JPS6214296Y2 - - Google Patents

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JPS6214296Y2
JPS6214296Y2 JP1983129021U JP12902183U JPS6214296Y2 JP S6214296 Y2 JPS6214296 Y2 JP S6214296Y2 JP 1983129021 U JP1983129021 U JP 1983129021U JP 12902183 U JP12902183 U JP 12902183U JP S6214296 Y2 JPS6214296 Y2 JP S6214296Y2
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guide groove
door body
opening
door
cover band
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JP1983129021U
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JPS6035876U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工場、倉庫等の大型の出入口に設け
られることが多いハンガードアにおけるガイド溝
の覆蓋装置に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
一般に、この種ハンガードアにあつては、上側
がガイドレールに吊下げられたドア本体が風等で
不用意に振れないよう、下側の振れ止めをする必
要がある。そしてこの様なハンガードアの振れ止
めには、第7図に示す如くドア本体1の下端面に
形成したガイド溝14が、床面より突出したガイ
ド凸条15に嵌入することによつて行なうように
構成したり、あるいは逆に床面に凹状のガイド溝
を形成し、該ガイド溝にドア本体の下端部から垂
設した振れ止め体を嵌入することによつて行なう
ように構成したものなどが知られているが、前者
のものは有効な振れ止めをするにはガイド凸条1
5を床面から相当量突出しなければならないが故
に、例えば台車等の出入の際に、突出したガイド
凸条15が邪魔となつて円滑な出入ができなくな
る等の欠点があり好ましいものではない。一方後
者のものは前者のガイド凸条15の如く床面から
大きく突出するものがないため台車等の出入が邪
魔されないという利点はあるが、その反面、ガイ
ド溝に小石や泥土あるいはトラツクのタイヤ溝に
付着した雪等が侵入してドア本体の開閉が阻害さ
れるという欠点があり問題となつていた。そこ
で、実公昭52−049227号公報に示す如く、ドア本
体の開閉に追随する覆蓋帯でガイド溝を覆蓋する
ようにしたものがあるが、このものは、ガイド溝
両側面に対向して形成される間隙溝間に、覆蓋帯
を摺動自在に嵌合することによつてガイド溝を覆
蓋するものであるため、覆蓋帯が開口上面よりも
下に配設されるようになつており、この構成で
は、上面よりも低い覆蓋帯上に塵等がたまりやす
く、しかもこのたまつた塵は逃げ場を失なつて間
隙溝内に詰まり、覆蓋帯が円滑に摺動しなくなつ
てしまう欠点があり、さらに改善の必要がある。
〔問題を解決する手段〕
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができるハンガードアにおけるガ
イド溝の覆蓋装置を提供することを目的として創
案されたものであつて、ドア本体の下端縁に垂設
した振れ止め体が凹状のガイド溝に嵌入して振れ
止め防止をするように構成したハンガードアにお
いて、前記ドア本体の開閉に追随して開口したガ
イド溝を覆蓋すべく両端縁がドア本体に連動連結
され、かつガイド溝両端部位に設けた輪体に懸回
した覆蓋帯を、ガイド溝の開口上面を上側からを
覆蓋する幅広のプレート部と、該プレート部の背
面に突設して、プレート部が一連状に連接するよ
う折曲自在に互いに接続され、かつガイド溝に嵌
入して位置ずれ規制をする連接部とで構成されて
いることを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、出入口の
開口時であつてもガイド溝に小石や雪等が侵入す
ることを確実に阻止できて、常に円滑なドア本体
の開閉作業を行なうことができるようにしたもの
である。
〔実施例〕
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において1はハンガードアのドア本体
であつて、該ドア本体1は、複数の板体2を左右
方向面一状に連綴して構成したものであるが、そ
の上框3には、ガイドレール4を走行する吊りロ
ーラ5が支承体6を介して取付けられており、こ
れによつてドア本体1は出入口をガイドレール4
に沿つて左右に移動し、出入口を開閉ができるよ
うになつていることは従来通りである。
7は床面8や下枠等に設けられた凹状のガイド
溝であつて、該ガイド溝7は底部7a側が開口部
7b側よりも広くなつて構成されているが、ドア
本体1の下端縁の左右両端部に垂設した振れ止め
体9がガイド溝7の開口部7bから底部7aに向
けて嵌入し、ドア本体1の振れ止めをするように
なつている。一方、10は左右の振れ止め体9間
に設けられた防塵板であつて、該防塵板10は本
実施例ではゴム質弾性体で構成されており、ガイ
ド溝開口部7bの屋外側壁面に接当して防塵作用
をなすように構成されている。
11はガイド溝7の左右両側に位置してそれぞ
れ設けられたスプロケツトであつて、該スプロケ
ツト11には後述する覆蓋帯12が懸回されてい
るが、この覆蓋帯12は、その両端部が左右の振
れ止め体9よりもさらに外側に位置すべくドア本
体1に取付けた止金13にそれぞれ螺着固定され
ることによつて略緊張状でドア本体1に連動連結
されている。前記覆蓋帯12は、本実施例ではチ
エンからなる案内部12aと平板状のプレート部
12bとによつて構成されるものであるが、案内
部12aはガイド溝7の開口部7bに丁度嵌入す
る幅員を有し、また開口部7bの開口幅よりも大
きい幅員を有するプレート部12bは案内部12
aの外周側に各々熔着等の適宜手段で取付けられ
ていて、覆蓋帯12の上半部ではガイド溝7を覆
蓋し、また下半部はガイド溝7の底部7aに挿通
されている。そして、覆蓋帯12は、ドア本体1
の開閉作動に追随してドア本体1と一体的に移動
し、ガイド溝7の開口した開口部7aをプレート
部12bによつて上側から覆蓋するようになつて
いる。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、ドア本体1はガイド溝7に振れ止め体9が嵌
入することによつて振れ止めされているから、出
入口を閉塞している際においては、ドア本体1は
仮令え強風が吹いても確実に振れ止めされること
となるうえ、さらにガイド溝7に嵌入している防
塵板10によつて小石、雪等がガイド溝7に侵入
することが殆んど阻止されることとなる。
この様にガイド溝7は、ドア本体1が出入口を
閉塞している際には小石等の侵入阻止を防塵板1
0によつて効果的になされるものであるが、さら
にドア本体1を移動せしめて出入口を開口した場
合にあつても小石等の侵入が確実に阻止されるこ
とになる。即ち、本考案にあつては、ドア本体1
を開口した場合、該ドア本体1に追随して覆蓋帯
12が開口したガイド溝7に沿つて移動し、ドア
本体1が移動した後のガイド溝7を覆蓋帯12の
プレート部12bで上側から覆蓋することとな
る。従つて、ガイド溝7への小石や雪等の侵入が
出入口の開口時であつても確実に阻止されること
となり、もつてドア本体1は常に円滑な開閉作動
を行なうことができる。しかも、前記ガイド溝7
を覆蓋する覆蓋帯12のプレート部12bは、単
にガイド溝7の開口部7bを覆蓋するに足る厚さ
に設定されていればよいから、従来のガイド凸条
15を設けた場合とは異なり、床面に対して殆ん
ど無視できる程度の薄板で形成することができ、
従つて台車の出入りなどにおいてプレート部12
bが邪魔になるような不都合も全くないものに構
成することができる。
さらに覆蓋帯12は、ガイド溝側面に形成した
間隙溝に嵌合案内されるものではなく、ガイド溝
開口上面を上側から覆蓋するようにしたものであ
るから、従来の様に間隙溝に塵が詰つて覆蓋帯1
2の摺動が妨げられることもなくなつて、覆蓋帯
12はドア本体の開閉にスムーズに追随してガイ
ド溝を覆蓋することになる。
しかも本考案にあつては、覆蓋帯12の案内部
12aがガイド溝7に嵌入して覆蓋帯12が移動
する際の案内作用を働しているから、仮令え間口
の広い出入口であつても覆蓋帯12がガイド溝7
から外れてガイド溝7が開口してしまうようなこ
とが未然に防止でき極めて都合が良い。
〔作用効果〕
以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、ガイド溝を、ドア本体の開閉に
追随する覆蓋帯で覆蓋して、ガイド溝への小石や
雪等の浸入を阻止するようにしたものでありなが
ら、覆蓋帯は、ガイド溝内に懸回されることによ
つて、ガイド溝底部のスペースを有効に利用して
収納されることになるので、仮令連接案内部を設
けて覆蓋帯が厚くなるようにしたとしても、巻込
収納式等のように覆蓋帯の厚さに応じて収納スペ
ースを殊更大きくする必要もなく都合のよいもの
である。
さらにこのものは、ガイド溝に間隙溝を形成し
て覆蓋帯をガイドするようにしたものではなく、
ガイド溝開口上面を上側から覆蓋するようにした
ものであるから、従来のように開口上面よりも低
位の覆蓋帯を用いたものの如く覆蓋帯上に逃げ場
のない状態で塵がたまつて覆蓋帯の摺動が妨げら
れることもなく、覆蓋帯はドア本体の開閉にスム
ーズに追随してガイド溝を覆蓋することになつ
て、ドア本体の開閉を極めて円滑に行なうことが
できる。
しかも覆蓋帯は、プレート部が開口上面を上側
から覆蓋するものであるにもかかわらず、その位
置ずれ規制は、プレート部を折曲自在に連接する
連接部をガイド溝に嵌入することで成されること
となり、従つて、プレート部の位置ずれのための
特別な配慮も不要であり、連結部を位置ずれ規制
部材として有効利用できて部品の兼用化が計れも
つて、構造の簡略化にも寄与できることとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るハンガードアにおけるガイ
ド溝の覆蓋装置の実施例を示したものであつて、
第1図はハンガードアの全体正面図、第2図は要
部の縦断正面図、第3図は概略平面図、第4図、
第5図、第6図はそれぞれ要部の拡大縦断面図、
第7図は従来例を示す要部縦断面図である。 図中、1はドア本体、2は板体、3は上框、4
はガイドレール、5は吊りローラ、6は支承体、
7はガイド溝、8は床面、9は振れ止め体、10
は防塵板、11はスプロケツト、12は覆蓋帯、
12aは案内部、12bはプレート部、13は止
金である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア本体の下端縁に垂設した振れ止め体が凹状
    のガイド溝に嵌入して振れ止め防止をするように
    構成したハンガードアにおいて、前記ドア本体の
    開閉に追随して開口したガイド溝を覆蓋すべく両
    端縁がドア本体に連動連結され、かつガイド溝両
    端部位に設けた輪体に懸回した覆蓋帯を、ガイド
    溝の開口上面を上側からを覆蓋する幅広のプレー
    ト部と、該プレート部の背面に突設して、プレー
    ト部が一連状に連接するよう折曲自在に互いに接
    続され、かつガイド溝に嵌入して位置ずれ規制を
    する連接部とで構成されていることを特徴とする
    ハンガードアにおけるガイド溝の覆蓋装置。
JP12902183U 1983-08-20 1983-08-20 ハンガ−ドアにおけるガイド溝の覆蓋装置 Granted JPS6035876U (ja)

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JPS6035876U JPS6035876U (ja) 1985-03-12
JPS6214296Y2 true JPS6214296Y2 (ja) 1987-04-11

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ID=30292481

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