JPS62142736A - 溶融メツキ用高耐食性高加工性高耐熱性Ｚｎ合金 - Google Patents
溶融メツキ用高耐食性高加工性高耐熱性Ｚｎ合金Info
- Publication number
- JPS62142736A JPS62142736A JP28498685A JP28498685A JPS62142736A JP S62142736 A JPS62142736 A JP S62142736A JP 28498685 A JP28498685 A JP 28498685A JP 28498685 A JP28498685 A JP 28498685A JP S62142736 A JPS62142736 A JP S62142736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- plating
- corrosion resistance
- workability
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、特に鉄−材料の表面？溶融メ・′ｌギする
ことによって、耐食性と耐熱性１；すぐれ、かつ曲げ加
工Ｙ輛してもメッキ層に剥離や割れが発生しない材料を
得るための溶融メ・ツキ用Ｚｎ合金に関するものである
。
ことによって、耐食性と耐熱性１；すぐれ、かつ曲げ加
工Ｙ輛してもメッキ層に剥離や割れが発生しない材料を
得るための溶融メ・ツキ用Ｚｎ合金に関するものである
。
一般に、鉄鋼材料の耐食性を同上させるための安価にし
て簡便な方法として、その表面にＺｎまたはＺｎ合金全
溶融メッキする方法が知られており、この溶融メッキ用
のＺｎ合金の一つとして、本発明者等が先に提案したＺ
ｎ合金、丁なわち、Ｔｉ ： ０．１ 〜１．２
％ 。
て簡便な方法として、その表面にＺｎまたはＺｎ合金全
溶融メッキする方法が知られており、この溶融メッキ用
のＺｎ合金の一つとして、本発明者等が先に提案したＺ
ｎ合金、丁なわち、Ｔｉ ： ０．１ 〜１．２
％ 。
Ｍｎ ： ０．０ ５〜ｎ、 ６ ％ 。
Ｍ： ０．１〜１．６％、および必要に応じてＳｉ：０
．０１〜０，４％。
．０１〜０，４％。
を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成（以
上重量％）を亘するＺｎ合金（特開昭５８−９１１４３
号公報参照）は、これを鋼板上に溶融メッキすることに
よって形成させたメッキ層が、Ｔｉ含百計が高く、かつ
Ｍ金員着が低い場合（高耐食性の場合）に、ＪＩＳ−２
２２４８に基づく曲げ試験後の曲げ面において微小な剥
離や割れを生じ易く、一方このような剥離や割れの発生
？避けるために、前記範囲内においてＡｄ ａ Ｗ Ｉ
ｔを多くすると、メッキ層の耐食性が極端に低下すると
いう欠点な頁し、そこで本発明者等はこれＹａ善するた
さ、さらに、 Ｍ ： ｎ、 １５〜３０％。
上重量％）を亘するＺｎ合金（特開昭５８−９１１４３
号公報参照）は、これを鋼板上に溶融メッキすることに
よって形成させたメッキ層が、Ｔｉ含百計が高く、かつ
Ｍ金員着が低い場合（高耐食性の場合）に、ＪＩＳ−２
２２４８に基づく曲げ試験後の曲げ面において微小な剥
離や割れを生じ易く、一方このような剥離や割れの発生
？避けるために、前記範囲内においてＡｄ ａ Ｗ Ｉ
ｔを多くすると、メッキ層の耐食性が極端に低下すると
いう欠点な頁し、そこで本発明者等はこれＹａ善するた
さ、さらに、 Ｍ ： ｎ、 １５〜３０％。
全含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成Ｖ亘
するＺｎ合金で構成された中間メッキ層と、Ｔｉ ：
０．１〜 ２ ％ 。
するＺｎ合金で構成された中間メッキ層と、Ｔｉ ：
０．１〜 ２ ％ 。
ＭｎおよびＮｉのうちの１種または２種＝０、１〜１．
６％、 ＡＪ：０．０５ 〜０．４ ％ 、 を含有し、残１）がＺｎと不可避不純物からなる組成を
頁するＺｎ合金で構成された表面メッキ層。
６％、 ＡＪ：０．０５ 〜０．４ ％ 、 を含有し、残１）がＺｎと不可避不純物からなる組成を
頁するＺｎ合金で構成された表面メッキ層。
との２重構造からなる溶融Ｚｎ合金メッキ層で鋪様を被
栓することを提案したＣ特願昭５９−２７２７４４号）
。
栓することを提案したＣ特願昭５９−２７２７４４号）
。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような２重構造からなる溶融メッキ
層？形成させるのは、工程数が増えて操作が複雑になる
−という欠点があった。
層？形成させるのは、工程数が増えて操作が複雑になる
−という欠点があった。
そこで１本発明者等は、このような問題を解決するため
に種々研究を重ねた結果、 （１） Ｚｒが、従来Ｚｎメッキ層の耐良性？回上さ
せるためにｔｉ ＩＪＯされていたＴｉと同様に、Ｚｎ
メッキ層の耐食性同上に可動な成分であること。
に種々研究を重ねた結果、 （１） Ｚｒが、従来Ｚｎメッキ層の耐良性？回上さ
せるためにｔｉ ＩＪＯされていたＴｉと同様に、Ｚｎ
メッキ層の耐食性同上に可動な成分であること。
ｆ２１ Ｚｎメッキ層の耐食性を同上させるためのＴ
ｉまたはＺｒと、曲げ加工によるメッキ層の剥離や割れ
を生じさせないでその加工性の向上をもたらすＭとをＺ
ｎ中に盆石させた溶融メッキ用Ｚｎ合金において、Ｔｉ
およびＺｒは酸化すると電位がＡｇよりも貴となるため
に、ＴｉまたばＺｒとＭとの間の電位の差が大きく、し
たがってこのようなＺｎ合金からなるメッキ被膜表面の
ＴｉまたはＺｒとＭとの間で電食が起り易いので、Ａｌ
の添加は％ＴｉまたはＺｒ１５ｅ含むＺｎ合金の耐食性
を低下させるけれども、ＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重漬比
が１：１０ないし１：１００であると、ＴｉまたはＺｒ
とＭとの間で電食が比較的起りにくくなること、 ｆ３） ＴｉまたはＺｒがＭとの間に、ＴｉＡｌ３ま
たはＺｒＡ／３ （原子数の比）で表わされる金属間化
合物を形成して、これらがＭ中に微細に分散した形で存
在すると、前記の電食は完全に防止されて、メッキ被膜
の耐食性が飛躍的に同上すること、換言すれば、メッキ
被膜の加工性を向上させるのに必要なＭ？多聞に含有さ
せても、十分耐食性に富んツ だメ 被膜、すなわちすぐれた耐食性と加工性とを兼ね
備えたメッキ被膜が得られ、前述のような２重構造のメ
ッキ層にしなくてもすむこと、（４）従来のＺｎメッキ
ＩＡ＠を、例えば溶断するか。
ｉまたはＺｒと、曲げ加工によるメッキ層の剥離や割れ
を生じさせないでその加工性の向上をもたらすＭとをＺ
ｎ中に盆石させた溶融メッキ用Ｚｎ合金において、Ｔｉ
およびＺｒは酸化すると電位がＡｇよりも貴となるため
に、ＴｉまたばＺｒとＭとの間の電位の差が大きく、し
たがってこのようなＺｎ合金からなるメッキ被膜表面の
ＴｉまたはＺｒとＭとの間で電食が起り易いので、Ａｌ
の添加は％ＴｉまたはＺｒ１５ｅ含むＺｎ合金の耐食性
を低下させるけれども、ＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重漬比
が１：１０ないし１：１００であると、ＴｉまたはＺｒ
とＭとの間で電食が比較的起りにくくなること、 ｆ３） ＴｉまたはＺｒがＭとの間に、ＴｉＡｌ３ま
たはＺｒＡ／３ （原子数の比）で表わされる金属間化
合物を形成して、これらがＭ中に微細に分散した形で存
在すると、前記の電食は完全に防止されて、メッキ被膜
の耐食性が飛躍的に同上すること、換言すれば、メッキ
被膜の加工性を向上させるのに必要なＭ？多聞に含有さ
せても、十分耐食性に富んツ だメ 被膜、すなわちすぐれた耐食性と加工性とを兼ね
備えたメッキ被膜が得られ、前述のような２重構造のメ
ッキ層にしなくてもすむこと、（４）従来のＺｎメッキ
ＩＡ＠を、例えば溶断するか。
またはこれにスポット溶接を旌丁と、高温に曝されたメ
ッキ被膜中のＺｎが蒸発して、その部分の耐食性が極端
に低下したが、メッキ？Ｊｌ［を中にＭを多量に、すな
わち１０〜２５％（重量によるも、以下同様）、特に２
０〜２５％含百させる盆石このＭがＺｎよりも鰻先的に
酸化して耐熱性にすぐれたアルミナ被膜を形成し、以後
のメッキ被膜に対する酸素の侵入が抑制されるので、メ
ッキ被膜の高温酸化が防止され、したがってＡＪＹＩＯ
％以上含むＡｌの高含有領域においては、前項の知見事
項と合わさって、耐食性と加工性だけでなく、耐熱性に
もすぐれたメッキ被膜が得られること、（５）前記金属
間化合物は、比重の小さいＴｉやＭを含み、Ｚｎとの比
重差が大きいために、溶融状態でＺｎと分離する傾向が
あって、メッキ浴の表面付近に集まり易いことから、こ
の金属間化合物が集ってできた粗い粒子によってメッキ
破膜にザラツキが生じるとともに、その耐食性が低下す
る結果？招き易いが、このような金属間化合物を含むＺ
ｎ合金に、ＭｒｚＮｉ、Ｃｏ−Ｆｅのうちの１種または
２種以上を添ｊＪＯすると、これらの金属は、Ｔｉおよ
びＺｒとの親和性が大きく、すなわちＴｉおよびＺｒの
溶剤として作用し、これらの比重の大きい金属が前記金
属間化合物と結びついてそれヲ重くさせる結果、これら
の金属間化合物はＺｎ中に均一に分散されて、メッキ浴
の安定性が同上し、それによって前記のザラツキが防止
されるとともに、一層耐食性の向上したメッキ被膜が得
られること、 （６） Ｚｎメッキ浴にＴｉまたはＺｒを添加すると
メッキ浴の粘度が上昇して、その流動性が低下する結果
、溶融メッキの作業性が低下するとともに、メッキ被膜
中にピンホールが発生し易くなって、そのピンホールの
ためにメッキ被膜の耐食性が低下するけれども、このメ
ッキ浴中にＳｉまたはＢを添υ口すると、メッキ浴の粘
度が低下してその流動性が回復するので、上記の作業性
の低下およびピンホールの発生という問題が回避される
こと、（７） ＴｉおよびＺｒのうちの１種または２
種とＭｇ含むＺｎ合金メッキ被膜中にＩＶｔｇを添１川
すると、この廟は、粒界腐食を防止し、またＭとの相剰
作用によってＦｅ −Ｚｎ 、 Ｆｅ−Ｔｉおよびｌｉ
’ｅ−７，ｒ系合金層の形成！防止して、曲げ加工時に
おけるこれらの合金層に起因するメッキ層の剥離および
割れを防止するとともに、メッキ浴の粘度全上昇させて
メッキ被膜の厚さを増大させ、かつその被膜中に固溶す
るＴｉおよびＺｒ（Ｉｉｋｒｌｋ増大させてメッキ被膜
の耐食性を向上させる作用を有するので、このＭｇの添
加は、前述のようなりロエ性の向上と耐食性の向上ばか
りでなく、メッキ被膜の厚さの調整のために有効である
こと、 を見出した。
ッキ被膜中のＺｎが蒸発して、その部分の耐食性が極端
に低下したが、メッキ？Ｊｌ［を中にＭを多量に、すな
わち１０〜２５％（重量によるも、以下同様）、特に２
０〜２５％含百させる盆石このＭがＺｎよりも鰻先的に
酸化して耐熱性にすぐれたアルミナ被膜を形成し、以後
のメッキ被膜に対する酸素の侵入が抑制されるので、メ
ッキ被膜の高温酸化が防止され、したがってＡＪＹＩＯ
％以上含むＡｌの高含有領域においては、前項の知見事
項と合わさって、耐食性と加工性だけでなく、耐熱性に
もすぐれたメッキ被膜が得られること、（５）前記金属
間化合物は、比重の小さいＴｉやＭを含み、Ｚｎとの比
重差が大きいために、溶融状態でＺｎと分離する傾向が
あって、メッキ浴の表面付近に集まり易いことから、こ
の金属間化合物が集ってできた粗い粒子によってメッキ
破膜にザラツキが生じるとともに、その耐食性が低下す
る結果？招き易いが、このような金属間化合物を含むＺ
ｎ合金に、ＭｒｚＮｉ、Ｃｏ−Ｆｅのうちの１種または
２種以上を添ｊＪＯすると、これらの金属は、Ｔｉおよ
びＺｒとの親和性が大きく、すなわちＴｉおよびＺｒの
溶剤として作用し、これらの比重の大きい金属が前記金
属間化合物と結びついてそれヲ重くさせる結果、これら
の金属間化合物はＺｎ中に均一に分散されて、メッキ浴
の安定性が同上し、それによって前記のザラツキが防止
されるとともに、一層耐食性の向上したメッキ被膜が得
られること、 （６） Ｚｎメッキ浴にＴｉまたはＺｒを添加すると
メッキ浴の粘度が上昇して、その流動性が低下する結果
、溶融メッキの作業性が低下するとともに、メッキ被膜
中にピンホールが発生し易くなって、そのピンホールの
ためにメッキ被膜の耐食性が低下するけれども、このメ
ッキ浴中にＳｉまたはＢを添υ口すると、メッキ浴の粘
度が低下してその流動性が回復するので、上記の作業性
の低下およびピンホールの発生という問題が回避される
こと、（７） ＴｉおよびＺｒのうちの１種または２
種とＭｇ含むＺｎ合金メッキ被膜中にＩＶｔｇを添１川
すると、この廟は、粒界腐食を防止し、またＭとの相剰
作用によってＦｅ −Ｚｎ 、 Ｆｅ−Ｔｉおよびｌｉ
’ｅ−７，ｒ系合金層の形成！防止して、曲げ加工時に
おけるこれらの合金層に起因するメッキ層の剥離および
割れを防止するとともに、メッキ浴の粘度全上昇させて
メッキ被膜の厚さを増大させ、かつその被膜中に固溶す
るＴｉおよびＺｒ（Ｉｉｋｒｌｋ増大させてメッキ被膜
の耐食性を向上させる作用を有するので、このＭｇの添
加は、前述のようなりロエ性の向上と耐食性の向上ばか
りでなく、メッキ被膜の厚さの調整のために有効である
こと、 を見出した。
この発明は、上記知見に基づいて発明されたもので、耐
食性と加工性にすぐれ、かつ必要に応じて耐熱性にもす
ぐれた溶融メッキ用Ｚｎ合金を提供することを目的とし
、 ＴｉまたはＺ「対Ａｌの重覆比が１：１０ないし１：１
００であることを条件として、 ＴｉまたはＺｒのうちの１種または２種二０．０１〜１
．０％１ 、Ｕ ： ０．１５〜２５．０％、 Ｍｎ ｅ Ｎｉ 、 Ｃｏ 、 Ｆ６のうちの１種また
は２種以上： Ｏ，ＯＳ〜０．８％、 を含有し、さらに必要に応じて ＳｉまたはＢのうちの１棟または２種：０．０１〜０．
５）、および Ｍｇ：０．０１〜０．８％、 のうちいずれかを１棟または２種當亘し、残りがＺｎと
不可避不純物からなる組成を宜し、かつ前記範囲内のう
ちのＴｉまたはＺｒと、同じく前記範囲内のうちのＡｌ
とから形成された金属間化合物：ＴｉＡＡ！３またはＺ
ｒＡＡ ３のうちの１種または２！＊Ｙ、０．０２〜２
．６％（以上重量％）含むことを特徴とする、溶融メッ
キ用Ｚｎ合金に係わるものである。
食性と加工性にすぐれ、かつ必要に応じて耐熱性にもす
ぐれた溶融メッキ用Ｚｎ合金を提供することを目的とし
、 ＴｉまたはＺ「対Ａｌの重覆比が１：１０ないし１：１
００であることを条件として、 ＴｉまたはＺｒのうちの１種または２種二０．０１〜１
．０％１ 、Ｕ ： ０．１５〜２５．０％、 Ｍｎ ｅ Ｎｉ 、 Ｃｏ 、 Ｆ６のうちの１種また
は２種以上： Ｏ，ＯＳ〜０．８％、 を含有し、さらに必要に応じて ＳｉまたはＢのうちの１棟または２種：０．０１〜０．
５）、および Ｍｇ：０．０１〜０．８％、 のうちいずれかを１棟または２種當亘し、残りがＺｎと
不可避不純物からなる組成を宜し、かつ前記範囲内のう
ちのＴｉまたはＺｒと、同じく前記範囲内のうちのＡｌ
とから形成された金属間化合物：ＴｉＡＡ！３またはＺ
ｒＡＡ ３のうちの１種または２！＊Ｙ、０．０２〜２
．６％（以上重量％）含むことを特徴とする、溶融メッ
キ用Ｚｎ合金に係わるものである。
つぎに、この発明のＺｎ合金の成分組成範囲およびその
他の条件を上記のとおりに限定した理由を述べる。
他の条件を上記のとおりに限定した理由を述べる。
（ω ＴｉおよびＺｒ
ＴｉおよびＺｒ成分には、苛酷な腐食環境下でも十分満
足するすぐれた耐食性をメッキ被膜に付与する作用があ
り、持（＝この発明ではＺｎ合金中のＴｉおよびＺｒは
、Ｍと反応してそれぞれＴ ＋ Ａ１３およびＺｒｋ１
３の金属間（ヒ合物として含有されるので、持に丁ぐれ
た耐食性を示すが、Ｔｉおよび／またはＺｒの含有量が
０．０１％未満では所望の耐食性がメッキ被膜に付与さ
れず、一方それらが１．０％を越えて含有されると、Ｔ
ｉおよびＺｒの反応によってそれぞれ生成したＴ Ｉ
Ａ７３およびＺｒＡＡ ３の合金中への溶解が困難とな
るところから、その含有僅を０．０１〜１．０％と定め
た。
足するすぐれた耐食性をメッキ被膜に付与する作用があ
り、持（＝この発明ではＺｎ合金中のＴｉおよびＺｒは
、Ｍと反応してそれぞれＴ ＋ Ａ１３およびＺｒｋ１
３の金属間（ヒ合物として含有されるので、持に丁ぐれ
た耐食性を示すが、Ｔｉおよび／またはＺｒの含有量が
０．０１％未満では所望の耐食性がメッキ被膜に付与さ
れず、一方それらが１．０％を越えて含有されると、Ｔ
ｉおよびＺｒの反応によってそれぞれ生成したＴ Ｉ
Ａ７３およびＺｒＡＡ ３の合金中への溶解が困難とな
るところから、その含有僅を０．０１〜１．０％と定め
た。
（ｂｌ Ａ！？
Ｍ成分には、溶融メッキ時に素地の表面部とメッキ層と
の間Ｃ二硬くて脆いＦｅ−Ｚｎ 、 Ｆｅ−Ｔｉおよび
Ｆｅ−Ｚｒ系合金層が形成されるのを抑制し、もって曲
げ加工時に前記Ｆｅ−Ｚｎ 、 Ｆｅ−ＴｉおよびＦｅ
−Ｚｒ系合金層が原因のメッキ層の剥離および割れ？防
止するとともに、後述のＭｎ ＊ Ｎｉ ｅ Ｃｏ ｅ
Ｆｅの添加によるメッキ層の硬化１に緩和する作用が
あるが、その含員看が０．１５％未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方それが２５．０％を越えると
、却ってＦｅ−Ｍ合金層が発達し、加工性が低下するの
で、その含＠壇を０．１５〜２５．０％と定めた。
の間Ｃ二硬くて脆いＦｅ−Ｚｎ 、 Ｆｅ−Ｔｉおよび
Ｆｅ−Ｚｒ系合金層が形成されるのを抑制し、もって曲
げ加工時に前記Ｆｅ−Ｚｎ 、 Ｆｅ−ＴｉおよびＦｅ
−Ｚｒ系合金層が原因のメッキ層の剥離および割れ？防
止するとともに、後述のＭｎ ＊ Ｎｉ ｅ Ｃｏ ｅ
Ｆｅの添加によるメッキ層の硬化１に緩和する作用が
あるが、その含員看が０．１５％未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方それが２５．０％を越えると
、却ってＦｅ−Ｍ合金層が発達し、加工性が低下するの
で、その含＠壇を０．１５〜２５．０％と定めた。
（ｃ） Ｍｎ 、 Ｎｉ 、 Ｃｏ 、 Ｆｅこれら
の成分には、前述のとおり、ＴｔＡ／３およびＺｒＡ／
！３を溶解して、これらの金属間化合物な微測に、かつ
均一（二Ｚｎ素地中に分散させ、もってメッキ浴？安定
化してメッキ被膜のザラツキを防止するとともに、その
耐食性Ｙ−１−同上させる作用があるが、その含ａｍが
０．０１％未満では前記作用に所望の同上効果が得られ
ず、一方それが０．８％を越えて含有されると、メッキ
被膜の加工性が低下するようになることから、その含有
量を０．０１〜０．８％と定めた。
の成分には、前述のとおり、ＴｔＡ／３およびＺｒＡ／
！３を溶解して、これらの金属間化合物な微測に、かつ
均一（二Ｚｎ素地中に分散させ、もってメッキ浴？安定
化してメッキ被膜のザラツキを防止するとともに、その
耐食性Ｙ−１−同上させる作用があるが、その含ａｍが
０．０１％未満では前記作用に所望の同上効果が得られ
ず、一方それが０．８％を越えて含有されると、メッキ
被膜の加工性が低下するようになることから、その含有
量を０．０１〜０．８％と定めた。
ｆｄｌ Ｓｉ 、 Ｂ
ＳｉおよびＢ成分には、メッキ浴の流動性を改善してメ
ッキ時の作業性を向上させるとともに、平滑で光沢のあ
るメッキ被膜を形成させるほか、ＦｅＺｎ ＊ Ｆｅ−
ＴｉおよびＦｅ−Ｚｒ系合金層の形成を抑制してメッキ
被膜の加工性を向上させ、かつ耐食性も飛躍的に向上さ
せる作用があるので、特にこれらの特性が要求される場
合、必要に応じて含有されるが、その含有量が０．０１
％未満では前記作用に所望の向上効果が得られず、一方
それが０．５％を越えて含有されるとメッキ性が損われ
るよう：二なることから、その含ｉｔを０．０１〜０．
５％と定めた。
ッキ時の作業性を向上させるとともに、平滑で光沢のあ
るメッキ被膜を形成させるほか、ＦｅＺｎ ＊ Ｆｅ−
ＴｉおよびＦｅ−Ｚｒ系合金層の形成を抑制してメッキ
被膜の加工性を向上させ、かつ耐食性も飛躍的に向上さ
せる作用があるので、特にこれらの特性が要求される場
合、必要に応じて含有されるが、その含有量が０．０１
％未満では前記作用に所望の向上効果が得られず、一方
それが０．５％を越えて含有されるとメッキ性が損われ
るよう：二なることから、その含ｉｔを０．０１〜０．
５％と定めた。
ｆｅ） Ｍｇ
Ｍｇ成分には、前述のとおり、粒界腐食を防止し、また
Ｍとの相剰作用によってＦｅ−Ｚｎ ＊ Ｆｅ−Ｔｉお
よびＦｅ−Ｚｒ系合金層の形成を防止して、曲げＩＪＤ
工時におけるこれらの合金層に起因するメッキ層の剥離
および割れ乞防止するとともに、メッキ浴の粘度を上昇
させてメッキ破膜の厚さを増大させ、かつその被膜中に
含有するＴｉおよびＺｒ譲度を増大させてメッキ破膜の
耐食性を同上させる作用があるので、このＭｇ成分は、
特にこれらの特性が要求される場合、前記のＩＪＯ工性
と耐食性の同上のためばかりでなく、メッキ被膜の厚さ
の調整のためにも、必要に応じて３豆されるが、その盆
石看が０．０１も未満では前記作用に所望の効果が得ら
れず、一方それが０．８％を越えて金員されると、メッ
キ浴の粘匣が増大し過ぎてメッキの作業性が損われるよ
う（二なるところから、その盆石階を０．０１〜０．８
％と定めた。
Ｍとの相剰作用によってＦｅ−Ｚｎ ＊ Ｆｅ−Ｔｉお
よびＦｅ−Ｚｒ系合金層の形成を防止して、曲げＩＪＤ
工時におけるこれらの合金層に起因するメッキ層の剥離
および割れ乞防止するとともに、メッキ浴の粘度を上昇
させてメッキ破膜の厚さを増大させ、かつその被膜中に
含有するＴｉおよびＺｒ譲度を増大させてメッキ破膜の
耐食性を同上させる作用があるので、このＭｇ成分は、
特にこれらの特性が要求される場合、前記のＩＪＯ工性
と耐食性の同上のためばかりでなく、メッキ被膜の厚さ
の調整のためにも、必要に応じて３豆されるが、その盆
石看が０．０１も未満では前記作用に所望の効果が得ら
れず、一方それが０．８％を越えて金員されると、メッ
キ浴の粘匣が増大し過ぎてメッキの作業性が損われるよ
う（二なるところから、その盆石階を０．０１〜０．８
％と定めた。
（ｆ） ＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重量比ＴｉおよびＺ
ｒはいずれもＭと反応したＴｉＡｊ？３およびＺｒＡＡ
３の形でＺｎ合金中に含まれて、すぐれた耐食性を発揮
する成分であるが、これらのＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重
量比が１：１００未満では耐食性を付与するＴｉ！よび
Ｚｒの割合が小さくなるとともに、逆に耐食性を低下さ
せるＡｌの割合が大きくなり過ぎて、所望の耐食性が得
られず、一方それが１：１０を越えると、ＴｉまたはＺ
ｒの割合が大きくなり過ぎて、これらのＴｉまたはＺｒ
とＭとの間で生ずる電食が顕著になるところから、この
Ｔｉまたはｈ対Ａｌの重量比をｌ：１０ないし１：１０
０と定めた。
ｒはいずれもＭと反応したＴｉＡｊ？３およびＺｒＡＡ
３の形でＺｎ合金中に含まれて、すぐれた耐食性を発揮
する成分であるが、これらのＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重
量比が１：１００未満では耐食性を付与するＴｉ！よび
Ｚｒの割合が小さくなるとともに、逆に耐食性を低下さ
せるＡｌの割合が大きくなり過ぎて、所望の耐食性が得
られず、一方それが１：１０を越えると、ＴｉまたはＺ
ｒの割合が大きくなり過ぎて、これらのＴｉまたはＺｒ
とＭとの間で生ずる電食が顕著になるところから、この
Ｔｉまたはｈ対Ａｌの重量比をｌ：１０ないし１：１０
０と定めた。
（ｇ） ＴｉＡｌ３． ＺｒＡ／ａ
前述のように、ＴｉおよびＺｒはそれぞれＴ ｉＡｊ？
３およびＺｒＡＡ ３の形でＺｎ合金中１＝分散して
言方されるために、Ｍとの間で電食な起さず、かつすぐ
れた耐食性？メッキ被ＩＪｌｉに付与する作用を百する
が、これらの化合物の盆石璧が０．０２％未満ではこれ
らの化合物の量が不足して所望の耐食性が得られず、一
方それが２．６％？越えると、これらの金属間化合物が
Ｚｎ合金中に完全に溶解しなくなることから、七のｔｉ
ｔを０．０２〜２．６％と定めた。
３およびＺｒＡＡ ３の形でＺｎ合金中１＝分散して
言方されるために、Ｍとの間で電食な起さず、かつすぐ
れた耐食性？メッキ被ＩＪｌｉに付与する作用を百する
が、これらの化合物の盆石璧が０．０２％未満ではこれ
らの化合物の量が不足して所望の耐食性が得られず、一
方それが２．６％？越えると、これらの金属間化合物が
Ｚｎ合金中に完全に溶解しなくなることから、七のｔｉ
ｔを０．０２〜２．６％と定めた。
なお、この発明のＺｎ合金は、それを溶融して。
溶融メッキ浴として使用するばかりでなく、吹管炎また
は電弧で溶融させたこのＺｎ合金を高圧のガスにより、
金属表面上Ｃ二極めて細かい霧として吹きつけて、メッ
キ被膜を形成させる、所謂メダリコンの形で使用したり
、あるいは前記Ｚｎｎ合金機微粉末形で塗料またはビヒ
クル中に均一に混合したもの？金属表面に塗布して、こ
のＺｎ合金で特に耐食性を付与させた塗膜を形成させる
という方法によって利用することもできる。
は電弧で溶融させたこのＺｎ合金を高圧のガスにより、
金属表面上Ｃ二極めて細かい霧として吹きつけて、メッ
キ被膜を形成させる、所謂メダリコンの形で使用したり
、あるいは前記Ｚｎｎ合金機微粉末形で塗料またはビヒ
クル中に均一に混合したもの？金属表面に塗布して、こ
のＺｎ合金で特に耐食性を付与させた塗膜を形成させる
という方法によって利用することもできる。
ついで、この発明のＺｎ合金を実施例により比較例と対
比しながら説明する。
比しながら説明する。
それぞれ第１表に示される成分組成をもった本発明Ｚｎ
合金１〜１５、比較Ｚｎ合金１〜４、および従来Ｚｎ合
金１〜２の溶融メッキ浴を調製し、ついでメッキ浴温を
それぞれ４６０〜５００℃の温度範囲内の所定温度に保
持した前記溶融メッキ浴中に、それぞれＺｎＣ／２−
ＮＨ４Ｃｌ系フラックスで前処理した厚さ：０．４ｍを
有する鋼板？５秒間浸漬し。
合金１〜１５、比較Ｚｎ合金１〜４、および従来Ｚｎ合
金１〜２の溶融メッキ浴を調製し、ついでメッキ浴温を
それぞれ４６０〜５００℃の温度範囲内の所定温度に保
持した前記溶融メッキ浴中に、それぞれＺｎＣ／２−
ＮＨ４Ｃｌ系フラックスで前処理した厚さ：０．４ｍを
有する鋼板？５秒間浸漬し。
該鋼板表面に片面厚さ：１３μのメッキ層を形成するこ
とによって本発明Ｚｎ合金メッキ鋼板１〜１５、比較Ｚ
ｎ合金メツ命鋼＠１〜４および従来Ｚｎ合金メッキ鋼板
１〜２をそれぞれ製造した。なお。
とによって本発明Ｚｎ合金メッキ鋼板１〜１５、比較Ｚ
ｎ合金メツ命鋼＠１〜４および従来Ｚｎ合金メッキ鋼板
１〜２をそれぞれ製造した。なお。
比較Ｚｎ合金１〜４は、いずれもその構成成分のうちの
いずれかの成分含＠＊（第１表に秦印を付したもの）が
、この発明の範囲から外れた組成をもつものである。
いずれかの成分含＠＊（第１表に秦印を付したもの）が
、この発明の範囲から外れた組成をもつものである。
ついで、これらの各鋼板について、ＪＩＳ−Ｚ２３７１
にもとづく塩水噴霧試験、およびＪＩＳ・Ｚ２２４８に
もとづく曲げ試験を行ない、前記噴霧試験では鋼板メッ
キ面に赤錆が発生するまでの時間を測定し、そして前記
曲げ試験では曲げ面におけるメッキ層の状態乞観察し、
メッキ層に剥離も割れも全く発生していない場合を◎印
、メッキ層に剥離および割れがはつきを）と認められる
場合をｘ印でそれぞれ評価するとともに、前記本発明Ｚ
ｎ合金１〜１５のうち、本発明Ｚｎ合金８〜１５が特に
溶断やスポット溶接に際しての耐熱性に優れていること
を確認するため、これらの本発明Ｚｎ合金８〜１５：二
、８００℃において５分間保持の耐熱試験を施し、その
場合メッキ表面に全く異状が認められなかった場合を◎
印、メツ中表面に高温酸化にもとすく異状が認められた
場合をＸ印で評価し、これらの測定結果を第１表に合わ
せて示した。
にもとづく塩水噴霧試験、およびＪＩＳ・Ｚ２２４８に
もとづく曲げ試験を行ない、前記噴霧試験では鋼板メッ
キ面に赤錆が発生するまでの時間を測定し、そして前記
曲げ試験では曲げ面におけるメッキ層の状態乞観察し、
メッキ層に剥離も割れも全く発生していない場合を◎印
、メッキ層に剥離および割れがはつきを）と認められる
場合をｘ印でそれぞれ評価するとともに、前記本発明Ｚ
ｎ合金１〜１５のうち、本発明Ｚｎ合金８〜１５が特に
溶断やスポット溶接に際しての耐熱性に優れていること
を確認するため、これらの本発明Ｚｎ合金８〜１５：二
、８００℃において５分間保持の耐熱試験を施し、その
場合メッキ表面に全く異状が認められなかった場合を◎
印、メツ中表面に高温酸化にもとすく異状が認められた
場合をＸ印で評価し、これらの測定結果を第１表に合わ
せて示した。
また、この発明のＺｎ合金は、例えば、前記本発明Ｚｎ
合金メッキ鋼板１３の製造において便用したＺｎ合金に
例に挙げると、以下のよう書；シて製造される。
合金メッキ鋼板１３の製造において便用したＺｎ合金に
例に挙げると、以下のよう書；シて製造される。
（１） Ｔｉ母合金の製造
アルミナ製ルツボにＴｉ： ５９．５１ ｆｌＭｎ ：
２５．７６ｆ、Ｍ：９．８２ｆ、Ｓｉ：４．９１Ｆを〆
￥、アルゴンガス雰囲気中でアーク溶解した。溶湯を冷
却することによって生成したＴｉ母合金１６３１は次の
組成を亘していた。
２５．７６ｆ、Ｍ：９．８２ｆ、Ｓｉ：４．９１Ｆを〆
￥、アルゴンガス雰囲気中でアーク溶解した。溶湯を冷
却することによって生成したＴｉ母合金１６３１は次の
組成を亘していた。
Ｔ ｉ Ｍｎ ＡＪ Ｓ １５
９．５１ ２５．７６ ９．８２ ４．９
１ ％（ＩＩ） Ｚｎ−Ｔｉ中間合金の製造黒
鉛ルツボにＺｎ：２８１２．５ｆをとり、これｔ高周波
溶解炉中で５００℃に加熱してＺｎを溶解し、この１８
ｅＺｎ上に、先に製造したＴｉ母合金１６３をンのせ、
カーボンの蓋？してから、アルゴンガス雰囲気中８３０
〜８５０℃に昇温し、この温度（二６０分間保持してか
ら、６００℃に冷却するのを待って溶湯をインゴットケ
ースに流し、それによって、下記の組成な豆するＺｎ−
Ｔｉ中間合金２９７５、 ｓ ｙを副製した。
９．５１ ２５．７６ ９．８２ ４．９
１ ％（ＩＩ） Ｚｎ−Ｔｉ中間合金の製造黒
鉛ルツボにＺｎ：２８１２．５ｆをとり、これｔ高周波
溶解炉中で５００℃に加熱してＺｎを溶解し、この１８
ｅＺｎ上に、先に製造したＴｉ母合金１６３をンのせ、
カーボンの蓋？してから、アルゴンガス雰囲気中８３０
〜８５０℃に昇温し、この温度（二６０分間保持してか
ら、６００℃に冷却するのを待って溶湯をインゴットケ
ースに流し、それによって、下記の組成な豆するＺｎ−
Ｔｉ中間合金２９７５、 ｓ ｙを副製した。
Ｔｉ Ｍｎ Ａｌｌ Ｓｉ Ｚｎ
２．０ ０．８７ ０．３３ ０．１７％ 残りｆｉｆ
ｌ） Ｚｎ −Ｔ ｉ調合合金の製造黒鉛／ｆ／ツボ
にＺｎ： ２５１４．５１１：とり、４８０℃に昇温し
で溶解した後、上記のＺｎ−Ｔｉ中間合金２９７５．５
ｆ Ｙ徐々に添加して見金に溶解し、ついで２７．５
８ ｆのＭｇＹ別のルツボ内で溶解してこれを前記のＺ
ｎと中間合金からなる溶湯中にｌｆ５ｍしてから、さら
にこれに、別のルツボ内で６８０℃に昇温して溶解させ
た６１２．９５ｆのＭを添加した後、６５０℃に昇温し
、この温度に３０分間保持してＺｎ合金中のＴｉとＭと
を反応させて金属間化合物ＴｉＡＡ３ ｋ生成させた。
２．０ ０．８７ ０．３３ ０．１７％ 残りｆｉｆ
ｌ） Ｚｎ −Ｔ ｉ調合合金の製造黒鉛／ｆ／ツボ
にＺｎ： ２５１４．５１１：とり、４８０℃に昇温し
で溶解した後、上記のＺｎ−Ｔｉ中間合金２９７５．５
ｆ Ｙ徐々に添加して見金に溶解し、ついで２７．５
８ ｆのＭｇＹ別のルツボ内で溶解してこれを前記のＺ
ｎと中間合金からなる溶湯中にｌｆ５ｍしてから、さら
にこれに、別のルツボ内で６８０℃に昇温して溶解させ
た６１２．９５ｆのＭを添加した後、６５０℃に昇温し
、この温度に３０分間保持してＺｎ合金中のＴｉとＭと
を反応させて金属間化合物ＴｉＡＡ３ ｋ生成させた。
ついで、この溶湯をインゴットケース内に流すと、下記
の組成を亘する本発明Ｚｎ合金６１２９．５３ ｙが得
られた。
の組成を亘する本発明Ｚｎ合金６１２９．５３ ｙが得
られた。
Ｔ Ｍｎ Ｍ Ｓｉ ＭｇＯ
，９７０，４２１０，８６０，０８０，４５％Ｚｒｉ
Ｔ ｔ ｋＡ ３ 残り （２，５２％） 〔発明の効果〕 第１表に示される結果から、本発明Ｚｎ合金１〜１５に
よってそれぞれ溶融メッキされた本発明Ｚｎ合金メッキ
ｍｅｔ〜１５はいずれもすぐれた耐食性を示すとともに
、本発明合金１〜１５では曲げ加工によっても剥離や割
れの全く発生しない密着性がすぐれたメッキ層を形成す
るのに対して、構成成分のうちのいずれかの区分盆石量
がこの発明の範囲から外れた組成を頁する比較Ｚｎ合金
１〜４によってそれぞれぞれ溶融メッキされた比較Ｚｎ
合金メッキ鋼板１〜４においては、耐食性、耐熱性→→
←、および曲げ評価のうちの少なくとも１つの点で劣っ
た結果を示している。また、従来Ｚｎ合金メッキｍａｔ
および２においてもＦｅ−Ｚｎ系合金１−の形成があり
、かつ耐食性およびメッキ層密着性の著しく劣ったもの
になっている。さらに本発明Ｚｎｎ合金メッキ根板〜５
および７〜１５にみられるように、所定量の８１および
Ｂのうちの１種または２柚、およびＭｇのうちのいずれ
かを１種または２種以上含むものは耐食性が一層改善さ
れる傾向（二あり、また本発明Ｚｎ合金メッキ′ｍ８８
〜１５：；おいてはＭ含Ｗｔ＆が多いため、特に耐熱性
がすぐれたものとなっていることがわかる。 ・なお、
本発明Ｚｎ合金で溶融メッキした上に、さらにクロメー
ト処理ｗＷＡ丁と、一段と耐食性が同上することが確認
された。
，９７０，４２１０，８６０，０８０，４５％Ｚｒｉ
Ｔ ｔ ｋＡ ３ 残り （２，５２％） 〔発明の効果〕 第１表に示される結果から、本発明Ｚｎ合金１〜１５に
よってそれぞれ溶融メッキされた本発明Ｚｎ合金メッキ
ｍｅｔ〜１５はいずれもすぐれた耐食性を示すとともに
、本発明合金１〜１５では曲げ加工によっても剥離や割
れの全く発生しない密着性がすぐれたメッキ層を形成す
るのに対して、構成成分のうちのいずれかの区分盆石量
がこの発明の範囲から外れた組成を頁する比較Ｚｎ合金
１〜４によってそれぞれぞれ溶融メッキされた比較Ｚｎ
合金メッキ鋼板１〜４においては、耐食性、耐熱性→→
←、および曲げ評価のうちの少なくとも１つの点で劣っ
た結果を示している。また、従来Ｚｎ合金メッキｍａｔ
および２においてもＦｅ−Ｚｎ系合金１−の形成があり
、かつ耐食性およびメッキ層密着性の著しく劣ったもの
になっている。さらに本発明Ｚｎｎ合金メッキ根板〜５
および７〜１５にみられるように、所定量の８１および
Ｂのうちの１種または２柚、およびＭｇのうちのいずれ
かを１種または２種以上含むものは耐食性が一層改善さ
れる傾向（二あり、また本発明Ｚｎ合金メッキ′ｍ８８
〜１５：；おいてはＭ含Ｗｔ＆が多いため、特に耐熱性
がすぐれたものとなっていることがわかる。 ・なお、
本発明Ｚｎ合金で溶融メッキした上に、さらにクロメー
ト処理ｗＷＡ丁と、一段と耐食性が同上することが確認
された。
上述のように、この発明の溶融メッキ用高會食性Ｚｎ合
金によれば、特に鉄則材料の表面を溶融メッキすること
により、苛酷な使用条件下におかれてもすぐれた耐食性
を確保することができ、かつ鉄−材料表面への密着性が
きわめて良く、脆いＦｅＺｎ ＊ Ｆｅ Ｔｔまたは
Ｆｅ−Ｚｒ系合金層の形成が殆どないので、曲げ加工時
にメッキ層に剥離や割れの発生が皆無となる上に、耐熱
性にすぐれたものを得ることができ、さらに、メッキ被
膜の厚さの調整が容易となって、一般に板材に比し、厚
いメッキ層を必要とするアングルのような型材に対して
も、上記の特性を備えた十分厚いメッキ１＠￥旌丁こと
ができるという、工業上官用な種々の効果がもたらされ
る。
金によれば、特に鉄則材料の表面を溶融メッキすること
により、苛酷な使用条件下におかれてもすぐれた耐食性
を確保することができ、かつ鉄−材料表面への密着性が
きわめて良く、脆いＦｅＺｎ ＊ Ｆｅ Ｔｔまたは
Ｆｅ−Ｚｒ系合金層の形成が殆どないので、曲げ加工時
にメッキ層に剥離や割れの発生が皆無となる上に、耐熱
性にすぐれたものを得ることができ、さらに、メッキ被
膜の厚さの調整が容易となって、一般に板材に比し、厚
いメッキ層を必要とするアングルのような型材に対して
も、上記の特性を備えた十分厚いメッキ１＠￥旌丁こと
ができるという、工業上官用な種々の効果がもたらされ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）ＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重量比が１：１０ないし
１：１００であることを条件として、 ＴｉまたはＺｒのうちの１種または２種： ０．０１〜１．０％、 Ａｌ：０．１５〜２５．０％、 Ｍｎ、Ｎｉ、Ｃｏ、Ｆｅのうちの１種または２種以上：
０．０１〜０．８％、 を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成を有
し、かつ前記範囲内のうちのＴｉまたはＺｒと、同じく
前記範囲内のうちのＡｌとから形成された金属間化合物
：ＴｉＡｌ＿３またはＺｒＡｌ＿３のうちの１種または
２種を、０．０２〜２．６％（以上重量％）含むことを
特徴とする、溶融メッキ用Ｚｎ合金。 （２）ＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重量比が１：１０ないし
１：１００であることを条件として、 ＴｉまたはＺｒのうちの１種または２種： ０．０１〜１．０％、 Ａｌ：０．１５〜２５．０％、 Ｍｎ、Ｎｉ、Ｃｏ、Ｆｅのうちの１種または２種以上：
０．０１〜０．８％、 ＳｉまたはＢのうちの１種または２種： ０．０１〜０．５％、 を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成を有
し、かつ前記範囲内のうちのＴｉまたはＺｒと、同じく
前記範囲内のうちのＡｌとから形成された金属間化合物
：ＴｉＡｌ＿３またはＺｒＡｌ＿３のうちの１種または
２種を、０．０２〜２．６％（以上重量％）含むことを
特徴とする、溶融メッキ用Ｚｎ合金。 （３）ＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重量比が１：１０ないし
１：１００であることを条件として、 ＴｉまたはＺｒのうちの１種または２種： ０．０１〜１．０％、 Ａｌ：０．１５〜２５．０％、 Ｍｎ、Ｎｉ、Ｃｏ、Ｆｅのうちの１種または２種以上：
０．０１〜０．８％、 Ｍｇ：０．０１〜０．８％、 を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成を有
し、かつ前記範囲内のうちのＴｉまたはＺｒと、同じく
前記範囲内のうちのＡｌとから形成された金属間化合物
：ＴｉＡｌ＿３またはＺｒＡｌ＿３のうちの１種または
２種を、０．０２〜２．６％（以上重量％）含むことを
特徴とする、溶融メッキ用Ｚｎ合金。 （４）ＴｉまたはＺｒ対Ａｌの重量比が１：１０ないし
１：１００であることを条件として、 ＴｉまたはＺｒのうちの１種または２種： ０．０１〜１．０％、 Ａｌ：０．１５〜２５．０％、 Ｍｎ、Ｎｉ、Ｃｏ、Ｆｅのうちの１種または２種以上：
０．０１〜０．８％、 ＳｉまたはＢのうちの１種または２種： ０．０１〜０．５％、 Ｍｇ：０．０１〜０．８％、 を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成を有
し、かつ前記範囲内のうちのＴｉまたはＺｒと、同じく
前記範囲内のうちのＡｌとから形成された金属間化合物
：ＴｉＡｌ＿３またはＺｒＡｌ＿３のうちの１種または
２種を、０．０２〜２．６％（以上重量％）含むことを
特徴とする、溶融メッキ用Ｚｎ合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28498685A JPS62142736A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 溶融メツキ用高耐食性高加工性高耐熱性Ｚｎ合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28498685A JPS62142736A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 溶融メツキ用高耐食性高加工性高耐熱性Ｚｎ合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62142736A true JPS62142736A (ja) | 1987-06-26 |
| JPS6311420B2 JPS6311420B2 (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=17685655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28498685A Granted JPS62142736A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 溶融メツキ用高耐食性高加工性高耐熱性Ｚｎ合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62142736A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0394092A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Ebara Yuujiraito Kk | 電気めっき製品の製造法 |
| JPH0835049A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-06 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性と耐摩耗性に優れた溶融亜鉛めっき鋼材およびその製造方法 |
| JP2003268517A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-25 | Nippon Steel Corp | 表面平滑性に優れる溶融めっき鋼材 |
| EP1348773A1 (en) * | 2002-03-25 | 2003-10-01 | Bethlehem Steel Corporation | A coating composition for steel product, a coated steel product, and a steel product coating method |
| JP2004176131A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Nippon Steel Corp | 鮮映性の優れた高耐食性塗装鋼板 |
| JP2005320620A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-11-17 | Nippon Steel Corp | 加工部耐食性に優れる溶融めっき鋼材と塗装鋼板 |
| US7238431B2 (en) | 2002-03-08 | 2007-07-03 | Nippon Steel Corporation | Highly corrosion-resistant hot dip plated steel material excellent in surface smoothness |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04323108A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Kurita Mach Mfg Co Ltd | スクリューコンベヤ |
| CN107326216A (zh) * | 2017-07-24 | 2017-11-07 | 衢州华意拉链有限公司 | 用于制作拉链的耐腐蚀锌合金及其制备工艺 |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP28498685A patent/JPS62142736A/ja active Granted
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0394092A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Ebara Yuujiraito Kk | 電気めっき製品の製造法 |
| JPH0570717B2 (ja) * | 1989-09-05 | 1993-10-05 | Ebara Udylite Kk | |
| JPH0835049A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-06 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性と耐摩耗性に優れた溶融亜鉛めっき鋼材およびその製造方法 |
| JP2003268517A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-25 | Nippon Steel Corp | 表面平滑性に優れる溶融めっき鋼材 |
| US7238431B2 (en) | 2002-03-08 | 2007-07-03 | Nippon Steel Corporation | Highly corrosion-resistant hot dip plated steel material excellent in surface smoothness |
| EP1348773A1 (en) * | 2002-03-25 | 2003-10-01 | Bethlehem Steel Corporation | A coating composition for steel product, a coated steel product, and a steel product coating method |
| JP2004176131A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Nippon Steel Corp | 鮮映性の優れた高耐食性塗装鋼板 |
| JP2005320620A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-11-17 | Nippon Steel Corp | 加工部耐食性に優れる溶融めっき鋼材と塗装鋼板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6311420B2 (ja) | 1988-03-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5404126B2 (ja) | 耐食性に優れたＺｎ−Ａｌ系めっき鋼板およびその製造方法 | |
| AU763740B2 (en) | Zn-Al-Mg-Si alloy-plated steel product having excellent corrosion resistance and method for preparing the same | |
| CN113508186B (zh) | 熔融Al-Zn-Mg-Si-Sr镀覆钢板及其制造方法 | |
| JP7445128B2 (ja) | 加工性と耐食性に優れる溶融Ｚｎ－Ａｌ－Ｍｇ系めっき鋼材 | |
| JP6164391B1 (ja) | Ｍｇ含有Ｚｎ合金被覆鋼材 | |
| JPH01205062A (ja) | 耐食性のすぐれた非晶質溶射皮膜形成用Ｎｉ基合金粉末 | |
| JP2007138282A (ja) | 溶射時の防爆性及び溶射部の耐食性に優れたマグネシウム合金溶射材料およびこれを用いた溶射方法 | |
| JPS62142736A (ja) | 溶融メツキ用高耐食性高加工性高耐熱性Ｚｎ合金 | |
| JPS6223976A (ja) | 塗装性に優れたＺｎ−ＡＩ系合金めつき鋼板 | |
| US20100247764A1 (en) | Method For Surface Treatment of Ti-Al Alloy and Ti-Al Alloy Obtained by The Method | |
| US4561892A (en) | Silicon-rich alloy coatings | |
| KR20090020751A (ko) | 알루미늄-실리콘-마그네슘계 용융합금도금욕과합금도금강판 및 합금도금강판의 제조방법 | |
| JPH0413855A (ja) | 加工性に優れた合金化溶融亜鉛めつき鋼板及びその製造方法 | |
| JPH09111433A (ja) | 加工性にすぐれたＡｌ−Ｚｎ合金めっき鋼板およびその製造方法 | |
| JP2023027518A (ja) | Ｚｎ－Ａｌ－Ｍｇ系合金めっき鋼板およびその製造方法 | |
| US3574572A (en) | Coatings for high-temperature alloys | |
| JP3305573B2 (ja) | 耐食性及び耐傷付き性に優れた溶射皮膜 | |
| JPS5817252B2 (ja) | 高耐食性合金メッキ鉄鋼製品 | |
| JPH04358055A (ja) | 耐溶融金属性に優れる溶射用粉末材料および溶射皮膜 | |
| KR101629260B1 (ko) | 용융도금욕 조성물 | |
| JP7464717B2 (ja) | 耐食性とスポット溶接性に優れた亜鉛系めっき鋼材 | |
| JPH0250946A (ja) | プレス加工性及び化成処理性の優れた溶接可能な溶融亜鉛系めっき鋼板 | |
| JP2825675B2 (ja) | 加工性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2964678B2 (ja) | Ｚｎ−Ａｌ合金めっき方法 | |
| JPH0135057B2 (ja) |