JPH0324804Y2 - - Google Patents

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JPH0324804Y2
JPH0324804Y2 JP19284485U JP19284485U JPH0324804Y2 JP H0324804 Y2 JPH0324804 Y2 JP H0324804Y2 JP 19284485 U JP19284485 U JP 19284485U JP 19284485 U JP19284485 U JP 19284485U JP H0324804 Y2 JPH0324804 Y2 JP H0324804Y2
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shaft
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eccentric
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロータリピストンエンジンの駆動軸に
関するものである。
(従来技術) ロータを3個以上有するロータリピストンエン
ジン、例えば3ロータ式ロータリピストンエンジ
ンにおいては、駆動軸あるいは軸方向中央側に固
定される固定ギヤの組付け上の理由から、駆動軸
を2分割タイプとすることが行なわれている(例
えば、実公昭55−14723号公報参照)。
このような2分割タイプの駆動軸における軸相
互間の連結方法としては、上記公知例の如く2つ
の偏心軸の軸端同士を相互にテーパ嵌合させた状
態で軸方向に締結固定する方法と、第5図に示す
如く第1の偏心軸71の外側に、偏心軸部73を
有する第2の偏心軸72を嵌合させ、この状態で
両者を軸方向に締結する方法とが知られている。
ところで、このような2分割タイプの駆動軸に
おいては、第1の偏心軸と第2の偏心軸との間に
おける回転方向の位相角を常に正確に保持する必
要があり、例えば上記後者の連結構造を有する駆
動軸70の場合には、第1の偏心軸71と第2の
偏心軸72との嵌合面を、平行嵌合面74とテー
パ嵌合面75とで構成し、この2つの嵌合面7
4,75のうち、比較的ラフなハメアイとされる
平行嵌合面74に位置決め用キ−77を設けるよ
うにしている。ところが、このように2つの偏心
軸71,72の嵌合面74にキー77を設ける場
合、該キー77の配置位置によつては、下記する
ような理由により駆動軸70のキー嵌装部分の摩
耗あるいは剛性低下を招くおそれがある。
即ち、エンジンの運転中、駆動軸70には第6
図に示す如く第2の偏心軸72の偏心軸部73の
偏心重量により遠心力Fが作用するが、この場
合、上記キ−77が図示する如く反偏心側に配置
されていると、キ−とキ−溝相互間に上記遠心力
に起因して大きな接触圧が作用し、キ−溝内面
(特にコ−ナ部分)が摩耗するおそれがある。さ
らに、嵌合面74のうち、大きな接触圧が作用す
る反偏心側部分にキ−溝が形成されているため、
刻キ−溝形成による各偏心軸の断面性能の低下が
直接的にその剛性低下として表われ、場合によつ
ては、上記接触圧の負荷との相乗的作用により第
2の偏心軸72側のキ−溝コ−ナ部分にクラツク
78が発生するおそれもある。
(考案の目的) 本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
解決しようとするもので、第1の偏心軸と該第1
の偏心軸の外側に嵌合される第2の偏心軸とから
構成され且つ該第1の偏心軸と第2の偏心軸相互
間の相対回動をその嵌合面に設けた回動規制部材
によつて行なうようにしたロ−タリピストンエン
ジンの駆動軸において、駆動軸の上記回動規制部
材装着部分における摩耗及び剛性低下を可及的に
防止し得るようにすることを目的とするものであ
る。
(目的を達成するための手段) 本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、その軸方向の適所に複数個の偏心軸部を形成
した第1の偏心軸と、その軸方向の適所に偏心軸
部を1個形成し且つ上記第1の偏心軸の外側に嵌
合固定される第2の偏心軸よりなる駆動軸を嵌装
して構成されるロータリピストンエンジンの駆動
軸において、上記第1の偏心軸と第2の偏心軸と
の嵌合面部分にこれら両者間の相対回動を規制す
るキー等の回動規制部材を設けるとともに、該回
動規制部材の駆動軸回転方向における取付位置を
上記第2の偏心軸の偏心側に設定したものであ
る。
(作用) 本考案では上記の手段により、第1の偏心軸と
該第1の偏心軸の外側に嵌合される第2の偏心軸
との嵌合面に装着される回動規制部材が、該嵌合
面のうち、駆動軸回転時の遠心力を受けてその嵌
合隙間が拡大する側、即ち、第2の偏心軸の偏心
側に配置されているため、駆動軸に上記遠心力が
作用しても反偏心側に配置された上記回動規制部
材部分には該遠心力に起因する接触圧はほとんど
作用せず、このため、例えば該回動規制部材がキ
ーで構成されている場合には第1の偏心軸と第2
の偏心軸とに跨がって形成されるキー溝の内面が
磨耗するのが未然に防止され、またキー溝形成部
分には上記遠心力による接触圧が作用しないた
め、キー溝形成により駆動軸の断面性能そのもの
は幾分低下しても駆動軸の剛性にはほとんど影響
せず、該駆動軸の剛性低下が可及的に防止される
こととなる。
(実施例) 以下、第1図ないし第4図を参照して本考案の
好適な実施例を説明する。
第1図には本考案の実施例に係る駆動軸を備え
た自動車用3ロータ式ロータリピストンエンジン
Zが示されており、図中符号1は下記する各ハウ
ジングによつて構成されるハウジングアセンブリ
である。このハウジングアセンブリ1は、合計7
個のハウジング即ち、一対のサイドハウジング
2,3と2個のインターメデイエイトハウジング
4,5とその内周面をそれぞれトロコイド面7
6,77,78とした3個のロータハウジング
6,7,8を所定順序で同軸状に配置し、これを
各ハウジングアセンブリの周方向に適宜ピツチで
配置せられるテンシヨンボルト32,32…、同
33,33…により一体的に締結固定して構成さ
れている。尚、第1図において符号30は各ハウ
ジング相互間に配置された筒状のノツクピンであ
り、この実施例においては該各ノツクピン30,
30,30は潤滑油の油通路として機能するよう
に構成されている。また、符号31は第2のサイ
ドハウジング3の外面に取付けられたフロントカ
バーである。
このハウジングアセンブリ1の軸心部には、該
ハウジングアセンブリ1の各ロータハウジング
6,7、8の内側に形成された3個のロータ室1
2,13,14を軸方向に貫通するようにして後
述する本考案の主体である駆動軸15が取付けら
れている。
駆動軸15は、第1の偏心軸16と第2の偏心
軸17とを組合わせてなる分割タイプとされてい
る。この第1の偏心軸16は、上記ハウジングア
センブリ1を軸方向に貫通してしかもその両端部
がそれぞれ適宜量だけ外方に突出するような軸長
をもつ長尺の偏心軸であつて、その一端側は2つ
に偏心軸部、即ち、第1の偏心軸部18と第2の
偏心軸部19と2つのジヤーナル部、即ち、第1
のジヤーナル部21と第2のジヤーナル部22と
をもつ大径部16aとされ、これに対し他端側
は、上記大径部16aのジヤーナル部21,22
より小径で且つ直軸状の小径部16bとされてい
る。この第1の偏心軸16の大径部16aと小径
部16bの境部は該小径部16b側から大径部1
6a側に向つて拡開するテーパ部16cとされて
いる。
一方、第2の偏心軸17は、偏心軸部20(以
下、この偏心軸部20を上記第1の偏心軸16側
の偏心軸部18,19に対応させて第3の偏心軸
部という)を有する略筒状軸であつて、その内周
面の一端側は上記第1の偏心軸16のテーパ部1
6cの外側に嵌合可能なテーパ穴17aとされ、
他端側は上記第1の偏心軸16の小径部16bの
外側に嵌合可能な直穴17bとされている。
この第1の偏心軸16と第2の偏心軸17は、
該第1の偏心軸16の小径部16bの外側にその
外端側から第2の偏心軸17を嵌挿して該第2の
偏心軸17のテーパ穴17aを第1の偏心軸16
のテーパ部16cに密着嵌合させる(この嵌合面
をテーパ嵌合面65という)ことにより一体化さ
れ、一本の駆動軸15を構成する。この場合、第
1の偏心軸16と第2の偏心軸17の回転方向相
対位置を、該第1の偏心軸16側の各偏心軸部1
8,19と第2の偏心軸17側の偏心軸部20が
回転方向において所定の位相角をもつように設定
し且つこれを保持する必要があり、この実施例に
おいては本考案を適用して、この一対の偏心軸1
6,17の回転方向位置決めを両者間の平行嵌合
面64(即ち、第1の偏心軸16の小径部16b
の外周面と第2の偏心軸17の直穴17bとの間
の円筒状嵌合面であり、この平行嵌合面64のハ
メアイは組付性を考慮して比較的ラフに設定され
ている)に配置した第1のキー45で行ない(即
ち、この実施例においてはこの第1のキー45が
実用新案登録請求の範囲中の回動規制部材に該当
する)、しかもこの第1のキー45の取付位置を、
第2図に示す如く上記平行嵌合面64のうち、第
2の偏心軸17の偏心側に設定している。
このように構成することにより、駆動軸15の
回転に伴つて第2の偏心軸17に遠心力が作用し
ても、この遠心力は上記平行嵌合面64とテーパ
嵌合面65のしかも反偏心側周面部分の接触圧と
して支持され、偏心側周面部分には比較的大きな
嵌合隙間が形成される。このため、第1の偏心軸
16側のキー溝66及び第2の偏心軸17側のキ
ー溝67と第1のキー45の上下面との間にそれ
ぞれ微小隙間が形成され、接触圧の負荷が未然に
防止されるところから、過大な接触圧に起因する
キー溝66,67の摩耗が防止され、第1の偏心
軸16と第2の偏心軸17の回転方向位相が長期
に亘つて良好に維持されることとなる。
また、第1の偏心軸16及び第2の偏心軸17
の断面性能の低下を伴うキー溝66、67がそれ
ぞれ第2の偏心軸17の偏心側、即ち、遠心力に
起因する接触圧が作用しない側に形成されている
ため、駆動軸15の剛性そのものにはさほど影響
がなく、該駆動軸15の剛性低下が最小限に迎え
られることとなる。
尚、駆動軸15の−対の偏心軸16,17の相
対回動規制手段としては上記実施例の如くキ−4
5を使用する外に、例えば第3図及び第4図に示
す如く第1の偏心軸、16と第2の偏心軸17に
跨つて径方向に設けたピン穴70にピン68によ
つて行なうこともできる。このようにした場合に
は、上記実施例の如くキー溝66,67を形成す
る場合に比して切欠部分が少なく、駆動軸15の
剛性低下を抑えるという点において有利である。
尚、駆動軸15の第1の偏心軸16と第2の偏
心軸17との軸方向結合は、該第1の偏心軸16
の外端部に取付けたナツト部材38によつて行な
われる。
このように形成された駆動軸15は、上記各偏
心軸部18,19,20をそれぞれ対応するロー
タ室12,13,14内に位置せしめた状態でハ
ウジングアセンブリ1側に組付けられ、且つ第1
の偏心軸16の第1のジャーナル部21に設けた
第1のベアリング24と、該第1の偏心軸16の
第2のジャーナル部22に設けた第2のべアリン
グ25と、第2の偏心軸17のジャーナル部23
に設けた第3のベアリング26と、上記フロント
カバー31の軸嵌通部31aに設けたボールベア
リング27の軸方向4個所において回転自在に支
承されている。この場合、この実施例において
は、第2の偏心軸17の第1の偏心軸16に対す
る嵌合端部17c即ち、両者のテーパ嵌合部分
が、上記一対のテンションボルト32,33がそ
の両面から螺着される第2のインターメデイエイ
トハウジング5部分に位置するように構成してい
る。さらに、この実施例においては、駆動軸15
の各ジャーナル部21,22,23にそれぞれ設
けられたベアリング24,25,26のうち、第
2の偏心軸17側に位置する第3のベアリング2
6の幅寸法を他のベアリングよりも短くしてい
る。これは、エジン運転中に駆動軸15がその剛
性の最も弱い部分即ち、第2の偏心軸17と第1
の偏心軸16との結合部分で折曲した時、この影
響を受けて該第2の偏心軸17を単独で支承して
いる第3のベアリング26が偏摩耗するのを可及
的に抑制するためである。
さらに、この駆動軸15の各偏心軸部18,1
9,20にはそれぞれロータ9,10,11がそ
れぞれロータベアリング60,60,60を介し
て取付けられている。この各ロータ9,10,1
1にはそれぞれインターナルギヤ50,50,5
0が設けられており、該各ロータ9,10,11
はこの各インターナルギヤ50,50,50がそ
れぞれ上記ハウジングアセンブリ1側に設けた固
定ギヤ49,49,49と相互に噛合することに
より駆動軸15の周りで遊星回転せしめられるよ
うになつている。
尚、第1図において符号39はカラー、29は
バランスウエイト、40はオイルポンプ駆動ギ
ヤ、41はデストリビユータギヤ、42はプーリ
取付ボスであつて、これら各部材のうち、カラー
39を除く他の部材はそれぞれ第2のキー46に
よつて上記第1の偏心軸16とその回動方向にお
いて係合せしめられている。また、符号47は駆
動軸15の分解時に使用されるプーラ(図示省
略)を固定するためのプーラ取付穴であつて、上
記第3の偏心軸部20の偏心側の側面に形成され
ている。
さらに、ハウジングアセンブリ1の下面1aに
はオイルパン34が締着固定されている。このオ
イルパン34は、エンジン軸方向略中央部を下方
に向けて膨出させてこれを油溜り部34aとして
いる。この油溜り部34a内には、オイルストレ
ーナ35を備えたオイルサクシヨンパイプ36が
配置されており、該油溜り部34a内に貯溜され
る潤滑油はオイルポンプ37により後述する潤滑
油供給油路54を介してエンジン各部に供給され
る。
潤滑油供給油路54は、第1のサイドハウジン
グ2の潤滑油入口55から分岐する3本の分岐油
路、即ち、上記第1のベアリング24側に連通す
る第1の分岐油路56と上記第2のベアリング2
5側に連通する第2の分岐油路57と上記第3の
ベアリング26側に連通する第3の分岐油路58
とを有している。この3本の分岐油路56,5
7,58のうち、第3の分岐油路58を除く他の
2本の分岐油路56,57は、それぞれ上記駆動
軸15の軸心部に形成した軸内油路59に連通せ
しめられている。従つて、この2本の分岐油路5
6、57を介して送給される潤滑油は、第1のベ
アリング24及び第2のベアリング25を潤滑す
るのみならず、軸内油路59からさらに連通路6
3,63…を介して各ロータベアリング60,6
0…へも供給される。又、この軸内油路59内の
潤滑油は、駆動軸15に設けられるオイルジエツ
ト(図示省略)によつてそれぞれ各ロータ9,1
0,11の内部に冷却油として噴射供給される。
一方、第2の分岐油路57側に供給された潤滑
油は、第3のベアリング26部分の潤滑のみに供
せられる。こらは、上述の如く3つのベアリング
24,25,26のうち、特にこの第3のベアリ
ング26は上記駆動軸15の折曲により偏摩耗が
発生し易いところであり、従つてこの部分を上述
の如くその幅寸法を他のベアリング24,25よ
りも小さくして該駆動軸15の折曲による影響を
可及的に抑えることに加えて、この部分の潤滑性
を他の部分よりもより一層高水準に保持して上記
偏油は、第3のベアリング26部分の潤滑のみに
供せられる。これは、上述の如く3つのベアリン
グ24,25,26のうち、特にこの第3のベア
リング26は上記駆動軸15の折曲により偏摩耗
が発生し易いところであり、従つてこの部分を上
述の如くその幅寸法を他のベアリング24,25
よりも小さくして該駆動軸15の折曲による影響
を可及的に抑えることに加えて、この部分の潤滑
性を他の部分よりもより一層高水準に保持して上
記偏摩耗を可及的且つ効果的に抑制しようとする
ものである。
さらに、この軸内油路59の最下流位置には油
圧コントロールバルブ44がバルブホルダー43
によりその外端部を抱持された状態で嵌装されて
いる。さらに、このバルブホルダー43は、上記
第2の偏心軸17の外端部に螺着された上記ナツ
ト部材38により遊嵌支持されている。
(考案の効果) 本考案は、一対のサイドハウジングと、その内
周面をトロコイド面とした複数のロータハウジン
グと、少なくともひとつのインターメデイエイト
ハウジングとにより構成されるハウジングアセン
ブリ内に、その軸方向の適所に複数個の偏心軸部
を形成した第1の偏心軸と、その軸方向の適所に
偏心軸部を1個形成し且つ上記第1の偏心軸の外
側に嵌合固定される第2の偏心軸よりなる駆動軸
を嵌装し、該駆動軸の各偏心軸部に装着される各
ロータを該駆動軸の回りで遊星回転させるように
したロータリピストンエンジンにおける上記駆動
軸であつて、該駆動軸は、その第1の偏心軸と第
2の偏心軸との嵌合面部分にこれら両者間の相対
回動を規制するキー等の回動規制部材を設けると
ともに、該回動規制部材の駆動軸回転方向におけ
る取付位置を上記第2の偏心軸の偏心側に設定し
たことを特徴とするものである。
従って、本考案によれば、第1の偏心軸と該第
1の偏心軸の外側に嵌合される第2の偏心軸との
嵌合面に装着される回動規制部材が、該嵌合面の
うち、駆動軸回転時の遠心力を受けてその嵌合隙
間が拡大する側に配置されているため、駆動軸に
上記遠心力が作用しても反偏心側に配置された上
記回動規制部材部分には該遠心力に起因する接触
圧はほとんど作用せず、その結果、上記第1の偏
心軸と第2の偏心軸の回動規制部材装着部分にお
ける接触圧に起因する摩耗及び駆動軸の剛性の低
下がそれぞれ可及的に防止されるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る駆動軸を備えた
ロータリピストンエンジンの縦断面図、第2図は
第1図の−要部縦断面図、第3図は本考案の
他の実施例に係るロータリピストンエンジンの駆
動軸の要部縦断面図、第4図は第3図の−縦
断面図、第5図は従来のロータリピストンエンジ
ンの駆動軸の要部縦断面図、第6図は第5図の
−縦断面図である。 1……ハウジングアセンブリ、2,3……サイ
ドハウジング、4,5……インターメデイエイト
ハウジング、6,7,8……ロータハウジング、
9,10,11……ロータ、12,13,14…
…ロータ室、15……駆動軸、16……第1の偏
心軸、17……第2の偏心軸、18,19,20
……偏心軸部、24,25,26,27……ベア
リング、30……ノツクピン、31……フロント
カバー、32,33……テンシヨンボルト、45
……キー、68……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のサイドハウジングと、その内周面をトロ
    コイド面とした複数のロータハウジングと、少な
    くともひとつのインターメデイエイトハウジング
    とにより構成されるハウジングアセンブリ内に、
    その軸方向の適所に複数個の偏心軸部を形成した
    第1の偏心軸と、その軸方向の適所に偏心軸部を
    1個の形成し且つ上記第1の偏心軸の外側に嵌合
    固定される第2の偏心軸よりなる駆動軸を嵌装
    し、該駆動軸の各偏心軸部に装着される各ロータ
    を該駆動軸の回りで遊星回転させるようにしたロ
    ータリピストンエンジンにおける上記駆動軸であ
    つて、該駆動軸は、その第1の偏心軸と第2の偏
    心軸との嵌合面部分にこれら両者間の相対回動を
    規制するキー等の回動規制部材を設けており、し
    かも該回動規制部材の駆動軸回転方向における取
    付位置が上記第2の偏心軸の偏心側に設定されて
    いることを特徴とするロータリピストンエンジン
    の駆動軸。
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