JPS62135724A - 光学式スケ−ル - Google Patents

光学式スケ−ル

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JPS62135724A
JPS62135724A JP27773585A JP27773585A JPS62135724A JP S62135724 A JPS62135724 A JP S62135724A JP 27773585 A JP27773585 A JP 27773585A JP 27773585 A JP27773585 A JP 27773585A JP S62135724 A JPS62135724 A JP S62135724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incident
optical
light
light beam
angle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP27773585A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Maekawa
前川 友宏
Masahiro Rachi
良知 正浩
Masahiko Igaki
正彦 井垣
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS62135724A publication Critical patent/JPS62135724A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学式エンコーダに用いる光学式スケール、特
に光学格子を利用した光学式スケールに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、光学式エンコーダの光学式スケールとして、 (11金属板にエツチングによりスリットを加工したも
の (2)  ガラス板にクロム蟇着を施し、クロム層をエ
ツチングにて透明部と不透明部に加工して使用するもの 等が知られている。しかしく1)のものではエツチング
可能な開口幅は金属板の厚みの2倍迄とされ高精度のも
のは無理であり、(2)では工程が複雑で非常にコスト
が高くなる欠点があった。
そこで第5図に示すように、入射光に対し臨界角より小
さな角度をなす平坦面101と入射光に対し臨界角以上
の角度をなして傾斜している102a、102bのよう
な傾斜面とが交互に配置されて形成される光学格子10
0を形成した光学式スケールが特開昭 60−1401
19で提案されている。
この光学格子100の原理について第5図に基づいて説
明すると、平坦面lotに入射する光はそのまま透過す
るが、傾斜面102a、   102 bのように入射
角が臨界角より大きい角度、たとえば45°であるよう
な傾斜面に入射する光は、全反射されてもとの入射側に
戻ることになる。図において、傾斜面102aに入射す
る光は、直角に全反射され傾斜面102bへ45″の角
度をもって入射し、再び全反射されて入射側へ戻る。
このような光学格子100と等ピッチの固定光学格子1
05を第6図のように配置して、上方から光を照射した
場合を考える。
両光学格子の位相がたとえば第6図のように一致した時
、即ち、位相がOもしくは1周期ズした時(但し、第6
図は位相0の状態)、両光学格子の平坦面同士は対応し
て一致する。即ち、それら平坦面同士は重なりあうので
光学格子100を透過した光は全て固定光学格子105
を透過するので最大となり、又、その位相が1/2周朋
ズした時には光学格子同士の傾斜面と平坦面とが夫々対
応して位置づけられるので、光学格子100を透過する
光は全て固定光学格子105の傾斜面で2口金反射され
て入射側に戻り最小となる。
この光量の最大と最小との間の時には、光学格子100
の平坦面と固定光学格子105の平坦面とが部分的に一
致し、その一致した部分の面積の割合に応した光量を受
光素子106は受光する。
従って、受光素子106からの信号は三角波状となり、
この信号は不図示の波形整形回路によりパルス状の信号
に整形される。
上記光学格子の材料としてはプラスチック、ガラス等が
あげられるがプラスチックの場合高精度な光学式スケー
ルが成型により安価に大量に製造できる利点がある。
第7図は前述の光学格子を利用したロータリー型光学式
エンコーダの全体図を示す斜視図である。
同図において110は光源 、111はコリメータレン
ズ、112は回転ディスクで下面の周囲に前述の多数の
光学格子100を有している。
105は前述の固定光学格子で光学格子100と同方向
に相対応して配置されている。106は受光素子、11
3は波形整形回路で受光素子106からの信号を波形整
形して図の右側に示したような信号波形に整形するもの
である。
第8図は上記回転ディスク112の概略斜視図であり、
100は回転位置及び速度等を検出するために回転ディ
スク全周にわたって設けられている光学格子である。
第9図は第8図に示した回転ディスク112の断面図で
ある。回転ディスク112の最大外周部115及び光学
格子部の周方向の壁面116はプラスチック成型時の一
般的な抜き勾配として約5度程度の角度が与えられてい
る。
第1O図は上記回転ディスク112を使用して得られる
、回転ディスク1回転での光学格子100が発生させる
エンコーダの出力信号である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第10図かられかるように組立精度及び部品精度が理想
的に出来ているにもかかわらず出力波形はV、、V2の
ような振幅の不均一が発生し、また■、は理想的にはO
■になるべきであるが出力がなされている。また、回転
ディスク112の取付不良が原因である回転ディスク1
12の振れから発生される出力の振幅のばらつきも実際
の回転ディスクの振れよりも大きくなる。高積度エンコ
ーダーにおいては振幅のばらつきは、速度検出、位置検
出に誤差を生じ致命的な欠点となる。
このように、部品精度、組立精度が理想的にできあがっ
ているにもかかわらず、理想的な出力信号が得られない
のは、回転ディスク112の最大外周部115及び光学
格子100の周方向の壁面116に入射した光線が、入
射角が約5度程度であるため、光線の一部が屈折又は反
射して光源からの入射角とは違う入射角度で光学格子に
入射しているためである。特に外周部115からの迷光
は出力に大きな影響を与える。最大外周部115を光源
の光線に対して平行に設定すれば上記問題は解決される
のであるが、これは回転ディスク112の金型構造上又
は成型上、不可能であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決し、理想的な出力波形を得る
ことのできる光学式スケールを供給することを目的とす
る。
以上のような目的は、透光性部材の表面に、光透過部と
、入射する光線に対しその入射角が臨界角取上に設定さ
れた傾斜面から成る光非透過部とを交互に形成した光学
式スケールにおいて、前記透光性部材の外周部の側面を
入射する光線に対しその入射角が臨界角以上となるよう
に設定したことを特徴とする光学式スケールにより達成
される。
〔実施例〕
以下、本発明の光学式スケールについて具体的に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である光学式スケールの回転
ディスクを示し概略斜視図であり、第2図はその断面図
である。
第1図において112′は回転ディスクであり、100
′は回転位置及び速度等を検出するために回転ディスク
112′の全周にわたって設けられている光学格子であ
り、114′は回転の基準位置を知るために回転ディス
ク112′の半径上に1ケ所設けらけれた光学格子であ
る。また第2図において115′は回転ディスク112
′の最大外周部であり、116’は光学格子100′の
周方向の壁面である。
本光学式スケールの回転ディスク112′の最大外周部
115′及び壁面116′は光源からの光線の入射角が
臨界角以上、すなわち45°の傾斜面に設計されている
。このためディスク112の最大外周部115′の傾斜
面に入射した光は全反射してディスク面を平行に進み光
学格子部には入射しない。また光学格子100’及び周
方向の壁面116’に入射した光は第6図において説明
したように全反射して入射側へ戻ることになる。
第3図(a)及び(b)はそれぞれ光学格子100′及
び光学格子114′が発生させる出力信号である。部品
精度及び組立精度が理想的にできており、また本発明を
実施しであるので振幅のばらつきはほとんどなく高精度
エンコーダとしての性能を十分に満足している。
なお、本発明の光学式スケールは上記実施例のようなロ
ータリ型に限らず、第4図のようなリニア型のエンコー
ダに用いるリニアスケールにも適用できる。
同図において120は発光素子、121はコリメータレ
ンズ、122は光学格子、123は固定光学格子、12
4は受光素子、125は信号処理回路である。光学格子
122の外周部の側面126及び光学格子123の外周
部の側面127は、光源からの光線の入射角が臨界角以
上、すなわち45°傾斜面となっているので前記実施例
と同様に信号の振幅のばらつきを抑えることができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、光学式スケールの外周部の側面
を光源の光線に対して入射角が臨界角以上に設定した傾
斜面とすることにより高精度な光学式スケールを簡単に
、しかも安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学式スケールを示す概略斜視図、第
2図は該スケールの断面図である。 第3図(a)及び(b)はそれぞれ第1図の光学式スケ
ールを使用して得られるエンコーダの出力信号である。 第4図は本発明を適用したリニア型光学式スケールの概
略構成図である。 第5図は光学格子を示す図、第6図は光学格子を利用し
て信号を得る動作を説明する図、第7図はロークリ型光
学式エンコーダの概略構成図である。 第8図は従来の光学式エンコーダの光学式スケールを示
す概略斜視図、第9図は該スケールの断面図である。 第10図は第8図の光学式スケールを使用して得られる
エンコーダの出力信号である。 112′・・・回転ディスク、100’・・・光学格子
、114′・・・基準位置検出用光学格子、115′・
・・最大外周部、116′・・・壁面、120・・・発
光素子、121・・・コリメータレンズ、122・・・
光学格子、123・・・固定光学格子、124・・・受
光素子、125・・・信号処理回路、126,127・
・・外周部の側面。 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第1図 0σ 第2図 第3図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透光性部材の表面に、光透過部と、入射する光線
    に対しその入射角が臨界角以上に設定された傾斜面から
    成る光非透過部とを交互に形成した光学式スケールにお
    いて、 前記透光性部材の外周部の側面を、入射する光線に対し
    その入射角が臨界角以上となるように設定したことを特
    徴とする光学式スケール。
JP27773585A 1985-12-10 1985-12-10 光学式スケ−ル Expired - Lifetime JPS62135724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27773585A JPS62135724A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 光学式スケ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27773585A JPS62135724A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 光学式スケ−ル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62135724A true JPS62135724A (ja) 1987-06-18

Family

ID=17587593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27773585A Expired - Lifetime JPS62135724A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 光学式スケ−ル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03197819A (ja) * 1989-12-26 1991-08-29 Canon Inc 光学式エンコーダー

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JPS4942215U (ja) * 1972-07-20 1974-04-13
JPS589022A (ja) * 1981-06-15 1983-01-19 イング・チイ・オリベツチ・アンド・チイ・エス・ピ−・ア 光トランスジユ−サ

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