JPS62136787A - 電磁調理器用コイル及びその製造方法 - Google Patents
電磁調理器用コイル及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS62136787A JPS62136787A JP60275583A JP27558385A JPS62136787A JP S62136787 A JPS62136787 A JP S62136787A JP 60275583 A JP60275583 A JP 60275583A JP 27558385 A JP27558385 A JP 27558385A JP S62136787 A JPS62136787 A JP S62136787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- stand
- electromagnetic cooker
- winding
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電磁調理器用コイル及びその製造方法に関する
ものである。
ものである。
(従来技術)
電磁調理器は、トッププレート上に置いた鍋(磁性体)
自体を磁力線により発熱させ調理出来るものである。
自体を磁力線により発熱させ調理出来るものである。
さて上記電磁調理器用の加熱コイルの従来の概略図を第
4図に示す。第5図はその断面図である。
4図に示す。第5図はその断面図である。
一般に電磁調理器用の加熱コイルとしては、プラスチッ
ク製のコイル台(2)の上にリッツ線を渦巻状に密着さ
せて巻いたコイル(1)全含浸ワニスによって固着した
ものが用いられている。この構造は加工工数も少なく量
産性もすぐれている。
ク製のコイル台(2)の上にリッツ線を渦巻状に密着さ
せて巻いたコイル(1)全含浸ワニスによって固着した
ものが用いられている。この構造は加工工数も少なく量
産性もすぐれている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしなからコイルが半径方向に対して全体的に均一に
密になっている。従ってコイルの中間部(内周と外周の
丁度中間)付近で磁場が強くなり鍋などの被加熱体にお
いても対応ず6部分が局部的に強く加熱されてしまう。
密になっている。従ってコイルの中間部(内周と外周の
丁度中間)付近で磁場が強くなり鍋などの被加熱体にお
いても対応ず6部分が局部的に強く加熱されてしまう。
そのため水などを沸す場合には特に問題はなかったが焼
物料理の場合には被調理物に加熱むらを生じ均一な仕上
りにならないという欠点があった。
物料理の場合には被調理物に加熱むらを生じ均一な仕上
りにならないという欠点があった。
そこで上記欠点を解消するためにコイル中間部にすき間
をあけたコイルを用いることもあるが加工工数が多くな
り製造コストがかかる。
をあけたコイルを用いることもあるが加工工数が多くな
り製造コストがかかる。
上記に鑑み本発明はこのような問題点を解消した電磁調
理器用コイル及びその製造方法を提供するものである。
理器用コイル及びその製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち本発明の電磁調理器用コイルは、コイル台上に渦巻
状に巻回して配置されるコイルが、撚線であって、巻回
の外周と内周の間の中間付近で撚線を扁平にし中間部で
のコイルのコイルの巻回間隔(巻ピッチ)を他の部分の
それより大きくしたことを特徴とするものである。
状に巻回して配置されるコイルが、撚線であって、巻回
の外周と内周の間の中間付近で撚線を扁平にし中間部で
のコイルのコイルの巻回間隔(巻ピッチ)を他の部分の
それより大きくしたことを特徴とするものである。
又本発明の電磁調理器用コイルの製造方法は、上記電磁
調理器用コイルの製造に於いて、コイル台又はコイル巻
枠の少くとも何れかにコイルに面する側の面をコイルの
渦巻状巻回の外周と内周の間の中間付近に当る部分を凸
にしたものを用い、上記のコイル台とコイル巻枠を対向
させその間に撚線を巻回して行くに際し、コイル台又は
コイル巻枠の少くとも何れかの上記凸により撚線を扁平
にし中間部でのコイルの巻回間隔(巻ピッチ)を他の部
分のそれより大きくすることを特徴とするものである。
調理器用コイルの製造に於いて、コイル台又はコイル巻
枠の少くとも何れかにコイルに面する側の面をコイルの
渦巻状巻回の外周と内周の間の中間付近に当る部分を凸
にしたものを用い、上記のコイル台とコイル巻枠を対向
させその間に撚線を巻回して行くに際し、コイル台又は
コイル巻枠の少くとも何れかの上記凸により撚線を扁平
にし中間部でのコイルの巻回間隔(巻ピッチ)を他の部
分のそれより大きくすることを特徴とするものである。
(作用)
上記本発明の電磁調理器用コイルに於いては、巻回配置
されるコイルは中間部でのコイルの巻ピッチを他の部分
のそれより大きくすることにより中間部で磁場が強くな
ることを防ぐ。
されるコイルは中間部でのコイルの巻ピッチを他の部分
のそれより大きくすることにより中間部で磁場が強くな
ることを防ぐ。
又本発明の電磁調理器用コイルの製造方法に於いては上
記のような利点を持つ電磁調理器用コイルを製造するに
当って、コイル台又はコイル巻枠の少くとも何れかに凸
を設けることによりコイル巻回に際し容易に撚線を扁平
にし中間部でのコイルの巻ピッチを他の部分のそれより
大きくすることが出来る。
記のような利点を持つ電磁調理器用コイルを製造するに
当って、コイル台又はコイル巻枠の少くとも何れかに凸
を設けることによりコイル巻回に際し容易に撚線を扁平
にし中間部でのコイルの巻ピッチを他の部分のそれより
大きくすることが出来る。
以下に本発明?実施例の図面を用い、より詳細に説明す
る。
る。
第1図に本発明の電磁調理器用コイルの断面図を示す。
なお第2図はその斜視図である。上記はコイル台(5)
の中間部を凸にした場合である。(力はこの凸部である
。
の中間部を凸にした場合である。(力はこの凸部である
。
一般にコイル巻時にはコイル台(5)の上にコイル巻枠
(3)全軸部(8)で当接させ固定し、コイル台(5)
とコイル巻枠(6)の間にできたすき間に撚線(6)ヲ
巻きこんでうず巻コイルを形成する。第1図に示したよ
うにコイル台(5)の凸部(区間A ) (7)では他
の部分に比較してコイル台とコイル巻枠のすき間が小さ
いため撚線が扁平しそのためコイル巻ピッチも大きくな
る。この結果上記コイルにおいては中間部での電流密度
が低くなり砒束かコイル中間部例集中しない。従って・
被加熱体である鍋なども一様に加熱され焼むらなどが生
じない。
(3)全軸部(8)で当接させ固定し、コイル台(5)
とコイル巻枠(6)の間にできたすき間に撚線(6)ヲ
巻きこんでうず巻コイルを形成する。第1図に示したよ
うにコイル台(5)の凸部(区間A ) (7)では他
の部分に比較してコイル台とコイル巻枠のすき間が小さ
いため撚線が扁平しそのためコイル巻ピッチも大きくな
る。この結果上記コイルにおいては中間部での電流密度
が低くなり砒束かコイル中間部例集中しない。従って・
被加熱体である鍋なども一様に加熱され焼むらなどが生
じない。
またコイル巻枠を凸にする方法、コイル台とコイル巻枠
の両方を凸にすることによっても同様の効果を持つコイ
ルの製造が容易にできる。
の両方を凸にすることによっても同様の効果を持つコイ
ルの製造が容易にできる。
一方、撚線においても通常の撚ピツチ(撚線外径の約1
5倍)のものでは、コイル台とコイル巻枠とのすき間の
小さい部分で扁平しにくいが撚ピツチを通常より大きい
撚線外径の20倍以上とした撚線を用いることによりコ
イル台とコイル巻枠のすき間の小さい部分での偏平も容
易になりコイルの製造が容易に可能となる。
5倍)のものでは、コイル台とコイル巻枠とのすき間の
小さい部分で扁平しにくいが撚ピツチを通常より大きい
撚線外径の20倍以上とした撚線を用いることによりコ
イル台とコイル巻枠のすき間の小さい部分での偏平も容
易になりコイルの製造が容易に可能となる。
(実施例)
第3図に本発明の電磁調理器用コイルの実施例を示す。
図は温度分布を示すものであって、(9)は従来の温度
分布、(10)は本発明の温度分布であり、本発明のも
のか著しく均等化され優れている。
分布、(10)は本発明の温度分布であり、本発明のも
のか著しく均等化され優れている。
(発明の効果)
以上の様な本発明の電磁調理用コイルは下記のような効
果がある。
果がある。
一様な巻き方では磁場が最大となるコイル中間部におい
て、コイルの巻ピッチを大きくすSことによって電流密
度?下げ、その結果磁束密度も下は得る。従って彼:熱
物か均一に加熱されその仕上り状態か良くなる。
て、コイルの巻ピッチを大きくすSことによって電流密
度?下げ、その結果磁束密度も下は得る。従って彼:熱
物か均一に加熱されその仕上り状態か良くなる。
又不発毛戸、:製遭万缶1゛でよればそのような効果を
持つ電磁調理用コイルか容易に製造出来る。
持つ電磁調理用コイルか容易に製造出来る。
第1図は本発明の電磁調理器用コイルの断面図、第2図
は第izzも00斜視図、第3図は本発明の電磁調理器
用コイルの効果を説明する図、第4図は従来の電磁調理
器用コイルの斜視図、第5図は第4図のものの断面図を
夫々例示している。 (3)・・・コイル巻e、 (4)・・・コイル、(
5)・・・コイル台、(6)・・・コイル(4)を形成
する撚線、(7)・・・凸部、(8)・・・軸部、(9
)・・・従来コイルの温度分布、(10)・・・本発明
コイルの温度分布第1図 第2図 第3図 O中心イ弼の了巨爺区 −一一麺 第4図 第5図 手続補正書 1、事件の表示 昭和しθ年特許願第275583 号Z発明の名称 セ2;4傾乃ス91Bコイl−夾t゛ぞり製造方法3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大反市ネg先型丁口1り材(213
) a交電気高東珠式会ヒ 氏名 υ1堪川用、甘せ 4、代理人 居 所 (〒533)大阪市東淀用区東中島1丁目20
番12−524号 ユニゾーン新大阪524号室 氏名C5936)弁理士 吉竹昌司 電話大阪(06) 323−8506 UfJdηt ンj戸 1 図1 夢1、f瓦の五り1
;句−Eす、。
は第izzも00斜視図、第3図は本発明の電磁調理器
用コイルの効果を説明する図、第4図は従来の電磁調理
器用コイルの斜視図、第5図は第4図のものの断面図を
夫々例示している。 (3)・・・コイル巻e、 (4)・・・コイル、(
5)・・・コイル台、(6)・・・コイル(4)を形成
する撚線、(7)・・・凸部、(8)・・・軸部、(9
)・・・従来コイルの温度分布、(10)・・・本発明
コイルの温度分布第1図 第2図 第3図 O中心イ弼の了巨爺区 −一一麺 第4図 第5図 手続補正書 1、事件の表示 昭和しθ年特許願第275583 号Z発明の名称 セ2;4傾乃ス91Bコイl−夾t゛ぞり製造方法3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大反市ネg先型丁口1り材(213
) a交電気高東珠式会ヒ 氏名 υ1堪川用、甘せ 4、代理人 居 所 (〒533)大阪市東淀用区東中島1丁目20
番12−524号 ユニゾーン新大阪524号室 氏名C5936)弁理士 吉竹昌司 電話大阪(06) 323−8506 UfJdηt ンj戸 1 図1 夢1、f瓦の五り1
;句−Eす、。
Claims (9)
- (1)コイル台上に渦巻状に巻回して配置されるコイル
が撚線であつて、巻回の外周と内周の間の中間付近で撚
線を扁平にし中間部でのコイルの巻回間隔(巻ピツチ)
を他の部分のそれより大きくしたことを特徴とする電磁
調理器用コイル。 - (2)撚線が、その撚ピツチは撚線外径の20倍以上で
ある特許請求の範囲第(1)項記載の電磁調理器用コイ
ル。 - (3)撚線がリツツ線である特許請求の範囲第(1)項
記載の電磁調理器用コイル。 - (4)コイル台が、コイルが巻回配置され側の面は巻回
の外周と内周の間の中間付近に当る部分を凸にしたもの
である特許請求の範囲第(1)項記載の電磁調理器用コ
イル。 - (5)コイル台が、コイルが巻回配置される側の面は平
らなものである特許請求の範囲第(1)項記載の電磁調
理器用コイル。 - (6)コイル台上に撚線を渦巻状に巻回したコイルが配
置されてなる電磁調理器用コイルの製造に於いて、コイ
ル台又はコイル巻枠の少くとも何れかにコイルに面する
側の面を上記巻回の外周と内周の間の中間付近に当る部
分を凸にしたものを用い、上記のコイル台とコイル巻枠
を対向させその間に撚線を巻回して行くに際し、コイル
台又はコイル巻枠の少くとも何れかの上記凸により撚線
を扁平にし中間部でのコイルの巻回間隔(巻ピツチ)を
他の部分のそれより大きくすることを特徴とする電磁調
理器用コイルの製造方法。 - (7)巻回コイルが配置される側の面が、コイル台は凸
があり、コイル巻枠は凸のない平らである特許請求の範
囲第(6)項記載の電磁調理器用コイルの製造方法。 - (8)巻回コイルが配置される側の面が、コイル台は凸
のない平らであり、コイル巻枠は凸がある特許請求の範
囲第(6)項記載の電磁調理器用コイルの製造方法。 - (9)巻回コイルが配置される側の面が、コイル台及び
コイル巻枠何れもが凸がある特許請求の範囲第(6)項
記載の電磁調理器用コイルの製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275583A JPS62136787A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | 電磁調理器用コイル及びその製造方法 |
KR1019860010304A KR900008073B1 (ko) | 1985-12-07 | 1986-12-03 | 코일 및 그 제조방법 |
CA000524667A CA1257668A (en) | 1985-12-07 | 1986-12-05 | Heating coil assembly for an electromagnetic induction cooking heater and method for the same manufacturing the same |
US06/938,403 US4770355A (en) | 1985-12-07 | 1986-12-05 | Methods for manufacturing heating coil assembly |
US07/150,281 US4947464A (en) | 1985-12-07 | 1988-01-29 | Heating coil assembly for an electromagnetic induction cooking assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275583A JPS62136787A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | 電磁調理器用コイル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62136787A true JPS62136787A (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=17557477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60275583A Pending JPS62136787A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | 電磁調理器用コイル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62136787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6032730A (en) * | 1996-09-12 | 2000-03-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Heat exchanger and method of manufacturing a heat exchanging member of a heat exchanger |
-
1985
- 1985-12-07 JP JP60275583A patent/JPS62136787A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6032730A (en) * | 1996-09-12 | 2000-03-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Heat exchanger and method of manufacturing a heat exchanging member of a heat exchanger |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4947464A (en) | Heating coil assembly for an electromagnetic induction cooking assembly | |
CA1135348A (en) | Flat spiral wound induction heating coil | |
US4453067A (en) | Induction heating coil | |
US4770355A (en) | Methods for manufacturing heating coil assembly | |
JPS62136787A (ja) | 電磁調理器用コイル及びその製造方法 | |
JP2674259B2 (ja) | 中華料理用なべの誘導加熱装置 | |
US6121591A (en) | Flux guiding and cooling arrangements for induction heating units | |
JP2873659B2 (ja) | 電磁調理器用均一加熱シート | |
CN206932430U (zh) | 微型电磁线圈盘 | |
JP4318362B2 (ja) | 誘導加熱装置 | |
JPH09245949A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPH1140335A (ja) | 電磁加熱調理器 | |
JP3173995B2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
CA1257668A (en) | Heating coil assembly for an electromagnetic induction cooking heater and method for the same manufacturing the same | |
JP2597867Y2 (ja) | 電磁調理器 | |
CN211155145U (zh) | 电磁炉锅具及电磁炉炊具 | |
JPS6116623Y2 (ja) | ||
JP2002043044A (ja) | 誘導加熱装置用加熱コイル | |
JP2626034B2 (ja) | 誘導加熱装置 | |
JPH03212224A (ja) | 調理器 | |
JPH0219599B2 (ja) | ||
JP4178459B2 (ja) | 電磁誘導加熱調理器 | |
JPS62287591A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPS6089A (ja) | 誘導加熱コイル装置 | |
JPH08273818A (ja) | 誘導加熱コイル及び誘導加熱炊飯器 |