JPS62141546A - 写真感光材料包装体 - Google Patents

写真感光材料包装体

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JPS62141546A
JPS62141546A JP28262885A JP28262885A JPS62141546A JP S62141546 A JPS62141546 A JP S62141546A JP 28262885 A JP28262885 A JP 28262885A JP 28262885 A JP28262885 A JP 28262885A JP S62141546 A JPS62141546 A JP S62141546A
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carbonate
photographic
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Application number
JP28262885A
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English (en)
Inventor
Kuniyuki Goto
後藤 邦之
Keiji Yamaguchi
山口 啓二
Masahiko Taguchi
田口 征彦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS62141546A publication Critical patent/JPS62141546A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真感光材°斜台装体に関する。
詳しくは写真感光材料にカブリの増加を生じることなく
安全な保管が行なえる写真感光材料包装体に関する。
[発明の背景] 写真感光材料の包装体には、その形態において、多種の
ものが有り例えば、パトローネ、カートリッジ、紙面、
遮光紙、バリヤ袋、挟紙、カートン等の他、ハロゲン化
銀フィルムのロール元巻形態での生保存用として用いる
遮光袋等が有る。
また、包装体の構成基材としては、紙、1ift。
プラスチック、金属およびこれらの組合せ物等が使用さ
れている。奄らに遮光性を付与するための着色や文字表
示、デザイン等の為に各種のインキ、塗料、ラベル、さ
らにまた各部材を貼り付けるための接着剤等が用いられ
ている。
これらの写真感光材料包装体は、写真感光材料の保管、
移送等のために用いられるものであるが、従来用いられ
るものの中には、写真感光材料がこの保管、移送の間に
カプリ等の写真性能に悪影響を与えるものがあつ、た。
これらの包装体において、写真感光材料の写真性能に悪
影響を与える因子、その機構については、未だ充分解明
が為されているとはいえず未解決の部分が多い。
写真性能に悪影響を与える物質として一部判っているも
のとしては、ある種のカーボンブラック、チタンホワイ
ト等の顔料が知られている。これらは種々の塗料、さら
には包装体基材そのものの中に多く混入されて用いられ
ている。ざらには塗料、インキ、接着剤等の硬化度(焼
き度)が不充分であったり、また硬化度が充分であって
も、用いられている塗料、インキ、接着剤等に含有され
る、例えば、樹脂そのもの、顔料、溶媒、未反応モノマ
ー、各種添加剤に写真性能に悪影響を与えるものがあり
、包装体として実用に供し得ないものがある。
写真感光材料包装体の必要条件は前記した如く写真感光
材料の写真性能に悪影響を与えないことが挙げられるが
、本来の機能として仕様等を表示する文字、遮光性付与
のための着色、美観を高めるための着色等がその包装体
に応じて付与されなければならない。
従って、包装体を構成する各素材、即ら包装体基材その
もの、また、それらを貼着する接着剤、さらには上記基
材上に設けられる各種インキ、塗料等の塗設物、さらに
詳しくは、それらを構成する樹脂、添加剤、顔料、溶剤
等について個別に写真性能上不活性で安全であることを
検討調査する□必要があり、多大の時間と費用を要し、
工程管理が繁雑となるという不都合があった。
これらの写真カブリ等を改良する方法としては、例えば
、包装体に印刷されているインキであれば、特開昭60
−26061号公報に記載されている様に特定の樹脂組
成を用いることで、写真性能上の悪影響を回避する方法
が有るが、当該インキ以外の他の構成素材には適用でき
なかった。
また、通常の写真感光材料は前述したような包装材料中
に写真性能上悪影響を与える因子がまったくない場合で
もその化学的性質として、熱などの外敵要因、また経時
等によってカブリ等の増加は避けることができなかった
本発明者等は鋭意研究の結果、特定の化合物を有する層
を包装体基材上に設けることにより、包装材料からの写
真性能上悪影響を及ぼすことはもちろんのこと、その他
の熱や経時による写真性能劣化をも低減せしめる安全な
包装体として用いられることを見い出し、本発明を為す
に到ったものである。
[発明の目め] 本発明の目的は、写真感光材料にカブリ等の増加を生じ
ることなく安全な保管が行なえる、生産適性の良い写真
感光材料包装体を提供することにある。
[発明の構成コ 本発明の上記目的は、水素原子を除く王族および■族の
原子並びにs、A’z゛、Pb 、 Or 、Mn 。
COおよびNiから選ばれる原子を含む′酸化物、水酸
化物、塩化物、炭酸塩漬よび炭酸水素塩からなる化合物
群から選ば′れる化合物の少なくとも1つを、包装体基
材中に混入されている写真感光材料包装体によって達成
される。
〔発明の具体的構成〕      ′ 本発明の写真感光材料包装体に用いられる化合物(以下
、本発明の化合物という。)は水゛素原子を除く王族、
即ら、li’、Na 、 K’、 R’b 、 Cs 
Cu 、A(+の各原子、■族、―ち、lee 、 M
CJ、Ca 、Sr 、Ba %Zn 、Cd 、HQ
の各原子さらにB、/l、Pb 1Cr SMn 1C
oおヨヒ11Jiの各原子を含む化合物である。
本発明の化合物は前記の原子を含んで構成する化合物で
あり、その化合物形態としては、酸化物、水酸化物、塩
化物、炭酸塩および炭酸水素塩が挙げられる。
本発明の化合物は前記の原子を含んで構成する上記の化
合物形態の全てを包含するものではあるが、このうち好
ましい化合物の具体例を以下に示す。
本発明の化合物のうち酸化物としては、例えば、酸化リ
チウム、酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、酸化カル
シウム、酸化バリウム、酸化ホウ素酸化アルミニウム、
酸化亜鉛、酸化カドミウム、酸化鉛、酸化鋼、酸化銀、
酸化クロム、酸化マンガン、酸化コバルトおよび酸化ニ
ッケル等である。
本発明の化合物のうち水酸化物としては、例えば、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチ
ウム、水酸化バリウム、水酸化亜鉛、水酸化カドミウム
、水酸化アルミニウム、水酸化コバルト等である。
本発明の化合物のうち塩化物としては、例えば、塩化リ
チウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化バリ
ウム、塩化銅、塩化カドミウム、塩化鉛等である。
本発明の化合物のうち炭酸塩としては、例えば、炭酸リ
チウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウ
ム、炭酸セシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム
、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、炭酸亜鉛、炭酸
カドミウム、炭酸銅、炭酸銀、炭酸鉛、炭酸マンガン、
炭酸コバルト等である。
本発明の化合物のうち炭酸水素塩としては、例えば、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等である。
この他に本発明の化合物には前記原子を含んで構成する
複塩が含まれてもよい。
上記本発明の化合物のうちでさらに好ましく用いられる
化合物としては、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、
水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、水酸化亜鉛、水酸化コバルト、炭酸ナトリウム
、炭酸マグネシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸亜鉛、
炭酸マンガン、炭酸コバルト、炭酸水素ナトリウム、塩
化マグネシウム、塩化カルシウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化ストロンチウム、炭酸カリウム
、炭酸水素カリウム、酸化コバルト、酸化バリウム、水
酸化バリウム等である。
上記本発明の化合物は1種または2種以上が併用されて
用いられてもよい。
本発明の写真感光材料包装体において、包装体基材とは
、種々の包装体の形態における骨組み部分を構成する素
材自身を指し、例えば、紙、繊維、プラスチック、金属
類およびこれらの組み合わせ物が挙げられ、各部材を貼
着するために用いられる接着剤、インキ、塗料等の塗設
物、さらには基材上に設けられるラベル等の補助部材は
包装体基材には含まれないものとする。
さらに詳しく述べれば、例えば特定の顔料が紙、プラス
チック等の組成物中にその製造□過程等で混入されたも
のは包装体基材自身が顔料を有することになり、同じ顔
料が塗料に含有された場合には包装体基材自身ではなく
、ぞの塗設物の層中に顔料を有することになる。
本発明の写真感光材料包装体の包装体基材中に前記本発
明の化合物を混入する手段″は、とくに制限はなく、例
えば紙、III、プラスチック等の包装体基材からなる
場合、これらめ包装体基材の製造時に基材中に混入する
手段、具体的には、紙の抄紙段階やバルブ溶解時等で混
入する、繊維の紡糸段階等で混入する、プラスチックの
樹脂混練の段階等で混入する、等が挙げられる。また、
紙、繊維等の場合、本発明の化合物の溶液中に基材自身
を浸漬して包装体基材中に本発明の化合物を混入する手
段でもよい。さらに、包装体基材中にざらに−、繊維、
プラスチック等の基材の着色のための顔料や種々の添加
剤が混入される場合はこれらを本発明の化合物の溶液に
浸漬、乾燥し基材中に混入させる。これらの顔料等を包
装体基材中に含ませる前に、本発明の化合物の溶液に浸
漬し、前処理を施した顔料を基材中に混入させる手段も
本発明の範囲に包含される。上記各々の場合において、
包装体基材が包装体の全体に用いられてもよく、包装体
の一部に用いられてもよい。さらに詳しく言えば、写真
性能上悪影響をおよぼす因子、例えばある種のカーボン
、チタンホワイト等を含むカートリッジ、スプール、紙
等に直接本発明の化合物を含有あるいは浸漬せしめて混
入した場合に本発明の効果が最も大きいが、例えば悪t
l”ffを与えるインキが塗設された写真フィルムマガ
ジンに用いても、本発明の化合物を混入したスプール等
を同時に用いる等、直接本発明の化合物を悪影響を与え
る因子に作用させない場合でも本発明においては効果が
得られる。従って、最も混入させやすい基材に本発明の
化合物を混入すればよい。
本発明の包装体基材に用いられる紙、繊維、プラスチッ
クは特に制限はなく、m維としては、例えばレーヨン、
ナイロン、ポリエステル、アクリル、アセテート等が挙
げられ、プラスブックとしては、例えばポリスチレン、
ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、合成ゴム等の単体゛、ブレンド、コポリマー
等各種樹脂が挙げられる。
本発明の化合物を包装体基材の製造時に該基材中に混入
する方法をさらに詳しく説明すると、基材が紙の場合、
紙の製造段階の抄紙工程、パルプ溶解時に分散し混入す
る抄紙終了後乾燥前に本発明の化合物の溶液に浸漬処理
等が挙げられる。繊維の場合、mMを構成する糸の樹脂
材料中に混入した後紡糸するもの、紡糸の段階で本発明
の化合物の溶液と接触させるもの、糸から繊維に織り上
げ、る任意の段階で本発明の化合物の溶液と接触させる
もの等が挙げられる。プラスチックの場合、本発明の化
合物を樹Ill!Xi造時に混入するもの、樹脂製造後
混線時に混入するもの、等任意の工程で本発明の化合物
を混入することができる。【た、これらの場合、本発明
の化合物を同体状態で混入することと共に、本発明の化
合物を水等の溶媒に溶解した溶液として用いることも任
意選択できる。
また、以上に述べた紙、繊維、プラスチック等に着色の
ための顔料や種々の添加剤等が混入される場合、これら
に本発明の化合物を含有または浸漬、乾燥等の処理後混
入することも可能である。
本発明の化合物を溶液として用いる場合に好ましく用い
られる化合物は、前記のうち、水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸ルビジウム、炭酸セシウム、塩化リチウム
、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化鋼、塩化カ
ドミウム、酸化ベリリウム、酸化カルシウム、酸化バリ
ウム、酸化ホウ素、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム等が挙げられる。
前記した本発明の化合物を包装体基材中に混入させる手
段は、例えば抄紙工程で混入し、得られた紙基材をさら
に浸漬する等のように重複して用いることもできる。
本発明の写真感光材料包装体に用いられる上記本発明の
化合物の使用量は、本発明の化合物の種類、収納される
写真感光材料の種類、本発明の化合物が混入されるそれ
ぞれの形態等によっても大きく異なるが、包装体の構成
素材中に含まれる写真性能にR影響を与える物質または
因子によって決定されるのが好ましい。
上記写真性能上悪影響を与える因子、例えば一部のカー
ボン、変性アルキド樹脂等に直接作用させる場合は、そ
れらに対して本発明の化合物を1〜100重ffi%で
用いるのが好ましい。
また、例えば、悪影響を与えるカーボンをカートリッジ
等に用いても、本発明の化合物を混入さ−せた部材がス
プール等の他の部材である場合などの直接作用させない
場合は、部材レベル、例えば紙、繊維、プラスチック等
の本来の機能あるいは性質を損なわない8?!囲で含有
させるのが好ましく、その限度はそれぞれにより異なる
が、通常、それら部材に対して30ffin%以下を用
いるのが好ましい。
また、本発明の化合物を溶液にして浸漬、乾燥を行ない
含有させる場合は、前記のように直接またはそれ以外の
作用を考慮して、また本発明の化合物の溶解度にも左右
されるが、通常0.1〜30重量%の範囲の中から任意
に選択することができる。
また、本発明の化合物が混入される基材からなる包装体
は、前記写真感光材料の熱による写真性能の劣化あるい
は経時による劣化を低減せしめることが可能である。包
装体を形成する材料中に写真性能上悪影響を与える因子
がない場合は上記写真性能の劣化を低減せしめる効果は
大きいが、包装体材料中に写真性能上悪影響を与えるも
のがある場合でも熱劣化、経時劣化の低減に効果を示す
この場合、本発明の化合物の口は各包装体基材の部材レ
ベルで1ケ所に本発明の化合物を集中させて用いてもよ
いが、2ケ所以上に分散し合計で必要聞を満足してもよ
い。
写真性能上悪影響を与えるものがある場合には、前述し
た必要社で悪影響を与える物質による劣化の低減効果を
示し、それ以上の化合物のmは熱劣化、経時劣化の減少
に効果を示す。また、写真性縫上悪影響を与える因子が
包装体材料中に存在しない場合には、使用したすべての
化合物の2が熱劣化、経時劣化の減少に効果を示ず。従
って、本発明の化合物の使用曾としては、包装体材料中
の劣化因子の有無、また劣化因子の劣化レベル、あるい
は収納する感光材料の種類によって異なるが、通常、感
光材料1f当り50g以下の範囲で適宜の量が用いられ
る。
本発明の化合物を有する層が設けられている包装体が適
用される写真感光材料はあらゆる写真感光材料であり、
例えば、X−レイ写真感光材料、印刷用リス型写真感光
材料、黒白型写真感光材料、カラー写真感光材料等が挙
げられ、この他の写真感光材料にも適用される。
[発明の具体的実施例] 以下、本発明を実施例によりざらに具体的に説明するが
、本発明の実施の態様はこれらに限定されるものではな
い。
実施例−1 対乳剤性に悪影響を与えるカーボン(三菱カーボン#4
5)が混入されているポリスチレン製スプールを用いた
写真フィルムマガジンにおいて、上記スプールの製造時
に前記カーボンに対し10重量%の炭酸亜鉛を混入した
スプールを用いて試料1を骨だ。
内装したフィルムはサクシ5R−400である。
実施例−2,3 上記試料1において、10重間%の炭酸亜鉛に代えて、
それぞれ7重量%の酸化カルシウム、5重量%の酸化ア
ルミニウムと3重量%の炭酸鉛の混合物を用いた以外は
同様にして試料2および3を得た。
比較例−1 上記実施例1〜3の比較として、試料1において本発明
の化合物を用いない以外は同様にして比較試料1を得た
実施例−4 対乳剤性に悪影響を与えるチタンホワイトが混入されて
いるポリスチレン製カートリッジにおいて、該カートリ
ッジの製造時に前記チタンホワイトを水酸化カリウム5
%水溶液に浸漬、乾燥して処理したものを混入して試料
4を得た。
内装したフィルムはサクシ5R−400である。
実施例−5,6 上記試料4において、水酸化カリウムの5%水溶液に代
えて、それぞれ炭酸水素ナトリウムの4%水溶液、水酸
化ナトリウムの3%水溶液を用いた以外は同様にして試
料5および6を得た。
比較例−2 上記実施例4〜6の比較として、試料4において本発明
の化合物を用いない以外は同様にして比較試料2を得た
実施例−7 対乳剤性に悪影響を与えるロジン変性フェノール樹脂イ
ンキが塗工された紙ラベルが貼られているポリスチレン
製カートリッジにおいて、該カートリッジの製造時に2
重量%の酸化マグネシウムを混入したものを用いて試料
7を19だ。
内装したフィルムはサクシ5R−400である。
実施例−8,9 上記試料7において、2重量%の酸化マグネシウムに代
えて、それぞれ、1ffi1%の水酸化バリウムと0.
51i1%の炭酸コバルトの混合物、1重量%の水酸化
リチウムと0.1重」%の炭酸銀の混合物を用いた以外
は同様にして試料8および9を得た。
比較例−3 上記実施例7〜9の比較として、試料7において本発明
の化合物を用いない以外は同様にして比較試料3を得た
実施例−10・ 対乳剤性に悪影響を与えるロジン変性アルキド樹脂イン
キがフィルムマガジン基材上に塗工されている写真フィ
ルムマガジンにおいて、該マガジンに貼着されるレーヨ
ンを主体とした遮光リボンを炭酸水素カリウムの5%水
溶液に浸漬、乾燥した後月いて試料10を得た。
内装したフィルムはサクシ5R−400である。
実施例−11,12 上記試料10において、炭酸水素カリウムの5%水溶液
に代えて、それぞれ、塩化リチウムの5%水溶液、炭酸
カリウムの3%水溶液を用いた以外は同様にして試料1
1および12をnた。
比較例−4 上記実施例−10〜12の比較として、試料12におい
て本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料
4を得た。
実施例−13 対乳剤性に悪影響を与えるチタンホワイトを含有するア
ルキド樹脂インキが塗工されている遮光紙と対乳剤性に
悪影響を与えるロジン変性フェノール樹脂インキが塗工
されている紙ラベルが貼着されているカートリッジにお
いて、該カートリッジの製造時に2ffiff1%の水
酸化アルミニウムを北入したものを用いて試料13を得
た。
内装したフィルムはサクラ5R−400である。
実施例−14〜18 上記試料13において、2fflffi%の水酸化アル
ミニウムに代えて、それぞれ1重量%の酸化銅と1重伍
%の酸化ホウ素の混合物、1,5重量%の炭酸ストロン
チウムを用いた以外は同様にして試料14および15を
得た。
さらに試料13において、カートリッジの製造時にカー
トリッジ中に含有されるカーボンを塩化カドミウムの3
%水溶液で浸漬、乾燥したものを用いる以外は同様にし
て試料16を得、該試料16において、塩化カドミウム
の3%水溶液に代えて、それぞれ水酸化ストロンチウム
の3%水溶液、酸化バリウムの5%水溶液を用いた以外
は同様にして試料17および18を得た。
比較例−5 上記実施例−13〜18の比較として、試料13におい
て本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料
5を得た。
実施例−19 対乳剤性に悪影響を与える四三酸化鉄を含有したポリス
チレン性樹脂成型品を包装材料に用いてサクラ5R−4
00フィルムを内装した包装体において、前記樹脂成型
品の製造時に四三酸化鉄に対して5重量%の水酸化コバ
ルトを混入したものを用いて試料19を得た。
実施例−20 上記試料19において、5重量%の水酸化コバルトに代
えて、311%の炭酸マンガンと3項q%の酸化ニッケ
ルを混合して用いた以外は同様にして試料20を得た。
比較例−6 上記実施例−19,20の比較として、試料19におい
て本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料
6を得た。
実施例−21 対乳剤性に悪影1を与えるチタンホワイトを含有する成
紙を塩化・マグネシウムの5%水溶液IC浸漬、乾燥し
、該成紙とサクラXレイフィルムAタイプをバリヤ袋に
入れて試料21を得た。
実施例−22 対乳剤性に悪影響を与えるチタンホワイトを含有する成
紙の製造時のパルプ溶液中にチタンホワイトに対して2
01遣%の炭酸ストロンチウムを混入して成紙を得、該
成紙とサクラXレイフィルムAタイプをバリヤ袋に入れ
て試料22を得た。
実施例−23 上記試料22において、20重量%の炭酸ストロンチウ
ムに代えて、20重量%の炭酸マグネシウムを用いた以
外は同様にして試$3123を得た。
比較例−7 上記実施例21〜23の比較として、試料21において
本発明の化合物を用いない以外は同様にして比較試料7
を得た。
実施例−24 対乳剤性に悪影響のないスプールを用いた写真フィルム
マガジンにおいて、スプールの製造時に、5mm%の水
酸化亜鉛を混入したスプールを用いて試n24を得た。
内装したフィルムはサクラ5R−400である。
実施例−25 対乳剤性に悪影響を与えないカートリッジにおいて、該
カートリッジの製造時に3重量%の水酸化マグネシウム
と3重量%の水酸化カルシウムを混入して試料25を得
た。
内装したフィルムはサクラ5R−400である。
実施例−26 対乳剤性に悪影響を与えない写真フィルムマガジンにお
いて、該写真フィルムマガジンに貼着された遮光リボン
を予め炭酸ナトリウムの4%水溶液に浸漬、乾燥したも
のを用いて試料26を得た。
実施例−27 前記実施例−2の試料2において、7重量%の酸化カル
シウムに代えて、同じ酸化カルシウムの1511%を用
いた以外は同様にして試料27を得た。
比較例−8 上記実施例−24〜27の比較として、サクラ5R−4
00フィルムを写真性能に悪w8審を与えないバリヤ袋
に内装して比較試料8を得た。
実施例−28 前記実施例−23の試料23において、20重量%の炭
酸マグネシウムに代えて、同じ炭酸マグネシウムの35
重11%を用いた以外は同様にして試料28を得た。
実施例−29 対乳剤性に悪影響を与えない成紙を塩化マグネシウムの
5%水溶液に浸漬、乾燥した後、サクラXレイフィルム
Aタイプと共にバリヤ袋に入れ試料29を得た。
比較例−9 上記実施例−28,29の比較として、サクラXレイフ
ィルムAタイプを写真性能に悪影響を与えないバリヤ袋
に内装して比較試料9を得た。
以上の実施例−1〜29および比較例−1〜9で得た試
料を密封容器に入れ、それぞれ以下の表−1の条件で保
管処理した。
以下余白 表−1 上記の保管処理済包装体試料中に内装された丈クラ5R
−400フィルム(カラー)とサクラXレイフィルムA
タイプ(白黒)を全て未露光のまま通常の現幽処理し、
各フィルムの濃度を測定した。
結果を表−2および3に示す。
ここで、比較試料8については、保管条件(A)と(C
)の2条件で行ない、それぞれ得られた試料をNo、8
−1.8−2とする。また、比較試料9についても、保
管条件(B)と(D)の2条件で行ない、それぞれ得ら
れた試料をNo、9−1.9−2とする。
また、得られたフィルムm度は以下の如くで評価した。
[サクラ5R−400フィルムの場合]O・・・試料N
O,8−2[比較試料−8の保管条件(C)処理]と同
じ濃度レベル 0・・・試料No、8−1[比較試料8の保管条件(A
)処理]と同じ濃度レベル Δ・・・[○+(0< 0.1) ]の濃度レベル×・
・・(Q+ (0,1〜0.5) ]の濃度レベルなお
、写真フィルムマガジン、カートリッジなどの包装体の
種類による変動は誤差範囲であった。
[サクラXレイフィルムAタイプの場合]O・・・試料
N0.9−2[比較試料9の保管条件(D)処理]と同
じ濃度レベル ○・・・試料No、9−1[比較試料9の保管条件(B
)処理]と同じ濃度レベル Δ・・・[O+ (0< 0.1) ]の濃度レベル表
−2 (サクシ5R−400フイルム) *B、G1Rはそれぞれ青色、緑色、赤色のそれぞれの
濃度レベルを表わす。
表−3 (サクラXレイフィルムAタイプ) 表−2および3の結果より明らかなように、本発明の化
合物を混入した基材を用いた写真感光材料包装体によれ
ば写真性能に悪影響を与える因子が含まれているもので
も経時での写真性能への悪影響が全く見られず、さらに
、本発明の化合物の量を多く用いることにより、50〜
60℃程度の温度下に保管された際に生じる熱カプリの
発生も完全に抑えることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  水素原子を除く I 族およびII族の原子並びにB、A
    l、Pb、Cr、Mn、CoおよびNiから選ばれる原
    子を含むそれぞれ酸化物、水酸化物、塩化物、炭酸塩お
    よび炭酸水素塩からなる化合物群から選ばれる化合物の
    少なくとも1つを、包装体基材中に混入されていること
    を特徴とする写真感光材料包装体。
JP28262885A 1985-12-16 1985-12-16 写真感光材料包装体 Pending JPS62141546A (ja)

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Cited By (1)

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JPS6491136A (en) * 1987-10-01 1989-04-10 Konishiroku Photo Ind Package for photographic sensitive material

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