JPS62144A - 位相比較回路 - Google Patents
位相比較回路Info
- Publication number
- JPS62144A JPS62144A JP60137903A JP13790385A JPS62144A JP S62144 A JPS62144 A JP S62144A JP 60137903 A JP60137903 A JP 60137903A JP 13790385 A JP13790385 A JP 13790385A JP S62144 A JPS62144 A JP S62144A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- phase comparator
- phase
- signal
- input
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- Pending
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、入力信号と基準信号との位相差を検出する
位相比較器に関する。
位相比較器に関する。
一対の直交検波信号を用いて位相角を求める位相比較回
路は、+π〜−πまでの全角度に応じた出力が得られる
点や、ディジタル信号処理回路によって実現する場合に
メモ!J (ROM)により容易に回路が作表できる点
から、例えば同期検波用搬送波再生回路等に多く用いら
れてきた。
路は、+π〜−πまでの全角度に応じた出力が得られる
点や、ディジタル信号処理回路によって実現する場合に
メモ!J (ROM)により容易に回路が作表できる点
から、例えば同期検波用搬送波再生回路等に多く用いら
れてきた。
従来の位相比較回路は、入力の一対の直交検波信号に対
して正確に位相が定まる点で極めて有用であるが、反面
、正確さゆえの不都合な点がある。
して正確に位相が定まる点で極めて有用であるが、反面
、正確さゆえの不都合な点がある。
以下図面を用いてその不都合点を説明する。
第2図に従来のこの回路による入力と出力の関係を例示
する。図中1.Q軸は入力であり、一対の直交検波信号
の大きさを示す。図中数字を付した直線は出力信号(検
出位相差)の値を表わす。
する。図中1.Q軸は入力であり、一対の直交検波信号
の大きさを示す。図中数字を付した直線は出力信号(検
出位相差)の値を表わす。
例えば点Bのように入力I = 1.0 、 Q= 1
.0であれば位相比較出力はOである。ところが点Aの
ように工=−0,05、Q=+0.1であれば位相比較
出力は−2であるが、この時、■軸入力がわずかにオフ
セットしてI =−0,1、Q=+0.1と変化すれば
位相比較出力はOとなってしまう。図よりわかるように
、この変化は原点(I=0 、 Q=O)に近い点はど
大きい。
.0であれば位相比較出力はOである。ところが点Aの
ように工=−0,05、Q=+0.1であれば位相比較
出力は−2であるが、この時、■軸入力がわずかにオフ
セットしてI =−0,1、Q=+0.1と変化すれば
位相比較出力はOとなってしまう。図よりわかるように
、この変化は原点(I=0 、 Q=O)に近い点はど
大きい。
位相比較器がこのように正確な特性を持つ場合、それへ
の入力信号も正確さが要求され、例えば温度特性の極め
て良好な部品の使用、調整点の増加など、システム全体
のコスト上昇を引き起こす。
の入力信号も正確さが要求され、例えば温度特性の極め
て良好な部品の使用、調整点の増加など、システム全体
のコスト上昇を引き起こす。
一般には第2図に示したような不都合を回避するために
定常的に小さい入力に対しては、入力信号にAGC(自
動利得1il整)回路を採用する事が考えられるが、入
力信号が例えば瞬時振幅が大きく変化するようなPSK
信号である場合、人GC回路を採用した場合でもB点の
ような不都合点が発生する事は回避できない。
定常的に小さい入力に対しては、入力信号にAGC(自
動利得1il整)回路を採用する事が考えられるが、入
力信号が例えば瞬時振幅が大きく変化するようなPSK
信号である場合、人GC回路を採用した場合でもB点の
ような不都合点が発生する事は回避できない。
本発明は、上述した従来装置の欠点を改良したもので、
一対の直交検波信号を用いた位相比較回路の動作の正確
さを損なうことなく、入力の直交検波信号のわずかなオ
フセット等の誤差に起因した大きな位相比較出力誤差が
発生する事のない位相比較回路を提供することを目的と
する。
一対の直交検波信号を用いた位相比較回路の動作の正確
さを損なうことなく、入力の直交検波信号のわずかなオ
フセット等の誤差に起因した大きな位相比較出力誤差が
発生する事のない位相比較回路を提供することを目的と
する。
本発明は、従来の位相比較回路において発生する誤動作
のメカニズムを解明し、その対策を考えることによって
なされたものである。
のメカニズムを解明し、その対策を考えることによって
なされたものである。
まず、既に述べたように従来の位相比較回路においては
入力した一対の直交検波信号の絶対値が小さい時はど出
力における誤りが大きいことがわかった。そこでこのよ
うな誤動作への対策として、入力信号平面上に領域を設
けて出力信号に対して重みづけを行なうことが本発明の
概要である。
入力した一対の直交検波信号の絶対値が小さい時はど出
力における誤りが大きいことがわかった。そこでこのよ
うな誤動作への対策として、入力信号平面上に領域を設
けて出力信号に対して重みづけを行なうことが本発明の
概要である。
本発明により、従来要求されていた位相比較器入力信号
に対する極めて正確なゼロ点オフセット量の調整が大幅
に緩和され、安価な部品の採用、調整時間、工数の削減
が可能となる。
に対する極めて正確なゼロ点オフセット量の調整が大幅
に緩和され、安価な部品の採用、調整時間、工数の削減
が可能となる。
第1図に示すのは本発明を実施して得られる位相比較特
性の一例である。■軸、Q軸の意味は前述した第2図と
同一である。また、本例は4相P8に信号の同期検波用
搬送波再生回路用のものである。
性の一例である。■軸、Q軸の意味は前述した第2図と
同一である。また、本例は4相P8に信号の同期検波用
搬送波再生回路用のものである。
4相PSK信号用であることから、±π/4.±3/4
πの位相角において位相比較出力0を出力する事は第2
図に示す従来のものと同様である。これは原点(I=O
、Q=O)よりの距離が図中で0.25以上の第1の領
域である。本発明によって第2の領域、すなわち原点か
らの距離が図中で0.25以下の領域が設けられ、領域
内に相当するI、Q入力信号に対しては位相比較出力は
Oが与えられる。
πの位相角において位相比較出力0を出力する事は第2
図に示す従来のものと同様である。これは原点(I=O
、Q=O)よりの距離が図中で0.25以上の第1の領
域である。本発明によって第2の領域、すなわち原点か
らの距離が図中で0.25以下の領域が設けられ、領域
内に相当するI、Q入力信号に対しては位相比較出力は
Oが与えられる。
第3図を用いて第2の領域において位相比較出力が0で
ある事の意味を説明する。第3図は、一般的なPLL方
式のQPSK復調回路のバードウ、エア構成を示す。位
相比較器2の出力はループフィルタ3を介してVCO4
、即ち基準信号発生器を制御する。位相比較器2の出力
に誤差がある場合は基準信号が誤まって制御されること
となり、系全体が不安定となる。
ある事の意味を説明する。第3図は、一般的なPLL方
式のQPSK復調回路のバードウ、エア構成を示す。位
相比較器2の出力はループフィルタ3を介してVCO4
、即ち基準信号発生器を制御する。位相比較器2の出力
に誤差がある場合は基準信号が誤まって制御されること
となり、系全体が不安定となる。
本実施例の如く、誤って位相比較しゃすい点即ち第1.
2両図におけるA点に対して、第1図に示すように第2
の領域にあるとの理由で出力0を与えるならば、ループ
フィルタは一般に積分特性を有するために、vco制御
信号は不変となる。すなわち、A点相当の信号が入力さ
れる前の状態を保つことになる。ループフィルタ3をデ
ィジタル信号処理回路により構成した時には完全積分特
性が得られるとの理由で特に望ましい動作が得られる。
2両図におけるA点に対して、第1図に示すように第2
の領域にあるとの理由で出力0を与えるならば、ループ
フィルタは一般に積分特性を有するために、vco制御
信号は不変となる。すなわち、A点相当の信号が入力さ
れる前の状態を保つことになる。ループフィルタ3をデ
ィジタル信号処理回路により構成した時には完全積分特
性が得られるとの理由で特に望ましい動作が得られる。
また、系の他の部分をもディジタル信号処理回路として
位相比較器入力がディジタル信号によって表現されてい
るならば一対の直交検波信号を各々メモリー(ROM)
のアドレスとして数ビットづつに割当てることにより、
第1図に示すような位相比較特性をメモリーの読出しデ
ージとして容易に得ることができる。
位相比較器入力がディジタル信号によって表現されてい
るならば一対の直交検波信号を各々メモリー(ROM)
のアドレスとして数ビットづつに割当てることにより、
第1図に示すような位相比較特性をメモリーの読出しデ
ージとして容易に得ることができる。
前記実施例においては、位相出力に対する重みづけを0
力弓かとしたが、これは分割領域を3以上としてそれぞ
れに対応した重み、すなわち例えば0 、0.5 、1
のようにして3分割の領域に対応させることによっても
本発明を実施することができる。
力弓かとしたが、これは分割領域を3以上としてそれぞ
れに対応した重み、すなわち例えば0 、0.5 、1
のようにして3分割の領域に対応させることによっても
本発明を実施することができる。
また、前記実施例においては領域分割を一対の直交検波
信号の絶対値によって定まる円によって行なったが、こ
れ以外の方法、例えば1軸又はQ軸を短軸、長軸とする
楕円によって領域分割を行なうことによっても本発明を
実施することができる。要するに誤りの発生しやすい領
域に対する出力は、その発生頻度に応じた重み付けをし
てVCOの制御信号とするものであるから、誤りの発生
しやすい領域の選定は、システムの対象等により適宜選
ばられるのは当然である。
信号の絶対値によって定まる円によって行なったが、こ
れ以外の方法、例えば1軸又はQ軸を短軸、長軸とする
楕円によって領域分割を行なうことによっても本発明を
実施することができる。要するに誤りの発生しやすい領
域に対する出力は、その発生頻度に応じた重み付けをし
てVCOの制御信号とするものであるから、誤りの発生
しやすい領域の選定は、システムの対象等により適宜選
ばられるのは当然である。
に
第1. 図は位相比較特性を示す直交平面図であって、
第1図は本発明の一実施例でのもの、第2図は従来の装
置でのものを示し、第3図はQP8に復調回路を示す図
である。 1・・直交検波器 2 ・位相比較器 3・・ループフィルタ 4 ・VCO(電圧制御発振器) 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第1図 第 2 図
第1図は本発明の一実施例でのもの、第2図は従来の装
置でのものを示し、第3図はQP8に復調回路を示す図
である。 1・・直交検波器 2 ・位相比較器 3・・ループフィルタ 4 ・VCO(電圧制御発振器) 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第1図 第 2 図
Claims (2)
- (1)直交検波回路よりの一対の直交検波信号を入力し
て、入力信号と基準信号との位相差を出力する位相比較
回路において、 前記一対の直交検波信号により定まる直交平面上に領域
を定め、各領域に応じた重みをつけた位相差を出力する
ことを特徴とする位相比較回路。 - (2)領域は一対の直交検波信号によつて表わされる絶
対値によつて定めることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の位相比較回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60137903A JPS62144A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 位相比較回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60137903A JPS62144A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 位相比較回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62144A true JPS62144A (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=15209371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60137903A Pending JPS62144A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 位相比較回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5676107A (en) * | 1994-02-04 | 1997-10-14 | Mazda Motor Corporation | Direct injection diesel engine |
-
1985
- 1985-06-26 JP JP60137903A patent/JPS62144A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5676107A (en) * | 1994-02-04 | 1997-10-14 | Mazda Motor Corporation | Direct injection diesel engine |
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