JPS62139371A - 積層型圧電素子 - Google Patents

積層型圧電素子

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JPS62139371A
JPS62139371A JP60280349A JP28034985A JPS62139371A JP S62139371 A JPS62139371 A JP S62139371A JP 60280349 A JP60280349 A JP 60280349A JP 28034985 A JP28034985 A JP 28034985A JP S62139371 A JPS62139371 A JP S62139371A
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JP
Japan
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electrode
piezoelectric element
hole
layers
piezoelectric elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP60280349A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Ikeda
輝幸 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアクチェーターあるいはセンサーとして利用可
能な積層型圧電素子の構造に関するものであるコ (従来の技術) 焼結して圧電性を有する材料に電極を印刷形成し、これ
らを積層し焼結することで得る積層型圧電素子は小型で
高精度な変位が得られるため微小′f4mを必要とする
アクチェーターあるいは反対に圧力を加えることで電気
信号が得られるので圧力センサー1位置センサーなどと
して多くの利用が検討されている0しかし、この積層型
の圧電素子は対向する2つの電極を積層方向に交互に接
続し外部に取シ出す、いわゆるコンデンサーのように電
極を接続しなけれはならないコ 従来、この対向する電極を取シ出す方法には第6図(a
)* (bL (c)に示すような素子内部の電極61
が積層方向に交互に位置を変えてもうけた取出し電極6
2を外部電極63によって接続するコンデンサー型の接
続によって構成できた口しかし、電圧を与えることで発
生した圧電材料の歪は対向する電極を有する電極の間に
だけ生じるため取出し電極の部分の対同極のない部分と
の境界では、応力が発生し素子内部に微小なりラック等
を生じ、結果的に信頼性を悪くしてしまうものであった
口このようなことから素子内部の電極を素子全体に形成
される全面電極とし、これらを積層後に外部でこれらの
電極の対を接続する構造が信頼性を高めるために必要で
あった。
第7図(a)、(υは、この電極接続のために用いられ
た1つの方法であシ、一層おきに電極71に絶縁物72
を形成し、この上よシ外部電極73を塗布することで、
対向する電極の対を外部に取出せるようKしたものであ
る。この一層おきに絶縁物を形成する方法として電気泳
動法による絶縁形成が実用化されている。特願57−2
25168.57−225169はこの絶縁層形成の方
法を示しておシ、イソプ四ビアアルコール中にホウケイ
酸鉛系結晶化ガラス及びコラ素を加えてホモジナイザー
等で均一分散してスラリーを作シ、このスラリーを用い
て電着と同じような方法で素子の絶縁を必要とする電極
に■極、前記スラリーを入れた檜の電極KO極を与える
ことで素子の電極部に絶縁層が付着され、これを高温で
熱処理することで良好な絶しかし、前記電気泳動法では
、一層おきに交互に絶縁層を形成するために、積層後、
素体を脱バインダ一工程を経て焼成し、この焼結素体に
片側づつ電気泳動で絶縁物を付着させ、その絶縁物を熱
処理する工程が入いるため、この絶縁形成で2回の電気
炉を通過させる必要があシ、前記素体の始めの焼成を含
めて3回、脱バインダ一工程を含めると4回の電気炉を
通す必要がある0さらに絶縁物の形成完了後に対向する
電極の対を接続するための外部電極の印刷及び、この焼
き付けが人いシ合計5回の電気炉工程が必要となる。こ
の後に素子単品となるように切断する工程を通)、リー
ド線付は及び外装工程が加えられ1つの積層型圧電素子
が得られる口このように、を気泳動による外部絶縁形成
での電極接続方法での積層型圧電素子は積層後に多くの
工程が入いるため圧電素子としての完成品に含まれる前
記工程のコストが大きく、結果的に素子の価格も高くな
ってしまう欠点があった。又、絶縁物形成の電気泳動法
ではスラリーの管理、電着の電極の管理及び電圧印加の
時間の管理等が必要であシ、これらの管理が素子の信頼
性に大きな影響を与えてしまう。
さらに、第7図の構成か、ら見られるように%との構造
の素子に電圧を加えると圧電材料の部分は電圧によって
延びが生じるが、外部電極の形成部分は延びが生じない
ため、とれが応力となって外部電極と素子内の内部電極
の間に加わ夛、積層数が多くなるほど、この応力が大き
くな)、内部電極と外部電極との接続の信頼性、あるい
は絶縁形成部分への力が絶縁形成部分にクラック等を生
じせしめることがあシ得、充分く高い信頼性を得るkは
動作周波数あるいは、動作電圧等をある程度小さくさせ
る必要がある。
本発明の目的は、とれらの問題点を解決した積層型圧電
素子を提供することにある〇 (問題点を解決するための手段) この発明の要旨とするとζろは圧電性薄膜層と電極層と
が交互に積層され各電極層が一層おきに共通の電極に接
続されている構造を備えた積層型圧電素子において、各
電極層の一層おきの接続が圧電性薄膜層に形成されたス
ルーホールを介して行なわれることを特徴とする積層型
圧電素子であるO (作 用) 本発明の槓ノー屋圧電素子は単純なスルホール接続とは
異なり%aI一方向に・対して、対向電極の対となる同
一側の電極間の接続が交互に位置をづらすことで接続し
たものであるため、対向電極間に加わりた電界によりて
生じた歪もスルホール部分で対向電極が形成できずに歪
の生じない部分との応力は1層の間だけであり、これが
、積I−数を増加しても累積されることはなく、大きな
応力歪となることはないロス、本発明はスルホールの穴
明け、印刷(印刷は電極パターン印刷と同時にスルホー
ル内部にも電極材がうめ込まれる)、積層のみで行え切
断加工後、脱バインダ一工程を経て、1回の焼成だけで
対向電極の対が接続された積層型圧電素子が得られる。
(実施例) 以下1図示の実施例によシ本発明の積層型圧電素子を説
明する0 まず、本発明での実施例での1つに圧電材料のグリーン
シートへの印刷積層による素子について説明する。
グリーンシートはマグネシウム−ニオブ酸鉛pb(Mg
l/3Nb2/3)Osを主成分とする電歪材料の粉末
を有機バインダーとともに溶媒中に分散しスラリー状と
する。これをドクターブレードを用いた。キャスティン
グ法によって、厚さ30μm〜200μmの均一な厚み
のセラミック生シートとする。このセラミック生シート
を60 mm X 40 mmの短形に打ち抜く0次に
、パンチ及びダイによって前記グリーンシートにスルホ
ールのための穴あけ加工を行う◎さらに1この穴明けの
完了したグリーンシートにスクリーン印刷機を用いて白
金ペーストを印刷する◎このとき同時にスルホール内部
にも白金ペーストがうめ込まれる口この白金ペーストが
印刷されたグリーンシートを含む複数枚のグリーンシー
トを積層圧着し、一体の積層体となし、これを素子単品
となるように切断加工し、次に脱バインダ一工程を経て
%900℃〜1200℃の温度で焼結し、積層型圧電素
子を得る。
第1図は1本発明の一実施例を示す積層型圧電素子の積
層構成を示すものであり、積層の最上層11及び最下層
12にもうけた取出し電極13及び14からの接続がス
ルホール15及びスルホールにげ16によって1層おき
に接続されるが、このとき、さらに次の対となる層の電
極へのスルホール接続が位置をづらして形成しており、
これらを積層し焼結することで対向電極の対となる電極
が接続された第2図に示す積層型圧電素子が得られる〇 第3図(a)* (b)は第2図においてa−b間及び
a′−61間を切断して見たときの積層断面である。こ
の図より明らかなように本元明の構造では対向する電極
間に電界が加わって延びが生じる部分とスルホールが形
成されるために延びが生じない部分との間の応力発生は
1つの層だけであり、次の層の接続は位置がづれている
ため、この応力が積層数を増加することで累積されるこ
とはない0このように電界が加えられることによって生
じる応力が1層のみで積層数の増加で累積されることが
ないため、圧電素子の内部にはクラック等の発生がなく
なシ、信頼性の高い積層型圧電素子が得られる。さらに
大きな効果は、本発明の積層型圧電素子の製造工程にお
いてグリーンシートへの穴アItf工程、その後の電極
印刷工程、積層工程、 砺jカf′程、脱バインダー・
焼成工程のみで得られることから、内部応力の発生を除
去した圧電素子の方法としての通気泳動法による絶縁形
成の場合よシ大幅に工程を短縮でき、低コスト化が十分
に行える。
第4図(a)、 (b)は本発明の積層構造を得るため
のスクリーン印刷パターン及びスルホール形成のパン印
刷ハターン1′〜11’がスルホール形成用パンチ及び
ダイのパターン43であり、各No。が最上層から順に
層No、に対応する。ここで、各スルホール形成位置は
中心線X””X’*Y−Y’に対して対象位置となるよ
うに構成しており、このようにすることで同一パターン
を回転して形成し、積層するか、積層時に回転して積層
することによって最少スクリーン数及び最少スルホール
型数で構成できるO なお、本実施例ではスルホール形成位置を素子外形線の
内部に形成しているが、電極面積の効率からスルホール
の位置を切断線直下に形成して、第5図に示すように素
子端面51に接続部分が出るようKしても、前記実施例
と同様な効果が得られることは明らかである0さらにス
ルホールの点数を1個所当たシ2〜3個の複数個とすれ
ば、さらに接続の信頼性を高めることができ、又、外装
仕上げ等も信頼性向上に良好な結果を与えるであろう。
なお、外部取出し電極としては最上層と最下層に分けた
が、これを最上層あるいは最下層だけに出すことも、こ
の1層のパターンを変えるだけで可能とな夛、この場合
も前記効果が得られることは明らかである。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、信頼性の高い。
製造の容易な積層圧電素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の積層型圧電素子の積層構成図、第2図
は積層体外観斜視図、第3図(a)I (b)は積層体
内部の′1極の接続状態を示す断面図、第4図(a)。 (b)はスクリーン印刷パターンとスルホール聾ツバタ
ーン例を示す図、第5図は一実施例を示す図、第6図(
a)* (b)e (c)は従来のコンデンサ屋積層圧
電素子構造を示す図、第7図(a)t (b)は全面I
It電気泳動法による積層型圧電素子の構造例を示す因
。 図において。 11・・・最上層シー)、12−最下層シート、13・
・・最上層にもうけた一方の取シ出し電極、14・・・
最下層にもうけたもう一方の取シ出し電極。 15・・・スルホール、16・・・スルホールに&−J
’、41°°゛スルホールうめ込み部分%42・・・ス
ルホールにげ部分、51・・・素子端面、61・・・内
部電極、62・・・取シ出し電極、63・・・外部電極
、71・・・内部電第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  圧電性薄膜層と電極層とが交互に積層され各電極層が
    一層おきに共通の電極に接続されている構造を備えた積
    層型圧電素子において、各電極層の一層おきの接続が圧
    電性薄膜層に形成されたスルーホールを介して行なわれ
    ることを特徴とする積層型圧電素子。
JP60280349A 1985-12-13 1985-12-13 積層型圧電素子 Pending JPS62139371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60280349A JPS62139371A (ja) 1985-12-13 1985-12-13 積層型圧電素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60280349A JPS62139371A (ja) 1985-12-13 1985-12-13 積層型圧電素子

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JPS62139371A true JPS62139371A (ja) 1987-06-23

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ID=17623766

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60280349A Pending JPS62139371A (ja) 1985-12-13 1985-12-13 積層型圧電素子

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JP (1) JPS62139371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353530A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Canon Inc 積層電気−機械エネルギー変換素子及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353530A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Canon Inc 積層電気−機械エネルギー変換素子及びその製造方法

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