JPS62143116A - デ−タ処理装置の異常処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はデータ処理装置の異常処理装置に関し、特に
データ処理装置の冷却用ファン回転異常に伴なう異常温
度上昇検出に基づいて異常処理を行なうものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来のデータ処理装置の異常処理装置の構成を
示すブロック図であり、図において（１）はデータ処理
装置の冷却用のファン装置、（２）は冷却用ファン装置
の回転異常を検出する回転検出機構、＋８）は冷却用フ
ァンの回転異常を異常監視用のプログラムに通知した後
、一定時間後に電源をしゃ断する機能を持った監視制御
装置、（４）は冷却用ファン装置の冷却異常信号を伝え
る信号線、（５）は電源制御装置、（６）は電源制御装
置に電源しゃ断を伝える信号線である。

次に上記構成に基づいて従来装置の動作について説明す
る。データ処理装置において、装置内の異常温度上昇に
よりダメージを受は易い工Ｃ等の電子部品を使用してい
る為、異常温度上昇を抑止する目的で冷却用ファン装［
（１）　、　（１）を設備している。しかしながら、冷
却用ファン装Ｍ（１）が異常停止あるいは回転異常（例
えば回転数低下）を起こすと、前記電子部品の温度が上
昇して、誤動作、暴走または電子部品が熱で破壊するお
それがある。

そこで、冷却用ファン装置（１）が一定回転数以下にな
ると、該冷却用ファン装置（１）の回転異常を検出する
回転検出機構（２）から異常信号が監視制御装置（８）
へ送出され、この信号を異常監視用プログラムににて処
理した後、一定時間後にデータ処理装置の電源しゃ断信
号を電源制御装置（５）に送出する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のデータ処理装置の異常処理装置は以上のように構
成されているので、冷却用ファン装置の回転数が一定数
以下になった事を検出して、データ処理装置の冷却異常
とし、冷却異常検知後一定時間後に電源をしゃ断してい
た。このため、複数個の冷却用ファン装置を装備したデ
ータ処理装置の場合、−個の冷却用ファン装置が止まっ
た状態でも充分にデータ処理装置の動作が出来るにもか
かわらず、冷却異常として処理され、電源を遮断される
という問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、冷却用ファン装置における回転異常検出と共
に、データ処理装置内の温度情報を読み取り、装置内温
度が所定値以上に上昇した場合、データ処理装置の稼動
を停止して適切な異常処理を行なうことができるデータ
処理装置の異常処理装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るデータ処理装置の異常処理装置は、冷却
用ファン装置の回転異常検出と共に、データ処理装置内
の温度を温度センナで検出し、該検出温度情報を監視制
御装置の異常判定手段で処理してデータ処理装置の稼動
続行か否かを判定するものである。

〔作用〕

この発明におけるデータ処理装置の異常処理装置は、デ
ータ処理装置に設備された複数の冷却ファン装置中側れ
かのファン装置に回転異常が検出された際、それに付随
してデータ処理装置内の温度が、各電子部品にダメージ
を与える程異常上昇しているか否かを判定し、異常温度
上昇判定時には電源設備の停止によりデータ処理装置を
稼動停止とし、異常温度上昇が判定されなかった場合は
。

データ処理装置の稼動を続行し得るようにしたものであ
る０ 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において（１）は冷却用ファン装置、（２）は冷却用
ファン装置の回転異常を検出する回転検出機構、（８）
は冷却用ファン装置の回転異常を異常監視用のプログラ
ムに通知した後、温度センサーの検出する温度を監視し
、一定温度以上になった事を確認した後にデータ処理装
置の電源を遮断する機能を持った監視制御装置、（４）
は冷却用ファン装置の回転異常を監視制御装置（８）に
伝える信号線、（５）は電源制御装置、（６）は電源制
御装置に電源しゃ断を伝える信号線、（γンは温度セン
サー、（８）は温度センサーの検出した温度を監視制御
装置（８）に伝える信号線である。

次に上記構成に基づいて本実施例の動作について説明す
る。冷却用ファン装置（１）の回転が止まった場合に、
回転検出機構（２）がこれを検出し、監視制御装［＋８
１を通じて、異常監視プログラムに通知する。この時、
ファンの回転停止によシ、データ処理装置の突気の流通
が止って冷却が充分でなくなり電子部品から発生する熱
でデータ処理装置内部の温度が上昇する。この温度上昇
を温度センサー（γ）で検出し、監視制御装ｇ＋ａ）に
伝える。監視制御装置ｆｆ（１３１内の異常判定手段で
は、冷却用ファンの回転に異常が発生した事と、温度セ
ンサー（γ）が検出した温度が一定値以上になった事を
確認して、電源制御装置（５）に電源遮断信号を伝える
。そして。

データ処理装置の稼動を停止させる。一方、冷却用ファ
ン装置（１）が複数個あり、そのうち１個のファンの回
転が止まっただけの状態で、データ処理装置の冷却能力
が充分あり、内部の温度が一定値以下の場合は、監視制
御装置（３）を通じて、異常監視プログラムに冷却ファ
ン装置（１）の回転異常を通知した後、通常のデータ処
理を続行する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によればデータ処理装置に設置
された冷却用ファンの回転異常検出時に、データ処理装
置の冷却異常を直接データ処理装置内の温度を測定して
判定する構成としたため、ファンの回転異常に付随して
発生する冷却異常を正確に判定でき、又、データ処理装
置の電源切断判定を適格に行なえる異常検出精度の高い
データ処理装置の異常処理装置が得られる効果がある０

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるデータ処理装置の異
常処理装置の全体構成図、第２図は従来のデータ処理装
置の異常処理装置の全体構成図である。 図において（１）は冷却用ファン、（２）は回転検出機
構、（８）は監視制御装置、（５）は電源制御装置、（
γンは温度センサ。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ処理装置に設置された複数台の冷却用ファン装置
   の回転検出機構による異常回転検出時に、検出信号に基
   づいて上記データ処理装置の電源制御装置へ電源遮断信
   号を送出する監視制御装置を備えたデータ処理装置の異
   常処理装置において、温度センサによるデータ処理装置
   内の検出温度情報を入力し、一定値以上の温度上昇判定
   時に上記電源制御装置へ電源遮断信号を送出する異常判
   定手段を上記監視制御装置に備えたことを特徴とするデ
   ータ処理装置の異常処理装置。