JPS62135156A - 飲料用パツケ−ジ容器及びパツケ−ジ方法 - Google Patents

飲料用パツケ−ジ容器及びパツケ−ジ方法

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JPS62135156A
JPS62135156A JP61234257A JP23425786A JPS62135156A JP S62135156 A JPS62135156 A JP S62135156A JP 61234257 A JP61234257 A JP 61234257A JP 23425786 A JP23425786 A JP 23425786A JP S62135156 A JPS62135156 A JP S62135156A
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/72Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials
    • B65D85/73Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials with means specially adapted for effervescing the liquids, e.g. for forming bubbles or beer head

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は溶解状態のガスを含む飲料のためのパッケージ
容器及びパッケージ方法に関し、特に開封された時に飲
料からガスが放出され、飲料の液面の上に泡の層を形成
し或いは形成するのを促進するような再密封不可能な密
封容器に関する。本発明が適用されるべき飲料は、アル
コール飲料または非アルコール飲料であって良く、特に
ビール、スタウト、エール、ラガー、サイダーなどのm
M飲料や、フルーツジュース、スクtシュ、コーラ、レ
モネード、ミルク、その他の乳飲わ1などのソフトドリ
ンクと呼ばれる飲料、或いはスピリッツ、リキュール、
ワイン、ワイン系飲料などのアルコール飲料にも適用し
1qる。
〈従来の技術〉 良く知られているように、飲料を消費する前に溶解して
いるガスを解放することにより飲料の液面に形成される
泡の層は、飲料の味を評価する上で重要なファクターで
あって、従って商業的に重要な意味を有する。従来、溶
解状態のガスを含む上記した種類の飲料は缶、瓶または
カートンなどの再密封不可能な容器に貯容され、加圧下
のガスを有する上部空間が容器内に形成されている。パ
ッケージを開封すると、上部空間のガスが大気に放出さ
れ、飲料は一般にコツプなどに注がれる。
このように飲料を供する際に、一般に溶解状態のガスが
解放され飲料の液面上に泡の層を形成する。
これは、上記したように飲料をコツプなどに注ぐ際にコ
ツプなどの容器の壁面に形成された所謂核と呼ばれる表
向上を飲料が運動することによりガスが放出されるもの
と理解されている。従って、従来形式のパッケージ容器
を用いた場合、容器を開封してから内部の飲料をコツプ
などに注ぐ間、飲料の表面には殆ど泡の層が形成される
ことがなく、特にパッケージ容器から直接飲料を飲むよ
うな場合にはこのような泡の層を有ざない飲料は消費者
にとって魅力が無いと一般的に考えられている。パッケ
ージ容器を撹拌したり振ることにより(飲料を容器の壁
面に対して運動させることにより溶解状態のガスを解放
すれば)、泡の層を形成することができる。しかしなが
ら、これは容器を既に開封した場合にあっては実現する
ことが極めて厄介でおり、容器が開封される前にあって
は、容器を開封したときに中の飲料が噴出する虞れがお
り推奨されることではない。
従って、開封した時に飲料からガスが解放され、容器に
対して外部から格別手を加えることなく飲料の表面に泡
の層を形成し1qるような溶解状態のガスを含む飲料を
貯容するパッケージ容器及びそのパッケージ方法が望ま
れている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は簡単、経済的かつ商業的に現実的な手段により上記し
た必要性を満足することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、■再密封不可能な
ように密封された飲料のためのパッケージ容器であって
、溶解状態にあるガスを含む飲料を貯容し、大気圧より
も高い圧力下にあるガスを有する第1の上部空間を郭成
する第1の空室と、前記第1の空室よりも小さな容積を
有しかつ小ざな孔を介して前記第1の空室内の飲料に連
通ずる第2の空室とを有し、前記第2の空室が前記第1
の空室から導入された前記飲料の一部を貯容しかつ大気
圧よりも高い圧力下にあるガスを有する第2の上部空間
を形成することにより、前記両室の圧力が概ね平衡状態
にあり、該パッケージ容器が、前記第1の上部空間を大
気圧に解放するように開封可能であって、該容器が開封
された時、第1の上部空間の圧力が減少することにより
発生した圧力差により、第2の空室内の飲料及びまたは
ガスが前記孔を介、して前記第1の空室に向けて排出さ
れるように前記第2の空室の位置が定められており、そ
れにより、飲料中のガスが該飲料の表面に泡の層を形成
し或いは形成するのを促進するようにしてなることを特
徴とするパッケージ容器、或いは、■溶解状態のガスを
含む飲料をパッケージするための方法であって、第1の
空室と、前記第1の空室よりも小ざな容積を有しかつ前
記第1の空室に連通する小孔を有する第2の空室とを備
える容器を用意する過程と、 飲料中のガスを溶解状態
のまま、しかも第1の空室に第1の上部空間を形成する
ように前記第1の空室に飲料を充填しかつ密封する過程
とを有し、 前記小孔を介して前記第1の空室の飲料を
前記第2の空室に向けて導入し前記第2の空室内に第2
の上部空間を形成し、前記第1及び第2の空室内の圧力
を平衡状態にしかつ前記両室のガスの圧力を大気圧より
も高く保つことににす、前記第1の上部空間を大気圧に
VNtliシた時に、前記第1の上部空間の圧力の減少
に伴い発生する圧力差により、前記第2の空室内の飲料
及びまたはガスが前記小孔を介して前記第1の空室の飲
お1内に排出されるようにし、飲料中のガスが該飲料の
表面に泡の層を形成し或いは形成するのを促進するよう
にしてなることを特徴とするパッケージ方法を提供する
ことにより達成される。
〈作用〉 本発明は、主にビール、エール、スタウト、ラーガ、サ
イダーなどの醗酵飲料であって以下のような特性を有す
る泡の層を形成するのが好ましいような醗酵飲料のため
のパッケージ容器を提供するものである。好ましい特性
とは、泡が比較的細かくかつ均一であること、泡の層が
大きな或いは不規則な空隙を有していないこと、消費す
るために要する一般的な時間に亘って泡が崩れることの
ないこと、消費に際して飲料の魅力を高めるような所謂
口当り、風味などを改善し、飲料に要求される風味を害
することのないようなことなどを含むものでおる。この
ような特性は、ソフトドリンクなどの非醗酵飲料にも等
しくあてはまることでおる。
従来、本発明が適用し得るような飲料は、開封されると
上部空間が完全に大気と連通ずるような再密封不可能な
容器中にパッケージされ、二酸化炭素を含むことから、
容器を開封し飲料をコツプなどに注ぐことにより二酸化
炭素が解放され泡の層を形成する。しかしながら、従来
のパッケージ容器を用いた場合には、形成される泡の層
が上記した好ましい特性を殆ど有することなく、特に、
形成される泡が不規則かつ不均一であって、耐久性に乏
しいため、短時間の内に崩れる傾向を有する。
本出願人に付与された英国特許第876.628号明細
書に於て議論されているように、二酸化炭素と非活性ガ
ス(例えば窒素、アルゴンなど)との混合物が溶解して
いる飲料はコツプなどに注ぎ込まれる際に上記したよう
な好ましい特性を有する二酸化炭素と例えば窒素ガスと
の混合物からなる細かな泡の層を形成することができる
。前記したように混合ガスを用いて泡の層を形成するこ
とは、樽扱き装置などに於て従来から商業的に行なわれ
ており、この場合には、飲料が複数の小孔を加圧されて
通過する際に強い剪断力を受けることにより飲料からガ
スが解放される。特にスタウトなどのように、二酸化炭
素と窒素ガスとからなる混合ガスが溶解し、上記したよ
うな樽恢き装置により消費に供される飲料にあっては、
商業的にかなりの成功を納めており、小売店に於て貯蔵
販売を行なうのに適するような小さな再密封不可能な容
器についても同様な飲料を消費者に提供する必要が認識
されている。
今までの研究結果によれば、二酸化炭素と窒素ガスなど
の非活性ガスを溶解状態にて含む飲料に泡の層を形成す
るためには、飲料の凝集力を越えるような応力が飲料に
加えられているような所謂「活性領域」を設けることが
必要であることが見出されている。このような条件にあ
っては、飲料は、このような活性領域を単に通過するこ
となく混合ガスからなる泡を活発に発生する。このよう
な活性領域は、粒状体、狭窄孔、液体または泡の高速流
などからなるもので必って良く、固体、液体またはガス
のいずれであっても良い。また、超音波が、急峻な圧力
勾配を形成することにより「ゴースト」活性領域を形成
し得ることが知られている。
しかしながら、再密封不可能な小さな容器にパッケージ
された飲料について商業的かつ経済的に運用できるよう
な要領にて活性領域を形成することが問題となっていた
。過去25年に亘って上記した問題を解決しようとする
技術開発のために多大な投資が行なわれた。例えば、本
出願人に付与された英国特許第1,588,624号明
細書には、飲料を超音波により励起したり、注射器のよ
うな器具によりガス、液体及びまたは泡を飲料に注入し
たり、ポリスチレンの粒状体などの活性化面上に飲料を
注ぐことなどにより二酸化炭素と窒素ガスとの混合物か
らなるガスを解放しようとする提案がなされている。こ
のような提案に基づき所望の泡の層を形成しくqるもの
の、補助的な器具を必要とする点に於て商業的に不利な
点がある。
例えば、消費者が超音波信号発生器を準備することは非
現実的であり、容器を開封した後に種々の操作を行なわ
なければならないことは極めて不便である。
本出願人に付与された英国特許第1,266゜351号
明細書には、飲料を貯容する大きな内室と混合ガスによ
り加圧された小ざな内室とからなる2つの空室を有する
、二酸化炭素と非活性ガスとが溶解された飲料を貯容す
るための再密封不可能な缶または瓶からなる容器が開示
されている。
缶または瓶を開封すると大きな内室か大気に連通し、そ
の内圧が大気圧に下り、小さな内室内の加圧ガスが、2
つの内室間に設けられた小さな孔から飲料内に噴出する
。このガスの噴流により細かな泡を形成するのに十分な
エネルギーが供給され、飲料からV!−放された混合ガ
スによる泡の層が形成される。この提案によれば、小さ
な内室が飲おiとは別個のソースから得られた混合ガス
により大気圧よりも高い圧力に加圧される。従って、特
に缶の場合には、2つの内室を有する容器の設計に充分
注意を払い、混合ガスが加圧充填されるべき小さな内室
のシールを適切な方法により行なわなければならない。
缶の内部にガスを加圧充填する場合、一般に缶の壁面に
設けられた孔から混合ガスを注入し、次にこの孔を密封
するのが一般的である。このような2つの内室を有する
容器を開発し、混合ガスを充填し、容器を密封するため
に特別な設備が必要でおることによる不便及びコスト高
のため、この提案は商業的に受は入れられなかった。
本発明に於て用いられている容器は、小売店に於て貯蔵
されるのに適する寸法を有すると共に、第1及び第2の
空室の内圧に耐え得るような缶、瓶またはカートンから
なるものであって、その内容量は一般に0.51程度で
あって、通常は31を越えることはない。本発明により
提供される2つの内室を備えるパッケージ容器は英国特
許第1゜266.351@明細書に於て提案されたもの
に類似しているが、本発明に基づく容器に於ては、第2
の空室が溶解ガスを含む飲料により部分的に満されてお
り、第2の空室内の飲料がすべて第1の空室内に貯容さ
れた飲料に由来するものであるため、第1及び第2の空
室の内容物が平衡状態にある時(そして第1及び第2の
上部空間が大気圧以上である時)、容器を開封して第1
の上部空間を大気に連通させると、第2の上部空間と大
気圧との間に存在する圧力差のため、第2の空室内の飲
料及びガスの少なくともいずれかが孔を介して第1の空
室内の飲料中に噴出し、パッケージ容器には何ら外部的
な操作を加えることなく泡の層の形成を促進することが
できる。
第2の空室内の上部空間のガスを加圧してあくことは、
容器に飲料を充填し密封する際の温度よりも一般に高い
消費時の温度に於て容器の内容物が平衡状態に達するこ
とにより得られるものである。従って、本発明によれば
、容器の外部の圧力源により第2の空室を加圧する必要
がなく、従って第2の空室を円筒形、球形ぞの他の任意
の形状を有するものであって良い単純な中空部材或いは
シェルからなるものとすることができ、しかも一般的な
缶、瓶或いはカートンの内部に別体の挿入部材として配
置することができる。従って、英国特許第1,266.
351号明細書に開示されているような缶または瓶の特
別な構造を必要としない。
一般に、二酸化炭素のみを含む飲料をコツプなどに注ぐ
ことにより形成される泡の層は、前記したような好まし
い特性の多くを欠くものであると考えられているが、我
々の行なった試験によれば、本発明を二酸化炭素のみを
含む飲料に適用した場合でも、飲料をコツプなどに注い
で得られる泡よりも緻密な泡からなる層を得ることがで
き、従って泡の層の耐久性も向上することが見出された
飲料は、特に二酸化炭素と非活性ガスとの混合物を用い
た場合に、飽和状態または過飽和状態にあるのが好まし
く、ガスの損失を最小化するように、例えば飲料が凍結
する温度よりも僅かに高い湿度下に於てまたある程度の
高圧条件下に於て飲おlを第1の空室に充填し、(大気
圧下に於て、例えば従来形式の缶詰または瓶詰装置を用
いることにより)容器が密封され、第1及び第2の上部
空間の加圧が、パッケージを取扱い、貯蔵し、販売する
に際してのく充填時の温度よりは高い)通常の取扱い温
度下に於て第1及び第2の空室内の飲料から放出される
ガスにより、また容器の内容物が平衡状態に達すること
により行なわれる。
本発明のある側面によれば、容器を密封した後に、例え
ば、殺菌過程の一部として容器を加熱及び冷却すること
ができる。このような過程を行なうに伴い、第2の空室
内のガスが膨張し第1の空室に向けて噴出し、次いで容
器を冷却するに伴い、第2の空室内のガスが収縮し、第
1の空室内の圧力に対して低圧または真空状態を呈する
こととなるため、第1の空室内の飲料が孔を介して第2
の空室内に引込まれる。この手法を用いることにより、
第2の空室内に飲料が効果的に充填されるようにし、好
適な第2の上部空間を形成することが可能となる。
第1及び第2の空室が互いに連通ずるための孔は、第2
の空室の側壁に設けられた単一の孔からなるものであ2
て良く、その寸法は、飲料に混入されている粒子により
閉塞することのないような充分な大きざである必要があ
り、また容器を開封した時に泡の層の形成を促進し得る
ように第2の空室から第1の空室に向けてガス及びまた
は飲料が好適に噴出するように充分小さい必要がある。
この孔はスリット、星型なと任意の形状を有するもので
あって良いが、一般には円形のものを用いると良い。実
験によれば、醗酵飲料のためには0゜02cm〜0.2
5cmの範囲の直径を有するのが好ましく、待に約0.
06cm程度の直径を有するのが最も好ましい。また容
器が運搬、貯蔵或いは使用される際の一般的な直立姿勢
にある時に孔が第2の空室の側壁または底壁に設けられ
ているのが好ましく、特に第1の空室の底部から僅かに
離反した位置に設けられるのが好ましい。また、特に醗
酵飲料については、密封状態にある容器を前記した直立
位置に置いた時に孔が第2の空室内の飲料の液面よりも
下側に位置することにより、容器を開封した時に第2の
上部空間内のガスの圧力により先ず第2の空室内の飲料
が第1の空室内の飲料に向けて噴出されて泡の層の形成
を促進するのが好ましい。
このように、飲料を孔から噴出させることにより、ガス
のみを噴出させる場合よりも、過飽和状態にある液体に
於て泡の層を効率的に形成することができると考えられ
る。これは、小さな孔から飲料を噴出させることにより
、第1の空室内の飲料にとって活性領域として機能する
ような極めて微細な泡を発生させ、これらの泡が「蒸気
の航跡」を形成して、これにより泡の層が形成されるか
らである。第2の空室から第1の空室に向けて飲料が噴
出される際にこのような微細な泡が比較的高速で移動す
ることから、これらは第1の空室内の飲料に対して剪断
力を及ぼすばかりでなく、これらの泡の影響を、第2の
空室の近傍から遠い領域に向けて分散させる効果がある
本発明の別の利点は、容器内に飲料を充填する前は両空
室が大気圧下にあって良く、空気が充填されていても良
い点にある。しかしながら、特に醗M飲料などの飲料に
あっては、酸素などの空気成分と接触したまま長期保存
を行なうのは適当でなく、酸素が飲料の特性に悪影響を
及ぼすことが知られている。この問題を回避するために
、飲料と長期間に亘って接触しても飲料の特性に対して
悪影響を与えない窒素、非活性ガス、二酸化炭素などの
「非汚染性」ガスにより予め第2の空室を満しておくと
良い。第2の空室は、大気圧または空気の侵入を防止す
るためにやや高い圧力の非汚染性ガスにより充填されて
いることにより、容器に飲料を充填するに伴い、非汚染
性ガスが第2の空室内の加圧上部空間の一部を形成する
こととなる。
前記したように第2の空室は一般的な缶、瓶またはカー
トン内に挿入される別体の中空部材からなるものであっ
て良く、このような別体の中空部材を用いて第2の空室
を郭成することにより、この中空部材を缶、瓶またはカ
ートン内に配置する前に第2の空室を非汚染性のガスを
充填してあくことができる。そのための簡便な手法とし
ては、食品と共に用いることのできるプラスチック材わ
1を、非汚染性のガスを用いてブロー成形により形成し
、その内部に非汚染性のガスが保持されるようにして形
成された中空部材をシールするものである。この中空部
材を缶、瓶またはカートンに挿入する直前に例えばレー
ザー加工により中空部材の側壁に孔を穿設することがで
きる。また容器を密封する直前に、第1の上部空間から
空気を除去するのが好ましく、これは該容器とは別のソ
ースから得られた、容器内の飲料に形成された泡の層と
同様の特性を有する泡を上部空間内に充満させたり、上
部空間が窒素などの非活性ガスにより満されるように第
1の空室内に非活性ガスを充填したり、上部空間内に液
体窒素を注入して上部空間内の空気が、蒸発する窒素ガ
スにより排除されるようにしたり、その他の空気を除去
する手法を用いることにより達成できる。
上記したように、第2の空室内に飲料を充填するだめに
加熱及び冷却過程を行なうことは不可欠なことではなく
、室温に於ても第1の空室内の飲料を第2の空室に導入
することができざ。しかも、第2の空室の上部空間より
も高い圧力を第1の空室の上部空間に加えることにより
飲料を第2の空室内に充填し、第1の空室が密封された
後に容器全体の圧力平衡を得るような手法を取るこも可
能である。そのJ:うな補助的な圧力を加える効率的な
手法の1つが、前記したような液体窒素を注入する手法
であって、これによれば、第1の空室が密封される直前
に第1の空室の上部空間内に液体窒素が注入されること
から、容器を密封した後に、液体窒素が蒸発することに
より解放された窒素ガスが第1の上部空間内に発生し、
容器の内容物が平衡状態に達するようになるまで、第1
の空室内の飲料が孔を介して第2の空室内に導入される
第2の空室を容器と一体をなす部分として構成すること
も可能であるが、上記したような理由によりまた製造上
の都合により、第2の空電を、缶、瓶またはカートンな
どの一般的な容器内に簡単に挿入し得るような別体の部
材からなるものとするのが望ましい。缶、カートンなど
を用いた場合、中空部材はエンドユーザーに見られるこ
とがなく、飲料用の瓶の多くは着色ガラスまたはプラス
チックからなるものであるため、このような中空部材が
パッケージの美観を損ねる心配がない。別体の中空部材
は、容器を開封した時に孔が第1の空室内の飲料の液面
によりも下側に位置する限り第1の空室内の飲料中に浮
遊していても良い。例えば、孔の位置を好適に保持する
ために中空部材に適宜な重錘を装着しておくこともでき
る。しかしなから、中空部材を容器内に固定しておくの
が好ましく、例えば接着剤や、外側容器の側壁に係合す
るように変形可能であったり、外側容器の内部突起に係
合可能であるような突出部を有する機械的手段などを用
いることにより例えば外側容器の底部に固定しておくこ
とができる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
以下に説明する実施例は、少なくとも1.5%容積比通
常1.5%〜3.5%容積比の窒素と、一般的なnlの
炭酸ガスを含む瓶詰めまたは缶詰のスタウトに見られる
二酸化炭素の量よりもかなり低い0.8〜1.8容積比
(1,46〜3.299/1)の炭酸ガスとを含む缶に
密封されたスタウトを(1(備する過程に関するもので
ある。容積比の定義は、英国特許第1,588,624
号明細書に於て与えられているように、760#HC1
の圧力及び15.6°Cの温度に於ける液状の飲料中の
溶解ガスの容積比として与えられる。
スタウトは一般にはアルミニウム合金からなる円筒形の
缶にパッケージされ、本実施例の場合500威の容量を
有し、後記するように適宜改造された従来形式の充填及
び缶詰ラインを用いて製造される。缶1のための円筒形
のシェルは、密封された底部2と、開放された上部3と
を有し、第1図に示されているように、その上部が、積
重ねられた複数の中空のボンドとしての中空体4の下に
位置するように直立状態にて搬送される。中空部材4は
、ポリプロピレンなど食器として用いることのできる合
成樹脂をモールド成形してなるもので、例えば5rrm
rの厚さを有する中空な円筒形の本体5と、その外周に
成る間隔を置いて半径方向外向きに突設された可撓性を
有する舌片6とを有する。
本体5内に予め大気圧または大気圧よりもやや高い圧力
の窒素ガスが密封された状態にて、中空部材4が積重ね
られている。本体5内に窒素ガスを充填するには、本体
5を窒素ガスを用いてブロー成形することにより達成で
きる。本体5の容積は約15戒である。第1図に示され
たステーションに於て、積重ねられた中空部材4の最も
下側のものが、図示されない適宜な手段により、図示さ
れているように開放された化1内に挿入される。
しかしながら、中空部材4が化1内に挿入される直前に
、本体5の円筒形の側壁に小孔7が穿設される。本実施
例の場合、小孔7は約0.61mの直径を有し、例えば
レーザー装置7aにより得られたレーザービームにより
穿設することができる。
しかしながら、打抜き、ドリル加工など他の手段により
小孔7を形成することもできる。小孔7は、本体5の円
筒形をなす空室の底部近傍に設けられている。中空部材
4が大気圧または大気圧よりもやや高い圧力の窒素ガス
を有するため、小孔7を穿設し、缶1の中にスタウトを
充填する間に小孔7から本体5内に空気が侵入すること
がなく、従って中空部材4内に混入した酸素によりスタ
ウトが劣化づ゛る心配がない。
中空部材4は化1内の底部2に向けて圧入される。缶1
は一般に符号2aにより示されるようにドーム状の底部
2を有し、その内面が凸形をなしているため、中空部材
4が底部2の内面に衝当すると、小孔7と缶1の底面と
の間に空隙が確保される。第1図に示されているように
、中空部材4の本体5の直径は、缶1の内径よりも小さ
く、舌片6の外径が缶1の内径より大きいため、中空部
材4を缶の内部に向けて圧入すると、舌片6が缶の内周
面に当接し、図示されるように上向きに撓み缶の内周壁
に係合し、中空部材4が缶1の底部に固定される。
このように缶1の内部に中空部材4を圧入した後に、缶
1を第2図に示されているステーションに搬送し、ノズ
ル9から約440dのスタウト8を缶1の内部に充填す
る。スタウト8は1.5容積比(2,74g/j2>の
二酸化炭素と約2%容積比の窒素ガスとからなる混合ガ
スにより過飽和の状態にある。缶1へのスタウトの充填
は、従来通り行なうことができ、即ち缶1は約0℃の加
圧環境下に置かれる。缶1に所定量のスタウト8を充填
した後、スタ「クトの液面の上側の空気を例えばノズル
10から液体窒素を缶1の内部に注入することにより行
ない、上部空間内の酸素によりスタウトが劣化するのを
防止することができる。
化1内にスタウト8を充填し上部空間の空気を除去した
後、缶1は第3図に示されたステーションに搬送され、
大気圧下に於て密封され、従来通りの要領にて、蓋11
が缶1の円筒形の周壁に封着される。N11には強度を
低めることにより引きちぎり得るようにされた領域13
が形成され、この領域にブルリング12が固着され、こ
のブルリング12を引張ることにより缶1を開封し得る
ようにする。
この蜜月過程の後、密封されたスタウト8は約60’C
の温度に約15〜20分間加温し、次いで室温にて冷却
することにより殺菌される。この殺菌過程の間、中空部
材4a内の窒素ガスが先ず膨張し、その一部が小孔7か
ら缶1の内室内のスタウト8に向けて噴出する。この殺
菌過程の一部としてパッケージ容器を冷却する際に、中
空部材4内の窒素ガスが収縮し、その内部を減圧状態に
することから、スタウト8が小孔7から中空部材4の内
部に引き込まれるため、パッケージ容器が室温環境下に
置かれた時、小孔7が中空部材5内のスタウト8aの液
面よりも下側に位置することとなる。
殺菌過程の後、缶1の内容物は安定化され、化1内のス
タウト8の液面上に形成された上部空間1aの圧力と、
中空部材4により郭成された第2の空室内のスタウ1〜
8aの液面上に形成された上部空間4aの圧力とが互い
に平衡する。例えば8°Cであって良い一般的な貯R温
度に置かれた缶1に於ては、主にスタウト8から解放さ
れる二酸化炭素及び窒素による圧力は、筒上部空間1a
、4aに於て同一であって、約1.72バール(251
b/1n2)の大気圧よりもやや高い圧力となっている
第4図に示された状態にあるパッケージ容器は貯蔵或い
は小売に適する状態にある。この缶1を取り扱うに際し
て、容器を傾(プる場合があるが、缶の内部が平衡状態
にあるため中空部材4の内容物に対して格別影響を与え
ることはない。
スタウトが消費される際には、ブルリング]2を領域1
3と共に引きらきることにより缶1を同月する。若11
を開くと、符号14により示されるように上部空間1a
が急速に大気圧まで減圧する。その結果、中空部材4内
の第2の空室内の上部空間4aの圧力が上部空間1aの
圧力よりも高くなり、中空部材4内のスタウト8aか孔
7/8:経て缶1の第1の空室内にあるスタウトB内に
向けて噴出することとなる。小孔7は、その内部の過飽
和状態にあるスタウト8aがその外部のスタウト8に向
けて噴出することから、活性領域として機能することと
なり、スタウトの剪断変形により極めて微細な泡が発生
し、これらの泡がスタウト8に於ける泡の発生のための
活性領域として機能することとなる。これらの微細な泡
は、前記したような好ましい特性を有する泡の層8bを
上部空間1a内に形成するような比較的大ぎな泡の核と
なる。
上部空間1aは一般の500d缶に見られるよりも大ぎ
な容積を占めることとなるが、これは例えば領′@13
をちぎりスタウト8を缶1から直接飲もうとする場合に
、上部空間1a内にて泡の層8bが十分に形成し得るよ
うにするためである。
しかしながら、一般にスタウト8は飲用に供される前に
コツプなどの上部が開放された容器中に注ぎ込まれるが
、この注ぎ込む動作によりコツプなどの液面上に形成さ
れる泡の層の特性が害されてはならない。
上記した実施例に於て、所定の容積の二酸化炭素と窒素
ガスとが溶解したスタウト8がノズル9から充填される
が、所定量の二酸化炭素のみが溶解したスタウトを、ノ
ズル9から缶1に充填し、必要量の2%容積比の窒素ガ
スを、缶の上部空間に液体窒素を注入することにより得
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、パッケージ容器としての缶のパッケ
ージ過程を経時的に示す模式図でおる。 第5図は飲料を飲用に供する前に容器を開き、その液面
に泡の層が形成される様子を示す模式図でおる。 1・・・缶       1a・・−上部空間2・・・
底部      2a・・・底壁3・・・上部    
  4・・・中空部材4a・・・上部空間   5・・
・水体6・・・舌片      7・・・小孔7a・・
・レーザー装置 8.8a・・・スタウト9.10・・
・ノズル  11・・・蓋12・・・ブルリング  1
3・・・領域14・・・符号 特許出願人  アーナー・キネス・サン・アンドカンパ
ニー・(ダブリン)・ リミテッド

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)再密封不可能なように密封された飲料のためのパ
    ッケージ容器であって、 溶解状態にあるガスを含む飲料を貯容し、大気圧よりも
    高い圧力下にあるガスを有する第1の上部空間を郭成す
    る第1の空室と、 前記第1の空室よりも小さな容積を有しかつ小さな孔を
    介して前記第1の空室内の飲料に連通する第2の空室と
    を有し、 前記第2の空室が前記第1の空室から導入された前記飲
    料の一部を貯容しかつ大気圧よりも高い圧力下にあるガ
    スを有する第2の上部空間を形成することにより、前記
    両室の圧力が概ね平衡状態にあり、 該パッケージ容器が、前記第1の上部空間を大気圧に解
    放するように開封可能であって、該容器が開封された時
    、第1の上部空間の圧力が減少することにより発生した
    圧力差により、第2の空室内の飲料及びまたはガスが前
    記孔を介して前記第1の空室に向けて排出されるように
    前記第2の空室の位置が定められており、それにより、
    飲料中のガスが該飲料の表面に泡の層を形成し或いは形
    成するのを促進するようにしてなることを特徴とするパ
    ッケージ容器。
  2. (2)該容器が通常の直立状態にて上部が開封可能にさ
    れており、前記孔が前記第2の空室を郭成する直立周壁
    または底壁に設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のパッケージ容器。
  3. (3)前記第1及び第2の空室内の圧力が概ね平衡状態
    にあるときに、前記孔が前記第2の空室内の容器の飲料
    の液面よりも下側に位置していることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項もしくは第2項に記載のパッケージ容
    器。
  4. (4)前記第2の空室が、前記容器内に挿入された中空
    の部材からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第3項のいずれかに記載のパッケージ容器。
  5. (5)前記中空部材が、前記第1の空室内にて、前記孔
    が前記第1の空室の飲料の液面よりも下側に位置するよ
    うに保持されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載のパッケージ容器。
  6. (6)前記中空部材が重力により保持されていることに
    より前記孔が前記第1の空室の飲料の液面よりも下側に
    位置していることを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載のパッケージ容器。
  7. (7)前記中空部材が前記容器内の所定の位置に固定さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載
    のパッケージ容器。
  8. (8)前記容器が直立状態にあって、その上側の部分が
    開封可能にされており、前記中空部材が前記容器の底部
    近傍に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項に記載のパッケージ容器。
  9. (9)前記中空部材が、該容器内にて固定されるための
    手段を備える中空のシェルからなることを特徴とする特
    許請求の範囲第7項もしくは第8項に記載のパッケージ
    容器。
  10. (10)前記固定手段が、前記中空部材を前記容器の側
    壁に対して係合するための可撓性を有する舌片を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のパッケ
    ージ容器。
  11. (11)前記中空部材が、中空のモールド成形体からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項乃至第10項
    のいずれかに記載のパッケージ容器。
  12. (12)前記容器が側壁を有し、前記モールド成形体が
    、前記容器の側壁に係合するべく半径方向外向きに突出
    する舌片を備える略円筒体からなることを特徴とする特
    許請求の範囲第11項に記載のパッケージ容器。
  13. (13)前記容器が、前記中空部材を受容する基部を有
    し、前記孔が、前記基部に対して隔置された前記中空部
    材の直立側壁に設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第4項乃至第12項のいずれかに記載のパッケ
    ージ容器。
  14. (14)前記飲料が、二酸化炭素及び窒素を含む非活性
    ガスの少なくともいずれかを溶解状態にて含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第13項のいずれか
    に記載にパッケージ容器。
  15. (15)前記ガスが飽和状態にて前記飲料に溶解してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載のパ
    ッケージ容器。
  16. (16)前記容器が、缶、瓶またはカートンからなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第15項に記
    載のパッケージ容器。
  17. (17)前記孔が、0.02cm〜0.25cmの範囲
    の直径を有する円形開口からなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第16項のいずれかに記載のパッ
    ケージ容器。
  18. (18)前記飲料が、0.8〜1.8の容積比(1.4
    6〜3.29g/l)の二酸化炭素と15%〜3.5%
    容積比の窒素を含む醗酵飲料からなることを特徴からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第17項
    に記載のパッケージ容器。
  19. (19)溶解状態のガスを含む飲料をパッケージするた
    めの方法であって、 第1の空室と、前記第1の空室よりも小さな容積を有し
    かつ前記第1の空室に連通する小孔を有する第2の空室
    とを備える容器を用意する過程と、飲料中のガスを溶解
    状態のまま、しかも第1の空室に第1の上部空間を形成
    するように前記第1の空室に飲料を充填しかつ密封する
    過程とを有し、前記小孔を介して前記第1の空室の飲料
    を前記第2の空室に向けて導入し前記第2の空室内に第
    2の上部空間を形成し、前記第1及び第2の空室内の圧
    力を平衡状態にしかつ前記両室のガスの圧力を大気圧よ
    りも高く保つことにより、前記第1の上部空間を大気圧
    に解放した時に、前記第1の上部空間の圧力の減少に伴
    い発生する圧力差により、前記第2の空室内の飲料及び
    またはガスが前記小孔を介して前記第1の空室の飲料内
    に排出されるようにし、飲料中のガスが該飲料の表面に
    泡の層を形成し或いは形成するのを促進するようにして
    なることを特徴とするパッケージ方法。
  20. (20)前記密封容器を加熱及び冷却することにより、
    前記第2の空室内のガスが膨張し前記小孔を介して前記
    第1の空室に向けて排出されるようにし、次いで前記ガ
    スを収縮させ、前記第2の空室内の圧力を前記第1の空
    室内の圧力よりも低くすることにより前記第1の空室の
    飲料を前記小孔を介して前記第2の空室内に導入するよ
    うにする過程を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第19項に記載のパッケージ方法。
  21. (21)前記加熱及び冷却過程が前記飲料の殺菌過程を
    なすことを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の
    パッケージ方法。
  22. (22)前記容器が通常の直立状態にあって、その上部
    が開封可能にされており、前記孔が前記第2の空室を郭
    成する直立周壁または底壁に設けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第19項乃至第21項のいずれか
    に記載のパッケージ方法。
  23. (23)前記小孔が前記第2の空室の飲料の液面よりも
    下側に位置するように、前記飲料を前記第2の空室に充
    填することを特徴とする特許請求の範囲第19項乃至第
    22項のいずれかに記載のパッケージ方法。
  24. (24)前記第2の空室が、前記容器内に挿入された中
    空の部材により郭成されることを特徴とする特許請求の
    範囲第19項乃至第23項のいずれかに記載のパッケー
    ジ方法。
  25. (25)前記中空部材が前記容器内にて浮動支持され、
    かつ前記小孔が前記第2の空室の飲料の液面よりも下側
    に位置するように、前記中空部材の重量が定められてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第19項乃至第24
    項のいずれかに記載のパッケージ方法。
  26. (26)前記中空部材が前記容器内にて固定支持されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第19項乃至第2
    4項のいずれかに記載のパッケージ方法。
  27. (27)小孔を有する中空の部材を形成し、該中空部材
    を前記容器内に挿入する過程を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第24項乃至第26項のいずれかに記載
    のパッケージ方法。
  28. (28)前記中空部材がブロー成形により形成されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第24項乃至第27項の
    いずれかに記載のパッケージ方法。
  29. (29)前記中空部材が、その内部の前記第2の空室内
    に前記飲料に溶解されるべきガスが密封されるように前
    記ガスによりブロー成形してなり、前記中空部材を前記
    第1の空室内に挿入する直前に前記中空部材の壁面に前
    記小孔を形成することを特徴とする特許請求の範囲第2
    8項に記載のパッケージ方法。
  30. (30)大気圧または大気圧よりもやや高い圧力をもっ
    て前記第2の空室に前記ガスを密封することを特徴とす
    る特許請求の範囲第29項に記載のパッケージ方法。
  31. (31)前記中空部材にレーザー加工、ドリル加工また
    は打抜き加工により前記小孔を形成することを特徴とす
    る特許請求の範囲第24項乃至第30項のいずれかに記
    載のパッケージ方法。
  32. (32)前記容器を密封する前に、その直立状態に於け
    る上部から飲料を前記第1の空室に充填し、かつ前記上
    部から前記中空部材を挿入して前記第2の空室を形成す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第24項乃至第31
    項のいずれかに記載のパッケージ方法。
  33. (33)前記中空部材を前記容器内に圧入するようにし
    て、前記中空部材が前記容器内にて固定されるようにす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第32項に記載のパ
    ッケージ方法。
  34. (34)前記第1の空室を密封する前に、前記第1の上
    部空間から空気を除去することを特徴とする特許請求の
    範囲第19項乃至第33項のいずれかに記載のパッケー
    ジ方法。
  35. (35)前記第1の空室が密封される際に前記第1の空
    室の上部空間に補助圧力を加え、前記容器内の圧力を平
    衡状態にさせることを特徴とする特許請求の範囲第19
    項乃至第34項に記載のパッケージ方法。
  36. (36)前記第1の空室が密封される前に液体窒素を前
    記第1の空室の前記第1の上部空間に注入して、前記補
    助圧力を加えるようにしてなることを特徴とする特許請
    求の範囲第35項に記載のパッケージ方法。
  37. (37)前記飲料が、二酸化炭素及び、窒素を含む非活
    性ガスの少なくともいずれかを溶解状態にて含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第19項乃至第36項のいず
    れかに記載にパッケージ方法。
  38. (38)前記飲料が、0.8〜1.8の容積比(1.4
    6〜3.29g/l)の二酸化炭素と1.5%〜3.5
    %容積比の窒素を含む醗酵飲料からなることを特徴から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第19項乃至第3
    7項のいずれかに記載のパッケージ方法。
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