JPH0614069Y2 - 燃料ポンプの制御装置 - Google Patents

燃料ポンプの制御装置

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JPH0614069Y2
JPH0614069Y2 JP5919087U JP5919087U JPH0614069Y2 JP H0614069 Y2 JPH0614069 Y2 JP H0614069Y2 JP 5919087 U JP5919087 U JP 5919087U JP 5919087 U JP5919087 U JP 5919087U JP H0614069 Y2 JPH0614069 Y2 JP H0614069Y2
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JP
Japan
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starter
fuel
switch
fuel pump
engine
Prior art date
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JP5919087U
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English (en)
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JPS63166659U (ja
Inventor
彰 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、新車時のエンジン始動あるいは燃料切れ時の
再始動時に、キャブレタに燃料を迅速に送れるようにし
た、燃料ポンプの制御装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車等の車輌における燃料ポンプには機械式のものと
電動式のものがある。このうち電動式のものはイグニッ
ションスイッチの後段に接続され、エンジンを始動させ
るときに作動を開始することになる(例として実開昭55
-17930号および実開昭55-94461号公報参照)。ところで
工場での組立工程または製造直後の新車のエンジン始動
時、あるいは走行中に燃料切れを起こしたときの再始動
時にはキャブレタに燃料がないことから、エンジンの始
動が困難である。そこで製造直後の新車時には別途用意
したケーブルにより、バッテリと燃料ポンプとを接続し
てキャブレタに燃料を送り、始動させている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのように別途用意したケーブルによりキ
ャブレタに燃料を送ってエンジンを始動させる方法で
は、工程が増えることになって作業能率の上で好ましく
なく、また走行中に燃料切れを起して燃料供給後に再始
動するときには適用することが難しいという問題があ
る。そこで案出された回路に、第2図に示すようなもの
がある。これを説明すると、1はバッテリであり、負極
側が車体接地されているものである。バッテリ1の正極
側は、イグニッションスイッチ2を介して燃料カットリ
レー3とスタータスイッチ4およびイグニッションコイ
ル5の各一極に接続されている。燃料カットリレー3の
他極と接地(車体接地)間には燃料ポンプ6が接続され
ている。
スタータスイッチ4の他極は、クラッチペダルを踏むこ
とにより閉じるクラッチスイッチ7を介してスタータス
イッチ8の一極に接続されている。スタータスイッチ8
の他極は接地されている。スタータリレー8の常開接点
9はバッテリ1の正極側とスタータモータ10の一極に接
続されている。スタータモータ10の他極は接地されてい
る。イグニッションコイル5の他極と接地間にはイグナ
イタ11が接続されている。燃料カットリレー3はサイリ
スタ12およびその点弧回路13と、スタータリレー8側か
ら燃料ポンプ6側に向かう方向を順方向としたダイオー
ド14とから構成されている。
この燃料カットリレー3は、エンジンが作動していると
きには点火回路からのパルス電圧が入力されたときにの
みサイリスタ12を導通させ、バッテリ1からの電力を燃
料ポンプ6に給電する。燃料ポンプ6への給電をこのよ
うにすることにより、燃料ポンプ6を点火に関係なく作
動させるものに比して消費電力の節約をすることができ
る。
このような構成のこの回路にあっては、エンジンの始動
時にスタータモータ10を作動させるとバッテリに対し
て、スタータモータ10と並列に接続された燃料ポンプ6
がこれと同時に作動することになり、キャブレタ(図示
せず)に燃料を迅速に送り込むことになる。これによっ
てエンジンの始動が行なわれる。しかしながらこの回路
にあっては、燃料ポンプ6と同時にスタータモータ10が
作動することになるので、バッテリ1の消費電力が多
く、始動するまでにバッテリ1が放電してしまうことが
考えられる。すなわち、スタータモータ10が作動するの
はキャブレタのフロート室に燃料が充填されてからでよ
いところ、いまだ燃料がエンジン始動に足るだけ送り込
まれないうちから作動するので、バッテリ1の電力を無
駄に消費してしまうのである。このため本考案は、この
回路を改良したものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段として、燃料
ポンプの始動装置を、バッテリにスタータスイッチを介
してスタータリレーを接続し、該スタータリレーの常開
接点にスタータモータを接続した車輌において、前記ス
タータスイッチとスタータリレーとの間にクラッチペダ
ルを踏むことにより閉じるクラッチスイッチを接続し、
キャブレタに燃料を送る燃料ポンプを、前記スタータス
イッチとクラッチスイッチとの接続点に接続した構成と
したものである。
(作用) このような構成としたことにより、クラッチペダルを踏
まずにクラッチスイッチを開いた状態でスタータスイッ
チを閉じれば燃料ポンプは作動することになるので、ク
ラッチスイッチが開いているためにスタータモータが作
動しないときにも燃料の送給ができ、第2図のものに比
してバッテリの無駄な消費を回避することができる。
このようにして燃料ポンプを作動させ、キャブレタのフ
ロート室に燃料が充填された後は、クラッチペダルを踏
んでクラッチスイッチを閉じ、スタータスイッチを閉じ
ればスタータモータと燃料ポンプの双方が作動するか
ら、エンジンが始動することになる。エンジンが始動し
た後はスタータスイッチを閉じてスタータモータを作動
させることはないから、燃料ポンプへの給電は燃料カッ
トリレーを介してのみ行なわれることになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図について第2図と同一
の符号を付して説明すると、この回路では、燃料カット
リレー3の始動信号を得るダイオード14を、スタータス
イッチ4とクラッチスイッチ7との接続点に接続してあ
る。これにより燃料ポンプ6は、スタータスイッチ4を
閉じれば即時に作動し、キャブレタのフロート室に燃料
の送給を行なうことになる。したがって、クラッチペダ
ルを踏まずにクラッチスイッチが開き、スタータモータ
10が作動しない状態のときでも、燃料が送られるので、
キャブレタのフロート室に燃料が入った後にスタータス
イッチ4を閉じてスタータモータ10を作動させることに
より、エンジンは円滑に始動することになる。エンジン
が始動した後はスタータスイッチ4を閉じてスタータモ
ータ10を作動させることはないから、燃料ポンプ6への
給電は燃料カットリレー3を介してのみ行なわれること
になる。この回路では、第2図に示した回路に比して、
無駄な電流消費の可能性が全くなくなり、バッテリ1の
寿命を長くすることができる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したものであるから、
従来のように別途に始動用のケーブルを用意する必要が
なく、製造直後にその状態で、製造ラインを変更するこ
となく、即時にエンジンの始動ができることになる利点
がある。そしてエンジンのクランキングを行なうことな
くキャブレタに燃料の送給ができるので、バッテリを過
放電してしまうことがなくなる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は本考案の
前提技術の回路図である。 1……バッテリ 2……イグニッションスイッチ 3……燃料カットリレー 4……スタータスイッチ 6……燃料ポンプ 7……クラッチスイッチ 8……スタータリレー 9……常開接点 10……スタータモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリにスタータスイッチを介してスタ
    ータリレーを接続し、該スタータリレーの常開接点にス
    タータモータを接続した車輌において、前記スタータス
    イッチとスタータリレーとの間にクラッチペダルを踏む
    ことにより閉じるクラッチスイッチを接続し、キャブレ
    タに燃料を送る燃料ポンプを、前記スタータスイッチと
    クラッチスイッチとの接続点に接続したことを特徴とす
    る燃料ポンプの制御装置。
JP5919087U 1987-04-18 1987-04-18 燃料ポンプの制御装置 Expired - Lifetime JPH0614069Y2 (ja)

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JP5919087U JPH0614069Y2 (ja) 1987-04-18 1987-04-18 燃料ポンプの制御装置

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JPS63166659U JPS63166659U (ja) 1988-10-31
JPH0614069Y2 true JPH0614069Y2 (ja) 1994-04-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6553972B1 (en) 1998-12-07 2003-04-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel pump control device

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JP5997199B2 (ja) * 2014-03-31 2016-09-28 本田技研工業株式会社 電気供給装置および車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6553972B1 (en) 1998-12-07 2003-04-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel pump control device
US7021294B2 (en) 1998-12-07 2006-04-04 Exelixis, Inc. Fuel pump control device

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