JPS62143531A - 音声・データ複合通信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は音声・データ複合通信方法及び装置に係り、特
に、通信容量の低減に好適な通信方法及び装置に関する
。

〔発明の概要〕 近年のディジタル通信ネットワークの普及に伴い、通信
効率を上げるために、音声とデータの複合通信が行なわ
れるようになってきている。

従来の音声・データ複合通信方式は、例えば特開昭５５
　−　９２０６８号公報に記載のように、音声の無通話
時にデータ情報を挿入して同一チャネルにおける音声情
報とデータ情報の同時伝送を行なうものである。この従
来方式は、音声情報を優先する為、音声通信においては
支障をきたすものではないが、データ通信の需要が高く
なってくる程、また、データ端末の通信速度の高速化に
伴い、データ情報の遅延が間顕どなる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、音声情報とデータ情報の同時伝送時に
、総合通信容量を変えることなく、情報の伝送遅延を少
なくした音声・データ複合通信方法及び装置を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成する為、本発明では、音声情、６４ 報とデータ情報の同時伝送時には、音声情報の圧縮率を
上げ、総合通信容量を変えることなくデータ情報の伝送
遅延を少なくする。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本実施例におけるネットワーク構成を示すも
のであり、加入者端末１には電話器２、ファクシミリ３
およびデータ端末４が接続されている。

加入者端末１から、１１　　Ｌａｗ　ＰＣＭ信号に符号
化された音声情報あるいは、ファクシミリ変復調情報と
データ情報が発信されると、これ等の情報は、デジタル
加入者線４を経由して、時分割電子交換機５に送られる
。

時分割電子交換機５では、加入者端末１の接続相手先を
分析し、もし接続相手先が時分割多重化回線６を経由し
ての遠隔時分割電子交換機Ｚ内の加入者端末８に対する
要求であるならば時分割電子交換機５は、加入者端末１
の情報を４　・ デジタルトランク９を介して、デジタル加入者線４と同
じフレーム構成であるデジタルトランク回線１０を経由
し、時分割多重化装置１１のデジタルトランク回線アダ
プタ装置１２に転送される。

デジタルトランク回線アダプタ装置１２は、あらかじめ
デジタルトランク回ｆ５１　１　０で取り決められたフ
レーム構成に従い、加入者端末１から送られて来た情報
の分４１１も・常時実施ｌ７、時分割多重化装置乙に割
り：１′Ｉ＝（ｉ　ｒ，　Ｊ＋たチャネル容ｌ゛の利用
効率が最大となる様に加入者端末１から送られて来た情
報の変換を行ない、変換彼のフレーム構成と情報の変換
方法に関する情報をフレーム情報として、６１Ｎ記変換
された加入者端末１の情、報に加えて、時分割＝％　｝
１＋化装置１１に転送する。

時分割多重化装置＋１’Ｃ−は、前記デジタルトランク
回線アダプタ１２より送られて来たチャネル情報と他の
回線アダプタ装置のチャネル情報を多重化し、時分割多
重化回線６を介して遠隔時分割多重化装置１３に転送す
る。

遠隔時分割多重化装置１３では受信された多重化情報を
回線アダプタ装置対応のチャネル情報に分離し、デジタ
ルトランク回線アダプタ装置１２より送られてきた情報
は、遠隔デジタルトランク回線アダプタ装置１４に転送
される。

遠隔デジタルトランク回線アダプタ装置１４は受信情報
の中からフレーム情報を抽出し、前記情報から受信情報
のフレーム構成と情報の変換方法に関する情報の識別を
行ない、変換された情報を復調し、デジタルトランク回
線１５を介してあらかじめ決められたフレーム構成に基
づいて復調後の情報を遠隔時分割電子交換機７に収容さ
れているデジタルトランク１６に転送する。

デジタルトランク１６は、遠隔時分割電子交換機７を介
して接続されている遠隔加入者端末８に情報を転送する
。

遠隔加入者端末８は、受信した音声情報あるいはファク
シミリ変復調情報とデータ情報を遠隔加入者端末８に接
続されている電話機１７．ファクシミリ端末１８および
データ端末１９に夫々の情報を転送する。

また、遠隔加入者端末８．ｊ：り発信された各々の情報
は、上記手順を軒で加入者端末１に接続されている各々
の端末に転送される。

次に、本実施例におけるデジタルトランク回線アダプタ
装置のノ・−ドウエア構成及び動作の概要を第２図を用
いて説明する。

デジタルトランク回線１０から送られて来る加入者端末
１（第１図）の情報は、デジタルトランク回線アダプタ
装置１２内のデジタルトランク回線用フレーム分解回路
２０にて、音声情報ｄ。

ファクシミリの変復調情報Ｃおよびデータ情報ｆに分解
される。

分解された３つの情報ｄ＋　’Ｊは、夫々の情報の性質
に則した分析器（音声情報ｄは符号化された音声のレベ
ル検出器２１．ファクシミリの変復調情報−は符号化さ
れたファクシミリの変復調信号用変調器２２．データ情
報ｆはデータのアイドル状態検出とデータの変換を行な
うデータ変換器２３）を介して情報の有／無を調べる。

夫々の分析器２１，２２．２３から得られた音声情報ｄ
の有／無信号と、ファクシミリの変復調情報Ｃの有／無
信号およびデータ情報ｆの有／無信号は、チャネル制御
処理回路２４に集められる。

チャネル制御処理回路２４では、時分割多重化回線に割
り当てられたチャネルの通信容量をＲｃｈ　Ｃｂｐｓ　
］とすると、 Ｒｃ）、　＝　Ｒｆｒ＋　Ｒ，ｃ＋　Ｒｄ、ｔ＋　Ｒｆ
、　＋　Ｒム［ｂｐｖ　〕となる様にＲｄ□Ｃｈｐｓ　
）を最小にしながら夫々の情報の通信容量を決定する。

但し、前記分析器２１　、２２．２３にて転送情報が「
無し」と判断された情報の通信容量は、ＯＣｂｐｓ　］
と考える。

チャネル制御処理回路２４は、上記の結果に基づき、音
声圧縮回路２５に対して、圧縮後の音声情報路の通信容
−がｌ？ｖｃ　Ｃｂｐｓ　〕となる様に音声圧縮率を設
定する制御信号ｍを送信する。また、ファクシミリの変
復調信号用変調器２２を介して得られたファクシミリデ
ータ情報Ｐの通信速度がＲ１，［Ａｐｔ　］と／Ｉる樺
にファクシミリの変復調信号用変調器２２および復調器
２６の設定を実施する制御信号ｒを送信する。更に、チ
ャネル用フレーム組立回路２７に対して、フレーム構成
を指定する制御信号ｔを送信する。

チャネル用フレーム組立回路２７は、チャネル制御処理
回路２４から送られてくる情報に従い、音声圧縮情報ル
、ファクシミリデータ情報Ｐおよびデータ情報ｑを持分
側多重化し、もしダミー情報が必要なら必要な通信容量
分のダミー情報を加え、最後にチャネル制御処理回路２
４から送られてくるフレーム情報Ｕを加えて、送信チャ
ネル情報として、時分割多重化装置とのインタフェース
信号νに対して送信する。

また時分割多重化装置１１（第１図）とのインタフェー
ス信号Ｖから送られてくる受信テヤネル情報は、チャネ
ル用フ゛レーム分解回路２８にてフレ−ム構成を抽出し
、抽出したフレーム情報Ｘをチャネル制御処理回路２４
に転送する。

チャネル制御処理回路２４では、フレーム情報Ｘを分析
し、受信されたフレ−ム構成が新フレーム構成か否かを
識別し、もし新フレーム構成であるならば、送信チャネ
ル制御と同じ原理で音声圧縮回路２５の圧縮率（受信の
場合であるから伸長率）およびファクシミリの変復調信
号用変調器２２および復調器２６の設定を行ない、分析
されたフレーム構成に基づいて、チャネル用フレーム分
解回路２８を設定する。

また、受信されたフレーム構成が新フレーム構成でない
ならば、送信チャネルのフレーム構成と同じフレーム構
成に基づいて、チャネル用フレーム分解回路２８を限定
する。

チャネル用フレーム分解回路２８では、チャネル制御処
理回路２４より指定されたフレーム構成に従い、音声情
報ｙ、スフアクミリデータ情報２、データ情報ｌにチャ
ネル情報を分解し、送信チャネル制御の逆変換となる様
、夫々の情報は、音声圧縮回路２５．ファクシミリデー
タ情報の復調器２６およびデータ変換器２６を経て、デ
ジタルトランク回線１０のフレーム構成となる様にデジ
タルトランク回線用フレーム組立回路２９にてフレーム
組立てを実施し、デジタルトランク回線１０に送出する
。

本実施例によれば、デジタル加入者線を利用した加入者
端末あるいは、デジタルトランク回線を利用した時分割
多重化装置などの時分割多重化伝送を利用したシステム
において、１回線に割り当てられるチャネル容量を最少
限にし、音声・ファクシミリ・データなどのあらゆる情
報の同時接続がチャネル容量を最大効率で利用し、各々
の悄ψ１１のｆｌ〈次遅紙を最少とする。つまりサービ
スに１が６１、〈効率（Ｊ）よい多重化伝送が実現でき
るという効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によｔｌげ、音声・データ複合通信において、音
声・ファクシミリおよびデータ情報の１１　。

総合通信容蓋を必要最低限に設定することによって、多
重化効率の高いネットワークが各々の情報の伝送遅延を
最少限におさえて実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した通信ネットワーク
の構成図、第２図は第１図に示したデジタルトランク回
線アダプタ装置の詳細構成図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複合端末装置を収容する時分割電子交換機を時分割
   多重化回線を介して接続するディジタル通信ネットワー
   クにおいて、音声情報とデータ情報を同時に転送すると
   き、音声情報を圧縮して転送することを特徴とする音声
   ・データ複合通信方法。 ２、音声情報だけを転送するとき、音声情報と前記通信
   容量割り当て制御情報（フレーム情報）により最大チャ
   ネル容量となる様に音声情報の圧縮率を設定することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の音声・データ複
   合通信方法。 ３、音声情報とデータ情報を同時に転送するとき、デー
   タ情報の通信容量とフレーム情報の通信容量と音声情報
   の通信容量により最大チャネル容量となる様に音声情報
   の圧縮率を設定することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の音声・データ複合通信方法。 ４、音声情報とデータ情報の他にファクシミリ変復調信
   号を転送するとき、ファクシミリ変復調信号を変調後の
   ファクシミリデータ情報の通信容量が最少となる様にす
   ると共に、前記ファクシミリデータ情報とデータ情報と
   フレーム情報と音声情報の総合通信容量が最大チャネル
   容量となる様に音声情報の圧縮率を設定することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の音声・データ複合通
   信方法。 ５、ファクシミリ変調信号を変調してファクシミリデー
   タ情報の通信容量が最大となるようにしたとしても最大
   チャネル容量に満たない情報の組み合わせであるとき、
   伝送する情報が最大チャネル容量となる様にダミー情報
   を挿入することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の音声・データ複合通信方法。 ６、複合端末装置を収容する時分割電子交換機を時分割
   多重化回線を介して接続するディジタル通信ネットワー
   クにおいて、符号化された音声情報を圧縮する音声圧縮
   回路と、前記音声情報のレベルを常時識別する回路と、
   ファクシミリの変復調信号を検出しデータ信号に変換す
   る復調回路と、音声情報およびデータ情報の通信容量の
   割り当てを制御する回路とから構成される送信装置、お
   よび、該送信装置から送信された信号を受信して音声情
   報とデータ信号に分離する回路と、ファクシミリのデー
   タ信号を変調信号に変調する回路と圧縮された音声信号
   を伸長する回路と、該回路の出力を復号化する回路とか
   ら構成される受信装置を備え、同一チャネルあるいは同
   一加入者線で音声とデータを同時に伝送することを特徴
   とする音声・データ複合通信装置。