JPS621385Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621385Y2 JPS621385Y2 JP1980187286U JP18728680U JPS621385Y2 JP S621385 Y2 JPS621385 Y2 JP S621385Y2 JP 1980187286 U JP1980187286 U JP 1980187286U JP 18728680 U JP18728680 U JP 18728680U JP S621385 Y2 JPS621385 Y2 JP S621385Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust pipe
- flange
- muffler
- partition plate
- circumferential direction
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 16
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両の排気系に設置するマフラーにお
いて、マフラーの端板や隔板と排気管との固定構
造に関するものである。
いて、マフラーの端板や隔板と排気管との固定構
造に関するものである。
第１図に例示するように、マフラーＭにはケー
シング１の端板１ａ，１ｂ、ケーシング内を区画
する隔板２ａ，２ｂと、排気入口管３ａ、排気導
管３ｂ，３ｃ、排気出口管３ｄとの固定手段とし
ては、端板や隔板にバーリング穴を形成してその
中に排気管を挿通し、バーリング穴のフランジと
各排気管の接合部を溶接する手段が一般にとられ
ている。
シング１の端板１ａ，１ｂ、ケーシング内を区画
する隔板２ａ，２ｂと、排気入口管３ａ、排気導
管３ｂ，３ｃ、排気出口管３ｄとの固定手段とし
ては、端板や隔板にバーリング穴を形成してその
中に排気管を挿通し、バーリング穴のフランジと
各排気管の接合部を溶接する手段が一般にとられ
ている。
この従来の固定手段によれば、接合部は確実に
固定されるが、溶接時の熱により端板や隔板防錆
用のメツキがとんで固定部に錆が発生しやすく、
また溶接部にメツキが混入して合金化することに
より固定部の脆性が増し振動耐久性に欠けるとい
う問題があつた。
固定されるが、溶接時の熱により端板や隔板防錆
用のメツキがとんで固定部に錆が発生しやすく、
また溶接部にメツキが混入して合金化することに
より固定部の脆性が増し振動耐久性に欠けるとい
う問題があつた。
一方、このような問題を解決するために接合部
において排気管の全周に突起部を強制的に形成し
て固定する手段が提起されているが、この手段で
は排気管の軸方向の移動は防止できるものの、急
激な熱変化により緩みが生じ周方向への相対移動
が阻止できなくなり、長期間の使用により接合部
にガタが生じるという問題があつた。
において排気管の全周に突起部を強制的に形成し
て固定する手段が提起されているが、この手段で
は排気管の軸方向の移動は防止できるものの、急
激な熱変化により緩みが生じ周方向への相対移動
が阻止できなくなり、長期間の使用により接合部
にガタが生じるという問題があつた。
これに対し本考案はこれ等を機械加工によりガ
タが生じることなく強固に結合せしめた固定構造
を提供するものである。
タが生じることなく強固に結合せしめた固定構造
を提供するものである。
以下、本考案を図示の実施例により説明する。
第２図ないし第４図において、２は隔板、３は
排気管であつて、隔板２にはバーリング加工によ
つてフランジ２１が形成されてその中に排気管３
が挿通され、フランジ２１の先端縁部とこれに接
合する排気管３まわりには周方向に等間隔をおい
て６個所に突出部４が一体に形成されている。ま
た排気管３にはフランジ２１の基端角部と接する
部分にも６個所に突起部５が形成されている。従
つて、隔板２のフランジ２１と排気管３とは、こ
れ等に形成して互に一体的に係合する突起部４に
より周方向の相対移動が規制され、かつ上記突起
部４と、排気管３に形成して上記フランジ２１の
基端角部に係合する突起部５とにより軸方向の相
対移動が阻止され、たとえ排気管３やマフラーＭ
に振動が加えられてもズレが生じることなく強固
な結合が確保される。なお、突起部は必ずしも６
個所である必要はなく、周方向に所定の間隔をお
いて複数個所に形成すればよい。
排気管であつて、隔板２にはバーリング加工によ
つてフランジ２１が形成されてその中に排気管３
が挿通され、フランジ２１の先端縁部とこれに接
合する排気管３まわりには周方向に等間隔をおい
て６個所に突出部４が一体に形成されている。ま
た排気管３にはフランジ２１の基端角部と接する
部分にも６個所に突起部５が形成されている。従
つて、隔板２のフランジ２１と排気管３とは、こ
れ等に形成して互に一体的に係合する突起部４に
より周方向の相対移動が規制され、かつ上記突起
部４と、排気管３に形成して上記フランジ２１の
基端角部に係合する突起部５とにより軸方向の相
対移動が阻止され、たとえ排気管３やマフラーＭ
に振動が加えられてもズレが生じることなく強固
な結合が確保される。なお、突起部は必ずしも６
個所である必要はなく、周方向に所定の間隔をお
いて複数個所に形成すればよい。
このような固定構造を形成せしめる加工方法の
一例を示す。第５図は上記突起部４，５を形成せ
しめるための加工具であつて、加工具Ｐはシリン
ダ６、テーパ面７１を有するロツド７、テーパ面
７１に設置する成形部材８とより成る。ロツド７
の先端部は先端方向へ拡大する六角柱でシリンダ
６より突出し、各辺はテーパ面７１を形成してい
る。各テーパ面７１には所定の間隔をおいて２個
所に山形の突起部８１，８２を有する成形部材８
が設置してある。各成形部材８の基端はシリンダ
６の先端部に径方向へ回動可能に連結してある。
また、各成形部材８には２個所に周方向の溝が設
けてあつて、この溝において各成形部材８は弾性
のバンド９ａ，９ｂにより各テーパ面７１に締付
けられている。この状態において、各突起部８１
および８２は周方向に配列している。この加工具
Ｐにより、隔板２および排気管３を固定するため
の上記突出部４，５を形成せしめるに際しては、
第６図に示すようにシリンダ６、ロツド７および
成形部材８よりなる加工具Ｐを排気管３内に挿置
して山形突起部８１および８２をそれぞれ排気管
３と重なるフランジ２１の先端縁に対応する個所
およびフランジ２１の基端角部に対応する個所に
位置せしめる。隔板２、排気管３は予め固定せし
めてあり、加工具Ｐのシリンダ６を所定の位置に
設定することにより上記の突起部８１，８２の位
置調整は容易に行ない得る。
一例を示す。第５図は上記突起部４，５を形成せ
しめるための加工具であつて、加工具Ｐはシリン
ダ６、テーパ面７１を有するロツド７、テーパ面
７１に設置する成形部材８とより成る。ロツド７
の先端部は先端方向へ拡大する六角柱でシリンダ
６より突出し、各辺はテーパ面７１を形成してい
る。各テーパ面７１には所定の間隔をおいて２個
所に山形の突起部８１，８２を有する成形部材８
が設置してある。各成形部材８の基端はシリンダ
６の先端部に径方向へ回動可能に連結してある。
また、各成形部材８には２個所に周方向の溝が設
けてあつて、この溝において各成形部材８は弾性
のバンド９ａ，９ｂにより各テーパ面７１に締付
けられている。この状態において、各突起部８１
および８２は周方向に配列している。この加工具
Ｐにより、隔板２および排気管３を固定するため
の上記突出部４，５を形成せしめるに際しては、
第６図に示すようにシリンダ６、ロツド７および
成形部材８よりなる加工具Ｐを排気管３内に挿置
して山形突起部８１および８２をそれぞれ排気管
３と重なるフランジ２１の先端縁に対応する個所
およびフランジ２１の基端角部に対応する個所に
位置せしめる。隔板２、排気管３は予め固定せし
めてあり、加工具Ｐのシリンダ６を所定の位置に
設定することにより上記の突起部８１，８２の位
置調整は容易に行ない得る。
次にロツド７を油圧装置等により第６図矢印方
向へ引く。これによつて各成形部材８は各テーパ
面７１により持ち上げられ、各突起部８１は排気
管３とともに隔板２のフランジ２１を押し曲げ、
６個所に突起部４を形成してフランジ２１および
排気管３に凹凸を形成する。成形部材８の突起部
８２も同様にして排気管３に突起部５を形成す
る。
向へ引く。これによつて各成形部材８は各テーパ
面７１により持ち上げられ、各突起部８１は排気
管３とともに隔板２のフランジ２１を押し曲げ、
６個所に突起部４を形成してフランジ２１および
排気管３に凹凸を形成する。成形部材８の突起部
８２も同様にして排気管３に突起部５を形成す
る。
しかして本考案の固定構造では排気管と隔板と
は互に相対回動することなく、また軸方向にずれ
ることのないように強固に固定されるのである。
は互に相対回動することなく、また軸方向にずれ
ることのないように強固に固定されるのである。
また、従来の如く溶接による固定では、上記し
たように固定部に錆が発生しやすく、また固定部
の脆性が増す等の問題があつたが、本考案による
構造は機械加工で形成されるので、上記のような
不具合はなく、また電力消費をなくし省エネルギ
ーにも貢献するものである。更に、排気管は端板
のみならず、マフラー内の中間位置において隔板
に容易に固定され得る。
たように固定部に錆が発生しやすく、また固定部
の脆性が増す等の問題があつたが、本考案による
構造は機械加工で形成されるので、上記のような
不具合はなく、また電力消費をなくし省エネルギ
ーにも貢献するものである。更に、排気管は端板
のみならず、マフラー内の中間位置において隔板
に容易に固定され得る。
第１図はマフラーの固定構造を示す要部断面
図、第２図は排気管の隔板の固定部を示す斜視
図、第３図は第２図の−線断面図、第４図は
第２図の−線断面図、第５図は本考案の構造
を形成するための加工具の斜視図、第６図は加工
具により本考案の構造を加工形成する態様を示す
図である。 Ｍ……マフラー、２……隔板、３……排気管、
２１……フランジ、Ｐ……固定構造形成用加工
具。
図、第２図は排気管の隔板の固定部を示す斜視
図、第３図は第２図の−線断面図、第４図は
第２図の−線断面図、第５図は本考案の構造
を形成するための加工具の斜視図、第６図は加工
具により本考案の構造を加工形成する態様を示す
図である。 Ｍ……マフラー、２……隔板、３……排気管、
２１……フランジ、Ｐ……固定構造形成用加工
具。
Claims (1)
- 車両の排気系に設置するマフラーにおいて、マ
フラーの端板および隔板に形成したバーリング穴
に排気管を挿通し、バーリング穴のフランジの先
端縁およびこれと接する排気管まわりに周方向に
所定の間隔をおいて互に係合する複数の突起部を
一体形成し、かつ上記フランジの基端角部と接す
る排気管まわりに周方向に所定の間隔をおいて上
記基端角部と係合する複数の突起部を形成して、
上記端板および隔板に排気管を固定したことを特
徴とするマフラー内排気管の固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980187286U JPS621385Y2 (ja) | 1980-12-25 | 1980-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980187286U JPS621385Y2 (ja) | 1980-12-25 | 1980-12-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57109214U JPS57109214U (ja) | 1982-07-06 |
| JPS621385Y2 true JPS621385Y2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=29989956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980187286U Expired JPS621385Y2 (ja) | 1980-12-25 | 1980-12-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS621385Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002532255A (ja) * | 1998-12-22 | 2002-10-02 | ソシエテ フランコ ベルジュ ド ファブリカシオン ド コンビスティブル エフベーエフセ | ２つの同軸管状部品を連結する方法及び工具並びに用途 |
| WO2007119777A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Showa Denko K.K. | 部材同士の接合方法 |
| WO2011135806A1 (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-03 | パナソニック株式会社 | 密閉型圧縮機 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932120U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-28 | 株式会社三五 | 内燃機関の排気系用マフラ− |
| JPH0515534Y2 (ja) * | 1988-03-04 | 1993-04-23 | ||
| JP5352155B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2013-11-27 | 昭和電工株式会社 | 中空管体の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5431241U (ja) * | 1977-08-05 | 1979-03-01 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51135319U (ja) * | 1975-04-22 | 1976-11-01 |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP1980187286U patent/JPS621385Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5431241U (ja) * | 1977-08-05 | 1979-03-01 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002532255A (ja) * | 1998-12-22 | 2002-10-02 | ソシエテ フランコ ベルジュ ド ファブリカシオン ド コンビスティブル エフベーエフセ | ２つの同軸管状部品を連結する方法及び工具並びに用途 |
| WO2007119777A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Showa Denko K.K. | 部材同士の接合方法 |
| JP2007283323A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Showa Denko Kk | 部材同士の接合方法 |
| WO2011135806A1 (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-03 | パナソニック株式会社 | 密閉型圧縮機 |
| JPWO2011135806A1 (ja) * | 2010-04-27 | 2013-07-18 | パナソニック株式会社 | 密閉型圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57109214U (ja) | 1982-07-06 |
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