JPS62139141A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学的に情報を書き込むあるいは読み取る装置
の対物レンズ駆動装置に関するものである。

従来の技術 ３ペー。

対物レンズ駆動装置はコンパクトディスクなどの円盤状
記録媒体の反りの上下運動によるフォーカスずれや偏心
等によるトラッキングずれ全補正するために、対物レン
ズを前記記録媒体面に対して垂直な方向の光軸方向（以
下フォーカス方向Ｆという）および前記記録媒体面に対
して平行な半径方向（以下トラッキング方向Ｔという）
の２軸に駆動する。

従来のこの種の対物レンズ駆動装置は第２図のような構
造になっている。

すなわち、トラッキング方向の駆動は、対物レンズ１３
を取付けたレンズホルダ１４がベース１８上に形成され
た磁石１ｅｌ、１６ｂと磁気ヨーク１’７Ｌ、１７ｂか
ら成る磁気ヨークの空隙中にトラ・ｌキング用コイル２
０＆、２０ｂを配置した動電型変換器によって軸１５を
中心として回動することで得られる。

フォーカス方向の駆動は、対物レンズ１３を取付けたレ
ンズホルダ１４が磁石１ｅａ、１ｅｂと磁気ヨーク１７
ａ、１７ｂからなる磁気回路の空隙中にフォーカス用コ
イル１９’（（−配置した動電型変換器によって、軸１
５に沿って摺動することで得られる。

かつ、この対物レンズ駆動装置全体を記録媒体上のアク
セス方向Ａｄ（１，ラッキング方向と同方向）にモータ
ーでアクセス駆動している。

発明が解決しようとする問題点 しかし々から第２図のような構造のものでは、フォーカ
ス方向Ｆの駆動を、対物レンズ１３を取付けたレンズホ
ルダ１４が軸１５に沿って摺動することで得るために、
第３図（Ａ）に示すようにレンズホルダ１４と軸１６の
間に摩擦力が生じ、安定した周波数特性を得ることが難
しいというような問題点があった。

尚、第３図（Ａ）　Ｕ、第２図で示される構造の対物レ
ンズ駆動装置をフォーカス方向Ｆに駆動させた場合の利
得Ｇと位相Ｐの周波数特性を示している。

本発明は、上記問題点に鑑みフォーカス方向Ｆの駆動の
際に摩擦力の影響のない安定した対物レンズ駆動装置を
提供するものである。

５ページ 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は、対物レンズを保持し
たレンズホルダと５案内溝によりトラッキング方向Ｔに
のみ回動可能な第１の可動部とを、前記レンズホルダが
フォーカス方向Ｆに可動可能になるように平行な複数枚
の板バネで連結し、フォーカス方向Ｆの駆動を前記板バ
ネを介して得るように構成されている。

作用 本発明は上記した構成により、前記レンズホルダが前記
板バネによって支持されているため、フォーカス方向Ｆ
の駆動の際に、前記レンズホルダには摩擦力が働かない
。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図（ム）は本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置の
平面図、第１図（Ｂ）は第１図（ム）のムーム線断面図
を示すものである。

第１図において、対物レンズ（以下レンズという）１を
保持したレンズホルダ２と調教と案内溝６ベーノ ５ａ、５ｂにより記録媒体（図示せず）面に平行な半径
方向にのみ回動可能に支持された第１の可動部４とを板
バネ６１Ｌ、ｅｂ、６０，６ｄ（尚、板バネ６Ｃは板バ
ネ６ａの下方に位置しているが図示せず）によって連結
し、レンズ１．レンズボルダ２および可動部の重心をレ
ンズホルダ２の中心に位置させるだめのバランスウェイ
ト３からなる第２の可動部をベース９上に形成された磁
石７Ｃ磁気ヨークｓａ、ｓｂ、第１．第２の可動部が前
記半径方向に動いた後、元の位置に復帰するためのトラ
ッキング用バネ材１０ａ、１０ｂ、第１゜第２の可動部
を前記半径方向に駆動するトラッキング用コイル１２＆
、１２ｂ、フォーカス用コイル１１等を用いて、フォー
カス方向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに可動可能に構成
されている。

フォーカス方向Ｆへの運動は、磁石７１Ｌ、７ｂの表面
磁界中にあるフォーカス用コイル１１に電流を印加する
ことによって、板バネｅａ、ｅｂ。

６０．６＋１１に介した並進運動となる。

この時、第２図に示される従来の対物レンズ駆７、、−
７ 動装置の構造では、フォーカス方向Ｆの駆動の際、レン
ズボルダ２と軸５との間に摩擦力が働くが、本実施例の
対物レンズ駆動装置では、レンズホルダ２が板バネ６ａ
、　６ｂ、６Ｃ，５ａによってサポートされているため
、フォーカス方向Ｆの駆動の際、レンズホルダ２には摩
擦力が働かない。

第３図（Ｂ）は５本実施例の対物レンズ駆動装置をフォ
ーカス方向Ｆに駆動させた場合の利得Ｇと位相Ｐの周波
数特性を示している。従来の構造の対物レンズ駆動装置
をフォーカス方向Ｆに駆動させた場合の利得Ｇと位相Ｐ
の周波数特性を示した第３図（人）と比較すると、摩擦
力の影響がないために、利得Ｇと位相Ｐは乱れのない安
定した周波数特性となり、制御の際に制御の利得Ｇを大
きくとらなくても制御できるという利点がある。

また、高速アクセス時のアクセス方向Ａｄの運動や外部
からのトラッキング方向Ｔへの衝撃力を板バネ６１Ｌ、
６ｂ、６（！、ｅａ、第１の可動部４を介して案内溝５
ａ、５．ｂで受けるため、対物レンズ１を保持したレン
ズホルダ２が余分な駆動をしないことになりトラッキン
グ方向Ｔの制御が容易になるのは言うまでもない。

さらに、板バネ６　＆　、　６　ｂ　、　６０　、６　
ｄ　ｆｚ円筒形の第１の可動部４の内部で連結している
ため、対物レンズ駆動装置全体の寸法を小さくすること
ができる。

発明の効果 本発明は、トラッキング方向Ｔの駆動を、対物レンズを
保持したレンズホルダを軸を中心として回動させること
によって得る形式の対物レンズ駆動装置で、その）Ａ−
カス方向Ｆの駆動をレンズホルダを軸に沿って摺動させ
るのではなく、板バネを介して並進運動させることによ
り、前記レンズホルダと前記軸との間の摩擦力を除去で
きるという効果を奏するため、周波数特性が良く、制御
の容易な対物レンズ駆動装置の股引を可能にする。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置
の平面図、第１図（Ｂ）は第１図（Ａ）のＡ−Ａ線断面
図、第２図（Ａ）は従来の対物レンズ駆動装置の平９ペ
ージ 面図、第２図（Ｂ）は第２図（Ａ）のＢ−Ｂ線断面図、
第３図（Ａ）は第２図で示される構造の対物レンズ駆動
装置のフォーカス方向の周波数特性図、第３図（Ｂ）は
第１図で示される構造の対物レンズ駆動装置のフォーカ
ス方向の周波数特性図である。 １・・・・・対物レンズ、２・・・・・レンズホルダ、
３・・・・・・バランスウェイト、４・・・・第１の可
動部、５ａ。 ６ｂ・・・・・・案内溝、６ａ、６ｂ・・・・・板バネ
、７ａ。 ７ｂ、７０・・・・・磁石、８ａ、ｓｂ・・　磁気ヨー
ク、９・・・・・ベース、１０ａ、１０ｂ・・・・トラ
ッキング用バネ材、１１・・・・・フォーカス用コイル
、１２ａ。 １２ｂ・・・　トラッキング用コイル、１５・・・・・
・鋼球。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名スー
ーー丈グオ窄レンス゛ ２−１．ンズ゛爪ＩＬり′ ム、りｂ−−一番一丁１溝 ｋＧｔ−−一靭Ｊｑ 亀〜７ｃｍ−−モ娘不 ＆ｚ８ｂ−−−磁叛ヨーク Ｑ　−−１−−ス １５−−一軸 ｌら、Ｉｆｆｂ−伽希 ＋７Ｑ、ｔ”／ｙ−−’ｎｌＡ＞ヨーフＩＬ−−Ｙ−失 第３図 （ハ） 周羨軟ｍｉ１

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体上に光学的に情報を書き込むあるいは読
   み取る装置の対物レンズを、前記記録媒体面に対して平
   行な半径方向と、前記記録媒体面に対して垂直な方向の
   光軸方向とに駆動するよう構成するとともに、案内溝に
   より前記半径方向にのみ回動可能に保持された円筒形の
   第１の可動部と、前記対物レンズ、前記第１の可動部の
   中心に可動部の重心を位置させるためのバランスウェイ
   ト、および前記対物レンズ及び前記バランスウェイトを
   保持するレンズホルダから成る第２の可動部と、第１の
   可動部と第２の可動部とを前記第１の可動部の円筒の内
   部で、前記第２の可動部のみ前記光軸方向に可動可能に
   なるように連結された平行な複数枚の板バネと、前記第
   ２の可動部を前記光軸方向に駆動する１個あるいは複数
   個の前記光軸方向用磁気回路と、前記第１の可動部ある
   いは前記第２の可動部を前記半径方向に駆動する１個あ
   るいは複数個の前記半径方向用磁気回路と、前記第１、
   第２の可動部が前記半径方向に動いた後、元の位置に復
   帰するためのバネ材とを具備したことを特徴とする対物
   レンズ駆動装置。
2. （２）案内溝と第１の可動部の間に、前記半径方向駆動
   時の摩擦を低減させるための球形の部材を具備したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の対物レンズ駆
   動装置。
3. （３）板バネは、Ｈ型の上下それぞれ２端で第１の可動
   部とレンズホルダとを連結するよう形成したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の対物レンズ駆動装置
   。