JPS62143245A - 磁気記録再生装置のテ−プ巻き取り機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のテ−プ巻き取り機構

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JPS62143245A
JPS62143245A JP60282813A JP28281385A JPS62143245A JP S62143245 A JPS62143245 A JP S62143245A JP 60282813 A JP60282813 A JP 60282813A JP 28281385 A JP28281385 A JP 28281385A JP S62143245 A JPS62143245 A JP S62143245A
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JP
Japan
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tape
viscoelastic body
gear
reel
torque
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Pending
Application number
JP60282813A
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English (en)
Inventor
Kiyuuichirou Nagai
長井 究一郎
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Kenji Ogiji
荻路 憲治
Sanji Aman
阿万 三司
Noboru Katono
上遠野 昇
Yoshihiro Shida
紫田 佳弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置におけるテープ巻き取り機
構に関する。
〔発明の背景〕
一般にビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置にお
いて、キャプスタン及びピンチローラで定速移送される
テープをリールに巻き取るためのリール台の駆動源とし
ては、 fil  キャプスタンを駆動するモータより動力をと
る方法 (2)  キャプスタンを駆動するモータとは別個のリ
ール台駆動専用のモータを設ける方法がある。
前者の方法は、キャプスタン駆動モータとリール台との
間に原動側と従動側の滑りにより一定のトルクを発生す
るクラッチ機構を設け、定速駆動されたテープを巻き取
るものである。通常、このクラッチ機構は、原動側と従
動側の部材が、フェルト等の摩擦材層を介して互いに圧
接されることによりトルクが伝達される溝底となってい
るが、このクラッチ機構により得られるトルクは一定で
あり、したがって、リール台の回転トルクも一定となる
ところで例えば8ミリビデオ規格におけるテープ巻き始
めと巻き終わりとの巻径の比(テープ厚さと録画時間に
より異なる)の最大は、約1:2.7もあり、テープテ
ンションをt1テープの巻半径をR,IJ−ルの回転ト
ルクをTとすると、 t=T/R の関係があるので、テープ巻き始めと巻き終わりとのテ
ープテンションの比は、約2.7:1となる。
いまここで、逆転再生を行う場合を考えると、シリンダ
入口(正転再生の場合の出口に相当)のテープテンショ
ンの最適値はlO〜15 ffであるので、テープ巻き
終わりにおいて109fになるように調整すると、テー
プの巻き始めにおけるシリンダ入口のテープテンション
イB、は、27?fにもなってしまい、上記のテンショ
ンの最適範囲から大きくはずれて正常な再生出力を得る
ことができないという問題を生じる。更に、これに加え
て、テープを巻き取っているリール直前でのテープテン
ション値もかなり大きくなってしまうため、例えば10
μm、I¥前後の超薄手テープを使用した際にテープの
塑性変形(水久伸び、或いは傷み)を生じるという問題
がある。
これに対し、俊省の方法では、上記の問題点をモータの
回転数−トルクの関係を利用してリール専用モータにて
リール台を駆動することで解決できる。(例えば実公昭
58−45078号公報などに記載されている) しかしながら、この方式は、キャプスタン駆動モータの
他に、リール駆動用モータを設けなければならず、コス
ト的に高価になってしまうという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、簡単
な構成で超薄手テープを使用した場合でも安定したテー
プ走行性能及び良好な記録再生性能が得られるテープ巻
き取り機構を提供することにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために本発明は、テープ巻き取りの
駆動源をキャプスタン駆動源と兼用し、リール台に伝達
するトルクを所定の値に設定するためのクラッチ機構に
球状の粘弾性体を配し、この粘弾性体に圧縮変形を与え
て略楕円体状とし、このように圧縮変形を受けた状態で
上記粘弾性体がころがり運動する際に該粘弾性体内で発
生する内部摩擦力に応じて伝達トルク値が定められるよ
うに構成したことを、概略の特徴とする。これにより、
クラッチ機構部の原動側クラッチと従動側クラッチ間で
生じる相対回転速度の変化に対応して伝達トルクも変化
するようにして、テープ巻径によるテープテンションの
差を減少させることを可能にした。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図及び第2図は本発明を用いたビデオテープレコー
ダのテープ走行系及び駆動系を示す概略平面図であり、
第1図はテープ巻き始めにおける通常正転の記録/再生
状態、第2図は同じくテープ巻始めにおける逆転再生状
態を示している。同図において、磁気テープ6は、カセ
ット1よりテープ引き出し部材2.5及び4により引き
出され、回転ヘッド(図示せず)を内蔵するシリンダ5
に添接巻回されたのち、キャプスタン駆動モータ7に直
結されたキャプスタン8とピンチローラ9とによって定
速駆動される。一方、キャプスタン駆動モータ7の回転
は、該キャプスタン駆動モータ7に同軸的に連結された
第1のプーリ10に掛けられたベルト1】により第2の
プーリ12に伝達され、更に、該第2のプーリ12に同
軸的に連結された減速ギヤ13、中継ギヤ14 、15
、首撮りギヤ16及び切換えギヤ!? 。
18を各々介してリール台19或いは2oのいずれか一
方に伝達され、定速駆動されたテープを巻き取る。
前記リール台19及び20には、クラッチ機構部が内蔵
されている。第3図は、リール台19側に内蔵されたク
ラッチ機構部の構造を示すアセンブリ前の断面図である
。同図において、19αはハウジング、19hはカセッ
トリールと係合するクララ、19 cはクララ付勢バネ
、19dはリール台の高さ位置を規定するためのリール
キャップ、19 eは原動側ギヤ、19 fは従動体ギ
ヤ、19 、qは前記原動側ギヤ19 eを前記従動側
ギヤ19 f方向へ付勢するためのバネ、19 Aはバ
ネ受け、191は球状の粘弾性体、21はサブシャーシ
、22はこのサブシャーシ21上に植設されたリールシ
ャフトである。第4図に示すように、球状の粘弾性体1
9 iは従動側ギヤ19 fの凹溝上に多数個配置され
ている。
第5図は、上記リール台19のアセンブリ後、すなわち
磁気テープを巻き取る場合の動作説明図であって、前掲
の第1図、第2図及び第3図と共通の部材には同一の番
号を付し、それらについての説明は省略する。
第5図において、23はアーム24上に植設された前記
前撮りギヤ16のシャフト、17 a及び17 Aはサ
ブシャーシ2工上に植設されたシャフチ25に同軸的に
挿入された1対の切換えギヤであり、上方の切換えギヤ
17αは前記原動側ギヤ19 、に、下方の切換えギヤ
17 bは前記従動側ギヤ19 fにそれぞれ係合して
いる。そして、ここに示すように、アッセンブリされた
状態のリール台19においては、ハウジング19αに従
動側ギヤ19 fが圧入されてこれらは一体的に回転す
る。また、球状の粘弾性体19 iは、バネ19 、q
の作用により原動側ギヤ19 tと従動側ギヤ19 f
との間に圧接されて略楕円体状に圧縮変形した状態とな
っている。
次に上記第5図を基に逆転再生時のリール台19による
テープ巻き取り動作、すなわち第2図の状態について説
明する。前記のキャプスタン駆動モータ7からのトルク
は、首撮りギヤ16に伝達され、更に切換えギヤ1? 
aを介してリール台19内の原動側ギヤ19 fに伝達
される。そして略楕円体状に変形された粘弾性体19 
iのころがり運動により従動側ギヤ19 fにトルク′
が伝達され、該従動側ギヤ19 fと一体化したハウジ
ング19αが回転し、これに伴いカセットリールに係合
したクララ19 Aが回転することによりカセットリー
ルに磁気テープが巻き取られる。この際、前記原動側ギ
ヤ19 eから前記従動体ギヤ19 fに伝達されるド
ルクイlは、前記のように略楕円体に圧縮変形された粘
弾性体19 iのころがり運動により粘弾性体191内
に生じる内部摩擦力Fの大きさに対応して定められる。
第6図は、粘弾性体19器のころがり運動を模式的に示
した説明図である。すなわち、テープの巻き始めにおい
ては、テープ巻半径が最小であるので、前記原動側ギヤ
19 tと前記従動側ギヤ19 fの相対回転速度は最
大となり、これに伴い前記粘弾性体19 iのころがり
速度も最大となるので前記粘弾性体19 iの変形速度
が最大となる。そして、これに対応して、前記粘弾性体
19 i内に生じる内部摩擦力Fが最大となる。このこ
とは、前記粘弾性体19 iが最もころがり運動しにく
いこと。
を意味しているので、その結果として前記従動側ギヤ1
9 fに伝達されるトルクは最大となる。
一方、テープの巻き終わりにおいては、上記のテープの
巻き始めとは逆に、前記粘弾性体19 z内に生じる内
部摩擦力Fが最小となるため、前記粘弾性体19 iが
最もころがり運動し易い状態となり、その結果として、
前記従動側ギヤ19 fに伝達されるトルクは最小とな
る。このように、テープの巻径に応じて原動側ギヤ19
 fから従動側ギヤ19 fに伝達されるトルク値が変
化することにより、前述した従来のクラッチ機構で生じ
ていたテープ巻き始めと巻き終わりとのテープテンショ
ン比(約2.7 : 1 )を可及的に1に近づけるこ
とが可能となる。ここで、テープ巻径比に対してテープ
テンシラン比をどの程度1に近づけられるかは、il+
粘弾性体の材質(例えば、ニトリルゴム)、(2)粘弾
性体に与える変形量、等の選定に因る。
尚、記録再生が行われない単なるテープの巻き戻し動作
を行う場合には、図示せぬ駆動手段により、首撮りギヤ
16をシャフト23及びアーム24と一体的にサブシャ
ーシ21側(第5図中矢印方向)へ移動し、下方の切換
えギヤ17 hと係合させる。これにより、キャプスタ
ン駆動モータ7から伝達されてきたトルクは、クラッチ
機構を介すことなく直接従動側ギヤ19 fに伝達され
、テープを巻き取ることができる。
上記の説明では、リール台19によるテープ巻き取り動
作についてのみ記したが、リール台加による巻き取り動
作についても全く同様である。
また、上記の実施例では、クラッチ機構をリール台に内
蔵した場合について説明したが、かかるクラッチ機構を
キャプスタン駆動モータ7からリール台19及び20に
至る駆動経路上のいずれの場所に配置しても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、高機能化を目的
としてテープを逆転走行させて記録/再生を行う特殊機
能を付加した磁気記録再生装置においても、リール専用
モータを別個に設けることなく、簡単な機構により必要
に応じてテープ巻き始めから巻き終わりまで、はぼ一定
のテープテンション状態でテープをリールに巻き取るこ
とができるため、逆転時にも艮好な記録/得失状態を得
ることが可能となる。したがって、低コストでかつ付加
価値及び侶頼性の高いメカニズムを提供できる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明の実施例をこ係り、第1図はビデオテー
プレコーダのテープ走行系及び、駆動系の正転時の記録
/P+生状態を示す概略平面図、第2図はそれの逆転時
の再生状態を示す概略平面図、第3図はクラッチ機構の
構造を示すアセンブリ前の継面図、第4図は球状の粘弾
性体を従動側ギヤ上に配置した状態の一例を示すための
平面図、第5図はリール台を駆動して磁気テープを巻き
取る場合の動作説明図、第6図は粘弾性体のころがり運
動′を模式的に示した説明図である。 6:磁気テープ 7:キャプスタン駆動モータ 8:キャプスタン   9:ビンチローラ16;首振り
ギヤ    17.18 :切換えギヤ+9,20 :
リール台    19α:ハウジング196 :クララ
      1りC:クララ付勢バネ19d二IJ−ル
キャノプ  19e:原動側ギヤ19f:従動側ギヤ 
   19y:バネ19A−バネ受け     l’l
L−粘弾性体代理人弁理士  小 川 勝 男゛、 。 第 1 国 に 昆 2 図 ち  3  図 第 +図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気テープを巻回した一対のリールに係合して回転する
    リール台を有し、前記磁気テープを一定速度で駆動する
    テープ駆動手段と、該定速駆動された磁気テープを一方
    のリールに巻取るテープ巻取り手段とを備えた磁気記録
    再生装置において、上記テープ駆動手段の駆動源を同一
    の駆動源から上記リール台に伝達するトルクを所定の値
    に設定するためのクラッチ機構を設け、該クラッチ機構
    は原動側クラッチと従動側クラッチとこれらの間に配設
    された1個以上の球状の粘弾性体とからなり、かつ上記
    原動側及び従動側クラッチ間の間隔を上記粘弾性体の直
    径より小さくなるように設定することにより、該粘弾性
    体に圧縮変形を与えて略楕円体状とし、この圧縮変形を
    受けた状態で上記粘弾性体がころがり運動する際に、上
    記粘弾性体内で発生する内部摩擦力に応じて、伝達トル
    ク値が定められるように構成したことを特徴とする磁気
    記録再生装置のテープ巻き取り機構。
JP60282813A 1985-12-18 1985-12-18 磁気記録再生装置のテ−プ巻き取り機構 Pending JPS62143245A (ja)

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JP60282813A JPS62143245A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 磁気記録再生装置のテ−プ巻き取り機構

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JP60282813A JPS62143245A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 磁気記録再生装置のテ−プ巻き取り機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62143245A true JPS62143245A (ja) 1987-06-26

Family

ID=17657415

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JP60282813A Pending JPS62143245A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 磁気記録再生装置のテ−プ巻き取り機構

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JP (1) JPS62143245A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100519973B1 (ko) * 2002-11-25 2005-10-13 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 토크 전달장치
US9685189B1 (en) * 2016-04-06 2017-06-20 International Business Machines Corporation Reduced reel motor disturbances in a tape drive system

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KR100519973B1 (ko) * 2002-11-25 2005-10-13 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 토크 전달장치
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