JPS62143730A - 4輪駆動装置 - Google Patents
4輪駆動装置Info
- Publication number
- JPS62143730A JPS62143730A JP28661885A JP28661885A JPS62143730A JP S62143730 A JPS62143730 A JP S62143730A JP 28661885 A JP28661885 A JP 28661885A JP 28661885 A JP28661885 A JP 28661885A JP S62143730 A JPS62143730 A JP S62143730A
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- Japan
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- wheel
- clutch
- coupling
- viscous coupling
- wheel drive
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、自動車等の車両の4輪部ff’J]装置に関
し、詳しくは、横置きトランスアクスル型でビスカスカ
ップリングを用いた4輪駆動等の走行モードを各種選択
的に得るものに関する。
し、詳しくは、横置きトランスアクスル型でビスカスカ
ップリングを用いた4輪駆動等の走行モードを各種選択
的に得るものに関する。
センターデフを持たない4輪駆動装置は、一般に前輪ま
たは後輪の一方に常時動力伝達し、その他方へトランス
ファ装置を介して動力伝達する構成であり、トランスフ
ァ装置には噛合い式のドッグクラッチ、油圧クラッチ、
電磁クラッチを用いることが提案されている。ここでド
ッグクラッチは、旋回時の回転差を全く吸収できず、油
圧クラッチ等ではクラッチ油圧の制御が必要になる等の
一長一短がある。 一方、近年ビスカスカップリング(粘性クラッチ)と称
するクラッチが出現し、粘性媒体を封入した湿式多板の
密閉構成であり、人、出力の回転燈の増大に応じて伝達
トルクを増す特性を有する。 そこでかかるビスカスカップリングは、デフロックとし
て使用可能であると共に、4輪部?h装置のトランスフ
ァ装置に用いた場合は、前後輪のスリップ状態等の回転
差に応じて自動的に4輪駆動の性能を強化し得る。また
、旋回時に回転差が極度に大きくならない限りは、ビス
カスカップリングのスリップで内部循環トルクを吸収す
ることができ、この点で注目されつつある。
たは後輪の一方に常時動力伝達し、その他方へトランス
ファ装置を介して動力伝達する構成であり、トランスフ
ァ装置には噛合い式のドッグクラッチ、油圧クラッチ、
電磁クラッチを用いることが提案されている。ここでド
ッグクラッチは、旋回時の回転差を全く吸収できず、油
圧クラッチ等ではクラッチ油圧の制御が必要になる等の
一長一短がある。 一方、近年ビスカスカップリング(粘性クラッチ)と称
するクラッチが出現し、粘性媒体を封入した湿式多板の
密閉構成であり、人、出力の回転燈の増大に応じて伝達
トルクを増す特性を有する。 そこでかかるビスカスカップリングは、デフロックとし
て使用可能であると共に、4輪部?h装置のトランスフ
ァ装置に用いた場合は、前後輪のスリップ状態等の回転
差に応じて自動的に4輪駆動の性能を強化し得る。また
、旋回時に回転差が極度に大きくならない限りは、ビス
カスカップリングのスリップで内部循環トルクを吸収す
ることができ、この点で注目されつつある。
【従来の技術1
そこで従来、上記ビスカスカップリングを用いた4輪駆
動に関しては、例えば実開昭59−188731号公報
の先行技術があり、FFベースとしてビスカスカップリ
ングを介して後輪に動力伝達することが示されている。 【発明が解決しようとする問題点】 ところで、上記先行技術の構成のものにあっては、前輪
トルクTFと後輪トルクTRにおいて、TF>TRの関
係のiimの走行モードしか得られない。従って、操縦
性を重視した走行ができず、積載状態による発進等の駆
動性能等を最大限向上し得ない等の問題がある。 本発明は、このような点に鑑みてなされたちので、ビス
カスカップリングによる4輪駆動等の走行モードを複数
種類任意に選択して、各種性能を充分発揮することが可
能な4輪部1PIJ装置を提供することを目的としてい
る。
動に関しては、例えば実開昭59−188731号公報
の先行技術があり、FFベースとしてビスカスカップリ
ングを介して後輪に動力伝達することが示されている。 【発明が解決しようとする問題点】 ところで、上記先行技術の構成のものにあっては、前輪
トルクTFと後輪トルクTRにおいて、TF>TRの関
係のiimの走行モードしか得られない。従って、操縦
性を重視した走行ができず、積載状態による発進等の駆
動性能等を最大限向上し得ない等の問題がある。 本発明は、このような点に鑑みてなされたちので、ビス
カスカップリングによる4輪駆動等の走行モードを複数
種類任意に選択して、各種性能を充分発揮することが可
能な4輪部1PIJ装置を提供することを目的としてい
る。
上記目的を達成するため、本発明は、横置きトランスア
クスル型のデフ装置の前後に配設されるトランスファ装
置において、変速機出力側にトランスファ軸を連結して
、該トランスフ1軸にビスカスカップリングを設け、ト
ランスファ軸とビスカスカップリングの出力要素をV.
C−直結用4位置の噛合いクラッチを介して前後輪の一
方へ伝動構成し、同時に他のV、C−直結−フリー用4
位置の噛合いクラッチを介して前後輪の他方へ伝動構成
し、上記2相の噛合いクラッチに1本の操作系を結合し
、ビスカスカップリング付前輪直結と後輪直結および前
後輪直結の3種類の4輪駆動、またはFFの2輪駆動の
走行モードを得るように構成されている。
クスル型のデフ装置の前後に配設されるトランスファ装
置において、変速機出力側にトランスファ軸を連結して
、該トランスフ1軸にビスカスカップリングを設け、ト
ランスファ軸とビスカスカップリングの出力要素をV.
C−直結用4位置の噛合いクラッチを介して前後輪の一
方へ伝動構成し、同時に他のV、C−直結−フリー用4
位置の噛合いクラッチを介して前後輪の他方へ伝動構成
し、上記2相の噛合いクラッチに1本の操作系を結合し
、ビスカスカップリング付前輪直結と後輪直結および前
後輪直結の3種類の4輪駆動、またはFFの2輪駆動の
走行モードを得るように構成されている。
上記構成に基づき、1本の操作系により2相の噛合いク
ラッチが同時に切換えられて、前輪直結後輪ビスカスカ
ップリング経由、接輪直結前輪ビスカスカップリング経
由、前後輪直結またはFFの2輪駆動の各走行モードに
選択されるようになる。 こうして本発明によれば、走行状態、積載状態等により
、ビスカスカップリングを充分活用し、または前後輪直
結した最適な4輪駆動、あるいはFFの2輪駆動を選択
して走行することが可能とへ6つ
ラッチが同時に切換えられて、前輪直結後輪ビスカスカ
ップリング経由、接輪直結前輪ビスカスカップリング経
由、前後輪直結またはFFの2輪駆動の各走行モードに
選択されるようになる。 こうして本発明によれば、走行状態、積載状態等により
、ビスカスカップリングを充分活用し、または前後輪直
結した最適な4輪駆動、あるいはFFの2輪駆動を選択
して走行することが可能とへ6つ
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。 図面において本発明が適用される4輪駆動装置として、
横置きトランスアクスル型のFF!!をペースとした伝
動系について説明すると、車体前部にエンジン1.クラ
ッチ2および変速機3が左右方向に@置き配置され、変
速機3から車体後方にフロントデフ′J装置4.トラン
スファ装置5が順次配置される。そして変速機3.フロ
ントデフ装置4およびトランスファ装置5は、クラッチ
ハウジング6、変速機ケース7、エクステンションケー
ス8の内部に3[されてトランスアクスル型を成す。 変速機3は常時噛合式のものであり、クラッチ2からの
入力軸10とそれに平行配置された出力軸11に、例え
ば第1速ないし第5速(オーバドライブ)の互いに噛合
う5相の変速用ギヤ12ないし16が設けてあり、ギヤ
12と13の間のシンクロ機構17゜ギヤ14と15と
の間のシンクロ機構18.またはギヤ16の隣りのシン
クロ機構19を選択的に動作することで、第1速から第
5速までの各前進変速段を1する。また入力軸10に一
体的な後退段のギ1720を、図示しないアイドラギヤ
を介してシンクロ機構17のスリーブ側のギA721に
噛合わVることで、後退段を1りるように構成されてい
る。 フロントデフ装置4は、後述するドライブギヤ22がフ
ァイナルギヤ23に@合い、このファイナルギヤ23に
取付けられた差動装置24がら車軸25を介して左右の
前輪に連結する。 トランスファ装置5は、車体左右方向に設置されるトラ
ンスファ軸26にトランスファギヤ27が一体結合し、
このトランスファギヤ27と上記変速機3の出力軸11
の出力ギヤ28とが、中間ギヤ29を介して常に噛合い
構成される。そしてトランスファ軸26にビスカスカッ
プリング30が、ハブ31を連結して同軸上に設けられ
る。 このビスカスカップリング30は、ハブ31とハウジン
グ32どの間に、いずれか一方に一体的なプレー4−3
3.34が交互に配置され、かつ粘性の高い液体が封入
されて成り、ハブ31とハウジング32の回転差に応じ
て伝達トルクを増大する特性を有する。 ここで、トランスファ軸2Gに連結するハブ31が入力
要素であり、出力要素のハウジング32がトランスファ
軸2Gと同軸上に取出される。そしてトランスファ軸2
6とハウジング32が、V.C−直結用4位置の噛合い
クラッチ40を介してフロントデフ装置4のドライブギ
ヤ22に連結して前輪に伝動槽°成される。また同時に
トランスファ軸2Gとハウジング32は、他のV、C−
直結−フリー用4位置の噛合いクラッチ45を介してベ
ベルギヤドライブ35に連結し、ベベルギヤドラブン3
Gからリヤドライブ軸37.プロペラ軸38等を介して
後輪に伝動構成されている。 一方の噛合いクラッチ40は、ドライブギヤ22のハブ
41にスリーブ42が常時噛合い、スリーブ42の歯4
2aが3位置でトランスファ軸26のスプライン26a
に噛合い、歯42bが1位置でハウジング32のスフラ
ン32aに選択的に噛合う。他方の噛合いクラッチ45
は、ベベルギヤドライブ35のハブ46にスリーブ47
が常時噛合い、スリーブ47の歯47aが2位置でスプ
ライン26aに噛合い、歯47bが1位置でスプライン
32aに噛合い、残りの1位置ではいずれも噛合わない
ようになっている。 操作系において、セレクトレバーからの1本のレール4
8が2相の噛合いクラッチ40.4’lのスリーブ42
.47に連結しており、レール48において左側からR
直結4WD、FR直結4WD、F直結4WD、FFの4
位置が順次−直線上に配列したパターンである。 次いで、このように構成された4輪駆動装置の作用につ
いて説明する。 先ず、車両走行時に変速機3においてシンクロ機構17
.18.19等で同期作用することで、ギヤ12ないし
1B、 20.21等により出力軸11に前進5段。 後進1段の変速動力が出力する。そして出力軸11の動
力は、一旦ギヤ2B、 29.27を介しトランスファ
装置5のトランスファ軸26に伝達し、ビスカスカップ
リング30に入力する。 そこで、レール48を左端のR直結4WD位置に操作す
ると、図示のように噛合いクラッチ40は、スリーブ4
2のfI42bがスプライン32aに噛合ってV、C側
に切換わる。そのためトランスファ軸26が、ビスカス
カップリング30経出でフロントデフ装@4のドライブ
ギヤ22に連結することになり、この経路を経て前輪に
動力伝達する。一方、噛合いクラッチ45は、スリーブ
47の歯47aがスプライン26aに噛合って直結側に
切換わり、トランスファ@2Gをベベルギヤドライブ3
5に直結する。このため、後輪には直接動力伝達するの
であり、こうして、後輪直結前輪ビスカスカップリング
経由の4輪駆動となる。 従ってこの走行モードでは、前後輪の回転差が少ない場
合はビスカスカップリング30において伝達トルクが小
さく、FR的走行となる。一方、後輪がスリップし、ま
たは後部積載最の・増大により後輪半径が減少して前後
輪の回転差が大きくなると、ビスカスカップリング30
の伝達トルクが急増して前輪の駆動力を増大することで
、4輪駆動の性能が強化されるようになる。またこの場
合は、フロントアクスルトルクTFとリヤアクスルトル
クTRにおいてTF<TRであるため、操縦性中視とな
る。 レール48を右側に移動してF Rm’i結位開位置る
゛ と、噛合いクラッチ40は、歯42aとスプライン
26aの噛合いで直結側に切換わってトランスファ軸2
6をドライブギヤ22に直結する。一方、噛合いクラッ
チ45は、R直結の切換え状態を保つことで、トランス
ファ軸2Gから面後輪」(に直接動力伝達し、前後輪直
結の4輪駆動となる。 そこでこの走行モードでは、常に4輪駆動となって発進
や悪路において最大限性能を発揮する。 レール48をE直結4WD位置に操作すると、今度は噛
合いクラッチ40はF直結の切換え状態を保つが、噛合
いクラッチ45は、歯47bとスプライン32aの噛合
いでV.C側に切換ねる。そのため、トランスファ軸2
Gに対してビスカスカップリング30経出でベベルギヤ
ドライブ35に連結して動力伝達するのであり、こうし
て前輪直結後輪ビスカスカップリング経由の4輪駆動と
なる。 従ってこの走行モードでは、TF >TRとなり、FF
的走行で安定性重視になる。そして上述と同様に、前後
輪の回転差に応じて4輪駆動の性能を強化する。 更に、レール48を右端のFF位置にすると、噛合いク
ラッチ40はF直結の切換え状態を保つが、噛合いクラ
ッチ45はフリーになって後輪側は切離される。このた
め前輪にのみ直接動力伝達して、FFの2輪駆動となる
。 従ってこの走行モードでは、通常のFF車と同様になり
、タイトコーナブレーキング現染を全く生じない走行と
なる。 以上、本発明の一実施例について述べたが、RR(リヤ
エンジン・リヤドライブ)ベースに適用することもでき
る。またビスカスカップリング30の入、出力要素を逆
にしてもよい。さらにレール48の操作は、マニュアル
、ボタンスイッチ等のいずれでも可能である。
する。 図面において本発明が適用される4輪駆動装置として、
横置きトランスアクスル型のFF!!をペースとした伝
動系について説明すると、車体前部にエンジン1.クラ
ッチ2および変速機3が左右方向に@置き配置され、変
速機3から車体後方にフロントデフ′J装置4.トラン
スファ装置5が順次配置される。そして変速機3.フロ
ントデフ装置4およびトランスファ装置5は、クラッチ
ハウジング6、変速機ケース7、エクステンションケー
ス8の内部に3[されてトランスアクスル型を成す。 変速機3は常時噛合式のものであり、クラッチ2からの
入力軸10とそれに平行配置された出力軸11に、例え
ば第1速ないし第5速(オーバドライブ)の互いに噛合
う5相の変速用ギヤ12ないし16が設けてあり、ギヤ
12と13の間のシンクロ機構17゜ギヤ14と15と
の間のシンクロ機構18.またはギヤ16の隣りのシン
クロ機構19を選択的に動作することで、第1速から第
5速までの各前進変速段を1する。また入力軸10に一
体的な後退段のギ1720を、図示しないアイドラギヤ
を介してシンクロ機構17のスリーブ側のギA721に
噛合わVることで、後退段を1りるように構成されてい
る。 フロントデフ装置4は、後述するドライブギヤ22がフ
ァイナルギヤ23に@合い、このファイナルギヤ23に
取付けられた差動装置24がら車軸25を介して左右の
前輪に連結する。 トランスファ装置5は、車体左右方向に設置されるトラ
ンスファ軸26にトランスファギヤ27が一体結合し、
このトランスファギヤ27と上記変速機3の出力軸11
の出力ギヤ28とが、中間ギヤ29を介して常に噛合い
構成される。そしてトランスファ軸26にビスカスカッ
プリング30が、ハブ31を連結して同軸上に設けられ
る。 このビスカスカップリング30は、ハブ31とハウジン
グ32どの間に、いずれか一方に一体的なプレー4−3
3.34が交互に配置され、かつ粘性の高い液体が封入
されて成り、ハブ31とハウジング32の回転差に応じ
て伝達トルクを増大する特性を有する。 ここで、トランスファ軸2Gに連結するハブ31が入力
要素であり、出力要素のハウジング32がトランスファ
軸2Gと同軸上に取出される。そしてトランスファ軸2
6とハウジング32が、V.C−直結用4位置の噛合い
クラッチ40を介してフロントデフ装置4のドライブギ
ヤ22に連結して前輪に伝動槽°成される。また同時に
トランスファ軸2Gとハウジング32は、他のV、C−
直結−フリー用4位置の噛合いクラッチ45を介してベ
ベルギヤドライブ35に連結し、ベベルギヤドラブン3
Gからリヤドライブ軸37.プロペラ軸38等を介して
後輪に伝動構成されている。 一方の噛合いクラッチ40は、ドライブギヤ22のハブ
41にスリーブ42が常時噛合い、スリーブ42の歯4
2aが3位置でトランスファ軸26のスプライン26a
に噛合い、歯42bが1位置でハウジング32のスフラ
ン32aに選択的に噛合う。他方の噛合いクラッチ45
は、ベベルギヤドライブ35のハブ46にスリーブ47
が常時噛合い、スリーブ47の歯47aが2位置でスプ
ライン26aに噛合い、歯47bが1位置でスプライン
32aに噛合い、残りの1位置ではいずれも噛合わない
ようになっている。 操作系において、セレクトレバーからの1本のレール4
8が2相の噛合いクラッチ40.4’lのスリーブ42
.47に連結しており、レール48において左側からR
直結4WD、FR直結4WD、F直結4WD、FFの4
位置が順次−直線上に配列したパターンである。 次いで、このように構成された4輪駆動装置の作用につ
いて説明する。 先ず、車両走行時に変速機3においてシンクロ機構17
.18.19等で同期作用することで、ギヤ12ないし
1B、 20.21等により出力軸11に前進5段。 後進1段の変速動力が出力する。そして出力軸11の動
力は、一旦ギヤ2B、 29.27を介しトランスファ
装置5のトランスファ軸26に伝達し、ビスカスカップ
リング30に入力する。 そこで、レール48を左端のR直結4WD位置に操作す
ると、図示のように噛合いクラッチ40は、スリーブ4
2のfI42bがスプライン32aに噛合ってV、C側
に切換わる。そのためトランスファ軸26が、ビスカス
カップリング30経出でフロントデフ装@4のドライブ
ギヤ22に連結することになり、この経路を経て前輪に
動力伝達する。一方、噛合いクラッチ45は、スリーブ
47の歯47aがスプライン26aに噛合って直結側に
切換わり、トランスファ@2Gをベベルギヤドライブ3
5に直結する。このため、後輪には直接動力伝達するの
であり、こうして、後輪直結前輪ビスカスカップリング
経由の4輪駆動となる。 従ってこの走行モードでは、前後輪の回転差が少ない場
合はビスカスカップリング30において伝達トルクが小
さく、FR的走行となる。一方、後輪がスリップし、ま
たは後部積載最の・増大により後輪半径が減少して前後
輪の回転差が大きくなると、ビスカスカップリング30
の伝達トルクが急増して前輪の駆動力を増大することで
、4輪駆動の性能が強化されるようになる。またこの場
合は、フロントアクスルトルクTFとリヤアクスルトル
クTRにおいてTF<TRであるため、操縦性中視とな
る。 レール48を右側に移動してF Rm’i結位開位置る
゛ と、噛合いクラッチ40は、歯42aとスプライン
26aの噛合いで直結側に切換わってトランスファ軸2
6をドライブギヤ22に直結する。一方、噛合いクラッ
チ45は、R直結の切換え状態を保つことで、トランス
ファ軸2Gから面後輪」(に直接動力伝達し、前後輪直
結の4輪駆動となる。 そこでこの走行モードでは、常に4輪駆動となって発進
や悪路において最大限性能を発揮する。 レール48をE直結4WD位置に操作すると、今度は噛
合いクラッチ40はF直結の切換え状態を保つが、噛合
いクラッチ45は、歯47bとスプライン32aの噛合
いでV.C側に切換ねる。そのため、トランスファ軸2
Gに対してビスカスカップリング30経出でベベルギヤ
ドライブ35に連結して動力伝達するのであり、こうし
て前輪直結後輪ビスカスカップリング経由の4輪駆動と
なる。 従ってこの走行モードでは、TF >TRとなり、FF
的走行で安定性重視になる。そして上述と同様に、前後
輪の回転差に応じて4輪駆動の性能を強化する。 更に、レール48を右端のFF位置にすると、噛合いク
ラッチ40はF直結の切換え状態を保つが、噛合いクラ
ッチ45はフリーになって後輪側は切離される。このた
め前輪にのみ直接動力伝達して、FFの2輪駆動となる
。 従ってこの走行モードでは、通常のFF車と同様になり
、タイトコーナブレーキング現染を全く生じない走行と
なる。 以上、本発明の一実施例について述べたが、RR(リヤ
エンジン・リヤドライブ)ベースに適用することもでき
る。またビスカスカップリング30の入、出力要素を逆
にしてもよい。さらにレール48の操作は、マニュアル
、ボタンスイッチ等のいずれでも可能である。
以上述べてきたように、本発明によれば、ビスカスカッ
プリング付の前輪または後輪直結の4輪駆動の2種類の
走行モードを任意に選択し得るので、ビスカスカップリ
ングの特性をフルに活用できる。 走行状態、積載状態等により、安定性と操縦性を共に満
たした走行が可能である。 前後輪直結位置により4輪駆動の性能をフルに発揮でき
、FF位置により操縦性の違いを楽しんだり、好みに合
った走行が可能である。 2相の噛合いクラッチを1本のレールで切換えるので、
操作性が良く、構造も簡素化する。 4つの位置が一直線上に配列されたパターン、であるか
ら、操作し易い。
プリング付の前輪または後輪直結の4輪駆動の2種類の
走行モードを任意に選択し得るので、ビスカスカップリ
ングの特性をフルに活用できる。 走行状態、積載状態等により、安定性と操縦性を共に満
たした走行が可能である。 前後輪直結位置により4輪駆動の性能をフルに発揮でき
、FF位置により操縦性の違いを楽しんだり、好みに合
った走行が可能である。 2相の噛合いクラッチを1本のレールで切換えるので、
操作性が良く、構造も簡素化する。 4つの位置が一直線上に配列されたパターン、であるか
ら、操作し易い。
図面は本発明の4幅側wJ装置の実施例を示すスケルト
ン図である。 3・・・変速機、4・・・フロントデフ装置、5・・・
トランスファギヤ、26・−・トランスファ軸、21・
・・トランスファギヤ、28.29・・・ギV130・
・・ビスカスカップリング、31・・・ハブ、32・・
・ハウジング、40・・・V.C−直結用4位置の噛合
いクラッチ、45・・・V、C−直結−フリー用4位置
の噛合いクラッチ、48・・・操作レール。
ン図である。 3・・・変速機、4・・・フロントデフ装置、5・・・
トランスファギヤ、26・−・トランスファ軸、21・
・・トランスファギヤ、28.29・・・ギV130・
・・ビスカスカップリング、31・・・ハブ、32・・
・ハウジング、40・・・V.C−直結用4位置の噛合
いクラッチ、45・・・V、C−直結−フリー用4位置
の噛合いクラッチ、48・・・操作レール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 横置きトランスアクスル型のデフ装置の前後に配設され
るトランスファ装置において、 変速機出力側にトランスファ軸を連結して、該トランス
ファ軸にビスカスカップリングV.Cを設け、 トランスファ軸とビスカスカップリングの出力要素をV
.C−直結用4位置の噛合いクラッチを介して前後輪の
一方へ伝動構成し、 同時に他のV.C−直結−フリー用4位置の噛合いクラ
ッチを介して前後輪の他方へ伝動構成し、上記2相の噛
合いクラッチに1本の操作系を結合し、 ビスカスカップリング付前輪直結と後輪直結および前後
輪直結の3種類の4輪駆動、またはFF2輪駆動の走行
モードを得る4輪駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28661885A JPS62143730A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 4輪駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28661885A JPS62143730A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 4輪駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143730A true JPS62143730A (ja) | 1987-06-27 |
Family
ID=17706738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28661885A Pending JPS62143730A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 4輪駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62143730A (ja) |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP28661885A patent/JPS62143730A/ja active Pending
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