JPS62138815A - 望遠鏡対物レンズ用リアコンバ−ジヨンレンズ - Google Patents
望遠鏡対物レンズ用リアコンバ−ジヨンレンズInfo
- Publication number
- JPS62138815A JPS62138815A JP27888785A JP27888785A JPS62138815A JP S62138815 A JPS62138815 A JP S62138815A JP 27888785 A JP27888785 A JP 27888785A JP 27888785 A JP27888785 A JP 27888785A JP S62138815 A JPS62138815 A JP S62138815A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- rear conversion
- conversion lens
- objective
- curvature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は望遠鏡用対物レンズの像側に装着してその焦
点距離を拡大するためのリアコンバージョンレンズに関
する。
点距離を拡大するためのリアコンバージョンレンズに関
する。
(従来技術)
それ自体良好に収差が補正されている望遠鏡用対物レン
ズの像側に装着してその焦点距離を拡大するためのリア
コンバージョンレンズは、バーローレンズとしてよく知
られており、通常、負のパワーを持つ色消しダブレット
によって構成されている。また、特開昭57−7371
4号公報に開示されているように、3枚構成とすること
によって収差補正を更に良好にしようとする例も知られ
ている。しかし、これらはいずれも複数枚のレンズを用
いているためにコスト高となり、手軽に使用することが
出来なかった。
ズの像側に装着してその焦点距離を拡大するためのリア
コンバージョンレンズは、バーローレンズとしてよく知
られており、通常、負のパワーを持つ色消しダブレット
によって構成されている。また、特開昭57−7371
4号公報に開示されているように、3枚構成とすること
によって収差補正を更に良好にしようとする例も知られ
ている。しかし、これらはいずれも複数枚のレンズを用
いているためにコスト高となり、手軽に使用することが
出来なかった。
(この発明が解決しようとする問題点)この発明は極め
て簡単な構成を持ち、手軽に利用できるリアコンバージ
ョンレンズを得ようとするものである。
て簡単な構成を持ち、手軽に利用できるリアコンバージ
ョンレンズを得ようとするものである。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明においてはリアコンバージョンレンズは、第1
図に示すように、独立に収差補正された望遠鏡用の対物
レンズの像側に配設され、像側に強い凹面を有する負レ
ンズからなり、 5・0〈了く0・9 但し f、:望遠鏡対物レンズの焦点距離 d :対物レンズとリアコンバージョンレンズとの取り
付け間隔 r、:リアコンバージョンレンズの物体側の面。
図に示すように、独立に収差補正された望遠鏡用の対物
レンズの像側に配設され、像側に強い凹面を有する負レ
ンズからなり、 5・0〈了く0・9 但し f、:望遠鏡対物レンズの焦点距離 d :対物レンズとリアコンバージョンレンズとの取り
付け間隔 r、:リアコンバージョンレンズの物体側の面。
の曲率半径
r、:リアコンバージョンレンズの像側の面の曲率半径
の条件を満足する1群1枚で構成されたことを特徴とす
る。
る。
(作用)
第3図に示すように、望遠鏡対物レンズ1とリアコンバ
ージョンレンズ2との空気間隔をdとする。対物レンズ
1を焦点距離f1の薄肉単レンズでそのアツベ数をνい
リアコンバージョンレンズを焦点距離f、 (<O)の
薄肉単レンズでそのアツベ数をν2、対物レンズとリア
コンバージョンレンズとの合成焦点距離をf、リアコン
バージョンレンズの結像倍率をm (>O)とすれば以
下の関係が成り立つ。
ージョンレンズ2との空気間隔をdとする。対物レンズ
1を焦点距離f1の薄肉単レンズでそのアツベ数をνい
リアコンバージョンレンズを焦点距離f、 (<O)の
薄肉単レンズでそのアツベ数をν2、対物レンズとリア
コンバージョンレンズとの合成焦点距離をf、リアコン
バージョンレンズの結像倍率をm (>O)とすれば以
下の関係が成り立つ。
」−=」−や」−m=±−1゜
f f、 f2 f、f2 (イ
)f=mf、 ・・・・ (ロ)近軸
軸上光線の対物レンズ1における光線高をhl、リアコ
ンバージョンレンズ2における光線高をh2とすると、
全系の細土色収差が補正される条件はよく知られている
ように であるが、h、とh2の間には h2 = j二」−り、 ・・・・ (ニ)の関
係があるため、ハ、二式からh8とh2が消去出来、 が得られる。イ式に口、ホを代入してf、df&消去す
ると へをホに代入して 上記の内、fl、ν1はマスターレンズとしての対物レ
ンズの特性であって予め与えられており、rnは目的と
するリアコンバージョンレンズの倍率であって任、a:
に与えることが出来る。この発明のようしこリアコンバ
ージョンレンズを負の単レンズで構成する場合、倍率と
その材料のアツベ数とを与えれば、八人、ト式によって
、foに対してf2およびdがどの程度の値になるかは
ほぼ決定される。
)f=mf、 ・・・・ (ロ)近軸
軸上光線の対物レンズ1における光線高をhl、リアコ
ンバージョンレンズ2における光線高をh2とすると、
全系の細土色収差が補正される条件はよく知られている
ように であるが、h、とh2の間には h2 = j二」−り、 ・・・・ (ニ)の関
係があるため、ハ、二式からh8とh2が消去出来、 が得られる。イ式に口、ホを代入してf、df&消去す
ると へをホに代入して 上記の内、fl、ν1はマスターレンズとしての対物レ
ンズの特性であって予め与えられており、rnは目的と
するリアコンバージョンレンズの倍率であって任、a:
に与えることが出来る。この発明のようしこリアコンバ
ージョンレンズを負の単レンズで構成する場合、倍率と
その材料のアツベ数とを与えれば、八人、ト式によって
、foに対してf2およびdがどの程度の値になるかは
ほぼ決定される。
上記式の前提条件として、ν、は正の有限の大きさであ
ること、即ち対物レンズ単体では必ずしも色収差の補正
が充分ではないことが仮定されている。
ること、即ち対物レンズ単体では必ずしも色収差の補正
が充分ではないことが仮定されている。
通常の肉眼視用の望遠鏡は軸上でほぼC線とF線でのバ
ックフォーカスが一致するように、いわゆるcF補正で
細土色収差が補正されている。しかし、写真撮影をする
場合は、一般感光材料は肉眼よりも長波長側にも感度を
持つため、このままでは長波長側でのバックフォーカス
が長くなりすぎ、色収差の補正が過剰過ぎる結果となる
。そこで、C線に対してF線を若干アンダーにし、肉眼
視、写真撮影共に:画定な結果を得るようにバランスさ
せる場合がある。
ックフォーカスが一致するように、いわゆるcF補正で
細土色収差が補正されている。しかし、写真撮影をする
場合は、一般感光材料は肉眼よりも長波長側にも感度を
持つため、このままでは長波長側でのバックフォーカス
が長くなりすぎ、色収差の補正が過剰過ぎる結果となる
。そこで、C線に対してF線を若干アンダーにし、肉眼
視、写真撮影共に:画定な結果を得るようにバランスさ
せる場合がある。
この発明のようなコンバージョンレンズは、この様な対
物レンズに装着した場合には肉眼視専用として用いる場
合が多い。その場合にはへ式、ト式が成立すれば、対物
レンズ単体では肉眼視用として色補正が若干不足でもリ
アコンバージョンレンズを装着することによって色補正
をほぼ完全にすることが可能となる。
物レンズに装着した場合には肉眼視専用として用いる場
合が多い。その場合にはへ式、ト式が成立すれば、対物
レンズ単体では肉眼視用として色補正が若干不足でもリ
アコンバージョンレンズを装着することによって色補正
をほぼ完全にすることが可能となる。
条件(1)はト式との関係で生じ、最低倍率としてmを
1.5、ν2として現在の硝材の最大のアツベ数80通
常の望遠鏡対物レンズが肉眼視用として許される最大軸
上色収差を略 −組、LL=−二〜 1 f□ ν、 500 とすればト式の領域はほぼ 5.0< d/f1 となり、下限を越えれば現存する硝材を用いては全系の
色収差を補正しながら所要の倍率を得ることが不可能と
なる。上限を越えると倍率を得ることは出来るが、へ式
により、コンバージョンレンズのパワーが極端に小さく
なり像面湾曲が大きくオーバーとなり補正困難となる。
1.5、ν2として現在の硝材の最大のアツベ数80通
常の望遠鏡対物レンズが肉眼視用として許される最大軸
上色収差を略 −組、LL=−二〜 1 f□ ν、 500 とすればト式の領域はほぼ 5.0< d/f1 となり、下限を越えれば現存する硝材を用いては全系の
色収差を補正しながら所要の倍率を得ることが不可能と
なる。上限を越えると倍率を得ることは出来るが、へ式
により、コンバージョンレンズのパワーが極端に小さく
なり像面湾曲が大きくオーバーとなり補正困難となる。
条件(2)は単色光収差に関する条件でこの条件を外れ
ると球面収差が大きく補正過剰となる。
ると球面収差が大きく補正過剰となる。
(実施例)
以下この発明の実施例を示す。表中の記号はrl:物体
側から第1番目のレンズ面の頂点曲率半径 di:物体側から第1番目のレンズ面間隔ni:物体側
から第1番目のレンズ材料の屈折率シI:物体側から第
1番目のレンズ材料のアツベ数 をそれぞれ示す。
側から第1番目のレンズ面の頂点曲率半径 di:物体側から第1番目のレンズ面間隔ni:物体側
から第1番目のレンズ材料の屈折率シI:物体側から第
1番目のレンズ材料のアツベ数 をそれぞれ示す。
第3図にこの発明のアタッチメントレンズを装着すべき
対物レンズの一例の断面図を、その数値データを次表に
、また収差曲線を第4図に示す。
対物レンズの一例の断面図を、その数値データを次表に
、また収差曲線を第4図に示す。
焦点距離 396.7 Fナンバー 6.6バツク
フオーカス391.5 画角2ω 3°oo’l
ri di ni 911
250.115 8.0 1.51633 6
4.12−167.91 3.0 1.64769
33.83 −519.595 以下実施例1.2の数値データを、それを装着した場合
の全系の収差図を第5,6図に示す。表中中は上記の対
物レンズとの取り付け間隔である。
フオーカス391.5 画角2ω 3°oo’l
ri di ni 911
250.115 8.0 1.51633 6
4.12−167.91 3.0 1.64769
33.83 −519.595 以下実施例1.2の数値データを、それを装着した場合
の全系の収差図を第5,6図に示す。表中中は上記の対
物レンズとの取り付け間隔である。
実施例1
倍率m=2.oo d/f=o、862 1r、/r
21=6.984i rl di
ni Vi中 342.09 1 −400.223 1.5 1.51633
64.12 57.309 対物レンズと組み合わせた場合は 焦点距離 794.009 Fナンバー 13.2
バックフォーカス96.992 画角2ω 1” 1
8’°となる。
21=6.984i rl di
ni Vi中 342.09 1 −400.223 1.5 1.51633
64.12 57.309 対物レンズと組み合わせた場合は 焦点距離 794.009 Fナンバー 13.2
バックフォーカス96.992 画角2ω 1” 1
8’°となる。
実施例2
倍率m=2.00 d/C0,8501r、/r、I
=6.990i r; dinI −337,0 1−502,8422,01,5891364,127
1,938 対物レンズと組み合わせた場合は 焦点距離 793.98 Fナンバー 13.2バ
ックフォーカス106.67 画角2ω 1°18′
となる。
=6.990i r; dinI −337,0 1−502,8422,01,5891364,127
1,938 対物レンズと組み合わせた場合は 焦点距離 793.98 Fナンバー 13.2バ
ックフォーカス106.67 画角2ω 1°18′
となる。
発明の効果
この発明のリアアタッチメントレンズは1群1枚の極め
て簡単な構成からなり、低コストでありなから詣収差図
に見るように肉眼視用として充分の性能を有するものと
なっている。
て簡単な構成からなり、低コストでありなから詣収差図
に見るように肉眼視用として充分の性能を有するものと
なっている。
第1図はこの発明のリアアタッチメントレンズの実施例
の構成を示す断面図、第2図はこの発明のアタッチメン
トレンズの作用の説明図、第3図はこの発明のアタッチ
メントレンズを装着する対物レンズの1例の断面図、第
4図はその対物レンズ単独の収差図、第5図、第6図は
それぞれ実施例1、実施例2を装着した場合の全系の収
差曲線図である。 1:対物レンズ 2:リアアタッチメントレンズ 特許出願人 小西六写真工業株式会社 出願人代理人 弁理士 佐 藤 文 男(他2名)
の構成を示す断面図、第2図はこの発明のアタッチメン
トレンズの作用の説明図、第3図はこの発明のアタッチ
メントレンズを装着する対物レンズの1例の断面図、第
4図はその対物レンズ単独の収差図、第5図、第6図は
それぞれ実施例1、実施例2を装着した場合の全系の収
差曲線図である。 1:対物レンズ 2:リアアタッチメントレンズ 特許出願人 小西六写真工業株式会社 出願人代理人 弁理士 佐 藤 文 男(他2名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 独立に収差補正された望遠鏡用の対物レンズの像側に配
設され、像側に強い凹面を有する負レンズからなり、以
下の条件を満足する1群1枚で構成されたことを特徴と
する望遠鏡対物レンズ用リアコンバージョンレンズ 5.0<d/f_1<0.9 3.0<|r_1/r_2|(r<0) 但し f_1:望遠鏡対物レンズの焦点距離 d:対物レンズとリアコンバージョンレンズとの取り付
け間隔 r_1:リアコンバージョンレンズの物体側の面の曲率
半径 r_2:リアコンバージョンレンズの像側の面の曲率半
径
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27888785A JPS62138815A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 望遠鏡対物レンズ用リアコンバ−ジヨンレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27888785A JPS62138815A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 望遠鏡対物レンズ用リアコンバ−ジヨンレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62138815A true JPS62138815A (ja) | 1987-06-22 |
Family
ID=17603481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27888785A Pending JPS62138815A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 望遠鏡対物レンズ用リアコンバ−ジヨンレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62138815A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589976A (en) * | 1993-12-28 | 1996-12-31 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Telescope with rear converter and rear conversion lens and telescope |
JPH09325268A (ja) * | 1996-06-06 | 1997-12-16 | Asahi Optical Co Ltd | 分岐撮像観察光学系 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP27888785A patent/JPS62138815A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589976A (en) * | 1993-12-28 | 1996-12-31 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Telescope with rear converter and rear conversion lens and telescope |
JPH09325268A (ja) * | 1996-06-06 | 1997-12-16 | Asahi Optical Co Ltd | 分岐撮像観察光学系 |
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