブル2が第
1図に示すa方向に一定速度で回転駆動されるようにな
っている。尚、ターンテーブル2のボス部2Cの上方に
は、架台1に固着されたブラケット6が延出されている
と共に、このブラケット6の先端部下面からは固定軸7
が垂下され、該軸7の筒状とされた下端部と上記回転軸
3の上端部とが軸受8を介して嵌合されている。
また、第1図に明示されているように、上記ターンテー
ブル2におけるw11壁部2aの外面には等ピッチ間隔
で複数個(図例では10個)のクランプ治具10・・・
10が備えられている。これらのクランプ治具10は、
第2図に示すように、上記ターンテーブル周壁部2aの
外面下端部に下部支持部材11を介して支持されてワー
クXの底部を下方から受ける下部治具12′と、ターン
テーブル周壁部2aの上端部に上部支持部材13を介し
て支持されてワークXの上部に設けられた入口部X′に
上方から係合する上部治具14と、上記両支持部材11
.13間においてターンテーブル周壁部2aに平行に配
置されてワークXの背面を受ける背部治具15とで構成
されている。そして、上記下部治具12は、下部支持部
材11に回転自在に支持されていると共に、該治具12
の下方に延びる軸部12aにはピニオン16が固着され
、該ピニオン16が第2図の左半部に示す反転ステーシ
ョンCにおいて架台1に取付部材17を介して取付けら
れたセクタギヤ18に噛合することにより、ターンデー
プル2の回転に伴って180°自転されるようになって
いる。
また、上部治具14も、支持部材13に回転自在に支持
されていると共に、上方に延びる軸部14aに固着され
たピニオン19が反転ステーションCにおいて上記固定
軸7に取付部材20を介して取付けられたセクタギヤ2
1に噛合されることにより、上記下部治具12と同期し
て180°自転されるようになっている。そして、この
上部治具14を支持する支持部材13は、ターンテーブ
ル周壁部2a内を上下方向に貫通するガイドロッド22
に固着されて該ロッド22と共に上下動可能とされてい
ると共に、該ガイドロッド22の下端部にはローラ23
が取付けられ、このローラ23が架台1上に上記回転軸
3を中心として設(づられた円環状の第1カム24の上
端のカム面24a上に当接されて、ターンテーブル2の
回転に伴って該カム面24a上を転勤するようになって
いる。
このカム面24aは、第1図に示す排出ステーションE
から供給ステーションAに至る範囲で背が高くなってお
り、従ってターンテーブル2の回転に伴って各クランプ
治具10が上記排出ステーション巳ないし供給ステーシ
ョン八を通過する時に、上記ローラ23、ガイドロッド
22及び上部支持部4413を介して上部治具14が第
2図に示す位置から上動されることになる。尚、上記排
出ステーションEから供給ステーションAに至る範囲以
外の範囲において上部支持部材13ないし上部治具14
を第2図に示す下方位置に保持するため、上記支持部材
13とターンテーブル2の底壁部2bとの間にリターン
スプリング25が装着されている。
また、上記背部治具15は、ターンテーブル周壁部2a
にガイドロッド26.26を介してターンテーブル2の
半径方向に進退自在に支持されていると共に、上記ロッ
ド26,26の内側の端部には連結部材27′を介して
ローラ27が取付けられている。そして、上記連結部材
27′とターンテーブル周壁部2aの内面との間におい
てガイドロッド26.26に装着されたスプリング28
゜28により、背部治具15、ガイドロッド26゜26
、連結部材27′及びローラ27が一体的に内方に付勢
されていると共に、この付勢力によりローラ28が上記
固定軸7の下端部に固着された円板状の第2カム29の
周面のカム面29aに当接されている。このカム面29
aは、第1図及び第2図の左半部に示すように′反転ス
テーションCにおいて中心からの寸法が小さくされてお
り、従って背部治具15は該反転ステーションCを通過
する時に所定量内方へ優遇されることになる。
更に、上記上部治具14にはワークXの入口部X′から
該ワークX内に加圧エアを吹ぎ込むエアブロ−通路14
bが設けられている。このエアブロ−通路14bは、上
記固定軸7に設けられたエア通路7aに、該固定軸7の
周囲に嵌合された環状のエアソケット30、該ソケット
36に一端が接続されたエアバイブ31、上部治具14
の支持部材13に取付けられてエアバイブ31の他端が
接続されたエアソケット32を介して連通されていると
共に、上記固定軸7に設けられたエア通路7aにはコン
プレッサ(図示せず)が接続されており、これにより上
記ワークX内に加圧エアが吹き込まれるようになってい
る。ここで、上部治具14におけるエアブロ−通路14
bの下端とワークXの入口部X′との間からエアが漏出
することを防止するため、その両者間にはパツキン部材
33が介在されており、また、固定軸7に嵌合されたエ
アソケット30はターンテーブル2ないし当該クランプ
治具10と一体的に回転するように、連結部材34を介
して上部治具14の支持部材13に結合されている。尚
、このエアソケット30が回転しても固定軸7における
エア通路7aとエアバイブ31との連通状態が維持され
るように、固定軸7の周面にはエア通路7aに連通する
周方向の溝7bが形成されているが、この溝7bの形成
範囲を適切に設定することにより、第1図に示づ第1.
第2転写ステーションB、Dを通過する時だけワークX
内に加圧エアを吹き込むようにすることかできる。
次に、第1図に示す供給ステーションAの構成について
説明する。この供給ステーション八には当該転写装置の
外部からワークX・・・Xを搬入する搬入コンベア40
と、該コンベア40によって搬入されたワークX・−X
を受け取って上記ターンテーブル2に設けられた各クラ
ンプ治具10・・・10に順次供給する供給ユニット4
2とが備えられている。その場合に、上記コンベア40
は、ワークX・・・Xの倒れを防止するため、これらの
ワークX・・・Xを一対のガイド部材41.41間に長
手方向を搬送方向に向けて搬入するようになっていると
共に、上記供給ユニット42は、符号(イ)で示すよう
にこれらのワークX・・・Xをクランプ治具10・・・
10の周回方向に長手方向が向くように旋回させて各治
具10・・・10に順次供給するようになっている。こ
の供給ユニット42の構造を第3図により説明すると、
該ユニツ1〜42は、本体フレーム43(第1図参照)
に上下方向の旋回軸44を中心として旋回可能に支持さ
れたベース部材45と、該ベース部材45に支持されて
該部材45と共に上記旋回軸44を中心として第3図に
実線で示ず受け取り位置(ロ)と鎖線で示ず旋回位置(
ハ)との間で旋回される受け部材46と、上記受け取り
位置(ロ)にある受け部材46の受け面46aに対向し
て、実線で示す押付は位@(ニ)と鎖線で示す後退位置
(ホ)との間で進退する押付は部材47とを有すると共
に、第1図に示すように上記本体フレーム43の上方に
は連結部材48を介して押付は部材47を進退させる押
付はシリンダ49と、上記旋回軸44を介してベース部
材45ないし受け部材46を旋回させる旋回シリンダ5
0とが備えられている。また、第3図に示すようにベー
ス部材45には受け渡しシリンダ51が固着され、該部
材45と共に受け部材46が旋回位置(ハ)に旋回され
た状態でこの受け渡しシリンダ51が作動することによ
り、受け部材46が上記旋回位M(ハ)から更に受け渡
し位置(へ)に前進されるようになっている。その場合
に、該受け部材46はベース部材45に嵌合されたガイ
ドロッド52により姿勢が保持されるようになっている
と共に、該受り部17146には上記コンベア40によ
るワークXの移動を該部材46の前方位置で停止させる
ストッパ部材53が設けられている。そして、この受け
部材46には、ワークXの側面に対応する曲面状とされ
た上記の受け面46aに開口するエア吸引通路46bが
設けられていると共に、該通路46bには真空ポンプ(
図示せず)が接続されている。尚、受け部材46と押付
は部材47とは、ワークXとの接触時における摩擦が小
さくなるように、例えば樹脂等の低摩擦係数材料で形成
されている。また、上記供給コンベア40の終端部には
、ワークX・・・Xを供給ユニット42に1個づつ搬入
するためのストッパ装置54.54が備えられている。
更に、第1図に示す第1.第2転写ステーションB、D
の構成を説明すると、これらのステーションB、Dは同
一の構成であって、夫々転写ユニット60が備えられて
いる。この転写ユニット60は、支持台61と、該支持
台61に取付けられた転写シリンダ62と、支持台62
にガイドロッド63.63を介して進退自在に保持され
て上記転写シリンダ62により進退されるローラ保持部
材64と、該保持部材64に上下方向の軸心回りに回転
可能に軸支された転写ローラ65とで構成されている。
この転写ローラ65は図示しないモータによりワンウェ
イクラッチを介して回転駆動されて上記保持部材64内
に収納されたヒータ66により全周面が均等に加熱され
るようになっていると共に、その前方をターンテーブル
2のクランプ治具10に保持されたワークXが通過する
時には、上記転写シリンダ62により保持部材64を介
して前進されて該ワークXに押し付けられるようになっ
ているが、この場合は上記ワンウェイクラッチが空転し
てワークXとのI!1lffによりb方向に転勤される
ようになっている。
また、この転写ユニット60の一側方には転写フィルム
Yの供給部70が、他側方には転写済みのフィルムY′
を巻取る巻取り部80が夫々設【ノられていると共に、
この両部70.80間には、上記転写ローラ65と転写
ステーションB(又はD)を通過するワークXとの間を
通って転写フィルムYを移送させるフィルム移送経路9
0が設けられている。
そして、この移送経路90には、当該転写ステーション
8(又はD)を通過するワークXの前方及び漬方にシリ
ンダ91.92により夫々突入されて該ワークXの一方
の側面に転写フィルムYを巻掛ける前侵一対の巻掛はロ
ーラ93,94と、転写ローラ65と上記巻取り部80
との間に配置されてシリンダ95により転写済みフィル
ムY′の移送経路90’ に対して突入するように付勢
されたテンションローラ96とが備えられている。
このテンション0−ラ96は、転写ローラ65と巻取り
部80との間に転写済みフィルムY′の弛みが生じた時
にC方向に突出してその弛みを除去するように作用1°
る。
また、上記巻取り部80はモータ81によって巻取りロ
ール82をd方向に回転さすることにJ:り転写済みフ
ィルムY′を一定の巻取り速度でさ取るように構成され
ているが、その巻取り速度は上記転写ローラ65とワー
クXとの間に挟持されて状態で該ワークXの移動により
送られる転写フィルムYの移り速度より遅く設定されて
いる。
更に、供給部70は、未転写のフィルムロール71をモ
ータ72によりすべりクラッチ(図示せず)を介して巻
戻し方向eに付勢するように構成されていると共に、こ
の巻戻し方向eの付勢力は、上記転写ローラ65とワー
クXとの間に挾持されて転写フィルムYが移送される時
にはその駆動力に負けるように設定されて、フィルムロ
ール71が反e方向に回転され、これにより転写フィル
ムYを所定の緊張状態に保持しながら送り出すようにな
っている。そして、上記転写ローラ65とワーク×との
挾持による転写フィルムYに対する駆動力が解除された
時には、フィルム移送経路90′に突入して転写済みフ
ィルムY′の弛みを除去しているテンションローラ96
を反C方向に後退させながら該転写フィルムYを巻戻す
ようになっている。尚、フィルム供給部70にはフィル
ムロー571の径を測定するセンサ73が備えられ、該
センサ73によって測定される径に応じてすべりクラッ
チの伝達トルクを調整することにより、巻戻し方向の付
勢力を常に所定値に保持するようになっている。また、
フィルム移送経路90の途中には、転写フィルムYの巻
戻しを所定位置で停止させるためのフィルム位置検出セ
ンサ97が備えられている。
最後に、排出ステーションEに備えられた排出ユニット
100について説明すると、該排出ユニット100は、
ターンテーブル2の回転により鎖線(ト)で示すように
ワークXが排出ステーシコンEに到達した時に一対のア
ーム部0101,101を突出させて該ワークXをクラ
ンプ治具10から取り出すように構成されている。そし
て、取出したワークXを一対のガイド部材102,1α
2により長手方向を排出方向に向けて排出コンベア10
3上に受け渡ずようになっている。
次に、この実施例の作用を説明する。
先ず、供給ステーションAにおいて供給コンペア40に
より供給ユニット42に搬入されたワークXは、第3図
に示すように該ユニット42における押付は部材47に
より受け部材46の受け而46aに押付けられると共に
、波面46aにエア吸引通路46bを介して作用する吸
引力により波面46aに吸着保持される。この時、受け
部材46及び押付は部材47はワークXとの間の摩擦係
数が小さい材料によって形成されているので、ワークX
は自動的に位置を修正されながら受け部材46に押付け
られ、正しい姿勢□で該部材46の受け面46aに吸着
保持される。そして、この受け部材46の旋回位置(ハ
)への旋回及び受け渡しイ装置(へ)への前進により、
ワークXは当該供給ステーションAを通過するクランプ
治具10に受け渡される。この時、該クランプ治具10
の上部治具14は第2図に示す第1カム24により上方
に移動されていると共に、受け渡しが完了した時点で該
上部治具14が下動し、これによりワーク×は下部治具
12と上部治具14との間に確実に保持され、また背部
治具15によって背面から支持された状態となる。
そして、ターンテーブル2の回転に伴うクランプ治具1
0の周回により、ワークXは第1転写ステーションBに
移送されるのであるが、このステーションBを通過する
際には、第2図に示す固定軸7のエア通路7aからエア
バイブ31及び上部治具14のエアブロ−通路14aを
通って加圧エアが該ワークX内に吹き込まれ、この加圧
エアにより内圧が高められた状態で、外方を向く側面に
対する転写動作が行われる。
この転写動作を第4〜7図により詳しく説明すると、先
ず第4図に示すように、転写しようとするワークX1が
クランプ治具101に保持されて転写ステーションBに
到達した時、該ワーク×1とその前方の先行ワークxO
との間に前方の巻11)けローラ93がシリンダ91に
より突入され、当該ワーク×1における被転写面の前方
部分に転写フィルムYが巻掛けられると共に、該前方部
分にヒータ66によって加熱された転写ローラ65が押
付けられる。これにJ:す、先ず上記転写フィルムYに
描かれた図柄の前部がワーク×1の前方部分に転写され
る。そして、この状態で該ワーク×1がターンテーブル
2の自転によりa方向に移送されることにより、上記転
写ローラ65が転写フィルムYを挾んだ状態でb方向に
転勤されると共に、第5図に示すように該転写ローラ6
5がワーク×1の中央部に押付けられることになるが、
この時点で後方の巻掛はローラ94がシリンダ92によ
り突入されて、転写フィルムYがワーク×1の後方部分
にもW tuけられる。そして、更にワーク×1がa方
向に移動すれば、第6図に示すように該ワーク×1との
干渉を避けるため前方の巻掛はローラ93が後退される
と共に、転写ローラ65がワーク×1の後方部分に押付
けられることになる。このようにして、転写ロー565
が転写フィルムYを介してワーク×1における被転写面
の前方部分から後方部分にかけて連続的に押付けられる
ことになり、これにより被転写面の全面に所定の図柄が
転写されることになる。尚、ワーク×1における被転写
面の形状に応じて転写ローラ65は進退することになる
が、該ローラ65は第1図に示す転写シリンダ62の作
用により常に略一定の押付力でワーク×1に押付けられ
、従って上記図柄の全体が良好に転写される。また、該
転写ローラ65は一定位置で進退するだけであるから、
ワークが固定されている場合のように転写ローラを被転
写面に沿って往復動させる必要がない。
然して、転写フィルムYは、ワーク×1と転写ロー56
5との間に挟持された状態で該ワーク×1のa方向の移
動によって前方に送られることになるが、その送り速度
は第1図に示す巻取り部80における巻取り速度より速
いので、転写済みのフィルムY′は転写ロー565と巻
取り部80との間で弛むことになる。しかし、この弛み
は、第5.6図に示すようにテンションローラ96がフ
ィルム移送経路90’内にC方向に突入することにより
除去される。そして、第7図に示すように、当該ワーク
×1に対する転写動作が終了して転写フィルムYがワー
クXと転写ローラ65との間に挟持された状態から解放
された時に、該転写フィルムYは、第1図に示す供給部
70におけるフィルムロール71に作用する巻戻し方向
eの付勢力により、上記テンションローラ96を反C方
向に後退させながら所定母巻戻されることになる。その
ため、転写フィルムYにおける上記ワーク×1に図柄を
転写した部分y1が第6図に示す位置から第7図に示す
位置に戻されると共に、次のワーク×2に対する転写は
、転写フィルムYにおける上記部分y1のすぐ後方に続
く次の図柄部分y2によって行われることになる。つま
り、この巻戻し動作により、ワークX・・・Xの移送ピ
ッチが比較的大きいにも拘らず、転写フィルムYに描く
図柄のピッチは小さくて済むことになり、従って該フィ
ルムYが効率的に使用されることになるのである。
そして、上記のようにして一方の側面に図柄が転写され
たワークXは、ターンテーブル20回転により反転ステ
ーションCまで移送された時に、第2図に左半部に示す
にうにクランプ治具10における下部治具12と土部治
具14とに設置フられたピニオン16.19がセクタギ
r18.21に噛合ってこれらの治具12,14が18
0°回転されることにより表裏反転され、他方の側面が
外方に向けられる。尚、この時、第2カム29の作用に
よって背部治具15が後退されることにより、楕円形断
面を有するワークXが該背部治具15に妨げられること
なく反転されることになる。そして、ワークXは更に第
2転写ステーションDに移送され、上記第1転写ステー
ションBにおける場合と同様にして裏側の被転写面に所
定の図柄が転写され、更に排出ステーションEに移送さ
れた時に、排出ユニット100ににリフランプ治具10
から取出され、排出コンベア103上に受け渡される。
このようにして、多数のワークX・・・Xについて、そ
の供給から表裏両面への転写及び排出が順次連続的に行
われることになり、この種の転写作業が能率良く行われ
ることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るブロー転写装置の実施例を示すもの
で、第1図は全体平面図、第2図は第1図ff−II線
で切断したターンテーブル及びクランプ治具周辺の拡大
縦断正面図、第3図は第1図における供給ユニットの拡
大横断平面図、第4〜7図はフィルム供給手段の作用を
各行程毎に夫々示す拡大平面図である。 2・・・ターンテーブル、10・・・クランプ治具、1
2・・・下部治具、14・・・上部治具、15・・・背
部治具、16.19・・・ピニオン、18.21・・・
固定ギヤ(セクタギヤ)、24・・・第1カム、29・
・・第2カム、30.31.32・・・エアプロ一手段
(30,32・・・エアソケット、31・・・エアパイ
プ)、43・・・供給ユニット、46・・・受け部材、
46b・・・吸引手段(エア吸引通路)、47・・・押
付は部材、50・・・旋回手段(旋回シリンダ)、51
・・・受け渡し手段(受け渡しシリンダ)、60・・・
転写ユニット、65・・・転写ローラ、70,80.9
0・・・フィルム供給手段(70・・・供給部、80・
・・巻取り部、90・・・フィルム移送経路>、93.
94・・・巻掛はローラ、96・・・テンションローラ
、100・・・IJI−出ユニット、A・・・供給ステ
ーション、B・・・第1転写ステーション、C・・・反
転ステーション、D・・・第2転写ステーション、E・
・・排出ステーション、X・・・ワーク、Y・・・転写
フィルム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柔軟性を有する中空瓶状のワークに加圧エアを吹
    き込みながら該ワークの外面に転写フィルムから図柄を
    転写するブロー転写装置であって、上記ワークを保持す
    る複数のクランプ治具が周囲等間隔位置に設けられ、且
    つ一定速度で回転されて上記各クランプ治具に保持され
    たワークを供給ステーションから少なくとも1つの転写
    ステーションを経て排出ステーションに順次連続的に移
    送するターンテーブルと、上記供給ステーションに備え
    られて、各クランプ治具に順次ワークを供給する供給ユ
    ニットと、少なくとも転写ステーションを通過する時に
    各ワーク内にクランプ治具を介して加圧エアを吹き込む
    エアブロー手段と、同じく転写ステーションを通過する
    ワークに対して転写フィルムを巻掛けるフィルム供給手
    段と、転写ステーションに備えられて、該ステーション
    を通過するワークに上記転写フィルムを介して転写ロー
    ラを押付けることにより転写フィルムをワークと共に移
    送させながら該フィルム上の図柄をワークに転写させる
    転写ユニットと、上記排出ステーションに備えられて、
    各クランプ治具から順次ワークを取出す排出ユニットと
    を有することを特徴とするブロー転写装置。
  2. (2)ターンテーブルの回転による供給ステーションか
    ら排出ステーションに至るワークの移送経路中に第1、
    第2転写ステーションが設けられていると共に、両転写
    ステーション間に反転ステーションが設けられ、且つ該
    反転ステーションでワークをその軸心回りに180°回
    転させる反転手段が設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のブロー転写装置。
  3. (3)各クランプ治具は、ワークの底部を受ける下部治
    具と、上下動可能とされてワークの上部を保持する上部
    治具と、該ワークにおける転写ローラの押付け側と反対
    側の面を支える背部治具とで構成されていると共に、供
    給ステーション及び排出ステーションで上部治具を上動
    させてワークの供給、排出を可能とする第1カムと、反
    転ステーションで背部治具を後退させてワークの回転を
    可能とする第2カムとが備えられ、且つ上部治具及び下
    部治具には、反転手段として、反転ステーションを通過
    する時に固定ギヤに噛合って当該両治具と共にワークを
    180°回転させるピニオンが夫々設けられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のブロー転写装
    置。
  4. (4)フィルム供給手段は、転写ステーションを通過す
    るワークの前方及び後方に突入して該ワークの被転写面
    に転写フィルムを巻掛ける前後一対の巻掛けローラと、
    ワークと転写ローラとの間に挟持されて移送される転写
    フィルムの送り速度より遅い巻取り速度で転写済みのフ
    ィルムを巻取る巻取り機構と、上記転写ローラと巻取り
    機構との間のフィルム通過経路上に突入するように付勢
    されて該経路において生じた転写フィルムの弛みを除去
    するテンションローラと、転写フィルムが転写ローラと
    ワークとの間に挾持されて移送されている間はその駆動
    力により巻戻し方向の付勢力に抗して転写フィルムを送
    り出すと共に、上記駆動力が解除された時には巻戻し方
    向の付勢力により上記テンションローラをフィルム通過
    経路から退出させながら転写フィルムを所定量だけ巻戻
    す供給巻戻し機構とを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のブロー転写装置。
  5. (5)供給ユニットは、楕円形の断面形状を有するワー
    クを供給するように構成されたものであって、上記楕円
    形断面形状の長手方向を進行方向に向けて連続的に送り
    込まれるワークの一方の側面を受ける受け部材と、該ワ
    ークを他方の側面から受け部材に押し付ける押付け部材
    と、受け部材に押付けられたワークを該受け部材に吸着
    保持させる吸引手段と、ワークを保持した受け部材を所
    定角度だけ旋回させる旋回手段と、受け部材が旋回した
    後に該部材を前進させることによりワークをターンテー
    ブル周囲のクランプ治具に楕円形断面の長手方向をクラ
    ンプ治具の周回方向に向けて受け渡す受け渡し手段とで
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のブロー転写装置。
JP28889485A 1985-12-20 1985-12-20 ブロ−転写装置 Pending JPS62146629A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110053353A (zh) * 2019-04-22 2019-07-26 南安市世润机械科技有限公司 一种丝网印刷单张纸冷烫机

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JPS6073849A (ja) * 1983-09-30 1985-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ホツトスタンプ方法及びその装置

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