JPS62141545A - 写真感光材料包装体 - Google Patents

写真感光材料包装体

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JPS62141545A
JPS62141545A JP28262785A JP28262785A JPS62141545A JP S62141545 A JPS62141545 A JP S62141545A JP 28262785 A JP28262785 A JP 28262785A JP 28262785 A JP28262785 A JP 28262785A JP S62141545 A JPS62141545 A JP S62141545A
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photographic
hydroxide
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JP28262785A
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English (en)
Inventor
Kuniyuki Goto
後藤 邦之
Keiji Yamaguchi
山口 啓二
Masahiko Taguchi
田口 征彦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真感光材料包装体に関する。
詳しくは写真感光材料にカブリの増加を生じることなく
安全な保管が行なえる写真感光材料包装体に関する。
[発明の背景1 写真感光材料の包装体には、その形態において、多種の
ものが有り例えば、パトローネ、カートリッジ、紙面、
遮光紙、バリヤ袋、挟紙、カートン等の他、ハロゲン化
銀フィルムのロール元巻形態での生保存用として用いる
遮光袋等が有る。
また、包装体の構成基材としては、紙、IM、プラスチ
ック、金属およびこれらの組合せ物等が使用されている
。さらに遮光性を付与するための着色や文字表示、デザ
イン等の為に各種のインキ、塗料、ラベル、さらにまた
各部材を貼り付けるための接着剤等が用いられている。
これらの写真感光材料包装体は、写真感光材料の保管、
移送等のために用いられるものであるが、従来用いられ
るものの中には、写真感光材料がこの保管、移送の間に
カブリ等の写真性能に悪影響を与えるものがあった。
これらの包装体において、写真感光材料の写真性能に悪
影響を与える因子、その機構については、未だ充分解明
が為されているとはいえず未解決の部分が多い。
写真性能に悪影響を与える物質として一部判っているも
のとしては、ある種のカーボンブラック、チタンホワイ
ト等の顔料が知られている。これらは種々の塗料、さら
には包装体基材そのらのの中に多く混入されて用いられ
ている。さらには塗料、インキ、接着剤等の硬化度(焼
き度)が不充分であったり、また硬化度が充分であって
も、用いられている塗料、インキ、接着剤等に含有され
る、例えば、樹脂そのもの、顔料、溶媒、未反応モノマ
ー、各種添加剤に写真性能に悪影響を与えるものがあり
、包装体として実用に供し得ないものがある。
写真感光材料包装体の必要条件は前記した如く写真感光
材料の写真性能に悪影響を与えないことが挙げられるが
、本来の機能として仕様等を表示する文字、遮光性付与
のための着色、美観を高めるための着色等がその包装体
に応じて付与されなければならない。
従って、包装体を構成する各素材、即ち包装体基材その
もの、また、それらを貼着する接着剤、さらには上記基
材上に設けられる各種インキ、塗料等の塗設物、さらに
詳しくは、それらを構成する樹脂、添加剤、顔料、溶剤
等について個別に写真性能上不活性で安全であることを
検討調査する必要があり、多大の時間と費用を要し、工
程管理が繁雑となるという不都合があった。
これらの写真カブリ等を改良する方法としては、例えば
、包装体に印刷されているインキであれば、特開昭60
−26061号公報に記載されている様に特定の樹脂組
成を用いることで、写真性能上の悪影響を回避する方法
が有るが、当該インキ以外の他の構成素材には適用でき
なかった。
また、通常の写真感光材料は前述したような包装材料中
に写真性能上悪影響を与える因子がまったくない場合で
もその化学的性質として、熱などの外敵要因、また経時
等によってカブリ等の増加は避けることができなかった
本発明者等は鋭意研究の結果、特定の化合物を有する層
を合装体基材上に設けることにより、包装材料からの写
真性能上悪影響を及ぼすことはもちろんのこと、その他
の熱ギ経時による写真性能劣化をも低減せしめる安全な
包装体として用いられるごとを見い出し、本発明を為す
に到ったものである。
[発明の目的] 本発明の目的は、写真感光材料にカプリ等の増加を生じ
ることなく安全な保管が行なえる、生産適性の良い写真
感光材料包装体を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、水素原子を除くI族および■族の
原子並びにB、Affi、Pb 、Or 、MnC0お
よびNiから選ばれる原子を含む酸化物、水酸化物、塩
化物、炭酸塩および炭酸水素塩からなる化合物群から選
ばれる°化合物の少なくとも1つを有する層が包装体基
材上に設けられている写真感光材料包装体によって達成
される。
[発明の具体的構成1 本発明の写真感光材料包装体に用いられる化合物(以下
、本発明の化合物という。)は水素原子を除くI族、即
ち、l−i、Na、に%Rb1CsC1l 、 A(+
 、の各原子、■族、即ち、[381MQCa 、Sr
 、Ba 、Zn 、Cd 1Hgの各原子さらに8%
A1、pb 、Qr 、Mn %GoおよびNiの各原
子を含む化合物である。
本発明の化合物は前記の原子を含んで構成する化合物で
あり、その化合物形態としては、酸化物、水酸化物、塩
化物、炭酸塩および炭酸水素塩が挙げられる。
本発明の化合物は前記の原子を含んで構成する上記の化
合物形態の全てを包含するものではある、 が、このう
ち好ましい化合物の具体例を以下に示す。
本発明の化合物のうち酸化物としては、例えば、酸化リ
チウム、酸化ベリリウム、酸化マグネシラ、 ム、酸化
カルシウム、酸化バリウム、酸化ホウ素、酸化アルミニ
ウム、酸化亜鉛、酸化カドミウム、酸化鉛、酸化銅、酸
化銀、酸化クロム、酸化マンガン、酸化コバルトおよび
酸化ニッケル等である。
本発明の化合物のうち水酸化物としては、例え、 ば、
水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化、 カリウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ス
トロンチウム、水酸化バリウム、水酸化亜鉛、水酸化カ
ドミウム、水酸化アルミニウム、水酸化コバルト等であ
る。
本発明の化合物のうち塩化物としては、例えば、塩化リ
チウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化バリ
ウム、塩化銅、塩化カドミウム、塩化鉛等である。
本発明の化合物のうち炭酸塩としては、例えば、炭酸リ
チウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウ
ム、炭酸セシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム
、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、炭酸亜鉛、炭酸
カドミウム、炭酸銅、炭酸銀、炭酸鉛、炭酸マンガン、
炭酸コバルト等である。
本発明の化合物のうち炭酸水素塩としては、例えば、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等である。
この他に本発明の化合物には前記原子を含んで構成する
複塩が含まれてもよい。
上記本発明の化合物のうちでさらに好ましく用いられる
化合物としては、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、
水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、水酸化亜鉛、水酸化コバルト、炭酸ナトリウム
、炭酸マグネシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸亜鉛、
炭酸マンガン、炭酸コバルト、炭酸水素ナトリウム、塩
化マグネシウム、塩化カルシウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化ストロンチウム、炭酸カリウム
、炭酸水素カリウム、酸化コバルト、酸化バリウム、水
酸化バリウム等である。
上記本発明の化合物は1種または2種以上が併用されて
用いられてもよい。
一本発明の写真感光材料包装体において、包装体基材と
は、種々の包装体の形態における骨組み部分を構成する
素材自身を指し、例えば、紙、繊維、プラスチック、金
属類およびこれらの組み合わせ物が挙げられ、各部材を
貼着するために用いられる接着剤、インキ、塗料等の塗
設物、さらには基材上に設けられるラベル等の補助部材
は包装体基材には含まれないものする。
さらに詳しく述べれば、例えば特定の顔料が紙、プラス
チック等の組成物中にその製造過程等で混入されたもの
は包装体基材自身が顔料を有することになり、同じ顔料
が塗料に含有された場合には包装体基材自身ではなく、
その塗設物の胴中に顔料を有することになる。
本発明の写真感光材料包装体に前記本発明の化合物を含
む層が設けられる形態は、臀に制限はなく、例えば、本
発明の化合物を主成分とする層が包装体基材上(包装体
の写真感光材料が収納される内側であっても外側であっ
てもよい。以下、包装体基材上はこの意味に用いる。)
に独立した本発明の化合物の溶液塗布処理で設けられる
もの、本発明の化合物の溶液に一部、沈着し、乾燥させ
た部材を包装体基材自身貼りイオけるもの、また本発明
の化合物を一般に塗設層として設けられる塗装材料等の
中に含有さt1該本発明の化合物を含む塗装材料の層が
包装体基材上に設けられるものさらに塗設層中の一構成
要素である例えば、顔料等の全部または一部を本発明の
化合物め溶液に浸漬し、乾燥したものを塗設材料として
調製し、包装体基材上に設けられるもの等があり、上記
各々の場合において、包装体基材上全面に設けられるこ
とは勿論−包装体基材上の一部の面に本発明の化合物を
含有する層が設けられる形態、さらに上記各々の場合に
、本発明の化合物を含む層が包装体基材上の下塗り層、
中間層、最上層のいずれであっても本発明の効果は達成
される。
さらに詳しく言えば、写真性能上悪影響を及ぼす因子、
例えばある積のカーボン、チタンホワイトやOジン変性
アルキド樹脂等のようなインキ、塗料めビヒクルやある
種の接着剤等に直接本発明の化合物を含有あるいは浸漬
、乾燥し、基材上に塗設した場合に、本発明の効果が最
も大きいが、例えば、悪影響を与えるカーボンをカート
リッジ等の基材に用いても、本発明の化合物を含有させ
たラベル、インキ等を同時に用いる等、直接悪彩゛響を
与える因子に作用させない場合でも、本発明においては
効果が得られる。従って、最も含有させやすい層に本発
明の化合物を含有させればよい。
本発明の化合物が塗設される時の好ましい形態の1つと
しては、印刷インキ、塗料の中に含有されて用いられ前
記の層が設けられる方法が挙げられるが、本発明の化合
物を含有する樹脂としては、通常のインキ、塗料に用い
られる樹脂、例えばアルキド、□変性アルキド、ポリビ
ニル、アクリル、エポキシ、ポリウレタン、ポリエステ
ル、フェノール、変性フェノール等の各樹脂の単体、ブ
レンド、コポリマー等が挙げられる。
また、他の好ましい形態の一つとしては、バリヤ袋を形
成する層として内壁のヒートシール層が挙げられるが、
本発明の化合物を含有する樹脂としては、通常のヒート
シール層に用いられる樹脂、例えばポリエチレン等の熱
可塑性樹脂が挙げられる。
また、他の好ましい形態の1つとしては、遮光リボン、
ラベル、フィルムとスプールとの接合テープに用いられ
る接着剤層が挙げられるが、本発明の化合物を含有する
接着剤層に用いられる樹脂としては、通常の接着剤に用
いられる樹脂、例えばポリエチレン、ポリエステル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニル、アクリル、ポリウレタン、
エポキシ、ポリ塩化ビニル、合成ゴム等の各樹脂の単体
、ブレンド、コポリマー等が挙げられ、ざらにこれらの
ホットメルト型、エマルジョン型、粘着剤型等任意の接
着剤形状に適用できる。
本発明の化合物が包装体基材上に該化合物の層を独立し
た処理で設ける場合には、本発明の化合物を水溶液等の
溶液としてlil製し、該溶液を包装体基材上に塗設し
、乾燥することによって、包装体基材上に本発明の化合
物の層を形成することができる。また、上記本発明化合
物の溶液を紙、繊維等の親水性部材に付着させた部材を
、包装体基材上にラベル等の如く貼り付けて本発明の化
合物を含む層を設けてもよい。
さらに上記本発明の化合物の溶液で塗設層を構成する一
要素である例えば、顔料を浸漬、乾燥し、その顔料を用
いて例えば、印刷インキや塗料を調製し、これを基材上
にIJ!設し本発明の化合物を含む層を設けてもよい。
上記本発明の化合物を溶液として用いる場合に特に好ま
しい化合物としては、前記で挙げた化合物の内、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、炭酸セシウ
ム、塩化リチウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム
、塩化銅、塩化カドミウム、酸化ベリリウム、酸化カル
シウム、酸化バリウム、酸化ホウ素、炭酸水−ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム等が挙げられる。
また、本発明の化合物を溶解する溶媒としては、通常の
水の他、メタノール、エタノール等のアルコール類、エ
チルエーテル、グリセリン等が用いられるが、本発明の
化1合物の種類によって不溶あるいは難溶のものがある
ため、使用の目的等に応じて選択するのが好ましい。
これらの塗装材料中に含有させて用いらもる前記で挙げ
た本発明の化合物はすべて本発明の効果を得ることがで
きる。
本発明の化合物が含まれる層を設ける手段は前記で挙げ
た各手段を任意に採用でき、これらの手段の1種または
2種以上が併用されて用いることができる。
本発明の写真感光材料包装体に用いられる上記本発明の
化合物の使用量は、本発明の化合物の種類、収納される
写真感光材料の種類、本発明の化合物が層として用いら
れる層の形態等によっても。
大きく−なるが、包装体の構成素材中に含まれる写真性
能に悪影響を与える物質または因子によって決定される
のが好ましい。
上記写真性能上悪影響を与える因子、例えば一部のカー
ボン、変性アルキド樹脂等に直接作用させる場合は、そ
れらに対して本発明の化合物を1〜100!1ffi%
で用いるのが好ましい。
また、例えば、悪影響を与えるカーボンをカートリッジ
等に用いても、本発明の化合物を含有させたラベル、イ
ンキ等を同時に用いるなど直接作用させない場合は、部
材レベル、例えばインキ、紙、接着剤等の本来の機能あ
るいは性質を損なわない範囲で含有させるのが好ましく
、その限度はそれぞれにより異なるが、通常、それら部
材に対して30重量%以下を用いるのが好ましい。
また、本発明の化合物を溶液にして浸漬、乾燥を行ない
含有させる場合は、前記のように直接またはそれ以外の
作用を考慮して、また本発明の化合物の溶解度にも左右
されるが、通常0.1〜30重量%の範囲の中から任意
に選択することができる。
また、本発明の化合物を有する層が設けられている包装
体は、前記写真感光材料の熱による写真性能の劣化ある
いは経時による劣化を低減せしめることが可能である。
包装体を形成する基材中に写真性能上悪影響を与える因
子がない場合は上記写真性能の劣化を低減せしめる効果
は大きいが、包装体基材中に写真性能上悪影響を与える
ものがある場合でも熱劣化、経時劣化の低減に効果を示
す。この場合、本発明の化合物の囚は各包装体材料の部
材レベルで1ケ所に本発明の化合物を集中させて用いて
もよいが、2ケ所以上に分散し合計で必要量を満足して
もよい。
写真性能上悪影響を与えるものがある場合には、前述し
た必要量で悪影響を与える物質による劣化の低減効果を
示し、それ以上の化合物の量は熱劣化、経時劣化の減少
に効果を示す。また、写真性能上悪影響を与える因子が
包装体材料中に存在しない場合には、使用したすべての
化合物の母が熱劣化、経時劣化の減少に効果を示す。従
って、本発明の化合物の使用態としては、包装体材料中
の劣化因子の有無、また劣化因子の劣化レベル、あるい
は収納する感光材料の種類によって異なるが、通常、感
光材料1f当り50a以下の範囲で適宜の量が用いられ
る。
本発明の化合物を有する層が設けられている包装体が適
用される写真感光材料はあらゆる写真感光材料であり、
例えば、X−レイ写真感光材料、印刷用リス型写真感光
材料、黒白型写真感光材料、カラー写真感光材料等が挙
げられ、この他の写真感光材料にも適用される。
[発明の具体的実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、本発明の実施の態様はこれらに限定されるものではな
い。
実施例−1 対乳剤性に悪影響を与えるロジン変性アルキド樹脂イン
キが3FJにフィルムマガジン基材上に塗工されている
写真フィルムマガジンにおいて、酸化カルシウムを各層
のインキ固形分に対して5重量%含有するよう均一に混
練されたインキを調製し、該インキを用いて写真フィル
ムマガジンの金m基板上に3層のインキ塗膜層を設けて
写真感光材料包装体である写真フィルムマガジンを作製
した。
装填したフィルムはサクラ5R−400フィルムである
係る試料をNO61とする。
実施例−2 上記試料1において、酸化カルシウム5重量%に代えて
、炭酸亜鉛4m2%と酸化ホウ素の2重量%を用いた以
外は同様にして試料2を得た。
実施例−3 上記試料1において、3FJ全層に酸化カルシウム5重
量%を用いるのに代えて、最上層のみに水酸化マグネシ
ウムを6重發%用いた以外は同様にして試13を得た。
実施例−4 試料3において、水酸化マグネシウム6重量%に代えて
、炭酸ストロンチウムを8重量%用いた以外は同様にし
て試料4を得た。
比較例−1 上記実施例−1〜4の比較例として、試料1において、
本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料1
を得た。
実施例−5 対乳剤性に悪影響を与えるチタンホワイトを含有してい
るポリエステル系樹脂塗料がフィルムマガジン基材上に
塗工されている写真フィルムマガジンにおいて、前記チ
タンホワイトを水酸化ナトリウムの5Wffi%水溶液
に浸漬し、乾燥した後、前記樹脂塗料に添加して塗設し
て写真フィルムマガジンを作製した。装填したフィルム
は実施例−1と同じである。
係る試料をN005とする。
実施例−6 上記試料5において、水酸化ナトリウムの5重量%を塩
化マグネシウムの7重量%に代えた以外は同様にして試
料6を得た。
実施例”−7 上記試料5において、水酸化ナトリウムの5重量%を炭
酸カリウムの5重量%に代えた以外は同様にして試料7
を得た。
比較例−2 上記実施例−5〜7の比較として、試料5において、本
発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料2を
得た。
実施例−8 対乳剤性に悪影響を与えるカーボン(三菱カーボン#4
5)を含むポリエチレン樹脂層を有する遮光紙において
、前記カーボンに対して10重量%の酸化バリウムをポ
リエチレン樹脂層に混線して遮光紙を得、この遮光紙を
サクシ5R−400フイルムと慕にカートリッジ内に内
装して試料8を得た。
実施例−9 上記試料8において、酸化バリウム10重ω%に代えて
、水酸化コバルトの5重口%と酸化ニッケルの3重量%
を用いた以外は同様にして試料9を得た。
比較例−3 上記実施例−8,9の比較として、試料8において、本
発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料3を
得た。
実施例−10 対乳剤性に悪影響を与えるホットメルト型接着剤(ユニ
ーク社製ユニメルト)を用いて遮光リボンが貼着されて
いる写真フィルムマガジンにおいて、該写真フィルムマ
ガジンの内側の黒色ビニル樹脂系塗料に3重量%の水酸
化亜鉛を含有して塗設層を設けて試料10を得た。
実施例−11 試料10において、水酸化亜鉛の3重量%に代えて、炭
酸マンガンの1.5重口%と水酸化リチウム1重量%を
用いた以外は同様にして試料11を得た。゛ 比較例−4 上記実施例−10,11の比較として試料1゜において
、本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料
4を得た。
実施例−12 対乳剤性に悪影響を与えるカーボン′(三菱カーボン#
45)を含むポリスチレン製カートリッジと対乳剤性に
悪影響を与える顔料のチタンホワイトを含むポリエステ
ル樹脂系イン□キが塗工されている遮光紙を使用し、サ
クシ5R−400フイルムを内−後、バリヤ袋に入れヒ
ートシールする。このバリヤ袋のヒートシール層(ポリ
エチレン)に51iff1%の水酸化ナルミニラムを含
有させた。この試料をNO,12とする。
実施例−13 上記試料12において、5重a%の水酸化アルミニウム
に代えて、2重量%の炭酸コバルトと21ffi%の酸
化銅を用いた以外は同様にして試料13を得た。
比較例−5 上記実施例−12,13の比較として、試料12におい
て、本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試
料5を得た。
実施例−14 対乳剤性に悪影響を与える四三酸化鉄を含むポリスチレ
ン性樹脂成型品を包装材料に用い、該包装材料中にサク
シ5R−400フイルムを内装し、さらに炭酸水素ナト
リウムの5%水溶液に浸漬し乾燥した紙ラベルを貼着し
、試料14を得た。
実施例−15〜17 上記試料14において、炭酸水素ナトリウムの5%水溶
液に代えて、それぞれ、水酸化ストロンチウムの3%水
溶液、塩化カルシウムの5%水溶液、水酸化カリウムの
3%水溶液を用いた以外は同様にして、試料15〜17
を得た。
比較例−6 上記実施例−14〜17の比較として、試料14におい
て、本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試
料6を得た。
実施例−18 対乳剤性に悪影響を与えるロジン変性フェノール樹脂イ
ンキが塗工された紙ラベルが酢酸ビニル系粘着剤にて貼
着されたサクシ5R−400フイルムが内装されたカー
トリッジにおいて、前記粘着剤に炭酸ナトリウムを5重
量%含んだ粘着剤を用いて試料18を得た。
比較例−7 上記実施例−18の比較として、試料18において本発
明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料7を得
た。
実施例−19 対乳剤性に悪影響を与える酸化チタンを含む挟紙に酸化
マグネシウムの7mm%を含有したアクリル系インキで
印刷し、該挟紙とサクラXレイフィルムAタイプをバリ
ヤ袋に入れて試料19を得た。
実施例−20,21 上記試料19において、酸化マグネシウムの7ffif
fi%に代えて、それぞれ、酸化コバルトの3m聞%と
水酸化カドミウムの2重量%、酸化アルミニウムの4重
量%と水酸化バリウムの2重量%の組合せで用いた以外
は同様にして試料20,21を得た。
比較例−8 上記実施例−19〜21の比較として、試料19におい
て本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料
8を得た。
実施例−22 対乳剤性に悪影響のない写真フィルムマガジン本体の裏
側の黒色塗料(ビニル樹脂系)中に水酸化カルシウムの
5重量%を含有させて塗設し、試料22を得た。
実施例−23 対乳剤性に悪影響を与えない遮光紙を使用し、サクシ5
R−400フイルムを内装したカートリッジにおいて、
遮光紙のトップコートにス)を炭酸マグネシウムの3重
量%を含有させた層とした遮光紙を用いて試料23を得
た。
実施例−24 対乳剤性に悪影響を与えないサクシ5R−400フイル
ムを内装した写真フィルムマガジンにおいて、さらに炭
酸水素カリウムの5%水溶液に浸漬、乾燥した紙ラベル
を貼着して試料24を得た。
比較例−9 上記実施例−22〜24の比較として、サクシ5R−4
00フイルムを写真性能に悪影響を与えないバリヤ袋に
内装して比較試料9を得た。
実施例−25 前記実施例−3の試料3において、水酸化マグネシウム
の6771%に代えて、同じ水酸化マグネシウムの10
重重凶を用いた以外は同(工にして試料25を得た。
実施例−26 前記実施例−19の試料19において、酸化マグネシウ
ムの7重置%に代えて、同じ酸化マグネシウムの10重
ffi%を用いた以外は同様にして試料26を得た。
実施例−27 対乳剤性に悪影響を与えない挟紙に水酸化コバルトの5
重量%含有したアクリル系インキで印刷し、該挟紙とサ
クラXレイフィルムAタイプをバリヤ袋に入れ試料27
を得た。
比較例−10 実施例−26,27の比較として、サクラXレイフィル
ムAタイプを写真性能に悪影響を与えないバリヤ袋に内
装して比較試料10を得た。
以上の実施例−1〜27および比較例1〜10で得た試
料を密封容器に入れ、それぞれ以下の表−1の条件で保
管処理した。
以下余白 表−1 上記の保管処理済包装体試料中に内装されたサクシ5R
−400フイルム(カラー)とサクラXレイフィルムA
タイプ(白黒)を全て未露光のまま通常の現像処理し、
各フィルムの濃度を測定した。
結果を表−2および3に示す。
ここで、比較試料−9については、保管条件(A)と(
C)の2条件で行ない、それぞれ得られた試料をNo、
9−1.9−2とする。また、比較試料10についても
、保管条件(B)と(D)の2条件で行ない、それぞれ
得られた試料をNo。
10−1.10−2とする。
また、得られたフィルム濃度は以下の如くで評価した。
[サクシ5R−400フイルムの場合]◎・・・試料N
o、9−2[比較試料9の保管条件(C)処理]と同じ
温度レベル 0・・・試料No、9−1[比較試料9の保管条件(A
)処理]と同じ濃度レベル Δ・・−[0+ (0< 0.1) ]の濃度レベルx
−(0+ (0,1〜0.5) ]の濃度レベルなお、
写真フィルムマガジン、カートリッジなどの包装体の種
類による変動は誤差範囲であった。
[サクラXレイフィルムAタイプの場合]O・・・試料
No、10−2[比較試料10の保管条件(D)処理]
と同じ濃度レベル 0−・・試料No、10−1[比較試料10の保管条件
(B)処理]と同じ濃度レベル X−[0+ (0< 0.1) ]の′a度レベルし−
2 (サクシ5R−400フイルム) *B、G、Rはそれぞれ青色、緑色、赤色のそれぞれの
濃度レベルを表わす。
表−3 (サクラXレイフィノμAタイプ) 表−2および3の結果より明らかなように、本発明の化
合物の居が設けられた写真感光材料包装体によれば写真
性能に悪影響を与える因子が含まれているものでも経時
での写真性能への悪影響が全く見られず、さらに、本発
明の化合物の値を多(用いることにより、50〜60’
C程度の温度下に保管された際に生じる熱カブリの発生
も完全に抑えることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  水素原子を除く I 族およびII族の原子並びにB、A
    l、Pb、Cr、Mn、CoおよびNiから選ばれる原
    子を含むそれぞれ酸化物、水酸化物、塩化物、炭酸塩お
    よび炭酸水素塩からなる化合物群から選ばれる化合物の
    少なくとも1つを有する層が包装体基材上に設けられて
    いることを特徴とする写真感光材料包装体。
JP28262785A 1985-12-16 1985-12-16 写真感光材料包装体 Pending JPS62141545A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123173A (ja) * 1974-08-20 1976-02-24 Sharp Kk
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JPS60107645A (ja) * 1983-11-16 1985-06-13 Fuji Photo Film Co Ltd 包装写真製品

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