JPS62142823A - 過給機付エンジン - Google Patents

過給機付エンジン

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JPS62142823A
JPS62142823A JP28252085A JP28252085A JPS62142823A JP S62142823 A JPS62142823 A JP S62142823A JP 28252085 A JP28252085 A JP 28252085A JP 28252085 A JP28252085 A JP 28252085A JP S62142823 A JPS62142823 A JP S62142823A
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潤三 佐々木
Toshiki Okazaki
俊基 岡崎
Toshihiko Osumi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の気筒に接続された吸気通路に、出力軸
により回転駆動される過給機が配設されて成る過給機付
エンジンに関する。
(従来の技術) 自動車に搭載されるガソリンエンジン等において、各気
筒における吸気充填効率を向上させて出力トルクを増大
させるべく、例えば、実開昭60−1923号公報にも
示される如くに、エンジンの出力軸(クランクシャフト
)により回転駆動される機械式過給機(所謂、スーパー
チャージャであり、以下単に過給機と称す)を吸気通路
に配設し、その過給機により吸気を加圧して各気筒に過
給するようにしたものが、過給機付エンジンとして知ら
れている。斯かる過給機付エンジンにおいては、通常、
過給機がエンジンの出力軸に対して一定の回転数比をも
って回転するようになされており、エンジンの出力軸の
回転数(エンジン回転数)が比較的間い値をとるとき、
過給機の回転数(ポンプ回転数)が許容上限値をとるよ
うに設定される。
そして、その過給機は、例えば、自動車に搭載されるに
際しての設置スペースの低減やエンジンに対する駆動負
担の軽減等の面から可及的に小型化が図られたものとさ
れることが望まれ、しかも、エンジンの性能向上の面か
らエンジンの出力軸の回転数における実用変化範囲全体
に亙って所定の過給圧が得られるものであることが望ま
れる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の如くに、その出力軸に対して一定
の回転数比をもって回転するようにされた過給機が装備
された従来の過給機付エンジン、特に、排気量が比較的
大である過給機付多気筒エンジンにおいては、通常、第
6図に示される過給圧−出力軸回転数特性にみられる如
くに、出力軸の回転数が比較的低いときには過給機の回
転数も低くなり、出力軸の回転数が高いときに比して過
給機の過給能力が低下して過給圧が大幅に低減され、従
って、エンジンが低回転域動作状態にある場合には所望
の過給圧が得られず、出力トルクの増大がなされなくな
る。そして、エンジンの出力軸の回転数が比較的低いと
きにも所望の過給圧が得られるようにされる場合には、
過給機の大型化が伴われ、設置スペース及びエンジンに
対する駆動負担の増大をまねくことになる不都合を生じ
る。
そこで、このような問題を解決するための方策として、
エンジンの出力軸と過給機との間に可変プーリ等の回転
数比変更手段を設けて過給機と出力軸との回転数比を変
化させ、エンジンの出力軸の回転数と過給機の回転数と
の関係をあられす第7図において実線で示される如くに
、一点鎖線で示される回転数比変更手段が設けられてい
ない場合の過給機の回転数に比して、エンジンの出力軸
の回転数が比較的低いときにおいて高められた過給機の
回転数を得るようにすることが考えられる。
ところが、このように回転数比変更手段が設けられて過
給機の回転数が出力軸の回転数が低いときにも低下しな
いようにされた過給機付エンジンにあっては、出力軸の
回転数が高いときには、回転数比変更手段により過給機
と出力軸との回転数比を低下させて過給機の回転数を許
容上限値以下に維持することが必要となり、このため、
出力軸の回転数が高い場合に全ての気筒に対して過給を
行うためには、小型の過給機では加圧容量が不足して充
分な過給を行うことができず、出力トルクの低下をまね
く虞がある。
斯かる点に層み、本発明は、設置スペースの低減及びエ
ンジンに対する駆動負担の軽減が図られる比較的小型な
過給機が設けられて複数の気筒に対する過給が行われる
もとで、出力軸の回転数が比較的高い場合にも充分な過
給効果が実質的に得られ、その結果、出力軸の回転数の
実用変化範囲全体に互って出力トルクを効率良く向上さ
せることができるものとされ得る過給機付エンジンを提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る過給機付エンジ
ンは、複数の気筒を有するエンジン本体と、このエンジ
ン本体の複数の気筒に接続された吸気通路と、吸気通路
に配設されてエンジン本体の出力軸により回転駆動され
る過給機と、エンジン本体の出力軸の回転数もしくはそ
れに対応する回転数を検出する検出手段と、検出手段か
ら得られる信号に基づいて、過給機による複数の気筒に
対する過給状態を制御する過給制御手段とを備えてなり
、過給制御手段が、過給機による過給を、エンジン本体
の出力軸の回転数が所定値以上のときには複数の気筒の
うちの一部にのみ行われ、エンジン本体の出力軸の回転
数が所定値未満のときには複数の気筒全部に行われるよ
うに制御するものとされて構成される。
(作 用) 上述の如くに構成された本発明に係る過給機付エンジン
においては、その出力軸の回転数が所定値未満のとき、
即ち、所定値未満のエンジン回転数をもって作動してい
るときには、制御手段による制御のもとに、過給機によ
る過給が全気筒に対してなされる状態がとられる。斯か
る状態では、過給機の回転数がエンジンの出力軸の回転
数に対して充分なものとされて充分な過給能力が得られ
、そのため、所望の過給圧が得られて各気筒における吸
気充填効率が向上せしめられ、出ノjトルクが増大され
る。
一方、その出力軸の回転数が所定値以上のとき、即ち、
所定値以上の高いエンジン回転数をもって作動している
ときには、制御手段による制御のもとに、過給機による
過給が、全気筒に対してではなく、一部の気筒に対して
のみなされ、他の気筒に対しては自然吸気がなされる状
態がとられる。
斯かる状態では、過給機の回転数が許容限界値以下に抑
えられ、エンジンの出力軸の回転数に対して不充分なも
のとされて過給能力が不足し、全気筒に対して過給機に
よる過給が行われる場合には、各気筒に関して充分な過
給圧が得られなくなって出力トルクの増大が図れなくな
る虞があるが、上述の如くに、過給機による過給が一部
の気筒に対してのみ行われ、他の気筒に対しては自然吸
気が行われるので、過給がなされる一部の気筒において
は過給圧が集中せしめられて充分な過給圧が得られ、そ
れにより、吸気充填効率が向上せしめられて出力トルク
が増大される。その結果、総合的には、エンジンが所定
値以上の高いエンジン回転数をもって作動しており、過
給機の回転数が許容限界値以下に抑えられているときに
も、効果的な出力トルクの増大が図れることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して述べる。
第1図及び第2図は、本発明に係る過給機付エンジンの
一例を示し、エンジン本体10には、第2図に示される
如くに、4個の気筒11,12゜13及び14が設けら
れている。気筒11〜14の夫々には、第1図において
気筒11におけるものが示される如くに、ピストン16
が嵌挿されている。また、気筒11〜14の夫々には、
排気弁18を伴って排気通路の上流部分を形成する分岐
通路部19が接続されるとともに、吸気弁20を伴って
吸気通路の下流部分を形成する分岐通路部21.22.
23及び24夫々が接続されている。
分岐通路部21と分岐通路部24とは、合流部25にお
いて合流して合流通路部26を形成し、また、分岐通路
部22と分岐通路部23とは合流部27で合流して合流
通路部28を形成している。
さらに、合流通路部26と合流通路部28も、それらの
上流側で合流して共通通路部29を形成するものとされ
ており、この共通通路部29はエアフィルター31を介
して大気に連通している。
上述の分岐通路部21〜242合流部25及び27、合
流通路部26及び28、及び、共通通路部29と、後述
されるバイパス通路部40とによって吸気通路が構成さ
れている。そして、この吸気通路の各分岐通路部21〜
24には、燃料噴射弁33a、33b、33c及び33
dが夫々臨設され、また、合流通路部26及び28の下
流側部分には、図示されていないアクセルペダルの踏込
量に応じた開度をも、って開かれるスロットル弁34及
び36が夫々配されている。
合流通路部26及び28におけるスロットル弁34及び
36より上流側の部分には、合流通路部26と合流通路
部28とを連通させるバイパス通路部40が設けられて
おり、合流通路部28のバイパス通路部40が開口する
部分より上流側には、アクチュエータ43に駆動されて
合流通路部28を開閉する第1の開閉弁41か配され、
また、バイパス通路部40には、アクチュエータ44に
より駆動されてバイパス通路部40を開閉する第2の開
閉弁42が配されいる。なお、アクチュエータ43及び
44は、夫々、それらに供給される後述される如くの制
御信号Ca及びcbのレヘルに応じて、各々の駆動ロッ
ド43a及び44aを突出させ、もしくは、引き込むよ
うにされており、駆動ロフト43a及び44aが突出せ
しめられたときには、第1の開閉弁41及び第2の開閉
弁42が夫々開状態とされ、駆動ロッド43a及び44
aが引き込まれたときには、第1の開閉弁41及び第2
の開閉弁42が夫々閉状態とされる。
合流通路部26のバイパス通路部40が開口する部分よ
り上流側には、エンジン本体10の出力軸(クランクシ
ャフト)45により回転駆動されるベーンポンプ型の過
給機50が配設されている。
この過給機50には、出力軸45の回転が電磁クラッチ
47及び可変プーリ48を介してヘルド伝導されるよう
になされており、出力軸45の回転数に対して可変とさ
れた回転数比をもって回転駆動される。
さらに、このような構成に加えて、燃料噴射弁33a 
〜33d、第1の開閉弁41.第2の開閉弁42及び電
磁クラッチ47に対する制御を行うコントロールユニッ
ト100が備えられている。
このコントロールユニット100には、出力軸45の回
転数、即ち、エンジン回転数を検出する回転数センサ6
1から得られる出力軸45の回転数に応した検出信号S
nと、スロットル弁36の開度を検出するスロットル開
度センサ62から得られるエンジン負荷に応じた検出信
号Sβと9合流部25及び27における吸気圧を夫々検
出する圧力センサ63及び64から得られる、気筒11
及び14と気筒12及び13とに夫々供給される給気量
に応じた検出信号Sa及びsbが供給される。
コントロールユニット100は、これらの検出信号のう
ちの検出信号Sn及びSaに基づいて、燃料噴射弁33
a及び33dから噴射されるべき燃料の量に応じた噴射
パルスPaを形成してこれを燃料噴射弁33a及び33
dに供給するとともに、検出信号Sn及びsbに基づい
て、燃料噴射弁33b及び33cから噴射されるべき燃
料の量に応じた噴射パルスpbを形成してこれを燃料噴
射弁33b及び33cに供給する。
また、コントロールユニット100は、上述の検出信号
Sa、Sb、Sj!及びSnのうちの検出信号SXに基
づいて、エンジン負荷が所定値より低い低負荷時には、
低レベルをとるクラッチ制御信号Ccを電磁クラッチ4
7に供給して、出力軸45の回転が過給機50に伝達さ
れないように電磁クラッチ47を遮断状態にするととも
に、アクチュエータ43及び44に夫々低レベルをとる
制御信号Ca及びcbを供給して、アクチュエータ43
及び44に夫々の駆動ロッド43a及び44aを突出せ
しめて第1の開閉弁41及び第2の開閉弁42を開状態
とする動作を行わせる。これにより、気筒11〜14に
対する過給を行ってエンジンの出力トルクを増大させる
必要のない低負荷時には、過給機50の作動が停止され
るとともに、気筒11〜14の夫々に、共通通路部29
.第1の開閉弁41が開状態とされた合流通路部28゜
第2の開閉弁42が開状態とされたバイパス通路部40
2合流通路部269合流部25及び27、及び、分岐通
路部21〜24を通じて吸気供給がなされる自然吸気態
様がとられる。これにより、低負荷時においては、過給
機50の駆動に伴われるエネルギーロス等が生じない状
態がとられる。
一方、エンジン負荷が所定値以上となる高負荷時には、
コントロールユニット100は、高レベルをとるクラッ
チ制御信号Ccを電磁クラッチ47に供給して、出力軸
45の回転が過給機50に伝導されるようにするととも
に、検出信号Snに基づいて出力軸45の回転数に応じ
たプーリ制御信号Cpを形成してこれを可変プーリ48
に供給する。これにより、過給機50が、可変プーリ4
8の径が出力軸45の回転数に応じて縮小される状態の
もとに、出力軸45に対して可変の回転数比をもって回
転駆動され、過給機50の回転数が前述された第7図に
おいて実線で示される如くに変化するものとされる。
斯かる状態において、第1の開閉弁41が閉状態とされ
るとともに第2の開閉弁42が開状態とされると、過給
機50によって加圧された吸気が、合流通路部26.バ
イパス通路部402合流通路部281合流部25及び2
7、及び、分岐通路部21〜24を介して気筒11〜1
4の夫々に供給され、気筒11〜14の全てに対しての
過給機50による過給(以下、全気筒過給と称す)が行
われる。一方、第1の開閉弁41が開状態されるととも
に第2の開閉弁42が閉状態とされると、気筒12及び
13には共通通路部291合流通路部28、合流部27
9分岐通路部22及び23を介して自然吸気が行われる
とともに、過給機50によって加圧された吸気が、合流
通路部261合流部251分岐通路部21及び24を介
して気筒11及び14に供給され、気筒11及び14に
対しての過給機50による過給(以下、部分気筒過給と
称す)が行われる。
このような、エンジン負荷が所定値以上となる高負荷時
において、エンジン回転数の実用変化範囲の全域に亙っ
て全気筒過給態様9部分気筒過給態様及び自然吸気態様
で夫々エンジンを作動させると、出力軸45の回転数に
対する出力トルクの変化は第3図に示される如くのもの
となることが確認された。第3図において、実線曲線は
全気筒過給態様の場合、破線曲線は部分気筒過給態様の
場合、一点鎖線曲線は自然吸気態様の場合を示す。
これよりして、出力軸45の回転数が所定値N。
未満である場合には、部分気筒過給態様の場合より全気
筒過給態様の場合の方が出力トルクが増大するが、出力
軸45の回転数が所定値80以上のときには、過給機5
0の過給能力の不足に起因して、全気筒過給態様の場合
よりむしろ部分気筒過給態様の場合の方が出力トルクが
増大する結果となることが理解される。
斯かる確認結果及びそれに基づく考察により、本例にお
いては、コントロールユニッ)10i<、検出信号S1
及びSnに基づき、エンジン負荷が所定値以上であって
出力軸45の回転数が所定値80以上のときには、アク
チュエータ43に、制御信号Caを第4図Aにおいて実
線で示される如くに低レベルをとるものとして供給する
とともに、アクチュエータ44に、制御信号cbを第4
図已において実線で示される如くに高レベルをとるもの
として供給しこれにより、アクチュエータ43がその駆
動ロッド43aを突出させて第1の開閉弁41を開状態
にするとともに、アクチュエータ44がその駆動ロッド
44aを引込んで第2の開閉弁42を閉状態にする。ま
た、エンジン負荷が所定値以上であって出力軸45の回
転数が所定値No未満のときには、アクチュエータ43
に、制御信号Caを第4図Aにおいて実線で示される如
くに高レベルをとるものとして供給するとともに、アク
チュエータ44に、制御信号cbを第4図Bにおいて実
線で示される如くに低レベルをとるものとして供給する
これにより、エンジン負荷が所定値以上であって出力軸
45の回転数が所定値80以上のときには、アクチュエ
ータ43がその駆動ロッド43aを突出させて第1の開
閉弁41を開状態にするとともに、アクチュエータ44
がその駆動ロフト44aを引込んで第2の開閉弁42を
閉状態にし、その結果、上述した如くの部分気筒過給が
行われ、また、エンジン負荷が所定値以上であって出力
軸45の回転数が所定値80未満のときには、アクチュ
エータ43がその駆動ロッド43aを引き込んで第1の
開閉弁41を閉状態にするとともに、アクチュエータ4
4がその駆動ロッド44aを突出させて第2の開閉弁4
2を開状態にし、その結果、上述した如くの全気筒過給
が行われる。
このように、コントロールユニット100によって、エ
ンジン負荷が所定値以上であるもとで、出力軸45の回
転数が所定値80以上のときには部分気筒過給が行われ
、また、出力軸45の回転数が所定値80未満のときに
は全気筒過給が行われるように制御されることにより、
出力軸45の回転数が所定値No以上とされて回転数が
許容上限値以下に抑えられる場合に過給能力の不足をき
たすような比較的小型の過給機50が用いられた場合に
も、その特性が有効に利用されて、エンジン回転数の実
用変化範囲全域に亙って出力トルクが効率良く向上せし
められることになる。
上述の如くの制御を行うコントロールユニット100は
、例えば、マイクロコンピュータが用いられて構成され
、斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行する
可変プーリ48の径の制御と給気態様の制御を行うため
のプログラムの一例を、第5図に示されるフローチャー
トを参照して説明する。
このプログラムにおいては、スター11&、プロセス1
01でスロットル開度センサ62から得られる検出信号
Sl及び回転数センサ61から得られる検出信号Snを
読み込んで、ディシジョン102に進む。ディシジョン
102では、検出信号SZがあられすエンジン負荷が所
定値LO以上か否かを判断し、以上でないと判断された
場合にはプロセス103に進み、電磁クラッチ47に低
レベルをとるクラッチ制御信号CCを供給して、それを
遮断状態にし、プロセス104に進む。プロセス104
においては、アクチュエータ43及び44に低レベルの
制御信号Ca及びcbを夫々供給し、第1の開閉弁41
及び第2の開閉弁42を共に開状態として、元に戻る。
これにより、気筒11〜14の夫々に対して自然吸気が
行われる。
一方、ディシジョン102においてエンジン負荷が所定
値Lo以上であると判断された場合には、プロセス10
5に進み、電磁クラッチ47に高レベルをとるクラッチ
制御信号Ccを供給してこれを接続状態にした後、ディ
シジョン106に進む。
ディシジョン106においては、検出信号Snがあられ
す出力軸45の回転数が所定値No以上か否かを判断し
以上であると判断された場合にはプロセス107に進む
。そして、プロセス107においてアクチュエータ43
に低レベルをとる制御信号Caを供給するとともにアク
チュエータ44に高レベルをとる制御信号Cbを夫々供
給し、第1の開閉弁41を開状態にするとともに第2の
開閉弁42を閉状態として、これにより、部分気筒過給
が行われる。、続くプロセス109においては、検出信
号Snに基づいて出力軸45の回転数に応じたブーり制
御信号Cpを形成してこれを可変プーリ48に供給する
。それにより、過給機50と出力軸48との回転数比が
変化せしめられ、過給機50の回転数が出力軸45の回
転数に対して、第7図において実線で示される如くの変
化をするものとされる。そして、その後、フローは元に
戻る。
また、ディシジョン106において、出力軸45の回転
数が所定値No以上でないと判断された場合には、プロ
セス108に進み、プロセス108においてアクチュエ
ータ43に高レベルをとる制御信号Caを供給するとと
もにアクチュエータ44に低レベルをとる制御信号cb
を夫々供給し、第1の開閉弁41を閉状態にするととも
に第2の開閉弁42を開状態として、これにより、全気
筒過給が行われる。続いて、上述したプロセス109を
実行して元に戻る。
なお、上述の如くに、出力軸45の回転数に基づいて、
部分気筒過給態様から全気筒過給態様に急激に切換える
際、あるいは、全気筒過給態様から部分気筒過給態様に
急激に切換える際に、給気量の急変に起因するトルクシ
ョックを生じる虞があるが、斯かる虞がある場合には、
制御信号Ca及びcbのレベルを、第4図A及びBにお
いて一点鎖線で示される如(に、出力軸45の回転数が
所定値NO近傍の値をとるときレベルを徐々に変化させ
るようになせばよい。また、上述の例においては、部分
気筒過給が行われる場合には、2つの気筒(11,14
)に対する過給がなされることになるが、これに代えて
、過給が1つの気筒のみ、あるいは、3つの気筒に対し
て行われるようにされてもよく、さらには、出力軸45
の回転数に応じて部分気筒過給が行われる際に、過給さ
れる気筒数を変化させるようにされてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る過給機付エ
ンジンにおいては、その出力軸の回転数が所定値以上の
とき、即ち、所定値以上の高いエンジン回転数をもって
作動している場合には、過給機による部分気筒過給が行
われ、また、その出力軸の回転数が所定値未満のときに
は、過給機による全気筒過給が行われる。このため、出
力軸の回転数が所定値未満であり、過給機の回転数がエ
ンジンの出力軸の回転数に対して充分なものとされて充
分な過給能力が得られる時には、全気筒に対する過給が
行われ、各気筒における吸気充填効率が向上せしめられ
て出力トルクが著しく増大される。一方、その出力軸回
転数が所定値以上であり、過給機の回転数がエンジンの
出力軸の回転数に対して不充分となって過給能力が不足
する虞があるときには、一部の気筒のみに対して過給が
行われるとともに他の気筒に対しては自然吸気が行われ
、過給がなされる一部の気筒においては過給圧が集中せ
しめられて充分な過給圧が得られて、吸気充填効率が向
上せしめられ、その結果、総合的にみて出力トルクの増
大が図られることになる。
従って、本発明に係る過給機付エンジンによれば、その
出力軸回転数が高くなるときには、例えば、回転数が許
容上限値以内に1mえられて、全気筒に対する過給が行
われると過給能力が不足することになる比較的小型な過
給機が用いられる場合にも、出力軸回転数の実用変化範
囲全体に亙って出力トルクを効率良く向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る過給機付エンジンの一例を示す概
略構成図、第2図は第1図に示される例の部分平面図、
第3図は第1図に示される例の動作説明に供される特性
図、第4図は第゛1図に示される例の動作説明に供され
る波形図、第5図は第1図に示される例におけるコント
ロールユニットにマイクロコンピュータが用いられる場
合において斯かるマイクロコンピュータが実行するプロ
グラムの一例を示すフローチャート、第6図は過給機付
エンジンにおける過給圧と出力軸の回転数との関係を示
す特性図、第7図は回転数比変更手段が設けられた過給
機付エンジンにおける過給機の動作特性の説明に供され
る図である。 図中、10はエンジン本体、11〜14は気筒、21〜
24は分岐通路部、26及び28は合流通路部、40は
バイパス通路部、41及び42は夫々第1及び第2の開
閉弁、43及び44はアクチュエータ、45は出力軸、
48は可変プーリ、50は過給機、100はコントロー
ルユニットである。 第3図 N。 出力軸回転数 第4図 出力軸回転数 第5図 第6図 第7図 出力軸回転数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の気筒を有するエンジン本体と、上記複数の気筒に
    接続された吸気通路と、該吸気通路に配設されて上記エ
    ンジン本体の出力軸により回転駆動される過給機と、上
    記出力軸の回転数もしくはそれに対応する回転数を検出
    する検出手段と、該検出手段から得られる信号に基づい
    て、上記過給機による過給を、上記出力軸の回転数が所
    定値以上のときには上記複数の気筒の一部にのみ行われ
    、上記出力軸の回転数が所定値未満のときには上記複数
    の気筒の全部に行われるものとすべく制御する過給制御
    手段とを具備して構成される過給機付エンジン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5133327A (en) * 1990-03-31 1992-07-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Air flow system having constant discharge volume

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