JPS6214372Y2 - - Google Patents

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JPS6214372Y2
JPS6214372Y2 JP6302179U JP6302179U JPS6214372Y2 JP S6214372 Y2 JPS6214372 Y2 JP S6214372Y2 JP 6302179 U JP6302179 U JP 6302179U JP 6302179 U JP6302179 U JP 6302179U JP S6214372 Y2 JPS6214372 Y2 JP S6214372Y2
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JP
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terminal
fuel pump
warning light
circuit
relay
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JP6302179U
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用内燃機関における燃料ポンプ
特に、電気式燃料ポンプの制御回路に関するもの
である。
(従来の技術) 上記燃料ポンプには周知のように、吸込式と圧
送式があり、吸込式ポンプは電磁石と接点の組合
せによつてポンプ膜を脈動させるか、あるいはプ
ランジヤを往復動させて燃料を供給する。
また、圧送式ポンプは小型直流モータに直結し
た羽根車またはベーンによつて送油するもので、
送油量が過剰になるときには、付設してある圧力
制御ユニツトにより電流を遮断するようになつて
いる。
前者は電磁ポンプと呼ばれ、後者は電動ポンプ
と呼ばれるもので、電磁ポンプは燃料タンク近く
の冷所に、また、電動ポンプは燃料タンクの最低
部に設けて、熱による影響を避けることができる
上に、電流を遮断しさえすれば、運転を停止でき
るから、衝突時等において、イグニツシヨンスイ
ツチオンの状態のままエンジンが停止した場合で
も燃料ポンプが自動的に停止し火災発生を阻止で
きる利点がある。
然し、電気式燃料ポンプは一般にエンジンの回
転を電気的に検出し、この検出信号によつて駆動
を制御するものであり、エンジン回転の検出は、
常時スタータスイツチ、油圧スイツチ、ボルテー
ジレギユレータのパイロツトランプリレースイツ
チ等、各スイツチの動作位置あるいはゼネレータ
の出力電圧等によつているので、車両走行中、前
記検出箇所のいずれかに故障が生じた場合、燃料
ポンプが自動的に停止してしまうことになり、エ
ンジンへの燃料供給が断たれ、走行継続が困難と
なつてしまう、もし、このような状態が高速走行
中に発生すれば、急激な速度減少によつて追突さ
れる恐れもあるし、緊急待避ゾーンへの侵入さえ
も困難となる。
上述した不具合を解決するため実公昭52−
18668号公報に示される如く、燃料ポンプリレー
のリレーコイルにダイオードを介してゼネレータ
のN端子及び油圧スイツチを各々接続することに
よつて油圧スイツチまたはゼネレータのいずれか
一方に故障が生じても燃料ポンプが作動するよう
に構成されてたものが公知である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述した先行技術にあつては、エン
ジン始動前であつてもイグニツシヨンスイツチ投
入時に短時間ではあるが燃料ポンプが作動するた
め車両の衝突事故の場合にエンジンへの燃料供給
が行われ、火災事故発生のおそれがあつた。
(考案の目的) 本考案は、前記のような問題点を解決すべく、
ゼネレータに係る故障や配線、コネクタに係る故
障、またはエンジン潤滑系の油圧低下や油圧スイ
ツチの故障の発生に拘らず、燃料ポンプの運転を
継続できるようになし、かつエンジンが停止して
いる場合には、イグニツシヨンスイツチ投入状態
であつても燃料ポンプが作動することがないよう
にし、エンジンの始動時におけるエンジンへの不
必要な燃料供給を防止するとともに、車両の衝突
事故の場合にも火災発生の危険を防止できるよう
にした信頼性の高い燃料ポンプの制御回路を提供
することを目的とする。
(考案の概要) 本考案は、上記目的を達成するため、イグニツ
シヨンスイツチ投入時に点灯する油圧警告灯と設
定油圧で開く油圧スイツチを有する油圧警告灯回
路と、燃料ポンプリレーのコイルとボルテージレ
ギユレータの充電表示出力端子を結び、前記コイ
ル方向に通電するダイオードを設けた燃料ポンプ
リレー作動回路と、前記ダイオードと前記コイル
の中間部分と前記油圧警告灯回路から前記燃料ポ
ンプリレーのIG端子に接続する導線とを結ぶ常
閉保持リレー接点及び前記導線と油圧警告灯と油
圧スイツチの中間部分とを結ぶ保持リレーコイル
を有する保持回路を設けたものである。
(実施例) 以下本考案の好適な一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
バツテリ1がB端子2に接続されたキースツチ
3はイグニツシヨンスイツチとなるIG端子4
と、スタータスイツチとなるST端子5とを有
し、IG端子4には油圧警告灯回路6が接続され
ている。
油圧警告灯回路6にはST端子5がB端子2に
接続されてエンジンが起動し、エンジン油圧が所
定値に高まるまでは閉じている第1の油圧スイツ
チ7と、この第1の油圧スイツチ7が閉じ状態に
あつてIG端子4がB端子2に接続された状態、
即ち、イグニツシヨンスイツチ投入状態であると
き点灯を続ける油圧警告灯8とが設けられてい
る。
前記キースイツチ3のST端子5に接続された
ST端子9と、キースイツチ3と油圧警告灯8と
の間における油圧警告灯回路6に接続されたIG
端子10とを有する燃料ポンプリレー11は、燃
料ポンプ12のモータ13に接続されたF端子1
4とコイル15とを有している。
前記コイル15とボルテージレギユレータ16
の充電表示出力端子(以下L端子と呼ぶ)17と
が接続された燃料ポンプリレー作動回路18には
ボルテージレギユレータ16からコイル15方向
に電流を流すダイオード19を設けられている。
ボルテージレギユレータ16はゼネレータ20の
B端子21に接続されたB端子22と接地用E端
子23とを有し、L端子17とE端子23はエン
ジン始動前に、また、L端子17とB端子22は
エンジン始動後に自動的に切換り接続するように
構成されている。さらに、油圧警告灯回路6と燃
料ポンプリレー作動回路18とを結んだチヤージ
警告灯回路24にはチヤージ警告灯25を設けら
れており、チヤージ警告灯回路24と油圧警告灯
回路6の接続点26は、燃料ポンプリレー11の
IG端子10に一端を接続した導線27の接続点
28と油圧警告灯8との中間とし、燃料ポンプリ
レー作動回路18への接続点29はダイオード1
9とボルテージレギユレータ16のL端子17と
の中間としてある。
本考案実施例の電気式燃料ポンプの制御回路
は、導線27と燃料ポンプリレー作動回路18に
おけるダイオード19と燃料ポンプリレー11の
コイル15との中間のA点とを結んだ保持回路3
0には保持リレー31を設けてある。
保持リレー31は常閉保持リレー接点を構成す
るIG端子32とL端子33及び該常閉保持リレ
ー接点を構成するIG端子32とL端子33の接
続を励磁時に解放する保持リレーコイル34を有
し、導線27と保持回路30の接続点35とIG
端子32の中間点36をコイル34の一端に接続
する一方、コイル34の他端は、前記油圧警告灯
回路6における油圧警告灯8と油圧スイツチ7と
の中間点37に接続してある。
なお、保持回路30は、正常運転状態にあると
き、ゼネレータの発電回路と同電位である。
本考案実施例回路は、上記のように構成したの
で、エンジン始動に先立つてキースイツチ3をオ
ンにすると、バツテリ1からの電流がキースイツ
チ3のB端子2→IG端子4→油圧警告灯8→第
1の油圧スイツチ7→アースに流れ、油圧警告灯
8を点灯すると同時に、電流は導線27→保持回
路30のコイル34→油圧スイツチ7→アースへ
と流れ、保持リレー31が作動してIG端子32
とL端子33を開くので、燃料ポンプリレー11
は燃料ポンプ12のモータ13に通電しない。
これは、キースイツチONの状態で衝突したよ
うな場合、燃料ポンプ12の動作を停止させて安
全を保持する動作となる。
さらに電流はB端子2→IG端子4→チヤージ
警告灯25→ボルテージレギユレータ16のL端
子→E端子→アースに流れてチヤージ警告灯25
が従来と同様に点灯する。
続いてキースイツチ3をスタータスイツチ側に
操作するとキースイツチ3のB端子2→ST端子
5→燃料ポンプリレー11のST端子9→F端子
14→モータ13→アースに電流が流れ、エンジ
ンが始動すると同時に燃料ポンプ12も起動しエ
ンジンへの燃料供給が開始される。
エンジンが起動し、ゼネレータ20が発電を開
始すれば、ゼネレータ、エンジン、オイルポンプ
等が正常である限り、ゼネレータ20からの電流
は、B端子21→ボルテージレギユレータ16の
B端子22→L端子17→ダイオード19→燃料
ポンプリレー11のコイル15→アースと流れ、
コイル15の励磁によりF端子14の接続がST
端子9よりIG端子10へ切換わるので、バツテ
リ1からの電流はキースイツチ3のB端子2→
IG端子4→燃料ポンプリレー11のIG端子10
→F端子14→モータ13へと流れるので燃料ポ
ンプ12は引き続いて運転状態を保つ。
走行中に異常が発生した場合、例えば、何等か
の原因でゼネレータ20の発電が停止すると、チ
ヤージ警告灯回路24への電流が、バツテリ1→
キースイツチ3のB端子2→IG端子4→チヤー
ジ警告灯25→ボルテージレギユレータ16のL
端子17→E端子23→アースへと流れるため、
チヤージ警告灯25が点灯し、運転者にゼネレー
タ異常を知らせるようになる。
一方、電流はバツテリ1→キースイツチ3のB
端子2→IG端子4→保持リレー31のIG端子3
2→同L端子33→燃料ポンプリレー11のコイ
ル15→アースへと流れ、コイル15の励磁によ
り燃料ポンプリレー11のIG端子10とF端子
14との接続が保持されるから、バツテリ1から
の電流がキースイツチ3のB端子2→IG端子4
→燃料ポンプリレー11のIG端子→F端子14
→燃料ポンプ12のモータ13→アースへと流
れ、燃料ポンプ12は運転を継続する。
また走行中に何等かの原因で油圧が低下し、油
圧警告灯8が点灯したときには、油圧警告灯回路
6への電流が、バツテリ1→キースイツチ3のB
端子2→IG端子4→油圧警告灯8→油圧スイツ
チ7→アースへと流れるため、油圧警告灯8が点
灯し、異常の発生を運転者に知らせる。
このとき、ゼネレータ20は発電を継続してい
るので、バツテリ電圧はボルテージレギユレータ
16のB端子22→L端子17→ダイオード19
→燃料ポンプリレー11のコイル15→アースへ
と流れコイル15は励磁されつづけるので、IG
端子10とF端子14との接続が維持され、バツ
テリ1からキースイツチ3のB端子2→IG端子
4→燃料ポンプリレー11のIG端子10→F端
子14→モータ13→アースへの電流があり、燃
料ポンプ12は運転を継続している。
このように、従来のゼネレータ発生電圧を検出
し燃料ポンプの制御を行う回路と、エンジン油圧
を検出して燃料ポンプの制御を行う回路との2系
統とした本考案装置においては、一方の系統に不
具合が生じても、直ちに燃料ポンプが停止せず、
他方の系統によつてそのまま走行できるよう燃料
ポンプの運転が確保される。
更に、キースイツチ3のイグニツシヨン投入時
であつても油圧が設定値に至らない場合には保持
回路30の保持リレー31の働きにより燃料ポン
プリレー11を解除し燃料ポンプ12のモータ1
3を駆動しないようにしたので、エンジンへの不
必要な燃料供給が防止されるとともに、車両の衝
突事故の場合にも火災事故発生の危険がない。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案燃料噴
射ポンプの制御回路は、イグニツシヨンスイツチ
投入時に点灯する油圧警告灯と設定油圧で開く油
圧スイツチを有する油圧警告灯回路と、燃料ポン
プリレーのコイルとボルテージレギユレータの充
電表示出力端子を結び、前記コイル方向に通電す
るダイオードを設けた燃料ポンプリレー作動回路
と、前記ダイオードと前記コイルの中間部分と前
記油圧警告灯回路から前記燃料ポンプリレーの
IG端子に接続する導線とを結ぶ常閉保持リレー
接点及び前記導線と油圧警告灯と油圧スイツチの
中間部分とを結ぶ保持リレーコイルを有する保持
回路を設けてなるので、ゼネレータに係る故障や
配線、コネクタに係る故障、またはエンジンの潤
滑系の油圧低下や油圧スイツチの故障が択一的に
生じても、燃料ポンプの運転を継続できるように
なし、そのままエンジン停止するには至らず、チ
ヤージ警告灯あるいは油圧警告灯が点灯したこと
によつて異常を知らせたのち、緊急避難路等への
進入を安全に行うことができ、また、急激な減速
による追突事故をも避けることができる。
さらに、エンジンが停止している場合には、イ
グニツシヨンスイツチ投入状態であつても燃料ポ
ンプが作動することがないようにし、エンジンの
始動時におけるエンジンへの不必要な燃料供給を
防止するとともに、車両の衝突事故の場合にも火
災発生の危険を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案燃料ポンプの制御回路の実施例を
示す回路図である。 1……バツテリ、3……キースイツチ、6……
油圧警告灯回路、7……油圧スイツチ、11……
燃料ポンプリレー、12……燃料ポンプ、13…
…モータ、16……ボルテージレギユレータ、1
7……充電表示出力端子(L端子)、18……燃
料ポンプリレー作動回路、19……ダイオード、
20……ゼネレータ、24……チヤージ警告灯回
路、25……チヤージ警告灯、30……保持回
路、31……保持リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. イグニツシヨンスイツチ投入時に点灯する油圧
    警告灯と設定油圧で開く油圧スイツチを有する油
    圧警告灯回路と、燃料ポンプリレーのコイルとボ
    ルテージレギユレータの充電表示出力端子を結
    び、前記コイル方向に通電するダイオードを設け
    た燃料ポンプリレー作動回路と、前記ダイオード
    と前記コイルの中間部分と前記油圧警告灯回路か
    ら前記燃料ポンプリレーのIG端子に接続する導
    線とを結ぶ常閉保持リレー接点及び前記導線と油
    圧警告灯と油圧スイツチの中間部分とを結ぶ保持
    リレーコイルを有する保持回路とからなる燃料ポ
    ンプの制御回路。
JP6302179U 1979-05-14 1979-05-14 Expired JPS6214372Y2 (ja)

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JP6302179U JPS6214372Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14

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JP6302179U JPS6214372Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14

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JPS55163469U JPS55163469U (ja) 1980-11-25
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JPH0635860B2 (ja) * 1985-10-30 1994-05-11 日本電装株式会社 燃料ポンプの駆動制御装置

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JPS55163469U (ja) 1980-11-25

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