JPS6214157Y2 - - Google Patents

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JPS6214157Y2
JPS6214157Y2 JP3450081U JP3450081U JPS6214157Y2 JP S6214157 Y2 JPS6214157 Y2 JP S6214157Y2 JP 3450081 U JP3450081 U JP 3450081U JP 3450081 U JP3450081 U JP 3450081U JP S6214157 Y2 JPS6214157 Y2 JP S6214157Y2
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JP
Japan
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fabric
endless belt
cooling
belt
heat bonding
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JP3450081U
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JPS57147027U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は布地加熱接着機における冷却加圧装置
に関する。
従来より、二枚の布地例えば表地と芯地とを加
熱しつつ接着する布地加熱接着機が提供されてい
る。このものは、加熱により接着を良好に行なう
ことができる。例えば、合成樹脂等の接着剤を二
枚の布地間に塗布した場合には、100℃以上に加
熱することによつて、少ない量の接着剤で満便な
く均一に接着することができる。このような布地
加熱接着機においては、二枚の重ね合わせた布地
を、無端ベルトによつて移送するようにしてお
り、その移送途中で加熱装置によつて加熱し、
又、加圧ロールによつて加圧し、以て加熱接着す
る構造である。然しながら、布地を加熱接着した
場合には、上述の利点を有する反面、加熱された
布地の冷却に伴つて接着力が幾分低下するといつ
た不具合がある。
そこで、近時、冷却板を設けて強制的に冷却
し、以て冷却しつつ加圧を行ない接着力の低下を
阻止するものが開発されている。
然しながらこのものは、加熱装置を通過した布
地移送用無端ベルトが、冷却板をも通過する構造
とされている。つまり加熱装置と冷却板とは無端
ベルトを介して連続状態にされている。従つて、
加熱装置によつて150℃程度の高温に加熱された
無端ベルトを、冷却板によつて10〜20℃の常温付
近まで冷却しなければならない。斯ようにいつた
ん高温に加熱された無端ベルトを冷却するため、
その冷却効率は低く、布地を充分に冷却させるこ
とは仲々困難であつた。
かといつて、冷却板の冷却能を大にすると、今
度は加熱効率が低下するおそれがある。これも、
加熱装置と冷却板とは無端ベルトを介して連続状
態にされているからである。
本考案はかかる従来の実情に鑑みなされたもの
であり、従来は加熱装置と冷却板とは連続状態に
されていたのに対して、本考案はこれを不連続状
態に隔離したものである。
すなわち、本考案は、重ね合わせた二枚の布地
を加熱して接着する布地加熱接着機において、回
転加圧ロールと、これにより回転駆動されて加熱
後の布地を冷却のために移送する無端ベルトと
を、布地加熱接着機の加熱装置とは不連続状態に
隔離し、且つ、冷気の雰囲気中においたものであ
る。
本考案の第一の特徴は、加熱後の布地を冷却の
ために移送する無端ベルトと、これを回転駆動す
る回転加圧ロールとを、加熱装置とは不連続状態
にした点である。第二の特徴は、前記無端ベルト
と回転加圧ロールとを冷気の雰囲気中におき、冷
気の雰囲気中で加圧した点である。
第1図は本考案を適用した実施例の概略図であ
り、以下この実施例にしたがつて本考案を説明す
る。図中、Aの部分が布地加熱接着機、Bの部分
が冷却加圧装置である。
まず布地加熱接着機Aから説明すると、これは
重ね合わせた二枚の布地例えば表地と芯地を加熱
して接着するものである。この布地加熱接着機A
は、加熱装置1を内部に有する大径ドラム2と、
この大径ドラム2のほぼ全周にかけわたされたベ
ルト3とが主たる構成要素である。ここで、加熱
装置1は、例えば電気ヒータを大径ドラム2の周
壁に沿つて等間隔で配設することによつて形成さ
れている。大径ドラム2は、図面に示す実施例の
場合には直径300mm程度とされている。4は大径
ドラム2と共に布地の加圧を行なう小径ロールで
ある。5はベルト3がかけわたされているロール
である。6は布地投入口である。而して、ベルト
3が駆動している際に、布地投入口6から布地7
を大径ドラム2・ベルト3間に挿入すると、その
挿入された布地7は大径ドラム2の外周に沿つて
矢印C方向へ移送される。このとき布地7は加熱
装置1によつて百数十℃に加熱されつつベルト3
によつて加圧され、再び布地吐出口8側で小径ロ
ール4と大径ドラム2とで加圧される。
次に、本考案の要旨である冷却加圧装置Bにつ
いて説明する。これは布地7を冷却しつつ加圧す
るものである。即ち、9は回転加圧ロール、10
はこのロール9により回転駆動される無端ベルト
であつて、この無端ベルト10は加熱接着後の布
地7を冷却のために移送するものである。そして
冷却装置Bは、回転加圧ロール9と無端ベルト1
0とを布地加熱接着機Aの加熱装置1とは不連続
状態に隔離し、且つ、冷気の雰囲気中におくこと
によつて、構成されている。
斯様に不連続状態に隔離する構造は、第1図に
示す実施例の場合には、無端ベルト10を加熱装
置1のベルト3と別体としこれから独立させる構
造である。
而して、ベルト3と無端ベルト10とを一体に
して連続させた場合には、布地加熱接着機Aの加
熱装置1の高温(200℃近い温度)の熱によつて
加熱されたベルトを逐一冷却しなければならず冷
却効率が悪い。然し前述したように無端ベルト1
0とベルト3とを別体として不連続状態とした場
合には、高温に加熱されたベルトを逐一冷却する
といつた不具合はなく、専ら無端ベルト10を冷
却すれば良いから、それだけ冷却効率も高くな
る。
又、冷気の雰囲気中におく構造は、第1図に示
す実施例の場合、冷却室11を設け、この冷却室
11によつて回転加圧ロール9及び無端ベルト1
0とを包囲する構造である。冷却室11は、冷気
例えば10℃以下の冷風が内部に供給されるもので
ある。従つて、無端ベルト10で移送される布地
7は冷気によつて急激に冷却されつつ、回転加圧
ロール9によつて加圧される。回転加圧ロール9
は、第1図に示す実施例の場合、70cm幅であり
250〜300Kgの高圧の圧力が加えられている。回転
加圧ロール9の加圧及び冷気による冷却の結果、
布地7のはくり強度(接着強度)は、実験結果に
よると、試片幅25mmで従来1Kg程度であつたもの
が、1.5Kg〜1.8Kgと飛躍的に向上する。これは冷
気の雰囲気中で回転加圧ロール9により布地7を
加圧したからである。
以上のように本考案の特徴は、冷却加圧装置B
である無端ベルト10と回転加圧ロール9とを加
熱装置1とは不連続状態にしたことであり、これ
によつて布地7の冷却効率を高めるのである。他
の特徴は、無端ベルト10と回転加圧ロール9と
を冷気の囲気中におき、冷気雰囲気中で布地7を
急激に冷却しつつ加圧したことであり、これによ
つて布地7のはくり強度(接着強度)を増すので
ある。
尚、冷気によつて無端ベルト10・回転加圧ロ
ール9自身も低温に保たれるから、布地7の冷却
効率は一層高まる。更には、回転加圧ロール9を
中空状とした場合には、中空部分に冷気が侵入
し、当該ロール9が猶一層冷却されて低温に保た
れ、以て布地7の冷却効率は猶一層高まる。
尚、第1図に示した実施例の冷却加圧装置Bの
場合には、図から明らかなように、無端ベルト1
0が長く横方向に延ばされて上下に二個並設され
ており、ベルト同士が直状に接触するかのごとく
されている。この結果、ベルト間で布地7を挟持
して直状に移送し得るようにされている。斯様に
布地7を挟持して直状に移送させる構成とすれ
ば、以下のような利点がある。即ち、大径ドラム
2・ベルト3間に挿入された布地7を大径ドラム
2の外周に沿わせつつ加熱接着する場合には、加
熱接着後の布地7はカールして大径ドラム2の外
周程度の丸味を帯びてしまうおそれがある。そこ
で冷却加圧装置Bにおいて布地7を直状に移送さ
せつつ回転加圧ロール9によつて加圧して、前述
のカールを矯正するのである。このとき布地7を
冷却しつつ矯正するため、矯正度も一層増す利点
がある。
第2図は本考案の他の実施例を示したものであ
る。この場合にも、回転加圧ロール12と、これ
により回転駆動される無端ベルト13とを、布地
加熱接着機Aの加熱装置1とは不連続状態に隔離
している。更には布地7のカールを矯正するため
に、無端ベルト13は長く延ばされ、布地入口側
に、別の回転加圧ロール14を設けると共に布地
7を直状に移送させる長板15を設けている。従
つて、回転加圧ロール12,14によつて加圧さ
れた布地7は長板15に沿つて矢印X方向へ移送
される。又、第2図に示した実施例の場合には、
第1図の実施例とは異なり、回転加圧ロールや無
端ベルトを包囲する冷却室11を取り外してお
り、フアンによつて送られる冷気を直接に回転加
圧ロール12,14や無端ベルト13にあてるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例及び他の
実施例を概略的に示した断面図である。図中、A
は布地加熱接着機、Bは冷却加圧装置、1は加熱
装置、2は大径ドラム、3はベルト、7は布地、
9は回転加圧ロール、10は無端ベルト、11は
冷却室である。又、12は回転加圧ロール、13
は無端ベルト、14は別の回転加圧ロール、15
は長板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 重ね合わせた二枚の布地を加熱して接着する
    布地加熱接着機において、回転加圧ロールと、
    これにより回転駆動されて加熱接着後の布地を
    冷却のために移送する無端ベルトとを、布地加
    熱接着機の加熱装置とは不連続状態に隔離し、
    且つ、冷気の雰囲気中において成る、布地加熱
    接着機における冷却加圧装置。 2 布地加熱接着機が、加熱装置を内部に有する
    大径ドラムと、この大径ドラムのほぼ全周にか
    けわたされたベルトとから構成されており、大
    径ドラム・ベルト間に挿入された布地を大径ド
    ラムの外周に沿わせつつ加熱接着するものであ
    ることを特徴とする、実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の装置。 3 無端ベルトが、長く延ばされて二個並設され
    ていると共に、ベルト間で布地を挟持して直状
    に移送するものであることを特徴とする、実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    装置。 4 無端ベルトが長く延ばされており、布地入口
    側に、別の回転加圧ロールを有すると共に布地
    を直状に移送させる長板を有することを特徴と
    する、実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の装置。
JP3450081U 1981-03-12 1981-03-12 Expired JPS6214157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3450081U JPS6214157Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

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JP3450081U JPS6214157Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57147027U JPS57147027U (ja) 1982-09-16
JPS6214157Y2 true JPS6214157Y2 (ja) 1987-04-10

Family

ID=29831835

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3450081U Expired JPS6214157Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

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JP (1) JPS6214157Y2 (ja)

Also Published As

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JPS57147027U (ja) 1982-09-16

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