JPS62142469A - 原稿読取り処理時における濃度域正規化法 - Google Patents
原稿読取り処理時における濃度域正規化法Info
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- JPS62142469A JPS62142469A JP60283602A JP28360285A JPS62142469A JP S62142469 A JPS62142469 A JP S62142469A JP 60283602 A JP60283602 A JP 60283602A JP 28360285 A JP28360285 A JP 28360285A JP S62142469 A JPS62142469 A JP S62142469A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えば写真原稿のような、中間調からシャド
ウ部にかけて多種多様な濃度分布を示す、所謂多階調の
原稿の読取り処理時における濃度域正規化法に関する。
ウ部にかけて多種多様な濃度分布を示す、所謂多階調の
原稿の読取り処理時における濃度域正規化法に関する。
従来の技術
2ページ
従来、写真原稿を例えば写真電送等のために読取る場合
には、一般に当該原稿中の最明部(写真原稿中の一番白
い部分)のみに着目し、その反射率に応じたレベルを、
自動的あるいは手動的にある値に設定された基準値に変
換し処理するだけで、暗部(写真原稿中の黒い部分)に
関しては、当該原稿固有の濃度比のままで処理していた
。
には、一般に当該原稿中の最明部(写真原稿中の一番白
い部分)のみに着目し、その反射率に応じたレベルを、
自動的あるいは手動的にある値に設定された基準値に変
換し処理するだけで、暗部(写真原稿中の黒い部分)に
関しては、当該原稿固有の濃度比のままで処理していた
。
例えば、第5図に示すように、光源14によって照射さ
れた写真原稿15の最明部からの反射光を受光して読取
り電圧に変換する光電子増倍管1と、反転の直流アンプ
(ヘッドアンプ)2と、ある入力レンジ(処理範囲)を
持ったA/Dコンバータ(以下、ADCという。)4と
、高圧発生部3と、高圧調整用ボリューム5とを備えて
成る読取装置では、原稿15中の最明部の読取り電圧が
、ある基準値(例えばl0V)になるように、光電子増
倍管1に印加される高圧3を手動5で調整していた。
れた写真原稿15の最明部からの反射光を受光して読取
り電圧に変換する光電子増倍管1と、反転の直流アンプ
(ヘッドアンプ)2と、ある入力レンジ(処理範囲)を
持ったA/Dコンバータ(以下、ADCという。)4と
、高圧発生部3と、高圧調整用ボリューム5とを備えて
成る読取装置では、原稿15中の最明部の読取り電圧が
、ある基準値(例えばl0V)になるように、光電子増
倍管1に印加される高圧3を手動5で調整していた。
また、第4図に示すように、基準値に対する差分を差分
検出回路6で検出し、この検出信号で高3ページ 圧発生部3を自動制御することで、光電子増倍管1に印
加される高圧3を自動的に調整する方法も提案されてい
る。
検出回路6で検出し、この検出信号で高3ページ 圧発生部3を自動制御することで、光電子増倍管1に印
加される高圧3を自動的に調整する方法も提案されてい
る。
更には、第5図に示すように、高圧発生部3の発生電圧
を固定にしておいて、ヘッドアンプとADC4との間に
AGC回路7と差分検出回路6のフィードバック回路を
設け、AGC回路7のゲインを自動的に調整することに
より、最明部の読取シミ圧をある基準値に合わせるとい
う方法も提案されている。
を固定にしておいて、ヘッドアンプとADC4との間に
AGC回路7と差分検出回路6のフィードバック回路を
設け、AGC回路7のゲインを自動的に調整することに
より、最明部の読取シミ圧をある基準値に合わせるとい
う方法も提案されている。
以上、何れの場合においても、原稿中の最明部のみを対
象とする処理であシ、暗部に関しては、原稿固有の濃度
比のまま処理されるにd:まりている。
象とする処理であシ、暗部に関しては、原稿固有の濃度
比のまま処理されるにd:まりている。
尚、第6図は、これらの処理、つ″!シ最明部のみを基
準値に合わせる処理を説明するための概念図で、同図に
おいて、VBKは原稿中の最暗部(写真原稿15中の一
番黒い部分)の読取り電圧、Vxは原稿中の中間部の読
取シミ圧、■wTは原稿中の最明部の読取り電圧であっ
て、VBK−VWT間を原稿固有の濃度域としている。
準値に合わせる処理を説明するための概念図で、同図に
おいて、VBKは原稿中の最暗部(写真原稿15中の一
番黒い部分)の読取り電圧、Vxは原稿中の中間部の読
取シミ圧、■wTは原稿中の最明部の読取り電圧であっ
て、VBK−VWT間を原稿固有の濃度域としている。
一方、ADC4の処理範囲はOVからVREFまでの範
囲としている。
囲としている。
こ\に、■WTはVRE Fに処理されることは前述し
た通りである。
た通りである。
また、ADC4の処理範囲中のVx’(中間部の電圧)
は、次式に基づいて決定される。
は、次式に基づいて決定される。
■WT
とのVx’に追従して、VBKがシフトして行く、つま
り暗部の読取り電圧は原稿固有の濃度比のまま処理され
て行くことが、第6図より理解できる。
り暗部の読取り電圧は原稿固有の濃度比のまま処理され
て行くことが、第6図より理解できる。
発明が解決しようとする問題点
この様に、暗部に関して原稿固有の濃度比を保持したま
ま処理する従来法では、写真原稿のような、多階調の原
稿を対象として読取り処理する場合には、その処理能力
が不充分であると言わざるを得ない。
ま処理する従来法では、写真原稿のような、多階調の原
稿を対象として読取り処理する場合には、その処理能力
が不充分であると言わざるを得ない。
特に、事件現場でカメラ撮りし印画紙に焼いてこれを電
送用の送信原稿とする場合等においては、電送が急がれ
るあ一!シに、原稿の品質劣化を招き、5ページ 所謂かぶシのある写真やつぶれている写真等を電送用の
送信原稿として使用せざるを得ないことが多い。
送用の送信原稿とする場合等においては、電送が急がれ
るあ一!シに、原稿の品質劣化を招き、5ページ 所謂かぶシのある写真やつぶれている写真等を電送用の
送信原稿として使用せざるを得ないことが多い。
このような品質の悪い濃度域を有する原稿(送信原稿)
は、これを前記従来法に基づいて読取シ側(送信側)で
読取り処理して電送すると、品質の悪い濃度域を保持し
たまま、受信側に出力される。
は、これを前記従来法に基づいて読取シ側(送信側)で
読取り処理して電送すると、品質の悪い濃度域を保持し
たまま、受信側に出力される。
そこで、このような品質の悪い原稿の濃度域を読取装置
側で読取り処理する時に、適正な濃度域に補正処理する
ことのできる方法が強く望まれていた。
側で読取り処理する時に、適正な濃度域に補正処理する
ことのできる方法が強く望まれていた。
本発明は、上述したような事情に鑑みなされたもので、
品質の悪い濃度域を有する原稿が与えられた場合でも、
その悪い濃度域を送信側で読取多処理する時に、適正な
濃度域として再現できるようにした、原稿読取り処理時
における濃度域正規化法(この明細書において用いる正
規化とは、原稿固有の濃度域の上限値及び下限値を示す
原稿中の最明部の読取り電圧vwTと最暗部の読取シミ
圧6 ページ VBKとを、後段でA/D変換処理をするA/Dコンバ
ータの処理範囲の上限値及び下限値を示す最明部電圧V
REF(例えばl0V)と最暗部電圧0■に対応せしめ
るべく拡張することを意味している0を提供することを
目的とする。
品質の悪い濃度域を有する原稿が与えられた場合でも、
その悪い濃度域を送信側で読取多処理する時に、適正な
濃度域として再現できるようにした、原稿読取り処理時
における濃度域正規化法(この明細書において用いる正
規化とは、原稿固有の濃度域の上限値及び下限値を示す
原稿中の最明部の読取り電圧vwTと最暗部の読取シミ
圧6 ページ VBKとを、後段でA/D変換処理をするA/Dコンバ
ータの処理範囲の上限値及び下限値を示す最明部電圧V
REF(例えばl0V)と最暗部電圧0■に対応せしめ
るべく拡張することを意味している0を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段
前記の目的を達成するだめ、本発明は、多階調のの原稿
を予め高速でプリスキャンすることによシ、当該原稿中
の最明部と最暗部の反射率に比例したレベルを検出し、
これらのレベルデータを基に、当該原稿固有の濃度域を
、A/Dコンバータの処理範囲全域に対応せしめるべく
拡張することを特徴とする。
を予め高速でプリスキャンすることによシ、当該原稿中
の最明部と最暗部の反射率に比例したレベルを検出し、
これらのレベルデータを基に、当該原稿固有の濃度域を
、A/Dコンバータの処理範囲全域に対応せしめるべく
拡張することを特徴とする。
作用
本発明の具体的な実施手段としては、原稿を予め高速で
プリスキャンさせ、得られた最明部と最暗部の読取シミ
圧に基づいて、演算処理装置(例えばCPV)にて補正
値を演算し、この補正値に基づいて、CPUがAGC回
路やレベルシフト回路を含むA/Dコンバータ系を制御
する手段を採7 ページ っている。
プリスキャンさせ、得られた最明部と最暗部の読取シミ
圧に基づいて、演算処理装置(例えばCPV)にて補正
値を演算し、この補正値に基づいて、CPUがAGC回
路やレベルシフト回路を含むA/Dコンバータ系を制御
する手段を採7 ページ っている。
前記の構成によって原稿固有の濃度域が変動しても、そ
の最明部の読取シミ圧及び最暗部の読取り電圧はA/D
コンバータの処理範囲全域まで拡張され、所謂正規化が
必ず一旦行われる。
の最明部の読取シミ圧及び最暗部の読取り電圧はA/D
コンバータの処理範囲全域まで拡張され、所謂正規化が
必ず一旦行われる。
この正規化によって、後々の濃度に関する各種処理、例
えば濃度域変換、階調補正等が可能になる。
えば濃度域変換、階調補正等が可能になる。
実施例
第1図は、本発明に係る濃度域正規化法を実施するだめ
の濃度域正規化回路の一実施例を示す概略ブロック図で
あり、第2図は第1図を用いて原稿中の最明部と最暗部
の読取シミ圧をA/Dコンバータの処理範囲まで拡張処
理する正規化の櫃念図である。
の濃度域正規化回路の一実施例を示す概略ブロック図で
あり、第2図は第1図を用いて原稿中の最明部と最暗部
の読取シミ圧をA/Dコンバータの処理範囲まで拡張処
理する正規化の櫃念図である。
第1図において、1は光源14によって照射された写真
原稿15の反射光を受光する光電子増倍管、2は反転の
直流アンプからなるヘッドアンプ、3は一定高圧を光電
子増倍管1に供給する高圧発生部、4はある入力レンジ
、つまり処理範囲(この実施例では上限値10v(最明
部電圧)から下限値OV(最暗部電圧)の範囲とする。
原稿15の反射光を受光する光電子増倍管、2は反転の
直流アンプからなるヘッドアンプ、3は一定高圧を光電
子増倍管1に供給する高圧発生部、4はある入力レンジ
、つまり処理範囲(この実施例では上限値10v(最明
部電圧)から下限値OV(最暗部電圧)の範囲とする。
)を有するA/Dコンバータ(以下、ADCという。)
、8は乗算器として使用されるD/Aコンバータ(以下
、DA、という。)で、最明部の読取シミ圧vwTに対
し補正を行う回路構成になっている。
、8は乗算器として使用されるD/Aコンバータ(以下
、DA、という。)で、最明部の読取シミ圧vwTに対
し補正を行う回路構成になっている。
9は8倍のゲインを有する直流アンプ、10は次段のA
DC4に対するサンプルホールド回路(以下、S/Hと
いう。)、11は直流発生器として使用されるD/入コ
ンバータ(以下、DA2というって、最暗部の読取り電
圧VBKに対する補正値へiKを発生する回路構成にな
っている。12はDA211の補正値△VBKを微調整
するだめの微調整用ボリューム、13は最暗部の読取り
電圧VBKだけをシフトさせるレベルシフト回路、16
はDA、 8、DA、11及びADC4等回路系全体を
制御する8ビツトマイクロプロセツサ等の演算処理装置
(以下、CPUで代表する。)である。
DC4に対するサンプルホールド回路(以下、S/Hと
いう。)、11は直流発生器として使用されるD/入コ
ンバータ(以下、DA2というって、最暗部の読取り電
圧VBKに対する補正値へiKを発生する回路構成にな
っている。12はDA211の補正値△VBKを微調整
するだめの微調整用ボリューム、13は最暗部の読取り
電圧VBKだけをシフトさせるレベルシフト回路、16
はDA、 8、DA、11及びADC4等回路系全体を
制御する8ビツトマイクロプロセツサ等の演算処理装置
(以下、CPUで代表する。)である。
上記の構成からなる濃度域正規化回路の動作について、
以下説明する。
以下説明する。
9ページ
通常、ADC4で読取った最明部の反射電圧(VWT)
は、ADC4の処理範囲の上限値であるVREF(IO
V)まで到達しないし、最暗部の反射電圧(VBK)も
OVまで行かない。
は、ADC4の処理範囲の上限値であるVREF(IO
V)まで到達しないし、最暗部の反射電圧(VBK)も
OVまで行かない。
これを本発明の正規化法で、どのような品質の悪い原稿
がきても、最明部の読取り電圧VWTをVREF(IO
V)に、最暗部の読取シミ圧VBKをOVに拡張(正規
化)しようとするものである。
がきても、最明部の読取り電圧VWTをVREF(IO
V)に、最暗部の読取シミ圧VBKをOVに拡張(正規
化)しようとするものである。
そのために、予め原稿を高速でプリスキャンする。その
プリスキャン中に原稿15中の最明部と最暗部のそれぞ
れの電圧をCPU16が読取り、これを演算して、AD
C4を使って前記の拡張(正規化)を行うものである。
プリスキャン中に原稿15中の最明部と最暗部のそれぞ
れの電圧をCPU16が読取り、これを演算して、AD
C4を使って前記の拡張(正規化)を行うものである。
そこで、先ず、プリスキャン動作について説明する。
プリスキャンとは、通常の読取り走査に入る直前に(例
えば写真電送に例をとれば写真電送の基本的な通信手順
は、位相信号送出、白信号送出、写真信号送出及び終了
信号送出の4段階からなるものであるが、その位相信号
送出の直前に)、原10ページ 稿中の最明部と最暗部を自動的に検出するために行われ
る所謂事前走査であって、通常走査より読取りピッチが
粗く、高速に処理されるように駆動系が針設されている
。
えば写真電送に例をとれば写真電送の基本的な通信手順
は、位相信号送出、白信号送出、写真信号送出及び終了
信号送出の4段階からなるものであるが、その位相信号
送出の直前に)、原10ページ 稿中の最明部と最暗部を自動的に検出するために行われ
る所謂事前走査であって、通常走査より読取りピッチが
粗く、高速に処理されるように駆動系が針設されている
。
プリスキャン時には、例えばDA、8のゲインを178
に、DA211の出力電圧をOVになるように、CPU
16から制御して設定しておく。つマシ、ゲインは17
8で、シフトはOVでプリスキャンする。この状態で原
稿15中の最明部と最暗部を読取る。
に、DA211の出力電圧をOVになるように、CPU
16から制御して設定しておく。つマシ、ゲインは17
8で、シフトはOVでプリスキャンする。この状態で原
稿15中の最明部と最暗部を読取る。
まだ、光電子増倍管1の出力電圧とヘッドアンプ2のゲ
インは、原稿15の明部、つまり写真原稿の白い部分(
濃度0.03〜0.05 )を読取った時に、A1の電
圧が5■になるようにプリセットしておく。
インは、原稿15の明部、つまり写真原稿の白い部分(
濃度0.03〜0.05 )を読取った時に、A1の電
圧が5■になるようにプリセットしておく。
また、レベルシフト回路13のゲインは約1、直流アン
プ9のゲインは8倍であるから、プリスキャン時、前記
原稿15の明部を読取った時のA3の電圧は約5Vとな
っている。
プ9のゲインは8倍であるから、プリスキャン時、前記
原稿15の明部を読取った時のA3の電圧は約5Vとな
っている。
原稿15の最明部と最暗部の検出は、1画素毎116−
ジ に読取った電圧をAD変換し、それまでに読取ったレベ
ルより大きいか小さいかをCPU16で判断して行って
いる。
ジ に読取った電圧をAD変換し、それまでに読取ったレベ
ルより大きいか小さいかをCPU16で判断して行って
いる。
斯様にして、プリスキャンが終了すると、最明部の読取
り電圧(レベル) VWTと最暗部の読取り電圧(レベ
ル) VBKが判る。そこで、第2図に示スヨウニ、と
ノvWT、!:VBK とをADC4の処理範囲全域
(VREF〜0■)に拡張するには、それぞれ何Vにす
れば良いかの所謂補正値の演算がCPU16によって行
われる。
り電圧(レベル) VWTと最暗部の読取り電圧(レベ
ル) VBKが判る。そこで、第2図に示スヨウニ、と
ノvWT、!:VBK とをADC4の処理範囲全域
(VREF〜0■)に拡張するには、それぞれ何Vにす
れば良いかの所謂補正値の演算がCPU16によって行
われる。
つまり、プリスキャン終了時に最終的に検出さtL タ
VWTとVBK を基に、下記ノ(2) 、 (3)式
に基づいてCPU16が演算をし、DA、8とDA、1
1に対する補正値を決定する。
VWTとVBK を基に、下記ノ(2) 、 (3)式
に基づいてCPU16が演算をし、DA、8とDA、1
1に対する補正値を決定する。
最暗部の補正値を△VBKとすると、
△VBK = 8 X VBK・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)最明部
の補生値をKWTとすると、 尚、CPU16からDA、11にセットされる補正値゛
XBK′は、(4)式により決定される。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)最明部
の補生値をKWTとすると、 尚、CPU16からDA、11にセットされる補正値゛
XBK′は、(4)式により決定される。
’XBK’
10X7=△VBK ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(4)FF’ また、CPU16からDA、8にセットされる補正値’
XWT’は(5)式により決定される。
・・・・(4)FF’ また、CPU16からDA、8にセットされる補正値’
XWT’は(5)式により決定される。
以上、要するに、プリスキャンの終了によってVWTと
VBKが判った後、引続きCPU16から信号線を通し
てDA、11には、OVに対応させるにはいくらシフト
するかというと補正値△VBK指令が入る。この指令に
基づいてDA、11が発生した補正値△VBKはレベル
シフト回路13のマイナス端子に入る。とれにより該回
路13はその補正値△VBKだけVBKをシフトする。
VBKが判った後、引続きCPU16から信号線を通し
てDA、11には、OVに対応させるにはいくらシフト
するかというと補正値△VBK指令が入る。この指令に
基づいてDA、11が発生した補正値△VBKはレベル
シフト回路13のマイナス端子に入る。とれにより該回
路13はその補正値△VBKだけVBKをシフトする。
このシフト量だけシフトさせた時の最明部の読取り電圧
VWTをCPU16が読取シ、その値をVREF(IO
V)にシフトすべく補正値KWTを演算し、これをCP
UI 6からDA、8に入力する。
VWTをCPU16が読取シ、その値をVREF(IO
V)にシフトすべく補正値KWTを演算し、これをCP
UI 6からDA、8に入力する。
13ベーゾ
これによって、DA、8のゲインが変り、VWTがIO
Vに上がる。
Vに上がる。
コ\ニオイテ、第2図の如く、VWTはVREF(10
■)に、VBKはOVに拡張される。尚、中間部の読取
り電圧Vxに対するVx’(中間部の電圧)は前記(1
)式に基づいて演算され、リニアに入ってくる。
■)に、VBKはOVに拡張される。尚、中間部の読取
り電圧Vxに対するVx’(中間部の電圧)は前記(1
)式に基づいて演算され、リニアに入ってくる。
斯様にして、必ず読取ってくる過程において、最暗部の
読取り電圧VBKはDA、8で0■に、最明部の読取シ
ミ圧VWTはDA211で10vになってADC4に送
られてくる。
読取り電圧VBKはDA、8で0■に、最明部の読取シ
ミ圧VWTはDA211で10vになってADC4に送
られてくる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明は、種々の濃度
域を有する、例えば写真原稿等を読取り処理する際に、
予め当該原稿を高速でプリスキャンして、原稿中の最明
部と最暗部を検出し、原稿固有の濃度域を正規化するも
のであるから、後々の濃度に関する処理能力を向上させ
得るという効果がある。
域を有する、例えば写真原稿等を読取り処理する際に、
予め当該原稿を高速でプリスキャンして、原稿中の最明
部と最暗部を検出し、原稿固有の濃度域を正規化するも
のであるから、後々の濃度に関する処理能力を向上させ
得るという効果がある。
14 ページ
第1図は本発明の濃度域正規化法を実施するための濃度
域正規化回路の一実施例を示す概略ブロック図、第2図
は第1図を用いて原稿中の最明部と最暗部の読取り電圧
(原稿固有の濃度域)をA/Dコンバータの処理範囲ま
で拡張処理する正規化の概念図、第3図及至第6図は原
稿中の最明部の読取り電圧のみをA/Dコンバータの処
理範囲の最明部電圧に合わせる従来例を示すもので、第
3図は手動で最明部の読取り電圧を制御する読取回路の
概略ブロック図、第4図は基準値との差を検出し、前記
読取り電圧を自動制御する読取回路の概略ブロック図、
第5図はAGC回路によシ前記読取り電圧を自動制御す
る読取回路の概略ブロック図、第6図は前記従来例を説
明するための概念図である。 1・・・光電子増倍管、2・・・ヘッドアンプ、3・・
・高圧発生部、4・・・A/Dコンバータ(ADC)、
8・・・D/Aコンバータ(DA+ )、1..1・
・・D/入コンバータ(DA、)、9・・・直流アンプ
、10°゛°サンプルホ一ルド回路(S/H)、12・
・・微調整用ボ15ベージ リーーム、13・・・レベルシフト回路、14・・・光
源、15・・・原稿、16・・・演算処理装置(CPU
)。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
2図 摘3図 11; 第4図 /S
域正規化回路の一実施例を示す概略ブロック図、第2図
は第1図を用いて原稿中の最明部と最暗部の読取り電圧
(原稿固有の濃度域)をA/Dコンバータの処理範囲ま
で拡張処理する正規化の概念図、第3図及至第6図は原
稿中の最明部の読取り電圧のみをA/Dコンバータの処
理範囲の最明部電圧に合わせる従来例を示すもので、第
3図は手動で最明部の読取り電圧を制御する読取回路の
概略ブロック図、第4図は基準値との差を検出し、前記
読取り電圧を自動制御する読取回路の概略ブロック図、
第5図はAGC回路によシ前記読取り電圧を自動制御す
る読取回路の概略ブロック図、第6図は前記従来例を説
明するための概念図である。 1・・・光電子増倍管、2・・・ヘッドアンプ、3・・
・高圧発生部、4・・・A/Dコンバータ(ADC)、
8・・・D/Aコンバータ(DA+ )、1..1・
・・D/入コンバータ(DA、)、9・・・直流アンプ
、10°゛°サンプルホ一ルド回路(S/H)、12・
・・微調整用ボ15ベージ リーーム、13・・・レベルシフト回路、14・・・光
源、15・・・原稿、16・・・演算処理装置(CPU
)。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
2図 摘3図 11; 第4図 /S
Claims (1)
- 中間調からシャドウ部にかけて多種多様な濃度分布を示
す原稿がA/Dコンバータを介して通常の読取り処理さ
れる前に、予め前記原稿を高速でプリスキャンすること
によって、前記原稿中の最明部と最暗部の反射率に比例
したレベルを検出し、これらのレベルデータを基に、前
記原稿固有の濃度域を前記A/Dコンバータの処理範囲
全域に対応せしめるべく拡張することを特徴とする原稿
読取り処理時における濃度域正規化法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60283602A JPS62142469A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 原稿読取り処理時における濃度域正規化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60283602A JPS62142469A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 原稿読取り処理時における濃度域正規化法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62142469A true JPS62142469A (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=17667627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60283602A Pending JPS62142469A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 原稿読取り処理時における濃度域正規化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62142469A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5166716A (ja) * | 1974-09-03 | 1976-06-09 | Bausch & Lomb | |
JPS57208768A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-21 | Hitachi Ltd | Digitizing system for video signal |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP60283602A patent/JPS62142469A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5166716A (ja) * | 1974-09-03 | 1976-06-09 | Bausch & Lomb | |
JPS57208768A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-21 | Hitachi Ltd | Digitizing system for video signal |
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