JPS62143800A - 航空機の構造および構造物間の付着方法 - Google Patents

航空機の構造および構造物間の付着方法

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JPS62143800A
JPS62143800A JP61298608A JP29860886A JPS62143800A JP S62143800 A JPS62143800 A JP S62143800A JP 61298608 A JP61298608 A JP 61298608A JP 29860886 A JP29860886 A JP 29860886A JP S62143800 A JPS62143800 A JP S62143800A
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fixture
cap
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JP61298608A
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ジェイムズ・ハント
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D45/00Aircraft indicators or protectors not otherwise provided for
    • B64D45/02Lightning protectors; Static dischargers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、航空機の避雷システムに関し、特に、誘電
キャップを有している金属固定具に関するものである。
上記誘電キャップは、固定具の頭部とこの固定具が設置
されるさら穴との・間のギャップを埋めるように十分な
弾力性を有し、かつその大きさが選ばれており、それに
よって、クラックのない塗膜を受入れる連続的な平らな
表面を与える。
[背景技術] 航空機構造物の製造に際しては、黒鉛繊維強化エポキシ
樹脂のような複合材料が、アルミニウムのような金属に
代えて、益々使われだしている。
複合材料を使用することの主な利点の1つは、航空機構
造物の重量をかなり減することが可能になるということ
であり、そしてその結果として、燃料効率の良い航空機
となる。燃料節約の観点から、事業用航空機の製造に際
しては、複合材料の使用を最大限にすることが望ましい
。少なくとも部分的に複合材料から作られている構造物
の1つのタイプは、翼ボックス構造物である。この買ボ
ックス構造物は、翼外板の一部および翼燃料タンクを規
定する内部部分を形成する外板を有している。
翼ボックスは、通常、固定具によって翼構造物のレスト
に取付けられる。上記固定具は、シャフトと頭部とを有
しており、構造物の外部表面内のさら穴内に埋められる
。そのような固定具は、一般的には、構造物の強度を十
分高めるために、金属から作られる。
翼ボックスのような複合材料IN構造物固定するために
金属固定具を使用することは、重大な問題を生じさせる
。すなわち、複合材料と固定具とは導電率が異なってお
り、そのため、雷を固定具に誘引する。固定具の頭部に
対して落雷が生じたとぎ、固定具は、関ボックスの内部
に電流を導き、その結果、翼燃料タンク内で内部アーク
またはスパークが生じる。タンク内には燃料蒸気が存在
しているので、そのようなアークまたはスパークは非常
に危険である。それゆえに、固定具に対する落雷を防止
するか、あるいはその機会を最小限にするための何らか
の手段を設けることが必要である。
さら穴固定具を使用することに関連する別の問題は、普
通のさら穴固定具を設置した場合に、固定具の頭部とさ
ら穴の内壁を形成している航空機構造物の部分との間に
わずかなギャップが生ずるということである。このギャ
ップは、製造上の許容誤差によって生ずる。ギャップは
、?1!合材料の構造物を固定している金属固定具に対
する落雷を誘引する原因となる。また、固定されるべき
構造物がアルミニウムであるとさであっても、金属固定
具に対して落雷を生じさせる。また、成る場合には、固
定具の頭部の外縁の領域と構造物の残余部分との間の電
気的特性が相違していることに起因して、落雷が生ずる
適当な数の固定具を用いて構造物を付着した後、通常、
塗料による被覆が固定具の頭部およびそのまわりの構造
物の外部表面上に施される。固定具の頭部とその座ぐり
との間のギャップは、塗膜を薄いものにし、あるいは、
固定具の頭部の外縁のまわりにクラックを生じさせる。
塗膜が薄くなったり、あるいはそこにクランクが生じた
りすると、導電率の相違を引き起こす。このことは、結
果として、固定具の頭部の縁のまわりに電気的な誘導流
を形成する。これらの誘導流は電界を作り、そして、固
定具の頭部に落雷する機会を増大させる。
複合材料の航空機構造物の金属固定具に対する落雷を防
御するために、多くの提案がなされている。そのうちの
1つは、プラスチック固定具を使用するということであ
る。このことは、プラスチック固定具が十分な強度を有
しているという制約された状況下においては有効である
が、多くの場合、航空機の構造上の必要性から、少なく
とも部分的には金属となっている固定具の使用が必要で
ある。提案されている他の解決法は、固定具の頭部を覆
う誘電テープまたはタンクシーラントの使用である。こ
の捗の解決法は、落雷に対して信頼性ある防御法ではな
く、また非常に高価であることも証明されている。
特許文献は、複合材料の航空機構造物を落雷から防止す
るための多くのシステムを記述している。
1975年9月16日に許可された米国特許第3゜90
6.308号に開示されたシステムでは、構造物の要素
上に絶縁被覆を施し、さらに大きなスパンの要素に対し
ては、間隔を置いて、複数個の金属小片を絶縁外部表面
に取付けることによって、雷電流の経路に対して静止点
を与えている。1976年11月2日に許可された米国
特許第3.989.984号は、金属層の下に絶縁層を
持つ航空機構造物上の外部接地された多孔金属層を開示
している。構造物外板における結合部では、金属固定具
の外部表面が露出し、また、固定具の導電率が、該固定
具に適当な被覆を施すことににって高められている。1
983年5月3日に許可された米国特許第4,382,
049号は、航空機構造物の外板から突出する半球形ナ
ツト固定具の半球形部分のまわりにある絶縁バリアを開
示している。そのバリアは、固定具の半球形部分のまわ
りに絶縁材料の層を形成することによってその固定具を
所定位置に取付けた後に、形成される。その成形工程は
、キャップの使用を含む。キャップは、固定具の半球形
部分のまわりに窪みを形成し、それによって絶縁バリア
の厚さを制御する。
1971年7月13日に許可された米国特許第3.59
2.100Mは、集合した電気スイッチを伴なって使用
されるように設計されたねじを開示している。そこでは
、隣接するねじの頭部間におけるアークを防止している
。そのねじは、露出した金属シャンクと、ねじ切り部分
と、ベース金属を露出させるスロットを持つ絶縁された
頭部とを有している。
特許文献は、また、固定具用のプラスチック製または他
の材料の耐食性キャップの例を多く記述している。19
69年2月4日に許可された米国特許第3,425.3
13号は、さら穴ソケット頭ねじ用のキャップを開示す
る。そのキャップは、環状スカート部と円形頂部とを含
む。また、そのキャップは、ねじの頭部が座ぐり内に置
かれた後に、そのねじの頭部の上に置かれる。キャップ
は、たとえばハンマなどの打撃によって所定位置に押し
入れられる。主11ツブはいくらかの弾力性を有するよ
うにされており、したがって、ねじが振動によって緩む
ことを防止し、また座ぐりを水や他の汚染物から密封す
る。キャップが設置されるとき、そのキャップの頂部は
、そのまわりの表面と同じ高さにされる。ねじの頭部内
におけるソケットは充填されないままで残るが、それは
、レンチを挿入するためにおよびねじを取外すために壊
されるであろうキャップの頂部によって覆われている。
1970年2月10日に許可された米国特許第3.49
4.243号は、頭部の下側にテフロン(登録商標)の
ような材料をコーディングしている漏れ止めねじを開示
している。そのコーティングは、時には、シャンクおよ
びねじ切り部にも施される。1971年11月16日に
許可された米国特許第3.620.119号は、頭部の
下側およびねじの設けられていないシャンク部分にさび
止め材料を有している固定具を作るための方法および装
置を開示している。さび止め材料は、時には11頭部の
頂部上にも設けられる。
突出た頭部を有しているタイプの固定具用の耐食性キャ
ップは、1969年10月7日に許可された米国特許第
3.470.787@、1971年1月26日に許可さ
れた米国特許第3.557゜654号、1971年11
月9日に許可された米国特許第3.618.444号、
1972年9月26日に許可された米国特許第3,69
3.495号、1975年5月27日に許可された米国
特許第3.885,492号、1975年8月5日に許
可された米国特許第3,897,712号、1979年
5月15日に許可された米国特許第4゜154.138
号、1982年2月23日に許可された米国特許第4.
316.690号、および1983年2月15日に許可
された米国特許第4゜373.842号において開示さ
れている。1941年8月19日に許可された米国特許
第2,253.264号は、誘電液で満され、かつ金属
および誘電体で覆われた端部を有している管状ポストタ
イプの電気絶縁体を開示している。
[発明の概要] この発明の主題は、プラスチック材料から作られた外板
を持つ第1構造物、第2構造物、および第1構造物を第
2構造物に取付(ブるための少なくとも1個の固定具を
備える航空機の構造、にある。
固定具はシャフトと頭部とを備える。シャフトおよび頭
部の各々は、プラスチック材料よりも電気的に良導性で
あり、かつ所定の大きさの荷重に耐え得る十分な強度を
有している金属から作られる。
固定具は、また、頭部の頂部に固定されその頂部を覆う
ようにされた誘電材料からなるキャップを含み、それに
よって固定具に対する落雷を防止する。第1構造物の外
板は、固定具の頭部およびキャップを受入れるたダ)の
さら穴を有している。キャップは、頭部の頂部とさら穴
の内部側面部との間のギャップを埋めるように、その形
状および大ぎさが選ばれ、かつ十分な弾力性を有するよ
うにされている。また、キャップは、外板の外部表面と
ともに、空力表面を形成する。空力表面は、均一な厚さ
を有しかつクラックのない塗膜を受入れかつそれを維持
するために、十分に連続性を有するものである。
この発明は、たとえば黒鉛繊維強化エポキシ樹脂複合材
料のようなプラスチック材料の使用に関連して上述した
問題点を解決する。航空機の構造上の強度条件に合致す
るために、航空機構造物の構成要素は、金属固定具によ
って取付けられねばならない。そのような固定具の頭部
の頂部を覆う誘電キャップを設けることによって、また
、固定部の頭部の頂部と、その頭部およびキャップが受
入れられるさら穴の内部側面部との間のギャップをその
キャップが埋めるようにすることによって、構造物およ
びそのまわりの1M構造物、固定具に対して落雷が起こ
ったときに引き起こされる内部アークおよびスパークか
ら有効に保護する。キャップは、構造物の外部表面とと
もに空力表面を形成するようにその形状および寸法が選
ばれている。
そうすることによって、構造物の空力効率を改良すると
いう(−1加的な利点が得られる。均一な厚さを有し、
かつクラックが存在しない塗膜を受入れかつそれを維持
するのに十分な連続性を有している空力表面を形成する
ことに加えて、固定具の頭部とさら穴の側壁部との間の
ギャップを埋めることによって、固定具への落雷を誘引
する電気的特性を生じさせる塗膜のギャップ、薄くなっ
ていること、またはクラックの問題点を除去する。この
発明は、落雷に対して、信頼性のある、また効果的な防
御を提供するものであり、それはまた、設置するのにお
よび補修するのに比較的安価で容易である。こうして、
この発明は、軽量の複合材料の使用を最大限にすること
によって、R大の燃料節約を可能にするものである。
この発明の好ましい特徴によれば、キャップは、固定具
の頭部の上部を覆って空力表面の一部を形成する頂部と
、固定具の頭部の側面部分を覆い、かつキャップの頂部
からさら穴内へ内方に向かって延びる環状側面部とを有
している。このことは、外部環境にさらされる固定部の
いずれかの部分が誘電材料によって保護されるというこ
とを確実にし、また、ギャップの上方部が効率的に充填
されてギャップの不所望な電気的特性を除去するという
ことを確実にする。このことは、また、キャップが、頭
部の側部表面に沿ってその一部のみが下方に延び、また
その一部のみがさら穴内に入り込むということを許容す
る。さらに、このことは、固定具のコス1〜を減するこ
とに寄与し、また固定具の容易な取付を確実にすること
にも寄与する。
この発明の成る実施例においては、固定具は、その頭部
と反対側にあるシャフトの端部に軸線方向に延びる工具
受入窪みを有するか、あるいは、その頭部の頂部表面に
工具受入窪みを有している。
前者の場合、好ましくは、頭部の頂部表面は空力表面と
ほぼ適合するようにされ、また、キャップは、頭部の頂
部表面を覆い、かつ空力表面の一部を形成するように均
一な厚さを有している誘電材料からなる連続的な一体層
を含む。このことは、固定具の製造コストを最小限にす
ることに寄与し、また、空力表面のなめらかさおよび整
合性を最大限にすることに寄与し、さらに、電気的特性
に影響を及ばずキャップの頂部におけるすきままたは穴
が全く存在しないということを確実にすることに寄与す
る。
後者の場合、キャップは、好ましくは、頭部の頂部表面
を覆い、かつ、その頂部表面内の窪みのまわりを囲む均
一な厚さの誘電材料からなる層と、誘電材料からなる本
体部とを含む。誘電材料からなる本体部は、窪みを満た
すような形状とされ、また、前記層とともに、空力表面
の一部を形成する。誘電材料からなる本体部は、固定具
が所定位置に置かれて構造物を付着した後に、窪み内に
位置するようにされる。このことは、以下の利点を与え
る。すなわら、内部ねじ込み式固定具、すなわち、シャ
フトの端部に工具受入窪みを有している固定具を使用す
ることが非実用的あるいは不可能であるような状況にお
いて、落雷に対する効果的な防御を与えるものである。
誘電材料の本体部を設けることによって、固定具のすべ
ての頂部上では確実に避雷を達成することができ、また
、構造物の空力効率を改善する。構造物が取付けられた
後にそのような本体部を置くことによって、固定具の装
着が容易になる。窪みを埋める誘電材料は比較的厚い。
なぜなら、その誘電材料は、窪み内のすべての方向に延
びでいるからである。また、誘電材料の本体部は、固定
具と構造物との間の接触領域をまたがない。こうして、
誘電材料の本体部は、誘電材料の層とともに、固定具−
ヒにクラックが存在しない連続的な保護キャップを形成
する。
この発明の他の主題は、プラスチック材料からなる外板
を持つ航空機構造物を他の航空機構造物に取付ける方法
であり、また、その方法は、落雷を防止して構造物内に
おける内部スパークまたはアークを生じさせないように
するものである。この発明のある局面によれば、その方
法は、固定具と弾性キャップとを設Cノる工程を備える
。固定具は、シャフトおよび頭部を有している。そして
、シャフトおよび頭部の各々は、プラスチック材料より
も電気的に良導性であり、かつ所定の大きさの荷重に耐
え得る十分な強度を有している金属から作られている。
弾力性キャップは、誘電材料から作られており、頭部の
頂部に固定されかつそれを覆うようにされている。それ
によって、固定具に対する落雷を防止する。その方法は
、また、外板内にさら穴を形成する工程と、構造物を互
いに固着するように固定具を配置する工程を含む。固定
具を配置するという工程は、その頭部とキャップとをさ
ら穴内に(装置させるということをも含む。
固定具が配置されると、キャップは、頭部の頂部とさら
穴の内部側壁部との間のギャップを埋めるようになる。
空力表面は、キャップおよび穴のまわりを囲む外板の外
部表面部から形成される。空力表面は、均一な厚さを有
し、かつクラックが存在しない塗膜を受入れ、かつそれ
を維持するのに十分な連続性を有している。その方法は
、この発明の装置に関連して既に記述した利点を有する
[発明を実施するための最良の態様コ 図面は、この発明を実施するのに最良と考えられるもの
を示している。
第1図〜第3図、第5図、および第6図は、それぞれ、
固定具によって、第2航空機構造物4に取付けられた第
1航空機構造物のプラスチック材料外板部2を図示して
いる。外板2のプラスチック材料は、典型的には、黒鉛
繊維強化エポキシ樹脂複合材料あるいは同様な複合材料
である。しかしながら、この明細書中で用いる「プラス
チック材料」という用語は、そのような複合材料と同様
、航空機に使用されるのに適した強度特性および重母特
性を有している他のプラスチック材料を含むものとして
理解され、ねばならない。第2航空機構造物4は、たと
えば、内部支持構造物のフランジあるいは他の種類の構
造物である。また、それらは、たとえば図面に示すよう
に金属から作られ、あるいは他の適当な材料から作られ
る。
第1図は、比較のために、複合材料の外板2を金属構造
物4に取付けるのに使用される内部にねじ込まれている
さら穴固定具10を示している。
固定具10はよく知られている種類のものであり、頭部
12とシャンク14とを含む。頭部12は、外板2のさ
ら穴6内に受入れられている。塗膜8が、外板2の外部
表面および頭部12に付着している。製造上の許容誤差
のために、固定具の頭部12とさら穴6の内壁部との間
にはギャップ16が存在している。参照番号18は、雷
誘導流によって生じる電界を示している。上述したよう
に、雷誘導流および電界の形成は、ギャップ16の近傍
での電気的特性の相違によって生じる。その相違は、ギ
ヤツブ16自体によって、およびギャップ16の領域に
おける塗膜8のクラック20および薄くなっている部分
22によって生じる。第1図に示す状態は、もらろん、
事業用航空機にとって受入れられないものである。その
ような状態であれば、燃料蒸気等が、構造物2.4内に
存在するようになる。
第2図は、第1図に示した装置の変形例を示しており、
その装置は、固定具10への落雷に対する防御を与える
ための既述の手段を含む。第2図のさら穴6′は、固定
具の頭部12を受入れる切頭円錐部の上に薄い環状の部
分26を含むように修正されている。構造物2.4が固
定具10によって互いに固定された後に、環状部分26
は、タンクシーラント28で満される。シーラント28
、は、固定具10の頂部上を延び、また、そこから半径
方向に外方へ延びている。シーラント層28は、比較的
薄く、また固定具の頭部12とさら穴6′の側壁との間
のギャップ16をまたぐものでなければならない。これ
らの特性は、シーラント層28を参照番号30で示ずク
ラックの影響を受けやすいものにし、そしてこうして、
シーラント28による保護を無効かつ信頼性のないもの
にする。
この発明の装置においては、固定具は、シャアトと、頭
部と、誘電材料のキャップとを備える。
シャフトおよび頭81;は、第1図および第2図に示さ
れている公知の固定具のシャフト14および頭部12と
同様のものである。シャフトおよび頭部は、設置場所に
おける構造上の要求を基礎にして決定される所定の大き
さの荷重に耐えるのに十分な強度を有している金属から
作られる。その金属は、固定具によって取付けられる第
1構造物の外板2を形成するスラスヂックまたは複合材
料よりも電気的に良導性である。キャップは、固定具の
頂部を覆うように固定して取付けられ、固定界への落雷
を防止する。外板2はさら穴6を有しており、その中に
固定具の頭部およびキャップを受入れる。。キャップは
、頭部の頂部とさら穴6の内壁との間のギャップ16を
十分に埋めやように、その形状および大ぎざが選ぼり、
かつ十分な弾力性を有するようにされる。キャップの形
状、寸法および弾力性は、また、外板2の外部表面にと
って空力表面を形成し得るように、選ばれる。空力表面
は、均一な厚さを有しているクラックのない塗膜を連続
的に受入れ、かつ1それを維持し得る。
第3図、第4図および第7図は、この発明の固定具の第
1好適実施例を図示している。固定早36は、内部にね
じ込ま杵るタイプのものであり、金属四部44と金属シ
ャフト38とを含む。頭、部44と反対側にあるシャフ
ト38の外方端部は、その円周表面にねじ40を有し、
かつ、その半径方向の端部表面から内方に向かって軸線
方向に延びている工具受入用のソケットあるいは窪み4
2を有している。第4図を参照願いたい、、頭部44は
、全体的には、切頭円錐状の形状をしており、その頂部
に、比較的小さな軸線方向寸法を有している円柱部分4
6を有している。この円柱状部分46は、第7図におい
て明瞭に示されている。
第3図、第4図および第7図に示されている固定具36
の誘電キャップ50は、金属頭部44の上部を覆う頂部
52と、頭部44の側面部分を覆う環状側面部54とを
有している。好ましくは、頂部52と側面部54とは、
1回の成形工程によって一体的に形成される。キャップ
50の切頭円錐状の側面は、その頂部表面からさう穴6
にまで内方に向かってさら穴6の側壁とほぼ平行に延び
ている。頭部44の側面部分は、円周外面の円柱部分4
6と、円柱部分46に隣接する切頭円錐状の外面部分と
を含む。キャップ50は、金属頭部44とキャップ50
との間に強固な付着を補償し、かつギャップ16の頂部
が完全に充填されることを補償するのに十分な量だけ、
頭部44の切頭円錐状表面の下方に延びている。キャッ
プ50の内部半径方向表面は、外部頂部表面とほぼ平行
である。キャップ50がそのような形態であることの利
点は、比較的シンプルであること、および頭部44上に
確実に固着することである。
第3図、第4図および第7図に示すように1、頭部44
の甲部表面は、外板2の外部表面に対してほぼ適合して
いる。キャップ50の頂部52は、均一な厚さを有して
いる誘電材料の連続的な一体層によって形成される。キ
ャップ50の頂部52あるいは外部表面は1.外板2の
外部表面とほぼ適合し、それ°とともに、空力表面を形
成!る。第3図に示すように、キャップ50は、ギャッ
プ、16の上方部分を効果的に埋め、それによって、塗
料βが外板2およびキャップ50の上に被覆されるとき
、その被覆をほぼ均一ケ厚さとなるようにし、またクラ
ックを生じさ漿ない。
第5図および第6図は、この発明の固定具の第2好適実
施例を図示しており、それは、外部ねじ込みタイプのも
のである。固定具58は、固定具36のねじ40と同様
なねじ(図示せず)の形成されているシャフト60と、
工具受入凹゛部66の形成されている頭部62とを有し
ている。第5図および第6図に示されている窪み66は
、プラス頭ねじ回しを受入れるように設計されている。
しかし、アレンレンチ窪みのような他の種類の窪みもま
た設けられることは言うまでもない。固定具58のキャ
ップ70は、以下のことを除いて、固定具36のキャッ
プ50と同様である。すなわち、キャップ70の頂部7
2は、頭部62内の窪み66と適合するように異なって
形成されている。頂部72は、誘電材料の層を含む。こ
の誘電材料層は、ほぼ均一な厚さで、頭部62の頂部表
面を覆い、かつ窪み66のまわりを囲んでいる。頂部7
2は、また、誘電材料本体部74を含む。この誘電材料
本体部74は、窪み66内を充填し、がっ、周囲の誘電
材料層とともに空力表面の一部を形成し得るようにその
形状が選ばれている。この誘電材料本体部74は、固定
具58が構造物2,4を取付けるように置かれた後に、
窪み66内に位置プるようにされる。本体部74は、窪
み66を充填し得るよ・)な形状でしかもその大ぎさに
形づくられ、かつ適当なシーラントを用いて窪みに結合
される既成プラスチック挿入物によって形成されてもよ
い。変形例として、本体部74は、適当な液体誘電充填
物またはシーラントで窪み66を充填することによって
形成されてもよい。その場合、窪み66は、充填物また
はシーラントのための型として作用する。
第8図〜第11図は、それぞれ、この発明の固定具の他
の実施例を示している。これらの固定具76.84.9
5.99は、内部ねじ込みタイプのものであり、また、
第3図、第4図および第7図に示された固定具36と同
様、空力表面にほぼ適合する頂部表面を持つ頭部44.
86と、キャップ78.90.96,100とを有して
いる。
キャップの頂部は、ほぼ均一な厚さの連続的なかつ一体
の誘電材料層によって形成される。しかしながら、キャ
ップ78,90,96.1’OOの側面81180.9
2.98.102G;E、異なった形態を有している。
言うまでもないが、外部工具受入窪みと適合するために
、第5図および第6図に示されているように修正された
頂部部分に関連し−て、他の形態およびそれ以外の他の
形態もまた設Gノられ得ることが理解される。
第8図、第10図および第11図に示されている固定具
76.95.99において、頭部44およびシャフト3
8は、わずかな相違点を除いて、第3図、第4図および
第7図に示されている固定具36の頭部44およびシャ
フト38と同じである。固定具76.95.99と固定
具36との間の相違点は、誘電キャップの側面部の形態
にある。
第8図に示されているキャップ78では、側面部80の
外部表面が固定具76の軸線と平行に延び、円柱状の表
面部分を形成している。そしてその侵、頭部44の切頭
円錐状の側面部とほぼ平行に延び、さらにその後、切頭
円錐状部分に対してほぼ垂直な方向に切頭円錐状部分か
ら頭部44まで延びている。その垂直表面部分の長さX
は、ギャップ16の上方部分がキャップ78によって完
全に埋められることができるような大きさとされる。
第10図に示されているキャップ96の側面部分98は
、以下の相違点を除いて、第3図、第4図および第7図
に示されているキャップ50の側面部分54と同様であ
る。両者の間の大ぎな相違点は、側面部分の外部表面の
形態にある□。そのような側面部分の外部表面98は、
内方に湾曲し、その後外方に湾曲し、そしてその後、キ
ャップの頂部外面から直線的に延びるというよりはむし
ろ内方に延びている。第11図に示されているiサップ
100の側面部102は、側面部54と異なっている。
すなわち、それは、頭部44の円柱状部分46を越えて
内方に延びているのではなく、直線状というよりはむし
ろギザギfに形成されている。側面部の外部側面102
は、ほぼ切頭円錐状であり、その上に断面形状が三角形
の2個の環状突出部を有している。
第9図に示されている固定具84では、頭部86が、キ
ャップ90の側面部92と同様、修正ざれている。頭部
86の頂部には、薄い円柱状部分、その後傾斜部分、そ
してその後環状の湾曲した溝88が存在している。溝8
8の下には、シャフト38にまで延びる切頭円錐状表面
がある。キャップ90は、第8図に示されているキャッ
プ78と同様、上部円柱状部分を有しており、それは、
頭部86の切頭円錐状表面と平行に内方に延びている。
その切頭円錐状表面の内方端から、キャップ90は、固
定具84に向って内方に湾曲し、固定具の頭部86上の
溝88と交わる湾曲部分94を形成する。湾曲した後、
キャップ90の表面は、切頭円錐状表面と平行に延び、
頭部86の傾斜部分と交わり、そしてキャップ90の頂
部52にまで延びる。キャップ90の外部切頭円錐状表
面は、頭部86の切頭円錐状表面から距離Yだけ離れて
いる。距離Yは、ギャップ16の上方部分を完全に満た
すことができるような大きさとされる。第9図に示した
形態の主要な利点は、キャップ90を、頭部86上に確
実に固着させることができるということにある。
図面に示された色々な形態の固定具、および特許請求の
範囲に記載された発明の範囲に一致する他の形態の固定
具は、それぞれそれら特有の利点を有する。これらの利
点のうちのいくつかは、既に既述された。他の利点は、
この発明の固定具のテストを試みたときに、明らかとな
ろう。どのような形態のものを選択するかは、その場の
状況、およびキャップを形成するのに使用される材料に
よる。そのような材料は、広範囲にあるが、たとえば、
適当な誘電特性、結合特性および成形特性を有している
エポキシ樹脂などが挙げられる。
この発明の方法は、プラスチック材料の外板2を持つ航
空機構造物2を他の航空機構造物4に取付けるための手
段を提供するものであり、そして、落雷によって構造物
2.4内に内部スパークまたはアークを生じさけないよ
うにするものである。
この方法は、既に詳細に記述したタイプの固定具を設け
ることと、外板2内に固定具の頭部と誘電キャップを受
入れるためのさら穴6を形成することを含む。固淀具は
、構造物2,4を互いに付着させるように置かれる。構
造物2.4を付着するとき、固定具の頭部およびキャッ
プは、さら穴6内に置かれ、そして固定具は回される。
したがって、固定具上のねじ40は、第2構造物4の対
応したねじに係合し、あるいは第2構造物4内のナツト
またはカラーに係合する。固定具の回転は、適当な工具
を工具受入窪み42.46内に差し込み、その後その工
具、またはナツトまたはカラーを酋通に回転さぼること
によってなされる。固定具を置けば、自動的に、キャッ
プは、固定具の頭部の頂部とさら穴6の側壁との間のギ
ャップ16を埋めるようになる。その方法は、また、キ
ャップおよび穴6のまわりを囲む外板2の外部表面から
空力表河を形成することを含む。キャップがギャップ1
6を埋、め、また穴6が固定具の頭部およびキレツブを
受入れるような大きさとされているので、空力表面は、
均一な厚さを有し、かつクラックが存在しない塗膜を受
入れるのにまたそれを維持するのに十分に連続的に形成
される。
内部ねじ込み式の固定具の実施例では、空力表面を形成
する工程は、固定具を所定位置に置き、キャップがギャ
ップ16′を埋めるようにすることによってなされてい
る。固定具が外部ねじ込み式のものであるとぎには、好
ましくは、空力表面は、キャップ70がギャップ16を
埋□めるように固定具58を置き、そして、2固定具5
8によって構造物2.4を付着した後に、頭部62の頂
・部にある工具受入穴66を誘電材料ア4で満たすこと
t、4.’:、よ翼ボックスを不要にする5いうことが
予測される。
この手順は、通常、航空機の寿命中ただ1度のみ実行さ
れるものであるので、窪み66内の誘電材料本体部74
が邪魔になるということは起こりそうもない。しかしな
がら、何らかの理由で固定具58を取除く必要が生じた
ならば、材料74は線用いて溶かして取出されることに
なろう。
第1図は、従来装置における内部ねじ込−み式固定具の
断面図である。
第2図は、他の従来装置における同種の固定具の1gi
面図である。
第3図は、この発明の装置の第1好適実施例の断面図で
ある。
第4図は、第3°図に示されている固定具の正面図であ
る。
第5図は、第1構造物およびこの発明の固定具の第2好
適実施例の外面を示す図である。
第6図は、第5図の線6−6に沿って見た断面図である
第7図は、第3図および第4図に示されている固定具の
頭部およびシャフトの一部を示す正面図であり、そこに
はキャップが断面で示されている。
第8図、第9図、第10図および第11図は、第7図と
同様な図であるが、それらは固定具のキャップの他の形
態を示している。
図において、2は第1航空機構迄物である外板、4は第
2航空機構造物、6はさら穴、8は塗膜、16はギャッ
プ、36は固定具、38はシャフト、40はねじ、42
は工具受入窪み、I44は頭部、46は円柱状部分、5
0はキャップ、52はキャップの頂部、54はキャップ
の環状側面部を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチック材料から作られた外板を持つ第1構
    造物と、 第2構造物と、 前記第1構造物を前記第2構造物に取付けるための少な
    くとも1個の固定具と、を備え、 前記固定具は、シャフトおよび頭部を備えており、前記
    シャフトおよび頭部の各々は、前記プラスチック材料よ
    りも電気的に良導性であって、かつ所定の大きさの荷重
    に耐えるのに十分な強度を有している金属から作られて
    おり、 前記固定具は、さらに、該固定具への落雷を防止するた
    めに前記頭部の頂部に固着されこの頂部を覆う誘電材料
    のキャップを備えており、 前記外板は、前記固定具の頭部およびキャップを受入れ
    るさら穴を有し、 前記キャップは、前記頭部の頂部と前記さら穴の内部側
    壁部との間のギャップを埋めるとともに、前記外板の外
    部表面とともに、均一な厚さを有しかつクラックが存在
    しない塗膜を受入れかつそれを維持するのに十分な連続
    性を有する空力表面を形成し得るように、その形状およ
    び大きさが選ばれ、また十分な弾力性を有するようにさ
    れている、航空機の構造。
  2. (2)前記キャップは、前記頭部の上部を覆って前記空
    力表面の一部を形成する頂部と、前記頭部の側面部を覆
    い、かつ前記キャップの頂部から前記さら穴内に内方に
    延びる環状側面部と、を有している、特許請求の範囲第
    1項に記載の航空機の構造。
  3. (3)前記頭部の頂部表面は、前記空力表面にほぼ適合
    するようにされており、前記シャフトは、前記頭部と反
    対側の端部に軸線方向に延びる工具受入窪みを有してお
    り、前記キャップは、誘電材料から作られた連続的な一
    体層を含み、その連続的な一体層は、前記頭部の頂部表
    面を覆い、かつ、前記空力表面の一部を形成するように
    ほぼ均一な厚さを有している、特許請求の範囲第1項に
    記載の航空機の構造。
  4. (4)前記頭部の頂部表面は、前記空力表面にほぼ適合
    するようにされており、前記シャフトは、前記頭部と反
    対側の端部に軸線方向に延びる工具受入窪みを有し、前
    記キャップの頂部は、ほぼ均一な厚さを有している誘電
    材料からなる連続的な一体層によって形成される、特許
    請求の範囲第2項に記載の航空機の構造。
  5. (5)前記頭部の頂部表面は工具受入窪みを有し、前記
    キャップは、前記頂部表面を覆い、かつ前記窪みのまわ
    りを囲むほぼ均一な厚さの誘電材料からなる層と、誘電
    材料からなる本体部とを含み、前記本体部は、前記窪み
    を充填し、かつ前記層とともに、前記空力表面の一部を
    形成し得るように、その形状が選ばれており、前記本体
    部は、前記固定具が前記構造物を付着させるのに配置さ
    れた後に、前記窪み内に配置される、特許請求の範囲第
    1項に記載の航空機の構造。
  6. (6)前記頭部の頂部表面は、工具受入窪みを有してお
    り、前記キャップの頂部は、前記頂部表面を覆いかつ前
    記窪みのまわりを囲むほぼ均一な厚さの誘電材料からな
    る層と、誘電材料からなる本体部とを備え、前記本体部
    は、前記窪みを充填し、かつ前記層とともに前記空力表
    面の一部を形成し得るようにその形状が選ばれており、
    また、前記本体部は、前記固定具が前記構造物を取付け
    るために配置された後に前記窪み内に配置される、特許
    請求の範囲第2項に記載の航空機の構造。
  7. (7)プラスチック材料からなる外板を持つ航空機構造
    物を他の航空機構造物に取付け、落雷を防止して前記構
    造物内における内部スパークまたはアークを生じさせな
    い構造物間の付着方法であって、 シャフトと、頭部と、弾性キャップとを有する固定具を
    設ける工程を備え、 前記シャフトおよび頭部の各々は、前記プラスチック材
    料よりも電気的に良導性であり、かつ所定の大きさの荷
    重に耐え得るのに十分な強度を有している金属から作ら
    れており、 前記弾性キャップは、誘電材料から作られており、また
    、前記頭部の頂部に固定されこの頂部を覆って、前記固
    定具への落雷を防止するものであり、さらに 前記外板内にさら穴を形成する工程と、 前記構造物を互いに付着するために、前記頭部および前
    記キャップを前記さら穴内に位置させるように前記固定
    具を配置する工程と、を備え、前記固定具を配置すると
    き、前記キャップが前記頭部の頂部と前記さら穴の内部
    側壁部との間のギャップを埋めるようにするものであり
    、さらに前記キャップ、および前記穴のまわりを囲む前
    記外板の外部表面部から、均一な厚さを持ちかつクラッ
    クが存在しない塗膜を受入れかつそれを維持するのに十
    分な連続性を有している空力表面を形成する工程を備え
    る、構造物間の付着方法。
  8. (8)前記空力表面を形成する工程は、前記固定具を配
    置して前記構造物を互いに付着させた後に、前記頭部の
    頂部の工具受入窪みを誘電材料で充填する工程を備える
    、特許請求の範囲第7項に記載の構造物間の付着方法。
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