JPS62142827A - ロ−タリピストンエンジンのハウジング固定装置 - Google Patents

ロ−タリピストンエンジンのハウジング固定装置

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JPS62142827A
JPS62142827A JP60287464A JP28746485A JPS62142827A JP S62142827 A JPS62142827 A JP S62142827A JP 60287464 A JP60287464 A JP 60287464A JP 28746485 A JP28746485 A JP 28746485A JP S62142827 A JPS62142827 A JP S62142827A
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housing
housings
tension bolt
rotary piston
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憲之 栗尾
Sanehiro Yamamoto
山本 修弘
Junichi Funamoto
船本 準一
Yoriaki Fujimoto
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B55/00Internal-combustion aspects of rotary pistons; Outer members for co-operation with rotary pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C11/00Combinations of two or more machines or engines, each being of rotary-piston or oscillating-piston type
    • F01C11/002Combinations of two or more machines or engines, each being of rotary-piston or oscillating-piston type of similar working principle
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多気筒ロータリピストンエンジンにおけるハウ
ジング固定装置に関するものである。
(従来技術) 近年、自動車工業分野においてはユーザの高性能車指向
の影響を受けてエンジンの高出力化を図る傾向にあり、
特にロータリピストンエンジンにおいては、従来、20
一タ方式が一般的であったか、これを30一タ方式とす
るいわゆる多ロータ化によりこれに対処する方法がとら
れている(例えば、本出願人の出願に係る特開昭60−
69208号公報参照)。
ところで、このような30一タ方式のロータリピストン
エンジンにおいては、偏心軸がその軸方向に3つの偏心
軸部を有する構成とされるところからこの偏心軸を一体
的に形成することができず(中間部に設けられる固定ギ
アの組付けが不可能となるため)、このため従来より一
般に、偏心軸を、2つの偏心軸部を有する第1の偏心軸
と、ひとつの偏心軸部を有し且つこの第1の偏心軸の一
端側に嵌合固定される第2の偏心軸よりなる分割タイプ
とすることが行なわれている。
又、このような30一タ方式のロータリピストンエンジ
ンのハウジングアセンブリは、左右一対のサイドハウジ
ングと2個のインターメディエイトハウジングと3個の
ロータハウジングの合計7個のハウジングを順次所定配
列で軸方向に列設し、これをテンションボルトによって
軸方向に締結固定することにより構成されているが、そ
の場合、上記テンンヨンボルトを、上記公知例に開示さ
れる如くハウジングアセンブリをその一端側から他端側
まで軸方向に貫通する一本の長尺ボルトとするのが通例
であった。
ところが、このように分割タイプの偏心軸を有するロー
タリピストンエンジンにおいて、そのテンションボルト
をハウジングを軸方向に貫通ずる一本の長尺ボルトで構
成したものにおいては、次に述べるような点において改
善の余地がある。
(1)  偏心軸が第1の偏心軸と第2の偏心軸を嵌合
固定して構成されているため、該偏心軸の曲げ剛性はこ
の嵌合固定部が最も低くなり、従って、ハウジングアセ
ンブリの剛性もこの偏心軸の嵌合固定部に対応する部分
が最も低くなり、この部分が曲げの屈曲点となる。この
ため、ハウジングアセンブリをその軸方向に貫通するよ
うにしてテンションボルトを設けた場合には、該テンシ
ョンボルトの上記的げの屈曲点に対応する部分(即ち、
偏心軸の嵌合固定部が位置するハウジング例えばインタ
ーメディエイトハウジングに対応する部分)に大きな曲
げ応力が発生し、該テンションボルトの強度あるいはハ
ウノングアセンブリに対する締結性能に影響を及ぼすこ
ととなる。
(2)テンンヨンボルトがハウジングアセンブリを軸方
向に貫通する一本の長尺ボルトで構成されているため、
各ハウジングの組付は作業に際しては、ハウジングアセ
ンブリを構成する全てのハウジングを同軸状に配置した
状態において、同軸状に連通せしめら机rコ各・\亡ノ
ングのボルト穴にハウジングの一端側から他端側に向け
てテンションボルトを挿通しなければならず、このため
、各ハウジング泪互間の芯合せが十分でないとテンンヨ
ンホルトの挿通が困稚となり、それたけエンジンの組立
作業の作業性が劣ることとなる。
(発明の目的) 本発明は上記の如き事情に鑑み、第1の偏心軸と第2の
偏心軸よりなる分割タイプの偏心軸を備えたロータリピ
ストンエンジンにおいて、ハウジング締結用のテンンヨ
ンホルトに負荷されろ曲げ応力を軽減させてテンション
ボルトの強度及びバウシング締結力の向上を図るととら
に、エンジンの組立作業時における作業性の向上を図る
ようにしたロータリピストンエンジンのハウジング固定
装置をも1供することを目的としてなされたものである
(目的を達成するだめの手段) 本発明は上記の目的を達成するための手段として、同軸
状に列設される一対のサイドハウジングとその内周面を
トロコイド面とした複数のロータハウジングと少なくと
らひとつのインターメディエイトハウジングとをテンシ
ョンボルトにより相互に軸方向に一体的に連結固定して
構成されてなるハウジンクアセンブリと、第1の偏心軸
と、該第1の偏心軸の一端側に嵌合固定される第2の偏
心軸よりなる偏心軸と、該偏心軸の回りて遊星回十云ず
ろト夏敗のロータとを有するロータリピストンエンジン
において、上記偏心軸を、その第2の偏心軸の」二記第
1の偏心軸に対する嵌合端部が上記インターメディエイ
トハウジング゛に対応するようにして取付けるとともに
、上記テンンヨンボルトを、上記インターメディエイト
ハウジングの一方の側面側に列設配置されろ各ハウジン
グ(・目互間を上記インターメディエイトハウジングに
締結固定する第1のテンノヨンボルトと、上記インター
メディエイトハウジングの他方の側面側に列設配置され
る各ハウジングを上記インターメディエイトハウジング
に締結固定する第2のテンションボルトとで構成したこ
とを特徴とするものである。
(作 用) 本発明では上記の手段により、 (1)  ハウジング締結用のテンンヨンボルトを、ハ
ウジングアセンブリの内、最も曲げ剛性が弱く曲げ変形
の変曲点になる部分即ち、ノ1ウジングアセンブリを構
成する複数のハウジングのうち、偏心軸の嵌合端部に対
応するハウジングを境とし、該ハウジングの一方の側面
側に取付けられる第1のテンンヨンボルトと他方の側面
側に取付けられろ第2のテンンヨンボルトの左右一対の
ボルトで構成しているため、該第1のテンションボルト
と第2のテンノヨンボルトとがともに曲げ変形の屈曲点
となるハウジングを貫通せず、このため、7\ウジング
アセンブリの曲げ変形に起因して各テンションボルトに
負荷されろ曲げ応力が該テンションボルトを従来構造の
如く一本物で構成した場合、即ら、テンションボルトが
曲げ変形の屈曲点となるハウジングを貫通する構成の場
合に比して可及的に緩和される、 (2)テンションボルトが第1のテンションボルトと第
2のテンションボルトの一対のボルトで構成されている
ため、各ハウジングの結合に際しては、第1のテンショ
ンボルト側の各ハウジングと第2のテンションボルト側
の各ハウジングとをそれぞれ別々に配列してそれぞれ第
1のテンンヨンボルトと第2のテンンヨンボルトで締結
することか可能であり、このため、従来構造のらのの如
く全てのハウジングを所定組合せで配列して各ハウジン
グのボルト穴相互間の芯合せをした後、一本物のテンシ
ョンボルトをそのボルト穴にその一方側から挿通する場
合に比して、相互に芯合什を必要とするボルト穴の数が
少なくなり、その分だけボルト穴の芯合せ及びテンショ
ンボルトの挿通が容易ならしめられる、 等の作用が得られる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する
図面には本発明の実施例に係る/’11ウジング固定装
置を有する30一タ式のロータリピストンエンジンZが
示されており、図中符号lはハウジングアセンブリであ
る。このハウジングアセンブリーは、合計7個のハウジ
ング即ち、左右一対のサイドハウジング2,3と2個の
インターメディエイトハウジング4.5とその内周面を
それぞれエビトロコイド面76,77.78とした3個
のロータハウジング6.7.8を所定順序で同軸状に配
置し、これを各ハウジングアセンブリの周方向に適宜ピ
ッ・) ヂて配置せられるテンンヨンボルトにより一体的に締結
固定して構成されろが、その場合、特にこの実施例にお
いては本発明を適用して、ノーウジンク周方向に適宜ピ
ッチで配置される各テンノヨンボルトを、同軸状に対向
配置して2本のテンションボルト即ち、第1のサイドハ
ウジング2側から第1のロータハウジング6と第1のイ
ンターメディエイトハウジング4及び第2のロータハウ
ジングをそれぞれその軸方向に貫通して第2のインター
メディエイトハウジング5の一端面5aに螺着せしめら
れる長寸の第1のテンンヨンボルト32と、第2のサイ
ドハウジング3側から第3のロータハウジング8をその
軸方向に貫通して上記第2のインターメディエイトハウ
ジング5の他端面51)に螺着せしめられる第2のテン
ションボルト33で構成している。尚、図面において符
号30は各ハウジング相互間に配置された筒状のノック
ピンであり、この実施例においては該各ノックピン30
゜3’0.30は潤滑油の油通路として機能するように
構成されている。又、符号31は第2のサイドハウジン
グ3の外面に取1寸(上られfこフロン[・力・\−で
ある。
このハウジングアセンブリlの軸心部には、該ハウジン
グアセンブリ1の各ロータハウノンクロ。
7.8の内側に形成された3例のロータ室12.13.
14を軸方向に1′!L通するようにして後述する偏心
軸15が取付けられている。
偏心軸15は、第1の偏心軸16と第2の偏心軸17と
を組合せてなる分割タイプとされている。
この第1の偏心軸16は、上記ハウジングアセンブリl
を軸方向に貫通してしかもその両端部がそれぞれ適宜1
だけ外方に突出するような軸長をもつ長尺の偏心軸であ
って、その一端側は2つの偏心軸部、即し、第1の偏心
軸部18と第2の偏心軸部19と2つの゛ジャーナル部
、即ち、第1のジャーナル部21と第2のジャーナル部
22とをもつ大径部+6aとされ、これに対し他端側は
、上記大径部16aのジャーナル部21.22より小径
で且つ直軸状の小径部16bとされている。この第1の
偏心軸16の大径部16aと小径部+6bの境部は該小
径部16b側から大径部16a側に向って拡開するテー
パ部16cとされている。
一方、第2の偏心軸17は、偏心軸部20(以下、この
偏心軸部20を上記第1の偏心軸16側の偏心軸部18
.19に対応させて第3の偏心軸部という)を有する略
筒状軸であって、その内周面の一端側は上記第1の偏心
軸I6のテーパ部16cの外側に嵌合可能なテーパ穴1
7aとされ、他端側は上記第1の偏心軸I6の小径部1
6bの外側に嵌合可能な点大17bとされている。
この第1の偏心軸16と第2の偏心軸I7は、該第1の
偏心軸16の小径部j6bの外側にその外端側から第2
の偏心軸17を嵌挿して該第2の偏心軸17のテーパ穴
17aを第1の偏心軸16のテーパ部16cに密着嵌合
させることにより一体化され、一本の偏心軸15を構成
している。
この偏心軸15は、上記各偏心軸部18,19゜20を
それぞれ対応するロータ室12.13.14内に位置せ
しめた状態でハウジングアセンブリl側に組付けられ、
且つ第1の偏心軸16の第1のツヤ−ナル部21に設け
た第1のベアリング24と、該第1の偏心軸16の第2
のジャーナル部22に設けた第2のベアリング25と、
第2の偏心軸17のジャーナル部23に設けた第3のベ
アリング26と、上記フロントカバー31の軸嵌連部3
1aに設けたボールベアリング27の軸方向4藺所にお
いて回転自在に支承されている。この場合、この実施例
においては本発明を適用して、第2の偏心軸17の第1
の偏心軸l・6に対する嵌合端部17c即ち、両者のテ
ーパ嵌合部分が、上記一対のテンンヨンボルト32.3
3がその両面から螺着される第2のインターメディエイ
トハウジング5部分に位置するように構成している。さ
らに、この実施例においては、偏心軸15の各ジャーナ
ル部21,22.23にそれぞれ設けられたベアリング
24.25.26のうち、第2の偏心軸17側に位置す
る第3のベアリング26の幅寸法を池のベアリングより
も短くしている。これは、後述する如くエンジン運転中
に偏心軸!5がその剛性の最も弱い部分即ち、第2の偏
心軸I7と第1の偏心軸I6との結合部分で折曲した時
、この影響を受けて該第2の偏心軸17を単独で支承し
ている第3のベアリング26が偏摩耗するのを可及的に
抑制するためである。
さらに、この偏心軸15の各偏心軸部18.+9.20
にはそれぞれロータ9,10.11がそれぞれロータベ
アリング60,60.60を介して取付けられている。
この各ロータ9.10.11にはそれぞれインターナル
ギヤ50,50.50が設けられており、該各ロータ9
.to、l lはこの各インターナルギヤ50,50.
50がそれぞれ上J己ハウジングアセンブリ1側に設け
た固定ギヤ49゜49.49と相互に噛合することによ
り偏心軸15の周りで遊星回転せしめられるようになっ
ている。
尚、この偏心軸15の第1の偏心軸I6と第2の偏心軸
17との間の回転方向におけろ結合保持は両者間に嵌装
された第1のキー45によって行なわれ、また軸方向に
おける結合保持は第1の偏心軸16の外端部に螺合せし
められたナツト部材38によって行なわれる。また、図
面において符号39はカラー、29はバランスウェイト
、・10はオイルポンプ駆動ギヤ、41はデストリピユ
ータギヤ、42はプーリ取付ボスであって、これら各部
材のうら、上記カラー39を除く他の部材はそれぞれ第
2のキー46によって上記第1の偏心軸16とその回動
力向において係合せしめられている。また、符号47は
偏心軸15の分解時に使用されるプーラ(図示省略)を
固定するためのプーラ取付穴であって、上記第3の偏心
軸部20の偏心側の側面に形成されている。
さらに、ハウジングアセンブリlの下面1aにはオイル
パン34が締着固定されている。このオイルパン34は
、エンジン軸方向略中央部を下方に向けて膨出させてこ
れを油溜り部34aとしている。この油溜り部34a内
には、オイルストレーナ35を備えたオイルサクション
パイプ36が配置されており、該油溜り部34a内に貯
溜される潤滑油はオイルポンプ37により後述する潤滑
油供給油路54を介してエンジン各部に供給される。
潤滑油供給油路54は、潤滑油人口55から分岐する3
本の分岐油路、即ち、上記第1のベアリング24側に連
通ずる第1の分岐油路56と上記第2のベアリング25
側に連通ずる第2の分岐油路57と上記第3のベアリン
グ26側に連通ずる第3の分岐油路58とを宵している
。この3本の分岐油路56.57.58のうち、第3の
分岐油路58を除く他の2本の分岐油路56.57は、
それぞれ上記偏心軸15の軸心部に形成した軸内油路5
9に連通せしめられている。従って、この2本の分岐油
路56.57を介して送給される潤滑油は、第1のベア
リング24及び第2のベアリング25を潤滑するのみな
らず、軸内油路59からさらに連通路63.63・・を
介して各ロータベアリング60.60・・へも供給され
る。又、この軸内油路59内の潤滑油は、偏心軸15に
設けられるオイルジェット(図示省略)によってそれぞ
れ各ロータ9.10.11の内部に冷却油として噴射供
給される。
一方、第2の分岐油路57側に(Jt−給された潤滑4
11は、第3のベアリング26部分の潤滑のみに供せら
れる。これは、上述の如く3つのベアリング24.25
.26のうち、特にこの第3のベアリング26は上記偏
心軸[5の折曲により偏摩耗が発生し易いところであり
、従ってこの部分を上述の如くその幅寸法を他のベアリ
ング24.25よりら小さくして該偏心軸15の折曲に
よる影響を可決的に抑えることに加えて、この部分の潤
滑性を他の部分よりもより一層高水亭に保持して上記偏
[γ耗を可及的且つ効果的に抑制しようとするものであ
る。
さらに、この軸内油路59の最下流位置には曲玉コント
ロールバルブ44がバルブボルダ−43によりその外端
部を抱持された状態で嵌装されている。さらに、このバ
ルブホルダー43は、上記第2の偏心軸17の外端部に
螺着された上記ナツト部[第38により遊嵌支持されて
いる。
上述の如く構成されたロータリピストンエンジンZにお
いては、偏心軸15が第1の偏心軸16と第2の偏心軸
17の2分割型とされているため、エンジン燃焼圧力あ
るいは該偏心軸15自体の偏心荷重等の影響を受けて該
偏心軸15に曲げ荷重か作用すると、該偏心軸15はそ
の最ら剛性の低い部分、即ち、第1の偏心軸16に対す
る第2の偏心軸17の嵌合端部17c部分において折曲
することとなる。このため、ハウジングアセンブリlの
剛性ら、この偏心軸!5のうちの剛性が最ら低い部分に
対応する部分、即ち、第2のインターメディエイトハウ
ジング5の部分が最ら低くなり、該ハウジングアセンブ
リ1はこの第2のインターメディエイトハウジング5部
分を屈曲点として曲げ変形することとなる。従って、こ
の第2のインターメディエイトハウジング5の部分をテ
ンションボルトが貫通していると、該テンンヨンボルト
にハウジングアセンブリlの曲げ変形の影響が直接的に
かかり、該テンノヨンボルトに過大な曲げ応力か負荷さ
れることになることは既述の通りである。
ところが、この実施例のものにおいては、上述の如く本
発明を適用して、テンンヨンボルトを、第2のインター
メディエイトハウジング5の一端側に螺着される第1の
テンノヨンボルト32と該第2のインターメディエイト
ハウジング5の他端側に螺着される第2のテンションポ
ルI・33の一対のテンノヨンボルトで(1守成してい
るため、曲げ変形が最ら大きい第2のインターメディエ
イトハウジング5をこの一対のテンションボルト32゜
33がともに貫通せず、このため、該各テンションボル
ト32.33に対する上記ハウジングアセンブリlの曲
げ変形の影響が可及的に減少され、それだけ該各テンシ
ョンボルト32.33に発生ずる曲げ応力が軽減される
こととなる。従って、テンンヨンボルト32.33は、
その荷重条件が良好となるところからその強度が向上し
、また該テンションボルト32.33の強度か保持され
るところからハウジングアセンブリ1の各ハウジングに
対する締結性能が長期に亘って高水準に維持されること
となる。
尚、このようにテンションボルトを相対向する一対のテ
ンションポル)32.33で構成すると、上述の如く該
テンションボルトの強度をその径の増大によらず実現す
ることが可能となるが、このことは、通常、ハウジング
アセンブリlのウォータジャケット48.48・・部分
を貫通して設けられるテンションボルト装着部分の体積
の増大を抑えて冷却水通路の通路面積の維持を図ること
ができるということであり、エンジンの冷却性能の推持
という点において非常に好都合である。
(発明の効果) 本発明のロータリピストンエンジンのハウジング固定装
置は、同軸状に列設される一対のサイドハウジングとそ
の内周面をトロコイド面とした複数のロータハウジング
と少なくともひとつのインターメディエイトハウジング
とをテンションボルトにより相互に軸方向に一体的に連
結固定して構成されてなるハウジングアセンブリと、第
1の偏心軸と、該第1の偏心軸の一端側に嵌合固定され
る第2の偏心軸よりなる偏心軸と、該偏心軸の回りで遊
星回転する複数のロータとを有するロータリピストンエ
ンジンにおいて、上記偏心軸を、その第2の偏心軸の上
記第1の偏心軸に対する嵌合端部が上記インターメディ
エイトハウジングに対応するようにして取付けるととも
に、上記テンンヨンボルトを、上記インターメディエイ
トハウジングの一方の側面側に列設配置される各ハウジ
ング相互間を上記インターメディエイトハウジングに締
結固定する第1のテンションボルトと、上記インターメ
ディエイトハウジングの他方の側面側に列設配置される
各ハウジングを上記インターメディエイトハウジングに
締結固定する第2のテンンヨンボルトとで構成したこと
を特徴とするものである。
従って、本発明のロータリピストンエンジンのハウジン
グ固定装置によれば、 (1)第1のテンションボルトと第2のテンションボル
トがともに、ハウノングアセンブリの曲げ変形の屈曲点
となるハウノング部分を貫通しないため、該各テンシ=
Iンボルトに負荷される曲げ応力が、一本物のテンショ
ンボルトを使用するようにした従来構造のものの如く該
テンションボルトが曲げ変形の屈曲点となるハウノング
部分を貫通ずるものに比して可及的に軽減され、それだ
けテンンヨンボルトの強度及びハウジングの締結力が向
上するという効果が得られる。
(2)テンションボルトが第1のテンションボルトと第
2のテンションボルトの2本のボルトで構成されている
ため、各ハウジングの結合に際しては、該第1のテンシ
ョンボルト側の各ハウジングと第2のテンションボルト
側の各ハウジングとをそれぞれ別々に組付けることが可
能であり、従来構造の如く一本物のテンションボルトで
全てのハウジングを締結する場合に比して、各ハウジン
グの芯合せ即ち、各ハウジングに形成されたホルト穴の
芯合せが容易であり、それだけエンジンの組立作業にお
ける作業性が向上するという効果ら得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るハウジング固定装置を備え
たロータリピストンエンジンの要部断面図である。 I ・・・・・ハウジングアセンブリ 2.3 ・・・・・サイドハウジング 4.5 ・・・・・インターメディエイトハウジング6
.7.8 ・・・・ロータハウジング9.10.11 
 ・・・ロータ 12.13.14・・・ロータ室 15・・・・・偏心軸 16・・・・・第1の偏心軸 17・・・・・第2の偏心軸 +8.19.20・・・偏心軸部 24.25,26.27  ・ヘアリング30・・・・
・ノックピン 31・・・・・フロントカバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、同軸状に列設される一対のサイドハウジングとその
    内周面をトロコイド面とした複数のロータハウジングと
    少なくともひとつのインターメディエイトハウジングと
    をテンションボルトにより相互に軸方向に一体的に連結
    固定して構成されてなるハウジングアセンブリと、第1
    の偏心軸と、該第1の偏心軸の一端側に嵌合固定される
    第2の偏心軸よりなる偏心軸と、該偏心軸の回りで遊星
    回転する複数のロータとを有するロータリピストンエン
    ジンにおいて、上記偏心軸を、その第2の偏心軸の上記
    第1の偏心軸に対する嵌合端部が上記インターメディエ
    イトハウジングに対応するようにして取付けるとともに
    、上記テンションボルトを、上記インターメディエイト
    ハウジングの一方の側面側に列設配置される各ハウジン
    グ相互間を上記インターメディエイトハウジングに締結
    固定する第1のテンションボルトと、上記インターメデ
    ィエイトハウジングの他方の側面側に列設配置される各
    ハウジングを上記インターメディエイトハウジングに締
    結固定する第2のテンションボルトとで構成したことを
    特徴とするロータリピストンエンジンのハウジング固定
    装置。
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