JPS62137533A - 真空センサ - Google Patents

真空センサ

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Publication number
JPS62137533A
JPS62137533A JP27675985A JP27675985A JPS62137533A JP S62137533 A JPS62137533 A JP S62137533A JP 27675985 A JP27675985 A JP 27675985A JP 27675985 A JP27675985 A JP 27675985A JP S62137533 A JPS62137533 A JP S62137533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
tuning fork
circuit
electrode
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP27675985A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kawamura
河村 喜雄
Kazuo Sato
一雄 佐藤
Tsuneo Terasawa
恒男 寺澤
Shinji Tanaka
伸司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP27675985A priority Critical patent/JPS62137533A/ja
Publication of JPS62137533A publication Critical patent/JPS62137533A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は真空圧力測定器に係り、特に102〜10−I
Storrの範囲の圧力測定に好適な真空センサに関す
る。
〔発明の背景〕
従来の真空センサの一つとして、平田他;水晶振動子を
用いた小型センサ;応用物理、第54巻。
第3号、1985年、p235〜p238に示されてい
るような音叉型水晶振動子を用いたものがある。
その原理は、気体の分子が振動子の面に衝突することに
よる振動の減衰を検出するものである。この振動子とし
て水晶振動子を用いているが、その振動子の断面形状は
ほぼ正方形で、平板状にすることが困難である。そのた
め高真空において気体分子の衝突現象を効果的に利用す
ることが困難で。
その結果a+++定可能定貫能圧力の範囲がほぼ103
〜10−″”torr程度とされている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は1oz〜10−5torrの高真空圧力
の測定が可能な真空センサを提供することにある。
〔発明の概要〕
上記の目的のため、音叉型振動子の一対の振動体をその
振動方向の投影面積より著しく大きくなるような平板状
の構造とした。またこの振動体面を電極として静電的に
電圧を印加し、振動体を励振するとともに、一方、振動
体間の静電容量の変化から振動の状態を検出する方法を
用いた。さらに検出信号の位相をシフトさせ、増幅して
印加する回路系を組むことにより、特別な周波数発生器
なしに音叉型振動子を共振状態に保つことを可能とした
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図(a)は本発明の平行平板状の音叉形振動子の、陽徹
図で、(b)はその側面図である。
側面積の100倍以上の面積の振動体1,2を間隙3を
隔てて平行に基部10を共通として形成する。振動体1
の表面には電極4とリード線7が設けられ、また振動体
2の表面には検出電極5とそのリードa8および駆動電
極6とそのリード線9が設けられている。
次に本発明の音叉形振動子の製作方法の一例を述べる。
第2図は、Si単結晶基板の(110)面にリソグラフ
ィ技術によりパターン22,23゜24を露光し現象し
た状態の鳥徹図である。第2図におけるAA断面図を第
3図(b)に示した。
第3図はソリグラフィおよびエツチング技術により音叉
形振動子を作成する工程におけるSi単結晶の断面図で
ある。
第3図(a)は厚さ6 m mのSi単結晶の表裏面に
数十μm程SiO2を成長させた後、ポジ型レジストA
Z1350Jを塗布して一方の面にパターンを露光した
状態である。同図(b)は感光したレジスト部分を現像
により除去した状態である。同図(b)の状態をフッ化
アンモニウムとフッ化水素酸の混合液に浸すとSiO2
,がエツチングされ。
更に有機溶剤によりレジストを除去すると同図(Q)の
状態となる。同図(c)の状態でKOH水溶液により異
方性エツチングを行うと同図(d)の状態となり同図(
d)の状態で再度5iOzをエツチングすると同図(e
)に示すように本発明による音叉型振動素子を得る。
第4図に本発明の音叉型振動素子を用いた真空センサの
駆動・検出回路系の一例の概略図を示す。
振動体41.42に設けられた電極43,44゜45は
各々基部46を介して電気的に絶縁状態に保たれている
。電極43はアース側に継がっている。トリガ回路51
からの電圧がスイッチ回路52とアンプ53を経て駆動
な極45の印加される。電t@43と駆動電極45に間
に電位差が生じると静電力により振動体42と41が振
動する6振動体の検出電極44には定電圧Vccが印加
されている。振動体41.42の振動により間隙47の
静電容量が変化するため振動の振幅に対応した電圧が生
じる。
この電圧を検出してアンプ54で増幅し位相シフト回路
55で、位相検出回路57がらの駆動信号と一致するよ
うに位相を進ませ、スイッチ回路52とアンプ53を経
て駆動ffi極に印加すると音叉型振動子を共振状態に
保持することができる。。
なお加算回路58は、アンプ54を経て得る検出信号の
SN比向上のために設けである。加算回路58からの出
力をアンプ6oおよび表示変換回路59によって真空圧
力値として表示する。音叉型振動子を用いると、その周
囲の真空圧力に応じて振幅や共振周波数が変化したり、
あるいは振動子の変位に応じて検出される電圧が駆動電
圧に対して位相差を生じる。従ってこれらの物理量を適
当に変換することにより真空圧力値に換算することが可
能である。
トリガ回路51は、音叉型振動子を初期駆動する時のみ
使用し、振動子が一度振動し始めた後はスイッチ回路5
2により切断される。
真空圧力に応じて出力信号を適切なレンジに納めるため
、アンプ53のゲインを;i整可能とすることもできる
本発明の音叉型振動子の形状は気体分子の衝突★こよる
効果を大きくするため、支持部は柔軟で振動体の面積が
大きいことが望ましい。この目的に沿った別の実施例を
第5図に示した。第1図に示した音叉型振動子の支持部
をレーザトリミング等の方法で削り細くしたものが第5
図である。第5図における振動部材の面積をaXb、厚
さをt、支持部の寸法をQ×Wとした場合の真空圧力と
振幅との関係の実測結果の一例を第6図に示した。
第6図の曲線1と2とは振動部材の面積が4倍異なって
おり、面積を大きくすることにより更に、高真空側の圧
力を測定できることが実証されている。なお本発明者に
よる実験の結果、梁部の形状や、振動部材の形状の最適
化を図ることによりL O−’torr以下の高真空圧
力までの測定が、本発明の音叉型振動子で可能である。
本発明で述べた平行な平板状の振動体は厚さの薄い板材
から切出し、二枚を適当な間隙で固定することによって
も製作できる。
また第7図に示すように厚さの薄いSi基板110の表
裏面101,102にSiO2や金属膜を形成し1表裏
の膜面に振動体のパターン・′103をソリグラフィッ
クに形成し、更にエツチングにより膜の間のSi基板を
除去することによって、Si基部とする一対の振動体1
11,112からなる音叉型振動子を製作することもで
きる。
〔発明の効果〕
本発明によれば音叉型振動子の材料として、従来からの
水晶振動子ではなく、Si単結晶を用いたので表面積が
大きく、かつ支持部の柔軟な平行平板型の振動体を作る
ことが可能となったため、音叉型振動子の設置された雰
囲気の真空圧力が10−”torr以下の高真空領域ま
で測定可能となった。また静電検出信号の位相をシフト
させて駆動電圧に変換する手法を用いることにより、高
精度な発振器なしに音叉型振動子を共振状態に安定に保
持することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音叉型振動子の鳥敞図と側面図、第2
図はSj、単結晶上に形成されたパターンの鳥轍図、第
3図は、音叉型振動子の製作工程を示温6図は真空セン
サによる真空圧力測定結果の一例を示した図、第7図は
、音叉型振動子の別の実施例の鳥睡図である。 第4において、 41.42・・・平行平板状の振動体、43,44゜4
5・・・電極、55・・・位相シフト回路。 7、r  国 (L)                 く□乙)γ
 4 ロ 篤 5 図 第 6 口 1空β (tρrγ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板面の法線方向に振動する一対の平行平板状の振動
    体が音叉型振板動子を形成し、該振動体上に振動体を駆
    動する手段、および、振動体の変位を検出する手段を有
    し、振動体の振動特性から雰囲気の真空圧力を特定する
    ことを特徴とする真空センサ。 2、前記音叉形振動子の振動検出手段より得た振動体の
    変位に関する信号の位相を変えて、さらにその信号の振
    幅を増幅して上記第1の電極に印加することにより、該
    振動子を常に共振状態に保持することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の真空センサ。 3、前記検出手段として該振動子の電極間の静電容量を
    検知することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    真空センサ。
JP27675985A 1985-12-11 1985-12-11 真空センサ Pending JPS62137533A (ja)

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