JPS62139586A - サンプリング楽器におけるポルタメント発生装置 - Google Patents

サンプリング楽器におけるポルタメント発生装置

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JPS62139586A
JPS62139586A JP60280684A JP28068485A JPS62139586A JP S62139586 A JPS62139586 A JP S62139586A JP 60280684 A JP60280684 A JP 60280684A JP 28068485 A JP28068485 A JP 28068485A JP S62139586 A JPS62139586 A JP S62139586A
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JP60280684A
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隆二 宇佐美
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発IIIの技術分野] この発明はサンプリング楽器に関する。
[発明の背景] 従来より外部音をサンプリングし、それをMKi信号と
して用いて楽aを発生するサンプリング楽器が実現され
ている。ところでこの種のサンプリング楽器では、操作
鍵に対応する音階の楽音を得ることしか行われておらず
、ポルタメント機ス戯を有するサンプリング楽器が切望
されている。
[発明の目的] この発明の目的はポルタメント機能を有するサンプリン
グ楽器を提供することである。
[発明の要点] この発明は上記の目的達成のため、ポルタメントモード
指定手段を設け、ポルタメントモードにあるとき、サン
プリングされた汀の周波数情報を時間と共に変化させる
ようにしたことを特徴とする。
[実施例] 以下1図面参照してこの発明の一実施例を説明する。説
明は、全体構成、楽音発生機能、CPUデータ読込動作
、CPUI込動作、サンプリング動作、ポルタメント動
作の順にて行う。
ポルタメント動作がこの発明と直接関係ある動作である
企」す1虞 第1図は実施例の全体構成図である。要素、l、2.3
,4を除く部分が音源回路でありCPU2の制御の下に
各部が駆動される。この音源回路は、大きく分けて、音
を波形データ列として記憶する音源メモリ、この音源メ
モリをアクセスするアドレスを4えるアドレス生成部、
アドレス生成部に含まれるアドレス歩進回路の歩進速度
(したがって音程)を調整する音程調整回路、音源RA
M(サンプルメモリ)へサンプルデータを人力するため
のサンプル入力回路、音源メモリからの7f色波形デー
タを最終的な音として出力する出力回路、n lG4回
路の動作モードを指定するためのモードフラグ回路より
成る。
音源メモリは、ここでは、サンプル音等を記憶するRA
MIIと、組込音(プリセットトーン)を記憶するRO
Ml0より成る。
アドレス生成回路は、外部音のサンプリングや、内部音
データの出力(放音)の際に用いるアドレス歩進回路を
備え、その主要素としてスタートアドレスラッチ5.エ
ンドアドレスチッチ6、リターンアドレスラッチ7、ア
ドレスカウンタ18、一致回路19がある。なおリード
ライトアドレスラッチ27はCPU2と音源メモリ間の
データ転送に用いられる。上記アドレス歩進回路はプリ
セット音やサンプル音での演奏を行う場合には、ROM
I O,RAMI 1に対するループアドレス生成回路
として潮〈。
音程調整回路(周波数カウンタ回路)は周波数設定ラッ
チ12.周波数カウンタ13、インクリメント回路14
.出力アンドゲートA1等より成り、上記アドレス歩進
回路のアドレス歩進速度を与える。したがってキー操作
部l内の音階キーボード(いわゆるN盤)で演奏を行う
ときは、音階キーの音程(ピッチ)を怪えるような速度
でアドレス歩道回路に対し歩道信号を供給する。また、
外部音をサンプリングするときは1歩道上号はいわゆる
サンプリング周期ごとに発生し、音程調整回路はサンプ
リング周波数発生回路として働く。
サンプル入力回路はマイク34、アンプ35゜A/Dコ
ンバータ30等より成り、A/Dコンバータ30はサン
プリング周期ごとにサンプル音のアナログ信号をディジ
タルの波形データに変換し、変換出力をサンプルRAM
IIへ入力する。
出力回路は音源メモリと動作結合する出力データラッチ
16、D/Aコンバータ17、音色データにエンベロー
プを選択的に付与するエンベロープ付与回路(エンベロ
ープラッチ25、D/Aコンブ23及びスピーカ24に
より)ふ本市に構成される。
音源回路は、そのノふ本市な動作モードとして、CPU
2が音源メモリよりデータを読み込むり−ドモード、C
PU2よりtfl?メモリへデータを8き込むライトモ
ード、サンプル入力回路よりサンプルtjの波形データ
をRAMI 1へ入力する入力モード、音源メモリにあ
る波形データ列を読み出し、出力回路を通して放音させ
る放音モードがある。リードフラグ28とその周辺回路
はリードモードの指定に使用されるモード回路であり、
リードフラグ28はリードモード時はオン(論理“1”
)にセットされる。ライトフラグ36とその周辺回路は
ライトモードの指定に使用される回路であり、ライトフ
ラグ36はライトモード中はオンにセットされる。入力
モード下ではオンフラグ15とA/Dフラグ21がオン
状態に置かれる。また放音モードではオンフラグ15の
みがオン状態になる。
仔頚同蕗U外の照会についで 弁型回路との1す1係を
含めて、簡単に述べると、1はキー操作部であり、音階
キーボード(鍵盤)の他に各種制御キー(音色選択キー
、サンプリングスタート用のサンプリング午−、ポルタ
メントキー等々)から構成されている。CPU2は制御
部でキー操作部lのキーのオン、オフを検出し、各キー
に対応した処理を音源回路に指令する、3はインターフ
ェイス回路であり、CPU2と音源回路とのデータ伝送
方向の制御等を行う、オペレーションデコーダ4はCP
U2からの指令を解読し、音源回路の各種ラッチ(スタ
ートアドレスチッチ5.エンドアドレスチッチ6、リタ
ーンアドレスラッチ7等々)に与えるラッチクロックや
ゲート制御信号等を出力する。キー操作部lはデータバ
スDBに各種ラッチにセットしたいデータを乗せた状態
でオペレージ、ンデコーダ4へ指令を送り、対応するラ
ッチクロックを出力させることにより1選択したラッチ
に選択したデータをセットすることができる。またCP
U2はオペレーションデコーダ4に指令を送り、メモリ
リード信号RMEMを出力させて、G8をコントロール
してリードデータラッチ8のデータを読みとることがで
きる。このときインターフェイス3はデータ方向を音源
回路からCPUの向きに切り換えている。GINGlO
は3ステイトバツフアで構成させるバス開閉スイッチで
あり、そのコントロール人力Cが1″のときオンしてお
り、入力をそのまま出力し、コントロール人力Cが“0
″のときオフで出力をハイインピーダンスの状態にする
。9はクロック発生回路であり、φ曹、φ2という2つ
の交互のパルスを発生する(第2図参照)#オペレージ
、ンデコーダ4から出力されるクロック信号CKはすべ
てφ2のパルスに同期している。
U又主鳳J 次に音源回路の基本的機1戯である楽音発生機能及びそ
の動作を中心として説明する。
音源回路はメモリROMl0やRAMI lに書かれた
波形データを音階に対応した時間ごとに読み出しアナロ
グに変換することにより音を出す。
例として8bitのデータ8個(実際にサンプルされる
波形データの数はこれよりはるかに多いが1作図の便宜
上8個とした)から構成される波形を第3図のA、!−
Hに示す、Aはメモリ上のアドレスとそれに対応するデ
ータの関係であり、Bはのデータを時間tごとに読み出
した時の出力アナログ波形である。ここでtは音程(″
ピッチ)を決定する時間であり、tを2倍にすればオク
ターブ低い音1/2倍すればオクターブ高い音になる。
このtt−調節する回路が周波数設定ラッチ12゜周波
数カウンタ13. インクリメント回路14等である。
オンフラグ15は発音する時“l”発音しない時“O”
にセットするラッチである。今。
aが鳴っていないとしてオンフラグ15出力=0とする
。この状態でキー操作部1のある音階キーが押されたと
すると、CPU2は周波数設定ラッチ12にその音階に
対応したデータをセットする。オンフラグ15出力=O
−I2出力=1→R1出力=1なのでG2=ON、Gl
=OFFとなり周波数カウンタ13にl±17(紡壺設
?う9手12のデータがロードされる(周波数カウンタ
13゜2FFkgCK1.CK2を持つものは2相フリ
ツプフロツプF/FでありCKIで読み込みCK2で出
力するものとする)0例えば、今月波数設定ラッチ12
のデータが80(H)だとすると周波数カウンタ13出
力も80(H)となりアントゲ−)AIの出力=0とな
る。ここでオンフラグ15に1をセットするとオアゲー
トR1出力=0゜G2=OFF、G1=ONとなる。イ
ンクリメント回路14は、その+1入力が1の時入力+
1を出力するインクリメント回路であり、インクリメン
ト回路14では+1入力が常に1にしであるため常に+
1されることになる。したがってオンフラグ15が1と
なった次のφ!で81(H)が周波数カウンタ13に読
み込まれ次のφ2で出力される。以後これを繰り返しF
F(H)が出力されるまで続き、FF (H)が出力さ
れるとAI出力=l、Gl=OFF、G2=ONとなり
再び周波数設定ラッチ12から周波数カウンタ13に8
0(H)がロードされる。これらを繰り返すことによっ
てAt出力は80(H)〜FF(H)の間に一回“1”
を出すタイマーとなる。この間隔が第3図Cの七にあた
る、同図のDに同図のCと対応する形でオンフラグ15
の動きを示す、同図のCのアナログ波形は出力データラ
ッチ16の出力側にあるD/Aコンバータ17の出力で
あるが、オンフラグ15が00ときはインバータI2出
力=l→出力データラッチ16のリセット入力=1とな
り出力データラッチ16出力#O・・・・・・Oである
(出力データラッチ16等に示すRはリセット入力で“
1″の峙リセット)、D/Aコンバータ17のMSB入
力はI6を通るのでこのときD/Aコンバータ17出力
は中央の電位を示すことになる。
またこの回路ではメモリ(ROMI OやRAM11)
から波形を読み出す最初のアドレス(スタートアドレス
)、それ以後のアドレスを読まない最後尾アドレス(エ
ンドアドレス)、最後尾アドレスまで進んだ後に前、に
もどっ−て読み始める戻り先7ドレス(リターンアドレ
ス)を持ち、それぞれスタートアドレスチッチ5、エン
ドアドレスチッチ6、リターンアドレスチッチ7にセッ
トされる。ある波形を読み出す際のこれらの関係の例を
第4図に示す、スタートアドレスチッチ5にセットされ
たアドレスをインクリメントしてエンドアドレスまで読
むとリターンアドレスにもどり再びエンドアドレスまで
アドレスをインクリメントして読む、以後これをオンフ
ラグ15出カニ〇になるまで繰り返す、オンフラグ15
出力=0の時I2出力=1、ノアゲートNR1,NR2
出カニ〇なのでG4=ON、G3、G5=OFFであり
、この間に2相F/F群より成るアドレスカウンタ18
にはスタートアドレスチッチ5のデータがロードされる
。このとき周波数カウンタ13には前述のとおり周波数
設定ラッチ12のデータがロードされている。一致回路
19は2組の入力が一致した時に1を出力する回路であ
り、今はアドレスカウンタ18のデータ(=スタートア
ドレスチッチ5のデータ)とエンドアドレスチッチ6の
データとは一致しないのでその出力は0である。ここで
オンフラグ15出力=1にすると、I2出力=0、G4
=OFF、一致回路19出力=0→アンドゲートA5出
力=0よりG5=ON、インバータI4出力=1により
G3=OFFとなりアドレスカウンタ18の出力はイン
、クリメント回路20を通ってアドレスカウンタ18に
戻る。オンフラグ15出力が1になった直後は周数数カ
ウンタ13のデータはインクリメントを始めたばかりで
A1出力=O→アントゲ−)A2出力=O→インクリメ
ント回路20の+1入力=0でアドレスカウンタ18の
データはインクリメントされない、また出力データラッ
チ16のR入力はオンフラグ15出力=1になると同時
に0となってはいるがA2出力=0のためアンドゲート
A7出力=Oで出力データラッチ16へのクロックCK
は出ずD/Aコンバータ17の出力は中央電位のままで
ある。やがて周波数カウンタ13のデータが1・・・・
・・lとなるとAI出力=1.A2出力=1、インクリ
メント回路20の+1入力=1となり同時に07=ON
となってアドレスカウンタ18のデータがアドレスバス
ABを通ってメモリのアドレスADに送られる。A2出
力=1により、イン/(−タI3出力=0→A3出力=
O1また音を鳴らす時にはA/Dフラグ21の出力=0
とするためオアゲートR2出力=0→メモリの出カニネ
ーブルδE=0.したがってメモリのスタートアドレス
よりデータがRAMIIの入出力I10またはROMl
0の出力OUTから出力される。ただし、RAMIIは
そのチップ選択人力C5=Oかつ0E=0のときデータ
を出力し、ROMl0はそのチップ選択人力C3=O,
0E=0のときデータを出力する。RAM11とROM
l0のCSはインバータI8を通って反転しているため
同時にアクセスされることはないものとする。ここでA
2出力=1によりA7出力にφl同期のパルスが1つ発
生しメモリから出されたデータを出力データラッチ16
に読み込ませる。これがD/Aコンバータ17によりア
ナログ偵に変換され乗算回路22よりエンベロープと乗
算されアンプ23よりスピーカ24を通して出力される
。一方インクリメント回路20を通って+1されたアド
レスはφ1でアドレスカウンタ18に読み込まれ、φ2
で67を通してメモリのアドレス人力ADに入力され0
E=Oとなることによりメモリから波形データが出力さ
れ、さらに出力データラッチ16のCKにパルスが入る
ことでそのデータがCPUデータラッチ16にラッチさ
れ、D/Aコンバータ17→乗算回路22→スピーカ2
4を通して音出力となる。そしてこの一連の動作をくり
返す度にアドレスカウンタ18内のデータは+1されて
行き、アドレスカウンタ18の内容=エンドアドレスチ
ッチ6の内容となって、さらにもう一度一連の動作がく
り返されると一致回路19の出力=1、A2出力=1の
ためA5出力=lでNR2出力=0→G5=OFF、I
4出力;0、NRI出力=1(オンフラグ15の出力=
1のため)→G30Nとなる。したがってエンドアドレ
スに対応するデータが出力データラッチ16にラッチさ
れているときにはリターンアドレスラッチ7内のデータ
がアドレスカウンタ18に読み込まれ、メモリのアドレ
スの戻りが実現される。これ以後はオンフラグ15に0
がセットされるまでリターンアドレスからエンドアドレ
スまでのデータをくり返し出力することになる。
乗算回路22は3人力の波形の振幅をb入力の電位に応
じて伸長または圧縮する乗算回路であり、メモリから読
み出した波形にエンベロープをかける時にはCPU2が
出力が希望する振幅となるような値をエンベロープラッ
チ25にCK(ENV)を介してセットする。エンベロ
ープラッチ25の値はD/Aコンバータ26によりアナ
ログ電圧に変換され乗算回路22の伸長率ないし圧縮率
入力となる。
CPUデータ11!!2+ 次にCPUがメモリ内のデータを読み出す場合の動作に
ついて説明する。
まずオンフラグ15の内容=0つまり発音していない場
合について述べる。リードフラグ28=1、ライトフラ
グ36=A/Dフラグ21=Oとセットすると、オンフ
ラグ15=0→■2出力=1−G2ONにより、周波数
カウンタ13には周波数設定ラッチ12のデータがロー
ドされるのでAt出力=0−A2出力=0→■3出力=
1となりアンドゲートA4= 1であるからアンドゲー
トA6出力よりφ1に同期したパルスが出力されリード
データラッチ8に入力がとりこまれる。この時A2=0
なのでG7=OFF、G60N (インバータI5のた
め)となりメモリのアドレスADにはリードライトアド
レスチッチ27の内容が入力され、またライトフラグ3
6=Oによりアントゲ−)A3=0かつA/Dフラグ2
1=0よりアンドゲートA8=0→R2出力=0でOE
;0となりリードライトアドレスラッチ27によって指
定されたデータが出力される。そこでリードライトアド
レスラッチ27にあらかじめメモリ内の読み出したいア
ドレスをセットしておき、ライトフラグ36、A/Dフ
ラグ21=0、リードフラグ28=1をセットすれば、
メモリ内の指定したアませることができる。その後でC
PU2はオペレーションデコーダ4にRMEM= 1を
出力させG8をONとすることでリードデータラッチ8
内のデータをバスDBを通して読むことができる。また
リードフラグ28にセットされた1はリードデータラッ
チ8への読み込みクロックと同時のφlで2FF29に
読み込まれ次のφ2で出力されることによりリセットさ
れリードフラグ28=0となるためリードデータラッチ
8の読み込みクロックが2発以上でるのを防ぐ、またオ
ンフラグ15=1(発音中)の場合は上記の動作を出力
データラッチ16が波形のデータを読み込むサイクルま
たはA/Dコンバータ30からのデータの書き込みサイ
クルl述)(φ2から次のφ2までを1サイクルと呼ぶ
ものとする)以外のサイクルで行なうことなる。すなわ
ちAI出力=1となるのは波形データ読み込みサイクル
とA/Dコンバータ30のN 3込みサイクルの時だけ
でありそれ以外は0なので、AI出力=0のサイクルに
A2=02なるのでトの動作が行か+1hス− CPUデータ二′二 次中CPU2がRAMIIにデータを書き込む場合の動
作について説明する。リードライトアドレスラッチ27
に書き込みたいアドレス、ライトデータラッチ31に書
き込みたいデータをセットする。その後ライトフラグ3
6=1とセットすると先の読み出しの場合と同様にオン
フラグ15=0のときはセット直後のサイクルで、オン
フラグ15=1のときは波形データ読み込みサイクルま
たはA/Dコンバータ30の書き込みサイクル以外のサ
イクルでA3出力= 1+R2= 1となる。
この時G9−ONとなりOEが1となることでライトデ
ータラッチ31のデータがRAM1lf)Iloに入力
されナントゲートNAIによりφ1同期のロウアクティ
ブパルスが書込エネーブルWEに入力される。またこの
時にはG7=OFF、G6=ONとなっているのでリー
ドライトアドレスラッチ27にセットされたアドレスに
ライトデータラッチ31にセットされたデータが書き込
まれることになる。このRAMIIへのCPU1!tき
込みサイクルは2FF32により読み出しと同様にして
lサイクルだけになる。
サンプリング動作 次にサンプリングの場合の動作について説明する。まず
CPU2は以下のデータを各ラッチにセットする。
周波数設定ラッチ12にサンプリング周波数に対応する
値、スタートアドレスチッチ5にサンプリング領域のス
タートアドレス、エンドアドレスチッチ6にサンプリン
グ領域のエンドアドレス、リターンアドレスチッチ7に
エンドアドレスチッチ6と同じ値をセットする。
その後でオンフラグ15=l、A/Dフラグ21=1と
する。オンフラグ15=1より周波数設定ラッチ12は
カウントを開始し、AIの出力はサンプリング周期ごと
に1となりその信号でアドレスカウンタ18にセットさ
れている値をアドレスバスABに出力しながらインクリ
メント回路20を通してインクリメントしていく、アド
レスカウンタ18よりアドレスバスABに出力されるサ
イクルではA/Dフラグ21=1により、A8出力=l
−12=1となり、NA1からφ1同期パルスがWEに
入り、■10のデータがRAMIIの指定アドレスに書
き込まれる。A/Dコンバータ30はTRIGERにパ
ルスが入ると前回のTRIGER入力時にA/D変換し
た値をOUTに出力させ新たにA/D変換を開始する。
なお、2FF33はA/Dコンバータ30のTRIGE
R入力にひげのないきれいなパルスをRAMIIの書込
サイクルと矛盾なく入れるためのものである。ところで
、A/Dコンバータ30よりRAM1 ’lへ入る最初
の2個分のデータは今回のサンプリング音のデータでは
ない、そしてCPU2はサンプリングアドレスが上述の
指定したスタートアドレスより2つ多い値になると、サ
ンプリング音の本当のデータの開始を検出するため、ア
ドレスを(スタートアドレス+2)に固定した状態で、
A/Dコンバータ30よりRAMIIへ書き込まれたデ
ータをCPUZ内に取り込み、データのゼロクロスの発
生の有無をチェックする。具体的にいえば、CPU2は
A/Dコンバータ30の書込サイクルがなされた後、次
の書き込みサイクルとなるまでの間に、オンフラグ15
をオフにしてと述したメモリ(ここではRAMI 1)
よりデータを読み出す処理を行い、読み込んだデータが
あるレベル(例えばA/Dコンバータ30のLSBに対
応するレベル)に達しているか否かを判定し、達してい
ない場合には、アドレスの更新を妨ぐため、ゼロクロス
検出位置のアドレス(これはサンプリング領域のスター
トアドレスより2つ大きい値で、ゼロクロス発生チェッ
クのデータ読込のためにCPU2がチー2チ27にセッ
トするアドレスに等しい)をスタートアドレスチッチ5
を介してアドレスカウンタ1Bにセットしてからオンフ
ラグ15をオンに戻す、この一連の動作はCPU2がゼ
ロクロスの発生を検出するまで続けられる。
ゼロクロスの発生を検出した場合はそれ以降のCPU2
へのデータ取り込みは行なわず、アドレスカウンタ18
は(スタートアドレス+2)のアドレスよりインクリメ
ントを続ける。これにより、マイク34.アンプ35を
介して入力される実際のサンプルhが、A/Dコンバー
タ30によりサンプリング周期ごとにA/D変換され、
RAMl1へ順次書き込まれていく、そしてサンプリン
グ領域の最後まで書き込むと一致回路19=1となり、
次のサンプリングタイム(AI出力=1)’t?はA5
出力=1となってA/Dフラグ21はリセットされサン
プリングを終了する。
ポルタメント1′動作 次に、この発明と直接関係するポルタメント動作を、第
5図の全体処理フロー、及び第6図、第7図の処理フロ
ーを参考にしながら説明する。
いまキー操作部lのサンプリングキーが押されると、第
5図に示すゼネラルフローのキーサンプルステップAI
で有りとなりキー分はステップA2でサンプリングキー
と判断され、ステップA30で、サンプリング処理(サ
ンプリング動作のところ参照)が実行され、外部のサン
プル音がRAM1lにサンプリングされる。
次にこの状態においてポルタメントキーが押されるとそ
の情報がキー操作部lに伝わりキー操作部l内のポルタ
メントキーオンと判断され、続くステップA3でポルタ
メントフラグ無しと判断され、ステップA4でポルタメ
ントフラグが立てられる(なお再度ポルタメントキーを
押したときはステップA3で、現在ポルタメントフラグ
が立っていることを確認してステップA5で同フラグを
消す)。
次にw1盤上の音階キーが押されるとそのキーコード情
報に従って音程(ピッチ)を定める周波数データが作成
され、このデータを内部レジスタ■に確保するとともに
外部の周波数設定ラッチ12を介して周波数カウンタ1
3にセットする。すなわち、第5図のステップA3でポ
ルタメント有りが検出され(ここではポルタメントフラ
グが立っているから)、音階処理ルーチン八6へ進み、
その最初の2N押しくロールオーバー)判定ステップB
1で前のキーがオフ状態になっていることを内部のキー
オンフラグがオフになっていることで確認し、ステップ
B2で今回押された音階キーに対応する周波数データを
作成し、レジスタ■にセットし、続くステップB3で周
波数設定ラッチ12に周波数データをセットすることに
より周波数カウンタ13の内容をリフレッシュする。さ
らに、CPU2はRAMIIに入っているサンプルaの
波形データを順次アクセスするために、そのスタートア
ドレス、リターンアドレス、エソドアドレスをそれぞれ
スタートアドレスチッチ5、リターンアドレスチッチ7
、エンドアドレスチッチ6にセットする(ステップB4
.B5、B6)。
そして続くステップB7でエンベロープラッチ25にエ
ンベロープの初期値をセットし、ステップB8で内部の
キーオンフラグを立てるとともに外部のオンフラグ15
をオンにセットし、八6のルーチンを抜ける。以下、第
5図においてCPU2はキーサンプルAIでキー変化無
しでステップA7、ステップA8(実質上周波数の処理
はこの場合なにもしない、ポルタメント進行状態フラグ
が立っていないため)、エンベロープ処理ステップA9
(ここでは所定時間ごとにエンベロープラッチ25の内
容をリフレッシュする)のループをまわり続け、一方音
源回路側では、先の処理で初期設定されたアドレス値に
従いアドレスカウンタ18を介してRAMIIより順次
アクセスしたデータが出力回路の出力データラッチ16
へと読み出され、かつアドレスカウンタ18の歩進は先
に周波数カウンタ13に初期設定した周波数データに従
った速度(つまりオン状態にある音階キーに割り当てた
き程を決める速度)で行なわれる。結果としてスピーカ
24より、サンプル音が押された音階キーに合った音程
で放音される。
次に、この放音状態(音階キーオン状態)で別の音階キ
ーが押されると自動的にポルタメント動作に入ることに
なる。すなわち、第6図のステップBlの判定処理で2
1!押しが検出され、ステップB9で、今回押したキー
の周波数データを作成し、内部レジスタ■にセットする
。続くステップBIOでポルタメントスピード値を内部
の■レジスタにセットし、ステップBllでポルタメン
トタイマー■をリセットし、ステップB12で内部のポ
ルタメント進行状態フラグを立てる。以下、上述したス
テップB4〜B8を通り、第6図のフローを抜ける0以
上によりポルタメント動作の初期設定が完了する。
ポルタメント動作中は第5図のA1.A7.A8、A9
、A1のプログラムループが形成され。
A8の周波数処理のルーチン(第7図参照)において、
その最初のステップC1でポルタメント進行状態フラグ
有りと判断され、ステップC2へ進み、ポルタメントタ
イマー■に時間を加算し、ステップC3で、その経過時
間(■の内容)がポルタメントスピード値(■の内容)
を超えたかどうかをチェックし、達した場合にはステッ
プC4へ進んで■−■を行うことでポルタメントタイマ
ー■をリセットし、ステップC5で■レジスタと■レジ
スタの大小比較を行う、後押しの音階キーの方が前に押
した音階キーより高い場合には■〉■となりステップC
6で■レジスタにN値(N値は任意に決めることが可能
)を加算する操作を行い、ステップC8でその値を周波
数設定ラッチ12を介して周波数カウンタ13にセット
する。逆に後押し音階キーの方が低い音程に割り当てら
れているときはステップC6の代りにステップC7で逆
の操作(■−N)を行う、こうすることにより、前に押
したキーの音程より後に押したキーの71程へ向かって
音程が徐々に変化していくことになる。
やがて後に押した音程に達するとステップC9の判定が
YESとなりステップCIOに進み、ポルタメント進行
状態フラグを消すとともに続くステップC1lで■レジ
スタの内容を■レジスタに転送し、■レジスタをクリア
する1以上によりポルタメント動作が終了する。
なお、ポルタメントモードが指定されていない通常の演
奏中は、音階キーのオン時に第6図のステップB2から
B8より成る音階処理ルーチンAlOが働き、ロールオ
ーバーがありしだい前に押した音階キーに代り後で押し
た音階キーの方の音程でサンプリング音が放音されるこ
とになる。
[変形例] この発明は上記実施例に限定されず、この発明の範囲内
で種々の変形、変更が可詣である。
例えば上記実施例はモノフォニックタイプであるが、ポ
リフォニックに変更することは容易である(なおモノフ
ォニックの場合、実施例におけるポルタメントキーを不
要にすることができる0例えば、鍵盤上の2キーロール
オーバー現象ヲポルタメントモードの指定及びポルタメ
ント動作実行の開始条件とすることができる)。
さらに、2!P−ロールオーバー(2重押し)に限らず
、任意のマルチキーロールオーバーに対してもポルタメ
ントがかかるようにすることもできる。
また4全ての出カン(にポルタメントがかかるように、
常に新たにキーが操作されたら、前のキーの音階から徐
、々に変化させて、今回の音階に近づけてゆくようにし
、てもよい。
[発明の効果] 以−1−詳述したように、この発明は、ポルタメントモ
ード指定手段によりポルタメントモードが指定されてい
ると−き、サンプル音源の発生周波数を時間とともに変
化させるポルタメント〃制御手段を用いたこ、とを特徴
とするサンプリング楽器である。
したがって、プリセットトーンのように固定された音で
なくサンプリングしたユニークな肝にポルタメントをか
けることができ、サンプル音でのれ;f奏にバリエーシ
ョンがもたらされる。なお、本明細、りにおいて「ポル
タメント」という用語は。
開始ピッチよりピッチが時間的に変化し、最終的にLl
的ピッチに落ちつくことをいう、中間ピッチ変化はノン
リニアでもよく1例えば開始ピッチから一度下方にベン
ドしてか÷目的の高いピッチへ推移してもよい、また、
明らかにグリッサンド(例えば半a階グリッサンド)の
41念を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図、第3
図、第4図はサンプリング楽器の基本的動作を説明する
ために用いた図、第5図、第6図、第7図は第1図のC
PU2が行う処理のフローチャートである。 l・・・・・・キー操作部、2・・・・・・CPU、5
・・・・・・スタートアドレスラッチ、6・・・・・・
エンドアドレスラッチ、7・・・・・・リターンアドレ
スラッチ、11・・・・・・RAM、12・・・・・・
周波数設定ラッチ、13・・・・・・周波数カウンタ、
17・・・・・・D/Aコンバータ、18・・・・・・
アドレスカウンタ、30・・・・・・A/Dコンバータ
。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 :に・−゛) 代理人 弁理士  町 1)俊 正;二・9.i、・:
エカα 第2図 第4図 手続補正占(方式) φ誤 昭和61年4月i日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外部からの音を波形データとして記憶するための記憶手
    段と、この記憶手段に外部からの音を波形データとして
    録音するサンプリング手段と、この記憶手段から波形デ
    ータを読み出してこれを楽音として発生させる楽音発生
    手段とを備えるサンプリング楽器において、 ポルタメントモードの指定手段と、この指定手段により
    ポルタメントモードが指定された場合に、上記楽音の発
    生周波数を時間と共に変化させるポルタメント制御手段
    と を有することを特徴とするサンプリング楽器。
JP60280684A 1985-12-13 1985-12-13 サンプリング楽器におけるポルタメント発生装置 Pending JPS62139586A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759658A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気貯湯容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759658A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気貯湯容器

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